SEALDs

2015年から2016年にかけて活動していた学生による政治団体

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自由と民主主義のための学生緊急行動(じゆうとみんしゅしゅぎのためのがくせいきんきゅうこうどう、英語: Students Emergency Action for Liberal Democracy - s[注釈 1]、略称:SEALDs、シールズ)は、2015年5月から2016年8月まで活動していた日本の学生団体[1]である。

自由と民主主義のための学生緊急行動
Students Emergency Action for Liberal Democracy - s
略称 SEALDs
前身 特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL)
設立 2015年5月3日
種類 日本の学生団体
目的 自由と民主主義に基づく政治を求める
本部 日本の旗 日本
公用語 日本語
代表者 諏訪原健
重要人物 奥田愛基
関連組織 ReDEMOS
ウェブサイト SEALDs
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沿革

前身団体である特定秘密保護法に反対する学生有志の会(とくていひみつほごほうにはんたいするがくせいゆうしのかい、「Students Against Secret Protection Law」、略称:SASPL第2次安倍内閣によって提出された特定秘密保護法参議院本会議で可決された2013年12月6日に、同法の成立以前から学内勉強会を開催していた首都圏の大学生メンバーが発起人となって設立された日本の学生団体である[2][3][4][5]

SASPLは2014年2月1日に特定秘密保護法に反対するデモをスタートし、同法が施行された12月10日の官邸前デモを最後に解散した[2][注釈 2]

SEALDsは2015年5月3日、安倍首相の政権運営や憲法観に対して危機感を感じた学生らがSASPLの後続団体という形で発足させた。同年6月5日に成立した安全保障関連法に反対する国会前での抗議デモを主催していた。また、関西圏近畿地方)の大学生が中心となって活動する派生団体「SEALDs KANSAI(シールズ関西)」が5月[7]東北地方(仙台圏)の大学生が中心となって活動する派生団体「SEALDs TOHOKU(シールズ東北)」[8]も同年7月20日に、さらに沖縄県の大学生が中心となって活動する派生団体「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」も同年8月15日に[9]、そして同年9月7日には東海地方(名古屋/津圏)の大学生が中心となって活動する派生団体「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」も発足している[10][5]

概要

所属人数は2015年9月時点でほぼ1000人を数え[11]TwitterLINEで存在を知った各地の若者が、地方の都市でもグループを結成している[12]。メンバーの多くは十代後半から二十代前半の若者であり、在籍している大学・学校はバラバラで、学業アルバイトの合間を縫って活動している。金曜日の抗議活動を担う「デモ班」や、デモの様子を配信するためのカメラを回す「映像班」、フライヤーを作る「デザイン班」など、十以上の班に分かれ、それぞれの役割を担い運営している[13]

SEALDsには「代表者」が存在せず、「副司令官」とされるメンバーが数人存在している。これは個人の意見を大切する考えや、「真の司令官は人民である」というサパティスタ民族解放軍マルコス副司令官の考えに基いているという[14]。但しSEALDsは2015年10月23日付で政治団体設立の届出を行っており、諏訪原健を代表者とした政治団体として登録されている[15]

母親が主体の「安保関連法案に反対するママの会」や、高校生が主体の「T-nsSOWL(ティーンズソウル)」、中年が主体の「MIDDLEs(ミドルズ)」など、安保関連法案への反対運動を展開している団体の中にはSEALDsの活動に影響を受けて立ち上げられたものも存在し、その動きは各地域や各年代で広がりを見せているとされる[16][17][18]

安全保障関連法の成立後は、法案に賛成した議員の落選運動を行っている[19][20]。また、野党共闘の呼びかけや統一候補の応援も行っている[20]

活動目的

特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認によって日本国憲法の理念が危機に瀕しているとして、立憲主義に基づかない政治に対して反対の姿勢を打ち出し、国家による社会保障の充実と安定雇用の回復を通じた人々の生活の保障や、対話と協調に基づく平和的な外交・安全保障政策を求める。すなわち、立憲主義、生活保障、平和外交を掲げるリベラルな政治勢力の結集を求めている[21]

「いまこそ、若い世代こそが政治の問題を真剣に考え、現実的なヴィジョンを打ち出さなければなりません」「私たち一人ひとりの行動こそが、日本の自由と民主主義を守るとなるはず」[21]として、当事者の立場から若者の政治参加の意義を強調している。

