映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪
『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(えいが プリキュアオールスターズ はるのカーニバル)は、2015年3月14日公開のアニメ映画。「プリキュアシリーズ」の歴代作品のクロスオーバー作品の第7作かつ「プリキュアシリーズ」の映画作品の第18作である。
映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ | |
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監督 | 志水淳児 |
脚本 | 井上美緒 |
製作 | 2015 映画プリキュアオールスターズSC製作委員会 |
出演者 |
嶋村侑 浅野真澄 山村響 中島愛 潘めぐみ 北川里奈 戸松遥 オリエンタルラジオ |
音楽 | 高梨康治 |
主題歌 | 「イマココカラ」モーニング娘。'15 |
製作会社 | 東映アニメーション |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 74分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
前作 |
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ 映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち(シリーズ前作) |
次作 | 映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!! |
キャッチコピーは「新しいプリキュアオールスターズが、はじまる!」「40人の想いがひとつに! 歌とダンスで奇跡をおこす!」「プリキュアオールスターズ、新たなる旅立ち― プリキュア40人が、歌って踊ってスーパー・ライブッ!」。
概要
本作品は『DX』シリーズ・『NewStage』シリーズに続く、プリキュアオールスターズシリーズの新作品として位置付けられており[注 1]、前作『プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』までに登場済のプリキュアたち[注 2]に加え、『ハピネスチャージプリキュア!』のキュアフォーチュンと[注 3]、『Go!プリンセスプリキュア』のキュアフローラ・キュアマーメイド・キュアトゥインクルの3人を含めた40人のプリキュアが登場する[注 4]。また『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』以来の「オールスターズ映画限定強化モード」として、「モードエレガント・プリマヴェーラ」が登場する(「現役プリキュア」のみは史上初)。
また、ゲスト声優としてお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾が特別出演しており[注 5]、本作品の応援団としても兼務している。また、本作のメインテーマ曲である「イマココカラ」を劇中でプリキュアが歌うだけでなく、エンディングテーマとしてモーニング娘。'15が歌うことが発表されており、同時にエンディング映像が初めて実写映像を用いて、全国5箇所(北海道・東京・名古屋・大阪・福岡)[1]で公募によって当選した子供達とプリキュアの着ぐるみ、モーニング娘。'15のメンバーが踊る映像となる[注 6]。さらにメンバーの飯窪春菜、石田亜佑美、小田さくらの3人がハルモニアに住む妖精役としても出演する[2]。
本作品では『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』以来配布されてきた「ミラクルライト」が中断、代わりに「オールスターズドレスアップキー」が配布された[注 7]。その一方で紙製サンバイザープレゼントは継続され、今回は「プリンセス♪きらきらティアラ」[注 8]がプレゼントされた。
なお、上映時間「74分」は2008年公開『Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』の「75分」(同時上映作『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ』を含む)に次ぐ記録で、単独作では歴代最長である。
興行成績
全国213スクリーンで公開され、2015年3月14、15日の初日2日間で興収1億3,036万3,100円、動員11万2883人となり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位を記録[3]。また、ぴあの初日満足度ランキングでは満足度91.8を獲得し、第2位となっている[4]。
ストーリー
プリキュアオールスターズが歌とダンスの国「ハルモニア」に招待され、1大イベントである「春のカーニバル」に参加することになる。先輩のプリキュアたちの歌やダンスを観て感激した『Go!プリンセスプリキュア』の3人もステージへと出演しようとしていた。
だが、司会者であるオドレンとウタエンの正体はハルモニアを狙う怪盗で、プリキュアたちがハルモニアに来る前に王様・王女様・大臣の3人を誘拐し、国を乗っ取っていた。
2人の暗躍で『ハピネスチャージ』までの歴代妖精たちが誘拐され[注 9]、神聖なカーニバルを台無しにされて国を守護していたドラゴンまでもが暴走する事件が発生してしまう。
ハルモニアの平和を救うため、40人のプリキュアが想いをこめた歌とダンスで奇跡をおこそうと活躍する。
登場キャラクター
登場キャラクターの基本情報は各作品の項目を参照。本節ではオリジナルキャラクター(プリキュア達と残りの本作品のキャラクター声付きについては公式ウェブサイトのみで公開)などを除き、主に本作品での立ち位置を示す。
Go!プリンセスプリキュア
紅城トワ / キュアスカーレット[注 10]、プリンス・ホープ・グランド・カナタ、ミス・シャムール、そしてノーブル学園の関連者(七瀬ゆい、白金ら)は未登場[注 11]。
「現役プリキュア」としては『DX』3部作以来、プロローグから登場する。全員、最終的に「モードエレガント・プリマヴェーラ」にパワーアップする。
- 春野 はるか(はるの はるか) / キュアフローラ
- 声 - 嶋村侑
- プロローグでは鼻歌を歌ってたものの、直後に「来週に音楽のテストがある」と聞かされて緊張しまくり状態だったが、歴代プリキュアとカーニバルに参加した事で自信を持てた。
- めぐみとの初対面では、オールスターズ映画恒例「現役主人公プリキュアと先輩主人公プリキュアが出会うと、ホワイトバック・スローモーション演出になる」のが一切無かった[注 12]。
- 海藤 みなみ(かいどう みなみ) / キュアマーメイド
- 声 - 浅野真澄
- はるかときららが言えなかったひめの本名を唯一言えた。
- ハルモニア城内の捜索においては書庫を物色していた。
- 天ノ川 きらら(あまのがわ きらら) / キュアトゥインクル
- 声 - 山村響
- ハルモニア城内を捜索中に衣裳部屋でドレスを物色していた。
ハピネスチャージプリキュア!
