ウルトラマンギンガ
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『ウルトラマンギンガ』は、円谷プロダクションが制作した特撮テレビドラマの作品名およびその劇中に登場する主人公が変身した巨大変身ヒーローの名前である。
| ウルトラマンギンガ | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 脚本 |
長谷川圭一 谷崎あきら 荒木憲一 赤星政尚 足木淳一郎 |
| 監督 |
アベユーイチ 原口智生 梶研吾 石井良和 村上裕介 |
| 監修 | 大岡新一 |
| 出演者 |
根岸拓哉 宮武美桜 大野瑞生 雲母 草川拓弥 石丸博也 橋本達也 平野勲人 杉田智和 宇野祥平 虎牙光揮 阿部翔平 川上麻衣子 野村宏伸 木野花 津川雅彦 |
| 製作 | |
| プロデューサー | 金光大輔 |
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送時間 | 水曜 17:30 - 18:00 |
| 放送分 | 30分 |
| 公式インフォメーション | |
| 連続ドラマ | |
| オープニング | Takamiy with 宮野真守 「Legend of Galaxy ~銀河の覇者」 |
| エンディング | ウルトラ超特急 「Starlight」 |
| 放送期間 | 2013年7月10日 - 12月18日[注 1] |
| 放送時間 | 水曜 17:30 - 18:00 |
| 放送分 | 30分 |
| 回数 | 11 |
| 番外編 | |
| オープニング | DAIGO with Takamiy 「ULTRA BRAVE」(放送版) Takamiy with 宮野真守 「Legend of Galaxy ~銀河の覇者」(映像ソフト版) |
| エンディング | ウルトラ超特急「Starlight」 |
| 放送期間 | 2014年2月26日 |
| 放送時間 | 水曜日17:30 - 18:00 |
| 放送分 | 30分 |
| 回数 | 1 |
特記事項: 『新ウルトラマン列伝』内における番組内番組 | |
2013年7月10日から8月14日までと11月20日から12月18日までの2期、『新ウルトラマン列伝』内において全11話が放送された。また、2013年9月と2014年3月に劇場作品のイベント上映が行われた。
概要
円谷プロダクション創立50周年の記念作品であり、ウルトラシリーズの地上波全日帯テレビ番組としては『ウルトラマンメビウス』以来となり、初のハイビジョン制作及び地上デジタル放送作品でもある。『新ウルトラマン列伝』内での放送であるため、主題歌は『新ウルトラマン列伝』と共通であり、オープニングタイトルにも『新ウルトラマン列伝』のロゴが使用されている[注 2]。なお、初回放送日である7月10日は、「ウルトラマン前夜祭」が放送された日である「ウルトラマンの日」であった。
主人公はウルトラマンギンガの他、歴代シリーズのウルトラマンや怪獣・宇宙人に変身できる高校生で、彼を取り巻く人物もほぼ高校生のみで構成されている。シリーズでは初めて地球防衛組織などが登場しない作品でもある[1]。舞台となるのは現代の日本にある地方都市で、ウルトラマンや怪獣の存在・その戦いが一般には認知されておらず、主人公は地球や宇宙を守るという広い使命感ではなく、身近な人を守るという狭い動機で戦っている。「夢」をキーワードに、高校生の青春の悩みや進路、ひと夏の思い出などを描いたジュブナイル・テイストを強めた作風となっている[2]。監督のアベユーイチは高尚な作品ではなく、身近で親しみの湧く作品とすることを意識したとしている[3]。
ストーリーは前期(2013年7月10日から8月14日)と後期(同年11月20日から12月18日)に分かれる。物語上は前期が夏休み、後期が2学期開始以降となっており、主要登場人物の服装も前期と後期で異なっている。以前のように1年間50話分の新作エピソードを制作することは困難であったため、制作は劇場スペシャルを含め13本に絞られた[3]。商戦期やイベント期に集中して放送する形で展開され、放送休止期間にも劇場スペシャルの公開や『新ウルトラマン列伝』内で本作に関連した総集編などを放送することで継続性を維持している[3]。2014年2月26日には最終話の後日談となる番外編も放送された。
ロケ地となった学校は、屋外ロケのリハーサル[4]やジャンキラーのコクピットの撮影[5]にも使用されている。後半の小学校に閉じ込められるという展開は、撮影場所が限定されるのを逆手に取ったものであった[6]。
当初はウルトラマンと怪獣との戦いは実景との合成で描かれる予定であったが、製作の都合からミニチュアセットを中心とした撮影へと変更された[2]。それまでのウルトラシリーズではウルトラマンの身長は40から50メートル程度に設定されているものが多いが、小学校が物語の中心となっている本作では従来のサイズ設定のままではキャラクターが建物よりも大きすぎてしまい画面構成がしづらいため、ウルトラマンギンガは30メートル程度を想定しミニチュアも従来より大きめに作られている[2]。
企画初期の構想では、『ウルトラマンガイア』が15周年となることから、大学生を主人公とし『ガイア』の主人公・高山我夢も大学教授として登場させる案が存在した[7]。この他に小学生や中学生を主人公とする案もあった[7]。シリーズ構成の長谷川圭一は、前年まで放送されていた『仮面ライダーフォーゼ』で高校生が主人公であったことから『ギンガ』では中学生とすることで差別化を考えていたが[注 3]、最終的には子供たちが憧れを持てる世代として高校生を選んでいる[7]。
2014年7月より続編となる新シーズン『ウルトラマンギンガS』が放送されている[8]。
あらすじ
遥か昔、すべてのウルトラ戦士と怪獣・宇宙人は、銀河の彼方で激しい戦いを繰り広げていたが、何者かが謎のアイテム・ダークスパークを使い、ウルトラ戦士や怪獣達を小さな人形・スパークドールズに変えてしまう。そしてスパークドールズは宇宙に散らばり、その幾つかはウルトラ戦士や怪獣・宇宙人が存在しない世界[注 4]の地球へと流れ着いた。
それから1000年後。17才の高校生・礼堂ヒカルは予知夢に導かれ、夏休みを機に7年ぶりに[注 5]生まれ故郷の降星町へ帰ってきた。ヒカルはその町でスパークドールズを使用者と一体化させ一時的に巨大な姿へ戻す力を持つギンガスパークを手に入れる。そして、スパークドールズにされたウルトラマンタロウと出会い、自分が「選ばれし者」だと知る。
やがて悪意を持った人々がスパークドールズと一体化(ダークライブ)し、怪獣となって暴れ出した。ヒカルは大切なものを守るため、ギンガスパークとスパークドールズでウルトラ戦士や怪獣に変身(ウルトライブ)して戦いに赴く。
登場人物
主人公とその仲間達
- 礼堂 ヒカル(らいどう ヒカル)
- 本作の主人公。冒険家を夢見ている17歳の高校2年生。1996年7月10日生まれで、血液型はA型[9]。ギンガスパークを駆使し、ウルトラマンギンガや様々な怪獣に変身することが可能。
- ロックミュージシャンの両親とともに世界中を旅していたが、不可思議なビジョンを見たことで[注 6]生まれ故郷の降星町へと帰ってきた。銀河神社の祠に御神体として祀られていたギンガスパークを手にした際、右手の甲に「選ばれし者」の紋章が現れ、さらにスパークドールズとなったウルトラマンタロウとの出会いをきっかけに自身が「選ばれし者」であることを知り、平和を守るための戦いに立ち向かうことになる。当初は夏休みの間だけ降星町に滞在する予定だったが、黒幕の正体が掴めなかったため以降も滞在し続けている。
- 挑戦心と正義感が人一倍強く、素直な性格の持ち主だが、同時に隠し事が下手でつい本音を漏らしてしまうところから、相手を傷つけてしまうこともある。美鈴のことを異性として意識している節があり、彼女を守ろうとする行動も多い。特技はサッカー[9]で、第1話、第6話などで披露されている。また劇中では語られていないものの、好物は茄子カレーで、反対に苦手な食べ物は蒟蒻である[9]。
- 他の仲間達が後期で制服姿になったのに対し、ヒカルだけは外国から帰ってきた関係上、後期でも私服のままである。
- ルギエルとの最終決戦後、ギンガからの言葉を胸に今度こそ両親の待つイギリス・ロンドンへと帰って行った。ギンガスパークはそのまま持っており、『新ウルトラマン列伝』ではこれと銀河神社から見つかった巻物『超人銀河秘伝の書』を使って怪獣のことを勉強している。
- 企画初期は「ウルトライブ」の名称が決定する前に「ウルトライド」や「ウルトライズ」という案が存在しており、ヒカルの苗字「礼堂」も「ライド」に由来している[7]。
- 石動 美鈴(いするぎ みすず)
- 17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人。物語開始当初ヒカルが変身できることを唯一知っている少女で、和菓子職人を夢見る[注 7]。夏休みは銀河神社で巫女のアルバイトをしているが、たまにお供え物をつまみ食いしていたという。
- 好奇心旺盛で、ヒカルよりも前にウルトラマンタロウ(SD)と会っていた[注 8]。ヒカルに好意を寄せている節があり、彼に道を示すことが多く、タロウとは異なる形で彼の相棒的存在となっている。父である誠一郎に対しては仕事でなかなか会えない事もあって複雑な感情を抱いており、和菓子作りを始めたのも母の味を思い出してかつての父に戻って欲しいという願いから来ている[注 9]。
