ガチョウと黄金の卵
イソップ寓話
ガチョウと黄金の卵(がちょうとおうごんのたまご)は、寓話。イソップ物語のひとつ。 「ガチョウと金の卵」又は単に「金の卵」ともいう。 英語では、the goose and the golden egg, the goose that laid the golden eggs と表記される。 イソップ(紀元前619年ごろ~紀元前564年ごろ)というギリシャの寓話作家によって作られたとされている。
あらすじ
ある農夫が飼っているガチョウが毎日一日一個の黄金の卵を産み、 農夫は金持ちになる。 しかし、一日一個の卵が待ち切れず、 腹の中の卵を全部一気に手に入れようとガチョウの腹を開けてみる。 ところが腹の中は空っぽで、 そのうえ一日一個の卵を生み出してくれるガチョウさえも殺してしまう。
教訓
欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、 その効果を生み出す資源を失ってしまうことがある。 効果を生み出す資源をも考慮に入れる事により、 長期的に大きな効果を得ることができる。