ハルモニアに向かう途中で、はるか達が最初に出会ったプリキュア。「歌とダンスには奇跡を呼ぶ力がある」と、大舞台を前に萎縮するはるかを勇気づける。
- プリキュア
-
- 愛乃 めぐみ(あいの めぐみ) / キュアラブリー
- 声 - 中島愛
- 本作では、響にピアノ伴奏と、自分の心の歌を合わせることを提案されていた。
- ドロボーンとの戦闘の際には、従来の「ラブリービーム」を駆使してドロボーンたちをなぎ払っていた。
- 白雪 ひめ(しらゆき ひめ) / キュアプリンセス
- 声 - 潘めぐみ
- 本作では、はるかたちがプリンセスプリキュアであることに反応し、「自分もプリンセスだ」と本名を明かした。
- ブルースカイ王国の王女という元来の立場、そして小さい頃に城抜けを度々行ってきたという経験からくる勘が、今回大いに役立つことになる。
- 大森 ゆうこ(おおもり ゆうこ) / キュアハニー
- 声 - 北川里奈
- 本作では、歌とダンスとが合わさることを「カレーに唐揚げがトッピングされるようなもの」と喩えたり[注 13]、ハルモニア城内を捜索中に調理場を物色したり、救出した王様に早速「ハニーキャンディー」を勧めたりと、天然な言動は相変わらず。
- 『ハピネスチャージ』本編の最終回でファンファン(ファントム)とともに同居するようになったが、本作を含むオールスターズ映画では彼とともに行動はしていない。
- プリキュアとしては前作『NewStage3』に続いて2度目だが、ゆうことしてはオールスターズ映画初登場となる。
- 氷川 いおな(ひかわ いおな) / キュアフォーチュン
- 声 - 戸松遥
- オールスターズ映画初登場。キュアラブリーの奮闘ぶりに「先輩してるわね」と顔をほころばせていた。
ドキドキ!プリキュア
回想シーンでは、キュアハートのみ「エンジェルモード」に変身。
- プリキュア[注 14]
-
- 相田 マナ(あいだ まな) / キュアハート / キュアハート・エンジェルモード
- 声 - 生天目仁美
- 本編最終回後も相変わらず音痴と自覚がないのは健在。ダンス後のトークの際にアンコールで「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」(『ドキドキ!プリキュア』のオープニングテーマ)を歌おうとするが、六花に止められた[注 15]。その際、ウタエンとオドレンは目回し状態になり、ハルモニアの観客たちはげんなりした。
- 回想シーンの際は、レジーナとの出会いや真琴との共同作業について述べていた。現在もレジーナとともに大貝町に暮らしているが、本作を含むオールスターズ映画では彼女とともに行動はしていない。
- ハルモニア城内においては、「愛」を機関銃のごとく振り撒いて居並ぶドロボーンたちを骨抜きにし、キュアダイヤモンドにたしなめられていた。
- 菱川 六花(ひしかわ りっか) / キュアダイヤモンド
- 声 - 寿美菜子
- 本作の回想シーンでは、カルタ大会でのようすが流れた。また、ダンス後のトークの際に、相変わらず自覚がないマナが歌いだすのを止めようとした。
- 四葉 ありす(よつば ありす) / キュアロゼッタ
- 本作の回想シーンでは、花屋のことについて触れられていた。
- 剣崎 真琴(けんざき まこと)/ キュアソード
- 本作の回想シーンでは、マナたちとともにオムライスづくりのようすが流れた。
- 円 亜久里(まどか あぐり)/ キュアエース
- 本作の回想シーンでは、友人のエルと手を繋いでいっしょに花火をみていたようすが流れた。
スマイルプリキュア!
本作から秘密基地である「ふしぎ図書館」が初登場。
- プリキュア[注 18]
-
- 星空 みゆき(ほしぞら みゆき) / キュアハッピー
- 声 - 福圓美里
- 本作でもおっちょこちょい振りは健在で、オドレンに「キャンディとはおドジなコンビ」と言われ、慌てた直後に転んでしまう。そのあと、不機嫌の口癖である「ハップップー」と言いながら剥くれた[注 19]。
- ハルモニア城内捜索においては、仕掛けられたトラップにげんなりしつつも正面から突破しようとするキュアサニーを尻目に、「プリキュア・ハッピーシャワー」で側壁に風穴を開けていた。
- 日野 あかね (ひの あかね) / キュアサニー
- 声 - 田野アサミ
- 本作の回想シーンでは、みゆきたちとともにケーキ作りをがんばっていた。
- 黄瀬 やよい (きせ やよい) / キュアピース
- 緑川 なお (みどりかわ なお) / キュアマーチ
- 青木 れいか(あおき れいか) / キュアビューティ
- 妖精
-
- キャンディ
- みゆきたちの回想シーンでは、みゆきたちに自身の誕生日のお祝いをしてくれた。また、相変わらず登場の時はみゆきの顔面に激突しており、現実の世界でも健在の模様。
- ポップ
- TV本編ではサブキャラクターだったためか、みゆきたちの回想シーンには登場していない。
スイートプリキュア♪
- プリキュア[注 20]
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- 北条 響(ほうじょう ひびき) / キュアメロディ
- 声 - 小清水亜美
- 本作では、「音を楽しむこと」で妖精たちへの感謝の気持ちを表した一方で、マナの歌音痴を「これって、音楽なの!?」と驚愕していた。
- 南野 奏(みなみの かなで) / キュアリズム
- 黒川 エレン(くろかわ エレン) / キュアビート
- 調辺 アコ(しらべ アコ) / キュアミューズ
- 妖精
-
- ハミィ
- フェアリートーン
ハートキャッチプリキュア!
回想シーンでは全員『DX3』以来の「スーパーシルエット」に変身。
- プリキュア[注 21]
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- 花咲 つぼみ(はなさき つぼみ) / キュアブロッサム / スーパーキュアブロッサム
- 声 - 水樹奈々
- ハルモニア城内での乱戦の中、カーニバルを台無しにした上に妖精たちへの感謝の気持ちをも踏みにじったオドレン達に怒りを爆発させた。
- 来海 えりか(くるみ えりか) / キュアマリン / スーパーキュアマリン
- 声 - 水沢史絵
- ハルモニア城内でのドロボーン掃討戦においては、キュアブロッサムに続いて決め台詞を言っている途中に、腹部にミサイルが直撃したことで吹き飛ばされ、さらにはキュアメロディに助けられる姿をみせていた。
- 明堂院 いつき(みょうどういん いつき) / キュアサンシャイン / スーパーキュアサンシャイン
- 月影 ゆり(つきかげ ゆり) / キュアムーンライト / スーパーキュアムーンライト
- 妖精
-
- シプレ
- コフレ
- ポプリ
フレッシュプリキュア!