- 第8話ではギンガスパークを奪われ変身不能に陥ったヒカルを助けたいと銀河神社の祠に願いギンガライトスパークを入手、レッドキング(SD)にウルトライブして戦った。続く第9話でも、健太や千草と共にジャシュライン(SD)にウルトライブして戦ったが、その後現れたウルトラマンダーク(SD) / ウルトラセブンダーク(SD)の正体が父・誠一郎と知って衝撃を受け、彼を拒絶した後、ナックル星人グレイ(SD)によってその心の隙を突かれ第10話でスーパーグランドキング(SD)にダークライブしてしまった。自らの意識に入ってきたヒカルに対し今までの胸の内を吐露し決別を図るが最終的には仲直りし、ヒカルと共にギンガと一体化しスーパーグランドキング(SD)を倒し[注 10]、その後誠一郎とも和解した。
- 番外編では、創作和菓子コンクールの作品づくりに専念するため健太たちとはしばらく会っていない模様。
- 渡会 健太(わたらい けんた)
- 17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人。実家は町の小さな写真館で、プロカメラマンを目指す少年。物語開始時はモチベーションを維持できず夢をあきらめたと公言していたが、第3話での出来事を機に自信を取り戻す。第5話では他の3人がギンガの秘密を知ったことで仲間外れにされたと勘違いし[注 11]、バルキー星人(SD)によって出現したダークダミースパークにより闇に魅せられてしまうが、ヒカルの説得で正気に戻り、その後ヒカルが変身できることを知った[注 12]。第9話では、美鈴や千草と共にジャシュライン(SD)にウルトライブして戦った。続く第10話ではギンガライトスパークを手に入れ、ウルトラマンティガ(SD)にウルトライブして戦った。
- 番外編では千草と共に主人公を務める。彼女のオーディション用写真を撮っている際にマグマ星人(SD)と遭遇。彼によって千草が再び闇に魅入られそうになった時は、「自分がカメラマンになってアイドルになった千草の写真を取る」という夢を語って励ました。再び手にしたギンガライトスパークの力でウルトラマンティガ(SD)にウルトライブし、マグマ星人(SD)がダークライブしたゼットン(SD)と対峙する。
- 久野 千草(くの ちぐさ)
- 17歳の高校2年生でヒカルの幼なじみの一人。アイドルになることを夢見る少女で、プロカメラマンとなった健太に自分の写真を撮ってもらいたいらしい[注 13]。ヒカル曰く「特徴的な声」。第4話ではひょんなことからグラビア撮影のモデルを引き受けることとなった美鈴への嫉妬から、ラゴン(SD)にダークライブしてしまい、美鈴に襲いかかるがヒカルによって元に戻り、それを機にヒカルが変身できることを知った。第9話では、美鈴や健太と共にジャシュライン(SD)にウルトライブして戦った。続く第10話ではギンガライトスパークを手に入れ、ウルトラマン(SD)にウルトライブして戦った。
- 番外編では健太と共に主人公を務める。アイドルオーディションに応募するため念願だった健太による写真の撮影を受ける。しかしそこでマグマ星人(SD)に遭遇。彼の口車でまたも闇に引きずり込まれかけるが、健太の言葉でそれを振り切り、再び手にしたギンガライトスパークの力でウルトラマン(SD)にウルトライブ、健太と共にゼットン(SD)に立ち向かう。
- ウルトラマンタロウ(SD)
- ウルトラ兄弟の6番目で、ウルトラの父と母の実子。
- 他のウルトラ戦士とともにスパークドールズに変えられたが、両親や他のウルトラ兄弟達が庇ったことにより闇の波動の直撃を避けられたため辛うじて自我を残しており、会話やある程度動くことができるほか、ウルトラ念力や瞬間移動を駆使する[注 14]。降星町でスパークドールズやギンガスパークの謎を調べている中でヒカルと美鈴に出会うが、なぜかギンガスパークでもウルトライブができず、ヒカルのサポート役に徹することになる。元の姿に戻れないことを「早く大きくなりたーい」と嘆くなどコミカルな一面も見せる。千草とホツマからは「さん」付けで呼ばれている。
- 第3話の一件で体力を消耗した隙に友也に捕らえられてしまうが、その中で彼が抱く憎しみを見抜き、第5話終盤で解放された後は自らが幼い時の出来事を語って彼を諭した。第9話においてウルトラマンダーク(SD) / ウルトラセブンダーク(SD)を目の当たりにした時は、自分のせいでウルトラ兄弟が闇に堕ちたと悔やむ場面もあった。
- しかし最終話では、自身が庇われた理由が「人々の希望となる」ことであると気付き、ギンガがダークルギエルに敗れても希望を捨てなかった降星小学校の卒業生達が生み出したギンガライトスパークの力で遂に本来の姿を取り戻し、超巨大化してルギエルと対決。一瞬の隙を突いてギンガに光を分け与え、自らの敗北と引き換えに復活させた。そしてギンガによってルギエルが倒された後、ヒカル達に感謝の言葉を告げて他のスパークドールズと共に宇宙へ帰って行った。
- 一条寺 友也(いちじょうじ ともや)
- 第2話より登場。
- 17歳の高校2年生。大企業・一条寺コンツェルンの御曹司で、半年ほど前に降星町の高校へと転校してきた。「人間嫌い」と言われるほど無愛想かつ無口な性格だが、話す時は常に敬語を使う。なぜかヒカルと銀河神社の御神体=ギンガスパークのことを知っているが、その正体はバルキー星人(SD)と結託しているダークダミースパークの持ち主で、ガンパッドでジャンキラーを操りギンガに襲いかかる。戦闘でギンガの活動限界を見抜いたほか、正体を隠すためダークダミースパークを手にした健太をジャンキラーのコックピットに乗せたこともある。
- 実は、あらゆる物事をこなせる天才児であるが故に「自力で何でも叶えられるから」という理由で夢を持っておらず、過去に父から「そのような者に(自分の)後を任せるつもりはない」と指摘されたことで、叶いもしない夢を持つ人間を憎んでいた。ギンガを倒そうとしたのもそれが理由であったが、第6話で「ウルトラマンギンガを倒すことを夢にしろ」と提案したヒカル=ギンガに敗れダークダミースパークを破壊されたことで簡単に叶わないことがあると知る。そしてジャンナインの覚醒と共に、自分以外の敵にギンガを倒されたくないという理由で味方に付く。それからは多少ながらも態度が軟化した。
- ナックル星人グレイ(SD)からは、もう一度仲間にならないかと誘われたことがあるが、既に仲間がいるとして断っている。
- ルギエルとの決戦後、相棒であるジャンナインと別れ、ガンパッドに蓄積された情報を元に怪獣の研究をしている。
- 『劇場スペシャル』では「ジャンファイト・ツーダッシュ」の掛け声を発してジャンスターをジャンナインに変形させた[注 15]。
降星町の人々
- 礼堂 ホツマ(らいどう ホツマ)
- 62歳。ヒカルの祖父で、銀河神社の神主。ヒカルが降星町に帰ってくる1か月前、火事で神社が全焼してしまい、今は廃校となった降星小学校の音楽室に社を移し、代々礼堂一族につたわる御神体を守っている。ヒカルと同じく「選ばれし者」の紋章が右手の甲にあり、いつからなのかは不明だがタロウのことも知っていた。
- 終盤になるにつれて物語の謎の核心にかなり近づき、「異形の手のモノ」の正体をも突き止める。美鈴たちにジャシュラインのスパークドールズを手渡した後、白井に乗り移ったダークルギエルを追い払いべく念を送り、ギンガサンシャインの効果もあって彼女を救ったが完全には分離できておらず、再びルギエルに支配された白井が解き放ったダークスパークの力によって意識を失う。しかしルギエルに必死で抵抗する彼女の姿を見て「やっぱりあなたは強い人だ」と安堵の表情を浮かべた。
- 白井 杏子(しらい きょうこ)
- 56歳。廃校となった降星小学校の元校長。降星小学校の校歌は彼女が作詞したものである。ヒカルの祖父・ホツマが神主をつとめる銀河神社が火事で焼けてしまったため、学校の音楽室を神社に提供している。
- 第7話においてダークガルベロス(SD)を目撃し怪獣の存在を知り、さらにナックル星人グレイ(SD)から異形の手のモノが校内に潜伏しているという衝撃の事実を知らされる。また第8話ではイチノタニ建設による学校解体を阻止するため、一条寺コンツェルンに資金援助を申し出ていたことが友也の口から語られた。
- 本人は無自覚だったが、実は銀河神社での火災発生時にダークスパークを手にした影響でダークルギエルに憑依され「異形の手のモノ」と化して暗躍しており、第10話でその事実をホツマから告げられ、彼とギンガサンシャインの余波によって分離されたかに見えたが、最終話で再び意識を支配されてルギエルの完全復活を許してしまう。しかし降星小を巣立っていった者たちを守りぬくという信念がダークスパークをギンガライトスパークに変換。ついにルギエルの呪縛から解放された。
- 柿崎 太一(かきさき たいち)
- 35歳。降星町の交番巡査。あだ名は「カッキー」だが、美鈴からは「カッキーさん」と呼ばれている。降星小学校の卒業生で、普段から校歌を口ずさんでいる。一人称は「自分」。
- 第1話の時点からヒカル達や事件の当事者以外に怪獣の存在を知る数少ない人物だが、ヒカルが変身できることを知ったのは第7話の事である。また、本作の主要登場人物の中で1度もダークな心に支配されなかった(ヒカル、ホツマを除く)唯一の人物でもある。
- 幼なじみの大里剛からは「太一」と呼ばれている。第5話のみ未登場。
- 山田(やまだ) / 木村(きむら)
