警視庁捜査一課9係
テレビ朝日系列の刑事ドラマシリーズ (2006 - 2017)
『警視庁捜査一課9係』(けいしちょうそうさいっかきゅうがかり)は、テレビ朝日系列でシリーズ化されている水曜21時枠の刑事ドラマである。2012年までに通算シリーズ7本、スペシャル1本が放映されている。2013年7月より第8シリーズが放送されている。
| 警視庁捜査一課9係 | |
|---|---|
| ジャンル | 刑事ドラマ |
| 出演者 |
渡瀬恒彦 井ノ原快彦 羽田美智子 津田寛治 吹越満 田口浩正 原沙知絵(第4シリーズ - ) 中越典子 他 |
| 製作 | |
| 制作 | テレビ朝日 |
| 放送 | |
| 放送国・地域 | |
| 第1シリーズ | |
| エンディング | 「グッデイ!!」(V6) |
| 放送期間 | 2006年4月19日 - 6月21日 |
| 放送時間 | 水曜日21:00 - 21:54 |
| 放送枠 | テレ朝水曜21時枠刑事ドラマ |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 10 |
| スペシャル | |
| 放送期間 | 2006年12月27日 |
| 放送時間 | 21:00 - 23:25 |
| 放送分 | 145分 |
| 回数 | 単発1 |
| 第2シリーズ | |
| エンディング | 「ジャスミン」(V6) |
| 放送期間 | 2007年4月25日 - 6月20日 |
| 放送時間 | 水曜日21:00 - 21:54 |
| 放送枠 | テレ朝水曜21時枠刑事ドラマ |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 9 |
| 第3シリーズ | |
| エンディング | 「蝶」(V6) |
| 放送期間 | 2008年4月16日 - 6月18日 |
| 放送時間 | 同上 |
| 回数 | 10 |
| 新・警視庁捜査一課9係(第4シリーズ) | |
| エンディング | 「GUILTY」(V6) |
| 放送期間 | 2009年7月1日 - 9月16日 |
| 放送時間 | 同上 |
| 回数 | 11 |
| 新・警視庁捜査一課9係(第5シリーズ) | |
| エンディング | 「only dreaming」(V6) |
| 放送期間 | 2010年6月30日 - 9月15日 |
| 放送時間 | 同上 |
| 回数 | 12 |
| 新・警視庁捜査一課9係(第6シリーズ) | |
| エンディング | 「Sexy.Honey.Bunny!」(V6) |
| 放送期間 | 2011年7月6日 - 9月14日 |
| 放送時間 | 同上 |
| 回数 | 11 |
| 第7シリーズ | |
| エンディング | 「kEEP oN.」(V6) |
| 放送期間 | 2012年7月4日 - 9月5日 |
| 放送時間 | 同上 |
| 回数 | 10 |
| 第8シリーズ | |
| エンディング | 「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」(V6) |
| 放送期間 | 2013年7月10日 - 9月11日 |
| 放送時間 | 同上 |
概要
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 大都会・東京で日々多発する凶悪犯罪。警視庁は、その事件解決のため捜査第一課に「第9係」を新設した[1]。捜査一課9係の係長・加納倫太郎(渡瀬恒彦)、浅輪直樹(井ノ原快彦)、小宮山志保(羽田美智子)、村瀬健吾(津田寛治)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)の6人の刑事たちが、難事件を解決していく物語。
- 『はぐれ刑事純情派』『さすらい刑事旅情編』『はみだし刑事情熱系』『相棒』など、数多くの大ヒットシリーズを世に送り出したテレビ朝日の水曜21時刑事ドラマ枠のシリーズ。放送が終了した前述の3番組に代わり、『相棒』とともに、2006年の春より、テレビ朝日の水曜21時刑事ドラマ枠のレギュラーシリーズとなっている。
- 事件の複雑化で、1話では解決できない2週1話完結のエピソードも存在している。
- 2009年の第4シリーズからは、タイトルが『新・警視庁捜査一課9係』に変わり、夏クールの放送となった(第7シリーズより「新」が外れ、元のタイトルに戻った)。また、本シリーズより、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)が新たに加入した。これ以降、番組のスタイルがこれまでのコミカル路線から『相棒』を髣髴とさせるシリアス路線に変化している。また、第3シリーズまで毎回のように登場していた加納倫太郎の実娘である石川倫子(中越典子)が第4シリーズ以降では登場しないストーリーも出てくるようになり、新たに加入した原と当初から出演している中越とで出演機会が逆転している。
- 2006年12月27日放送のスペシャルと第6シリーズ第1話に、『相棒』の米沢守(六角精児)が登場している。
- 2005年2月12日に土曜ワイド劇場で放送された「警視庁捜査一課強行犯七係」は当番組と設定が似ている。
キャスト
捜査一課9係
- 加納 倫太郎(かのう りんたろう)
- 演 - 渡瀬恒彦
- 捜査一課で最も高い検挙率を誇る9係の係長。階級は警部。
- 捜査では浅輪とコンビを組む。鋭い洞察力と勘(感覚)を持ち、情報収集能力・分析力に優れる。いわゆる「変人タイプの刑事」であり、部下にはほとんど命令を下さず、それぞれが勝手に動くことを容認しているため、ダメ上司と思われてしまうこともある。一方で、自身は上司の命令を聞き流すこともある。捜査へは積極的に参加するが、マイペースで自身の気になることを最優先にし、独断独走で調べ回る。その飄々とした物腰の内には強い正義感の持ち主で、私論で罪を正当化する犯罪者に対しては相手の神経を逆撫でしたり、他者を踏み躙ったことを強く非難することが多い。その過程で部下(9係)と協力したりする場面もある。
