君が衛生兵で歩兵が俺で

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君が衛生兵で歩兵が俺で』(きみがナースでほへいがおれで)は著者・篠山半太、イラスト・西出ケンゴローライトノベル。単行本はスマッシュ文庫より発売されている。

君が衛生兵(ナース)で歩兵が俺で
ジャンル 学園ラブコメディ
小説
著者 篠山半太
イラスト 西出ケンゴロー
出版社 PHP研究所
レーベル スマッシュ文庫
発売日 2012年6月29日
巻数 既刊1巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル

あらすじ

神奈川県横須賀市にある陸上自衛隊武山高等学校に通う二年生・大嶽隼人(おおたけ・はやと)は、演習中に絡まれていたミス武山高の同級生、磯鷲音矢(いそわし・おとや)を守り、腐れ縁となる。 変わることなく移りゆく日常。だが年も変わり三年生への進級が行われようとしたとき、事件は起きた。テロリストによって政府首脳が暗殺され、武山高校長を兼務する元自衛官の女性防衛大臣・繭川巴(まゆかわ・ともえ)が首相代理となったのだ。

「我が自衛隊にとって最大の敵は、憲法九条そのもの――」

繭川は、自衛隊の国軍化と集団的自衛権の容認を掲げた政変を開始する。事実上の戒厳令である治安出動が発令され、武山高生徒隊もまたその任につくこととなる。

登場人物

階級は全て、物語開始時のもの。

大嶽隼人(おおたけ・はやと)
陸上自衛隊武山高校二年、本作の主人公。1等陸士。普通科
幼少の頃に殉職した父も自衛官であった。中学生のときに母を失う。その際に父の同僚だった篠山に会い、父の背中を追って武山高入りを決意する。
磯鷲音矢(いそわし・おとや)
陸上自衛隊武山高校二年、本作のメインヒロイン。1等陸士。衛生科
自衛隊法の特例により、准看護師免許持ち(現実の一般隊員の場合、技術陸曹(3等陸曹)に補職されうる)。
作品冒頭では眼鏡をかけているが、作中、事情によりコンタクトに変更。
倉木真人(くらき・まさと)
陸上自衛隊武山高校二年、主人公の良き同僚。1等陸士。普通科
学年は同じであるが、一般の高校で1年過ごしていたため年齢は1つ上。某防衛産業大手企業の御曹司であり、防衛の現場を知るために入学した。
繭川巴(まゆかわ・ともえ)
防衛大臣、兼陸上自衛隊武山高校校長。本作のサブヒロイン。三十代前半のクールビューティー。内閣総理大臣臨時代理第二順位。
東北大学法学部を卒業し、幹部候補生として入隊した元自衛官であるが、現在は除隊した文民であり[注釈 1]衆院議員。連立与党のトップを務めている。
自衛官時代に公民の教師として文部科学省に出向しており、教育者としての一面も併せ持っている。
篠山半太(しのやま・はんた)
自衛官、陸上自衛隊武山高校区隊長(大嶽と倉木の区隊)。著者とは同姓同名の別人。2等陸尉。職種不明。

書籍

脚注

注釈

  1. ^ 元自衛官が文民であるという公式見解は2001年5月22日に出ており、繭川の防衛大臣就任に違憲性はない[1]

出典

外部リンク