京成曳舟駅

東京都墨田区京島にある京成電鉄の駅

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京成曳舟駅(けいせいひきふねえき)は、東京都墨田区京島一丁目にある、京成電鉄押上線である。駅番号はKS46

京成曳舟駅
押上方の出入口(2017年8月11日)
けいせいひきふね
Keisei Hikifune
KS45 押上 (1.1 km)
(1.2 km) 八広 KS47
所在地 東京都墨田区京島一丁目39番1号
北緯35度43分5.2秒 東経139度49分10.8秒 / 北緯35.718111度 東経139.819667度 / 35.718111; 139.819667座標: 北緯35度43分5.2秒 東経139度49分10.8秒 / 北緯35.718111度 東経139.819667度 / 35.718111; 139.819667
駅番号 KS46
所属事業者 京成電鉄
所属路線 KS 押上線
キロ程 1.1 km(押上起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
18,440人/日
-2016年-
開業年月日 1912年大正元年)11月3日
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中央付近の出入口(2017年8月)
中央付近の出入口(2017年8月)
ホーム(2015年9月)
ホーム(2015年9月)
駅名標(2015年9月26日)
駅名標(2015年9月26日)
八広方の出入口(2017年8月)
八広方の出入口(2017年8月)
中層階通路の出入口(2017年8月)
中層階通路の出入口(2017年8月)

車内放送は「京成」を省略して「曳舟」とアナウンスしているが、駅舎は「京成曳舟」と省略せず表記している。なお、駅名標の表記もかつては「曳舟」であったが、高架化後は「京成曳舟」と表記された新デザインのものに移行している。

年表

  • 1912年大正元年)11月3日 - 曳舟駅として開業。
  • 1931年昭和6年)11月18日 - 京成曳舟駅に改称。
  • 1969年(昭和44年)5月 - 八広方にホームを移設し、ホーム長を8両編成に対応。
  • 2010年平成22年)7月17日 - ダイヤ改正により急行が廃止され、普通のみの停車駅となる。
  • 2013年(平成25年)8月24日 - 上り線が高架化[1]。新ホームの供用を開始。
  • 2015年(平成27年)8月22日 - 下り線が高架化[2]
  • 2017年(平成29年)4月1日 - 中層階通路および墨田区設置の昇降施設(エレベーター1基・エスカレーター1基)供用開始[3]

地上駅時代の様子

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。2013年8月23日までは地上駅であった。

当駅は1990年代後半まで自動券売機が設置されておらず、駅係員が乗車券を発売していた。そのため、押上方の出入口は駅舎を改築した際に自動券売機を置くスペースが設けられ、同時に明治通り側の八広方出入口の2番線ホーム側駅舎、1番線ホーム側駅舎の順に自動券売機が設置された。

開業時は現在地より押上方にホームが設置されていたが、ホームの延伸が困難だったため、1969年に踏切を隔てた現在の位置に移転した。

押上管内として、八広駅と共に管理されている。

2017年4月1日より中層階通路および墨田区設置の昇降施設(エレベーター1基・エスカレーター1基)の供用が開始され(利用可能な時間は6時~22時)、駅東側を通る明治通りへのアクセスが改善された[4]

のりば

番線 路線 方向 行先
1   押上線 上り 押上(スカイツリー前)  都営浅草線  京急線方面
2 下り 青砥高砂船橋  成田空港千葉方面(京成本線経由)
  北総線  成田空港方面(成田スカイアクセス線経由)
  • 現地の案内では、2010年7月5日以降直通列車のない「金町」も表記されていたが、高架化の際に削除された。

利用状況

2016年度の1日平均乗降人員18,440人である[5]。京成線の駅では第27位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 10,721 [7]
1991年(平成03年) 10,328 [8]
1992年(平成04年) 10,334 [9]
1993年(平成05年) 10,175 [10]
1994年(平成06年) 10,195 [11]
1995年(平成07年) 10,443 [12]
1996年(平成08年) 10,364 [13]
1997年(平成09年) 10,290 [14]
1998年(平成10年) 9,844 [15]
1999年(平成11年) 9,486 [16]
2000年(平成12年) 9,285 [17]
2001年(平成13年) 9,422 [18]
2002年(平成14年) 9,367 [19]
2003年(平成15年) 18,372 9,265 [20]
2004年(平成16年) 17,681 9,033 [21]
2005年(平成17年) 17,452 8,893 [22]
2006年(平成18年) 17,339 8,852 [23]
2007年(平成19年) 17,620 9,016 [24]
2008年(平成20年) 17,696 9,016 [25]
2009年(平成21年) 18,049 9,191 [26]
2010年(平成22年) 18,444 9,375 [27]
2011年(平成23年) 17,913 9,115 [28]
2012年(平成24年) 18,183 9,241 [29]
2013年(平成25年) 18,306 9,277 [30]
2014年(平成26年) 18,111 9,148 [31]
2015年(平成27年) 18,189 9,213 [32]
2016年(平成28年) 18,440

駅周辺

当駅周辺(京島)は東京では数少ない第二次世界大戦による戦災から免れた地域であるため、昭和レトロブームで度々紹介されている。

バス

最寄りの停留所は、押上方改札口が墨田区曳舟文化センター前、八広方改札口が明治通りである。東京都交通局都営バス)および京成バスにより運行されている。

墨田区曳舟文化センター前
2015年3月31日のダイヤ改正までは墨38系統(両国駅東京都リハビリテーション病院、所管:青戸)が運行されていた。現在墨38系統のルートの一部を錦40系統が通っている。
明治通り

隣の駅

  京成電鉄
  押上線
快速特急・アクセス特急・特急・通勤特急・快速
通過
普通
押上駅 (KS45) - 京成曳舟駅 (KS46) - 八広駅 (KS47)

脚注

  1. ^ “京成押上線の上り線高架化による効果” (Press release). 東京都. 4 February 2014. 2015年9月27日閲覧.
  2. ^ “京成押上線(押上駅 - 八広駅間)連続立体交差事業による効果” (Press release). 東京都. 11 May 2016. 2016年5月11日閲覧.
  3. ^ “京成曳舟駅の中層階通路が完成します” (PDF) (Press release). 京成電鉄. 28 March 2017. 2017年8月13日閲覧.
  4. ^ “京成曳舟駅の中層階通路が完成します” (PDF) (Press release). 京成電鉄. 28 March 2017. 2017年8月13日閲覧.
  5. ^ 京成電鉄 駅別乗降人員
  6. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  7. ^ 東京都統計年鑑(平成2年)228ページ
  8. ^ 東京都統計年鑑(平成3年)234ページ
  9. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  10. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  11. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  12. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  13. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  14. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  15. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  16. ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  17. ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
  18. ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
  19. ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
  20. ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
  21. ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
  22. ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
  23. ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
  24. ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
  25. ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
  26. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  27. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  28. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
  29. ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
  30. ^ 東京都統計年鑑 平成25年
  31. ^ 東京都統計年鑑 平成26年
  32. ^ 東京都統計年鑑 平成27年

関連項目

外部リンク