- 部下を一切呼び捨てにせず、全て「君」付けで呼ぶ。コーヒーの味など食にこだわりが多く、職場で何かを食べていたり料理をすることもある。かつては一匹狼の刑事であったが、神宮司とコンビを組んだことがある。
- 28年前に上司の娘である石川登紀子と結婚したが、15年前に離婚。その過程から一人娘の倫子には嫌われていた。しかし、後に第3シリーズで誤解があることが判明し、少しずつではあるものの歩み寄り始めてはいる。浅輪を通じて、彼女の様子を伺うこともある。第5シリーズでは彼女と一度も顔を合わせることがなかった。
- 常に新人とペアを組むが、浅輪を除く転属してきた新人は加納の変人ぶりに3か月以上もたずに退職しているという(第1シリーズ第1話)。また、メンバーでペアがいない時にそのメンバーと組むことが多い。
- 浅輪 直樹(あさわ なおき)
- 演 - 井ノ原快彦 (V6)
- 新宿中央署・刑事課から本庁捜査一課9係に栄転(決してエリート採用でも警察関係者の縁故でもない)。階級は巡査(第8シリーズでは巡査長)。
- 捜査では加納とコンビを組む。最初の頃は加納のことを影で「オヤジ」呼ばわりするなど加納の言動が理解できなかったり、振り回されることも多かったために困惑していたこともあったが長らくコンビを組んでいるうちに加納のことを理解していくようになる。
- 言動は今時の若者であるが、基本的には真面目で素直な性格であり、正義感が強く曲がったことが大嫌い。一方で押しに弱い一面もある。加納からはその人柄(特に誠実さ)を気に入られている。また、彼の娘である倫子と付き合っているが、そのことで加納と倫子の間で板挟みとなってしまうこともある。
- 和樹という兄がいる(第3シリーズに登場)が、彼の性格や借金・トラブルといったことから確執がある。そのために再会時は不仲であったが、現在は和解している。
- 第8シリーズでは倫子の自宅マンションが火事になったため彼女とルームシェアをしているが加納には内緒にしている。
- 小宮山 志保(こみやま しほ)
- 演 - 羽田美智子
- 9係の紅一点にして、ムードメーカーでもある。階級は巡査部長(第8シリーズでは警部補で主任を務める)。
- 捜査では村瀬とコンビを組む。気が強すぎる性格から、聞き込みの相手の態度(非協力的、あるいは態度が悪い相手の場合)次第では挑発的・好戦的な態度を隠さないが、他人に注意された場合はちゃんと反省したり、時にはそのことに落ち込み過ぎたりする。また周囲を気遣う優しさも持っている。しかし、自分のことになると不器用で、片付け・整理整頓できないタイプ。料理もあまりしない。
- かつては片山という恋人がいたが、村瀬との一悶着や、刑事を辞めることを結婚の条件にされたことで破局。結婚への思いはあるものの刑事の仕事が好きでやめられない。恋愛関係では僻むような態度を見せ、第3シリーズで知り合った外科医の東条にさりげなくアプローチするものの、結局実らずに終わった。
- 近頃早瀬川とは飲みに行ったり、ヨガやテニスを始める程の仲となっている。
- 村瀬 健吾(むらせ けんご)
- 演 - 津田寛治
- 9係の刑事。第1シリーズから第5シリーズまで9係の主任を務めていた。階級は警部補。
- 第5シリーズ終盤で14係の係長への就任の話が飛び出しうやむやの状態で幕引きを迎え、第6シリーズ第1話で14係の係長[2]として登場。ところが同回で部下(14係刑事・黛涼子)の不祥事が発覚し、責任をとって退職を決意する。しかし加納の説得により9係に再び戻ってきた。しかし、9係の現主任は青柳になっており、第5シリーズまでとは立場が逆転。立場を重視するため指示に従ってはいるが、ストレスが溜ってきている様子がうかがえる。しかし、回が進むにつれ主任としての言動等が戻ってきており、周りもそれに自然と従っていたりする。[3]
- 捜査では小宮山とコンビを組む。なにかと突っかかってくる青柳とはしばしば対立するが、第4シリーズ第10話で矢沢が妻の実家に帰省し青柳が単独捜査をした際、容疑者の取り調べで青柳と同席し、なぜか阿吽の呼吸で取り調べを行い周囲を驚かせ、青柳と気が合うところを披露した。ところが同回中に些細ないざこざで再び仲違いし、元の不仲状態に戻っている。
- 品行方正で生真面目な性格の優等生ではあるが、頑固で融通が利かない一面もある。また政治ネタや権威に弱く、自らの信念を曲げたり優柔不断な態度を取ったりと出世や建前を気にしがちであった。幼少期に父と妹を亡くした不遇の生活が彼の出世・上昇志向に繋がっており、猛勉強の末に警察官となった経緯を持つ。
- 元恋人は元警察官僚の一人娘・安西つかさで、彼女や彼女の父が気になって捜査に身が入らないこともあった。また、第1シリーズの終盤で小宮山の恋愛相談に干渉してついには告白してつかさと別れると宣言したが、先述の優柔不断さで別れを切り出せずに第1シリーズを終え、第2シリーズでも若干、小宮山に未練がある態度を見せている。第3シリーズにて、被害者遺族の思いと「正義」の言葉に動かされ、自身の進退やつかさとの関係も覚悟し、彼女の父が絡む汚職問題に着手する決意をした。それが原因でつかさから別れを告げられたが、その後、再び交際を始めた。しかし、第5シリーズ開始時点ですでに別れてしまっていたことが明らかになる(第5シリーズ第5話の小宮山と早瀬川の会話より)。
- 以前にも7係係長への昇進が内定するものの、犯人逮捕時に小宮山が行った威嚇射撃が問題になって取り消しとなるなど、出世志向が空回りしがちである(年末スペシャル)。
- 青柳 靖(あおやぎ やすし)
- 演 - 吹越満
- 9係の刑事。階級は警部補。第6・第7シリーズでは主任を務めていた。
- 捜査では矢沢とコンビを組んでおり、彼とは家族ぐるみの付き合いである。
