有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER

日本のラジオバラエティ番組

これはこのページの過去の版です。Great wagarashi (会話 | 投稿記録) による 2015年6月15日 (月) 22:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (パーソナリティ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(ありよしひろいきのサンデーナイトドリーマー)は、2010年4月4日からJFN系列で放送されているラジオ番組バラエティ番組)。番組制作はジャパンエフエムネットワーク(JFNC)。通称「サンドリ」。

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 2010年4月4日 -
放送時間 日曜 20:00 - 21:55
制作 ジャパンエフエムネットワーク
ネットワーク JFN
パーソナリティ 有吉弘行
ディレクター 辻慎也
公式サイト 公式サイト
特記事項:
放送局によって飛び降り放送あり
テンプレートを表示

番組概要

  • お笑いタレントである有吉弘行パーソナリティを務めるラジオ番組。有吉にとっては、ピン芸人として初めての冠ラジオ番組となる。
  • 番組は有吉と月替わりのアシスタントパーソナリティーとのフリートークと、リスナーからのお便りや募集しているコーナーへのメール紹介を中心に進行される。不定期にゲストが出演する場合もある。また、CMに入る際に有吉が「ブレイク」と言うのが特徴。
  • 放送は原則生放送だが、有吉やゲストのスケジュール等の関係で年に数回録音放送が行われる。その際はコーナーへの投稿を事前に募っている。
  • リスナーからのメールが紹介される際には、投稿者が聴いているネット局名も読み上げられる。また、有吉はこの番組のリスナーのことを「ゲスナー」(下衆いリスナーの意)と呼んでいる(後述)。
  • 投稿されてくるメールの語気が強いのが特徴であり、出演者への罵倒や脅迫紛いのネタメールも多い。新登場のアシスタントやゲストは毎回その異様なリスナーメールに驚いている。また、一見好意的なメールと思いきや、「なんてな」の一言で罵倒モードにひっくり返る手法もよく使われる。
  • 番組内で流される楽曲は、初期は放送当日のメールテーマにちなんだ曲となっていたが、現在ではその縛りはなくなっている。AKB48や関連ユニットの楽曲が流れることが多い。
  • 2011年7月より投稿されたメールの中から有吉が面白いと思ったものや強い感銘を受けたもの、有吉を上機嫌にさせたものなどには「パン」と呼ぶポイントを進呈し、パンが10個溜まると若槻千夏ブランドであるWCのグッズをプレゼントする制度が導入された。そのため無償でグッズを提供している若槻千夏の悪口を投稿することは御法度とされているが、若槻を皮肉っぽく賞賛することもよくある。「パン」進呈の多さはその日の有吉の機嫌によるため、多く与えられる日もあれば全く出ない日もある。稀に一通の投稿に2個ないし3個のパンが与えられることもある。パンを進呈する際には有吉が「パンあげましょう」という旨の発言をすると『パンッ』と効果音が鳴らされる。2013年2月からパンを進呈された人には、ステッカーが送られる事になった。ステッカーは現在「エンジェル有ちゃん」など3種類ある。
  • アシスタントは基本的に月替わりで太田プロ所属のタレントが務めるが、有吉の逆鱗に触れたアシスタントには出入り禁止を言い渡される場合がある(後述)。またメールの投稿者に対しても内容があまりにも度が過ぎた場合や有吉の機嫌によってアシスタント同様に「イエローカード」が出されることが有り、累計2枚で「レッドカード」となり、今まで溜めていたパンが全て没収される。
  • 番組内で有吉は、自身の母方の姓が「毛利」であり、毛利元就末裔ではないかとほのめかしたが真偽は不明。

パーソナリティ

番組冒頭に有吉は「太田プロ真珠、広島が産んだ快男児、軍人ロックスター、有吉弘行でございます」と自己紹介する。

アシスタント

基本的に太田プロに所属する有吉の後輩芸人(タレント)が担当しているが、例外としてデンジャラスのみ年上、かつ芸歴も有吉より長い。 番組ホームページのURL読み上げやコーナーの説明、番組中に流れる曲の紹介を行うのがアシスタントに与えられた仕事の一つであるが、多くのアシスタントはURLをうまく言うことができず、有吉から苦言を呈されている。 また、出演最終日となる月の最後には、リスナーからアシスタントとしての評価を下されることが恒例となっている。 年末に行われるリスナーからの総選挙(人気投票)で優勝すると3ヶ月間アシスタントをすることができる(後述)。

