木村拓哉
木村 拓哉(きむら たくや、1972年11月13日 - )は、日本の歌手、俳優、タレントであり、男性アイドルグループSMAPのメンバーである。愛称は、キムタク、木村君、拓哉、拓哉くんなど。
きむら たくや 木村 拓哉 | |||||
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生年月日 | 1972年11月13日(52歳) | ||||
出生地 |
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身長 | 176cm | ||||
血液型 | O型 | ||||
職業 | 歌手・俳優・タレント | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||
活動期間 | 1987年 - | ||||
配偶者 | 工藤静香 | ||||
公式サイト | Johnny's net > SMAP | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『人生は上々だ』/『ロングバケーション』 『ビューティフルライフ』/『HERO』 『GOOD LUCK!!』/『華麗なる一族』 CHANGE/『MR.BRAIN』 月の恋人〜Moon Lovers〜/南極大陸 PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜 映画 『2046』/『武士の一分』 『HERO』/『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 | |||||
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備考 | |||||
SMAPのメンバー | |||||
来歴
1987年、SMAPの前身の男性アイドルグループであるスケートボーイズのメンバーに選ばれる。同時期、萩本欽一プロデュースのアイドルグループ茶々隊のメンバーオーディションをSMAPのメンバー全員が受け、草彅剛と共に合格したが、萩本から「おいなりくん」と命名されたことが理由でレッスンに行かなくなった[1]。1988年4月、スケートボーイズの12人のメンバーの中から中居正広、稲垣吾郎、森且行、草彅剛、香取慎吾らと共にSMAPを結成。1991年9月9日、SMAPのメンバーとして『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー。
1994年、映画『シュート!』の演技により石原裕次郎新人賞とエランドール賞新人賞を受賞、テレビドラマ『若者のすべて』の演技でもギャラクシー賞奨励賞を受賞した。また、ベストジーニストに選ばれ、雑誌『anan』の好きな男ランキングでも1位を獲得。
1996年、連続ドラマ初主演となった『ロングバケーション』で平均視聴率29.6%、最高視聴率36.7%を記録すると、1997年の『ラブジェネレーション』、2000年の『ビューティフルライフ』、2001年の『HERO』、2003年の『GOOD LUCK!!』がいずれも平均視聴率30%越えを記録。特に『ビューティフルライフ』は最高視聴率41.3%を記録、『HERO』は全話視聴率30%以上を記録した。また、『GOOD LUCK!!』を除く上記いずれの作品でもザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞、『ビューティフルライフ』の演技により放送文化基金賞男優演技賞を受賞した。
2004年、魔法使いのハウル役で出演したアニメーション映画『ハウルの動く城』が観客動員数1500万人、興行収入196億円、2004年と2005年の興行成績第1位を記録した。
2006年12月、主演映画『武士の一分』が興行収入40億円を超えるヒット作となり、自身も東京スポーツ映画大賞主演男優賞と日刊スポーツ映画大賞主演男優賞を受賞した。日本アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたがこれを辞退。
2007年、主演映画『HERO』が興行収入81.5億円を記録、2007年度の邦画部門1位となった。主演ドラマ『華麗なる一族』が関西地方で最高視聴率39.3%を記録、自身もソウル・ドラマ・アワーズ最優秀主演男優賞とドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞。2008年、主演ドラマ『CHANGE』で最高視聴率27.4%を記録。
