月曜ゴールデン

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月曜ゴールデン』(げつようゴールデン)は、TBS系列2006年4月3日から『月曜ミステリー劇場』に変わり毎週月曜日の21:00 - 22:54(以下JST)に放送されている2時間ドラマ枠である。

放送開始当初から2011年までは、2時間ドラマに加えて年数回映画(邦画が多い)[1]や格闘技を中心としたスポーツ中継、ドキュメンタリーなども放送してきた単発特別番組枠でもあった。

サスペンスドラマが中心に編成されているが、人物ものや実録ものといった単発の作品を放送する場合もある。

放映作品

シリーズ作品

『月曜ミステリー劇場』以前から継続のシリーズ
『月曜ゴールデン』から開始のシリーズ

単独作品

ほか

ドラマ以外の月曜ゴールデン単独作品

月曜ゴールデン冠なし作品

通常は月曜ゴールデンの放送枠でありながら、単に特別ドラマとして放送された作品に以下のものがある。

宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー

2012年5月にTBSスペシャルドラマとして、月曜ゴールデン枠の歴史上初の、一人の作家の原作4作品を4週連続でドラマ化放送する企画。この年デビュー25周年の人気作家宮部みゆきの、幅広いジャンルの作品からミステリー4作品が選ばれた。

月曜21時~23時枠の変遷

現タイトルになるまで

現タイトルになってから

  • 前述のとおり2007年以降に入った当初、関東地区、関西地区ともに平均視聴率が常時12%前後をキープしており内容によってはまれに15%以上の数字を出すことも珍しくない(ちなみに現時点での映画としての最高視聴率は2009年9月21日放送の「おくりびと」の21.7%ビデオリサーチ・関東地区。現タイトルになってからスポーツ特番等の番組を除き、初の20%越えとなった】。また現時点でのドラマとしての最高視聴率は2007年2月12日放送の『月曜ゴールデンSP・和田アキ子殺人事件』の18.5%【ビデオリサーチ・関東地区。】)。
  • かつては番組を休止する週も多かったことも特徴だった。当初は『月曜ゴールデン』の枠内にもかかわらず、格闘技などのスポーツ番組の中継が入ることがあったが、前述のとおり視聴率が安定してきたこと、『月曜ゴールデン』以外の時間帯での格闘技などの放送も多くなってきたことから、このような傾向は少なくなってきたものの、ごくまれに同枠に含まれない単発のドキュメンタリー番組やバラエティー番組が入ることがある。このようなことがあることから、現在も以前の『水曜プレミア』やフジテレビの『土曜プレミアム』にほぼ近いスタイルで放送することもあった。しかし2011年よりごく一部の作品[2]を除きミステリーホラーサスペンス系のドラマ以外は原則放送をしない方針に転換された。さらに2012年4月より水曜プレミアシネマが始まったのを契にこの枠での映画放送が名実共に消滅した。
  • TBSの準キー局である毎日放送(MBS)制作のドラマ作品も年2〜3回本枠で放送される。TBSの制作枠であるため、MBSとTBSが共同制作の形をとっており、番組配信・スポンサーセールスもTBSが担当する。
  • ミステリーホラーサスペンス系のドラマでは再放送も行われており、地上波系列各局のほか、BS-TBS、CS放送のTBSチャンネルでも放送される。なお、再放送の場合でも『月曜ゴールデン』のタイトルのままで放送される。本番組の再放送でも地上波(一部地域を除く)・BS・CSを問わず字幕放送を行なっている。
  • 初回放送では、『春の特別ロードショー「釣りバカ日誌12・史上最大の有給休暇」』が放送された。
  • 2008年4月28日放送の「世直し公務員 ザ・公証人7」では番組開始以来、初めて副音声解説放送を実施(地上デジタル放送のみ。但し、ワンセグでは実施されない。)。副音声解説のテロップはTBSから「HVハイビジョン制作・字幕放送」と同様、ネット送出で出している(アナログでは一部地域で実施されていない北海道でもデジタル放送で受信可能であるため)。
  • 2008年6月9日に放送予定の「森村誠一サスペンス7『時』」が、前日(8日)正午過ぎに発生した秋葉原通り魔事件の影響で放送が9月15日に延期となり、急遽映画『NANA』に差し替えとなった。その余波で23:14までの拡大放送となった。これが2008年度の最初の映画作品になった。
  • 2008年9月1日放送の映画『嫌われ松子の一生』は、放送中に福田康夫内閣総理大臣(当時)の辞任会見(ニュース特報)が入り、休止になった。その後、2009年3月23日以降、順次放送された。
  • 2008年12月8日・15日放送分は2週に渡り、同年11月7日に亡くなった筑紫哲也の追悼特集として「筑紫哲也さん×昭和史特別アンコール」が放送された。
  • 2008年12月22日放送分は三億円事件を題材にした映画『昭和事件史スペシャル 「初恋」』が、翌週の29日は映画『恋空』がそれぞれ放送された。
  • 2009年3月2日放送分は2009年度としては最初となる映画『チーム・バチスタの栄光』が放送された。
  • 2009年3月16日放送分は、放送当日になって急遽ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表戦の特番を放送する事になり、放送予定だった『十津川警部シリーズ 飛騨高山に消えた女』が休止、翌週の3月23日も放送当日に日本代表がワールド・ベースボール・クラシック決勝進出を決めたため緊急特番を放送することになり、当初放送予定だった『税務調査官窓際太郎の事件簿14』は休止となったが、これらは「3周年記念アンコール企画」と名付けられた再放送で、ワールド・ベースボール・クラシックの第2ラウンド以降の日程が不確定であったため、試合当日夜の特番枠を確保するため、あらかじめ休止を前提として再放送を設定した思われる。[3]
    • その後、3月30日・4月6日も休止し、4月13日に4週間ぶり放送を再開。この日は「寝台特急殺人事件」が放送され、16.0%の高視聴率を記録した。
      • なお2009年3月30日~のTBS系の番組改編により夕方5:50~夜7:50放送の「総力報道!THE NEWS」スタートで手前の月曜夜8時枠の『パナソニック ドラマシアター(旧・ナショナル劇場)』が2時間に拡大された場合[4]、編成上の都合で当番組は夜10時~11時19分の79分短縮版として放送され、以降の番組は通常の月曜日より25分ずつ遅れて順次放送される。その場合の月曜ゴールデンはドラマではなく同枠に全く含まれない単発のバラエティー番組[5]、または単発のドキュメンタリー番組などが放送される。
  • 2009年8月10日放送分は終戦64年企画としてドラマパートを交えたドキュメンタリー『シリーズ激動の昭和 最後の赤紙配達人 ~悲劇の"召集令状" 64年目の真実~』が放送された。
  • 2009年9月21日放送分は映画『おくりびと』が放送された(視聴率は上記を参照)。
  • 2009年9月28日放送分『十津川警部シリーズ42 九州ひなの国殺人ルート』、2009年10月5日放送分『浅見光彦シリーズ28 高千穂伝説殺人ルート』は、20:00-22:54(JST)の時間で、3時間スペシャルとして放送した。
  • 2010年11月29日放送予定の『特別企画 大韓航空機爆破23年目の真実』が、11月23日に発生した北朝鮮による韓国砲撃とその後の緊迫した朝鮮半島情勢に配慮して、『女タクシードライバーの事件日誌5』に変更された。この特別企画は12月13日に放送された[6][7]
    • 本番組開始冒頭にもTBSのマスター送出のテロップから「字幕」のテロップに続き、内容変更のおことわりと『「TBS 月曜ゴールデン」で検索』という旨のテロップが表示された。