アシスタント一覧

出禁

アシスタントは有吉の機嫌を損ねたり、放送倫理上問題があるとの判断をされて出禁出入禁止)を通告される事がある[6](一発で出禁を言い渡される場合もあるが「イエローカード」等の発言で警告されることもある)。
ただし多くの場合出禁は期限付きであり、無期限の出禁となったケースは今のところブラックパイナーSOSの内藤のみである。また、出禁中でも恩赦が出て出演するケースもある。マシンガンズ滝沢は出演時、リスナーから送られてきたラップを初見で歌わされることが恒例となっているが、その度に出禁をくらっている。
2014年7月27日付けでデンジャラスノッチに、10月に新宿カウボーイかねきよに、それぞれ1年間の出禁が言い渡された。(2015年3月に2人の出禁は解除されている)

アシスタント選抜総選挙

2011年1月から11月までは月替わりアシスタント制だったが、同年12月に行われたリスナー投票によるアシスタント総選挙でデンジャラス安田が最多得票を獲得し2012年1月から3月までアシスタントを務めた(投票受付期間中の12月は、過去のアシスタントが週替わりで担当した)。
2012年12月に行われた総選挙はこれまでコンビとして出演していた芸人も個人でのエントリーとなった(前年の総選挙で最低得票を得た風藤松原のみコンビ名義でエントリー)。また、偶然にも第46回衆議院議員総選挙東京都知事選挙と同時期になった。
投票は一人のリスナーにつき一票と定められているが、実際には番組ホームページの投票フォームのシステム上一人で何度も投票が可能になっている(ただし、12時間に1回)。ただ有吉はこの点を大した問題ではないとしている。
2013年12月に行われた総選挙で総得票数が前回の三倍以上を数えたため、ハッカー疑惑を白日の下にさらす結果となってしまった。それでも有吉は「ハッカー上等!」と言ってのけた。
結果

コーナー

ゲスト出演等の都合で行われなかったり順序が前後したりする場合もある。

新コーナー

まいにち雄三
まいにち修造の日めくりカレンダーのように、毎日加山雄三だったら、どういう言葉があるのか?を募集するコーナー。
ベッキーフィルター
あらゆる出来事にベッキーのフィルターを通すとどうなるのか?を募集するコーナー。最後は、「やる気!元気!ベッキー!」でしめる。
話したくはない
有名人に『話したくはない』といわせるツッコんだ質問を募集するコーナー。
サム・スミス
グラミー賞4冠に輝いたサム・スミスのコーナー。
彼が受賞のスピーチで言ったセリフが、「この賞に貢献してくれた男性に感謝の言葉を言わせてもらいたい。僕に失恋させてくれてありがとう。君が4つのグラミーを取らせてくれたんだよ。」こんな感じの粋でモテそうなスピーチを募集するコーナー。

現在のコーナー

20時台

すっきりしないニュース
先週日曜日から放送日までの1週間にあった芸能ニュースや情報を紹介しながらトークを展開する。一時はコーナーの大半が「今週のAKB48」となっており、AKB48関連のニュースが紹介されていたが、有吉の度重なる苦言の結果、AKBニュースは取り扱わなくなった。
よって、ここで言う「すっきりしない」とは有吉が半ば「すっきりしない」対象にされているアイドル集団(AKB48系)のことを指している。
アイツこんなこと言ってました リターンズ
「アイツこんなこと言ってました」同様、テレビ、ラジオ、雑誌ブログTwitterなどにおける有名人のおかしな言動を有吉に報告するコーナー。

21時台

有吉のそれわかるー!
女優(俳優でも素人でも可)にどんなイジメられ方をされたいのか、を募集して有吉がわかるかわからないのか判定している。
有吉の独断と偏見で共感したものには「わかるー!」と叫び、分からなかったことには悪態をつく。決して異論を唱えてはならない。
他のコーナーに比べてネタメールが危険な為、「イエローカードを出す」と当初から警告している。それに反して「パン」は出やすい。
替え歌のコーナー
2012年5月13日の放送より開始。有吉が急にやりたいと言い出したことから開始したコーナー。毎週お題となる曲の一部を有吉が指定し(ジングル後に有吉とアシスタントで決める)、その部分に沿った替え歌を募集する。
替え歌は有吉が歌うが、ブラックパイナーSOSの山野がアシスタントを務めた2012年7月はMr.Childrenの楽曲を特集して(桜井和寿のモノマネをした)山野が歌った。
つるの剛士がゲスト出演した2012年11月18日の放送では時間を繰り上げて当コーナーを行い、まだコーナーの全容を理解できていない状態のつるのに半ば強制的に歌わせた。その回では21時台でも有吉が歌う通常の替え歌も行われた。