回想シーンでは全員『DX3』以来の「キュアエンジェル」に変身。
- プリキュア[注 22]
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- 桃園 ラブ(ももぞの ラブ) / キュアピーチ / キュアエンジェルピーチ
- 声 - 沖佳苗
- 本作ではダンス後のオドレンたちとのトークで、せつながラビリンスに帰ったためになかなか会えないことを嘆いていた。
- 蒼乃 美希(あおの みき) / キュアベリー / キュアエンジェルベリー
- 山吹 祈里(やまぶき いのり) / キュアパイン / キュアエンジェルパイン
- イース / 東 せつな(ひがし せつな) / キュアパッション / キュアエンジェルパッション
- 本作ではドロボーンとの戦闘の際に、ハルモニアのトラップをアカルンによるテレポートで無効化して回避するという活躍をみせていた。
- 回想シーンだが、オールスターズ映画では初めてイースの姿でも登場している。
- 妖精
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- シフォン
- タルト
Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!
- プリキュア[注 23]
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- 夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム
- 声 - 三瓶由布子
- 本作の回想シーンでは、ナッツハウス前にて、ココとともに楽しんでいる生活が流れた。
- ハルモニア城内での戦いでシャイニールミナスのピンチに駆けつけ、ハルモニアの観客たちの避難誘導を引き受けた。
- 夏木 りん(なつき りん) / キュアルージュ
- 本作の回想シーンでは、くるみとともに花の水遣りをしていた。
- 春日野 うらら(かすがの うらら) / キュアレモネード
- 本作の回想シーンでは、シロップとの空中散歩で楽しんでいたあとは、彼にお姫さま抱っこをされていた。
- 秋元 こまち(あきもと こまち) / キュアミント
- 本作の回想シーンでは、ナッツハウスで店番をしているナッツと良好な関係をみせていた。
- 水無月 かれん(みなづき かれん) / キュアアクア
- 本作の回想シーンでは、くるみとともに良好な関係をみせていた。
- ミルク / 美々野 くるみ(みみの くるみ) / ミルキィローズ
- 本作の回想シーンでは、りんと花の水遣りをしていた際に、かれんが登場した途端にミルクの姿に戻り、彼女に擦り寄る姿をみせていた。
- 妖精
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- ココ / 小々田 コージ(ここだ コージ)
- ナッツ / 夏(ナッツ)
- シロップ / 甘井 シロー(あまい シロー)
ふたりはプリキュア Splash Star
- 妖精
-
- フラッピ
- チョッピ
- ムープ
- フープ
ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュアMax Heart
- プリキュア[注 26]
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- 美墨 なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック
- 声 - 本名陽子
- 本作の回想シーンでは、キュアブラックに変身してザケンナーたちと拳でたたかい、ハルモニア城内の戦闘においてはハルモニアの観客たちを安全に避難させるため、殿(しんがり)を買ってでた 。
- 雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト
- 声 - ゆかな
- 本作の回想シーンでは、科学部の日常のようすと、なぎさとともにラクロスの練習をしている場面が映った。
- ダンス後のオドレンたちとのトークの際には、なぎさとの友情を述べていたが、相変わらずメップルとケンカしているなぎさをみて呆れる一面もみせていた。
- ドロボーンとの戦闘の際には、キュアブラックとともに従来の足を駆使した戦闘術をみせて活躍していた。
- 九条 ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス
- 本作では、ドロボーンとの戦闘で苦戦を強いられていた際に、救援に来たキュアドリームを眺める姿をみせていた。
ハルモニア
本作の舞台。歌とダンスの国である妖精の世界で、国を守護している「ドラゴン」がいる。国内では、1年中カーニバルが行われており、そこに招待されることは名誉であると言われている。
オドレンとウタエンに国を占領され、ドラゴンも暴走して壊滅状態になり果てたが、プリキュアたちの活躍によってドラゴンは鎮められ、破壊された国も元の状態に戻った。
観客はハルモニアに住む妖精のほか、『映画 ハピネスチャージ』のドール王国の住人たち・『NewStage』シリーズの妖精学校の妖精たち[注 28]もハルモニアの客として来ている。劇中では描かれていないが、カーニバル閉幕後に歴代プリキュアたちと歴代妖精たちは人間界に帰ったの対し、ハルモニアに来ていた妖精たちもそれぞれの妖精の世界に帰った模様[注 29]。
- ハルモニアの王様
- 声 - 大川透[注 30]
- ハルモニアを治める王だが、オドレンとウタエンに国を乗っ取られ、地下牢に娘の王女と大臣ともども幽閉されてしまう。
- ハルモニアの王女様[注 31]
- 声 - 氷上恭子[注 32]
- ハルモニアを治める王女で、王様の娘。
- ハルモニアの大臣
- 声 - 岩永悠平
- ハルモニアの住人
- 声 - 飯窪春菜、 石田亜佑美、小田さくら
- ハルモニアに住む妖精たち。
- なお、演じる飯窪・石田・小田の3人は、それぞれ自らがデザインした妖精である。
本作の敵
- オドレン
- 声 - 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
- 世界をまたに駆ける大怪盗。ヒゲを生やした中年男で、長身かつ細身が特徴。一人称は「オレさま」。
- 紳士のような服装を身にまとい、シルクハットと黒いマントを身につけている。また、剣やムチにも変化できるステッキを携帯している。
- 非常に狡猾かつ卑怯な性格であり、プリキュアたちの前では紳士的な対応で接している。また、自惚れやすい一面もあり、間抜けな性格が災いになることもある。
- 自分を「頭脳派」と自称しているが、戦闘能力のよわさを自覚しているため、プリキュアとの戦闘を避けている。だが、怪盗としての能力は高く、剣さばきも上達である。
- プリキュアとのトークの際には「ハピネスチャージプリキュア!」の敵組織である「幻影帝国」が消滅して世界が平和になったことを残念がったり、「Yes!プリキュア5GoGo!」と「スマイルプリキュア!」を混同したり、咲には「オドオドさん」 と名前を誤認されるという姿をみせている。
- ハルモニアを支配しようと目論み、手下の「ドロボーン」を使役してハルモニアを襲撃し、王様たちを幽閉したことで、ハルモニアを乗っとることに成功する。
- 王様がすでに各プリキュアたちに春のカーニバルの招待状を送ったため、ハルモニアに向かっていたプリキュアとの戦闘を避けるために夜なべして用意したステージを展開し、プリキュアたちの前では「ハルモニアの大臣」と偽り、密かにプリキュアたちの変身アイテムと妖精を盗む行動にでる。
- 物語中盤でウタエンの失態によって自分の目論みがバレたため、ドロボーンを使役してプリキュアたちを始末する行動にでるが、途中で目覚めたドラゴンの襲撃によって自分の目論みが阻止されることになる。
