ギブソン・SG
SG(エスジー)は、アメリカ合衆国のギブソンが1961年のニューモデルとして発表したエレクトリックギター。名称の「SG」はSolid Guitar、ソリッド・ギターの意。
ギブソン・SG Gibson SG | |
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メーカー/ブランド | ギブソン |
製造時期 | 1961年– |
構造 | |
ボディタイプ | ソリッド |
ペグヘッド角度 | 17° |
スケール長 | 24 3/4インチ |
フレット数 | 22フレット |
ネックジョイント | セット(19フレット) |
材質 | |
ボディ | マホガニー |
ネック | マホガニー |
フィンガーボード | エボニーまたはローズウッド |
ハードウェア | |
ペグ | グリーン・キー |
ブリッジ | チューン・O・マチック |
テールピース | ストップバー/ギブソン・ビブラート |
コントロールノブ | Black Witchhat with silver insert |
電気系統 | |
ピックアップ |
2基または3基のハムバッカー/ 1基または2基のP-90 |
コントロール | 2トーン、2ボリューム、3ポジション・セレクタースイッチ |
カラーバリエーション | |
チェリー, ナチュラル, ウォルナット, ホワイト, ブラック, バーストなど | |
その他 | |
ケース付属 | |
テンプレート | カテゴリ |
解説
フェンダー社からテレキャスターが発売された後の1952年、 ギブソン社から発売されたLes Paul Guitar は、 フェンダー社からストラトキャスターが発売された1954年にLes Paul Custom、 Les Paul Junior、1955年にはLes Paul Specialとバリエーションを増やし、 1958年[1] にはSpecialとJuniorのボディ形状が、それまでのシングルカッタウェイからダブルカッタウェイに変更される。
ボディ形状の変更直後は、Specialのフロントピックアップがそれまでと同等に近い指板エンドに寄りに設置されていたが、 ネックジョイントの問題からか、間もなくフロントピックアップ・キャビティ位置をブリッジ寄りに移動し、ピックガードも形状が変わる。 これによりサウンドが変化したことに端を発してか1959年後半には、Les Paul Specialの文字が消え、モデル名がSG Specialとなる。 これがSGという名を最初に与えられたモデルとされており [2]、 ソリッドギターは他にもあるのだが、その命名からもギブソン社のアイデンティティを見出したと感じさせる。
レスポール・スタンダードにおける、メイプル・トップ+マホガニー・バックというボディ構造、 チェリーサンバースト・カラーでは製造コストが高いという問題も抱えていたためか、ボディーはマホガニーの一枚板となり、厚さも薄くなったため軽量化に繋がった。 身体へのフィット感をより良くするため両面斜めに削られるべベルド・エッジ[3]と呼ばれる加工がなされているため、 非常にシャープで実際よりも薄く見え、単色カラーも相まって軽快な印象を与えている。 スタンダード、カスタムにはES-355などで採用されていた New Gibson Vibrato(スウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロ)が装備され、その斬新なルックスからも当時の製作陣の自信がうかがえる。
