2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選
2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会のアフリカ予選には、アフリカサッカー連盟(CAF)所属の53チームのうち、モーリタニアを除く52チームが参加する[1]。出場枠は5。
予選形式
予選方式は以下の通り[1]。なおシード順は、2011年7月現在のFIFAランキングにより定められる[1]。
- 1次予選
- シード順が28位以上のチームは1次予選免除。シード順が29位以下のチーム(24チーム)を2チームずつ12組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者が2次予選に進出する。
- 2次予選
- 1次予選免除の28チームおよび、1次予選の勝者12チームの合計40チームを4チームずつの10組に分け、ホーム・アンド・アウェーの2順の総当たり戦を行う。各組1位のチームが3次予選に進出する。
- 3次予選
- 2次予選を勝ち抜いた10チームを2チームずつ5組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者(計5チーム)が本大会出場権を得る。
1次予選および2次予選の組み合わせ抽選は、2011年7月30日にブラジル・リオデジャネイロで行われた[1][2]。組み合わせ抽選の結果は[3]による。
1次予選
→詳細は「2014 FIFAワールドカップ・アフリカ1次予選」を参照
第1戦は2011年11月11日・12日に、また第2戦は同11月15日・16日に実施された[4]。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
セーシェル | 0 - 7 | ケニア | 0 - 3 | 0 - 4 |
ギニアビサウ | 1 - 2 | トーゴ | 1 - 1 | 0 - 1 |
ジブチ | 0 - 8 | ナミビア | 0 - 4 | 0 - 4 |
モーリシャス | w/o | リベリア | — | — |
コモロ | 1 - 5 | モザンビーク | 0 - 1 | 1 - 4 |
赤道ギニア | 3 - 2 | マダガスカル | 2 - 0 | 1 - 2 |
ソマリア | 0 - 5 | エチオピア | 0 - 0 | 0 - 5 |
レソト | 3 - 2 | ブルンジ | 1 - 0 | 2 - 2 |
エリトリア | 2 - 4 | ルワンダ | 1 - 1 | 1 - 3 |
スワジランド | 2 - 4 | コンゴ民主共和国 | 1 - 3 | 1 - 5 |
サントメ・プリンシペ | 1 - 6 | コンゴ共和国 | 0 - 5 | 1 - 1 |
チャド | 2 - 2 (a) | タンザニア | 1 - 2 | 1 - 0 |
- モーリシャスが棄権したためリベリアが2次予選に進出。
2次予選
→詳細は「2014 FIFAワールドカップ・アフリカ2次予選」を参照
試合は、以下の日程で実施された[4]。
- 第1節:2012年6月1日 - 6月3日
- 第2節:2012年6月9日、6月10日
- 第3節:2013年3月22日 - 3月26日
- 第4節:2013年6月5日 - 6月9日
- 第5節:2013年6月12日 - 6月16日
- 第6節:2013年9月6日 - 9月10日
グループA
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループB
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループC
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループD
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループE
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループF
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループG
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループH
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループI
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
グループJ
|
左の数字がHOMEチームの得点 |
3次予選
→詳細は「2014 FIFAワールドカップ・アフリカ3次予選」を参照
第1試合は2013年10月11日 - 10月15日に、第2試合は同11月15日 - 11月19日に行われる予定である[4]。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
コートジボワール | 1 | セネガル | 10月11日–15日 | 11月15日–19日 |
エチオピア | 2 | ナイジェリア | 10月11日–15日 | 11月15日–19日 |
チュニジア | 3 | カメルーン | 10月11日–15日 | 11月15日–19日 |
ガーナ | 4 | エジプト | 10月11日–15日 | 11月15日–19日 |
ブルキナファソ | 5 | アルジェリア | 10月11日–15日 | 11月15日–19日 |
脚注
- ^ 当初のスコアは2-1エチオピア勝利であったものの、エチオピアが出場資格のないテショメを出場させたため、この試合は後日没収試合(エチオピアの0-3の敗戦扱い)とされた。[5][6]
- ^ 当初のスコアは2-0でスーダン勝利であったものの、スーダンが出場資格のないサイフ・アリを出場させたため、この試合は後日没収試合(スーダンの0-3の敗戦扱い)とされた。[8][9]その後スーダンがCAS(スポーツ仲裁裁判所)に控訴、2013年3月4日に棄却され没収試合が確定した。[10]
- ^ 2012年6月2日に実施されたブルキナファソ対コンゴ共和国戦で、ブルキナファソが出場資格のないザングを出場させたため、この試合は後日没収試合(ブルキナファソの0-3の敗戦扱い)とされた。[11]
- ^ 2012年6月3日に実施されたニジェール対ガボン戦で、ガボンがビーチサッカーカメルーン代表としてリオW杯に出場したCharly Moussono Moussonoを出場させたとして没収試合となり、結果が0-0から3-0に訂正された。 [12]
出典
- ^ a b c d 2014 FIFA World Cup Brazil - Preliminary Competition Format and Draw Procedures - African Zone(国際サッカー連盟公式サイト内)2011年6月3日閲覧。
- ^ FIFA.com - 2014 FIFA World Cup Brazil™(国際サッカー連盟公式サイト内)2011年6月3日閲覧。
- ^ “The Preliminary Draw results in full”. 国際サッカー連盟 (2011年7月30日). 2011年8月3日閲覧。
- ^ a b c “African Qualifiers – FIFA World Cup 2014” (PDF) (英語). アフリカサッカー連盟. 2011年6月3日閲覧。
- ^ “Ethiopia admit fielding ineligible player in World Cup qualifier” (英語). Yahoo! Eurosport UK (2013年6月18日). 2013年7月2日閲覧。
- ^ “Ethiopia sanctioned for fielding ineligible player” (英語). FIFA.com (2013年7月1日). 2013年7月2日閲覧。
- ^ Cape Verde sanctioned; Tunisia through to final FIFA World Cup qualifying round
- ^ “Statement on Sudan” (英語). FIFA.com (2012年10月9日). 2013年1月23日閲覧。
- ^ “Sudan fined over ineligible player” (英語). ESPN (2012年10月8日). 2013年1月23日閲覧。
- ^ “Statement on Sudan” (英語). faz(Football Association of Zambia) (2013年3月4日). 2013年3月6日閲覧。
- ^ “Congo benefit as Burkina Faso docked points by Fifa” (英語). bbc.co.uk (2012年12月21日). 2013年1月23日閲覧。
- ^ “Gabon sanctioned for using ineligible player” (英語). FIFA (2012年12月20日). 2013年1月6日閲覧。