利用者:Qck24/sandbox

これはこのページの過去の版です。Qck24 (会話 | 投稿記録) による 2016年5月28日 (土) 04:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Undertale
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 Microsoft Windows, OS X
デザイナー トビー・フォックス
音楽 トビー・フォックス
人数 1人
発売日 2015年9月15日
エンジン GameMaker: Studio英語版
テンプレートを表示

Undertale』(または『UNDERTALE』、読みはアンダーテイル)は、インディーゲーム作者トビー・フォックス (Toby Fox) が開発したコンピュータRPG2015年9月15日Microsoft WindowsおよびOS X向けに発売された。

プレイヤーが操作するのは、ひとりの人間の子供である。あるとき主人公は山から転落し、地下世界 (the Underground) と呼ばれる場所へ落ちてしまう。そこは、広大な世界で、魔法の境界によって地上からは隔絶されていた。この人間の子供は、地下でさまざまなモンスターとかかわりあいながら、地上へ戻るための冒険を繰り広げていく。プレイヤーの選択によって、モンスターを倒すのかそれとも話し合いで解決するのかが決まる。戦闘システムはターン制で、敵の繰り出す短い弾幕を避けるとプレイヤーのターンになり、攻撃して殺すだけではなく、モンスターと話し合って見逃すこともできる。この選択はゲーム結果に影響を及ぼす。会話の内容やストーリーの結末も、プレイヤーの決断しだいで変化する。

作者のフォックスはゲーム全編をほぼひとりで開発した。ただし、グラフィックの一部は別のクリエーターが担当している。製作資金はクラウドファンディングで調達され、2年以上かけて開発された。着想のもととなった作品には、『MOTHERシリーズ』、『マリオ&ルイージRPGシリーズ』、弾幕シューティングゲームの『東方Project』、コメディ番組の『Mr.ビーン』などがある。本作はレビュアーに高く評価されている。とりわけ称賛を集めているのが、シナリオ・キャラクター・直感的な戦闘システムである。売上は100万本以上、ゲーム系メディア主催のゲーム・オブ・ザ・イヤーをはじめとして、複数の年間ゲーム大賞にノミネートされている。

システム

『Undertale』は見下ろし型のRPGである[1]。プレイヤーはあるひとりの子供を操作して、ミッションをこなしながらストーリーを進めていく[2]。プレイヤーは地下世界の町や洞窟を探索しながら、行く道をさえぎるパズルを次々と解いていかなくてはならない[2][3]。地下世界はモンスターのすみかになっており、何度も戦いを挑まれることになる[3]。プレイヤーの決断次第で、モンスターを殺すこともできるし、逃がしたり友達になったりすることもできる[2][4]

イベントやランダムエンカウントで敵と遭遇すると、バトルモードが始まる。赤いハートマーク(プレイヤーの自機)を操作して、モンスターの攻撃に当たらないよう避ける。これは弾幕系シューティングのようなシステムである[2][3]。ゲームが進むにつれて新しい要素が加わる。たとえば、色がついている攻撃は、動かずにやり過ごしたり、逆に止まらず動いて通り抜けたりしなくてはいけない。さらに、一部のボス戦ではハートマークの操作方法自体が変わる[5]。敵に攻撃を仕掛ける場合は、タイミングよくボタンを押す必要がある。敵を倒すとEXPとGOLDが手に入る[6]。攻撃する代わりに「ACT」を選択すると、非暴力的な行動に出ることができる。選べる行動の内容は、敵によってばらばらである[2]。適切な行動で敵に応じると、「見逃す」選択肢が取れるようになり、殺すことなく戦闘を終えることできる[7]。ボス戦を平和的に切り抜けるのはもう少し難しい。各ターンのはじめには敵ボスキャラのメッセージが表示されるが、このダイアローグを最後まで読むまで、死なずに生き残る必要がある。本作の特徴は、敵を殺したのか逃がしたのかによって、ストーリーが分岐したりエンディングが変化したりするということだ。もちろん、敵を一体も倒さずにゲームクリアすることも可能である[8]

モンスターはバトル中、プレイヤーに話しかけてくる。それを聞いているうちに、プレイヤーはモンスターの気持ちや振る舞いを理解するようになっていく[9]。敵の攻撃はプレイヤーの接し方しだいで変わる。攻撃以外を選択すれば敵の攻撃も簡単になるし、攻撃をしかければ難しくなる[3][9]。さらに、本作ではメタフィクション的な要素がたびたび登場し、システム面・ストーリー面、両面での支柱になっている[10]。たとえば、二周目以降のプレイでは、以前の周回プレイで取った行動に応じてボス戦での会話内容が変わったりもする[11]