- 第5シリーズまでは同階級でありながら年下の上司であった村瀬を馬鹿にするなど対抗意識を抱いており、次期主任の座を狙っていた。それゆえ村瀬の命令を度々拒否したり、捜査過程で別の事件の犯人を検挙したり、捜査で掴んだ情報を自分だけに留めるなど、村瀬を悩ませることが多かった(第6シリーズで村瀬が14係から9係に戻ってきた後も相変わらずである)。しかし、第4シリーズの第10話でコンビを組んだ際には非常に気が合うところを見せたり、第5シリーズの最終回では矢沢と取り押さえた犯人の逮捕を村瀬にゆずって彼に花を持たせるなどしており、対抗心が先走っているだけでそれほど相性が悪い訳ではない。
- 第6シリーズで村瀬が14係に異動したため後任として9係の主任に就任したが、現在同棲している垣内妙子の関係を三島刑事部長に指摘され、主任の座を退く(第8シリーズ第2話の回想より)。
- 法や規則よりも感情で判断するため問題を起こしがちで、口が悪く激昂して取調室の机をひっくり返したり、容疑者相手に殴りかかろうとしたり、被害者が悪人の場合は加害者の肩を持つなど警察官ながら不謹慎な発言も多い。富裕層や著名人には僻み根性丸出しにする。ただし矢沢曰く「悪い人ではない」と、親近者や同情できる犯罪者には気を利かせることが多い。
- かつてヤクザに麻薬中毒にされていた垣内妙子を救出したことがきっかけで恋人関係になり、現在同棲している。しかし、事件関係者との恋だけに非常に神経質になっている部分がある。
- 矢沢 英明(やざわ ひであき)
- 演 - 田口浩正
- 9係の刑事。階級は巡査部長。
- 青柳の4期後輩で、捜査では彼とコンビを組む。意地の悪さに振り回されることも多いが、彼の良い面も悪い面も理解し、プライベートも含めて家族ぐるみで親しい。
- 現在のところ、同係唯一の所帯(妻子)持ち。妻は売れっ子漫画家の早苗で、彼女の仕事に(アシスタントとして)徹夜で付き合わされることも多く、刑事の仕事に影響が出ることも多い。しかし、彼女のお陰で生活は裕福であるため、タクシーの乗車にも自腹で領収書を切らない。その後第3シリーズでは、早苗との間に一児(福太郎、通称・福ちゃん)を授かったことで多忙の中で幸福感を得たものの、妻は育児ノイローゼと脳腫瘍になってしまったため、気の休まる時間が全くなかった。第4シリーズから第6シリーズまでは病気療養中の早苗と福ちゃんを彼女の実家に預け、自身は独り暮らしをしていた。
- 事件に子どもが絡んでいたり巻き込まれたときは見過ごせず、非常に感情的になることが多い。また、児童施設に妻と共に献金し、妻は理事になっている。
周りの人々
- 石川 倫子(いしかわ みちこ)
- 演 - 中越典子
- 加納倫太郎の娘。職業はパティシエール。
- 優しく気遣い上手ではあるが、仕事の虫であった父親の加納を憎み、大の警察嫌いとなるが、浅輪と付き合いだしてから、徐々に理解していくようになる。寿司(特に鯖寿司)が好き。第2シリーズで誘拐(犯人は加納への怨みを持つ男)されるが、間一髪、加納に救出される。浅輪からは、「倫子ちゃん」と呼ばれている。第3シリーズで父親と仲直りし始めた。第4シリーズではあちこちの店を転々としながらお菓子作りの腕を磨き、その後はフランス留学の際にお世話になったシェフ・高木(綿引勝彦)の経営するレストラン「シェ・タカギ」での修行を経て、第5シリーズで念願の自分の店をオープンさせた。しかし、味の研究のため海外を回ろうと店は閉めた様子(第7シリーズの第1話の浅輪との会話より)で、恋人の浅輪に「初心に戻って」と言って励まされたりしている。
- 第8シリーズでは、自宅マンションが火事になったため浅輪とルームシェアすることになる。
- 当初は話しかけてきた見知らぬ男に「何だと、ゴラァ!」と言って逆襲したり、加納と再会させようとした浅輪に鉄拳を加えるなど、男勝りな一面も見せていた(第1シリーズより)。
- 垣内 妙子(かきうち たえこ)
- 演 - 遠藤久美子
- 青柳の恋人。職業はクラブ歌手。
- ヤクザに麻薬中毒にされていた過去があり、青柳に救出されたことにより恋人関係になった。青柳が刑事である立場上、関係を公表しづらい時期が一時期あり、別の事件での関係者に挙がった時も、青柳は必死に隠そうとしていた。自分の事よりも周囲の人の事を考えてしまうタイプで、青柳が刑事を続けて欲しいために自ら彼の元を去ったこともあった。その後、偶然浅輪に出会った際に、彼をかばって撃たれ、重傷を負った(第2シリーズ最終話)。青柳のことを「青ちゃん」と呼ぶ。早苗のアシスタントを経験しており、サイン程度なら代筆が可能で第3シリーズで手が麻痺する彼女の代役をしたことがある。第4シリーズでは地方巡業に出ていたが、第5シリーズでは東京に戻ってコミュニティFM局のDJも務めていた(第5話より)。音楽スクールに通っていた過去がありその経営者が殺された事件では加納に情報を提供している(第6シーズン第3話)。また彼女のクラブは9係のメンバーの溜り場化している。
- 矢沢 早苗(やざわ さなえ)
- 演 - 畑野ひろ子(第1シリーズ - 第3シリーズ、第6シリーズ - )
- 矢沢の妻で、「超」がつくほどの人気漫画家で年収は億を下らない。夫を「ヒデちゃん」と呼ぶ。夫の職業である刑事は副業だと思っていて、早く自分のアシスタントに専念してもらいたいと願っている。自分のアシスタントは他にも雇うものの長続きしないため、夫だけでなく、青柳や妙子にまで手伝ってもらうこともあった。養護施設に定期的に慰問をしていたこともあり、事件を機に多額の寄付をした経緯から養護施設の理事長に就任する。第2シリーズで妊娠が判明し、第3シリーズでは既に生後数カ月、育児ノイローゼになり入院。同時に受けた検査で命に関わる病気(脳腫瘍)が見つかり手術を受ける。手の痺れなどの後遺症に悩まされ、第4シリーズからは子供と四国の実家で静養しているということからしばらく登場していなかったが、第6シリーズの第9話で久しぶりに登場した。
- 第7シリーズで夫と同居を再開するようになる。職業柄、出版業界の裏事情にも詳しくその情報が事件解決の鍵を握ることもある。自宅では一家そろって青柳のことを「青柳」呼び捨てにしている。
- 安西 つかさ(あんざい つかさ)
- 演 - 浅見れいな(第1シリーズ - 第4シリーズ)
