アミーナ・グリブ=ファキム

モーリシャスの政治家、第6代大統領

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ビビ・アミーナ・ファードース・グリブ=ファキム: Bibi Ameenah Firdaus Gurib-Fakim1959年10月17日[2] - )は、モーリシャス生物学者。現大統領。

アミーナ・グリブ=ファキム
第6代モーリシャス共和国大統領
就任
2015年6月5日
首相アヌルード・ジュグノート
プラビンド・ジュグノート
副大統領モニク・オサン・ベルポー英語版
バーレン・ビャプーリー英語版[1]
前任者モニク・オサン・ベルポー (代行)
個人情報
生誕 (1959-10-17) 1959年10月17日(66歳)
モーリシャス、スリナム
政党無所属
配偶者アンワル・ファキム (1988年 – )
子供アダム
イマーン
住居大統領公邸
出身校サリー大学英語版
エクセター大学
宗教イスラーム

経歴

ハセンジ・グリブとファードース・ダーゴヒーの子として、スリナム村に生まれる。プレーヌ・マニャンで育ち、セント・パトリスの小学校を卒業。高校卒業後はイングランドに渡り、1983年化学の学位を得てサリー大学を卒業。エクセター大学で有機化学の博士号を取得後の1987年に帰国し、モーリシャス大学に勤務する[3]

その後、モーリシャス研究審議会研究部長[4]、モーリシャス大学理学部長、同大学副学長、国際科学会議連合アフリカ地域事務所長[5]を歴任。また、CIDPリサーチ・アンド・イノベーション社長として、モーリシャス固有の植物の医学的・栄養学的効用の研究に没頭した[6]

2014年12月、レペップ連合の大統領候補に選ばれた。2015年5月29日カイラシュ・ピュリャグ英語版大統領が辞任すると、アヌルード・ジュグノート首相とポール・ベレンジャー野党院内総務の双方がグリブの指名を積極的に歓迎したことから、国民議会において全会一致で大統領に指名された。モーリシャス初の女性大統領で、国家の首脳としてもエリザベス2世とモニク・オサン・ベルポー(2012年と2015年に大統領代行を務める)に次ぐ3人目の女性であった。

人物

1988年に外科医のアンワル・ファキムと結婚し、1男1女をもうけた。モーリシャスのカトル・ボルヌに親や夫、子どもと暮らす。

栄典

勲章

  •   インド洋星鍵勲章司令官(モーリシャス)[7]
  •   インド洋星鍵勲章大十字(モーリシャス)
  •   教育功労章シュヴァリエ(フランス[7][8]
  • フランチェスコ1世王勲章大十字騎士(両シチリア王家)[9]

その他

脚注

公職
先代
モニク・オサン・ベルポー
代行
モーリシャスの大統領
2015年 –
現職