プロット

『Undertale』の舞台となる地下世界 (the Underground) は、モンスターたちの領界である。かつて、人類とモンスターとは対等に暮らしていた。しかしやがて戦争がはじまり、モンスターは地下に追放された。地下世界は封印され、魔法の結界によって地上から隔てられている。地下へ降りるための唯一の入り口はエボット山 (Mount Ebott) である[12]。あるひとりの人間の子供が地下世界に落ち、そこでフラウィー (Flowey) と出会う。フラウィーはしゃべる花である。フラウィーはこのゲームのプレイ方法を伝授し、さらに、敵を殺して「EXP」を稼ぎ、「LV」(またはLOVE)を上げるようそそのかしてくる[注釈 1]。フラウィーは人間を殺しにかかり、危うくソウルが奪われそうになるが、すんでのところでトリエル (Toriel) に救出される。トリエルはヤギ型のモンスターで、母親のようにやさしくふるまう。彼女はパズルの解き方や、モンスターを殺さずに戦闘を切り抜ける方法を教えてくれる。トリエルの望みは人間を養子に迎えることである。人間を自分のもとへ置いておき、地下世界の王、アズゴア・ドリーマー (Asgore Dreemurr) の手から守ろうとしているのだ。

しかし、やがて人間はトリエルのもとを去り、アズゴアの城を探しに向かう。アズゴアの城には結界があり、そこから地上へ戻ることができるのである。旅の途中で何人かのモンスターと出会う。地下世界の見張り役を務めるガイコツの兄弟、サンズ (Sans) とパピルス (Papyrus) 。王国騎士団のリーダー、アンダイン (Undyne) 。王直属の科学者、アルフィス (Alphys)。そして、アルフィスが作り上げたテレビ司会者ロボット、メタトン (Mettaton) である。うち何人かとは戦闘になる。戦闘になった場合、殺すのか、あるいは慈悲を見せるのか、選択を迫られる。見逃した場合、そのキャラクターと人間は友達になる。旅を続けるなかで、かつて人類とモンスターとの間に起こった戦争の原因がわかってくる。その昔、アズゴアとトリエルは結婚しており、ふたりの間には実の息子、アズリエル (Asriel) がいた。ある日、ひとりの人間の子供が地下世界に落ちてきて、アズリエルと友達になった。アズゴアとトリエルも人間を実の子供のように育てた。ところが、人間の子供はあるとき重い病気にかかり、やがて亡くなってしまった。アズリエルは子供の遺体を人間たちのもとへ返しに行くが、逆に人間たちの襲撃を受け、殺される。こうして、アズゴアは人間たちに戦争をしかけることを決心した。現在、アズゴアは結界を破ろうとしているが、そのためには人間のソウルが7つ必要である。すでにそのうち6つが集まっている。

ゲームのエンディングは、プレイヤーがモンスターにどう対応してきたかによって決まる[8][注釈 2]。モンスターを一体でも殺しており、かつ全滅させてはいない場合、次のようになる。人間はアズゴアの城にたどり着き、モンスターのソウルを奪わなければ結界は越えられないという事実をそこで知る。アズゴアを倒す必要があるのだ。アズゴアとの対面を前にして、サンズが現れ人間を呼び止める。そこでサンズが明かすのは、「LOVE」は「Level Of ViolencE」(暴力レベル)、「EXP」は「EXecution Points」(処刑ポイント)の頭文字だったという事実である。サンズは、人間がモンスターに施してきた処置全体を鑑み、審判を下す。その後、人間はアズゴアと対戦する。フラウィーが途中で割り込み、アズゴアを殺して6つのソウルを奪う。ところが、ソウルはフラウィーに歯向かい、その力を借りた人間は、ついにフラウィーを打ち負かす。人間は意識を失うが、やがて結界の外側の世界で目覚める。その後、サンズが電話をかけてきて、人間がいなくなったあと地下世界がどうなったのか教えてくれる。