- ドラゴンが鎮静化したあとはウタエンとともに、プリキュアたちに対して「数の暴力」と改心せずに非難するが、それに激怒したドラゴンを見て慌てて土下座をする。
- 最終的にはウタエンとともにハルモニアの清掃をすることになり、同時に怪盗にはなれないことを悟り、今度はミュージカルスターになることを目論んでいた。
- ウタエン
- 声 - 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
- オドレンの相方をしている怪盗。小柄かつ肥満型が特徴の男。一人称は「オイラ」で、語尾に「ッス」とつける。
- 薄い茶色のブレザーを着ており、大きなベレー帽をかぶっている。また、狸のような尻尾を生やしている。
- 比較的に臆病かつ慌てやすい性格であり、プリキュアたちの前では温厚に接しているが、戦闘になる際には弱気な態度になる。
- オドレンを「アニキ」と呼んで慕い、悪事を行う彼に心酔しているが、オドレンの自惚れた一面にはあきれることもある。
- 自分の「こころの花」はなにかとえりかの質問に、「ラフレシア?」という返答に落胆していた。
- ドラゴン
- ハルモニアを守護している神。本作の実質的な最後の敵である。
- 紫色の身体が特徴で、背中には翼があり、ハルモニアの山々を軽く見下ろすほどの巨体をほこる。また、口からは炎を放つことができる。
- 本来は温厚な性格で、ハルモニアで開催される歌とダンスの祭りを楽しみにしていたが、オドレンとウタエンの悪巧みによって祭りが台無しにされたことに憤慨し、理性を失ったまま国中を破壊しようと暴れだす。
- 最終的には、プリキュアオールスターズの合体技である「プリキュア・レインボー・トルネード」で鎮められ、最後はプリキュアたちのダンスを観たことで理性を取り戻した。
戦闘員
- ドロボーン
- 声 - 伊藤正明、小松昌平、田中宏輝、村上運、横田大輔
- オドレンとウタエンが使役する戦闘員たち。主に戦闘を任されている。
- 基本的には会話をしないが、オドレンたちには通じている。
- わら人形・木・岩の3タイプが存在する。いずれも左右のつながった眉毛と上下の一体化したヒゲを生やしており、サングラスと赤いスカーフを身につけている。
- また、岩タイプにいたっては巨大化することもできる。
- 「ドキドキ!プリキュア」との戦闘の際には、キュアハートの仕草に大勢が惚れる姿をみせている。
- 物語終盤でプリキュアたちの活躍によって圧倒されたため、オドレンの制止を無視して全員どこかへと逃亡していった。
過去作品のサブキャラクター・敵キャラクター・映画キャラクター
それぞれ挿入歌の映像シーン(各プリキュアたちの回想シーン)のみで、現実の世界では登場しない[注 33]。いずれも声の出演はなし。
- ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア Max Heart
-
- 高清水 莉奈(たかしみず りな)
- 久保田 志穂(くぼた しほ)
- 藤村 省吾(ふじむら しょうご)
- 木俣(きまた)
- 多幡 奈緒(たばた なお)
- 加賀山 美羽(かがやま みう)
- ザケンナー
- いずれもなぎさたちの回想シーンのみ登場する。なお、木俣は映画初登場。
- 光の園の長老
- ウィズダム
- ラウンド(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- スクエア(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- マーキーズ(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- オーバル(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- トリリアント(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- ペア(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- ハート(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart』)
- ひなた(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』)
- 雲の園の老師(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』)
- ムタ(『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場[注 34]。なお、長老とウィズダムは映画初登場。
- ふたりはプリキュア Splash Star
-
- 日向 大介(ひゅうが だいすけ)
- 日向 沙織(ひゅうが さおり)
- 日向 みのり(ひゅうが みのり)
- コロネ
- 美翔 弘一郎(みしょう こういちろう)
- 美翔 可南子(みしょう かなこ)
- 美翔 和也(みしょう かずや)
- 星野 健太(ほしの けんた)
- 宮迫 学(みやさこ まなぶ)
- 安藤 加代(あんどう かよ)
- 伊東 仁美(いとう ひとみ)
- 太田 優子(おおた ゆうこ)
- 竹内 綾乃(たけうち あやの)
- 篠原(しのはら)先生
- 星野 健吾(ほしの けんご)
- 星野 静江(ほしの しずえ)
- 霧生 満(きりゅう みちる)
- 霧生 薫(きりゅう かおる)
- いずれも咲たちの回想シーンのみ登場する[注 35]。なお、コロネはオールスターズ映画初登場、美翔夫婦・篠原先生・星野夫婦は長編オールスターズ映画初登場となる[注 36]。一方、満と薫は夕凪中学校の体操服や本編の最終回でムープとフープの力で変身した形態でも登場する。
- アワーズ(『映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!』)
- ミニッツ(『映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。
- Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!
-
- パパイヤ
- メルポ
- ミギリン(『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』)
- ヒダリン(『映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』)
- チョコラ(『映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場する[注 37]。なお、パパイヤは映画初登場。
- フレッシュプリキュア!
-
- 桃園 圭太郎(ももぞの けいたろう)
- 桃園 あゆみ(ももぞの あゆみ)
- 蒼乃 レミ(あおの レミ)
- 一条 和希(いちじょう かずき)
- 山吹 正(やまぶき ただし)
- 山吹 尚子(やまぶき なおこ)
- カオルちゃん / 橘 薫(たちばな かおる)[注 38]
- ミユキ
- 知念 大輔(ちねん だいすけ)
- 沢 裕喜(さわ ゆうき)
- 御子柴 健人(みこしば けんと)
- アズキーナ
- 西 隼人(にし はやと)/ ウエスター
- 南 瞬(みなみ しゅん)/ サウラー
- ホホエミーナ
- ラブに助けられたラビリンスの少女(『フレッシュ』46話)
- ドーナツをもらったラビリンスの少女(『フレッシュ』47話)
- いずれもラブたちの回想シーンで登場する[注 39]。なお、アズキーナ・ホホエミーナ・ラビリンスの少女2名は映画初登場。
- ティラミス
- ウサピョン(『フレッシュ』26話、『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。
- ハートキャッチプリキュア!