エレクトリック・ギターとしての音色は、レスポールスタンダードと比べるとまとまりに欠け、 レンジも狭いという意見が多いが、薄いボディー、出力が高めのピックアップゆえにサスティーンが伸びる傾向にあり [4]、既に経験済みである音響的にはフルレンジのソリッド・オール・マホガニー、 ハリのある指板材、セットネック構造から発せられるギブソン・ソリッド・ギターならではの音色とも言えるが [5]、 ビブラートユニットの付いていない個体はストラップで吊るした時にネック側が下がり気味になってしまうなど重量バランスが悪い [6]。生産効率と演奏性の両立を目指したその構造から、ボディとネックのジョイント方式になかなか答えが出ず、発表以来、市場の反応を反映した変更がなされ、それは60年代後半まで続く。 ボディ・エッジの落し方、ネックグリップの幅や厚さなども年代によって変わり、1966年半ばからピックガードも大型化、 ピックアップが吊り下げられる形になり、より生産効率を上げる結果となる。 しかしながらデザインと抱き心地を両立させたボディライン、その重量の軽さ、ほぼ全てがボディから飛び出した指板により、 演奏性は非常に良い部類であり、エレクトリック・スライド・プレイヤー達の選択もうなずける。
当初レス・ポール モデルとして発売され、Les Paul & Mary Ford のSGを抱えたジャケット写真も存在するが [7]、レス・ポール自身完全には新しい設計を承認しなかった [8]。 レス・ポールが妻と離婚する際、権利を二人で持っていたためにギブソン社との契約を解除したとも言われ、 1963年に現在の「SG」という名称に変更された。Les Paul の文字の入ったモデルは便宜的に「レスポールSG」と呼ばれる。
モデル
1961年のニューモデルとしての発表当初よりLes Paul Custom、Les Paul Standard、Les Paul Junior、SG-TV、SG-Special というレスポールと同様のラインナップが用意され、売れ行きも好調、このデザインの完成度に自信を持っていたようで、スペシャル、ジュニアもスタンダードと同じボディが使われると同時にコスト削減が図られた。さらにはメロディーメイカー、EB(ベース)までも、それまでのオリジナルデザインのボディーのストックが終了すると、SGスタイルに移行する。
- SGスタンダード (SG Standard、Les Paul Standard)
- ボディ・カラーはチェリー・レッドが基本色[9]。他にカスタムカラーとしてポラリスホワイト、ペルハムブルーなどが存在する。スタンダードには当初、Les Paul の文字が入ったトラスロッドカバーが使われていたが、レス・ポールとの契約終了の後、無地のものに変更される。
- 発表時には「Patent Applied For(特許出願中)」の頭文字を取った「PAF」ハムバッカーを2基搭載し、ブラジリアン・ローズウッドのフィンガーボード、New Gibson Vibrato(スウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロ)が装備されたが、バー・テールピースのみのモデルやビグズビー装備のモデルもカスタム仕様として存在する。
- SGカスタム (SG Custom、Les Paul Custom)
- レス・ポール・カスタムが確立した上位機種の血統をそのまま受け継いだモデルとして発表、ボディカラーは、それまでのエボニーからホワイトに変更されたが、ごく一部カスタムカラーとしてエボニーも存在するようである。
- 「Patent Applied For(特許出願中)」の頭文字を取った「PAF」ハムバッカーを3基搭載し、New Gibson Vibrato(スウィング・アウェイ・プル・サイドウェイ・トレモロ)が装備されたが、バー・テールピースのみ、ビグズビー装備のモデルもカスタム仕様として存在する。ゴールド・ハードウェア、マルチ・バインディング、エボニーのフィンガーボードなど、装飾も豪華なのが特徴。Fretless Wonder も採用されていた。
- カスタムには指板エンドとフロント・ピックアップとの間のプレートに'62年の途中までは"LesPaul CUSTOM"、その後は"LesPaul"が外れて"CUSTOM"のみ刻印される。
- SGジュニア (SG Junior、Les Paul Junior、SG-TV)
- P-90をブリッジ寄りに1基、バー・ブリッジ、チェリーレッドが発表当時の基本。他にカスタムカラーとしてペルハムブルーなどが存在する。