- 降星町で問題になっている不法投棄業者。第1話では降星山で不法投棄を行っていたところ、たまたま居合わせたヒカルに見咎められたため彼に暴行するが、柿崎に見つかり逃亡。その後バルキー星人(SD)に目を付けられサンダーダランビア(SD)にダークライブ、ギンガの初戦の相手となった。続く第2話ではホツマによる憑き物落としを受け、木村が「金が欲しかった」と白状し、共に二度と悪事を働かないと誓う。
- 最終話ではヒカル達の無事を確認すると安堵の表情を浮かべ、山田の「植物学者になって、この町を花でいっぱいにする」という夢を叶えるために二人で町のゴミ拾いのボランティアをしていることを伝えた。
- 矢神(やがみ)
- 楽しいという理由でバイクに乗って執拗に人々を追い回し、被害者が怪我をする事件を頻発させた男。ヒカル達を追い詰めた後、サッカーボールをぶつけてきた美鈴に迫るが、ヒカルとタロウのウルトラ念力、そして駆けつけた柿崎によって失敗。柿崎を自転車ごと転倒させて逃亡。翌日、ヒカル達を待ち伏せしていたところ、バルキー星人(SD)によって闇に魅入られ、ケムール人(SD)にダークライブ。夜の降星小で美鈴を追いかけ回し、恐怖を味わせる悪行を働くもギンガとの戦いでは逆にどこまでも追跡されるという皮肉な末路を辿り倒され、反省した。
- 最終話ではバイクで世界一周をするという夢を掲げた。
- 菅生 ユウカ(すごう ユウカ)
- かつてファッションデザイナーになるという夢を持っていたが、何らかの経緯で夢破れ「叶いもしない夢を持っても後悔するだけ」という思想を抱くようになっていた。第3話で花火を買いに来ていた健太と千草に出会いそこで意気投合、久しぶりに母校である降星小へとやって来る。しかしそれ以前の時点でバルキー星人(SD)によって闇の使者と化しており、降星町内で不審火事件を数多く起こしていた。降星小をも燃やし尽くしてしまおうと火を放つが、ヒカルがライブしたケムール人(SD)によって阻止されキングパンドン(SD)へとダークライブ。夢を追いかける健太やヒカルをけなすが、その歪んだ自論を否定され敗北。やられ際に放火を犯した理由を「寂しかったから」と呟き、憑き物が落ちたかのように泣きながら健太たちに謝罪した。
- その後は降星町内にある実家へ戻り、再び夢を追いかけるため勉学に励んでいることが最終話で明らかにされた。
- 名前の由来は『ウルトラセブン』で初代パンドンを操っていた幽霊怪人ゴース星人から[2]。
- 大里 剛(おおさと ごう)
- 第7話より登場。
- かつて「マッドドッグ大里」の異名を持ち、スーパーフェザー級日本チャンピオンの座を勝ち取ったプロボクサーだったが、その直後賭博事件に関与している事が発覚[注 16]し、追放されるかのように引退、そんな自身を「負け犬」と自嘲している。その心の闇を突かれたのか第7話ではダークガルベロス(SD)にダークライブされていた。続く第8話でも「夢は見ている時が楽しいだけ」とヒカル達の夢に対する考えを否定したが、純粋に夢を追いかけるヒカルの言葉に感化され、ナックル星人グレイ(SD)からギンガスパークを取り返そうとしていた友也達のピンチを救った。最終話で賭博事件に関わった事を後悔すると共にボクサーの夢を再び掲げ、柿崎にそれを伝えた。
- 柿崎とは母校の降星小学校時代からの友人であり、互いに夢を語りあう仲で、「剛ちゃん」と呼ばれている。
- 石動 誠一郎(いするぎ せいいちろう)
- 第7話より登場。
- 美鈴の父。桑原・黒木と降星小周辺の地質調査を行っている最中に、娘達と同じく時空の歪みに閉じ込められてしまう。昔から仕事が多忙で中々娘に会えないらしく、そのためいつしか仕事ばかりを優先するようになっていた。いかなる経緯かダークダミースパークを手にし、第9話においてウルトラマンダーク(SD) / ウルトラセブンダーク(SD)にダークライブし一度はヒカルに勝利。その後倒れたヒカルの夢の中で、美鈴のためと自らを正当化した上で仲間になるよう誘うが断られ、再戦するも敗れた。その後正体を知った美鈴にも拒絶されてしまったが、続く第10話では美鈴がスーパーグランドキング(SD)にダークライブしてしまったことを知り自分の責任だと反省、ギンガライトスパークを手に入れウルトラセブン(SD)にウルトライブして戦い、最終的に美鈴と和解した。
- 桑原 伸吾(くわばら しんご)
- 第7話より登場。
- 建築デザイナー。完璧思考かつ極度の潔癖症で、仲間である黒木にも「神経質な男」と呆れられるほど。事あるごとに「不」を付けて話すのが口癖。第8話では降星小から抜け出したいあまりナックル星人グレイ(SD)に命じられるままギンガスパークを盗み出したが、その後彼に切り捨てられザラガス(SD)にダークライブされる。
- 最終話では黒木の提示したリゾート開発撤回に賛同していた。第9話のみ未登場。
- 黒木 知美(くろき ともみ)
- 第7話より登場。
- イチノタニ建設の開発本部長。非常に短気な性格で、相手の態度や発言が気に入らないと(高校生とはいえ)子供相手でもムキになる。降星小を解体し、複合型リゾートの建設を目論んでいたが、ザラガス(SD)出現の際、石動に計画は白紙と一方的に告げて校舎を去り、自分だけ逃げ出そうとした所をナックル星人グレイ(SD)に見つかり、アントラー(SD)にダークライブされる。
- 最終話では学校を心配するあまりやって来た卒業生達の姿を見て、リゾート開発計画の撤回を考え始めていた。
ウルトラマンギンガ
- 身長:ミクロ~無限大
- 体重:0~無限大
- 年齢:不明
- 飛行速度:不明
- 走行速度:不明
- ジャンプ力:不明
- 出身地:未来の時間を持つ世界
データ
- ヒカルがギンガスパークとギンガのスパークドールズによって変身(ウルトライブ)するウルトラマン。その存在はタロウですら知らなかった。タロウと同様に自我を保ち、ウルトライブした状態である程度会話も可能だが自ら多くを語ることがないため、その出自は謎に包まれている。最終話で未来の時間を持つ世界から来たウルトラマンであることが明らかになった[注 17]。頭部・胸部・両腕・両足に水色のクリスタルを備え、発動する必殺技によって異なる色の輝きを放つのが特徴。
- ギンガのスパークドールズはヒカルの「勇気」の力が満ちた時にギンガスパークの中から出現し、ウルトライブが可能になる。そのためいつでもギンガにライブできる訳ではなく、当初はまず怪獣へのライブを経てからギンガにライブしていたが、第6話以降はギンガへ直接ライブできるようになっている。なお、変身ポーズはスパークドールズリード時のポーズに似た腕を組むようなポーズであったが、続編『ギンガS』では従来通り右腕を突き上げるポーズをとり、変身時には「ギンガー!」と名前を叫ぶようになっている。
- 活動時間は3分間で、それ以上の一体化はヒカルの生命に危機を及ぼす。カラータイマーが消えると強制的にライブが解除され、ヒカルを残して光の粒子となり消えてしまう[注 18]。ただし戦闘力はかなり高く、並み居る怪獣達をほとんど苦戦することなく倒しており[注 19]。、ジャンキラーや闇のウルトラ戦士達、そして因縁の相手であるダークルギエルといった相応の強敵が相手でない限りカラータイマーが点滅してピンチに陥ることはなかった。
- ルギエルとの決戦後はヒカルと分離し、もっと地球を冒険するようにとヒカルに告げてから他のスパークドールズ達と共に地球を去った。その後番外編では最終話で取り残され途方に暮れていたマグマ星人(SD)たちを連れ戻すため地球圏に再来している。
- 『ギンガS』では、地底世界のエネルギー結晶体・ビクトリウムを狙うチブル星人エクセラー(SD)による地球侵略に対し危機に陥ったヒカルの意志に応え、地球へと再帰還。再びヒカルと共に新たな脅威に立ち向かう。
- 正体が終局まで不明という設定や殆ど喋らないという描写は、出自が明確でよく喋るウルトラマンゼロとの差別化が意識されている[2]。
- 身長は具体的な数値が設定されていないが、撮影上は小学校との対比から30メートルくらいのイメージで描写されている[2]。
- ギンガの回転しながら着地する描写は銀河系をイメージしている[2]。
必殺技・能力
必殺技使用時はヒカルが技名を叫ぶ。
- ギンガサンダーボルト
- 頭上に発生させた雷の渦を敵に向かって投げつける電撃光線。発動時は全身のクリスタルが黄色く輝く。サンダーダランビア(SD)を倒した。『新ウルトラマン列伝』第12話でも使用し、エレキング(SD)を倒している。『~S』ではEXレッドキング(SD)が放ったフレイムロードを相殺し、ダメージを与えた。
- ギンガファイヤーボール
- 無数に生み出した隕石状の火炎弾を放つ。発動時は全身のクリスタルが赤く輝く。ケムール人(SD)とダークガルベロス(SD)を倒した。ダークザギ(SD)との空中戦にも使用したが、この時はかわされている。主に空中や宇宙空間を飛びながら放たれるが、『~S』ではインペライザー(SD)軍団を撃破する際に始めて地上で使用された。
- ギンガセイバー
- 右腕から伸ばした切っ先から形成される光の刃を地面に突き刺し、衝撃波を放つ。発動時は全身のクリスタルが白く輝く。キングパンドン(SD)を倒した。2回目の使用となったウルトラマンダーク(SD)戦以降の戦闘では、純粋な剣として使用している。
- ギンガコンフォート
- 相手の頭上から浴びせる鎮静光線。発動時は全身のクリスタルが緑色に輝く。ラゴン(SD)にダークライブしてしまった千草に使用し、元の姿に戻した。『ギンガS』では、後述のギンガストリウムの状態で使用。一方的にガンQ(SD)にモンスライブさせられてしまっていたサラリーマン・吉田を解放した。
- ギンガスラッシュ
- 頭部のクリスタルから放つ光刃。切断技ではなく、直撃すると爆発する。発動時は全身のクリスタルが紫に輝く。ジャンキラーとの2回目の戦いで使い、ダメージを与えた。
