なにわの海の時空館

大阪市住之江区にあった博物館

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なにわの海の時空館(なにわのうみのじくうかん)は、大阪市住之江区南港咲洲地区にある、大阪市立の博物館である。船舶海運海洋をテーマとする海事博物館である。2000年開館。総工費176億円、大阪市港湾局の施工。平成18年度より指定管理者制度に移行し、現在は大阪ガスビジネスクリエイト(株)が管理運営を受託している。

なにわの海の時空館
Osaka Maritime Museum
地図
施設情報
専門分野 海洋
管理運営 大阪ガスビジネスクリエイト(株)
開館 2000年
所在地 559-0034
大阪市住之江区南港北2丁目5番20号
位置 北緯34度38分24.17秒 東経135度24分16.46秒 / 北緯34.6400472度 東経135.4045722度 / 34.6400472; 135.4045722座標: 北緯34度38分24.17秒 東経135度24分16.46秒 / 北緯34.6400472度 東経135.4045722度 / 34.6400472; 135.4045722
プロジェクト:GLAM
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概要

大阪港南港エリア咲洲にあり、大阪湾に面した場所に位置する。大阪市市制100周年記念事業の一つとして建設。年間60万人の入場者を見越して作られたが、初年度の20万人が最高で08年度には入場者数が10万人を割り込んだ。09年度は10万人台に回復したものの、社会見学の小中学生等の無料入場者が6割以上を占めている。毎年の赤字は3億円以上。建築は世界的に著名な建築家ポール・アンドリューの作品で、ユニークな4208枚のガラスのを用いたドーム型の建物。英国構造技術者協会から2002年に特別賞を受賞。エントランス棟とドーム型の展示棟があり、両棟は海底トンネルで繋がっている。2010年、開館10周年を記念してリニューアルを実施した。「WORLD WINDOW水平線の彼方へ」「WORLD WINDOWキャプテンとなって」「柳原良平氏コレクション展示・アンクル船長ギャラリー」「バーチャル解説員」など。平成22年度の大阪市事業仕分けで「廃止」が妥当と判定された[1]。そして大阪市は平成25年2月8日、閉館日を3月10日に決めたと発表した。

開館情報

  • 入館料

  大人600円・小人(中学生以下)無料

  • 開館時間

  通 年 10:00~17:00   夏休み 10:00~19:00(いずれも入館は閉館30分前まで)

  • 休館日

  毎週月曜日(祝日の場合翌日)12/28~1/1・メインテナンス休館日3日/年   但し、3月最終月曜日と夏休み期間は無休

施設

 
エントランス棟
  • 海の映像館(「SHIP-6000」と「世界港まち紀行」)
  • 海の冒険館(シミュレーター・シアター)
  • 菱垣廻船「浪華丸」の実物(全長30m)
  • 江戸時代大坂展示
  • 古代から未来への航海術についての展示

所在地

  • 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目5番20号

周辺情報

交通

ギャラリー

外部リンク

脚注

  1. ^ 平成22年度事業仕分けにかかる市民アンケートの結果概要及び各事業の検討状況を公表