反自民党で、9条よりも立憲主義に根差しており、国民の権利を守り、社会の諸問題を解決する為にふさわしいのなら、憲法改正もおおいに議論され、実践されるべきとしている[21][22]

「デモはカッコイイと思わせる」のがモットーで、理想の民主主義を語る熱いスピーチの映像をネットに流し、新しい運動スタイルを目指している[23]。デモや集会中のかけ声「Tell me what democracy looks like(民主主義って何だ)」は世界中のデモで使われている有名なフレーズという[12]。国会前で、チマチョゴリを着て太鼓を叩くなどのデモンストレーションを行っていた[24]

活動・発言

日付 活動内容
2015年06月05日 法学者小林節を招き、国会前で抗議活動を行った[25]
2015年07月10日 国会前で集会を開き、子連れから学生、高齢者まで、幅広い世代が国会正面近くの歩道にあふれ、主催者発表で1万5000人以上が集まったという[26]
2015年07月15日 SEALDsは午後7時半から安保法制反対デモの主催を引き継いだ。大学生の参加者は「強行採決反対」と書かれたプラカードを掲げ、「大学でも、安倍政権のやり方はおかしいと思っている友人は多い。若者だって、政治に無関心ではないというメッセージを伝えたい」と話した[27]。メンバーの奥田愛基が「俺たちはマジで怒っている。安倍政権を辞めさせよう。みんなで声を上げよう」と呼び掛けた時は大歓声が起きたという[28]
2015年07月31日 安保関連法案に反対する学者の会」と合同で『安全保障関連法案に反対する学生と学者の共同行動集会アピール』を発表し、国会前のデモを共催した[29]
2015年08月23日 国会前でデモを共催し、T-nsSOWLも参加した。高校生の参加者は「戦場に行き、命をかけて戦うのは僕たち自身です。憲法違反を犯した政治家たちではない」とスピーチした[30]。8月21日の特別委員会において民主党蓮舫の質問中に「そんなこと、どうでもいいじゃん」とやじを飛ばした自民党安倍晋三に対して、奥田は「どうでもいいなら首相をやめろ。バカか、お前は」「『バカか』とかひどいことを言っても、あんまり伝わらない。もうちょっと優しく言えば、僕は首相の体調が非常に心配なので、早く病院に行かれてお辞めになられた方がいい」とスピーチした[31][32]
2015年08月28日 SEALDs主催の国会前のデモで、SEALDsメンバーではなく福岡のFYMという団体に所属する大学生が「そんなに中国が戦争を仕掛けてくるというのであれば、そんなに韓国と外交がうまくいかないのであれば、アジアの玄関口に住む僕が、韓国人や中国人と話して、遊んで、酒を飲み交わし、もっともっと仲良くなってやります。僕自身が抑止力になってやります。抑止力に武力なんて必要ない。絆が抑止力なんだって証明してやります[注釈 3]」などと発言した[33][34]。またこの件に便乗してSEALDsおよびISIS(イスラム国)になりすましたツイッター・アカウントの事実に基づかないツイートを、産経新聞社の『正論』誌が「ネタ」と認識できずに掲載する事態が発生した[35]
2015年08月30日 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催した国会前デモにSEALDsも参加した。参加者数は主催者発表で12万人[36]産経新聞調べで1枚の空撮画像における特定範囲内の試算が3万2400人[37]、警察関係者による取材[注釈 4]で特定エリアの一時点における人数が3万3000人[38][39]、SEALDsの発表でのべ人数が35万人[40]日本新華僑報の評論で300あまりの都市の合計が100万人超と報じた[41]
2015年09月06日 安全保障関連法案に反対する学者の会と新宿歩行者天国で集会を共催した。民主党や共産党の野党幹部のほか、与党公明党の元副委員長もスピーチした。公明党の元幹部が「公明党は目を覚ませ」と繰り返すと、創価学会の「三色旗」がはためいたという[42]
2015年09月15日 奥田が参議院の安全保障関連法案に関する中央公聴会に民主党選任の公述人として出席し、「菅官房長官は、昨年の選挙でも『(安保は)争点ではない』と言っています」「憲法とは国民の権利であり、それを無視することは、国民を無視するのと同義です」「政治家の先生たちも個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった1人の個であってください」と述べた[43][44]