- 村瀬の元恋人。父親は元警察官僚の安西大二郎である。父にお願いして、村瀬を昇進させようとするクリスマスプレゼントを贈るも、昇進は白紙となる。刑事の仕事を理解しているかは微妙であり、残業や急な呼び出しに機嫌を損ねることも良くある。愛車は白のフェアレディZ→ロードスター(第2シリーズから)。村瀬が自分を「ちゃん付け」で呼ぶことが特に気に入らず、呼び捨てするように要求。さらに、村瀬が小宮山に傾きかけていることに危機感を持っており、彼に自分専用の携帯電話を持たせたり、誓約書を書かせるなどして村瀬を振り回す。第3シリーズで父親が絡む汚職問題に村瀬が手をつけたことから、村瀬に別れを告げたが、村瀬が片を付けたことで復縁した。第4シリーズではウエディングプランナーとして働き始め、「働く女」に目覚めた。第5シリーズ以降は村瀬と別れてしまったため出演シーンはない。
- 宮原 礼二(みやはら れいじ)
- 演 - 金児憲史(第1シリーズ - 第3シリーズ、第7シリーズ)
- 倫子の勤めていた洋菓子店「パンとケーキの店 ミヤハラ」の息子で、パティシエでもある。父親から店を受け継いでいる。倫子が好きらしく、浅輪をライバル視していた。第2シリーズで倫子に告白するが結局振られる。その後も彼女のことを諦め切れないようだったが、終盤は浅輪と倫子の関係を応援するようになる。
- 元高校球児だった(第7シリーズより)。
- 片山 学(かたやま まなぶ)
- 演 - 石橋保(第1シリーズ)
- 小宮山の恋人。銀行員。実家は呉服店。小宮山と結婚したかったが、「小宮山が刑事を辞めること」が条件であったため、破局する。
- 園田 俊介(そのだ しゅんすけ)
- 演 - 中村俊介(第2シリーズ)
- 倫子がパリ留学していた時のルームメイト。画家でその世界では注目されているらしい。絵のことしか頭になく、「飲まず食わずで絵を描き続ける」という変な癖を持っており、それが原因で倒れたところを倫子に助けられ友人・ルームメイトへ。ある日突然姿を消したらしい。倫子と日本で再会するが、1枚の絵を残して再び去っていった。白いワインと赤い味噌汁を特に好む。
- 鳥越 輝明(とりごえ てるあき)
- 演 - 椛島永次(第2シリーズ)
- 早苗担当の編集者。早苗の妊娠が発覚するまで矢沢の本職が刑事であることを知らなかった。
- 徳島 さやか(とくしま さやか)
- 演 - 加藤貴子(スペシャル - 第2シリーズ、第7シリーズ第1話)
- テレビ局の報道記者で、小宮山の友人、33歳。小宮山のおかげにより、念願のスクープをものにして以来、9係を情報源に捜査情報を聞き出そうとするも、その後は難航。妻子ある男と付き合っていたが、スペシャルでは別れている。その後はつかさの存在を知りながらも村瀬に接近しようとしていたが、小宮山によると第2シリーズ最終話ではすっかり『過去の人』となっていた。
- 第7シリーズ初回スペシャルで久しぶりに再登場したが犯人に刺殺された。
- 東条 周作(とうじょう しゅうさく)
- 演 - 田中実(第3シリーズ)
- 外科医。子供が2人いる。第3シリーズの終盤より小宮山と良い雰囲気になるも次シリーズではすでに破局していたことが明らかに(第4シリーズ第1話小宮山談)。
- 浅輪 和樹(あさわ かずき)
- 演 - 豊原功補(第3シリーズ)
- 浅輪直樹の兄。芸術関係の仕事に就きたかったらしく、後述の家族関係とあいまって長らく海外を放浪していたが、突然弟の前に現れる。顔は意外と広い様だがお人好しの割に軽薄で、借金を背負わされた挙句に勝手に実家の土地を担保にした等様々な問題で過去から家族に迷惑をかけていたため、直樹からは嫌われていた。
- 弟と和解しようと現れた矢先に倫子の開業資金を友人と思っていた人に持ち逃げされたため、返金と弟に手柄を立てさせようとして事件に関わり、遂には何者かに刺され怪我を負ってしまう。しかし、その件を通じて、現在は和解している。傷が癒えたら再び海外に行く心算らしい。
警視庁のその他の人々
9係の所属長は捜査第一課長、また係の統括者として管理官が存在するはずであるが、当初から全く登場していない。
- 是枝 正志(これえだ まさし)
- 演 - 誠直也(第1シリーズ - 第3シリーズ)
- 警視庁刑事部長。階級は警視。上司として加納に指示を与える立場であるが、時には非情な指示を下すこともあった。加納が庁舎内で料理をするところを注意しているが、全く聞かなくて困っていた。なお、実際の警視庁刑事部長の階級は警視ではなく警視長か警視監が就任することが普通。また刑事部長が直接、係長に命令することはない。
- 庄司 真美(しょうじ まみ)
- 演 - 牛尾田恭代(第1シリーズ)
- 警視庁刑事部鑑識課員。陰で加納を指す時に「変人」と言っている。
- 夏樹 理沙子(なつき りさこ)
- 演 - 加賀美早紀(第2シリーズ - 第3シリーズ)
- 警視庁刑事部鑑識課員。浅輪直樹の大学時代の後輩。新宿中央署・鑑識課から本庁の鑑識課へ直樹の後を追うように異動してきた。
- 早瀬川 真澄(はやせがわ ますみ)
- 演 - 原沙知絵(第4シリーズ - )
- 関東監察医務院の監察医。落ち着いた性格で能力はあるが、少々変人めいた所がある。加納とは気が合うらしく、9係に報告に訪れると、手打ち蕎麦など加納の手作り料理を食べて行く。また、小宮山とは飲みに行ったり、ヨガやテニスを始める程の仲となっており、村瀬と小宮山の仲を疑っている。
- 時には現場に行き検証を手伝う事がある。
警察庁の人々
- 神宮司 桃子(じんぐうじ ももこ)
- 演 - 名取裕子(スペシャル - 第3シリーズ)
- 警察庁刑事局参事官。階級は警視長。加納とは、研修期間時代の彼女が孤立していた時、コンビを組んでからの長い付き合いで、加納の数少ない理解者。誰とも組まない一匹狼の加納が唯一コンビを組んだ人間と自ら思っている。第1シリーズの年末スペシャルでは彼が事件解決したことで、目の上のタンコブだった存在の人物を取り去ってくれたことに恩義を感じる。以後加納率いる9係を有能な部署と看破し陰ながらサポートをする。
