仁方駅
広島県呉市仁方本町にある西日本旅客鉄道の駅
仁方駅(にがたえき)は、広島県呉市仁方本町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。
| 仁方駅 | |
|---|---|
|
駅舎(2008年7月24日) | |
|
にがた Nigata | |
|
◄安芸川尻 (4.8 km) (2.6 km) 広► | |
| 所在地 | 広島県呉市仁方本町二丁目1-1 |
| 所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 所属路線 |
|
| キロ程 | 57.6 km(三原起点) |
| 電報略号 | ニタ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
641人/日(降車客含まず) -2014年- |
| 開業年月日 | 1935年(昭和10年)11月24日 |
| 備考 |
無人駅(自動券売機 有) 1982年(昭和57年)まで、予讃本線堀江駅との間に仁堀航路運航 |
概要
三原地域鉄道部管理の無人駅。国鉄時代は近くの仁方港から瀬戸内海対岸の堀江駅(堀江桟橋)までの航路である仁堀航路の連絡駅だった。連絡船の廃止以降は松山(堀江)への連絡機能は、阿賀港の最寄駅である安芸阿賀駅(呉・松山フェリーの寄港地)に譲ったが、呉・松山フェリーも2009年6月限りで廃止された。
歴史
- 1935年(昭和10年)11月24日 - 呉線の三津内海駅(現・安浦駅) - 広駅間延伸により開業。
- 1946年(昭和21年)5月1日 - 仁堀連絡船開設。
- 1976年(昭和51年)6月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1982年(昭和57年)7月1日 - 仁堀連絡船廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に移管。
- (時期不明) - ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 業務委託駅から無人化。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。自動改札機はないが、ICOCAは利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICカードは専用カードリーダーによる対応である。便所は男女別の水洗式が設置されている。
駅本屋は三原方面行きホーム側にあるが、呉方面行きホーム側にも出入口がある。自動券売機は駅本屋内と、呉方面行きホームに設置されている。
のりば
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | 呉線 | 上り | 竹原・三原方面 |
| 2 | 呉線 | 下り | 呉・広島方面 |
本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[1]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月のダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットのないラインカラーシンボルが使われている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
|---|---|
| 1999年 | 1,166 |
| 2000年 | 1,007 |
| 2001年 | 928 |
| 2002年 | 909 |
| 2003年 | 866 |
| 2004年 | 817 |
| 2005年 | 776 |
| 2006年 | 763 |
| 2007年 | 819 |
| 2008年 | 821 |
| 2009年 | 789 |
| 2010年 | 771 |
| 2011年 | 776 |
| 2012年 | 739 |
| 2013年 | 689 |
| 2014年 | 641 |
駅周辺
- 仁方港
- 国道185号
- 広島県道279号広仁方停車場線
- 広島県道261号仁方港線
- 呉市役所仁方市民センター(支所)
- 呉市立仁方中学校
- 呉市立仁方小学校
- わかば幼稚園
- 白鳩幼稚園
- 広電バス「仁方駅前」停留所
- 呉信用金庫 仁方支店
- JA呉 仁方ふれあい店
- ツボサン 本社工場
隣の駅
脚注
- ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)