あしがくぼの氷柱
埼玉県秩父郡横瀬町で見られる氷柱
あしがくぼの氷柱(あしがくぼのひょうちゅう)は、埼玉県秩父郡横瀬町で毎年1月上旬~2月下旬に公開される氷柱で、秩父路三大氷柱のひとつに数えられている。
あしがくぼの氷柱 Ashigakubo Icicle | |
---|---|
あしがくぼの氷柱 あしがくぼの氷柱 | |
イベントの種類 | 氷柱 |
正式名称 | あしがくぼの氷柱 |
開催時期 | 1月上旬~2月下旬 |
開催時間 | 午前9時~午後4時、ライトアップは毎週金・土・日曜日の午後8時まで |
会場 | 〒368-0071 埼玉県秩父郡横瀬町芦ケ久保1955-5[1] |
主催 | 横瀬町観光産業振興協会氷柱部会[2] |
最寄駅 | 芦ヶ久保駅 |
備考: 秩父路三大氷柱 |
概要
あしがくぼの氷柱は、埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保の兵ノ沢(ひょうのさわ)地区に毎年1月上旬〜2月下旬に横瀬町観光産業振興協会氷柱部会の主催[2]、地域住民によって作られもので、300メートル以上の幅になる。氷柱が直接触れることができる距離にあり、実際に氷柱に触れることができるのが特徴である[3]。
期間中の金〜日曜は色とりどりのライトアップが行われ人気を集めている。氷柱は、西武秩父線の車窓から見ることができる。また、氷柱と一緒に電車を見たり撮影したりできるのが大きな特徴である。期間中は、氷柱が見える場所で、電車の速度を落として運転したり、特急レッドアロー号の一部が芦ヶ久保駅で臨時停車する[4]。
沿革
- 2011年 - 町民の一人から芦ヶ久保に氷柱を作るよう提言がある[5][6]
- 2012年4月24日 - 選定した氷柱候補地の下見を行うが、氷柱を作る環境に相応しくないと判断される[5][6]
- 2013年2月~5月 - 横瀬町芦ヶ久保の住民が探した氷柱の候補地の下見を行う[5][6]
- 2013年5月13日 - 3か所の候補地の下見を行い「兵の沢」に氷柱を作ることが決定される[5][6]
- 2013年11月 - 氷柱作りに向けて導水管敷設作業等の環境整備工事を行われる[5][6]
- 2013年12月14日 - 氷柱公開に向けて本格的な散水が開始される[5][6]
- 2014年1月18日 - あしがくぼの氷柱お披露目の会が行われ、正式に公開される[5][6]
特徴
あしがくぼの氷柱は、決して太い氷柱ではなく、氷の華が咲き乱れるのが特色で、ライトアップは幻想的な色合いを醸し出す[6]。
地域への貢献・効果
芦ヶ久保駅から近い場所にあり、アクセスが良いのが特徴で、東京から最も近い場所にある氷柱の一つである。すぐそばを西武鉄道が走っている場所に作られたため、氷柱と一緒に電車を見たり撮影したりできる[7]。また、氷柱の公開が秩父路の氷柱で3番目となるタイミングであったため、秩父路三大氷柱として宣伝が可能となった[8]。横瀬町にとっては新たな観光スポットが誕生した[3]。
所在地
- 〒368-0071 埼玉県秩父郡横瀬町芦ケ久保1955-5[1]
アクセス
周辺
ギャラリー
脚注
参考文献
- “アスガキボウ委員会氷柱部会”. アスガキボウ委員会氷柱部会. 2017年1月8日閲覧。
- “芦ヶ久保の氷柱概要”. 秩父 芝桜の丘 武甲山ホームページ. 2017年1月7日閲覧。
- “あしがくぼの氷柱”. 横瀬町観光産業振興協会. 2017年1月5日閲覧。
- “あしがくぼの氷柱リーフレット”. 横瀬町観光産業振興協会 (2015年11月27日). 2017年1月5日閲覧。
- “Travel.jp電車で行ける氷の絶景!秩父あしがくぼの氷柱は首都圏の別世界”. Travel.jp (2016-12-19-08 エラー: 日付が正しく記入されていません。(説明)). 2017年1月8日閲覧。
- “秩父路三大氷柱めぐり”. 秩父鉄道. 2017年1月8日閲覧。
- “「あしがくぼの氷柱」にあわせ特急レッドアロー号の一部が芦ヶ久保駅に臨時停車します!. 西武鉄道公式サイト.”. 西武鉄道公式サイト. 2016年1月8日閲覧。
- “あしがくぼの氷柱.Googleマップ.”. Googleマップ. 2016年1月8日閲覧。