- スイートプリキュア♪
-
- 北条 団(ほうじょう だん)
- 北条 まりあ(ほうじょう まりあ)
- 南野 奏介(みなみの そうすけ)
- 南野 美空(みなみの みそら)
- 南野 奏太(みなみの そうた)
- 西島 和音(にしじま わおん)
- 東山 聖歌(ひがしやま せいか)
- 王子 政宗(おうじ まさむね)
- アリア学園中学校の生徒たち
- アフロディテ
- 調辺 音吉(しらべ おときち)
- クレッシェンドトーン
- 伝説の楽譜の音符たち
- メフィスト
- ピーちゃん / ノイズ[注 44]
- バスドラ
- バリトン
- ファルセット
- いずれも響たちの回想シーンで登場する[注 45]。和音・聖歌・政宗がダンスの振りを忠実に再現する一方、メフィストとアフロディテの振りは滅茶苦茶で、音吉に呆れられていた。なお、奏太と和音と聖歌以外のキャラクターは全てオールスターズ映画初登場、北条夫婦・南野夫婦・政宗(音楽王子隊のメンバーも含む)・ピーちゃん(ノイズ)とメイジャーランド三銃士(元トリオ・ザ・マイナー)は映画初登場。
- ドキドキ!プリキュア
-
- 相田 健太郎(あいだ けんたろう)
- 相田 あゆみ(あいだ あゆみ)
- 坂東 宗吉(ばんどう そうきち)
- 菱川 亮子(ひしかわ りょうこ)
- セバスチャン
- 十条 博士(じゅうじょう ひろし)
- 早乙女 純(さおとめ じゅん)
- 五星 麗奈(いつつぼし れいな)
- 麗奈の取り巻きたち(『ドキドキ!』41話)
- 森本 エル(もりもと エル)
- かるたクイーン(『ドキドキ!』14話)
- ジョー岡田(ジョーおかだ) / ジョナサン・クロンダイク
- レジーナ
- イーラ
- マーモ
- ベール[注 46]
- いずれもマナたちの回想シーンのみ登場する。なお、相田夫婦・宗吉・亮子・セバスチャン・ジコチュートリオはオールスターズ映画初登場、麗奈(取り巻きたちを含む)・エル・かるたクイーン・ジョー(ジョナサン)・レジーナは映画初登場となる[注 47]。
- メラン(『ドキドキ!』30話)
- ベベル / 坂東 五十鈴(ばんどう いすず)[注 48](『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場する。ベベルはオールスターズ映画初登場で、メランは映画初登場。
- ハピネスチャージプリキュア!
-
- ブルー
- 相楽 誠司(さがら せいじ)
- いずれもめぐみたちの回想シーンで登場する。また、ブルーは歴代プリキュアたちの回想シーンにも登場する[注 49]。誠司はオールスターズ映画初登場[注 50]。
- ファンファン / ファントム
- つむぎ / 織原 つむぎ(おりはら つむぎ)(『ハピネスチャージ』最終回、『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』)
- いずれも歴代プリキュアたちの回想シーンのみ登場。なお、つむぎはオールスターズ映画初登場[注 51]、ファンファン(ファントム)は映画初登場となる[注 52]。
- ドール王国の住人たち(『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』)
- ハルモニアの観客として登場している。なお、『映画 ハピネスチャージ』の終盤で人形に戻ったはずだが、詳細は不明。
モードエレガント・プリマヴェーラ
本作におけるプリンセスプリキュアの強化モード。本編での通常時の「モードエレガント」と似ているが、キュアフローラのドレスのボトムがリボンでは無くハート模様が6つ付いており、キュアマーメイドのドレスにあるフリルのラインにはハートの飾りがあしらわれ、キュアトゥインクルのドレスにある星の飾りがハート模様に変わっている。
作品用語
- 招待状
- 「春のカーニバル」招待のため、ハルモニアから各プリキュアへ送られた手紙。表面にはドラゴンが2匹描かれている。また、ハルモニアへ行くための乗り物に変型する。その乗り物はチームによって異なり、次の様な構成となっている。
- オールスターズドレスアップキー
- 本作で「ミラクルライト」に代わって使用されたアイテム。『Go!プリンセス』の変身アイテム「ドレスアップキー」と同型のアイテムで、形状はキュアフローラ用と似ているが、中央部(ドレスのボトム)のリボンがなく、代わりにハート模様が6つあるなどの相違点がある。なお、『Go!プリンセス』本編に登場する「12個のドレスアップキー」とは関連は無く、番外扱いといえる存在である。
合体技
- プリキュア・レインボー・トルネード
- プリキュアたちが自らの力をオールスターズドレスアップキーに注いて、プリンセスプリキュアがオールスターズドレスアップキーを使用して「モードエレガント・プリマヴェーラ」という強化モードに変身する。「みんなの力! プリキュア・レインボー・トルネード!」という掛け声で、手をハートの形にして、虹色の光波をバラ形にして放つことでドラゴンにぶつけて、包み込まれる。その後、光波で理性を取り戻したドラゴンの口から上空に噴出し、ハルモニアに降り注ぎ、戦闘中に壊された建物や場所は修復していった。
- 本作ではドラゴンに光波を包み込んだ際、キュアフローラの「思い出して、守り神様。歌とダンスってとっても楽しい事だって」と話しかけるのみで、それまでオールスターズ全作で光波発射時に発するシャウト「ハァ〜!!」や、「NewStage」3部作での止めでのシャウト「○○はダメ〜ッ!!」や「○○じゃない!!」が一切無かった。
スタッフ
- 企画 - 土肥繁葉樹、ギャルマト・ボグダン
- 原作 - 東堂いづみ (講談社「なかよし」連載)
- 脚本 - 井上美緒
- オリジナルキャラクターデザイン - 稲上晃、香川久、馬越嘉彦、川村敏江、高橋晃、佐藤雅将、中谷友紀子
- キャラクターデザイン・作画監督 - 青山充
- 美術監督 - 西田渚
- 色彩設計 - 澤田豊二
- 撮影監督 - 高橋賢司
- CGディレクター - 加藤康弘
- 編集 - 麻生芳弘
- 音響監督 - 川崎公敬
- 音響効果 - 石野貴久(サウンドリング)
- 音響効果 - タバック
- 音楽 - 高梨康治
- 音楽制作 - 株式会社マーベラス
- 振付 - 真島茂樹
- 製作担当 - 太田有紀
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 監督 - 志水淳児
- 制作 - 映画プリキュアオールスターズSC製作委員会 (東映アニメーション、東映、朝日放送、バンダイ、アサツー ディ・ケイ、マーベラス、木下グループ)