- 発表時はバー・ブリッジがそれまでのジュニア同様、スタッド位置が急角度であり、これが1961年モデルの特徴である。それ以降のモデルはビブラートユニット搭載を前提にリブあり(Compensated)となり、スタッドと接する下面はアールがつけられているため、アーム使用時には可動する設計がなされている[10]。ヘッドロゴは印刷である。
- ヘッドにシルクスクリーン印刷による Les Paul JUNIOR の文字が入っていたが1963年後期にはヘッドロゴのみのモデルが出荷されるようになる。Kluson社製のいわゆる「3連ペグ」チューナーを搭載し、その影響も感じるサウンドを持つ。レスポール・ジュニア同様、TV model も用意され、'61年初期のごく一部にLes Paul の文字が入ったトラスロッドカバーのTVイエローが存在するが、Cream Finish(ポラリスホワイト)がSG-TVであり、こちらは当初より Les Paul JUNIOR の文字は入っていない。近年、似た雰囲気のモデルが発売された[11]。
- SGスペシャル (SG-Special)
Gibson SG Special Faded - ギブソン・ギターにおいて、SGという名を最初に与えられたモデルであり[12]、現在も様さまざまなバリエーションを持つモデル。現行モデルはハムバッカーにチューン-O-マチックブリッジ、バー・テールピースという仕様がメインであるが、かつてはレスポール・スペシャル同様、P-90を2基、バー・ブリッジ(オプションでマエストロ・バイブローラ)というのがSGスペシャルの本来の仕様であった。
- Cerry Red Finish(チェリーレッド)、Cream Finish(ポラリスホワイト)が発表当時の基本色、カスタムカラーとして、ペルハムブルー、TVイエローなどが存在する。SGジュニア同様、バー・ブリッジの取り付け角度が急なのは、1961年モデルの特徴の一つでもある。それ以降は同様にビブラートユニット搭載を前提とした上部にリブの立っているブリッジとなる。Kluson社製のいわゆる「3連ペグ」チューナーを搭載し、その影響も感じるサウンドを持つ。1959年後期(レスポール・スペシャル時代)より既にSGスペシャルにモデル名の変更がなされていたため、当初よりLes Paulの文字は入っていない。ヘッド・ロゴはインレイである。
- 現行のハムバッカー搭載モデルはコスト及びP-90のサウンドを意識しての判断かピックアップ・カバーは付けられておらず、サウンド面は若干トレブリーな傾向にある。フェイデド (SG Special Faded)はオールドSGの質感を再現したモデルで、表面の仕上げはクリアラッカーのような光沢のあるものではなく、マットな薄い塗膜である[13]。ポジションマークは基本的にドットだが、一部のモデルでは右写真のようにポジションマークが三日月形となっている。
- 1961年のデビュー当初と同じ仕様のモデルは現在カスタムショップにて製作されている。
レスポールモデル・リイシューが販売される1960年代末期からはモデルも増え、材や形状も大きく変わり独自の展開が図られたが、コスト削減がゆき過ぎたこの時期のモデルは短命に終わる。しかしながら、その後も様々なスペシャル・モデルが作られ、SGというギター自体は発売以来一度も生産終了していない。以下に1970年代以降作られた、その他のSGのモデルを挙げる。
- SG-Pro
- 1971年に一旦SG Special の製造が打ち切られ、SG-Pro が販売されるも翌年には販売終了、SG Special が復活。チューン-O-マチックブリッジ、ビグズビーを標準装備。
- The SG
- 一時期に作られたモデル。"The Paul"と同様に、ウォルナットボディ/ネックにエボニー指板を採用したモデル。
- SG-1、2、3
- 一時期に作られたモデル。メロディーメイカーの後継機種。数字はピックアップの数を示していた。
- SG ロボット・ギター (SG Robot Guitar)
- →詳細は「ギブソン・ロボットギター」を参照
- EDS-1275
- →詳細は「ギブソン・EDS-1275」を参照
- SG Zoot Suit