- ただし、その行動理念は事件解決というよりも自らの立場の利益を重視する傾向があり、加納には「冷血無比で自分の立場の利益になることなら加勢する、出世欲の塊のような女である」と目前で指摘されても全く動じない。神宮司が参事官であることは加納以外の9係は誰も知らない。第1シリーズの年末スペシャルで着物で登場したため、その姿を見た小宮山は加納の愛人でクラブのママと勘違いをし、本人も敢えて否定しなかったため彼女から話を聞いたりした9係の他のメンバーも同様に思い込んでいた。
- 水野 治久(みずの はるひさ)
- 演 - 佐戸井けん太(スペシャル - 第2シリーズ)
- 警察庁刑事局長。神宮司の上司。
- 安西 大二郎(あんざい だいじろう)
- 演 - 三浦浩一(第3シリーズ)
- つかさの父親。娘には甘く、彼女の脅迫染みたわがままに度々折れて(作中でそうシーンはなく、つかさが村瀬との逢瀬の際に口にしているのみ)、融通することが多い。そのためか。娘と村瀬の交際には好意的。第2シリーズでは警察庁長官官房参事官、第3シリーズにて警備局長へ昇進。しかし、自らが関わった汚職事件を9係に暴かれ、失脚する。名前は第1シリーズより度々出ていた。
ゲスト
複数話登場の場合は括弧()内に表記
警視庁捜査一課9係 season1(2006年)
- 第1話 「偽証の連鎖」 - 第2話 「殺人生録画」
- 第3話 「マドンナ狙撃」
- 第4話 「強盗ゲーム」
- 第5話 「除幕式の死体」
- 第6話 「動く指紋の謎」
- 第7話 「船上の目撃者」
- 第8話 「Gペンの殺意」
- 第9話 「冷凍花嫁」
- 最終話 「最後の判決」
警視庁捜査一課9係 年末スペシャル(2006年)
警視庁捜査一課9係 season2(2007年)
- 第1話 「巌窟王の復讐」 - 第2話 「殺人係長」
- 第3話 「殺人美容整形」
- 第4話 「楽園の悪魔」
- 第5話 「殺しの花嫁衣裳」
- 第6話 「警視総監の秘密」
- 第7話 「狙われた誕生会」
- 第8話 「薔薇の女」
- 最終話 「最後の晩餐」
警視庁捜査一課9係 season3(2008年)
- 第1話 「堕天使」
- 第2話 「兄弟」
- 第3話 「装飾(デコレーション)死体」
- 第4話 「時給五万円の殺人」
- 第5話 「封じられた捜査」
- 第6話 「殺しのピアノ」
- 第7話 「割れないグラス」
- 第8話 「疑惑の花嫁」
- 第9話 「赤と白の殺意」
- 最終話 「殺人研究室」
新・警視庁捜査一課9係(第4シリーズ)(2009年)
- 第1話 「殺人占い」
- 第2話 「殺人女優」
- 第3話 「殺意のロザリオ」
- 第4話 「殺人スクープ」
- 第5話 「殺人ダイヤモンド」
- 第6話 「殺人レシピ」
- 第7話 「アロマ殺人事件」
- 第8話 「殺人歌姫」
-
- 北村 萌香(歌手) - 河野由佳
- 東山 千鶴(音楽プロデューサー) - 西牟田恵
- 真田 武(ウェストミュージック副社長) - 酒井敏也
- 西 邦明(ウェストミュージック社長) - 団時朗
- - SHORT LEG SUMMER
- 第9話 「落雷花嫁」
- 第10話 「新コンビ誕生」
- 最終話 「生命の捜査線」
新・警視庁捜査一課9係 season2(第5シリーズ)(2010年)
- 第1話 「100億の殺人」
- 第2話 「殺人酵母」
- 第3話 「殺人ベストセラー」
- 第4話 「死者からのメール」
- 第5話 「殺人DJ」
- 第6話 「殺しのルージュ」
- 第7話 「聴かれた殺人」
- 第8話 「歩く死体」
- 第9話 「二つの血痕」
- 第10話 「高層の死角」
- 第11話 「殺人ネイル」
- 最終話 「ヒミコ強奪」
新・警視庁捜査一課9係 season3(第6シリーズ)(2011年)
- 第1話 「消された女刑事」
- 第2話 「殺人バースディ」
- 第3話 「赤い破片の秘密」
- 第4話 「ルビー殺人事件」
- 第5話 「美食の殺人」
- 第6話 「秘密の部屋」
- 第7話 「殺人法廷」
- 第8話 「殺人渓谷」
- 第9話 「殺意の赤いライン」
- 第10話 「悪魔の連載」
- 最終話 「最期の銃弾」
警視庁捜査一課9係 season7(2012年)
- 第1話 「Uの傷跡」
- 第2話 「殺人陶器」
- 第3話 「シェフ殺人事件」
- 第4話 「殺意の芝生」
- 第5話 「悪魔の似顔絵」
- 第6話 「アロハ殺人事件」
- 第7話 「穏やかな死体」
- 第8話 「犬は見ていた」
- 第9話 「殺人同窓会」
- 最終話 「殺人オーケストラ」
警視庁捜査一課9係 season8(2013年)
- 第1話 「捏造された殺人」
- 第2話 「殺人美容室」
- 第3話 「逃亡者の殺意」
- 第4話 「昼下がりの銃殺」
- 第5話 「殺人生原稿」
- 第6話 「127の殺意」
- 第7話 「死の紋様」
- 第8話 「殺人スタント」
- 第9話 「殺しのネックレス」
- 最終話
-
- 山尾 (倫太郎の高校時代からの友人) - 笹野高史
- 倉持
スタッフ
音楽
警視庁捜査一課9係 オリジナル・サウンドトラック
| 『警視庁捜査一課9係 オリジナル・サウンドトラック』 | |
|---|---|
| 吉川清之 の サウンドトラック | |
| リリース | |
| 録音 | 2006年 日本 |
| ジャンル | サウンドトラック |
| 時間 | |
| レーベル | エイベックス・マーケティング |
サウンドトラックCDとしてリリースされている。
- 収録曲
- Fireball ~9係テーマ
- 出動!short version
- Runaround
- Club 9
- 6 to 9
- Diarmond
- MrDr Harp
- Rumble
- Giwaku
- Kowais bpm86
- Kowais bpm120
- Stuby
- Go a way
- IHO piano
- 出動!long version
- 係長?
- 推理 No1
- 推理 No2
- スタート!
- 悲しみと...
- 危険!run to run
- 二人について...
