アウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人、Australopithecus sediba)は、哺乳類霊長目(サル目)ヒト科の絶滅した種であり、化石人類の一種である。 2008年に南アフリカ共和国のマラバ地方の洞窟で発見された10代前半の少年と30歳前後の女性だった。骨格の分析から、樹上生活していたが直立歩行と道具の使用が可能であったという。 約180万年前と見られているが、今後の研究で数十万年さかのぼることもあり得るという。発見者はホモ・ハビリスか、ホモ・エレクトスの直接の祖先にあたる可能性があるとする。