- 「Zoot」という言葉は、もともとジャズのスラングに由来し「先端的なスタイル」を意味するという。マルチピース素材を起用したモデルで、2009年発表。未曾有の経済不況、深刻な温暖化問題の中で人々の意識も変わり価値観も大きく変化した中での、人工合板材を全面に推し出しての登場。予め染色されたバーチ材を幾重にも張り合わせたブロック材を削り出すことで綺麗なカラーラインが出た縞模様、トップ、及びバックとも緩やかなアーチが描かれたボディーシェイプとなっており、一枚のバーチ材の厚さが約0.075インチ(=約1.91mm)という薄さのため、ボディーでも20枚以上、ネック&ヘッドにいたっては、数十枚もの重ね合わせが確認できる。5パターンのカラーが発表され、全体の平均重量が約5.7ポンド(=約2.5Kg)。ネックシェイプは伝統のラウンデッド・プロファイル、ヘッドストックピッチは17度、チューン-O-マチック、バー・テールピース、ピックアップはフロントに496R、リアに500T。塗装は2種類のサテン・ニトロセルロース・ラッカーが施されている[14]。
- その他、所有者の方々、加筆をお願い致します。
SGを使用しているミュージシャン
- アンガス・ヤング(AC/DC)
- デビュー当時からSGを使っている。「SGと言えばアンガス」ともよく評される。
- トニー・アイオミ(ブラック・サバス)
- デビュー当時からSGを使っている。
- カルロス・サンタナ
- 1969年のウッドストック出演時からしばらくマエストロバイブローラの付いた SG Special を使っていたことがあまりにも有名。
- フランク・ザッパ
- スモールガード・ラージヘッドのスペシャルをメインギターとして使用。スイッチ類が増設されている。
- エリック・クラプトン(クリーム)
- ジョージ・ハリスン(ビートルズ)
- エリック・クラプトンと同時期の1966年から1968年頃まで使用した。ジョージがSGを抱えている写真や映像はさほど多くは無いが、レコーディングではビートルズ中期によく使用していた。プロモーション・フィルムの「ペーパーバック・ライター」「レイン」、また「レディ・マドンナ」(実際には「ヘイ・ブルドッグ」のレコーディング風景)などでその姿が確認出来る。66年の日本公演にも、バックアップとして用意されていた。写真では『Beatles gear 日本語翻訳版』(ISBN 4845607980)などに掲載されている。ジョージは、これをバッドフィンガーのピート・ハムに譲り、近年オークションに出品された[2]。
- ディッキー・ベッツ (オールマン・ブラザーズ・バンド)
- デビュー以前より、1961年製スタンダードを使用。ビブラート・ユニットは取り外され、ストップテールピースが取り付けられていた。57年のレスポールを購入する際、資金の足しにするためにデュアン・オールマンに売却、エレクトリック・スライドギターの基礎、イメージが築かれた。近年、シグ二チュアモデルも発売。
- デレク・トラックス
- シグ二チュアモデルも近年発売された[3]。
- ピート・タウンゼント(ザ・フー)
- ロビー・クリーガー (ドアーズ)
- 近年、シグ二チュアモデルも発売された。
- ポール・ウェラー
- 1968年 - 1971年製ラージガードのスタンダードを使用。近年は、エピフォン・カジノとSGが彼のトレード・マークとなっている。
- グレン・ティプトン (ジューダス・プリースト)
- ドン・ウィルソン(ザ・ベンチャーズ)
- 1970年代に一時使用していた。ラージピックガード、板バネ式ヴィブローラを搭載したモデルを使用。しかし1〜2年程でフェンダー・ジャズマスターに持ち替え、短期間の使用に終わっている。
- ジ・エッジ(U2)
- マニュエル・ゲッチング(アシュ・ラ・テンペル)
- バーナード・サムナー(ニュー・オーダー)
- リヴァース・クオモ(ウィーザー)
- ケリー・ジョーンズ (ステレオフォニックス)
- トム・リントン(ジミー・イート・ワールド)
- パトリック・スタンプ(フォール・アウト・ボーイ)
- ダロン・マラキアン(システム・オブ・ア・ダウン、スカーズ・オン・ブロードウェイ)
- 安部俊幸(チューリップ)ES-335と併用
- 中山加奈子(プリンセス プリンセス)
- 福山雅治