- ふたりについて...piano solo version
- 発端ミステリー
- Fireball arranged
- ミュージック・モンタージュ
- 「使命1」ブリッジ
- 「使命2」動き出し
- 「使命3」ラスト
主題歌
※主題歌は浅輪直樹役の井ノ原が所属しているV6の楽曲が一貫して使用されている。
- 「グッデイ!!」(第1シリーズ)
- 「ジャスミン」(第2シリーズ)
- 「蝶」(第3シリーズ)
- 「GUILTY」(新(通算第4シリーズ))
- 「only dreaming」(新2(通算第5シリーズ))
- 「Sexy.Honey.Bunny!」(新3(通算第6シリーズ))
- 「kEEP oN.」(第7シリーズ)
- 「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」(第8シリーズ)
放送日程
警視庁捜査一課9係 season1(2006年)
- 放映期間:2006年4月19日 - 6月21日。
- 番組キャッチコピーは「切れ者がいる。クセ者がいる。変わり者がいる。」。
- このシリーズに限り各サブタイトルに「第○話」が付けられていた。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2006年4月19日 | 偽証の連鎖 | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 14.7% |
| 第2話 | 4月26日 | 殺人生録画 | 16.4% | ||
| 第3話 | 5月3日 | マドンナ狙撃 | 11.9% | ||
| 第4話 | 5月10日 | 強盗ゲーム | 杉村六郎 | 10.5% | |
| 第5話 | 5月17日 | 除幕式の死体 | 油谷誠至 | 15.9% | |
| 第6話 | 5月24日 | 動く指紋の謎[4] | 入江信吾 | 吉田啓一郎 | 11.6% |
| 第7話 | 5月31日 | 船上の目撃者 | 岡崎由紀子 | 児玉宣久 | 12.9% |
| 第8話 | 6月7日 | Gペンの殺意 | 古沢良太 | 長谷川康 | 12.3% |
| 第9話 | 6月14日 | 冷凍花嫁 | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 14.5% |
| 最終話 | 6月21日 | 最後の判決 | 16.2% | ||
| 平均視聴率 13.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
警視庁捜査一課9係 年末スペシャル(2006年)
- 放映日:2006年12月27日(2時間半スペシャル)。
| 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 2006年12月27日 | 2006年最後の事件 | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 10.5% |
警視庁捜査一課9係 season2(2007年)
- 放映期間:2007年4月25日 - 6月20日。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2007年4月25日 | 巌窟王の復讐 | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 13.4% |
| 第2話 | 5月2日 | 殺人係長 | 10.0% | ||
| 第3話 | 5月9日 | 殺人美容整形 | 岡崎由紀子 | 杉村六郎 | 11.5% |
| 第4話 | 5月16日 | 楽園の悪魔 | 深沢正樹 | 13.7% | |
| 第5話 | 5月23日 | 殺しの花嫁衣裳 | 油谷誠至 | 15.9% | |
| 第6話 | 5月30日 | 警視総監の秘密 | 田村孝蔵 | 13.4% | |
| 第7話 | 2007年6月6日 | 狙われた誕生会[5] | 入江信吾 | 油谷誠至 | 13.7% |
| 第8話 | 6月13日 | 薔薇の女 | 江良至 | 吉田啓一郎 | 9.7% |
| 最終話 | 6月20日 | 最終回2時間スペシャル 最後の晩餐 |
深沢正樹 | 13.1% | |
| 平均視聴率 12.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
警視庁捜査一課9係 season3(2008年)
- 放映期間:2008年04月16日 - 6月18日。
- 番組キャッチコピーは「こんなですが、検挙率NO.1。」。
- 福井放送では本作品以降、月曜22時台から移ってきたばかりの木曜ドラマ枠をこの枠の1つ手前に設置し、かつ連結するようになる。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2008年4月16日 | 堕天使 | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 9.7% |
| 第2話 | 4月23日 | 兄弟 | 11.4% | ||
| 第3話 | 4月30日 | 装飾(デコレーション)死体 | 杉村六郎 | 12.1% | |
| 第4話 | 5月7日 | 時給五万円の殺人 | 10.7% | ||
| 第5話 | 5月14日 | 封じられた捜査 | 吉田啓一郎 | 10.1% | |
| 第6話 | 5月21日 | 殺しのピアノ | 12.4% | ||
| 第7話 | 5月28日 | 割れないグラス | 波多野都 | 田村孝蔵 | 12.3% |
| 第8話 | 6月4日 | 疑惑の花嫁 | 深沢正樹 | 長谷川康 | 10.5% |
| 第9話 | 6月11日 | 赤と白の殺意 | 吉田啓一郎 | 10.7% | |
| 最終話 | 6月18日 | 殺人研究室 | 15.4% | ||
| 平均視聴率 11.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
新・警視庁捜査一課9係(第4シリーズ)(2009年)
- 放映期間:2009年7月1日 - 9月16日。
- 番組キャッチコピーは「謎が謎を呼び、新9係始動」。
- 新聞のテレビ欄では『新・警視庁9係』として表記。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2009年7月1日 | 殺人占い | 深沢正樹 | 吉田啓一郎 | 13.5% |
| 第2話 | 7月8日 | 殺人女優 | 杉村六郎 | 13.3% | |
| 第3話 | 7月15日 | 殺意のロザリオ[6] | 徳永富彦 | 吉田啓一郎 | 12.2% |
| 第4話 | 7月29日 | 殺人スクープ | 波多野都 | 12.3% | |
| 第5話 | 8月5日 | 殺人ダイヤモンド | 深沢正樹 | 杉村六郎 | 13.2% |
| 第6話 | 8月12日 | 殺人レシピ | 岡崎由紀子 | 吉田啓一郎 | 13.9% |
| 第7話 | 8月19日 | アロマ殺人事件 | 瀧川晃代 | 長谷川康 | 15.0% |
| 第8話 | 8月26日 | 殺人歌姫 | 深沢正樹 | 田村孝蔵 | 13.6% |