人物
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 生まれは東京都だが、小学校入学直前まで大阪府箕面市に住み、小学校以降は千葉県千葉市で育つ。学生時代は剣道部に所属。
- 1976年、「およげ!たいやきくん」のブームでたい焼きの売り上げが伸びているという記事が同年2月13日の『サンケイ新聞』夕刊に掲載された際に、駄菓子屋の前でたい焼きを受け取る少年としてその写真が紙面に載った[2]。
- 小学生の頃の将来の夢は獣医だった。[3]
- 1988年、千葉県立犢橋高等学校入学。1989年、東京都立代々木高等学校定時制編入、1991年卒業。ジャニーズ事務所に入ったきっかけは叔母が勝手に木村の履歴書を送ったため。
- 初主演舞台・『盲導犬』では演出の蜷川幸雄からの厳しい演技指導が連日続き、頭髪の一部分だけがごっそり白髪になった。[4]
- 1994年より5年連続でベストジーニストに選出され、殿堂入りを果たした。1994年より15年連続で雑誌『an・an』の好きな男ランキングでも1位を獲得。
- 私生活では2000年11月23日、工藤静香との婚約会見を行い、12月5日に結婚。2001年5月1日、長女が誕生。美しい心に育つようにと願いを込めて『心美(ココミ)』と命名。2003年2月5日、次女が誕生。『光希(ミツキ)』と命名。
- 得意な物真似は『古畑任三郎』、田原俊彦、松田優作、平泉成[5]『SMAP×SMAP』で披露している。セロ(コント)、美輪明宏(ワッツ)、堤真一(GOOD LUCK!!で披露)、ジャック・スパロウ(コント)、財前専務(PRICELE$Sで披露、ワッツ)、小室哲哉(コント)、アムロ・レイ(ワッツ)、キム兄(おはスマ)、藤ヶ谷太輔(ワッツ)、ビートたけし、CDTV、ブラマヨ吉田、ABCZのマネージャー宮部(よんぱち)などなどもある。
- 主な趣味は、ギター、サーフィン、ダーツ、ビリヤード、釣り、カメラ、サッカー観戦、映画鑑賞、音楽鑑賞(ローリング・ストーンズ、ボン・ジョビ、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼス、KISS等のファン)など、多趣味で知られるている。ギターはSMAPの曲などで演奏される曲がある。過去にはスノーボードも趣味としていたが、数度の怪我により辞めた。アニメが好きで、特に『銀河鉄道999』などの松本零士作品に思い入れがあり、2002年5月27日放送の『SMAP×SMAP』では木村自身がハーロックに扮するコント「アルカディア2002」後編にて原作者の松本と共演もしている。その際、木村は当コント内で「小学校の頃の理想のタイプはメーテルだった」と答えている。また、『機動戦士ガンダム』にも思い入れがある。漫画『ONE PIECE』が愛読書で入浴中や移動中の時によく読んでいる。本を読むのも好き(本人談)。
- 長所は誰とでも話ができる。短所は気が短い(本人談)。
- 愛犬はラブラドール・レトリバーのボニータ。名前はマドンナの「ラ・イスラ・ボニータ」から付けられた。幼い頃に獣医師を夢見たほどの動物好きである。「君を忘れない」で共演した子犬を引き取り実家で育てたというエピソードもある。
- 「キムタク」という愛称について、本人は当初は女子高生の間でつけられた愛称として喜んでいたが、その後、面と向かって呼ばれるよりマスコミに取り沙汰される時に多用されることや、「キムタク」という素の自分ではない虚像が一人歩きしていると思うようになり、呼ばれることを嫌うようになる。FMVのCMでは、石田純一に「キムタ」と呼ばれ「略さないでよ」と嫌がるコント場面もある。中国でもキムタクと言う愛称は定着している(2006年11月10日の、木村拓哉のWhat's up SMAPにて判明)。近年はキムタクと呼ばれることも、人気のバロメータだ、定着しているのだと受け入れることができるようになったとコメントしている。
- SMAPのメンバーの中で唯一の妻子持ち。家族のことはあまり話さない。明石家さんまやサッカー元日本代表の中田英寿、水嶋ヒロらとはプライベートでも家族ぐるみでの交流がある。