- ギンガクロスシュート
- 両腕を前方で交差させた後、S字を描くように左右に大きく広げてからL字型に組み放つ必殺光線。左腕は右肘に拳を当てる構えになっているのが特徴。発動時は全身のクリスタルが青く輝く。ポーズを省略して発射する事もできるほか連射も可能。バルキー星人(SD)を倒す為に初使用して以降、主に決め技として多用される。
- ギンガサンシャイン
- 両腕を前に突き出して放つ破壊光線。発動時は全身のクリスタルが桃色に輝く。その名の通り闇の力を消し去る力があり、闇の力を持った相手には絶大な威力を発揮する。スーパーグランドキング(SD)を内部のナックル星人グレイ(SD)諸共打ち滅ぼし、その余波で白井に取り憑いていたダークルギエルを追い出したほか、降星小学校の時空の歪みも消し去った。
- ギンガエスペシャリー
- 全身から虹色の光線を放つ究極技。ダークルギエルを倒した。
- ギンガハイパーパンチ
- 敵に強烈なダメージを与える強力パンチ。
- ギンガハイパーキック
- 敵めがけて素早く繰り出す強力キック。
- ギンガハイパーフライ
- 腕を立てずに空中を飛行する。ジェット戦闘機よりも速く飛べるとされる。
- ギンガハイパーバリアー
- 手を前方に出して変身時の銀河状のエフェクトに似たバリアを展開し、攻撃を無効化させる。サンダーダランビア(SD)の電撃を無効化したほか、スーパーグランドキング(SD)には光線を無効化しつつそのまま押し返して逆にダメージを与えた。ダークルギエルの光弾はエネルギーが減少していく状態だったこともあり無効化できなかった。
- すり抜け能力(正式名称不明)
- 第6話で使用。ジャンキラーの頭部に拳をすり抜けさせ、コックピット内にあった友也のダークダミースパークを握り潰した。
- 光を纏う超高速移動(正式名称不明)
- 劇場スペシャルで使用。青い光を纏いながら、紫色の闇を纏うダークザギ(SD)と陸空を問わずぶつかりあった。ダークルギエルとの最終決戦でも使用し、青い光の球となって、赤い闇の球となったダークルギエルとぶつかりあいながら、月へと飛んだ。
- テレポーテーション(正式名称不明)
- 劇場スペシャルで使用。この能力で世界各地を飛び回りながら、ダークザギ(SD)と激しい戦いを繰り広げた。
- 分身能力(正式名称不明)
- 第7話で使用。分身幻影で幻惑しようとしたダークガルベロス(SD)に対して使用し、無数の分身を生み出して逆に混乱させた。
- 意識の転送能力(正式名称不明)
- 第10話で使用。カラータイマーから放つ光線で、ヒカルをスーパーグランドキング(SD)にダークライブした美鈴の意識の中に送り込んだ。ただし、ヒカルが戻って来るまでは全く動けなくなり、無防備となってしまう。
ウルトラマンギンガストリウム
- 『ギンガS』に登場するギンガのパワーアップ形態。
- 身長:ミクロ~無限大
- 体重:0~無限大
データ
『ギンガS』第3話より登場。ヒカルがウルトラマンタロウの化身であるストリウムブレスをギンガスパークでリードすることによってタロウと一体化し、ギンガがパワーアップした形態。胸のプロテクターや額のビームランプの追加など外見がタロウを髣髴させる意匠になっており、ファイティングポーズもタロウと同じになっている。基礎能力が格段に向上する他、ストリウムブレスの力によってウルトラ6兄弟の技を自由自在に使う事ができる。このウルトラ6兄弟の技を使うためだけに変身することもあった。ウルトラ6兄弟の技を使う際は、隣に対応するウルトラ戦士の姿が浮かび上がり、ギンガと重なるという演出がされることがある。また、この形態で通常のギンガの必殺技を使用する事も可能である。
必殺技・能力
- ギンガエスペシャリー
- 前作最終話において使用した技。
- ギンガスパークランス
- 前作最終話より使用されている武器。ギンガストリウムでの初使用は第7話だが、ファイブキング(SDU)に弾かれてしまった。その後第10話では投擲攻撃でドラゴリー(SD)とベロクロン(SD)を行動不能にし、勝利に一矢報いた。ビクトルギエルにも飛行中に使用し、ビクトルギエルを一時停止に追いやったが、ダークルギエルビートに吹き飛ばされ、ライブも解除されてしまう。
- ウルトラマンタロウの力
- ゾフィーの力
- M87光線
- ファイヤーゴルザ(SD)を倒した。ファイブキング(SDU)には、ガンQの部位を破壊する際に使用。また、第11話ではビクトリーのシェパードンセイバーフラッシュとの合わせ技でアクマニヤ星人ムエルテ(SD)を倒している。
- Z光線
- ビクトルギエルへ牽制技として放った。
- ウルトラマンの力
- スペシウム光線
- ストリウム光線使用後、インペライザー軍団の残りを殲滅した。第9話で再び使用し、ベムラー(SD)を倒す。ファイブキング(SDU)にも使用し、レイキュバスの部位を破壊した。第14話ではハイパーゼットン イマーゴ(SD)にも放ったが、ハイパーゼットンアブゾーブで打ち返された。
- ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)
- ウルトラセブンの力
- エメリウム光線
- ファイブキング(SDU)に使用、ファイヤーゴルザとメルバの部位にダメージを与えた。
- ワイドショット
- 飛行中に放ち、キングジョーカスタム(SD)を撃破した。
- メタリウム光線
- 巨大ヤプールを撃破した。ファイブキング(SDU)にも使用し、ビクトリウムシュートと合わせてメルバの翼を破壊した。ビクトルギエルにも放ち、迫り来るビクトルギエルを吹き飛ばした。
- パンチレーザー
- コスモミラクル光線
- ウルトラ6兄弟の合体技。ヒカルの成長を認めたタロウの導きにより第14話で初使用。ハイパーゼットン イマーゴ(SD)を倒した。
- ギンガストリウムハイパーパンチ
- 破壊力抜群の連続パンチで敵の動きを止める。
- ギンガストリウムハイパーキック
- 高速キックで敵を跳ね飛ばす。また、膝蹴りも使用する。
- ギンガストリウムハイパーチョップ
- 敵に勢いよく振り下ろす強力チョップ。
- ギンガストリウムハイパーフライ
- これまでよりも飛行速度が向上している。
登場怪獣・宇宙人・戦士
異形の手のモノと闇のエージェント
- 異形の手のモノ
- 多くのスパークドールズが並べられた不気味な部屋[注 20]に潜む謎の存在。ギンガスパークと対になるダークスパークの持ち主。その名の通り、本編には青黒い不気味な腕しか登場しない。スパークドールズからライブした宇宙人を闇のエージェントとして活動させ、時によって闇のウルトラ戦士を自ら刺客として送り込んでいた。エージェント達からは「偉大なる支配者様」と呼ばれ、絶対忠誠を誓わせているため自らの秘密を話そうとする者は容赦なく粛清する。体から強い波動を発しており、近くにいる時はタロウもその存在を認識できていた。
- その正体は、ダークスパークを手にした白井がダークルギエルに憑依された姿であり、腕以外の姿は彼女のものである。ただし彼女自身にその自覚は全くない。第9・10話でホツマにその事実を見破られ、ギンガサンシャインの効果もあって一度は白井から分離されたかに見えたが、最終話で再び彼女を支配し、時空の歪みが解消された降星小学校を訪れた卒業生達のマイナスエネルギーを吸い取り力を奪った上で、遂にダークルギエルとして完全復活を遂げた。
- ダークルギエル
- 最終話「きみの未来」及び『ウルトラマンギンガS』第14話「復活のルギエル」に登場。
- 身長:ミクロ~無限大
- 体重:0~無限大
- 太古の昔、ダークスパークウォーズにおいて全てのウルトラマン・怪獣をスパークドールズへと変えた、全ての元凶たる存在。「全ての生命体の時を止める」ことが目的。鎧を着込んだ黒いウルトラマンのような容姿を持ち、ダークスパークを武器として使用するほか、胸の赤い発光体からは強力な光弾ダークルギエルビート、全身からは赤い破壊光線を放つ。
- ダークスパークウォーズのイメージシーンでは超巨大な影として登場し、ウルトラマンギンガと戦っていた。この戦いで力を失ったため、その身をダークスパークに宿し銀河神社へと墜落するように地球へ飛来。その際ダークスパークを手にした白井の記憶と意識を利用し、道を踏み外した降星小学校の卒業生達を怪獣にダークライブさせることでマイナスエネルギーを吸収し力を蓄え、最終的に白井にダークスパークの力を解放させることで完全復活を果たした。
- 超巨大化した姿で出現し、降星小の校舎を破壊。現れたギンガも変身中に攻撃を仕掛けて巨大化を妨害した上で軽くあしらい、力を奪った末に倒してしまう。その後地球にいる全ての生命の時間を止めようとしたが、希望を捨てなかった卒業生達や、かつての生徒達を守ろうとした白井の抵抗により失敗。そして本来の姿を取り戻し超巨大化したタロウと対決し、勝利するもののギンガの復活を許してしまう。最終的に超巨大化したギンガと月面で激しい対決を繰り広げた末、ギンガエスペシャリーと破壊光線の激突に押し負けて倒され、ダークスパークも消滅した。
- だがその1年後、この強大な力を狙ってチブル星人エクセラー(SD)が地球に眠る物質・ビクトリウムを用いて復活させようとしており、それからさらに1年後(『ギンガS』第14話)、月面にて徐々に肉体を再生させて、ついに再復活。特捜チーム・UPGの基地『ライブベース』と融合し、究極の生命体・ビクトルギエルへと変貌を遂げる。
- 第15話現在、自身の意思までは復活していないようだが、地球の命の源であるビクトリウム・コアを吸収した事によって...