| 第9話 | 9月2日 | 落雷花嫁 | 徳永富彦 | 吉田啓一郎 | 12.7% |
| 第10話 | 9月9日 | 新コンビ誕生 | 岡崎由紀子 | 長谷川康 | 11.3% |
| 最終話 | 9月16日 | 生命の捜査線 | 平松正樹 | 吉田啓一郎 | 12.3% |
| 平均視聴率 13.0%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
- 7月22日は「世界水泳ローマ2009 シンクロナイズドスイミング・コンビネーション決勝」が放送されたため休止。
新・警視庁捜査一課9係 season2(第5シリーズ)(2010年)
- 放映期間:2010年6月30日 - 9月15日。
- 番組のキャッチコピーは「止まらない事件。止まらない9係。」。
- 初回視聴率シリーズ最高を記録。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2010年6月30日 | 100億の殺人 | 深沢正樹 | 杉村六郎 | 16.2% |
| 第2話 | 7月7日 | 殺人酵母 | 岡崎由紀子 | 15.6% | |
| 第3話 | 7月14日 | 殺人ベストセラー | 波多野都 | 吉田啓一郎 | 15.1% |
| 第4話 | 7月21日 | 死者からのメール | 徳永富彦 | 14.0% | |
| 第5話 | 7月28日 | 殺人DJ | 深沢正樹 | 長谷川康 | 13.7% |
| 第6話 | 8月4日 | 殺しのルージュ | ハセベバクシンオー | 田村孝蔵 | 15.2% |
| 第7話 | 8月11日 | 聴かれた殺人 | 瀧川晃代 | 杉村六郎 | 13.3% |
| 第8話 | 8月18日 | 歩く死体 | 真部千晶 | 15.3% | |
| 第9話 | 8月25日 | 二つの血痕 | 岡崎由紀子 | 吉田啓一郎 | 15.5% |
| 第10話 | 9月1日 | 高層の死角 | 徳永富彦 | 長谷川康 | 14.7% |
| 第11話 | 9月8日 | 殺人ネイル | 深沢正樹 | 田村孝蔵 | 13.6% |
| 最終話 | 9月15日 | ヒミコ強奪 | 杉村六郎 | 14.2% | |
| 平均視聴率 14.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
新・警視庁捜査一課9係 season3(第6シリーズ)(2011年)
- 放映期間:2011年7月6日 - 9月14日。
- 番組のキャッチコピーは「この夏…最高に輝く刑事たち」。
- 関西地区での初回視聴率は19.5%。
- シリーズ最高視聴率、平均視聴率を更新し、7月クールのドラマ視聴率1位を獲得。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2011年7月6日 | 消された女刑事 | ハセベバクシンオー | 杉村六郎 | 14.8% |
| 第2話 | 7月13日 | 殺人バースディ | 深沢正樹 | 15.3% | |
| 第3話 | 7月20日 | 赤い破片の秘密 | 吉田啓一郎 | 15.5% | |
| 第4話 | 7月27日 | ルビー殺人事件 | 真部千晶 | 16.5% | |
| 第5話 | 8月3日 | 美食の殺人 | 瀧川晃代 | 田村孝蔵 | 16.7% |
| 第6話 | 8月10日 | 秘密の部屋 | 波多野都 | 長谷川康 | 13.6% |
| 第7話 | 8月17日 | 殺人法廷 | 真部千晶 | 杉村六郎 | 16.6% |
| 第8話 | 8月24日 | 殺人渓谷 | 岡崎由紀子 | 15.6% | |
| 第09話 | 8月31日 | 殺意の赤いライン | 伊藤洋子 | 田村孝蔵 | 16.6% |
| 第10話 | 9月7日 | 悪魔の連載 | ハセベバクシンオー | 長谷川康 | 17.0% |
| 最終話 | 9月14日 | 最期の銃弾 | 徳永富彦 | 吉田啓一郎 | 15.9% |
| 平均視聴率 15.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
警視庁捜査一課9係 season7(2012年)
- 放映期間:2012年7月4日(近畿地方は初回の2時間スペシャルのみ7月7日[7]) - 9月5日。
- 初回は20:00 - 21:48の2時間スペシャル。
- 番組キャッチコピーは「覚醒」。
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2012年7月4日 | Uの傷跡 | 深沢正樹 | 杉村六郎 | 13.0% |
| 第2話 | 7月11日 | 殺人陶器 | ハセベバクシンオー | 吉田啓一郎 | 9.9% |
| 第3話 | 7月18日 | シェフ殺人事件 | 真部千晶 | 新村良二 | 12.4% |
| 第4話 | 7月25日 | 殺意の芝生 | 岡崎由紀子 | 田村孝蔵 | 13.0% |
| 第5話 | 8月1日 | 悪魔の似顔絵 | 徳永富彦 | 杉村六郎 | 10.4% |
| 第6話 | 8月8日 | アロハ殺人事件 | 瀧川晃代 | 12.5% | |
| 第7話 | 8月15日 | 穏やかな死体[8][9] | 太田愛 | 吉田啓一郎 | 9.2% |
| 第8話 | 8月22日 | 犬は見ていた | 波多野都 | 11.4% | |
| 第9話 | 8月29日 | 殺人同窓会 | 岡崎由紀子 | 長谷川康 | 12.1% |
| 最終話 | 9月5日 | 殺人オーケストラ | 深沢正樹 | 杉村六郎 | 14.0% |
| 平均視聴率 11.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
警視庁捜査一課9係 season8(2013年)
- 放映期間:2013年7月10日 - 9月11日(予定)。
- 番組のキャッチコピーは「好きにやらせてもらいます。いつもの僕らのやり方で。」
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 2013年7月10日 | 捏造された殺人 | 深沢正樹 | 長谷川康 | 15.2% |
| 第2話 | 7月17日 | 殺人美容室 | 13.7% | ||
| 第3話 | 7月24日 | 逃亡者の殺意 | 徳永富彦 | 吉田啓一郎 | 10.0%[要出典] |
| 第4話 | 7月31日 | 昼下がりの銃殺 | 真部千晶 | 14.0% | |
| 第5話 | 8月7日 | 殺人生原稿 | 須藤泰司 | 杉村六郎 | 13.4% |
| 第6話 | 8月14日 | 127の殺意 | 岡崎由紀子 | 13.2% | |
| 第7話 | 8月21日 | 死の紋様 | 瀧川晃代 | 新村良二 | 13.6% |
| 第8話 | 8月28日 | 殺人スタント | 真部千晶 | 細川光信 | 13.4% |
| 第9話 | 9月4日 | 殺しのネックレス | 徳永富彦 | 田村孝蔵 | |
| 最終話 | 9月11日 | 殺人船長 | 深沢正樹 | 長谷川康 | |
| 平均視聴率(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | |||||