一方、プレイヤーがモンスターを一体も倒しておらず、さらに過去の周回プレイでゲームをクリアしている場合[15]、以下のようになる。まず、フラウィーがアズリエルの生まれ変わりであることが明らかになる。フラウィーはアルフィスの実験過程で生み出された存在だったのだ。トリエルが現れて、人間とアズゴアの戦闘を止めに入り、また、旅の途中で友達になった他のモンスターたちが輪に加わる。しかし、そこへフラウィーが襲いかかる。フラウィーはすべてのモンスターのソウルを吸収してアズリエルの姿へと変身し、人間に戦闘を仕掛ける。死闘のさなか、人間は仲間たちと心で通じ合うのを感じる。そして、ついには勝利を勝ち取る。アズリエルは子供の姿に戻り、結界を破壊し、自分の行いについて後悔をにじませながら去っていく。人間は意識を失うが、やがて目を覚まして友達に囲まれている自分に気づく、人間は、自分の本当の名前がフリスク (Flisk) であることを知る。モンスターたちは人間たちとふたたび一緒に暮らし始める。選択肢によっては、トリエルがフリスクの育ての親になってくれる。

もうひとつのエンディングは、すべてのモンスターを殺し尽くした場合に見ることができる[11][15]。このルートでのフリスクは、ある人物の悪しき魂に染まっている。その人物とは、かつて最初に地下世界へ落ちてきてアズリエルと友達になった、あの人間の子供である。フリスクがアズゴアの城にたどり着くと、サンズは侵入を阻止しようとする。しかし、結局はフリスクに殺され、アズゴアとフラウィーも同じように殺される。ここで、最初に落ちてきた子供が主導権を握り、プレイヤーが望むと望まざるとにかかわらず、問答無用で世界を破壊する。その後もう一度ゲームをやり直すには、世界をもとに戻す代償として、フリスクのソウルを最初に落ちてきた子供に捧げなければならない。

開発

トビー・フォックスは本作の開発に2.7年を費やした[16]。制作資金は、Kickstarter上のクラウドファンディングキャンペーンを通じて調達された。キャンペーンは2013年6月25日に始まり、目標金額は5,000ドルだった。2013年7月25日に終了し、2,398人から51,124ドルが集まった(当初の設定金額の1022.48%)[17]。まず、フォックスはゲーム制作システムGameMaker: Studio英語版で戦闘システムを作り、その後ゲーム本編の制作に入った。フォックスはいわゆるJRPGのファンであるが、古いRPGのデザインにはかねてから退屈しており[18]、そういったものにとらわれないゲームを作りたいと考えていた。開発にあたって目指したのは、「楽しいキャラクター」をゲームに吹き込むこと、そして、「ゲームならではの表現媒体をストーリーテリングの道具として活かし、ストーリーとゲームシステムとを別々のレベルで扱うのをやめる」ことである[18]

グラフィックの一部分を除けば、フォックスはほとんど全編をひとりで制作した。他人には頼らず、自分だけで作ろうと決心していたのである[16]。しかし、フォックスにはほとんどゲーム開発の経験がなかった。子供のころは、3人の兄弟と一緒にRPGツクール2000でゲームづくりを楽しんでいたが、それも完成までこぎつけたことはほとんどなかった。高校時代には『MOTHER2』のROMハックに取り組み、いくつか作品を残した[18]。ゲーム開発のキャリアはそれだけだった。メイン・アーティスティック・アシスタントとしてテミー・チャン (Temmie Chang) が参加し、スプライトとコンセプトアートを多く手がけている[19]。もっと大人数のアーティストチームが加わっていたとしても、グラフィックの方向性は変わっていなかっただろうとフォックスは考えている。「プレイヤーが愛着を抱くのは、細かく描き込まれたキャラクターじゃない。シンプルに描かれたキャラクターのほうなんだ。そう確信している」。特に、シンプルなグラフィックを用いると、視覚的なギャグが使いやすいというメリットがあったという[20]

ゲームデザイン

バトルシステムのうち敵の攻撃パートは、『東方Project』をはじめとする弾幕系シューティングゲームや、『マリオ&ルイージRPGシリーズ』に影響を受けている[21]。バトルシステムは自分自身が楽しめるようなものにしたいとフォックスは考えた[22]。『スーパーマリオRPG』(1996年)や『マリオ&ルイージRPG』(2003年)と同じくらい魅力的なバトルシステムが『Undertale』には必要だった。レベル上げやゴールド稼ぎなど、単調な作業をプレイヤーに強制することは一切やめた。お使いクエストも入れないようにした。お使いは一度来た道を戻らなくてはいけないのが嫌だったからである[16]。難易度はやさしめに、楽しめる程度になっているかどうかよく確かめた。弾幕シューティングをやったことのない友人にテストプレイを頼み、初心者でもクリア可能であるとを確認した。フォックスは本作の難易度設定に最善を尽くしたと考えており、いまの状態とは別に難易度設定機能などをつけても煩雑になるだけだろうとしている[23]

