井原鉄道井原線

岡山県総社市から広島県福山市に至る井原鉄道の鉄道路線

これはこのページの過去の版です。210. (会話 | 投稿記録) による 2004年8月7日 (土) 19:14個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

井原線いばらせん)とは、岡山県総社市の総社駅から岡山県都窪郡清音村の清音駅を経て広島県深安郡神辺町の神辺駅に至る井原鉄道の鉄道路線である。

路線データ

総社~清音間の3.4kmは西日本旅客鉄道伯備線との共用区間で、井原鉄道においては第2種鉄道事業区間である。
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:15駅(起終点駅・総社駅含む)
  • 複線区間:総社~清音間
  • 電化区間:総社~清音間電化(直流1500V)、清音~神辺間非電化
井原線の列車は全て気動車で運行。

運転

基本的に、総社・清音~神辺間の各駅停車のみの運転であるが、車両基地のある井原駅や早雲の里荏原駅折り返しの区間列車も設定されている。神辺側では一部の列車が福塩線に乗り入れ、福山駅まで直通運転される。

歴史

かつてここでは、井笠鉄道が笠岡~井原間の本線、北川~矢掛間の矢掛線、井原~神辺間の神辺線の各軽便鉄道路線を運営していたが、1967年神辺線・矢掛線を廃止、1971年本線を廃止した。線路跡は国鉄井原線の用地として活用されることになったが国鉄再建法施行により1980年に建設が中止された。1986年井原鉄道が設立され工事が再開される。

1999年(平成11年)1月11日に井原線総社~清音~神辺間が開業し、11時11分に出発式が行われた。

駅一覧

総社駅 - 清音駅 - 川辺宿駅 - 吉備真備駅 - 備中呉妹駅 - 三谷駅 - 矢掛駅 - 小田駅 - 早雲の里荏原駅 - 井原駅 - いずえ駅 - 子守唄の里高屋駅 - 御領駅 - 湯野駅 - 神辺駅

接続路線

関連項目