シモーナ・ガラッシ
シモーナ・ガラッシ(Simona Galassi、1972年6月27日 - )は、イタリアの女子プロボクサーである。フォルリ出身。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 通称 | Romagna Queen[1] |
| 階級 | フライ級 |
| 身長 | 165cm |
| 国籍 |
|
| 誕生日 | 1972年6月27日(53歳) |
| 出身地 | フォルリ |
| スタイル | サウスポー |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 28 |
| 勝ち | 23 |
| KO勝ち | 4 |
| 敗け | 3 |
| 引き分け | 1 |
| 無効試合 | 1 |
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 女子 ボクシング | ||
| 世界選手権 | ||
| 金 | 2001 スクラントン | フライ級 |
| 金 | 2002 アンタルヤ | フライ級 |
| 金 | 2005 ポドルスク | フライ級 |
| ヨーロッパ選手権 | ||
| 金 | 2003 ペーチ | フライ級 |
| 金 | 2004 リッチョーネ | フライ級 |
| 金 | 2005 トンスベルグ | フライ級 |
来歴
世界選手権フライ級3連覇を達成、ヨーロッパ選手権フライ級3連覇を果たすなど輝かしい実績を残しプロに転向。
2006年10月8日、ミラノでデビュー戦を行い、2回TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。
2007年1月9日、ベルガモでナディア・ホックミとEBU女子フライ級王座決定戦を行い、1-1(97-92、95-95、93-96)の判定で引き分けた為プロ3戦目での王座獲得に失敗した。
2007年5月11日、エミリア=ロマーニャ州ベルティノーロでベティーナ・フォルカーとEBU女子フライ級王座決定戦を行い、10回1分18秒TKO勝ちを収めプロ5戦目にして王座獲得に成功した。
2007年12月28日、フォルリでフロアレア・リヘットと対戦し、3-0(100-90、100-90、100-90)の判定勝ちを収めEBU王座の初防衛に成功した。
2008年3月29日、フォルリでWBC女子世界フライ級王者ステファニー・ビアンキーニと対戦し、3-0(98-92、98-91、99-90)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2008年7月18日、チヴィタノーヴァ・マルケでアイリーン・オルシェウスキーと対戦し、3-0(99-91、99-91、99-92)の判定勝ちを収めWBC王座の初防衛に成功した。
2008年10月24日、ミラノでステファニー・ビアンキーニと対戦し、3-0(100-90、100-90、99-91)の判定勝ちを収めWBC王座の2度目の防衛に成功した。
2009年12月4日、ゼルデンのフライツァイト・アレーナでアジザ・オーバイタと対戦し、3-0(99-91、100-90、99-91)の判定勝ちを収めWBC王座の3度目の防衛に成功した。
2010年3月12日、エミリア=ロマーニャ州ベルティノーロでエスメラルダ・モレノと対戦し、3-0(100-89、100-90、99-90)の判定勝ちを収めWBC王座の4度目の防衛に成功した。
2010年11月20日、モンテレイのモンテレー・アリーナで暫定王者マリアナ・フアレスとWBC女子世界フライ級王座統一戦を行う予定であったが、理由は不明だが中止となった。
2011年3月11日、メキシコシティで暫定王者マリアナ・フアレスとWBC女子世界フライ級王座統一戦を行い、プロ初黒星となる3-0(93-97、93-97、94-96)の判定負けを喫し王座統一に失敗、ガラッシが3年間保持していた正規王座をフアレスに明け渡す結果となった。
2011年10月28日、カリャリでナデージュ・ジコラとIBF女子世界ジュニアバンタム級初代王座決定戦を行い、3-0(100-91、100-90、100-90)の判定勝ちを収め2階級制覇を果たした。
2012年4月14日、ヴェネト州ヴィチェンツァでレナータ・セベレディと対戦し、3-0(96-94、96-94、96-94)の判定勝ちを収めIBF王座の初防衛に成功した。
2012年10月27日、ヴェネト州パドヴァでレナータ・セベレディとWBC女子世界フライ級王座決定戦を行い、3回1分49秒TKO負けを喫し1年7ヵ月ぶりの王座返り咲きに失敗した。
2013年6月15日、エミリア=ロマーニャ州ベルティノーロでサナエ・ジョーとEBU女子フライ級王座決定戦を行い、3-0(98-92、98-92、98-92)の判定勝ちを収めEBU王座への返り咲きに成功した。
2013年12月7日、シュトゥットガルトのポルシェ・アレーナでスージー・ケンティキアンの持つWBA女子世界フライ級王座に挑戦し、0-3(94-98.5、91.5-99、95.5-97)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。
2014年5月23日、エミリア=ロマーニャ州モリネッラでガリナ・コレバ・イバノバと対戦し、5回1分12秒、3-0(40-36、40-36、40-37)の負傷判定勝ちを収めEBU王座の初防衛に成功した。
2014年8月8日、ローマでラティティア・アルザリーと対戦し、3-0(97-94、98-94、100-91)の判定勝ちを収めEBU王座の2度目の防衛に成功した。
2015年2月7日、エミリア=ロマーニャ州フェラーラでロレダナ・ピアッツァと対戦し、3-0(97-93、97-93、96-94)の判定勝ちを収めEBU王座の3度目の防衛に成功した。
戦績
- 28戦 23勝 4KO 3敗 1分 1無効試合
獲得タイトル
関連項目
脚注
- ^ “Simona Galassi”. Boxrec.com. 2013年3月27日閲覧。
外部リンク
| 前王者 ステファニー・ビアンキーニ |
第2代WBC女子世界フライ級王者 2008年3月29日 - 2011年3月11日 |
次王者 マリアナ・フアレス |
| 空位 2011年設立 |
初代IBF女子世界ジュニアバンタム級王者 2011年10月28日 - 2012年(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 デボラ・ディオニシウス |