- SMAPの冠番組(『SMAP×SMAP』など)以外、単独ではバラエティ番組に殆ど出演しないため、芸人やグラビアアイドルとの共演はほとんどないが、本人はお笑い好きである。現に『BISTRO SMAP』で「はねるのトびら」のメンバーがゲストの時に、はねるのトびらのDVDを持っていると発言していた。また、2008年、フジテレビジョン系列『27時間テレビ』において、『オレたちひょうきん族』で、かつてビートたけしが演じた「タケちゃんマン」をリスペクトしたキャラクターである「タクちゃんマン」(その直前までやっていたドラマ、『CHANGE』の内容から、「この間まで総理大臣をやっていた…」と名乗った)を演じた時、最初は恥ずかしがっていたが、徐々にノッてきて、また幼少の頃から夢中になっていた番組のネタの再現でもあったため、ノリノリでかつてたけし・さんまが演じたギャグをこなし、さんまのブラックデビルと「写真を撮ってほしい」とまで言っていた。
- 「僕も時には耳にしたくない言葉を聞いたり、感じたくなかった人の気持ちや状況に出合うこともあります。けど、止まるために現場にいるわけじゃないから。自分達が作ったものを受け取ってくれて、笑ったり、涙してくれる方達がいるからこそ成立する。受け止めてもらえないなら、誰も住むことのない家を建てるようなものだと思って。ファンのみんながいないと、僕は一人では何も出来ない。(ライブで泣いちゃいそうに?→)ヤバイ時ありますよ(笑)(ファンの方々の)あの表情見ると、もう、歌うのやめて写真撮りたくなる(笑)他にはないそんな光景を見て、自分の中に感謝の気持ちがふわっと湧く瞬間、確実に“幸せだな”って思います。“ありがとう”という言葉が自分の中に存在している時は、確実に幸せなんじゃないですかね。だから、感謝の気持ちの電源は入れっ放し。電池の必要もないしね(笑)」2012an・an
- 「写真週刊誌だなんだで取り上げてい・た・だ・い・た・こと。話題になったことが、てめえのことじゃなくて、てめえ側にいた人間のことだったのが、一番キツかった。自分のことだったら、転んでも「あーあ」って起きることができるけど、人を起こすのって、それよりずっと力がいるから。俺、自分は弱い人間だってことを、嫌っていうほど十分わかったから。いろんなこと書かれて、その上、誰かにうちの郵便物まで全部開けられて、ほんとに気分が滅入ったこともある。でもそんな時、強くなろうとすると、つらいし苦しいのが、すごくよくわかった。人は弱ってる時、強くなんかなれないよ」1995開放区P110
- 「きっと俺もお前(太輔)も、自分らが何かすることで、見てくれた人がフワッとイイ気持ちになったり、キラッと輝いてくれることが大好物なんだよな。だからこの仕事を続けていけるんだろうし、そういう人がいてくれるありがたさは忘れずにいないと」2013.1ポポロ
- 「求めてくれるみんながいて、やっていけてるんだなと、改めて思いました。時には変なこと、ないこと、嫌なこといっぱい言われて、好き勝手書かれて、頭抱えそうになることも沢山あったけど、こうして背中を押してくれる人がいるからやってこれた。これからもずっと背中押してて下さい。本当に本当にありがとう。あと、メリーメリークリスマス(目を潤ませながら)」2012年札幌ライブ
- さんま「俺達はなんでこんなこと言われなあかんのやろの繰り返しやから、一般の人達より(ファンに)生かされてる度合いは高いわな」木村「めちゃくちゃ高いですよね…うん」さんま「活字で殺されたりするから」木村「ふははは(笑)匿名のね!匿名の活字(笑)」2013さんタク
- 「でもなぁ…まぁつらい時って…確実にないことはないと思いますよ。うん、何してても、やりたいことをやってても、あ~これキツいなぁとか、つれぇなぁってことは、ま自分も…色々こう仕事をやらせていただいてきて、うん…ありましたねぇ…幾度となく…あったあった…(深呼吸)去年の…あの…札幌のライブの時に、最後に挨拶させてもらった時にもちょっと口にしちゃったんですけど、ホントにねぇ、あの―…わーキツいなぁつれぇなぁ逃げ出したいなーって思うことはあったんだけど、やっぱり…それは自分の気持ち…としてあるんだけど、こんなことを思ってる自分… あと色んな……ね好き勝手なことを書かれたりとか、まぁその言葉という、ね!表現で、色んなことをこう指摘…刺激…ふっ(笑)され~てきた時はあーあって思ってたんだけど、でもなんか…そんな自分でも、こんなに沢山のこう人達が自分のことを求めてくれているっていう現状は…特にライブとかやるとホントにぃ手に取るように分かったので、あ~れは非常に背中を押されたし…うん…助けられたなぁ…っていうのはありますねっ!うん…なんかホント周りに知らず知らずに助けてもらってるなぁっていう…のは、なんか節目節目で、やっぱり考えさせられますね。思い出すし、うん」2013/1/11ワッツ
