中国人民大学
中国人民大学(Renmin University of China、ちゅうごくじんみんだいがく)は、中国にある人文科学・社会科学を得意とする副部級大学である。法学、国際関係学、商学、経済学、新聞学、金融学、歴史学、管理学などは、中華人民共和国教育部によって、全国の重点科目(A+)と格付けられている。中国人民大学は、「世界一流の人文大学」を目指すと共に、中国の伝統文化をも大切にしている。本学において、孔子文化研究院など国家の人文研究拠点が設けられており、さらには、2005年発足の中国初の国学院は、全国規模で伝統文化研究のブームを呼んでいたという。
Renmin University of China | |
モットー | 實事求是 |
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設立年 | 1937 |
学長 | 劉偉 |
所在地 | 北京 |
公式サイト | www.ruc.edu.cn |
所在地は、北京市海淀区の中関村南路にある。優れた学術環境であり、中国のシリコンバレーと呼ばれる中関村にも隣接している。
2009年8月に江蘇省蘇州市政府の協力のもとで、蘇州市工業園区独墅湖高教区に国際学院(蘇州研究院)を設立した。
艾瑞深中国校友会ネットが編集、科学出版社が出版する『2018中国大学評価研究方向---中国高考志願填報指南(校友会版)』の2018年中国大学ランキングで中国人民大学は、北京大学、清華大学、浙江大学、復旦大学に続く第5位となっている。また、清華大学、北京大学と共に「8つ星大学」の栄誉に輝き「世界一流大学」の仲間入りをしている。寄付総額でも清華大学、北京大学と並ぶ「20億元クラブ」に名を連ねている。
略称は、「人民大学」、「人大」。
中国人民大学は人文社会科学を主とする大学で、一部理工学科を総合した大学で全国の重点大学の内の1校でもある。学校の前身は抗日戦争中の1937年頃に誕生した陝北公学で、後に華北連合大学、北方大学から華北大学へと学校名を変更。1950年10月3日、中国人民大学として正式に創立して、中華人民共和国の建国後に設立された最初の大学である。 現在、本校では社会科学や人文科学における数多くの大学プログラム、大学院プログラムなどの提供をしている。それらの分野については中国でも有数の学校であり、中国教育界においてリーダー的な役割を担っている。
「人大」の教員
歴任校長
- 呉玉章(1950年—1966年)
- 成仿吾(1978年—1984年)
- 郭影秋(1983年—1985年)
- 袁宝華(1985年—1991年)
- 黄達(1991年—1994年)
- 李文海(1994年—2000年)
- 紀宝成(2000年—2011年)
- 陳雨露(2011年—2015年)
- 劉偉(2015年—)