- 岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
- AKIHIDE(BREAKERZ)
- 和田唱(TRICERATOPS)
- 坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)
- 土屋公平
- 和嶋慎治(人間椅子)
- 岸田繁(くるり)
- 桑原彰(RADWIMPS)
- 布谷吉崇(hare-brained unity)
- 一色徳保(つばき)
- 松本俊(AJISAI)
- 藤井敬之(音速ライン)
- 西川進
- カトウタロウ(BEAT CRUSADERS)
- 越川和磨 (毛皮のマリーズ)
- ホリエアツシ(ストレイテナー)
- 田中和将(GRAPEVINE)
- 山内総一郎(フジファブリック)
- セイジ(ギターウルフ)
- 竹安堅一(フラワーカンパニーズ)
- ハヤシヒロユキ(POLYSICS)
- 岩寺基晴(サカナクション)
- 招鬼(陰陽座)
- 椎名林檎
- 氏原ワタル(DOES)
- Keita The Newest
- YUJI OTA(GREAT ADVENTURE)
- SUGA(dustbox)
- 健一(メリー)
- 五十嵐隆(Syrup 16g)
- 猪狩翔一(tacica)
- 暴動(グループ魂)
- 八木さやか(Super Girl' juice)
- ediee(jealkb)
- 岡本玲
- 平山照継[Novela,Teru's Symphonia]
- 中川隆雄[Starless]
- 高見沢俊彦(THE ALFEE) - ピート・タウンゼントモデル、"レスポールSG"の他、タータンチェック柄のESP製など複数所有。
- JOJO広重(非常階段)
- 水谷孝(裸のラリーズ)
など
脚注
- ^ この年には Flying V、Futura も発売されている。 ギブソンが発売するギターの伝統的なデザインは古臭いと評されていたなどの要因があるとされているが、定かではない。
- ^ “SG Special Reissue VOS”. 2011年12月27日閲覧。
- ^ カットされた部分からマホガニーの維管束が確認できる。
- ^ 「音が伸びなくなるデッドポイントが共存する個体もある」という意見もあるが、セットアップの状態にもよるので、 構造的なものとは言えない可能性がある。
- ^ 木材が既に入手困難であるため、今後はそのサウンド再現も難しくなる一方である。
- ^ マホガニーネック〜ヘッド、尖ったカッタウェイ部分は転倒などで折れてしまうことが多く、薄いボディのためにコントロールキャビティの端から割れている個体もよく見かける。 特にジャック部分は、ストレートプラグを挿したままにしておくと危険度が上がるので注意が必要である。
- ^ レス・ポールは「クワガタムシみたいで驚いた」と言っていたそうだ。
- ^ “SG Custom with Maestro VOS”. 2011年12月27日閲覧。
- ^ レスポールモデル同様、当初は非常に退色しやすい染料が使われていたが、後に変更される。
- ^ この構造により、ビブラート・ユニットなしのモデルはスタッドに異常なテンションがかかり、ネック側に傾いてしまっている個体も多い。
- ^ “SG Junior '60s”. 2012年4月23日閲覧。
- ^ “SG Special Reissue VOS”. 2011年12月27日閲覧。
- ^ 皮膜が薄いため、夏に湿度の高い日本などでは、長く保管していると表面にカビが生えていることもあるので要注意である。皮膜が薄いためサウンド面(胴鳴り)でも多少違いがあるものと考えられる。カッタウェイの内側部分の側面は維管束があるためザラザラした質感である。
- ^ “ギブソンから、衝撃的なSG登場”. 2012年4月20日閲覧。
- ^ スポーツ報知 (2008年1月14日). “岡本玲をギブソンが認めた!オリジナルギター製作!!”. 2008年3月9日閲覧。
文献
ロブ・ローレンス『レスポール大名鑑1915〜1963 写真でたどるギブソン・ギター開発全史』(ブルース・インターアクションズ、2011年)ISBN 978-4-86020-390-0