- キャラクターのイメージには『ウルトラマンネクサス』で未登場に終わったダークルシフェルの要素も取り入れられている[7]。
ライブされた怪獣・宇宙人
- 用心棒怪獣 ブラックキング(SD)
- 超合成獣 サンダーダランビア(SD)
- 誘拐怪人 ケムール人(SD)
- 双頭怪獣 キングパンドン(SD)
- 海底原人 ラゴン(SD)
- 蛾超獣 ドラゴリー(SD)
- フィンディッシュタイプビースト ダークガルベロス(SD)
- 変身怪獣 ザラガス(SD)
- どくろ怪獣 レッドキング(SD)
- 磁力怪獣 アントラー(SD)
- 宇宙三面魔像 ジャシュライン(SD)
- 超怪獣 スーパーグランドキング(SD)
- 宇宙恐竜 ゼットン(SD)
歴代のウルトラマン・戦士
- ウルトラマンダーク(SD)
- 第8話「奪われたギンガスパーク」、第9話「漆黒のウルトラ兄弟」に登場。
- 身長:14センチ~40メートル
- 体重:150グラム~3万5千トン
- ウルトラマンのスパークドールズがダークライブされた姿。体色が赤と黒を基調としたものに変化しているほか、声も低くなっている。戦闘力はオリジナルと全く同じであり、スペシウム光線や八つ裂き光輪を使用した(ただし色は異なる)。
- 石動がダークライブし、ザラガス(SD)を倒したばかりのギンガの前に突如出現。状況に応じてウルトラセブンダーク(SD)と使い分けることでギンガを苦しめたが、最終的にウルトラセブンダーク(SD)の敗北に連動してライブが解けた。その後スパークドールズはヒカルの元に渡っている。
登場アイテム・その他用語
- スパークドールズ
- ダークスパークによって全てのウルトラ戦士と怪獣が約14センチの人形へと変えられた姿。ヒカルは一部例外こそあるが、基本的に倒した相手が使用したスパークドールズを回収して使用している。
- タロウを除いて自我は持っておらず、使用する人間によって善悪が決定されるという中立の存在である。それはウルトラ戦士も例外ではなく、ダークライブされれば悪しき姿となって出現する(リードされた時の音声もダークライブ時の姿の名称になる)が、スパークドールズに戻ると元の姿に戻る。
- 最終話でダークルギエルとダークスパークが消滅しても呪縛自体は解けず、そのまま全ての人形が宇宙に帰ったがマグマ星人(SD)のように取り残されたものもあった。また、ウルトラマン(SD)やウルトラマンティガ(SD)は番外編にて健太と千草の元にギンガライトスパークと共に出現した。
- 公式サイトでは使用されていないが、スパークドールズで登場した怪獣や戦士の名称には、区別のためSD(スパークドールズ)が付く[注 21]。
- ライブサイン
- スパークドールズの左足裏に描かれているマーク。ウルトラ戦士のものは赤く、怪獣のものは黄色い。ライブを行うにはこれをリードする必要がある。銀河神社の紋章にも使われている他、『~S』では特捜チーム・UPGのエンブレムにも描かれているなど、本作を象徴するマークとして随所で使用されている。なお、ウルトラマンビクトリーのライブサインはデザインが異なる。
- ギンガスパーク
- スパークドールズと化したウルトラ戦士や怪獣を一時的に元の姿に戻し、使用者と一体化(ウルトライブ)させるアイテム。タロウ曰く「闇の呪いを解く唯一の希望」。光の国で語り伝えられてきた神秘の道具だが、いかなる経緯か銀河神社に御神体として祀られており、タロウによって発見された。
- 銀色の短剣のような形をしており、側面にあるスパークブレードを展開した変身モードと、閉じた召喚モードの2形態をとる[注 22]。前者はギンガへの、後者は他のウルトラ戦士・怪獣へのウルトライブに対応している。
- 先端にあるスパークリーダーでライブサインをリードすると「ウルトライブ!(ウルトラ戦士・怪獣名)!」と発声され、その状態でトリガーを押すと銀河状の光に包まれて変身が完了する。この際、変身モード時には柄にあるスパークフェイスカバーが展開してギンガの顔を模したスパークフェイスが出現する。
- スパークドールズを探知する機能もあるほか、手持ち武器としても使用でき、ダークスパークウォーズのイメージシーンではギンガが使用しているほか、『新ウルトラマン列伝』第13話ではヒカルも使用してイカルス星人(SD)を撃退している。
- 何らかの力で守られているらしく、策略で盗もうとしたナックル星人グレイ(SD)はギンガスパークに直接触ることができなかった。また、イカルス星人(SD)もギンガスパークに触れた瞬間吹き飛ばされている。ただし、普通の人間であれば悪意があっても触ることができた。
- ギンガが地球を去った後も引き続きヒカルが所有しており、『~S』にて再び使用されている。
- なお、変身ポーズは変身モード時と召喚モード時で異なる。前者の場合は胸元でギンガスパークの先端にスパークドールズを立てる形でライブサインをリードし、そのまま光に包まれる。『~S』ではスパークドールズを立ててリードするのは同じだが、伸ばした両腕を8の字を描くように振り正面でリード後高く掲げると共に「ギンガー!」と叫ぶようになった。スパークドールズのリードを省略してライブした時もある。対し、後者の場合はライブサインをリードした後ギンガスパークを高く掲げてから光に包まれる。怪獣にライブする際はウルトラマンと同様、ライブする怪獣が右腕を突き上げる変身ポーズをとることもある。
- ギンガスパークランス
- ギンガスパークが槍状の武器に変形した形態。最終話でダークルギエルとの戦いに使用した。この時は光に包まれていて詳細なディティールは不明だったが、『~S』において光が消えスパークブレードやスパークリーダーの部分が青い刃に覆われているなどのディティールが明らかになり、戦闘にも積極的に使用するようになった。
- ダークスパーク
- 全てのウルトラ戦士と怪獣をスパークドールズへと変えた、恐るべき闇のスパーク。異形の手のモノ(ダークルギエル)が所持。タロウによると「生命ある者の時間を止める」道具であるという。
- ギンガスパークと対になる存在で、外見も基本的な機能も同じだが色が黒く、ライブ時の発声が「ウルトライブ」ではなく「ダークライブ」になっており、声も低い。また、先端から相手をスパークドールズへと変えてしまう闇の波動を放つ事ができる。
- 召喚モードに相当する解放モードは人間と一体化させずともスパークドールズを元の姿に戻せるため、自らの手先となるエージェントや刺客を送り込む際に使用される。変身モードに相当する復活モードでは、ダークルギエルの顔を模したダークスパークフェイスが出現する。ギンガスパーク同様、ダークスパークウォーズのイメージシーンではルギエルが手持ち武器として使用し、最終話でも槍状のダークスパークランスに変形させてギンガとの戦いに使用した。
- 最終的にルギエルが倒された事によって消滅した。
- ダークダミースパーク
- バルキー星人(SD)ら闇のエージェントが悪人達[注 23]が持つダークな心から生み出す闇のスパーク[注 24]。ダークスパークと同様の外見と機能を有しているが、色は紫色でやや透き通っており、常に召喚モードをとる。これを手にした者は悪の心に支配されてしまい、スパークドールズと併用することで凶悪な怪獣となって暴走する。『劇場スペシャル』では、複数のスパークドールズをリードして「合体!タイラント!」の発声と共にタイラント(SDU)に合体させる機能を見せた[注 25]。
- ダークライブした怪獣が倒された際にダークダミースパークがどうなるのかは不明だが、説得などで正気を取り戻すと消滅する。
- ギンガライトスパーク
- 第8話で美鈴がギンガスパークを盗まれ変身不能に陥ったヒカルを救いたいと銀河神社の祠に願った時現れた、ギンガスパークの分身体。後に第10話で美鈴を救おうとした健太、千草、石動の前にも表れたほか、最終話ではダークルギエルの絶大な力にも屈しなかった卒業生達の元にも出現、全員でライブすることでタロウを復活させた。番外編でも、ヒカルや友也の力を借りずとも悪に立ち向かおうと奮起した健太と千草の元に再び出現している。
- 外見や機能はギンガスパークと同様だが色が青で、ダークダミースパークと同様やや透き通っており、常に召喚モードをとる。変身ポーズはギンガスパークとほぼ同様。
- 『新ウルトラマン列伝』第26話で、ヒカルは「光のダミースパーク」と呼んでいた。
- ガンパッド
- 友也が所有している、ジャンナイン/ジャンキラーの操縦装置。タブレット端末型のパッドモードと拳銃型のガンモードの2形態を取る。
- 画面に映るアイコンをタッチすることで、対応するコマンドを送信する。これにより、ある程度の遠隔操作も可能。射撃攻撃のコマンドはガンモードで照準を定めて行う。パッドモードは平時の情報収集端末、ガンモードは光弾を放つ護身用武器として使用することもできる。ジャンナインに覚醒してからは、操作時にコマンドに応じた音声が発声されるようになったほか、パッドモードの上部に英文でメッセージが表示される。また、データフォルダ内には全てのウルトラ怪獣の情報がつまっており、最終話以後、友也はこれをもとに怪獣の研究に没頭している。『~S』でも引き続き所有しており、アンドロイド・ワンゼロが残したレプトン爆弾の解除にも使用されたが、その出自はUPGのメンバーも知らないようである(友也は聞かれた際「大切な仲間との絆」と答えている)。
- ジャンナインのジャンスターダスト発動時には、ジャンナインの手にも巨大化したガンパッドが実体化する。
- ウルトライブ / ダークライブ
- スパークドールズを使用してギンガを始めとするウルトラ戦士や怪獣と一体化し変身すること。スパークドールズから実体化していれば宇宙人でも可能。ギンガスパークやギンガライトスパークで行われるものはウルトライブ、ダークスパークやダークダミースパークで行われるものはダークライブと呼ばれ、総称として単にライブとも呼ばれる。
- ライブ中はウルトラ戦士の掛け声・怪獣の鳴き声とは別にライブした人間の声も出る(その際は強いエフェクトがかかる)。また、一体化できる人間は1体につき1人とは限らず[注 26]、ギンガスパークなど一体化時に所持していた物とも一体化する[注 27]。そのため、ライブ中に別のスパークドールズとライブすれば姿を変えることも可能(その際、前に使用していたスパークドールズと分離する)。ウルトライブしたヒカルは他の怪獣とライブした人間を認識できるが、ジャンキラーの搭乗者は一体化する訳ではないためか認識できなかった。
- ライブした怪獣が倒されると一体化が解除されて人間とスパークドールズに戻る。ライブした人間は大きなダメージ(多くはとどめとなったギンガの技のそれに応じたものであることが多い)こそ受けるものの死ぬことはなく、スパークドールズにはダメージが及ばない。宇宙人がライブしていた場合は倒されると同時に一体化していた怪獣共々スパークドールズに戻ってしまう場合がある。
- 怪獣へのライブには特に時間制限がないが、ウルトラマンのみ3分間という時間制限が存在する。
- 降星町(ふるほしちょう)
- ヒカルの生まれ故郷であり、本作の舞台となる地方都市。
- 銀河神社
- ヒカルの祖父・ホツマが神主を務める神社。物語開始の1か月前に隕石[注 28]落下によって焼け落ちてしまい、以後は祠を降星小学校の音楽室に移している。その紋章はスパークドールズのライブサインそのものであり、祠に描かれているものは美鈴などの願いに呼応して輝き、ギンガライトスパークを生み出した。