主題歌
- 「イマココカラ」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - モーニング娘。'15(アップフロントワークス)
- エンディングで使用される。本作は(『ちょ〜短編』を除き)オールスターズ映画史上初めてオープニングテーマが存在しないため、スタッフのクレジットは全てエンディングに集結されている。
挿入歌
- 「39フェアリーズ」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - うちやえゆか
- 「You make me happy!」
- 作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - marhy / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - 林ももこ
- 元々はプリキュアが3人体制[注 61]だった時のエンディングテーマ。初めて4人での映像となった。
- 「イェイ!イェイ!イェイ!」
- 作詞 - 実ノ里 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 斎藤悠弥 / 歌 - 吉田仁美
- みゆきたちの回想シーンにて、みゆきたちがふしぎ図書館で誕生日ケーキを作り、誕生日を迎えるキャンディをお祝いした。この映像シーンにサブキャラクター(みゆきたちの家族・七色ヶ丘中学校の関連者・メルヘンランドの住人・松原巡査やブライアン・テイラーなどのゲストキャラクター)・改心した敵キャラクター(元バッドエンド王国三幹部)・映画キャラクター(ニコ・絵本の世界の住人・魔王)は一人も登場していない[注 62]。また、みゆきたちが住む七色ヶ丘市も登場しなかった。
- 「プリキュア5、フル・スロットル GO GO!」
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲 - 間瀬公司 / 編曲 - 家原正樹 / 歌 - 工藤真由 with ぷりきゅあ5
- のぞみたちの回想シーンにて、「ナッツハウス」でのプリキュアや妖精の姿が映される。この映像シーンにTV本編のサブキャラクター(のぞみたちの家族・美香・鷲尾・ゲストキャラクターなど)・改心した敵キャラクター(ブンビー)は一人も登場しない。
- 「Alright!ハートキャッチプリキュア!」
- 作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 池田彩
- 「DANZEN! ふたりはプリキュア(Ver. Max Heart)」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 佐藤直紀 / 歌 - 五條真由美
- なぎさたちの回想シーンにて、「学院内でザケンナーに襲われるなぎさ・ほのか」・「素手でザケンナーと戦うキュアブラック」・「キックでザケンナーと戦うキュアホワイト」といった、『MH』OP映像を彷彿させる場面が存在する。
- 「オドレン・ウタエン盗賊伝」
- 作詞 - 井上美緒 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - オドレン(中田敦彦)・ウタエン(藤森慎吾)
- 「ラブリンク」
- 作詞 - 利根川貴之 / 作曲:Dr.Usui / 編曲 - Dr.Usui&Wicky.Recordings / 歌 - 吉田仁美
- マナたちの回想シーンにて、『ドキドキ!』本編の最終回後の様子や本編のリメイク映像が流れた。
- 「まかせて★スプラッシュ☆スター★」
- 作詞 - 青木久美子 / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 家原正樹、歌 - うちやえゆか with Splash Stars
- 「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!! 」
- 作詞 - 六ツ見純代 / 作曲 - 高取ヒデアキ、編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 池田彩
- 元々はプリキュアが2人体制[注 63]だった時のエンディングテーマで、初めて4人での映像。響たちの回想シーンにて、『スイート』本編の最終回後の様子が流れた。
関連商品
- CD『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ 主題歌シングル』(マーベラスAQL/ソニー・ミュージックディストリビューション、2015年3月11日発売、MJSS-09140)
- CD『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ オリジナル・サウンドトラック』(マーベラス/ソニー・ミュージックディストリビューション、2015年3月11日発売、MJSA-01155)
- DVD/BD『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(マーベラス/ポニーキャニオン、2015年7月15日発売)
- DVD特装版(PCBX-51647)/DVD通常版(PCBX-51648)/Blu-ray特装版(PCXX-50100)
- 特装版は、映像特典として大ヒット御礼舞台挨拶、本作と『Go!プリンセスプリキュア』の合同制作発表、特番「みどころいっぱいぱ~いスペシャル!!」の一部編集版、TVスポット&予告集を収録、スペシャルブックレットと「イマココカラ」歴代プリキュア歌手バージョンを収録したCDを同梱、カラーケース・ピクチャーレーベル仕様。ブルーレイ・DVD共に字幕あり。
脚注
注釈
- ^ なお、『DX』シリーズ・『NewStage』シリーズのように、複数部構成になるかどうかは不明。
- ^ ただしキュアハニーは、『NewStage3』公開時点では正体が判明されていない関係上、劇中に登場するも台詞が無く、変身前のゆうことしての登場は無かったため、「台詞有り」・「ゆうことして登場」はオールスターズ映画では初となる。
- ^ キュアフォーチュンは『ハピネス』本編第1話から既に登場していたが、『NewStage3』公開時点では「ハピネス」メンバーには入らず、パートナー妖精であるぐらさんと共に別行動していた。
