妙智会教団
法華経系の新宗教
妙智会教団(みょうちかいきょうだん)は、宮本ミツと宮本孝平によって設立された、法華経系の新宗教である。
設立 | 昭和25年(1950年)10月12日 |
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設立者 | 宮本ミツ |
種類 | 宗教法人 |
法人番号 | 7011005000531 |
本部 | 東京都渋谷区代々木3丁目3番3号 |
関連組織 | 財団法人ありがとうインターナショナル、子どものための宗教者ネットワーク(GNRC) |
設立者
- 宮本ミツ - 初代会主
- 宮本孝平 - 大恩師・設立以前に死去したが、ミツの信仰を導いたことから特にミツと同格に位置づけられている。
教義
沿革
孝平・ミツは、当初、本門仏立講に入信していたが、1929年(昭和4年)にミツが諸病にかかり1933年(昭和8年)には入院することになった。そこで題目を唱えるも好転せず、1934年(昭和9年)に医師の反対を押し切って退院、その後ミツの兄から霊友会を勧められ入信した。2ヶ月後には夫の孝平も入信した。1936年(昭和11年)の暮れに孝平が霊友会の第7支部長に就任。翌1937年(昭和12年)には霊友会本部の勤務になり、1945年(昭和20年)に孝平が死去してからはミツがその支部長を引き継いだ。なお、このときの第7支部は霊友会の中でも最大の支部となった。しかし1949年(昭和24年)のいわゆる霊友会事件により他の支部が独立し教団化したのと同様、1950年(昭和25年)に霊友会から離脱し、10月12日に妙智会教団と公称して、1952年(昭和27年)に宗教法人格を取得した。1984年(昭和59年)にミツが死去の後は、娘婿の宮本丈靖が会長職を継いでいる。
行事、活動等
本部(教会・道場)と千葉聖地で行われるものがある。[1]
この他にも、ありがとう基金(インターナショナル)[2]主催のチャリティーバザーやチャリティーコンサートを不定期で行っている。
年中行事
- 1月 1日 新年拝賀祈願式(AM12:00スタート)
- 1月中旬 成人式
- 1月20日頃~節分 寒修行
- 2月3日 節分追儺式
- 3月28日 会主法要 みなもとに集う(千葉聖地)
- 4月第1日曜 釈尊ご降誕祭(千葉聖地)
- 7月14日 盂蘭盆法要、戦没者盂蘭盆法要(千鳥ヶ淵戦没者墓苑)
- 10月12日 開教記念式典
- 11月14日 大恩師法会 みなもとに集う(千葉聖地)
月例行事
- 1日 全国役員会・支部長研修会
- 14日・28日 本部定例供養会
- 第3日曜日 各部(男子部・青年部・少年部)供養会
脚注
- ^ 公益財団法人 新日本宗教団体連合会 | 加盟団体紹介
- ^ 日本に本部を置く国連/NGO|国連広報センター - 特殊諮問資格 (Special Consultative Status)の「妙智會ありがとう基金」を参照。
関連人物
関連項目
- 霊友会
- 新日本宗教団体連合会
- 仏教タイムス
- 自由民主党の友好団体
- 世界宗教者平和会議
- 稲場圭信
- 島薗進
- 山田町 - ありがとう基金(インターナショナル)が、2011年(平成23年)3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)直後から対口支援を行っている。
外部リンク
- 妙智會教団
- ありがとう基金 - 妙智会教団傍系の国連認定のNGO団体。
- 財団法人ありがとうインターナショナル - 旧 国連登録NGOありがとう基金。2012年12月25日に財団法人化。
- 子どものための宗教者ネットワーク(GNRC)
- 江戸川子どもおんぶず - 代表の大河内秀人氏(浄土宗寿光院住職)が、財団法人ありがとうインターナショナル理事を務める。