本作の会話システムは、『真・女神転生』(1992年)に着想を得ている。この作品には、プレイヤーがモンスターと会話することで戦いを避けられるというシステムがあった[21]。フォックスはこのシステムを掘り下げようと考え、モンスターとの交渉に失敗した場合は一度バトルを経ないと次に進めないようにした。フォックスはこう語っている。「僕はぜひ一度モンスターと会話をしてみたかったんだ。そういう欲求を満たしてくれるシステムを作ってみたかった」[3] 。システムを開発していくなかで、敵を一度も倒さずゲームをクリアするというコンセプトは「ごく自然にできあがっていった」[24]。しかし、戦う選択肢そのものをなくそうと考えたことはなかった[24] 。なぜ戦う選択肢を残したのかという質問に対して、フォックスは「それこそがテーマの核心」であり、プレイヤー自身で答えを考えてほしいと応じている[24]

シナリオ

シナリオは、「Mr.ビーン」のようなコメディ番組や、ネットカルチャーの笑いに影響を受けた部分がある。また『MOTHER2 ギーグの逆襲』の不気味な雰囲気にも触発されている[16]。しかし、本作に最も強い影響を与えたのは、他の諸々の作品ではなく、「いままでのほとんどのゲームで疑われることすらなかった発想をひっくり返したい」というフォックスの欲望であろう[24]。シナリオ執筆は、キャラクターの話し方と雰囲気が固まってからはずいぶん楽になったとフォックスは語っている。世界観はごく自然に組み上がっていき、またストーリーは世界そのものが自ら語り出してくれるかのようだった[20]。フォックスが特に気を配ったのは、ゲーム中のモンスターがそれぞれ「独立した個人」であるかのように感じられるようすることだった[21]。『ファイナルファンタジーシリーズ』を引き合いに出して、こう語っている。「『ファイナルファンタジー』のようなRPGでは全部のモンスターがおんなじように見える。モンスターの違いになんの意味もないんだ」[21]

トリエルはこのゲームで最初に登場するキャラクターのひとりだが、彼女はゲームでよくあるチュートリアルキャラクターのパロディになっている。フォックスは、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(2011年)のナビキャラクター、フィンの使い方が非常に嫌いだった。謎ときの答えをすぐばらしてしまうことが多かったからである。また、RPGには一般に母親のキャラクターが少なすぎるとも感じていた。『ポケットモンスターシリーズ』や『MOTHER』、『MOTHER2』に登場する母親は、「キャラクターというよりは象徴的な存在」にすぎなかった[18]。そこでトリエルは、「お母さんらしくふるまいたいと願っているお母さん」「心の底からプレイヤーのことを気遣って」くれるキャラクターを目指して設計されることになった[18]

音楽

本作のサウンドトラックは、全編にわたってフォックスが制作した。フォックスは独学のミュージシャンであるが、ほとんどのトラックはめったに反復を用いず作曲されている。メインテーマである「Undertale」は唯一の例外で、曲の展開に伴ってひとつの旋律が何度も反復されていくトラックになっている。このサウンドトラックに着想を与えたのは特に、『MOTHER2』をはじめとする[25]スーパーファミコンRPGの音楽[16]と、Webコミックの『Homestuck』である。この作品にはフォックスも音楽を寄せている[16]。特定の作品の音楽だけではなく、これまで聴いてきた音楽、とりわけビデオゲームの音楽[25] はすべて取り込もうとしたとも述べている[16]。サウンドトラック中、90%以上の楽曲は本作だけのために作曲された[26]。サンズとのボス戦で流れる「Megalovania」はその例外で、過去に『MOTHER2』のROMハックと『Homestuck』で使用されている[27]。どのシーンでも必ずプログラムより先に楽曲を作るようにしたところ、シーンの演出も決めやすくなったという[26]。フォックスは当初トラッカーで作曲しようとしていたが、使い方が難しかったので、結局楽曲の各パートを別々に再生し、それをひとつのトラックにまとめることになった[25]