不定期コーナー

さしあり

ゲストが来た回に行われる。有吉とゲストが2人きりでトークをする。みのもんたの“さしのみ”のパロディ。

サンドリークス

ゲストが来た回に行われる。ゲストが今まで言った発言等をリスナーが報告するコーナーで、「アイツこんなこと言ってました」のゲスト版とも言える。

不謹慎一恵

不謹慎一恵さんが「不謹慎」だと感じていることを募集している。メールの出だしは「『不謹慎だ!』 で始まり、(不謹慎だと思う事)を述べて、シメは 『不謹慎!不謹慎!!』」で終了。現在は、有吉の采配で2軍のコーナーとされている。復活の時期は不明。

終了したコーナー

ゲスト

新年一発目の放送は、毎年決まって上島竜兵が出演する。有吉とデンジャラス安田は「一年間で一番面白くない放送」と公言している。その回のアシスタントは、2011年はスギ。(インスタントジョンソン)。2012年と2013年は、デンジャラス安田(総選挙王者)が務めていた。2014年からは有吉の独断で、総選挙結果に関係なく、上島のゲスト回は安田とセットで行うことが決まっている。

度々ゲストとして出演するのは、つるの剛士とふかわりょう。つるのは金髪エバラ野郎、ふかわはロケットマンの愛称で親しまれている。つるのとふかわは自分のプロモーション販促)で出演しており、メール職人たちの標的になる。

また、ふかわをはじめとして、ビビる大木、我が家、アンガールズなどナベプロワタナベエンターテインメント)の芸人が来ることが多く、コーナーメールの際には「こいつナベプロじゃねえか!」と不名誉極まりないレッテルを貼られ、同じ所属事務所タレントに悪影響を及ぼしている。そのことに対して、有吉は「全部、ふかわのせい」と語っている。実際にふかわが来たときには「面白くない」という主旨を直接伝えており、その発言をリスナーが拡大解釈した結果が現状のナベプロ批判を招いている。

ゲスト一覧

ゲスナー

番組のリスナー(メール職人)のことを「ゲスナー」(下衆いリスナーの意)と呼んでいる。有吉曰く、面白いメールを送ってくる人のことを指す。

主なゲスナー

アマゾンカルテット、大木ぼんす、からふるアフロ、希望の船、ケツ出しエッフェル塔、こば茶、ゴモラ、ゴルゴサーティワン、きたぺっぷ、さんぺい、島根の超包茎、需要もないのに勝手に供給、ダイエットは明日から、ダマシ屋スケシン、チェーンギャング・ファイブ、鳥獣戯画ジャクソン、とびっこ、なすびマン、鼠後輩、根は真面目、農機具、ブラブラブラゼル、ぺけみに、ファンタスティック原田、満腹亭いなり、ムスカの弟、夜嫌いの夜行性、ラッパー・ザキバチョフ、レッツゴー万引きGメン、レペゼン秩父、ロファス、ワーギナーマイク

ラジオ聴き

以前は、ゲスナーでもなく、面白みもないリスナーのことを「ラジオ聴き」と呼んでいた。最近ではあまり使われなくなったが、「お前どのテンションでこのラジオ聴いてるの?」や「感性が合わないから聴かなくても良い」など、より具体的な表現で、その都度、対応が行われている。

音楽

  • オープニング 「1000 Cigarettes」 - MSTRKRFT
  • フリートーク1 「We Are Your Friends」 - Justice vs. Simian
  • フリートーク2 「Zdarlight」 - DIGITALISIM
  • フリートーク3 「Jupiter Room」 - DIGITALISIM
  • フリートーク4 「sundown river (I am Robot and Proud Remix)」 - DE DE MOUSE
  • フリートーク5 「Electric Disco」 - Plump DJs
  • 21時台オープニング 「Red Alert」 - Basement Jaxx
  • ジングル1 「It Ain't Love (feat. Lil' Mo)」 - MSTRKRFT
  • ジングル2 「Magnets」 - DIGITALISIM
  • ジングル3 「Last Chance」 - JET
  • CMフィラー 「Millenium Skyway」 - Kiss The Sky presented by Paul Hardcastle
  • エンディング 「Kerouac」 - SUGIURUMN

