龍が如く4 伝説を継ぐもの
『龍が如く4 伝説を継ぐもの』(りゅうがことくフォー でんせつをつぐもの、Yakuza 4)は、セガより2010年3月18日に発売されたPlayStation 3用ゲームソフト。キャッチコピーは「それは熱き男達の、奇跡の記録。」。
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 3 |
| 開発元 | セガ |
| 発売元 | セガ |
| 人数 | 1人(ミニゲームでの対戦1人 - 2人) |
| メディア | BD-ROM |
| 発売日 |
2010年3月18日 2011年1月20日(廉価版) 2011年12月1日(再廉価版) |
| 対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) |
| コンテンツアイコン |
セクシャル 暴力 ギャンブル |
| その他 |
対応映像出力 NTSC - 480p・720p 対応音声出力 ドルビーデジタル - 5.1ch リニアPCM - 5.1ch |
概要
『龍が如く3』の続編。今作は従来の主人公である桐生一馬の他に、秋山駿、冴島大河、谷村正義の三人を加えた計四人の主人公が登場する。主人公毎に戦闘のスタイルやサブストーリー、一部遊び要素の種類が異なり、それぞれの遊び方が楽しめるのが特徴である。主人公は選択制ではなく、ストーリーの進行に合わせて順番にプレイしていく事となる。シナリオが終了した主人公は操作できなくなるが、終盤やクリア後には自由に切り替えてプレイが可能。
基本的な要素は前作『3』を継承しているが、従来同様、多数の企業とタイアップを行っており、プレイスポットも増加している。前々作の蒼天掘、前作の琉球街のような別の街は存在せず、お馴染みの神室町および一部沖縄が舞台となる。スケールは縮小したものの、本作では屋上や地下などの新たなエリアも移動可能であり、神室町自体の行動範囲は広がっている。
ゲスト声優陣には、俳優の成宮寛貴、小沢真珠、沢村一樹、桐谷健太、遠藤憲一、北大路欣也が出演。その他のゲストとしては、セラピスト役としてタレントの矢口真里、格闘家として落合福嗣が出演している。また、キャバクラ嬢オーディションを実施し、オーディションに合格した7名をモデルにしたキャバクラ嬢が作中に登場する。
前作『龍が如く3』、事実上の前々作『龍が如く 見参!』の各クリアデータがあると特典が手に入るシステムやエクストラコンテンツの配信もある。
ストーリー
舞台はアジア最大の歓楽街である東京・神室町。時は2010年3月1日、深夜24時05分。
この街では日常茶飯事である二つの同時事件。東城会系の弱小組織である金村興業のシマで起きたチンピラ同士の些細な抗争と発砲事件。発砲事件で射殺されたのは東城会と親戚関係にある組織、上野誠和会の男だった。
事件の収拾に奔走する金村興業の若衆たちだったが、その最中に金村興業の組長が何者かに殺害される。
神室町ではよくある極道組織の小さな抗争事件だったが、それはある計画の伏線に過ぎず、事件を皮切りに露になる、野望を秘めた男たちの本性。金と権力、地位と名誉。剥き出しとなった欲望が、激しくぶつかり合う…。
登場人物
各主人公の特徴
本作は主人公毎に異なった遊び方が存在する。バトル関連の違いは登場人物の項を参照。
- 秋山駿
- 前々作『龍が如く2』同様、神室町で顔馴染みを作る事ができる。ホームレスにアイテムを渡す、店で何度も食事したり買い物する事でその人物と顔馴染みになることができ、その付近で戦闘になった際に支援を受ける事ができる。馴染みの中には、新たなゲームを入荷してくれたり、好きなダンサーを指名できたりと戦闘支援以外のものもある。また、秋山はキャバクラのオーナーでもあり、前作に引き続きキャバ嬢を育てる「キャバつく」がプレイ可能で、No.1に育てたキャバ嬢は別のキャラクターで攻略ができるようになる。
- 冴島大河
- 脱獄囚である冴島は警察の目を盗んで行動しなければならない。警官に接触した場合はチェイスバトルをする羽目になり、一部のシチュエーションでは警官に見つからないように目的地を目指す必要がある。従って、屋上や地下の移動がカギを握る。また、格闘家を育成する「格闘家をつくろう!」がプレイ可能で、新人トーナメントで優勝させた格闘家は、地下闘技場で共闘したり、敵として対戦したりできる。
- 尚、冴島操作中はキャバクラとカラオケは利用不可。
- 谷村正義
- 警官である谷村を操作中はランダムで様々な事件が発生する。事件発生時は無線が入り、現場へ向かうと戦闘やチェイスバトルが起こる。解決すると報酬が貰えるが、現場に向かわず一定時間が経過すると別の警察官によって解決されてしまう。事件を5件解決するごとに協力関係である神室の盾の赤石からアイテムを貰える。
- 桐生一馬
- 神室の盾を助けた一件から桐生を倒すべく様々なチームが戦いを挑んでくるようになる。街で絡んでくる通常の敵に混じって各チームのメンバーが登場し、何人かを倒すとリーダーの情報が手に入り、リーダーを倒すとそのチームに勝利した事になる。リーダー撃破後は次のチームが出現するが、解散したチームの元メンバーが復讐戦を挑んでくる事もあり、倒すとチームのエンブレムが手に入る。これを5個、赤石の元へ持っていくとアイテムと交換してくれる。
- また、エンディング後のプレミアムアドベンチャーでは前作まで同様、遥を連れて街を歩く事ができ、おねだりも健在。
楽曲
- 主題歌:ZEEBRA「Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & Mummy-D & DOUBLE」(ビーエムジージャパン)
実在企業
- その他
外部リンク
- 龍が如く4 伝説を継ぐもの(公式サイト)