批評家はサウンドトラックに好意的で、ゲームが成功した理由のひとつも音楽にあると受け止められている。特に、キャラクターごとのライトモティーフが、すみずみにわたって使い尽くされている点が高く評価されている[28][29]。中でも「Hopes and Dreams」は評価が高い。これはモンスターを一体も倒さずプレイしたときアズリエル戦で流れるボス曲で、それまでに登場してきたキャラクターたちのテーマが次々と流れる曲想になっている。「Hopes and Dreams」は「冒険を締めくくる最高の曲」であると、USGamerのナディア・オックスフォードが評している[27]。オックスフォードによれば、「すでに登場した曲を用いてまったく新しい経験を生み出す」フォックスの手腕はサウンドトラック全体を通じて発揮されているが、「Hopes and Dreams」では特にその能力が表れている[27]。また、GameSpotのテイラー・ヒックスは、チップチューンを引き合いに出して本作の音楽と比較検討している[30]

発売

2015年9月15日にMicrosoft WindowsおよびOS X向けに発売された[31]。フォックスは他のプラットフォームで発売することに意欲を示しているが、ゲームエンジンが任天堂のプラットフォームをサポートしていないため、移植のためにはプログラミングをやり直す必要があると述べている[16]。2016年1月にはパッチが公開され、バグが修正されるとともに、青色の攻撃の色味が変更され、色覚異常のひとに配慮されたつくりに変わった[32]

他にも『Undertale』関連のメディア・商品が販売されており、キャラクターのフィギュアやぬいぐるみもある[33]。オフィシャルサウンドトラックは、2015年にゲーム本編と同時に発売された[34] 。また、カバーアルバムが2枚出ている。2015年にはRichaadEB と Ace Waters のメタルアルバム「Determined」が[35][36]、2016年にはCarlos Eiene のジャズアルバム「Live at Grillby's」が発売された[37]

評価

『Undertale』は批評家の称賛を受け、早くもカルトゲーム英語版のひとつとみなされるようになっている[38][39]。レビュー集積サイトのMetacriticには42本のレビューがあり、平均点は92/100である。2015年のWindowsゲームランキングでは3位に位置している[40]。特に評価を受けているのが、シナリオ、ユニークなキャラクター、戦闘システムである。GameSpotのテイラー・ヒックスは「近年でもっとも先進的かつ斬新なRPGのひとつ」と述べ[30]IGNのカリー・プレイギは「見事に練り上げられたゲーム体験」と評価している[14]。Steam Spyの調査速報によれば、『Undertale』はSteamでのベストセラーランキングに入っており、2015年の売上は530,343本だった[41]。売上は2016年2月のはじめには100万本を超している[42]

Game Informerのダニエル・タックは、戦闘システムが「非常に微妙なところまで作りこまれている」ことを評価しており、敵キャラ一体一体とのエンカウントがそれぞれユニークであると述べている[43]。Giant Bombのオースティン・ウォーカーは戦闘面での複雑さを評価しており、「戦闘は型破りかつ巧妙で、なかには実に難易度の高いバトルもある」と評している[44]。The Escapistのベン・クロショーは「ターン制の戦闘要素とリアルタイムの戦闘要素の組み合わせはホントにうまく効いている」と称賛[45] 。IGNのプレイギは、友好的に会話をしかけると戦闘を避けられるというシステムを高く買っている[14]ボストン・グローブのジェシー・シンガルは、攻撃以外の行動を選んでいるうち、プレイヤーがだんだんモンスターに感情移入してくると指摘。その部分に『Undertale』の「根っこの部分であふれれている、深いやさしさ」を感じると述べている[46]

シナリオ・物語もやはり称賛を受けている。IGNのプレイギは「素晴らしい」と述べている[14]。The Escapistのクロショーは、2015年でシナリオがいちばんよかったゲームとして『Undertale』を推しており、「陽気で楽しいんだけれど、それだけじゃなくて、終盤は心に突き刺さるかのようだ」と言う[45]。Destructoidのベン・デイヴィスは、キャラクターとコメディの扱いを評価している。また本作の空気感・キャラクター・ストーリーテリングを『洞窟物語』(2004年)と比較している[2]。PC Gamerのリチャード・コベットのコメントも同様で、「ジョークが一見弱点になりそうな場面でもちゃんとうまく機能している」[47]。Breitbartのネッド・プライスは、シナリオにこめられた「情熱と魅力」を評価しているが、会話の内容が「散漫でうすら寒いユーモア」に走ってしまう傾向があると述べている[48]