- 私立降星小学校
- ヒカル達が在籍していた小学校で、現在は廃校となっている。イチノタニ建設がこの校舎を取り壊して複合型リゾート地とすることを計画しており、白井がヒカル達に黙って1人それに抵抗し続けていた。学校の音楽室に銀河神社の祠が置かれており、ヒカルも職員室にテントを張り寝泊りしている。敷地の近くには非常に大きな裏山・降星山が存在し、戦いは専らここで人目につかない形で行われるため、一般にはウルトラマンや怪獣の存在が認知されていない。
- 第7話からは、時空の歪みが発生し敷地内にいたヒカル達が閉じ込められる事態に陥り、外部からは校舎が消えたように見えていたらしい。第10話・最終話で時空の歪みが解消されてからは、黒木がリゾート開発の撤回を検討し始めるが、直後に完全復活を遂げたダークルギエルにより跡形もなく破壊されてしまった。
- 降星小学校の場面では、ところどころにオーギュスト・ロダンの「考える人」が登場している[11]。
- ダークスパークウォーズ
- 大昔、ウルトラ戦士と怪獣軍団とで起こった大きな戦い。この時にダークルギエルが振るったダークスパークの力により、全てのウルトラ戦士と怪獣がスパークドールズに変えられてしまった。
- その様子は第1話や第7話などのイメージシーンで描かれており、ウルトラマン、セブン、ゾフィー、ジャック、A、タロウのウルトラ六兄弟やウルトラの父・母、レオ、ティガ、ダイナ、メビウスといったウルトラ戦士や、ゴメス、ベムラー、ヒドラ、ゼットン、キングパンドン、サドラ、テンペラー星人、ファイヤーゴルザといった怪獣が登場している。
キャスト
()内は登場エピソード。 途中登場・退場のレギュラーキャラについても記述する。
レギュラー・準レギュラー
- 礼堂ヒカル / ウルトラマンギンガ(声) - 根岸拓哉
- 石動美鈴 - 宮武美桜
- 渡会健太 - 大野瑞生
- 久野千草 - 雲母
- 一条寺友也 - 草川拓弥
- 柿崎太一 - 宇野祥平
- 大里剛 - 虎牙光揮(7 - 11)
- 桑原伸吾 - 阿部翔平(7 - 11)
- 黒木知美 - 川上麻衣子(7 - 11)
- 石動誠一郎 - 野村宏伸(7 - 11)
- 白井杏子 - 木野花
- 礼堂ホツマ - 津川雅彦
ゲスト
- 山田 - 金山一彦(1,2,11)
- 木村 - 兒玉宣勝(1,2,11)
- 婦人 - 安室満樹子(1)
- 子犬 - グリちゃん(1)
- 矢神 - 黒石高大(2,11)
- 小学2年生のヒカル - 安井亜漣(2)
- 小学2年生の美鈴 - 宮坂美里(2)
- 菅生ユウカ - 深華(3,11)
- カメラマン - 宮下貴浩(4)
- カメラマン助手 - 杉山裕右(4)
- 雑誌のグラビア - 天野麻菜[注 29](4)
- 友也の父 - 並樹史朗(5,6)
- 降星小学校卒業生 - 植村恵、みむらえいこ、中山さおり(11)
- マグマ星人人間態 - 田久保宗稔(番外編)
- ネコギラス[注 30] - 出口ジャック(番外編)
声の出演
- ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也 / 少年時代 - 松本健太(6)
- ウルトラマンギンガ / ダークルギエル - 杉田智和
- バルキー星人(SD) - 橋本達也(1 - 6,番外編)
- 警察無線 / マグマ星人(SD) - 外島孝一(3,番外編)
- DJ・アズ - 八木あずさ(4)
- ウルトラの母 - 大谷美紀(6,11)
- ナックル星人グレイ(SD) - 平野勲人(7 - 10[注 31],番外編)
- ウルトラの父 - 金子はりい(11)
- イカルス星人(SD) - 関智一(番外編)
- ギンガスパーク音声 - 川原慶久(ノンクレジット)[12]
スーツアクター
クレジットは「スーツアクター」名義。
- ウルトラマンギンガ - 寺井大介[1]
- ジャンナイン / ジャンキラー - 桑原義樹[1]
- 梶川賢司
- 力丸佳大
- 福島龍成
- 岡部暁
- 横尾和則
- 湯原愛子
- 安達仁美
- 末永博志
- 大村将弘
- 新井宏幸
- 福島弘之
- 矢崎大貴
- 丸田聡美
- 稲庭渉
その他
- バイクスタント - 田邊秀輝(2)
- スタント - 福島龍成(2)、川手利文(4)
- ボディダブル(白井役) - 眞田惠津子(10)
スタッフ
- 監督 - アベユーイチ、原口智生、梶研吾、石井良和、村上裕介[注 32]
- シリーズ構成 - 長谷川圭一
- 脚本 - 長谷川圭一、谷崎あきら、荒木憲一、赤星政尚、足木淳一郎[注 33]
- 監修 - 大岡新一
- 製作統括 - 岡崎聖
- 企画 - 黒澤桂、片野良太(バンダイ)、仲吉治人(バンダイビジュアル)、山西太平(電通)
- チーフプロデューサー - 北浦嗣巳
- プロデューサー - 金光大輔
- ラインプロデューサー - 小山信行
- 企画協力 - 渋谷浩康
- 音楽プロデューサー - 田靡秀樹
- 音楽・作・編曲 - 小西貴雄
- オーケストラ編曲 - 原文雄
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
- 声優協力 - ぷろだくしょんバオバブ、アトミックモンキー、オフィスPAC、俳協
- 千草振付け - あらい梨紗
- アクションコーディネイト - 岡野弘之
- カースタント - 高橋レーシング
- キャラクターデザイン - 後藤正行
- 特殊造型 - 円谷プロLSS、開米プロダクション
- ミニチュア - マーブリング・ファインアーツ
- 操演 - 亀甲船
- 特機 - 宗特機
- 技術協力 - IMAGICA
- VFX - 日本エフェクトセンター、Pagoda,LLC、クロフネプロダクト
- 音響効果 - スワラプロダクション
- スタジオ - 日活調布撮影所
- ロケ協力 - 多摩市、たまロケーションサービス
- 製作 - 「ウルトラマンギンガ」製作委員会
- 製作・著作 - 円谷プロダクション
主題歌
- 主題歌
-
- 「Legend of Galaxy 〜銀河の覇者」(1番:第1話 - 第6話 / 2番:劇場スペシャル、第7話 - 最終話、番外編ソフト版)
- 作詞・作曲 - 高見沢俊彦 / 編曲 - 高見沢俊彦 with 本田優一郎 / 歌 - Takamiy with 宮野真守
- 「ULTRA BRAVE」(番外編放送版)
- 作詞 - DAIGO / 作曲 - 高見沢俊彦 / 編曲 - 高見沢俊彦 with 本田優一郎 / 歌 - DAIGO with Takamiy
- エンディングテーマ
- 挿入歌
-
- 「ウルトラマンギンガの歌」(第1-3、6話、劇場スペシャル、第7、10、最終話、番外編、劇場スペシャル2)
- 作詞 - 田靡秀樹、岡崎聖 / 作・編曲 - 小西貴雄 / Guitar - 井上裕治(girl next door)
- 歌 - ボイジャー(TAKERU / 瀬下千晶)、千紗(girl next door)、マリア春菜、竹内浩明、根岸拓哉、宮武美桜、大野瑞生、雲母、草川拓弥
- 「夏の風 秋の風」(第4話、劇場スペシャル、番外編)
- 作詞 - マリア春菜 / 作・編曲 - 小西貴雄 / オーケストラ編曲 - 原文雄 / Guitar - 井上裕治(girl next door)
- 歌 - 千紗(girl next door)、マリア春菜、雲母
- 「私立降星小学校校歌」[注 35]
- 作詞 - 長谷川圭一[注 36] / 作・編曲 - 小西貴雄
- 歌 - 根岸拓哉、宮武美桜、大野瑞生、雲母、草川拓弥、マリア春菜、瀬下千晶
- 劇中ではオリジナル音源ではないものの、第7話と最終話で使用されている。
- 「ウルトラマンタロウ」(最終話)
- 作詞 - 阿久悠 / 作曲・編曲 - 川口真 / 歌 - 武村太郎、少年少女合唱団みずうみ
放送日程
- 登場キャラクター欄において、レギュラーキャラである異形の手のモノ(ダークルギエル)、バルキー星人(SD)、ナックル星人グレイ(SD)、ウルトラマンタロウ(SD)は、実戦に参加した時のみ記載している。
- 本作のサブタイトルのロゴには、各話のサブタイトルや内容に由来するマークがどこかに入っている(例:第1話の「星」の字には「★」が入っている)。
| 話数 | 放送日 | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | ギンガ以外の登場戦士 | 脚本 | 監督 | 新列伝放送話 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 前期 | |||||||
| 第1話 | 2013年 7月10日 |
星の降る町 | ブラックキング(SD) サンダーダランビア(SD) |
- | 長谷川圭一 | アベユーイチ | 第2話 |
| 第2話 | 7月17日 | 夏の夜の夢 | ケムール人(SD) サンダーダランビア(SD) |
第3話 | |||
| 第3話 | 7月24日 | 双頭の火炎獣 | ケムール人(SD) キングパンドン(SD) |
ジャンキラー | 谷崎あきら | 原口智生 | 第4話 |
| 第4話 | 7月31日 | アイドルはラゴン | ラゴン(SD) キングパンドン(SD) |
荒木憲一 | 第5話 | ||
| 第5話 | 8月7日 | 夢を憎むもの | ケムール人(SD) ドラゴリー(SD) |
ジャンキラー ティガダーク(SD) |
赤星政尚 | 梶研吾 | 第6話 |
| 第6話 | 8月14日 | 夢を懸けた戦い | バルキー星人(SD) | ジャンキラー(→ジャンナイン) ティガダーク(SD) ウルトラの父(回想シーンのみ) ウルトラの母(回想シーンのみ) |
第7話 | ||
| 後期 | |||||||
| 第7話 | 11月20日 | 閉ざされた世界 | ダークガルベロス(SD) ブラックキング(SD) |
- | 長谷川圭一 | 原口智生 | 第21話 |
| 第8話 | 11月27日 | 奪われたギンガスパーク | ザラガス(SD) レッドキング(SD) |
ウルトラマンダーク(SD) | 石井良和 | 第22話 | |
| 第9話 | 12月4日 | 漆黒のウルトラ兄弟 | アントラー(SD) ジャシュライン(SD) |
ウルトラマンダーク(SD) ウルトラセブンダーク(SD) ジャンナイン |
荒木憲一 | 第23話 | |
| 第10話 | 12月11日 | 闇と光 | スーパーグランドキング(SD) ナックル星人グレイ(SD) |
ジャンナイン ウルトラマン(SD) ウルトラセブン(SD) ウルトラマンティガ(SD) |
谷崎あきら | アベユーイチ | 第24話 |
| 最終話 | 12月18日 | きみの未来 | ダークルギエル | ジャンナイン ウルトラの父 ウルトラの母 ウルトラマンタロウ(SD) |
長谷川圭一 | 第25話 | |
| 番外編 | 2014年 2月26日 |
残された仲間 | マグマ星人(SD) ゼットン(SD) |
ウルトラマン(SD) ウルトラマンティガ(SD) |
足木淳一郎[注 33] | 村上裕介[注 32] | 第35話 |
スパークドールズ劇場
