コルグ・DS-8
概要
コルグが経営難に陥り、ヤマハ傘下に入った時期に開発されたシンセサイザーである。 コルグ自身はこの製品についてFM音源であるとは公表していないが、ヤマハのFM音源チップが使用されている。また、フルデジタルで処理が行われ、ヤマハ・DXシリーズには無いエフェクターも搭載されている。
従来のコルグの製品の操作体系と同じく、モーグ・シンセサイザーに近い操作体系になっている。 簡便な音作りを追求した結果、ヤマハ・DXシリーズに比べて波形の自由度に関して制約が多い点が欠点である。 売り上げは芳しくなく、過去の製品ラインナップにおいてマイナーな存在である。