笑撃生放送! ラジオ殺人事件
1994年公開のアメリカ映画
『笑撃生放送!ラジオ殺人事件』(Radioland Murders)は、1994年に製作されたメル・スミス監督、メアリー・スチュアート・マスターソン、ブライアン・ベンベン出演のサスペンスコメディ映画である。
| 笑撃生放送!ラジオ殺人事件 | |
|---|---|
| Radioland Murders | |
| 監督 | メル・スミス |
| 脚本 |
ウィラード・ハイク グロリア・カッツ |
| 原案 | ジョージ・ルーカス |
| 製作 |
リック・マッカラム フレッド・ルース |
| 製作総指揮 | ジョージ・ルーカス |
| 出演者 |
メアリー・スチュアート・マスターソン ブライアン・ベンベン ネッド・ビーティ |
| 音楽 | ジョエル・マクニーリー |
| 撮影 | デヴィッド・タッターサル |
| 編集 | ポール・トレホ |
| 製作会社 | ルーカスフィルム |
| 配給 | ユニバーサル映画 |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 112分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $35,000,000 |
| 興行収入 |
$1,316,865[1] |
概要
『スター・ウォーズ』シリーズで一躍ハリウッドの大物となったジョージ・ルーカスが原案・製作総指揮を務めた本作は、ラジオ局で起こるドタバタ劇をコミカルに描いている。興行的には失敗に終わっており、日本においては劇場未公開でビデオ発売のみされている。出演は、メアリー・スチュアート・マスターソン、ブライアン・ベンベンをはじめ、ネッド・ビーティ、クリストファー・ロイド、ジョージ・バーンズらがいる。監督はイギリス出身の俳優、映画監督であるメル・スミスが務めている。
あらすじ
時は1940年代のシカゴ。全国ラジオのWBN放送局ではこれから全国に向けたのラジオドラマの生放送がまさに今始まろうとしていた。ロジャー・ヘンダーソンはストーリーを取り仕切るヘッドライターで、妻のペニーはディレクターのアシスタント。ヘンダーソン夫妻は、労働条件に不満を持つ不機嫌な脚本家たちや自分勝手な役者たち、脚本に難癖をつけるスポンサーたちの世話を押し付けられて右往左往。そんな中、いよいよ生放送が始まるのだが、始まって早々にトランペッターが心臓発作で急死。後にディレクターまでもが自殺して死んでしまう。しかし、両者の死が殺人であったことが明らかになり、ロジャーとペニーはその解明に奔走していき、徐々に真実が解き明かされていく。
キャスト
※括弧内は日本語吹き替え
- ロジャー・ヘンダーソン - ブライアン・ベンベン(大塚明夫)
- ペニー・ヘンダーソン - メアリー・スチュアート・マスターソン(小林優子)
- ウォルト・ウォーレン将軍 - ネッド・ビーティ(渡部猛)
- ミルト・ラッキー - ジョージ・バーンズ
- ビリー - スコット・マイケル・キャンベル(鈴置洋孝)
- バーニー・キング - ブライオン・ジェームズ
- ウォルト・ウォーレン・Jr - ジェフリー・タンバー(星野充昭)
- デクスター・モリス - コービン・バーンセン(小室正幸)
- ヘルマン・カッツェンバック - ラリー・ミラー
- クロス警部補 - マイケル・ラーナー
- クローデット・カッツェンバック - アニタ・モリス(弘中くみ子)
- マックス・アップルホワイト - スティーヴン・トボロウスキー(納谷六朗)
- リック・ロチェスター - マイケル・マッキーン
- ゾルタン - クリストファー・ロイド(千葉繁)
- ジャスパー - ディラン・ベイカー
- ワイルドな脚本家 - ボブキャット・ゴールドスウェイト(小室正幸)
- 父親の脚本家 - ロバート・クライン
- 息子の脚本家 - ピーター・マクニコル
- アンナ - ローズマリー・クルーニー
- ビリーの母親 - キャンディ・クラーク
- ビリーの父親 - ボー・ホプキンス
- フランキー・マーシャル - ジョーイ・ローレンス
- 歌手 - ビリー・バーティ
スタッフ
- 監督:メル・スミス
- 製作総指揮:ジョージ・ルーカス
- 原案:ジョージ・ルーカス
- 製作:リック・マッカラム、フレッド・ルース
- 脚本:ウィラード・ハイック、グロリア・カッツ
- 音楽:ジョエル・マクニーリー
- 撮影:デヴィッド・タッターサル
- 編集:ポール・トレホ
- VFX:ILM
脚注
- ^ “Radioland Murders (1994)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月6日閲覧。