2015年10月28日 筑波大学大学院生諏訪原健らSEALDsメンバー4人が日本外国特派員協会で記者会見し「来夏の参院選に野党の統一候補が出るなら応援する。野党は政策や立場の違いを超えて選挙協力をしてほしい」と訴えた。また、参院選後にSEALDsを解散することも表明した[45][46]
2015年11月06日 沖縄県名護市辺野古の埋め立て本体工事着手に対し、「地方自治の原則をないがしろにし、民主主義を否定する暴挙」とする声明を発表した[47]
2015年11月22日より前 大阪府知事、大阪市長選挙を前に、SEALDs KANSAI は「思想信条の自由を侵害し、住民の生活を破壊している」として維新に反対の立場を明確にした[48]
2015年12月06日 銀座でデモを主催、主催者発表で約4500名が参加した[49]
2015年12月20日 他の4つの市民団体とともに安保関連法案廃止を目標とした「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(略称・市民連合)」を結成した(後述[50]
2016年01月05日 奥田らを脅迫した疑いで19歳の無職少年が逮捕された[51]
2016年03月13日 安全保障関連法案に反対する学者の会と新宿駅前で集会を共催し、主催者発表で3500人が参加した。「自衛隊の命を守れ」「選挙に行こうよ」などの声をあげたほか、野党幹部らが共闘を訴えた[52][53][54]
2016年03月27日 民進党の結党大会に奥田が来賓として招かれ、「若者の声を聞いてほしい。『民とともに進む』というスローガンを本気で言ってほしい」「僕が中央公聴会でスピーチしたときに、僕の目の前の与党の議員の方は寝ていました。はたして国民の政治離れなんでしょうか。それとも政治の国民離れなんでしょうか」と訴えた[55][56]
2016年03月29日 同日施行された安全保障関連法に反対する集会やデモが、毎日新聞によると少なくとも全国37都市であり、SEALDsも参加した。国会前に主催者発表で3万7000人が参加、JR大阪駅前に主催者発表で1700人が参加するなどした[57]
2016年04月10日 アジアの民主主義や民主化運動の状況を話し合う若者団体の初会議がフィリピンマニラで開かれ、台湾林飛帆ら「ひまわり学生運動」のメンバーや、香港の「雨傘革命」のメンバーなど、合計10の国や地域の代表が参加し、日本からは奥田らSEALDsのメンバーが参加した。会議ではSEALDsのデモのスタイルが称賛されたほか、奥田が「(各国の状況や目標は違うが)努力しないとそれをつかめないということを忘れてはならない」と述べるなどした[58][59]
2016年06月5日 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催した国会前大規模集会[60]に、共闘を図る野党幹部が参加し、SEALDsも参加、主催者発表で4万人以上が参加した。7月10日投開票の参院選を控え、奥田は「失敗したアベノミクスを争点にしようとしているが、3分の2の議席を取り改憲したいというのが安倍首相の本音では」と指摘し、SEALDs RYUKYUから参加した人物は、4月に発生した米軍属による女性遺体遺棄事件に触れ「2度と事件を起こさせないとの思いを持った人を国会に送り出さないといけない」と強調した[61]
2016年08月5日 日本共産党創立94周年記念講演会に諏訪原が来賓として招かれ、「SEALDsは8月15日に解散する」と宣言し「緊急行動をおしまいにして、どういう世界をめざすための野党共闘なのかという議論にしていきましょう」と提案し、「議論を政治家だけに任せず、参院選で成立した野党と市民の共闘をもう一歩前にすすめてほしい」と訴えた[62]
2016年08月15日 動画メッセージを残して解散。「SEALDsは解散します。しかし終わったというのなら、また始めましょう。始めるのは私であり、あなたです。何度でも反復しましょう」と呼びかけた[1]。SEALDs琉球は活動継続[63][64]