ドラマ
- 現在まで、全ての単独主演連続ドラマで、20%以上の視聴率を叩き出している。
- 2009年までに主演したドラマは、1997年の『ギフト』を除き全て平均視聴率20%以上を記録した。
- 2000年以降は年に1本のペースで連続ドラマに出演している。ただし2006年は連続ドラマでの主演は無く、ゲスト出演とスペシャルドラマのみであった。
- ドラマでのファッションや髪型がよく話題になる。愛用のサングラスはティアドロップタイプで、100個以上所持している。
- 主演ドラマ『プライド』の撮影中に、エキストラの顔面にアイスパックを直撃させる事故を起こした(負傷者の診断は「口唇裂傷・歯冠破折」)。ただ、休憩中のファンサービスで起こった事故であるため、ドラマ自体は中断されることなく最後まで放送された。
- 明石家さんま曰く、木村と深津絵里は絶対にNGを出さず、現場に台本も持ってこないという[6]。
- 中江功監督「いつも台本を完璧に頭に入れてくるので、彼が現場で台詞を覚えてる姿は一度も見たことがない。裏では必死に努力しているけど、そういう姿を人に見せない」TVガイド2012.11月号
- 中江監督は、「間を自分のものにしろ。台詞をゆっくり言ってもいいし、早く言ってもいい。今まさにその人が何かを言おうとしてるんだという間を自分のものに」と若手俳優に演技指導し、“間を自分のものに出来る俳優”として木村拓哉の名を挙げている。
- 木村が主演したドラマで主題歌にSMAPの楽曲が起用されたのは'95年の『人生は上々だ』(W主演)のみである。単独主演では起用されていない。
- 嫌煙・分煙の風潮が強まっている昨今、現代劇では愛煙家の役が多い。
- 3年B組金八先生のオーディションをSMAPでは 中居・木村・森(当時メンバー)が受けた。普段通りの学生服で来てくださいと言われたため中居・木村はボンタンを着て行ってしまい、なめてるのかとオーディション会場から帰されてしまった。(森だけは合格した。)[7]
- CHANGE演出・澤田鎌作「多分、演出家はこの人と仕事したいと思ってると思いますよ。自分がうまくなった気がするんです(笑)1つ説明すると全て理解して芝居としてハメて来る。その速度が尋常じゃない。出来た絵を見て『俺、腕を上げた?』となる。本当にキケンな男です(笑)役の為に『ピアノ大会で優勝出来るように』と言えば本当に仕上げてくる。しかも涼しい顔で。でも裏では歯を食いしばってるんです」TVガイド12.11月号
- ギフト演出・河毛俊作「ギフトで僕が見た木村君の印象は『凄い役者になったな』。普通は急激にブレークすると意外に成長出来ない。時代に求められているものを表現し、提供するので精一杯になる。でも木村君は自分を見失わず、演技者として相当に成長していた。役者としての身体能力が…それは別に運動能力ってことではなく、“演技者としての身体能力”が木村君は高い。その上でマジメ。非常に丁寧に台本を読み込む。『こういう表現はどうか』とアイデアを出したり、狭いエリアを大きく使える芝居を考えてくる。その嗅覚には驚いたし、凄く考える人。こう言うと彼は否定すると思うけど(笑)記憶を取り戻し美樹を抱きしめ、由起夫が『あったけー』と言うんですが、そういう芝居は彼の独壇場で。大きく風情を崩さず深い感動を伝えるのは彼のダンディズムにある」TVガイド12.11月号
- 宮崎駿「幅があるハウルが出来るのは、木村さんか森繁久弥さんくらいだ」
- 山田洋次「ただ者ではないと僕は思っていたけどもね、実際一緒に仕事をしてみて、本当に木村君はこう深く、重くっていうのかな、仕事をやり抜こうと決心してくれた。若いのに豊かな表現…日々予想外で、驚くことばかりで、それはね、スタッフの皆さん君達も皆同じだと思います」DVD「一分」より
- トラン・アン・ユン「イ・ビョンホンとは全くタイプの異なる天才肌の俳優。彼はメイクに、血を出す方法や、傷口の追加などを提案していた。私の予期しなかったアドリブが素晴らしい映像を生んだ」
- 山崎努「彼は一瞬を物凄く細かく刻んで演じる」
- 升毅「木村さんにつられ自分も自然な芝居が出来る」
- 橋爪功「眠れる森って考えてみたら変な話だけど、木村拓哉が演じるとそれが見れちゃう。何故そんなことが出来るの?」
- 鈴木雅之「木村君の芝居のナチュラルは何もしないのではなく、ナチュラルを芝居として作ったもの。普段通りにすることが自然な芝居と勘違いする人が多いが、芝居をしないと意味がない。彼は一回芝居として立ち上げてからナチュラルにしていく作業をしている。そこが凄い所」