グラフィックについては賛否両論ある。Giant Bombのウォーカーは「シンプルだが雄弁」と言っている[44]。IGNのプレイギの見解では、グラフィックは「きれいな部分ばかりではない」「見苦しいところもある」が、音楽とアニメーションがその点を補っていたとも述べている[14]。Breitbartのプライスのコメントは「平板。キャラクターデザインの水準はすばらしいが、アートワークはそのレベルに達していない」というもの[48]。The Escapistのクロショーは「最低限というか必要な機能を満たしている程度。ひとことで言ってしまえば全然ダメ」と評する[45]。一方で、グラフィックを気に入っているレビュアーもいる。Game Informerのダニエル・タックは、ビジュアルがキャラクター・設定によくマッチしているという感触を述べ[43]、PC Gamerのリチャード・コベットも、ビジュアルによって感動をうまく伝えることに成功していると評価している[47]

受賞

『Undertale』は、ゲーム系メディア主催の賞を複数受賞している。ノミネート回数も多い。The Jimquisition[49]とZero Punctuation[50]ではゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、Rock, Paper, Shotgun[51]ではゲーム・オブ・ザ・マンスに選ばれた。GameFAQs[52]ではオールタイム・ベスト投票で選ばれ、Destructoid[53]IGN[54]では年間最優秀PCゲーム賞に選ばれた。

注釈

  1. ^ RPGで「LV」「EXP」は「レベル」「経験値」の略。どちらも稼いでおきたい数値。[13]
  2. ^ 3つのエンディングはそれぞれ、「中立ルート (neutral run)」「平和主義ルート (pacifist run)」「無慈悲ルート (no mercy run)」あるいは「虐殺ルート (genocide run)」と呼ばれている。[11][14][15]