- ^ 『NewStage』シリーズのキュアエコーのみ登場せず、本作品も公式プリキュアとしてのカウントはされていない。なお、キュアエコーに変身する坂上あゆみとパートナー妖精であるグレルとエンエンは声なしのモブキャラクターとして登場している(グレルとエンエンは歴代プリキュアたちの回想シーン(「39フェアリーズ」の映像シーン)のほか、ハルモニアの観客としても登場したり、イメージ画像では『Go!プリンセスプリキュア』までの歴代妖精(TVシリーズのプリキュアの妖精)とともに登場)。
- ^ プリキュア映画でお笑い芸人が登場するのは『映画 Yes!プリキュア5』のザ・たっち(ミギリン・ヒダリン役)と『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』のエド・はるみ(ダンスコンテスト司会者役)に次いで3組目となる(なお、ミギリンとヒダリンは歴代プリキュアたちの回想シーン(「39フェアリーズ」の映像シーン)でモブ登場している)。
- ^ 一瞬ではあるが、オリエンタルラジオの2人が踊っている場面も有る。
- ^ ただし、レギュラー単独映画次作『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』ではミラクルライトを復活するため、来年のオールスターズ映画では「ミラクルライト」は配布されるかは未定。
- ^ 表は「Go!プリンセス」メンバーを中央に、、裏は「ハピネス」メンバーがそれぞれ中央に描かれ、表の両脇には「SS」「フレッシュ」「スイート」「ドキドキ」各メンバー、裏の両脇には「MH」「5GoGo」「ハートキャッチ」「スマイル」各メンバーがそれぞれ描かれており、妖精は初めて一匹も描かれてない。なお「バイザー」が名称に入ってないのは、2010年公開『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』での「プリキュアオープンマイハット」以来である。
- ^ なお、『Go!プリンセスプリキュア』の妖精・パフとアロマは、イメージ画像では『ハピネスチャージ』までの歴代妖精たちと共にオドレンとウタエンに誘拐されていたが、本編では観客席に居たため誘拐されていなかった。
- ^ この時点ではまだ敵組織のディスダークの幹部・トワイライトであり、またOP映像には登場するものの、本編には登場していなかった。
- ^ 「既にTV本編に登場している現役プリキュア側の妖精」が登場しないのは、『DX3』でのドリーとレリー(以上「フェアリートーン」。『スイート』に登場)と、『NewStage』でのポップ(『スマイル』に登場)に次いで3回目。
- ^ 「ホワイトバック・スローモーション演出」が無かったのは、『NewStage2』でのマナ(当時現役)とみゆき以来だが、これは『ドキドキ』の集会場「ソリティア」と、「妖精の世界」との次元を隔ててであり、同じ次元同士では史上初。
- ^ この喩えにみなみが理解に苦しむ中、はるかは「つまり最強ということ」だと解釈し、きららに「何で通じてるの…?」と呆れられた。
- ^ マナと六花は、初登場の『NewStage2』から本作品(『NewStage』以外の2部作および本作品)まで3作品連続の声出し出演となる。
- ^ 六花は苦笑いしながら「次のステージがあるから」とマナに言った後、マナ自身は「あ、そっか」と言っただけで、当然その事は自覚していない。なお、この影響で他作品のプリキュアたちにも不評になった。
- ^ 歴代プリキュアたちの回想シーンでは、本編第48話でキュアロゼッタが「ロゼッタバルーン」から出撃させた「巨大ランス」も登場。
- ^ いずれもマナたちの回想シーンのみ。
- ^ みゆきは初登場の『NewStage』から本作品まで4作品連続(『NewStage』3部作および本作品)、あかねは『NewStage2』以来の声出し出演となる。
- ^ 映画で「ハップップー」と言ったのは『NewStage』以来だが、同作では顔を見せなかった(遠くから映してた)ため、剥くれ顔を見せたのは初。
- ^ 『NewStage3』同様響のみが声出し出演となる。
- ^ つぼみとえりかは初登場の『DX2』から本作品まで6作品連続(『DX2』、『DX3』、『NewStage』3部作および本作品)の声出し出演となる。
- ^ ラブは『NewStage2』以外声出し出演となる。
- ^ 『DX』3部作と『NewStage3』では6人とも声出し出演していたが、本作ではのぞみのみが声出し出演となる。
- ^ 『DX』3部作と『NewStage3』では2人とも声出し出演していたが、本作では咲のみが声出し出演となる。
- ^ 『DX2』で当時「ボトム軍団」軍団員のカレハーンが「カレーパン」呼ばわりされたが、これは咲に言われたのではなく、同軍団員のアラクネア(『5』に登場)だった。
- ^ なぎさとほのかは『NewStage』以外声出し出演となる。
- ^ メップルは『NewStage』と『NewStage3』と以外の声出し出演となる。
- ^ 坂上あゆみ(キュアエコー)のパートナー妖精であるグレルとエンエン・元生徒妖精であるユメタも含む。
- ^ なお、ドール王国の住人たち(『映画 ハピネスチャージ』の終盤で人形に戻ったと同時にドール王国自体も消滅している)・グレルとエンエン(前作『NewStage3』であゆみ(キュアエコー)のパートナー妖精となったと同時に人間界に住むようになっている)は不明。
- ^ 担当声優の大川は『スイート』で南野奏(キュアリズム)の父・南野奏介を演じて以来のシリーズ復帰で、異世界の住人を演じるのは初。なお、奏介は響たちの回想シーンに登場しているが、声は無し。
- ^ 絵本では「王妃」と表記されている。
- ^ 担当声優の氷上は、『フレッシュ』で桃園ラブ(キュアピーチ)の母・桃園あゆみと『スマイル』で黄瀬やよい(キュアピース)の母・黄瀬千春をそれぞれ演じて以来のシリーズ復帰で、異世界の住人を演じるのは初。なお、あゆみはラブたちの回想シーンに登場しているが、声は無し。
- ^ 『映画 ハピネスチャージ』のドール王国の住人たち・『NewStage』シリーズの妖精学校の妖精たち(グレルとエンエン・ユメタも含む)はハルモニアの観客として登場している(なお、グレルとエンエン・ユメタは歴代プリキュアたちの回想シーンにも登場)。なお、劇中では描かれていないが、今回も異世界が舞台のため、サブキャラクターたち(プリキュアの協力者や改心した敵キャラクターは除く)はプリキュアたちがハルモニアに行ったことは感づかれていない模様。
- ^ 長老は『ドキドキ!』のメランと握手をし、ウィズダムは『映画 5GoGo!』のチョコラの左手の上に乗っていた。