- 香川照之「木村拓哉が発する言葉が、脚本に書いてある台詞には全く思えず、まるで今実際に彼が思っている事をそのままリアルに話しているように感じ、画面に釘付けになったのは「あすなろ白書」だったか「若者のすべて」だったか…この男は一体本当に台詞を覚えて喋っているのか、それともアウトラインだけをなぞり後はアレンジなのか、或いは全てアドリブなのか。私は同業者として気になって気になって、「HERO」クランクインの時いきなり質問してしまったのだ。「聞いていい?木村君は台詞は覚えているの?いないの?」それは質問を越え、詰問、いや尋問に近かった。木村拓哉は、私の煩わしい質問に真摯に答えた。「セリフは、覚えます」「現場の閃きとか重視する?」「します。でも相手が誰なのか。事前にイメージして組み立てる」「覚え方はどうするの?声に出していったりする?」「声に出しては覚えません」そう言うと彼は少し間をおいた。核心が来る予感がした。「映像になって出てくるんです。台詞を読んでいるうち、台本の上半分の余白にバーっと映像が現れて、それがどんどん編集されて、映像として場面が記憶されていくんです。編集されたその映像と監督の求める映像が違った場合は、その元になった台詞を360度仔細に眺め、烏瞰して、新たな落とし所を決めていきます」キネマ旬報・香川照之の「日本魅録」より
- 鈴木おさむ「今から撮るコントの台本を配ると、彼は物凄く早く、すぐに覚えてしまう」
- 小林克也「木村君は色んな演技が出来、役になれる。引き出しが多い」
- 唐沢寿明「演じるということについて、オーラや天性、存在感を兼ね備えた俳優はなかなかいない。高倉健さんや木村拓哉さんはそれを持った数少ない俳優さんだ」
交友関係
- メンバーの稲垣吾郎とは、ゴルフに行く仲で、10代のころから仲がいい。また、2012年に入ってから稲垣とゴルフに行った際に、飲食店に寄り、その店にハチが入ってきたときに、木村は「自分が追い出したときは、周りから注目されていた。」と言っていた。
- 放送作家の鈴木おさむとは同い年であり、鈴木が放送作家として駆け出しの頃からの付き合い。自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat's up SMAP』の構成を放送開始から15年以上に渡り務めている。
- 事務所の後輩である亀梨和也と、堂本剛は、連絡先を交換している。
- 後輩メンバー藤ヶ谷太輔とも連絡先を交換しているが、その方法は、テレビなどで放送されている。また、藤ヶ谷とは共演したドラマ「PRICELESS」の現場で交換した。
- 明石家さんまとは、SMAPメンバーで唯一、冠番組を持っている。
- 緒形直人とは釣り友達である[8]。
身体的特徴
受賞
- 1994年第7回石原裕次郎新人賞…映画『シュート!』の演技による。
- 1994年度エランドール賞・新人賞…映画『シュート!』の演技による。
- 1994年第11回ベストジーニスト
- 1995年第31回ギャラクシー賞・奨励賞個人…テレビドラマ『若者のすべて』の演技による。
- 1995年第12回ベストジーニスト
- 1996年第13回ベストジーニスト
- 1996年第9回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ロングバケーション』の演技による。
- 1996年第6回TV LIFE 年間ドラマ大賞・主演男優賞…テレビドラマ『ロングバケーション 』の演技による。
- 1997年第14回ベストジーニスト
- 1997年第15回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ラブジェネレーション』の演技による。
- 1997年TV LIFE 年間ドラマ大賞・主演男優賞…テレビドラマ『ギフト』・『ラブジェネレーション』の演技による。
- 1998年第15回ベストジーニスト(殿堂入り)
- 1998年第1回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『ラブジェネレーション』の演技による。
- 1998年第19回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『眠れる森』の演技による。
- 1999年第3回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