言及

個人の感想

2015年7月22日、作家を自称する人物が「民青+過激派+在日+在日系チンピラ」「全労連の街宣車をSEALDsが使っている」などとブログに投稿[65]。この投稿を自民党政務調査会調査役の田村重信が自身のTwitterで、賛同の意を表明してリツイートした結果、田村のTwitterは炎上、削除する騒ぎとなった。この騒ぎを受け、SEALDsの奥田愛基が「田村さんの引用ツイッターは自民党のレベルの低さを改めて証明したと思います。いい大人が学生に向かって侮蔑的な差別発言を吐くなんてどうかしてます。全労連さんから車を借りたのは事実ですが、それはたまたま車が空いていたから。大体、政治を職業にしている“プロ”にプロ市民なんて言われたくありませんよ。それに『レッテル貼りとか、デマゴギーみたいなことは控えるべき』と安倍首相が言っているのに、自民党こそトンデモないレッテルを貼り、デマを流しています。きちんと謝罪して欲しいですね」と発言した。自民党広報部は田村の発言を「党の見解ではありません」とした[66]

2015年7月31日、自民党の武藤貴也は、SEALDsの国会前抗議について自身のツイッターへの投稿で「彼ら彼女らの主張は『戦争に行きたくない』という自己中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまでまん延したのは戦後教育のせいだろうが、非常に残念だ」などと批難した。これに対し、民主党の枝野幸男は「自分が戦争に行きたくない、みたいなレベルでしか受け止めておらず、法案の問題や本質を理解していない。戦後の平和主義、民主主義が積み重ねられてきた歴史に、全く目が向いていない」と、維新の党柿沢未途は「権力を持っている政党の所属議員として、もってのほかの発言だ」と、それぞれ武藤を批判した。[67]

アメリカウォール・ストリート・ジャーナルは、彼らの学生運動は高齢化傾向にある国内のリベラル団体を勇気づけたと報じている。さらにこの団体の略称はSEALDsだが盾を意味する英語「シールズ(shields)」と発音し、これは民主主義を守る「盾」になるという彼らの目標を示している、と報じている。また、団体名や抗議に使う看板などに英語を使用したり、メンバーの一部が金髪に染めていたり、ヒップホップに乗せてスローガンを叫んでいるのは、西側の影響を受け入れてることの表れだ、と分析している[11]

上智大学デヴィッド・スレイターは「人々はSEALDsが普通の大学生の集まりだと承知している。過激派ではなく、アクティビスト(活動家)でさえもない。普通の学生たちがこの国の政治の行方を懸念しているのだ」と述べた[11]

筑波大学のロビン・オデイは、SEALDsの中心メンバーはキリスト教系の大学(明治学院大学国際基督教大学上智大学法政大学)に通学しており、同じ高校の出身者であると述べ、明治学院大学のトム・ギルは、キリスト教が多数派の国では保守主義と結びつきやすいが、少数派の信仰の場合は進歩主義となる、と述べた[5]

立命館大学本名純は、SEALDsについて、非党派でイデオロギーにとらわれない新しい学生運動であると述べた[5]

メルボルン大学小川晃弘は「SEALDsのメンバーは必ずしも憲法改正に反対ではなく、立憲主義に基づく政治を求めている」と述べた[5]

フランスの経済紙「ロピニオン」のクロード・ルブランは、「若者を中心とした安保法案への反対運動は、既成政党と距離を置いている点で欧米に広がった格差是正運動と共通項があり、台湾や香港、マレーシアなどで起きている動きとも無関係ではない」と分析し、「自民党政権を倒すほどの力はないかもしれないが、次の総選挙で自民党を退潮させる潜在力を持っている」と話した[68]

政治評論家の屋山太郎は「シールズのおかげで日本の安全が保たれているとでもいうのか。日本の平和は憲法9条のおかげで保たれているわけではない。「徴兵制が始まる」というのもひたすら不安をあおる手口だ。安保法がなくなったら、日本の安全はどうなるのか。「選挙が終わったら解散する」という無責任野郎から国を守るには、このタチの悪い霧を吹き飛ばし、視界明瞭にすることだ」と述べた[69]

同世代の政治運動家青木大和はSEALDsの活動について、従来のピラミッド型の組織ではないため参加しやすかった利点を評価する一方、「活動全体の最終的なビジョンが見えない」とも評している[70]

台湾で「ひまわり学生運動」を率いた林飛帆は「SEALDsが現れ、同じ世代として興奮した。日本にも、いよいよ出てきたか」と関心を寄せた[71]

山村明義はこの団体を「劣化左翼」[72]と呼んでいる。

内田樹は「(中略)この240万人に対して今一番影響力を持つ組織は、自民党でも民主党でもなく、SEALDsだからです。(全角数字は原文ママ)[73]」と述べたが、SEALDs解散後については一切彼らに言及をしていない。

特定の政党や日本共産党関連団体との関係

SEALDsは特定の政党の支持を表明しておらず[21][74]、前述のように奥田が民主党選任で公聴会に出席し、民進党の結党大会に招かれたものの、特に日本共産党との関係性を問う意見がある[注釈 5]