- ^ なお、満と薫以外は咲たちがプリキュアである事やフラッピたちの存在は知らないまま。
- ^ 『ちょ〜短編』では、美翔夫婦・篠原先生・星野夫婦はラストのコンサート場面にモブ登場している。
- ^ なお、チョコラは本作で初めて私服姿で登場している。
- ^ カオルちゃんは初作品『DX』から本作品まで、歴代では唯一7作全てにモブ登場している(ミユキは『DX』ではのぞみ達の乗るバスの車内広告での登場のみで、本編にモブ登場するのは『DX2』から)。
- ^ なお、隼人(ウエスター)と瞬(サウラー)は本作で初めてラビリンスの幹部時の服姿で登場している(48話以降の白い服装)。また、アズキーナはハルモニアの出発シーンや歴代プリキュアたちの回想シーンにも登場する。
- ^ 後ろ姿のみで、顔は映っていない。
- ^ オールスターズ映画で故人であるキャラクターが登場するのは、『DX2』の「ボトム軍団」軍団員や『DX3』の「ダークライズ」軍団員といった敵キャラクターを除けば、コロン・『映画 ドキドキ!』の五十鈴(ベベル)・『NewStage』のフーちゃんが初である。
- ^ また、コッペはハルモニアの出発シーンと歴代プリキュアたちの回想シーンの両方、コロンは歴代プリキュアたちの回想シーンにも登場する。
- ^ 人間態(つぼみ(キュアブロッサム)の祖父である花咲空(故人)を模した青年)での姿は本作には登場していない。
- ^ 『スイート』本編の最終回で浄化・転生し、再び響たちの前に現れた際の白い羽毛の姿。オールスターズ映画でTV本編の最後の敵が登場するのは初となる。
- ^ なお、クレッシェンドトーンは歴代プリキュアたちの回想シーンにも登場する。
- ^ 最終回でのネズミ状態ではなく、通常の人間態で登場。なお、回想シーンなので、現実の世界ではネズミの姿のままの模様。
- ^ なお、レジーナは『SS』の満と薫と同じくプリキュアとしての部類はされず、本作を含むオールスターズ映画ではサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している(同時にマナたちと共に行動はしていない)。回想シーンであるが、相変わらず自由奔放な性格やワガママ振りは健在。また、現実の世界でも引き続きマナたちの所に暮らしている模様。本作では普段のドレス姿で登場し、武器であるミラクルドラゴングレイブを所持していた。
- ^ ベベルとマナ(キュアハート)の祖母である五十鈴(故人)は同一の存在で、オールスターズ映画で故人であるプリキュアの家族が登場するのは初。なお、五十鈴としての姿は本作には登場していない。
- ^ なお、『ハピネスチャージ』本編の最終回でミラージュ(キュアミラージュかつ元「幻影帝国」女王であるクイーン・ミラージュ)とレッド(ディープミラーの正体かつブルーの兄で、『ハピネスチャージ』本編の最後の敵)とともに地球を去ったため、現実の世界では去ったままの模様(ただし、予告編ではプリキュア・妖精と共に招待状を見る場面ではめぐみたちの所に戻ってきている)。また、オールスターズ映画としては前作『NewStage3』に次いで2度目だが、本作でモブキャラクターとしての出演となった。
- ^ 『映画 ハピネスチャージ』ではめぐみたちとともに異世界(ドール王国)に行っていたが、本作を含むオールスターズ映画ではめぐみたちとともに行動はしていない。
- ^ 本作ではドール王国時のドレス姿で登場しているが、帽子は被っていない。なお、元々人間なので、現実の世界でも人間界(ぴかりが丘)に暮らしている模様。
- ^ 『ハピネスチャージ』本編の最終回でミラージュ(キュアミラージュ)が地球を去った後、ゆうこ(キュアハニー)の家に同居するようになったが、あくまでミラージュのパートナー妖精であるため、本作を含むオールスターズ映画ではサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している(同時にゆうこやめぐみたちとともに行動はしていないが、ぴかりが丘には引き続き暮らしている模様)。なお、ファントムとしての姿は本作には登場していない。
- ^ モブとしては前々作『NewStage2』以来。フーちゃんは『映画 5GoGo!』のチョコラに抱かれ、パートナー妖精であるグレルとエンエンは『映画 ハピネスチャージ』のつむぎに抱かれている一方で、あゆみ自身は『5GoGo!』のメルポと『映画 フレッシュ』のウサピョンを抱いていた。
- ^ なお、前作『NewStage3』であゆみ(キュアエコー)のパートナー妖精となったと同時に人間界(横浜市)に住むようになっていたが、現在も人間界に住んでいるかは不明。
- ^ なお、フーちゃんは『ハートキャッチ』のコロンと『映画 ドキドキ!』のベベルと同じく、現実の世界では故人の模様。
- ^ 故人である『ハートキャッチ』のコロン、改心した『ハピネスチャージ』のファンファンも含む。
- ^ 故人である『映画 ドキドキ!』のベベルも含む。
- ^ 故人である『NewStage』のフーちゃんも含む。
- ^ 登場した場所は、『スイート』のクレッシェンドトーンの空間と思われる。
- ^ トランプ王国は『ドキドキ!』本編の最終回にて、共和制に改めるために全廃している。
- ^ キュアパッションがラビリンス幹部・イースだった頃。
- ^ ポップは『スマイル』本編ではサブキャラクターだったためか、みゆきたちの回想シーンには登場していない。
- ^ キュアビートがマイナーランド幹部・セイレーン、そしてキュアミューズは第11話から登場するも、黒の仮面とスーツで正体を伏せ、フェアリートーン・ドドリーと共に別行動していた時期だった。
出典
- ^ 「プリキュア新聞」(日刊スポーツ新聞社)2015年春号 10・11面
- ^ モーニング娘。’15、映画『プリキュア』で主題歌を担当! 声優にも初挑戦,シネマカフェ,2015年2月10日
- ^ “「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」が2週連続で1位!!「イントゥ・ザ・ウッズ」ほか新作6本が初登場! (3月14日-3月15日)/ニュース - CINEMAランキング通信”. 興行通信社 (2015-03―17 エラー: 日付が正しく記入されていません。(説明)). 2015-03―17閲覧。 エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。(説明)
- ^ “『ストロボ・エッジ』が10代女子に大人気!”. チケットぴあ (2015年3月17日). 2015年3月17日閲覧。