西村麻子

日本のアナウンサー

これはこのページの過去の版です。180.63.83.189 (会話) による 2015年11月6日 (金) 07:38個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (テレビ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

西村 麻子(にしむら あさこ、1977年10月2日 - )は、毎日放送(MBS)所属のアナウンサー。愛称「あさちゃん」「あさやん」等。

にしむら あさこ
西村 麻子
プロフィール
愛称 あさちゃん、あさやん
出身地 日本の旗 京都府
生年月日 (1977-10-02) 1977年10月2日(48歳)
最終学歴 同志社大学商学部
勤務局 毎日放送
部署 アナウンサー室
活動期間 2000年 - 現在
ジャンル 報道情報バラエティ番組
配偶者 有り
公式サイト MBS公式
出演番組・活動
出演中サタデープラス
VOICE(水〜金曜日サブキャスター)』
MBSニュース
出演経歴ちちんぷいぷい

来歴・人物

京都府出身、同志社高等学校在学時には、インターハイ国体に出場するなど、陸上競技短距離の選手として鳴らした。国体女子200mでの優勝経験を持つほか、現在も陸上高校女子200mの京都府記録(24秒53)を保持している。

同志社大学商学部を卒業後の2000年に、一般職で毎日放送に入社。入社直後にアナウンサー職へ転じた。同期入社のアナウンサーに、上田悦子上田崇順がいる。

毎日放送への入社後は、MBSテレビの情報番組『ちちんぷいぷい』、平日夕方のニュース『VOICE』などのほか、バラエティ番組やラジオ番組にも幅広く出演。2005年12月に同期入社の社員と結婚してからも、旧姓の西村を放送上の名称に使っている。

2006年3月下旬から産休に入って、第1子となる男児を出産。出産後の2007年4月16日に、1度目の職場復帰を果たす。

2007年8月に開催された世界陸上大阪大会では、地元局の女性アナウンサーとして、八木早希とともにテレビの全国中継キャスターに抜擢。同年5月17日の『2時っチャオ!』(TBS制作)では、会場(長居陸上競技場)からの中継リポーターとして、全国デビューを果たした。

また、世界陸上大阪大会の開催前後には、『ちちんぷいぷい』や同大会関連のテレビ番組などでアナウンサーらしからぬ健脚を披露。「日本一足の速い女子アナウンサー」というキャッチフレーズを付けられるに至った(後述)。

2007年10月1日からは、『VOICE』に月~水曜日のサブキャスターとして復帰。しかし、第2子の出産準備のため、2009年9月23日の放送を最後に再び降板。2度目の産休に入った。

第2子出産後の翌2010年4月初旬に再度の職場復帰を果たすと、『ちちんぷいぷい』のニュースキャスターや、『VOICE』のニュースナレーターを担当。また、『ちちんぷいぷい』で「ただいま修行中 大吉京平への道」(後輩アナウンサーの大吉洋平が京都市内の名店で厳しい修業に臨む企画)を放送する場合には、京都弁によるナレーションを披露していた。

2012年10月からは、産前産後休暇に入った先輩アナウンサー・松川浩子の後任で、『VOICE』木・金曜日のサブキャスターを担当。2014年4月以降は再び、月~水曜日のサブキャスターを務めている。

2015年4月からは、『VOICE』のサブキャスターを続けながら、『サタデープラス』(MBSテレビ制作・TBS系列全国ネット番組)の進行アナウンサーに起用されている。通年放送の全国ネット番組にレギュラーで出演するのは、テレビ・ラジオを通じて、毎日放送への入社後初めてである。