東京スポーツによると、公安関係者は、SEALDsについて「学生だけでなく主婦など政治的思想のない普通の人の集まりです。共産党や日本民主青年同盟(民青)が裏で手を引いているとの指摘もありましたが、それはないと判断しています。むしろ、共産党や民青が一枚かみたいとシールズに近づいているという構図。それもうまくいっていません」と解説したという[76]

公安調査庁の『内外情勢の回顧と展望』(平成28年1月版)では「平和安全法制の整備をめぐっては(中略)学生団体「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)を始めとする若者グループの結成が相次いだ」とSEALDsについての言及がなされている[77]。また同資料では中核派が機関紙『前進』で「(SEALDsは)警察権力と一体で国会前行動を仕切り,『過激派排除』を叫んで敵対している」とSEALDsを批判しつつ、SEALDsなどの運動に参加した学生・青年に対して自派への結集を呼び掛けたことや、日本共産党志位和夫がSEALDsなどが主催する集会に参加し、無党派・青年層などとの連携姿勢をアピールしたことなどが紹介された[77]。また、日本共産党は公式ウェブサイトにおいて、SEALDsのデモの日時を告知し、デモに参加する行動予定を明らかにしていた[78][注釈 6]

ライターの伊勢雅臣は、「SEALDsは共産党の傘下にあり、共産党員の子弟が多い」と述べている[79]

福岡県行橋市議会議員の小坪慎也は、民青の幹部がSEALDsのデモを先導していたことやSEALDsが共産党の車両を使用しているなど、複数の物証が明らかとなっているとして、日本共産党や日本民主青年同盟とSEALDsとの関連は否定しがたいと述べている[80](ただし、小坪が共産党とした全労連は、日本共産党を含めた政党からの「完全な独立」を表明しており[81]、小坪がSEALDs参加女性とした民青所属の女性[82]は、そもそもSEALDsに所属していない事を公言している)。また、「日本共産党や中核派と混同されても仕方ない」と述べている[80]。とはいえ、日本共産党とは同じ活動方針なので「融通しあったり、助け合ったり」しているだけであり、SEALDs組織全体が日本共産党と関係しているかというと、それは「ほとんど関係ない」と考えているとも述べている[80]

政治評論家の筆坂秀世は「シールズという運動体には、代表者もリーダーもいない。民主集中制で上意下達の共産党とは、似ても似つかない組織なのである」などと述べた[83]

統一教会系の新聞である世界日報は、「SEALDs琉球」の実態として、民青幹部が影響力を発揮していると主張している[84]世界日報社のオピニオンサイトViewpointの編集局は、次の主張をしている[85]。SEALDsには日本民主青年同盟(民青)の数名の中核メンバーが加入しており、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」がSEALDsの活動を何度か好意的に掲載している、また、「自民党に対抗するために野党の統一候補を出すべきだとのシールズの呼び掛けも、日本共産党の主張のタイミングと一致していた。」「シールズが街宣活動のために日本共産党直系の全労連の宣伝カーを使ったことがあった」[85]。Viewpointの編集局は、政府関係者はこれらより「両者に緊密な関係がある」とし「(SEALDsの)実態はノンセクトを装った民青の若者に操られながら一般の若者たちの政治への関心を高めて動員を図っているものとみられる」と述べた、とも主張している[85]

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

2015年12月20日に設立された団体で、略称は「市民連合」。2016年夏の参院選に向け、安全保障関連法廃止を訴える野党統一候補を支援する目的で結成し、都内で記者会見を開いた。結成を呼びかけたのは下記5団体の有志で、( )内は記者会見出席者。

「参院選の全ての1人区で野党統一候補を立てるというゴールに向け各党を動かしていく」としており、安保関連法廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳を擁護する政治の実現の3項目の「協定」を結ぶことを条件に共闘で一致した野党か無所属候補を支援し、無所属候補が当選した場合は一定期間は政党入りしないよう求める方針[86][87]

書籍

  • 高橋源一郎、SEALDs『民主主義ってなんだ?』河出書房新社、2015年9月18日。ISBN 978-4309247328 
  • SEALDs『SEALDs 民主主義ってこれだ!』大月書店、2015年10月21日。ISBN 978-4272330867 
  • SEALDs『民主主義は止まらない』河出書房新社、2016年6月17日。ISBN 978-4309247632 
  • SEALDs、磯部涼『日本×香港×台湾 若者はあきらめない』太田出版、2016年6月18日。ISBN 978-4778315245  - 香港の雨傘運動や台湾のひまわり学生運動との対話集。