電子書籍・ノベライズ
- 電子書籍の形で『スピンオフストーリー』、『エピソードゼロ』、『非番の日の9係』をそれぞれ2009年、2010年、2011年に配信している。
- 脚本:波多野都。
- スピンオフストーリー
-
- Chapter.1『志保の1番長い日』
- Chapter.2『矢沢の人情さぬきうどん』
- Chapter.3『村瀬の知らないつかさの秘密』
- Chapter.4『直樹の男の約束』
- Chapter.5『青柳の七癖』
- Chapter.6『真澄とキリン』
- Chapter.7『倫太郎の冷や汗』
- エピソードゼロ
-
- Chapter.1『加納倫太郎9係長誕生』
- Chapter.2『9係最初の部下・青柳靖』
- Chapter.3『村瀬健吾9係主任の誕生秘話』
- Chapter.4『小宮山志保、決断の日』
- Chapter.5『鑑識・矢沢英明、9係へ』
- Chapter.6『9係最後のメンバー・浅輪直樹』
- 非番の日の9係
-
- Chapter.1『志保が9係に残った理由』
- Chapter.2『矢沢の秘密の旅』
- Chapter.3『直樹の休日』
- Chapter.4『村瀬とつかさ再会の日』
- Chapter.5『青柳と妙子の心の旅』
- Chapter.6『倫太郎を取り巻く女たち』
- 2013年7月5日にseason1とseason2のエピソードを抜粋した初のノベライズ本が泰文堂・リンダパブリッシャーズから発売された。
- ノベライズ「警視庁捜査一課9係」
- 脚本:深沢正樹
- 小説:来島麦
脚注
- ^ 刑事部捜査第一課第4強行犯捜査部門に実在する係。
- ^ 本来加納のように係長は警部が務めるが、警部補のまま着任している。
- ^ 実際には一つの係において主任が二人いることもあるようではあるが、9係の設定としてはあくまでも主任は一人。
- ^ テレビ朝日公式サイトでは「うごくしもん」と表記。
- ^ 当初5月23日に第5話「監禁誕生会」として放送予定だったが、直前に愛知県長久手町での立てこもり発砲事件が発生したため放送が延期された(当初5月30日、6月6日放送予定分を1週ずつ繰り上げて放送)。
- ^ テレビ朝日の番組ホームページからストーリーが消去され、以降の話数が繰り上げられている(東映のホームページではあらすじが掲載)。販売されているDVDにも収録されておらず、地上波などでの再放送や番販も行われていない。理由は不明。
- ^ 朝日放送(ABC)ローカルのプロ野球中継が18:30-21:42、「ココイロ」が21:42-21:48に編成されているため、7月7日正午から「おひるのワイド120」の枠内で放送(スポンサー枠はプロ野球中継に組み込まれる関係でPT扱い)。
- ^ 当初7月18日に第3話「死者の手の中に」として放送する予定だったが、いじめに遭った男子中学生の飛び降り自殺シーンが含まれることから、当時報道され問題となっていた滋賀県大津市の中学2年生男子自殺事件に配慮して内容を変更すると発表。第4話から7話が1週繰り上げて放送され、サブタイトルを「穏やかな死体」に改題し第7話で放送した。
- ^ “「自殺」ドラマの内容を変更=テレ朝”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2012年7月11日). 2012年7月11日閲覧。
関連項目
外部リンク
テレビ朝日公式
- テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season1』
- テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season2』
- テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season3』
- テレビ朝日『新・警視庁捜査一課9係 season1』(第4シリーズ)
- テレビ朝日『新・警視庁捜査一課9係 season2』(第5シリーズ)
- テレビ朝日『新・警視庁捜査一課9係 season3』(第6シリーズ)
- テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season7』
- テレビ朝日『警視庁捜査一課9係 season8』
東映公式
- 東映『警視庁捜査一課9係 season1』
- 東映『警視庁捜査一課9係 season2』
- 東映『警視庁捜査一課9係 season3』
- 東映『新・警視庁捜査一課9係 season1』(第4シリーズ)
- 東映『新・警視庁捜査一課9係 season2』(第5シリーズ)
- 東映『新・警視庁捜査一課9係 season3』(第6シリーズ)
- 東映『警視庁捜査一課9係 season7』
- 東映『警視庁捜査一課9係 season8』
| テレビ朝日 水曜21時枠刑事ドラマ | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
相棒 season IV
(2005.10.12 - 2006.3.15) |
警視庁捜査一課9係 season1
(2006.4.19 - 2006.6.21) |
PS -羅生門- 警視庁東都署
(2006.7.5 - 2006.9.13) |
相棒 season V
(2006.10.11 - 2007.3.14) |
警視庁捜査一課9係 season2
(2007.4.25 - 2007.6.20) |
警視庁捜査ファイル さくら署の女たち
(2007.7.11 - 2007.9.12) |
相棒 season 6
(2007.10.24 - 2008.3.19) |
警視庁捜査一課9係 season3
(2008.4.16 - 2008.6.18) |
ゴンゾウ 伝説の刑事
(2008.7.2 - 2008.9.10) |
臨場(第1シリーズ)
(2009.4.15 - 2009.6.24) |
新・警視庁捜査一課9係(season1)
(2009.7.1 - 2009.9.16) |
相棒 season 8
(2009.10.14 - 2010.3.10) |
臨場(第2シリーズ)
(2010.4.7 - 2010.6.23) |
新・警視庁捜査一課9係(season2)
(2010.6.30 - 2010.9.15) |
相棒 season 9
(2010.10.20 - 2011.3.9) |
遺留捜査(第1シリーズ)
(2011.4.13 - 2011.6.22) |
新・警視庁捜査一課9係(season3)
(2011.7.6 - 2011.9.14) |
相棒 ten
(2011.10.19 - 2012.3.21) |
Answer〜警視庁検証捜査官
(2012.4.18 - 2012.6.13) |
警視庁捜査一課9係(season7)
(2012.7.4 - 2012.9.5) |
相棒 Eleven
(2012.10.10 - 2013.3.20) |
遺留捜査(第3シリーズ)
(2013.4.17 - 2013.6.12) |
警視庁捜査一課9係(season8)
(2013.7.10 - 2013.9.11) |
相棒 12
(2013.10.16 - 2014.3予定) |