ドニー・ニエテス
ドニー・ニエテス(Donnie Nietes、男性、1982年5月13日 - )は、フィリピンのプロボクサー。
第10代WBO世界ミニマム級王者。第18代WBO世界ライトフライ級王者。世界2階級制覇王者。
フィリピンの名門ボクシングジムでもあるALAジム所属。
基本情報 | |
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本名 | ドニー・ニエテス |
通称 | Ahas |
階級 | ライトフライ級 |
身長 | 160cm |
リーチ | 167cm |
国籍 |
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誕生日 | 1982年5月13日(43歳) |
出身地 | フィリピン, バコロド市 |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 36 |
勝ち | 31 |
KO勝ち | 17 |
敗け | 1 |
引き分け | 4 |
来歴
ニエテスはもともとはALAジムのアシスタントとして勤務するという異色の経歴を持ち、アシスタントの実績が認められて2003年4月25日にフィリピンでプロデビューを果たす。その後、2004年5月22日にはフィリピンPBFライトフライ級王座を獲得。ロシアをはじめ東欧圏を主戦場に全勝を重ね、2006年11月24日に空位のWBOアジア太平洋ミニマム級王座を獲得した。同王座を2度防衛した後の2007年9月30日に、空位となっていたWBO世界ミニマム級王座決定戦でポンサワン・ポープラムックと対戦し、12回判定勝利し初の世界王座を獲得した。
2009年9月12日、メキシコナヤリット州テピクのエル・パレンケ・デ・ラ・フェリアで暫定王者マヌエル・バルガスと王座統一戦で対戦し、2-1の判定勝ちで王座を統一を果たすと共にWBO世界ミニマム級王座の3度目の防衛に成功した[1]。
2010年8月14日、メキシコシナロア州グアサベにてWBO世界ミニマム級11位のマリオ・ロドリゲスと対戦し、3-0の判定勝ちで4度目の防衛に成功した[2]。
2011年10月8日、WBO世界ライトフライ級王者ラモン・ガルシアと対戦し3-0の判定勝ちで王座を獲得し2階級制覇を果たした。
2012年6月2日、パサイのリゾート・ワールド・マニラでフェリペ・サルゲロと対戦し、3-0の判定勝ちを収め、初防衛に成功した。
2013年3月2日、セブのウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノにてWBO世界ミニマム級王者モイセス・フェンテスと対戦し、1-0の判定で引き分けとなり2度目の防衛に成功した[3]。
2013年11月29日、ドバイでWBO世界ライトフライ級暫定王者モイセス・フェンテスとの8ヵ月ぶりの再戦で王座を統一し、WBO世界ライトフライ級王座の3度目の防衛を目指す[4]。
獲得タイトル
関連項目
脚注
- ^ ニエテスWBO統一 モンティエル無冠戦でTKO敗 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年9月13日
- ^ 強いフィリピン! ニエテス敵地防衛V4 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年8月15日
- ^ ニエテス×フエンテス、ドローに終わる ボクシングニュース「Box-on!」2013年3月3日
- ^ WBOランキング発表 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年9月17日
- ^ Games and Amusements Board略称GAB王座ではなくPhilippines Boxing Federation(PBF)王座である。
外部リンク
空位 前タイトル保持者 イヴァン・カルデロン |
第10代WBO世界ミニマム級王者 2007年9月30日 - 2011年3月(返上) |
空位 次タイトル獲得者 ラウル・ガルシア |
前王者 ラモン・ガルシア |
第18代WBO世界ライトフライ級王者 2011年10月8日 - 現在 |
次王者 N/A |