- 1999年第24回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
- 2000年第26回放送文化基金賞・男優演技賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
- 2000年第10回TV LIFE 年間ドラマ大賞・主演男優賞…テレビドラマ『ビューティフルライフ』の演技による。
- 2001年第28回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『HERO』の演技による。
- 2001年第4回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『HERO』の演技による。
- 2001年第11回TV LIFE 年間ドラマ大賞・主演男優賞…テレビドラマ『HERO』の演技による。
- 2002年第33回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『空から降る一億の星』の演技による。
- 2003年第6回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『GOOD LUCK!!』の演技による。
- 2006年度第30回日本アカデミー賞 主演男優賞のノミネートを辞退
- 2006年第16回東京スポーツ映画大賞・主演男優賞…映画『武士の一分』の演技による。
- 2006年第49回ブルーリボン賞・主演男優賞を辞退
- 2006年第61回日本放送映画藝術大賞・優秀主演男優賞…映画『武士の一分』の演技による。
- 2007年ソウル・ドラマ・アワーズ2007・最優秀主演男優賞…テレビドラマ『華麗なる一族』の演技による。
- 2007年第57回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『華麗なる一族』の演技による。
- 2007年第4回ドラマ・オブ・ザ・イヤー・最優秀主演男優賞…『華麗なる一族』の演技による。
- 2007年第20回石原裕次郎賞・主演男優賞…映画『武士の一分』の演技による。
- 2008年第57回ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『CHANGE』の演技による。
- 2011年第66回日本放送映画藝術大賞・優秀主演男優賞…テレビドラマ『南極大陸』の演技による。
- 2012年第52回ACCCMフェスティバル・タレント賞…トヨタ自動車のテレビCMの演技による。(共演していたビートたけしも共に受賞)
- 2012年第16回日刊スポーツ・ドラマグランプリ主演男優賞…テレビドラマ『PRICELE$S』の演技による。
- 2012年ドラマアカデミー賞・主演男優賞…テレビドラマ『PRICELE$S』の演技による。
- 2012年第9回ドラマ・オブ・ザ・イヤー2012秋クール・主演男優賞…『PRICELE$S』の演技による。
おもな記録
出演
バラエティ
レギュラー
- TV's HIGH(2000年10月13日 - 2001年3月23日、フジテレビ)
- SmaSTATION-6準々レギュラー(2001年10月13日 - テレビ朝日)
- さんタク(2003年1月3日 - 、フジテレビ)
- Goro's Bar(2005年1月1日、2006年1月10日 TBS)
テレビドラマ
連続ドラマ
- あぶない少年III(1988年10月12日 - 1989年3月29日、テレビ東京) - 木村拓哉(PTA会長の息子)本人 役
- 好きなのに…(1991年10月13日 - 10月27日、テレビ東京) - 田村栄一 役
- その時、ハートは盗まれた(1992年11月19日 - 12月17日 フジテレビ) - 片瀬雅人 役
- あすなろ白書(1993年10月11日 - 12月20日、フジテレビ) - 取手治 役
- 若者のすべて(1994年10月19日 - 12月21日、フジテレビ) - 上田武志 役
- 人生は上々だ(1995年10月13日 - 12月22日、TBS) - 大上一馬 役
- ロングバケーション(1996年4月15日 - 6月24日、フジテレビ) - 瀬名秀俊 役
- 協奏曲(1996年10月11日 - 12月13日、TBS) - 貴倉翔 役
- ギフト(1997年4月16日 - 6月25日、フジテレビ) - 早坂由紀夫 役
- ラブジェネレーション(1997年10月13日 - 12月22日、フジテレビ) - 片桐哲平 役