出典

  1. ^ a b The RPS Advent Calendar, Dec 16th: Undertale”. Rock, Paper, Shotgun. Positive Internet (2015年12月16日). 2015年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Davis, Ben (2015年9月24日). “Review: Undertale”. Destructoid. ModernMethod. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e Hudson, Laura (2015年9月24日). “In Undertale, you can choose to kill monsters — or understand them”. Boing Boing. Happy Mutants. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  4. ^ Smith, Adam (2015年10月15日). “Conversations With Myself: On Undertale's Universal Appeal”. Rock, Paper, Shotgun. Positive Internet. 2016年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月16日閲覧。
  5. ^ Cobbett, Richard (2015年9月21日). “The RPG Scrollbars: Undertale”. Rock, Paper, Shotgun. Positive Internet. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月31日閲覧。
  6. ^ Bogos, Steven (2013年6月2日). “Undertale is an EarthBound Inspired Indie RPG”. The Escapist. Defy Media. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  7. ^ Couture, Joel (2015年9月22日). “Guilt, Friendship, and Carrot Monsters — Undertale and the Consequences of Easy Violence”. IndieGames.com. UBM TechWeb. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  8. ^ a b Farokhmanesh, Megan (2013年7月7日). “UnderTale combines classic RPG gameplay with a pacifist twist”. Polygon. Vox Media. 2015年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月25日閲覧。
  9. ^ a b Welhouse, Zach (2015年10月8日). “Undertale - Review”. RPGamer. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  10. ^ Muncy, Jack (2016年1月18日). “The Best New Videogames Are All About … Videogames”. Wired. Condé Nast. 2016年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月18日閲覧。
  11. ^ a b c Grayson, Nathan (2015年9月28日). “Players Still Haven't Figured Out All Of Undertale's Secrets”. Kotaku. Gawker Media. 2016年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
  12. ^ Toby Fox (15 September 2015). Undertale (0.9.9.5 ed.). Scene: Intro.
  13. ^ Moore, Michael E. (2011). Basics of Game Design. A K Peters. p. 142. ISBN 9781568814339 
  14. ^ a b c d e Plagge, Kallie (2016年1月12日). “Undertale Review”. IGN. IGN Entertainment. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月13日閲覧。
  15. ^ a b c Hughes, William (2015年12月9日). “Undertale dares players to make a mistake they can never take back”. The A.V. Club. The Onion. 2016年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月2日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h Turi, Tim (2015年10月15日). “GI Show – Yoshi's Woolly World, Star Wars: Battlefront, Undertale's Toby Fox”. Game Informer. GameStop. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  17. ^ Suszek, Mike (2013年7月29日). “Crowdfund Bookie, July 21–27: Terminator 2, UnderTale, Last Dream”. Engadget. AOL Tech. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  18. ^ a b c d e Hogan, Sean (2013年5月25日). “Toby Fox's Undertale – DEV 2 DEV INTERVIEW #1”. Seagaia. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  19. ^ Fox, Toby (2013年6月25日). “UnderTale by Toby Fox”. Kickstarter. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月26日閲覧。
  20. ^ a b Bennett, David (2015年10月22日). “Behind the humor of Toby Fox's Undertale”. Kill Screen. Kill Screen Media. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  21. ^ a b c d Bogos, Steven (2013年6月25日). “Undertale Dev: "Every Monster Should Feel Like an Individual"”. The Escapist. Defy Media. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  22. ^ Isaac, Chris (2015年12月10日). “Interview: Undertale Game Creator Toby Fox”. The Mary Sue. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  23. ^ Scarnewman, Bobby; Aldenderfer, Kris; Fox, Toby (15 December 2015). Toph & Scar Show S1 SEASON FINALE - ft. Creator of Undertale, Toby Fox, and Storm Heroes. YouTube. Google. 該当時間: 41:54. 2016年1月21日閲覧.{{cite AV media}}: CS1メンテナンス: ref=harv (カテゴリ)
  24. ^ a b c d Couture, Joel (2015年10月27日). “Thinking for Ourselves - Toby Fox on Fighting and Introspection in Undertale”. IndieGames.com. UBM TechWeb. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  25. ^ a b c Scarnewman, Aldenderfer & Fox 2015, 1:15:10
  26. ^ a b Feeld, Julian (2015年10月9日). “INTERVIEW: TOBY FOX OF UNDERTALE”. Existential Gamer. Feeld. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月20日閲覧。
  27. ^ a b c Oxford, Nadia (2016年4月21日). “Note Block Beat Box: Listening to Hopes and Dreams from Undertale”. USgamer. Gamer Network. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月22日閲覧。
  28. ^ Yu, Jason (2016年4月6日). “An Examination of Leitmotifs and Their Use to Shape Narrative in UNDERTALE - Part 1 of 2”. Gamasutra. UBM TechWeb. 2016年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月21日閲覧。
  29. ^ Yu, Jason (2016年4月14日). “An Examination of Leitmotifs and Their Use to Shape Narrative in UNDERTALE - Part 2 of 2”. Gamasutra. UBM TechWeb. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月21日閲覧。
  30. ^ a b Hicks, Tyler (2015年11月20日). “Undertale Review”. GameSpot. CBS Interactive. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  31. ^ a b Orland, Kyle (2015年12月28日). “The best video games of 2015, as picked by the Ars editor”. Ars Technica. Condé Nast. p. 4. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  32. ^ Frank, Allegra (2016年1月21日). “Undertale's first patch claims to fix bugs, but fans found hidden content”. Polygon. Vox Media. 2016年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  33. ^ Rowen, Nic (2016年2月9日). “Get your name in early for these Undertale figures”. Destructoid. ModernMethod. 2016年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  34. ^ UNDERTALE Soundtrack”. Steam. Valve Corporation. 2016年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  35. ^ Grayson, Nathan (2016年1月6日). “Undertale has an officially sanctioned fan album, and it's awesome.”. Kotaku. Gawker Media. 2016年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  36. ^ RichaadEB; Waters, Ace. “Determination”. Bandcamp. 2016年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  37. ^ Gwaltney, Javy (2016年2月6日). “Official Undertale Jazz Album Live At Grillby's Released”. Game Informer. GameStop. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月2日閲覧。