ED後[注 37]に放送されるミニコーナー。本編終了時点でヒカルが所有しているスパークドールズ達がコミカルなトークを繰り広げる人形劇で、本編の展開に応じて登場するスパークドールズの種類が増減する[注 38]。かつて放送されていた『ウルトラゾーン』の「怪獣漫才」にテイストが近い。
本コーナーに登場するタロウ以外のスパークドールズ達は、『新ウルトラマン列伝』登場時にスパークドールズ劇団と呼称されている。
2014年4月17日より7月3日までYouTubeのバンダイ公式チャンネルにてWeb版『スパークドールズ劇場』を配信。全6話。
- 登場キャラクター
この項では()内でのSD表記を省略し、登場エピソードを示す[注 39]。
- ブラックキング
- サンダーダランビア
- ウルトラマンタロウ(1 - 3,5,6,劇場スペシャル、7 - 10)
- ケムール人(2,3,5,6、劇場スペシャル、7,9,10、劇場スペシャル2、Web1)
- キングパンドン(3 - 6、劇場スペシャル、8、劇場スペシャル2)
- ラゴン(4 - 6、劇場スペシャル、7,8,10、劇場スペシャル2)
- レッドキング(8、劇場スペシャル2、Web4 - )
- ドラゴリー(劇場スペシャル2)
- モチロン(劇場スペシャル2)
- ゾグ 第2形態(Web1)
- エレキング(Web4 - )
- グドン(Web4 - )
- EXレッドキング(Web4 - )
- ツインテール(Web4)
- ガンQ(Web5)
- アクマニヤ星人(Web5)
- ゼットン/ハイパーゼットン イマーゴ(Web6)
映画
第1弾
| ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル | |
|---|---|
| 監督 | アベユーイチ |
| 脚本 | 谷崎あきら |
| 製作 | 「ウルトラマンギンガ」製作委員会 |
| 出演者 |
根岸拓哉 宮武美桜 大野瑞生 雲母 草川拓弥 石丸博也 関智一 杉田智和 宇野祥平 木野花 津川雅彦 |
| 音楽 | 小西貴雄 |
| 主題歌 | Takamiy with 宮野真守 「Legend of Galaxy ~銀河の覇者」 |
| 撮影 | 高橋義仁 |
| 編集 | 矢船陽介 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 2013年9月7日 |
| 上映時間 | 44分(同時上映含) |
| 製作国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | ウルトラマンサーガ |
| 次作 | ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦! |
2013年9月7日より『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』が公開された。内容はテレビシリーズ前期6話分の総集編とそれに続く新しいエピソード。同時上映は『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア DINO-TANK hunting』[13][注 40]。
キャッチコピーは「怪獣争奪戦!行くぜギンガ!」
入場者プレゼントはデータカードダス『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』で使えるカード「バルタンバトラー・バレル」。
お祭り的な作品として「賑やかに楽しく」をテーマとし、映像面ではテレビシリーズより派手にすることが意識された[3]。制作順はテレビシリーズよりも早く、本作がシリーズ全体でのクランクインとなっている[4]。
あらすじ(第1弾)
降星山に眠る6つのスパークドールズ(シーゴラス、ベムスター、ハンザギラン、バラバ、レッドキング、キングクラブ)が、謎の波動を発し始めた。それを感じ取ったヒカルは、仲間達を集めて6つのスパークドールズの回収に向かう。しかし新たな闇のエージェント、イカルス星人(SD)もそれを狙って行動を始めており、ヒカル達と怪獣争奪戦を繰り広げることに…
登場怪獣・宇宙人・戦士(第1弾)
本作で初登場した者のみ取り上げる。
- 異次元宇宙人 イカルス星人(SD)
- 暴君怪獣 タイラント(SDU)
- ウルトラマンティガ(SD)
- 暗黒破壊神 ダークザギ(SD)
キャスト(第1弾)
- 礼堂ヒカル - 根岸拓哉
- 石動美鈴 - 宮武美桜
- 渡会健太 - 大野瑞生
- 久野千草 - 雲母
- 一条寺友也 - 草川拓弥
- 柿崎太一 - 宇野祥平
- 白井杏子 - 木野花
- 礼堂ホツマ - 津川雅彦
声の出演(第1弾)
- ウルトラマンタロウ(SD) - 石丸博也
- イカルス星人(SD) - 関智一
- バルキー星人(SD) - 橋本達也
- 謎の声(ダークルギエル) - 杉田智和
スタッフ(第1弾)
- 監督 - アベユーイチ
- 脚本 - 谷崎あきら
- シリーズ構成 - 長谷川圭一
- 監修 - 大岡新一
- 製作統括 - 岡崎聖
- チーフプロデューサー - 北浦嗣巳
- プロデューサー - 金光大輔
- ラインプロデューサー - 小山信行
- 企画協力 - 渋谷浩康
- 撮影 - 高橋義仁
- 編集 - 矢船陽介
- 照明 - 田村文彦
- 美術 - 木場太郎
- アクションコーディネート - 岡野弘之
- スタント - 安達仁美
- ボディダブル(美鈴役) - 鈴木亜莉沙
- 音楽プロデューサー - 田靡秀樹
- 音楽 作・編曲 - 小西貴雄
- オーケストラ編曲 - 原文雄
- 製作 - 「ウルトラマンギンガ」製作委員会
- 配給 - 松竹
第2弾
| ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦! | |
|---|---|
| 監督 | 原口智生 |
| 脚本 | 赤星政尚 |
| 製作 | 「ウルトラマンギンガ」製作委員会 |
| 出演者 |
根岸拓哉 宮武美桜 大野瑞生 雲母 草川拓弥 石丸博也 杉田智和 津川雅彦 |
| 音楽 | 小西貴雄 |
| 主題歌 | ウルトラ超特急 「Starlight」 |
| 撮影 | 高橋義仁 |
| 編集 | 矢船陽介 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 2014年3月15日 |
| 上映時間 | 51分(同時上映含) |
| 製作国 | 日本 |
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル |
| 次作 | 劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!! |
2014年3月15日より『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』が公開[14]。内容はTVシリーズの後日談にあたるエピソード。同時上映は『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア VEROKRON hunting』。
キャッチコピーは「集結!新ウルトラ5兄弟!? ウルトライブ頂上決戦開幕!!!」
入場者プレゼントはデータカードダス『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』で使えるカード「マグママスター・マグナ」。
「目で見る怪獣図鑑」というコンセプトで、現代の子供たちに多くのウルトラ怪獣を知ってもらうことをテーマとしている[15]。
第2弾の監督を務めた原口智生は、当初TVシリーズの最終話を担当する予定であったが、第10話と最終話が連続したストーリーとなったため、アベユーイチが両方監督を務めることになり、原口は劇場スペシャル第2弾を担当する運びとなった[15]。ストーリーも原口が起用された時点では決定しておらず、原口により物語ではなく「目で見る怪獣図鑑」というコンセプトが打ち出された[15]。撮影に用いられたソフビや食玩などのフィギュアの多くは原口の私物である[15]。
TVシリーズや近年のウルトラ作品では、近年の映像作品で制作された着ぐるみを登場させることが多かったが、それでは登場の幅が狭くなってしまうため、本作品では電飾の仕込などの改造を施し、アトラクション用の着ぐるみも多く使用されている[15]。またミラクル星人の着ぐるみは『ウルトラマンタロウ』撮影当時のものが改修して使われている[15]。
あらすじ(第2弾)
友也がスケッチブックに描いていた怪獣の絵が、何らかの力でスパークドールズとなって実体化した。久しぶりに集まったヒカルと仲間達は、これと友也が開発した装置・ライブパッドを使った「ウルトライブシミュレーション」で様々な怪獣にライブして楽しむ。そんな中、プログラム内に悪のウルトラ戦士達が現れる。
登場怪獣・宇宙人・戦士(第2弾)
本作に登場するスパークドールズはオリジナルと異なるものであるため、名称にSDI(スパークドールズイミテーション)を付けて区別されている。ライブパッドによりリードを行い、ウルトライブシミュレーションのプログラム内で実体化する。
- 宇宙恐竜 ゼットン(SDI)
- 巨大魚怪獣 ゾアムルチ(SDI)
- 蛾超獣 ドラゴリー(SDI)
- 宇宙剣豪 ザムシャー(SDI)
- どくろ怪獣 レッドキング(SDI)
- EXレッドキング(SDI)
- カプセル怪獣 ミクラス(SDI)
- 雪女怪獣 スノーゴン(SDI)
- 地底怪獣 テレスドン(SDI)
- 彗星怪獣 ドラコ(SDI)
- 宇宙忍者 バルタン星人(SDI)
- コイン怪獣 カネゴン(SDI)
- うす怪獣 モチロン(SDI)
- 奇獣 ガンQ(SDI)
- 宇宙悪霊 アクマニヤ星人(SDI)
- エフェクト宇宙人 ミラクル星人(SDI)
- 古代怪獣 ゴモラ(SDI)
- ゴモラ レイオニックバースト(SDI)
- EXゴモラ(SDI)
- メカロボット怪獣 メカゴモラ(SDI)
- なまけ怪獣 ヤメタランス(SDI)
- ウルトラマンタロウ(SDI)
- ウルトラマンティガ(SDI)
- ウルトラセブン(SDI)
- ウルトラマン(SDI)
- カオスロイドU(バグレー)
- カオスロイドS(バグレー)
- イーヴィルティガ(バグレー)
- カオスロイドT(バグレー)
- カオスウルトラマン(バグレー)
- 二次元怪獣 ガヴァドン
- スパークドールズのみの登場だが、物語の根幹に関わる重要キャラクターとなっている。
キャスト(第2弾)
- 礼堂ヒカル - 根岸拓哉
- 石動美鈴 - 宮武美桜
- 渡会健太 - 大野瑞生
- 久野千草 - 雲母
- 一条寺友也 - 草川拓弥
- 秘書 - 西牟田恵
- 三松としこアナウンサー - 荒木めぐみ
- インタビューを受ける男性 - 三池敏夫(ノンクレジット)[15]
- 礼堂ホツマ - 津川雅彦
声の出演(第2弾)
- ウルトラマンタロウ(SDI) - 石丸博也
- ウルトラマンギンガ - 杉田智和
スタッフ(第2弾)
- 監督 - 原口智生
- 脚本 - 赤星政尚
- シリーズ構成 - 長谷川圭一
- 監修 - 大岡新一