- 眠れる森(1998年10月8日 - 12月24日、フジテレビ) - 伊藤直季 役
- ビューティフルライフ(2000年1月16日 - 3月26日、TBS) - 沖島柊二 役
- フードファイト(2000年7月1日 - 9月16日、日本テレビ) - 九太郎(声)
- HERO(2001年1月8日 - 3月19日、フジテレビ) - 久利生公平 役
- 空から降る一億の星(2002年4月15日 - 6月24日、フジテレビ) - 片瀬涼 役(殺人犯)
- GOOD LUCK!!(2003年1月19日 - 3月23日、TBS) - 新海元 役
- プライド(2004年1月12日 - 3月22日、フジテレビ) - 里中ハル 役
- エンジン(2005年4月18日 - 6月27日、フジテレビ) - 神崎次郎 役
- 華麗なる一族(2007年1月14日 - 3月18日、TBS) - 万俵鉄平 役
- CHANGE(2008年5月12日 - 7月14日、フジテレビ) - 朝倉啓太 役
- MR.BRAIN(2009年5月23日 - 7月11日、TBS) - 九十九龍介 役
- 月の恋人〜Moon Lovers〜(2010年5月10日 - 7月5日、フジテレビ) - 葉月蓮介 役
- 南極大陸(2011年10月16日 - 12月18日、TBS) - 倉持岳志 役
- PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜(2012年10月22日 - 12月24日、フジテレビ) - 金田一二三男 役
単発ドラマ
- おとうと(1990年4月30日、TBS)
- 松葉杖のラガーマン『ラグビーやってて良かった!』(1991年1月14日、TBS)
- 映画みたいな恋したい『ロミオとジュリエット』(1991年10月5日、テレビ東京)
- 映画みたいな恋したい『摩天楼はバラ色に』(1992年4月4日、テレビ東京)
- 世にも奇妙な物語第2シリーズ『言葉のない部屋』(1992年7月2日、フジテレビ)-田舎者役
- 柴門ふみセレクションSELECTION2『少女以上・少年未満』(1992年10月19日、テレビ朝日)
- もっと、ときめきを―ふたりまでの距離―(日本テレビ系、1992年)
- 泣きたい夜もある『僕だけの女神』(1993年4月18日、TBS)
- 伊豆の踊子(1993年6月14日〜6月21日、テレビ東京)
- 世にも奇妙な物語春の特別編『トイレの落書』(1995年4月3日、フジテレビ)
- 君は時のかなたへ(1995年9月18日、テレビ朝日)-徳川家康 役
- 古畑任三郎 (フジテレビ、1996年1月31日放送 第17話「赤か、青か」殺人犯・林功夫役)
- 古畑任三郎『消えた古畑任三郎』(1996年4月9日、フジテレビ)
- 僕が僕であるために(1997年1月3日放送、フジテレビ)
- 織田信長『天下を取ったバカ』(1998年3月25日、TBS) - 織田信長 役
- 古畑任三郎スペシャル「古畑任三郎 vs SMAP」 (フジテレビ系、1999年1月3日放送)
- 世にも奇妙な物語春の特別編『パパラッチ』(1999年3月31日、フジテレビ)-無差別大量殺人犯 役
- 今夜は営業中(1999年9月18日、日本テレビ)
- 世にも奇妙な物語SMAPの特別編『BLACK ROOM』(2001年1月1日、フジテレビ)
- フードファイトスペシャル香港死闘篇(2001年4月1日、日本テレビ) - 九太郎(声)
- 忠臣蔵1/47(2001年12月28日、フジテレビ) - 堀部安兵衛 役
- X'smap〜虎とライオンと五人の男〜(2004年12月25日放送、フジテレビ)
- HERO特別編(2006年7月3日、フジテレビ) - 久利生公平 役
- SMAP×SMAP ピエロな恋・ブログな恋・仕分けする恋・風水な恋(2010年4月19日、フジテレビ)
- SMAP×SMAP 母に禁止された恋(2010年5月17日、フジテレビ)
- SMAP×SMAP 世話係な恋(2010年5月24日、フジテレビ)
- 毒トマト殺人事件(2010年7月1日放送、テレビ朝日)
- SMAP×SMAP 運ばれた恋(2010年7月12日、フジテレビ)
- SMAP×SMAP 見返してやりたい恋(2010年8月9日、フジテレビ)-玉葱塗れにされる男役
- SMAP×SMAP 別れの夏の恋(2010年9月27日、フジテレビ)
ゲスト出演
- 伝説の教師最終話(2000年6月24日、日本テレビ) - 水谷庸司 役