放送時間

  • 日曜日 20:00〜21:55(JST
    • 20:55〜21:00は、『JFNニュース』(放送局によっては5分枠の扱いは異なる)。
  • ネット局でも放送局が個別に特別番組枠を設ける場合があり、その場合、時間短縮または放送休止となる。

スタッフ

  • 構成:高井均、福田卓也
  • ディレクター:辻慎也

ネット局

番組内で有吉は、「東京ではネットされていない」ことを発言することが多い(ここでの東京はTOKYO FMを表す)。また、以前は「東名阪大都市圏を避け、ひっそりと放送している」という発言が見られたが、その後2012年4月から9月までFM OSAKAがネットしていたためにこのような発言はほとんどなくなった。なお、radikoプレミアムLISMO WAVEドコデモFMに登録すれば、全国どこからでも聴くことができる。

『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』ネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送日時 (JST) 備考
福島県 ふくしまFM JFN 日曜
20:00 - 21:55
[7]
群馬県 FMぐんま [8]
栃木県 RADIO BERRY
長野県 FM長野
福井県 FM福井
岐阜県 FM GIFU [9]
三重県 レディオキューブ FM三重 [10][11]
滋賀県 e-radio
鳥取県
島根県
V-Air
岡山県 FM岡山
山口県 FMY
香川県 FM香川 [12]
高知県 Hi-Six [13]
佐賀県 FMS
大分県 Air-Radio [14]
宮崎県 JOY FM
鹿児島県 μFM [15]
青森県 FM青森 日曜
20:00 - 20:55
[16]
岩手県 FM岩手 [17]
石川県 HELLO FIVE [18]
徳島県 FM徳島 [19]
新潟県 FM-NIIGATA 日曜
21:00 - 21:55
[20]
広島県 HFM [21]

過去のネット局

放送対象地域 放送局 系列 備考
大阪府 FM OSAKA JFN [22][23]
長崎県 fm nagasaki [24]
熊本県 FMK [25]

脚注

  1. ^ その時、おかもとはスタジオ外から度々参加していた。
  2. ^ 大のMr.Childrenファンであり桜井和寿のモノマネを得意とするのでリスナーからの人気も高い。
  3. ^ 内藤が無期限出禁のため
  4. ^ 内藤が飲みの席での態度が悪かったらしい
  5. ^ 別名:「マテ茶ボーイ」、「とっとり三郎」、「からだ元気」 などがある。
  6. ^ 番組のアシスタントになったことはないが、指原莉乃HKT48移籍問題により3ヶ月の出禁となっている(2012年6月17日放送分)
  7. ^ 「長渕剛 RUN FOR TOMORROW 〜明日に向かって〜」の放送に伴い2011年4月から同年9月まで休止、2013年4月から2014年3月まで再び休止
  8. ^ 2013年4月から全てフルネットへ移行。
  9. ^ 20:00-20:30までは別番組を放送しているため、20:30-からの放送になる。
  10. ^ 放送開始の2010年4月から同年の9月までは20時台のみネット、同年10月から同年12月まで21:30まで、そして現在はフルネット。
  11. ^ 不定期に20:30-の放送になる。
  12. ^ 2012年4月 -
  13. ^ 2011年4月から同年9月まで一時放送休止
  14. ^ 2012年3月までは20時台のみネット
  15. ^ 2013年3月までは20時台のみネット
  16. ^ 「長渕剛 RUN FOR TOMORROW 〜明日に向かって〜」の放送に伴い2011年4月から同年9月まで休止。2015年1月4日からは21時台も21:30-21:55で放送も開始。
  17. ^ 2010年10月 - 、「長渕剛 RUN FOR TOMORROW 〜明日に向かって〜」の放送に伴い2011年4月から同年9月まで休止、2012年7月から2013年3月まで再び休止、ほかにも特別番組編成で休止の日が多い
  18. ^ 2010年4月4日から2011年3月27日までフルネットで放送、同年4月から2013年3月まで一時放送休止
  19. ^ 半年限定の開局記念番組の放送に伴い2012年10月から翌年3月まで一時放送休止
  20. ^ 2014年4月 -。かつては20:30からのネットだった
  21. ^ 2013年3月までは20時台のみネット
  22. ^ 東名阪では初のネットとなっていた。
  23. ^ 2012年9月でネット終了
  24. ^ 2014年3月でネット終了
  25. ^ 2011年4月3日の放送分のみフルネットで放送

外部リンク

JFN系列 日曜 20:00 - 21:55
前番組 番組名 次番組
SUNDAY NIGHT FEVER
(2008.10.5 - 2010.3.28)
有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
(2010.4.4 - )
-