井上博
日本のシンガーソングライター (1947-1970)
井上 博(いのうえ ひろし、1949年2月5日 - 1970年3月31日)は、はしだのりひことシューベルツの元メンバー。京都府京都市生まれ。同志社大学工学部に在学していた。身長176cm。特技はスポーツ(ヨット、水泳、スキー、柔道、サッカー)。[1]
活動
ザ・フォーク・クルセダーズの解散に先駆けて、はしだのりひこ(端田宣彦)がザ・ヴァニティーから越智友嗣と井上、ジローズから杉田二郎を呼び寄せて結成された。1969年1月、シングル「風/何もいわずに」を発表し、大ヒットする。因みに「風」の2番のボーカルは井上が担当している。他に「さすらい人の子守歌」、「さよなら」の2番も担当している。
女性ファンが多く、シューベルツのメンバーの中では最も人気が高かったが、1970年3月31日に急死。享年21歳。死因は腎臓病、肺水腫などさまざまな説があり詳しくは不明。墓は東京郊外にある。尚、井上の死により、シューベルツは解散に追い込まれた。
脚注
- ^ ザ・フォーク・クルセダーズ/『紀元貮阡年』デラックス・エディション(2013.12.18)より、ファンクラブ会報誌(全6号)52頁原寸大復刻,47頁。