  38. ^ Allen, Eric Van (2015年10月22日). “Undertale Fan Makes a Sequel... In a Wrestling Game?”. Paste. Paste Media Group. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月21日閲覧。
  39. ^ LaBella, Anthony (2015年9月24日). “You Should Play Undertale”. Game Revolution. CraveOnline. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  40. ^ Undertale for PC Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月28日閲覧。
  41. ^ Wawro, Alex (2015年12月22日). “GTA 5 leads Steam Spy's list of best-selling 2015 Steam games”. Gamasutra. UBM TechWeb. 2015年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月22日閲覧。
  42. ^ Grubb, Jeff (2016年4月13日). “Stardew Valley is one of the best-selling PC games of the year as it surpasses 1M copies sold”. GamesBeat. VentureBeat. 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月22日閲覧。
  43. ^ a b Tack, Daniel (2015年10月1日). “An Enchanting, Exhilarating Journey - Undertale”. Game Informer. GameStop. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  44. ^ a b Walker, Austin (2015年9月25日). “Undertale Review”. Giant Bomb. CBS Interactive. 2015年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  45. ^ a b c Croshaw, Ben (2015年10月28日). “Undertale May Be This Year's Best Written Game”. The Escapist. Defy Media. 2015年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月27日閲覧。
  46. ^ Singal, Jesse (2016年2月12日). “Best game ever? No, but 'Undertale' warrants the hype”. The Boston Globe. Boston Globe Media Partners. 2016年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月12日閲覧。
  47. ^ a b Cobbett, Robert (2015年9月29日). “Undertale review”. PC Gamer. Future US. 2015年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月29日閲覧。
  48. ^ a b Price, Ned (2015年11月22日). “'Undertale' Review: A Charming Independent RPG with a Lot of SOUL”. Breitbart News Network. 2016年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
  49. ^ a b Sterling, Jim (2015年12月21日). “The Jimquisition Game of the Year Awards 2015”. The Jimquisition. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  50. ^ a b Top 5 Games of 2015”. The Escapist. Defy Media (2016年1月7日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  51. ^ a b Game of the Month: October – Undertale”. Rock, Paper, Shotgun. (2015年10月30日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  52. ^ a b Frank, Allegra (2015年12月16日). “Undertale wins GameFAQs' Best Game Ever contest”. Polygon. Vox Media. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  53. ^ a b Hansen, Steven (2015年12月22日). “Destructoid's award for Best PC Game of 2015 goes to...”. Destructoid. ModernMethod. 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  54. ^ a b PC Game of the Year”. IGN. IGN Entertainment (2016年1月12日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  55. ^ Global Game Awards 2015”. Game-Debate (2015年11月27日). 2016年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  56. ^ Peckham, Matt (2015年12月1日). “Top 10 Video Games”. Time. Time Inc.. 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  57. ^ a b c Nunneley, Stephany (2015年12月4日). “The Game Awards 2015 – Game of the Year goes to The Witcher 3”. VG247. Videogaming247. 2016年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月15日閲覧。
  58. ^ Diver, Mike (2015年12月4日). “The Best 20 Video Games of 2015”. Vice. Vice Media. 2016年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  59. ^ Game of the Year - Part 1”. Australian Broadcasting Corporation (2015年12月15日). 2016年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月17日閲覧。
  60. ^ Game of the Year 2015 Countdown: #20 - #16”. GameSpot. CBS Interactive (2015年12月18日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  61. ^ The Escapist's Best Games of 2015”. The Escapist. Defy Media. p. 3 (2015年12月25日). 2016年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
  62. ^ Giant Bomb's 2015 Game of the Year Awards: Day One Text Recap”. Giant Bomb. CBS Interactive (2015年12月28日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  63. ^ Giant Bomb's 2015 Game of the Year Awards: Day Three Text Recap”. Giant Bomb. CBS Interactive (2015年12月30日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  64. ^ Giant Bomb's 2015 Game of the Year Awards: Day Five Text Recap”. Giant Bomb. CBS Interactive (2016年1月1日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  65. ^ Best Story”. IGN. IGN Entertainment (2016年1月12日). 2016年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
  66. ^ a b c Frank, Allegra (2016年1月13日). “DICE Awards finalists include Fallout 4, Witcher 3, Life is Strange and more”. Polygon. Vox Media. 2016年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  67. ^ a b c Nunneley, Stephany (2016年1月8日). “The Witcher 3, Metal Gear Solid 5 lead nominees for GDC 2016 Awards”. VG247. Videogaming247. 2016年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  68. ^ a b c Nunneley, Stephany (2016年1月6日). “Her Story, Undertale, Darkest Dungeon receive multiple 2016 IGF Award nominations”. VG247. Videogaming247. 2016年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月21日閲覧。
  69. ^ Her Story takes home top honors at the 18th annual IGF Awards”. Gamasutra. UBM TechWeb (2016年3月16日). 2016年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月16日閲覧。
  70. ^ a b c d e Frank, Allegra (2016年1月25日). “Bloodborne, Metal Gear Solid 5 among SXSW Gaming Award nominees”. Polygon. Vox Media. 2016年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
  71. ^ Nunnely, Stephany (2016年3月10日). “Rocket League, The Witcher 3, Fallout 4, others up for BAFTA Best Game Award”. VG247. Videogaming247. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月10日閲覧。
  72. ^ Weber, Rachel (2016年4月7日). “Fallout 4 wins best game at BAFTAs”. GamesIndustry.biz. Gamer Network. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月7日閲覧。

外部リンク