- 西遊記第1話(2006年1月9日、フジテレビ) - 幻翼大王 役
- こちら葛飾区亀有公園前派出所最終話(2009年9月26日、TBS) - 謎の男 役
映画
- シュート!(1994年3月12日公開)
- 君を忘れない(1995年9月23日公開)
- 2046(2004年10月23日公開)
- 武士の一分(2006年12月1日公開)
- HERO(2007年9月8日公開)
- アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(2009年6月6日公開)
- SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年12月1日公開)
舞台
木村が悪役・海皇ポセイドンを、他の5人は青銅聖闘士を演じた。
- ドラゴンクエスト (1992年、京都・南座)
- 花影の花(1992年)
- ANOTHER〜沈黙の島編・少年の島編 (1993年、天王洲・アートスフィア/京都・南座)
- 洒落男たち〜モダンボーイズ〜(1994年)
ラジオ
- 木村拓哉のWhat's up SMAP(TOKYO FM)
- おはようSMAP(TOKYO FM)
CM
- 大塚製薬 1993年 - 1997年
- トヨタ自動車 1994年 -
- 任天堂 1994年 - 1995年
- ロッテ 1995年 - 1997年
- HAWKINS AIR CUSHION 1996年
- エースコック 1996年
- カネボウ 1996年
- JCB 1997年 -
- NTT東日本 1997年 -
- TBC 1997年 -
- キリンビール 1997年
- JRA 1998年 - 1999年
- サントリー 1998年 - 1999年
- 森永製菓 1999年 - 2005年
- 富士通 2000年 - 2010年
- リーバイス 2000年 - 2008年
- キリンビバレッジ 2001年 -
- T&C Surf Designs 2004年
- 産経新聞社 2006年 -
- ニコン 2006年 -
- 日本コカ・コーラ 2006年 - 渡哲也と共演。
- マンダム 2006年 -
- ポカリスエット 2007年 -
- 明治製菓 2007年 -
- WOWOW 2007年
- セコム 2008年 -
- 日清食品 2008年 - 2010年
- サマンサタバサ 2009年
- タマホーム 2009年 -
- アサヒ飲料 2010年 -
- ハウス食品 2010年 -
- サントリー ザ・プレミアム・モルツ(2012年 - )
- ダンディハウス 2012年
- 日本宝くじ協会 2012年
声優
ソロ曲
作詞
参加楽曲
- 竹内まりや「今夜はHearty Party」 - 竹内まりやが1995年に発売したシングル。歌詞に「キムタク」のフレーズがあることから、木村も楽曲に参加。曲冒頭の「ねぇ、パーティにおいでよ」等のフレーズとコーラスを担当している[9][10]。
書籍・DVD
脚注
- ^ 木村は萩本から「好きな食べ物はなに?」と聞かれたので、「あっ、僕おいなりさんです…。」と答えたら、「今日から君はおいなりくん」と返され、おいなりくんと言われた事実に意味が分からなくて、次の日からレッスンに行かなくなったと話す。辛くてバックレたとのこと。さらに、当時は携帯電話とかがなかったので、来てないと、普通に探されたと木村が明かした。『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』 2009年12月13日放送分
- ^ 2012年4月23日放送『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』
- ^ 2013年2月8日『木村拓哉のWhat's up SMAP』
- ^ 著書『開放区』参照。
- ^ 2007年1月7日放送、『さんタク』より
- ^ 2011年11月26日放送『ヤングタウン土曜日』
- ^ 『火曜曲』2013年2月26日放送分
- ^ 2012年12月23日放送『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル'12』
- ^ cyzo woman 2008年11月「木村拓哉、山下達郎から「愛してるよと言って」と頼まれ…」
- ^ 竹内まりやベスト・アルバム『expressions』ライナーノーツより
- ^ なお、この写真集にはジャニーズ事務所は一切関与していない。