「日本一足の速い女子アナ」

  • 両親が陸上競技選手であったことから、自身も中学生時代から陸上競技を始めた。ちなみに、父親の西村彰は、同志社大学体育会陸上競技部の監督時代に朝原宣治などを指導。シドニー・アテネ・北京の各オリンピックでは、日本代表の短距離走コーチを務めている。
  • 陸上競技専門誌の「月刊陸上競技」では、2000年5月号の特集「春に飛び立つアスリート」で、毎日放送へ入社したばかりの西村を取り上げていた。
  • 世界陸上大阪大会開幕前日の2007年8月24日JNN系列で放送された特別番組『世界陸上大阪 ついにあす朝6時開幕スペシャル』(TBS制作)内の企画で、「日本一足の速い女子アナ」として、長居陸上競技場のトラックでアレン・ジョンソンアトランタオリンピック男子110mハードル金メダリスト)と競走する機会があった。西村アナにはハードルなしというハンディキャップ戦であったが、100mを14秒05(MBSで独自に計測した公式記録では13秒15)で走破。全国ネットでの生中継で、ジョンソンに圧勝した。もっとも、大方の予想がジョンソンの快勝であったため、競争後には「空気の読めない女子アナ」との称号も授かる羽目になった[1]
  • 『VOICE』のサブキャスターを務めていた2007年2008年には、12月末に放送された同番組と『ちちんぷいぷい』との合同特別番組(2007年は『ちちんぷいぷい&VOICE 空気は読めたか’07 笑いと怒りの生4時間』、2008年は『ちちんぷいぷい特大号 VOICEに☆印2008』)において、「世快陸上女子100m」(2007年)「100m走で西村麻子に勝ったら10万円」(2008年)という視聴者参加の生中継企画に出演。長居陸上競技場のトラックを舞台に、参加希望者から番組側で選抜した女性挑戦者と100m競走で勝負したが、いずれも西村の圧勝に終わった。挑戦者の中には、テレビ番組での賞金レースへの出場に関する日本陸上競技連盟のアマチュア規定に沿って、同連盟に現役引退届を受理されてから半年以上経過した短距離走の元選手もいた。
  • 2008年10月12日御堂筋kappoでは、大阪のメインストリート・御堂筋梅田新道付近)に仮設トラックを敷く形で開催された「御堂筋ストリート陸上」で司会を務めた。このイベントには朝原や為末大も登場したが、西村が健脚を披露することはなかった。
  • 現在は、アナウンサーとしての活動のかたわら、京都マスターズ陸上競技連盟に競技者として会員登録。2014年9月岩手県北上市で開催された全日本マスターズ陸上競技選手権大会では、競技会への出場自体が15年振りだった[2]にもかかわらず、女子60m走(W35クラス)で優勝した(タイムは8秒62)[3]

出演番組

現在

テレビ

  1. 2006年3月1日 - 月〜水曜日 フィールドキャスター
  2. 2007年10月1日2009年9月23日 - 月〜水曜日 サブキャスター
  3. 2010年10月2012年9月 - ニュースナレーター
  4. 2012年10月~ 2014年4月1日 - 木〜金曜日 サブキャスター
  5. 2014年4月7日 - 月〜水曜日 サブキャスター
  • ちちんぷいぷい
    • 1度目の産休前まで中継リポーターを担当した後に、2度の産休をはさんで、2011年4月から木曜日のニュースキャスターとして復帰。また、「ただいま修行中 大吉京平への道」のナレーターも担当していた。2011年10月から、火・水曜日にもニュースキャスターとして出演。
    • 松川の産休を機に『VOICE』木・金曜日のサブキャスターへ起用されたことから、2012年9月で再び降板。同番組の出演曜日を月~水曜日に変更した2014年4月7日から、サブキャスターとの兼務扱いで、月~水曜日のニュースキャスターを務めている。

ラジオ

  • クロージング音源のナレーター(2011年4月 - )

過去

テレビ

ラジオ

関連人物

脚注

  1. ^ カバンの中身発見! 2008年3月10日
  2. ^ 毎日放送公式サイトアナウンサーページ内のブログ『あさやんな毎日』2014年10月9日付記事
  3. ^ 第18回 アジアマスターズ陸上競技選手権大会 及び 第35回 全日本マスターズ陸上競技選手権 北上大会 京都マスターズ陸上競技連盟会員の結果

外部リンク