映画

脚注

注釈

  1. ^ この「- s」は複数形を意味する。
  2. ^ 2014年12月11日から2015年5月2日までのSASPL-SEALDsの移行期にはex-SASPLとして存在しており、春季休暇中にメンバー数人が交代で沖縄・辺野古基地建設反対の抗議行動に参加したりその現状を見学したり談議の場を設けるなどしていた[6]
  3. ^ 「武力による抑止力だけでは、日本を守ることはできない。また、アメリカが引き起こす戦争があったとして、それに日本が参加することで、僕ら日本の若者が、戦争に参加できる道を拓いてしまう法案だと怖れている」とも説明している。
  4. ^ いわゆる警察発表ではない事に留意。
  5. ^ SEALDsと日本共産党との関連を疑う偏見があることや、SEALDsに特定の政党との関係が無いことについては、香港の雨傘運動や台湾のひまわり学生運動のメンバーとの対話でも交わされている[75]
  6. ^ ただし、他の日本共産党との関係を謳ってないデモや集会への参加予定も並列に列挙されている。

出典

  1. ^ a b 佐藤恵子 (2016年8月16日). “「始めるのはあなた」 解散のSEALDs、最後の動画”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/articles/ASJ8H4GB4J8HUTIL011.html 
  2. ^ a b 特定秘密保護法に反対する学生有志の会
  3. ^ 週刊金曜日ニュース (2015年7月21日). “「安保法制」はおかしいです。(4)”. 2015年9月18日閲覧。
  4. ^ マガジン9 (2015年7月15日). “SEALDsという希望”. 2015年9月18日閲覧。
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  6. ^ ex.SASPL presents 沖縄編
  7. ^ “学生ら「戦争法案、絶対反対」 京都で2200人デモ”. 京都新聞. (2015年6月21日). http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150621000112 
  8. ^ シールズ東北 600人デモ/仙台で“戦争法案に反対” しんぶん赤旗2015年8月10日
  9. ^ 安保法案反対、23日に若者500人集会 「シールズ琉球」設立 共同通信2015年8月15日
  10. ^ 安保関連法案:「シールズ東海」発足 あす名古屋で抗議毎日新聞2015年9月12日
  11. ^ a b c 日本の軍事的役割拡大、抗議デモは学生が主導 ウォール・ストリート・ジャーナル 2015年8月31日
  12. ^ a b “安保法案デモ 話題の学生団体「SEALDs」中心メンバーに聞く”. 日刊ゲンダイ. (2015年7月12日). http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161627 
  13. ^ “「まじ おかしい」が原動力 SEALDs 15日に緊急デモ”. 東京新聞. (2015年7月12日). オリジナルの2015年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150712025148/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015071202000108.html 
  14. ^ 高橋源一郎×SEALDs『民主主義ってなんだ?』河出書房新社、2015年。 
  15. ^ 政治団体名簿(総務大臣届出分)その他の政治団体一覧24ページ目の下から2行目。2016年7月4日閲覧。
  16. ^ “安保法案反対 地方へママへ 「#本当に止める」”. 東京新聞. (2015年7月12日). オリジナルの2015年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150712055542/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015071202000118.html 
  17. ^ “渋谷で高校生デモ「安保法制反対」 SNS通じ集まる”. 朝日新聞. (2015年8月2日). http://www.asahi.com/articles/ASH825H14H82UTIL00X.html 
  18. ^ 【安保法案反対行動】 若者の声、うねりに 新ツール駆使、平和訴え SEALDs、OLDs、MIDDLEsけん引 47NEWS 2015年8月31日
  19. ^ 安保法通過でも「戦争法の廃止諦めない」日本の市民運動ハンギョレ新聞 2015-09-20
  20. ^ a b SEALDs「野党は一致を」 参院選向け呼びかけ 朝日新聞 2015年10月29日
  21. ^ a b c d SEALDsは、日本の自由で民主的な社会を守るための緊急アクションです SEALDs公式サイト
  22. ^ 小林よしのり(マンガ家)×奥田愛基(SEALDs)――「対話」(3)/対談 - 特集 ぽこぽこ 2015年9月2日
  23. ^ “特集ワイド:護憲ってカッコイイ 若者が主婦が…憲法の価値再発見”. 毎日新聞: p. 東京夕刊. (2015年6月29日). http://mainichi.jp/shimen/news/20150629dde012010002000c.html 
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外部リンク

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