- 製作統括 - 岡崎聖
- チーフプロデューサー - 北浦嗣巳
- プロデューサー - 金光大輔
- ラインプロデューサー - 小山信行
- 企画協力 - 渋谷浩康
- 撮影 - 高橋義仁
- 編集 - 矢船陽介
- 照明 - 田村文彦
- 美術 - 木場太郎
- アクションコーディネート - 岡野弘之
- 音楽プロデューサー - 田靡秀樹
- 音楽 作・編曲 - 小西貴雄
- オーケストラ編曲 - 原文雄
- 製作 - 「ウルトラマンギンガ」製作委員会
- 配給 - 松竹
映像ソフト化
2013年10月25日からバンダイビジュアルよりBlu-ray DiscとDVDが順次発売される。映像特典としてメイキング映像や主要キャラクターへのインタビューを収録した『ギンガ THE LIVE!』や、同じ『新ウルトラマン列伝』内で放送されている『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』が各巻カップリング収録されている。
| 巻数 | 発売日 | 収録エピソード | 大怪獣ラッシュ | 形態 | 品番 |
|---|---|---|---|---|---|
| TVシリーズ第1巻 | 2013年 10月25日 |
第1話 - 第3話 | REDKING hunting | Blu-ray Disc DVD |
BCXS-0787 BCBS-4559 |
| TVシリーズ第2巻 | 11月22日 | 第4話 - 第6話 | NERONGA hanting | BCXS-0788 BCBS-4560 | |
| 劇場スペシャル | 12月25日 | - | DINO-TANK hanting | BCXS-0791 BCBS-4563 | |
| TVシリーズ第3巻 | 2014年 2月21日 |
第7話 - 第9話 | ANTLAR hunting Vol.1 | BCXS-0789 BCBS-4561 | |
| TVシリーズ最終巻 | 3月26日 | 第10話・最終話 | ANTLAR hunting Vol.2 | BCXS-0790 BCBS-4562 | |
| 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦! |
7月25日 | 劇場本編・TVシリーズ番外編 | VEROKRON hunting | BCXS-0792 BCBS-4564 |
脚注
注釈
- ^ 休止期間あり。
- ^ 『新ウルトラマン列伝』のロゴが割れて『ウルトラマンギンガ』のロゴが現れるという演出は、『ウルトラマン』と共通している。ただし番外編ではこの演出がなく『ウルトラマンギンガ』のロゴは現れなかった。
- ^ 長谷川は『フォーゼ』の脚本にも参加しており、長谷川自身もそのことを差別化しようとした理由の一つに挙げている[7]。
- ^ これまでのウルトラシリーズとは異なる宇宙にあり、物語開始時までウルトラマンや怪獣が存在しなかった。
- ^ 「7年ぶり」という設定は、本作が『ウルトラマンメビウス』から7年ぶりのテレビシリーズであることに由来する[2]。
- ^ ただしその描写はなく「呼ばれたような気がして」と本人が言及したのみ。
- ^ Blu-ray3巻解説書のウルトラマンタロウインタビューでは、実家は和菓子屋を営んでおり、母親は和菓子作りの名人として知られているとタロウによって語られている[6]。
- ^ Blu-ray3巻解説書のウルトラマンタロウインタビューでは、タロウの布団は美鈴が縫ったものであるとタロウによって語られている[6]。
- ^ Blu-ray3巻解説書のウルトラマンタロウインタビューでは、両親は複雑な関係にあることがタロウによって語られている[6]。
- ^ 倒した時のパワーは、ヒカル・美鈴曰く「超最強」。
- ^ Blu-ray3巻解説書のウルトラマンタロウインタビューでは、美鈴に対して好意を抱いており、ヒカルに対して複雑な感情を抱いていた心の隅をバルキー星人につけ込まれたとタロウによって語られている[6]。
- ^ ドラゴリーのスパークドールズが彼のポケットに入っていたため、バルキー星人(SD)はこれを健太に手渡しダークライブするよう指示していたと思われる。
- ^ Blu-ray3巻解説書のウルトラマンタロウインタビューでは、小学校の頃から健太に想いを寄せているとタロウによって語られている[6]。
- ^ Blu-ray3巻解説書のインタビューでは、テレポートは1日6回が限度としている[6]。
- ^ ジャンナインのモデルである『ジャンボーグA』のジャンボーグ9の変形時の掛け声と同じ。
- ^ この影響で降星小の閉校式は中止に追い込まれており、白井がダークルギエルに乗り移られ異形の手のモノとなる切っ掛けの一つになっている。
- ^ それ以外の詳細は不明だが、『新ウルトラマン列伝』第39話でヒカルは「自分達が夢に向かって歩んでいけばいつか必ずギンガに会える」と解釈していた。
- ^ 最終話でダークルギエルに一度敗北した際はライブが解除されず、一体化したまま地面に倒れこんでいる。『ギンガS』の7~8話では、ヒカルと分離した状態で地面に倒れこんでいる。これはウルトラマンビクトリーも同様で、ショウと分離して倒れている(タロウ曰く、二人の命を守るためにライブアウトした)。
- ^ 暗黒破壊神のダークザギともほぼ互角の戦いを繰り広げるほど。ダークザギとは光線の押し合いの末、カラータイマーが青の状態で勝利した。
- ^ 白井を介して行動していたため、その場所は降星小の校長室であった。またカモフラージュのためか、スパークドールズの棚も普段は幕で隠されている。
- ^ 『ギンガS』では公式サイトでもこの表記が使用されている。
- ^ 召喚モードから変身モードへの変形はヒカルの勇気が満ちた際に自動的に行われていたが、『~S』ではヒカルが手動で変形させている。
- ^ 後にホツマによって全員降星小学校の卒業生であったことが判明する。
- ^ 公式ブログには「ダークスパークが、手下のエージェントやダークライブする人間たちに対してダークダミースパークを生み出す」と書かれているが、ダークスパークが失われた以降のエピソードである番外編でもマグマ星人(SD)が生み出そうとしていたことから、ダークスパークの力がなくとも生み出すこと自体は可能な模様。
- ^ 玩具ではギンガスパークでも行える。
- ^ 2人組の男と一体化したサンダーダランビア(SD)、美鈴・健太・千草の3人と一体化したジャシュライン(SD)、ナックル星人グレイ(SD)と美鈴の2人と一体化したスーパーグランドキング(SD)の例がある。また、第10話ではギンガも一時的ではあるがヒカルに美鈴も加えた2人と一体化していた。
- ^ ケムール人(SD)は変身者が乗っていたバイクごと一体化している。
- ^ その正体はダークルギエルが宿ったダークスパーク。
- ^ 写真のみ。
- ^ マグマ星人の愛猫。
- ^ 最終話でもクレジットされているが、台詞も登場も一切ない。
- ^ a b クレジットでは演出扱い。
- ^ a b クレジットでは構成扱い。
- ^ 楽曲の2番~アウトロまでを使用。
- ^ 最終話の予告編で使用された。
- ^ 劇中では白井が作詞した事になっている。
- ^ 劇場スペシャルにもあるが、最終話・番外編ではほぼ全てのスパークドールズが解放されたためか、このコーナーは無かった。
- ^ ただし、第5話以降に入手したスパークドールズはレッドキング(SD)しか登場していない。『新ウルトラマン列伝』ではドラゴリー(SD)が登場している。
- ^ ブラックキング、サンダーダランビアについてはテレビ版・劇場スペシャル全エピソードに登場しているが、Web版の4回以降は登場していない。
- ^ 同時上映が公開されるのは『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』以来、10年ぶりとなる。
出典
- ^ a b c 「宇宙船vol.144特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2014」『宇宙船』vol.144(2014.春号)、ホビージャパン、2014年4月1日、別冊p.28、ISBN 978-4-7986-0809-9。
- ^ a b c d e f g h Blu-ray『ウルトラマンギンガ 1』(バンダイビジュアル BCXS-0787)封入 作品解説書 SPARK NOTES Vol.1。
- ^ a b c d Blu-ray『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』(バンダイビジュアル BCXS-0791)封入 作品解説書 SPARK NOTES SPECIAL。
- ^ a b 監督:アベユーイチ (25 December 2013). ウルトラマンギンガ劇場スペシャル (Blu-ray). バンダイビジュアル. BCXS-0791.映像特典「ギンガ THE LIVE スペシャル!」
- ^ 監督:原口智生, 梶研吾 (22 November 2013). ウルトラマンギンガ 2 (Blu-ray). バンダイビジュアル. BCXS-0788.映像特典「ギンガ THE LIVE!」
- ^ a b c d e f g h Blu-ray『ウルトラマンギンガ 3』(バンダイビジュアル BCXS-0789)封入 作品解説書 SPARK NOTES Vol.3。
- ^ a b c d e f Blu-ray『ウルトラマンギンガ 4』(バンダイビジュアル BCXS-0790)封入 作品解説書 SPARK NOTES Vol.4。
- ^ 39番目の新ウルトラヒーロー「ウルトラマンビクトリー」登場! 新TVシリーズ『ウルトラマンギンガS』が2014年7月15日(火)よりスタート!円谷ステーション 2014年4月9日
- ^ a b c DVD『ウルトラマンギンガS 1』(バンダイビジュアル BCBS-4632)封入 作品解説書 SPARK S NOTES Vol.1。
- ^ 監督:アベユーイチ (26 March 2014). ウルトラマンギンガ 4 (Blu-ray). バンダイビジュアル. BCXS-0790.映像特典「ギンガ THE LIVE!」
- ^ 『宇宙船』Vol.142より。
- ^ Twitter - Canopus_072 本人のTwitterより
- ^ 『ウルトラマンギンガ』劇場版決定 おもちゃショーで発表ORICON STYLE 2013年6月13日
- ^ 「ウルトラマンギンガ」劇場スペシャル第2弾!新ウルトラマン列伝オフィシャルブログ『ウルトラマン"ブログ"列伝』 2013年12月14日
- ^ a b c d e f g 小学館「てれびくん編集部」 編『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!(パンフレット)』松竹株式会社事業部、2014年3月15日。
関連項目
外部リンク
- ウルトラマンギンガ 公式インフォメーション
- ウルトラマンギンガS おもちゃ情報 バンダイ公式サイト - バンダイによる玩具情報サイト
- 新ウルトラマン列伝オフィシャルブログ『ウルトラマン"ブログ"列伝』 - 円谷プロによる広報ブログ