森川展男

日本の翻訳家 (1949-)

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森川 展男(もりかわ のぶお、1949年1月19日 - )は、京都府出身の米文学者、法社会学者、翻訳家近畿大学総合社会学部総合社会学科教授。専門はアメリカ文学法社会学

もりかわ のぶお

森川 展男
生誕 (1949-01-19) 1949年1月19日(76歳)
日本の旗 京都府
出身校 立命館大学文学部卒業
立命館大学法学部卒業
関西外国語大学大学院修了
ユニオン大学(Union College)よりPh.D取得
職業 近畿大学総合社会学部総合社会学科教授
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人物・来歴

京都府生まれ、京都市育ち。立命館高等学校卒、立命館大学法学部卒業、1977年同大学文学部英米文学専攻卒業、関西外国語大学大学院外国語研究科英語学専攻博士課程(前期)入学。
1982年米国ユニオン大学大学院博士課程英米文学専攻修了、(Ph.D.)取得。

90年東海大学福岡短期大学助教授、93年大東文化大学助教授、97年退職。1999年東亜大学総合人間文化学部教授。2002年近畿大学産業理工学部(福岡キャンパス)教授。[[2010年同総合社会学部(東大阪)教授。 日本国憲法法社会学等の教養科目及び、犯罪社会学現代社会学等の専門科目を担当している。

1980年代には関東関西九州河合塾代々木ゼミナール英語科講師を担当。カリスマ講師として活躍した。又、大学入試問題における英語長文の出典研究や全国統一模擬試験出題委員なども行っていた。

現在、社会活動ではエンジン01文化戦略会議会員として活動している。

研究・講演

研究


講演

 第一世代(65歳~75歳)、第二世代(40歳~45歳)、第三世代(20歳~25歳)に近年、犯罪が連鎖している仮説をたて実証している。家族の崩壊が原因の一つでもあろうが、西洋的カウンセリングのありかた日本独特の文化様式ではなじまないところがある。こうしたところに焦点をしぼって話す。

 現代の日本の状況をヨーロッパ 14~16世紀のルネッサンスと比べ日本に欠落するものを見据え、日本における文化的活動の称揚を促進するために何をなすべきかを話す。

  • 「豊かさの中の『文学』~文学のおもしろさ~」

 作家の軌跡をたどりながら作家社会作家と女性を中心に豊かさの中に文学が不毛と化したのはなぜか、どうすれば文学のおもしろさが伝えられるかについて話す。

 戦後の荒廃を経験した日本は産業の復興とともに、高度経済大国として世界に飛躍した。その発展にはさまざまな社会問題が今、湧き上がってきている。さまざまな社会事象を見ながら日本について考えていく。

  • 「経験・体験談~わが青春に悔いはなし~」

 高校時代から大学を経て社会に出るまで、研究者の道を目指すところから現在までのわが破天荒な人生を語る。

  • 「今、教育は危機~危機に立つ教育~」

 戦後、日本は経済的な復興を成し遂げるため勤勉に働き成果を上げてきた。その背景には小学・中学校の義務教育化と高校進学率の大幅な上昇 にある。大学進学率も大幅にあがったが、反面、知識偏重教育になってはいないか。教育の危機について35年携わっている現場から報告する。

メディア

  • KBS京都「おはようキンキン」(1978 年頃1年半準レギュラー出演。初代森野福郎の番組。)
  • KBS京都(武部宏担当の番組。事件等がある場合コメンテーターとして3回出演。)

著書

単著、共著 、編著

  • 『An Introduction to Ernest Hemingway』(創友出版、1985年)
  • 『スコット・フィッツジェラルド|フィッツジェラルド: 愛と彷徨の青春 (丸善ブックス 24)』(丸善、1995年) ISBN 4621060244
  • 『現代文明論講義 1: 幻想としての平和』(三一書房、1997年) ISBN 4380972275
  • 『現代文明論講義 2: 平成ルネサンス|ルネッサンス』(三一書房、1997年) ISBN 4380972283
  • サリンジャー: 伝説の半生、謎の隠遁生活 (中公新書)』(中央公論社、1998年) ISBN 4121013999
  • 『刑事犯罪と精神鑑定―鑑定のガイドラインを検証する―』(総合人間科学第一巻第一号 、2001年)
  • 『今、人権とは』(フィロス出版、2002年)

翻訳

参考書

関連項目

外部リンク