ネット局と放送時間

放送対象地域 放送局 系列 放送日時
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) TBS系列 月曜 21時00分 - 22時54分
北海道 北海道放送 (HBC)
青森県 青森テレビ (ATV)
岩手県 IBC岩手放送 (IBC)
宮城県 東北放送 (TBC)
山形県 テレビユー山形 (TUY)
福島県 テレビユー福島 (TUF)
山梨県 テレビ山梨 (UTY)
新潟県 新潟放送 (BSN)
長野県 信越放送 (SBC)
静岡県 静岡放送 (SBS)
富山県 チューリップテレビ (TUT)
石川県 北陸放送 (MRO)
中京広域圏 中部日本放送 (CBC)
近畿広域圏 毎日放送 (MBS)
鳥取県島根県 山陰放送 (BSS)
岡山県・香川県 山陽放送 (RSK)
広島県 中国放送 (RCC)
山口県 テレビ山口 (tys)
愛媛県 あいテレビ (ITV)
高知県 テレビ高知 (KUTV)
福岡県 RKB毎日放送 (RKB)
長崎県 長崎放送 (NBC)
熊本県 熊本放送 (RKK)
大分県 大分放送 (OBS)
宮崎県 宮崎放送 (MRT)
鹿児島県 南日本放送 (MBC)
沖縄県 琉球放送 (RBC)

脚注

  1. ^ 映画はこの枠で放映されるよりも、特番で放映されることが多かった。現在は映画枠の水曜プレミアシネマで映画を放送するため、この枠での映画放送が名実共に消滅した。
  2. ^ その一例として2011年12月12日放送のヒューマンドラマ『看取りの医者・バイク母さんの往診日誌』がこれに該当する。
  3. ^ 同様に第2ラウンド2位通過の場合の準決勝日であった3月22日も午後9時からは通常の番組ではなく映画「釣りバカ日誌」の放送を(ただし、これは日曜9時枠の『本日も晴れ。異状なし』が視聴率低迷で予定より1週早く終了した事による穴埋めでもあった)、決勝の3月24日は『キミハ・ブレイク』ではなく「これが世界のスーパードクター」という放送日振り替えが容易な映画・ドキュメンタリー番組を編成し、あらかじめ放送休止を可能な状態にしている。
  4. ^ ただし『水戸黄門シリーズ』に限る。
  5. ^ ちなみに2009年7月27日には『まさかのBパターン研究所』が放送されている。
  6. ^ ラインアップ変更のお知らせ
  7. ^ TBSが金賢姫元工作員の番組延期 - 芸能ニュース nikkansporsts.com(2010年11月25日速報)

関連項目

外部リンク

TBS系列 月曜21・22時台
前番組 番組名 次番組
月曜ゴールデン
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