新木駅
新木駅(あらきえき)は、千葉県我孫子市新木にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)の駅である。
| 新木駅 | |
|---|---|
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南口(2005年7月) | |
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あらき Araki | |
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◄湖北 (2.6 km) (3.2 km) 布佐► | |
| 所在地 | 千葉県我孫子市新木 |
| 所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
| 所属路線 | ■成田線(我孫子支線) |
| キロ程 | 8.9 km(我孫子起点) |
| 電報略号 | アラ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 1面2線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
2,891人/日(降車客含まず) -2015年- |
| 開業年月日 | 1958年(昭和33年)4月1日[1] |
| 備考 | 業務委託駅 |
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。2006年(平成18年)にはホームのリフレッシュ工事が行われた。かつては我孫子方にコンクリート製の駅舎があったが、現在は取り壊されて出入口(西口)も閉鎖されている。現在、橋上駅舎建設工事中。
長らく無人駅だったが、利用者の増加や、2駅先の同じく無人駅である東我孫子駅を悪用した不正乗車の多発に伴い、1998年(平成10年)12月からは湖北駅管理の業務委託駅となって、早朝・深夜を除いて駅員が配置されるようになった。業務はJR東日本ステーションサービスに委託している。2016年(平成28年)6月26日より橋上駅舎部分共用開始(改札口および南口)、同時に自動改札機設置[2]。
駅の南と北にある出入口とホームが跨線橋で結ばれており、跨線橋からホームへの位置に改札がある。跨線橋自体は我孫子市の所有物であるが、跨線橋とホームを結ぶ階段はJR東日本の所有物(駅構内)にあたる[3]。
列車が到着するたびに駅員が駅事務室からこの改札に出向き、ホームから外に出る乗客のチェックのみ行う。外からホームに入る乗客は、改札をそのまま通り抜けてホームの中ほどにある駅事務室で切符を購入する。窓口で購入した乗車券には改札チケッターの捺印があるが、券売機で購入した券には捺印しない。駅事務室にはPOS端末の設置された有人窓口のほか自動券売機が一台ある。マルス端末はなく、Suica定期券(継続購入を含む)、指定席券、企画乗車券の購入はできないが、常磐線の快速列車グリーン券は料金補充券で発売している。現在は廃止されたが、券売機で都区内フリー乗車券とホリデーパスが発売されていた。クレジットカードによる乗車券の購入はできないが、びゅう商品券による購入は可能である。
南口はロータリーが整備されており、バス乗り場がある。跨線橋下には男女共用の水洗式便所が併設されていたが、現在は橋上駅舎工事中のため使用出来ず、簡易トイレ(男性用小便器1基と男女共用大便器1基が駅前ロータリーに設置されている。一方北口は、国道356号から分かれる細い道路の奥に位置している。北口・南口ともに駐輪場が整備されている。
のりば
| 1 | ■成田線 | 下り | 成田方面 | |
| 上り | 我孫子・上野・東京・品川方面 (■上野東京ライン含む) |
|||
| 2 | (列車交換時のみ) |
1番線を上下本線とした一線スルー構造であり、1・2番線いずれも両方面からの到着及び出発が可能である。当駅で列車交換を行わない場合や通過列車は、我孫子方面行列車も1番線を使用する。列車交換を行う場合、成田行きは1番線、我孫子方面行きは2番線を使用する。2番線の着発時、成田方で35km/h、我孫子方で45km/hの速度制限を受ける。一方1番線は成田方で55km/h、我孫子方で制限なしである。
利用状況
2015年度の乗車人員は1日平均2,891人であった。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
| 年度 | 一日平均乗車人員 |
|---|---|
| 1990 | 2,418 |
| 1991 | 2,185 |
| 1992 | 2,309 |
| 1993 | 2,478 |
| 1994 | 2,497 |
| 1995 | 2,473 |
| 1996 | 2,410 |
| 1997 | 2,246 |
| 1998 | 2,221 |
| 1999 | 2,317 |
| 2000 | 2,421 |
| 2001 | 2,638 |
| 2002 | 2,914 |
| 2003 | 3,001 |
| 2004 | 2,996 |
| 2005 | 2,931 |
| 2006 | 2,971 |
| 2007 | 2,989 |
| 2008 | 3,006 |
| 2009 | 2,963 |
| 2010 | 2,958 |
| 2011 | 2,905 |
| 2012 | 2,919 |
| 2013 | 2,951 |
| 2014 | 2,855 |
| 2015 | 2,891 |
駅周辺
区画整理事業の対象となった南口駅前は5年ほど前[いつ?]まではほぼ何もない更地の状態だったが、最近[いつ?]は宅地造成が進み沿線人口も増加している。南口周辺は我孫子市の定める禁煙重点地域となっている。
北口
- 国道356号(利根水郷ライン)
- 我孫子新木郵便局
- 気象台記念公園
- 京葉銀行新木支店
- ケーヨーD2新木野店
- ドラッグセイムス布佐店
- 新木野団地
- 千葉県立我孫子特別支援学校
- 我孫子市立新木小学校
- 新木近隣センター
- 県営我孫子新木団地
- メディカルプラザ
- 新堀自動車専門学校
- 我孫子市役所クリーンセンター
南口
- 布佐平和台西部地域
- 私立布佐台幼稚園
- 我孫子市立布佐南小学校
- サンクス新木駅前店
- マルヤ新木店
- 我孫子警察署新木駅前交番
- 新木行政サービスセンター
バス路線
| 乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新木駅南口 | 5 | スポーツセンター前・佃 | 布佐駅南口 | 阪東自動車 | |
| 6 | スポーツセンター前 | 阪東自動車 | |||
| 新木ルート | 新木野団地2番・新木野4丁目18番・新木駅南口 | 湖北駅南口 | あびバス | ||
| 新木台 | 湖北駅南口 | ||||
| 新木駅入口 | 1・2・3 | 布佐北・佃 | 布佐駅南口 | 阪東自動車 | |
| 1 | 湖北支所・湖北駅入口・天王台駅・東我孫子車庫・市役所 | 我孫子駅 | 阪東自動車 | ||
| 2 | 湖北支所・湖北駅入口・天王台駅 | 東我孫子車庫 | 阪東自動車 | ||
| 3 | 湖北支所・湖北駅入口 | 天王台駅 | 阪東自動車 |
2006年9月1日から2008年10月24日までニュー東豊が、我孫子駅→栄町竜角寺台四丁目行(一部、印西市木下東一丁目止まり)の深夜バスを運行していた。
隣の駅
脚注
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
- ^ JR成田線新木駅 部分供用の開始: 【晋作の歩み】選ばれるまち・我孫子をめざして
- ^ “『熱血BO-SO TV』内「リッキーのローカル鉄道オタク旅」(JR成田線我孫子支線編)”. 28 April 2012. JAITS. 千葉テレビ放送.
{{cite episode}}:|access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明);|series=は必須です。 (説明) 同番組で新木駅を紹介した際、実際に跨線橋のことをJR東日本に問い合わせており、その回答である。
