GO!GO!7188
GO!GO!7188(ゴーゴーなないちはちはち)は、かつて存在した日本のスリーピースロックバンド。2012年解散。解散時の所属事務所はブレスト音楽出版・YAMAHA、所属レーベルはビクターエンタテインメントのFlyingStar Records[注 1]。
GO!GO!7188 | |
---|---|
出身地 |
![]() |
ジャンル |
ポップ・パンク グループ・サウンズ |
活動期間 | 1999年 - 2012年 |
レーベル |
Capitol Music (2000年 - 2006年) BMG JAPAN (2007年 - 2009年) FlyingStar Records (2010年 - 2012年) |
事務所 | ブレスト音楽出版・YAMAHA |
公式サイト | ラーフル |
メンバー |
ユウ(ギター・ボーカル) アッコ(ベース・ボーカル) ターキー(ドラムス・ボーカル) |
概要
デビュー当初から、比較的GSサウンドを基盤とした楽曲制作を行っていた。多くてギター2本にベース、ドラムというシンプルな構成の音楽である。デビュー当初のキャッチコピーは「音楽業界に異物混入! 超天然GSキュートパンクバンド」であった。
バンドでの楽曲は基本的に作詞をアッコ、作曲をユウが手掛ける。これはアマチュア時代に「こいのうた」を制作した際、もともと作詞もユウが手掛けていたが歌詞が気に入らず、アッコに作詞を要請したところしっくりいったという経緯から、このスタイルを貫いているという[1]。
バンド名の由来は、メンバーがラジオやTV番組で訊かれても、「教えません」「秘密です」などと濁すため確説がないが、「557188」をポケベル打ちすると「ノマ(ハート記号)」となることから、これが由来との説がある。
東京を拠点として各地でライブを行い、迫力の演奏とユルいトークで多くのライブを成功させ、また多くのフェスに出演経験を持つ。
バンドとして活動しながらも、2003年からは各々のソロ活動・プロジェクトも平行して行っていた。
ファンクラブの名称「茶わん虫」は、鹿児島県に伝わる「茶わんむしの歌」に由来している。ファンクラブに入会しているファンのことは、ヴライアンと呼ばれるが、これはJITTERIN'JINNのドラム担当のニックネームからとられたものである。また、公式Webページ名である「ラーフル」は鹿児島弁で黒板消しの意味である。
2012年2月、ユウが「活動に限界が生じた」として脱退を表明し、これに伴い活動の継続が困難になったことから発表をもって解散し全ての活動を終了した[2][3]。
略歴
- 1998年6月 - 鹿児島県立松陽高校の同級生であったユウとアッコを中心に前身となるガールズバンドを結成。
- 1999年 - 高校卒業によりバンドを解散すると、直後にYAMAHA主催のTEENS' MUSIC FESTIVAL出場を目的に現在のバンドを結成、活動を始める。同年、同大会で全国大会に「太陽」で出場。大賞獲得は逃すが、所属事務所関係者(2011年現在)に誘われ、メジャーデビューのきっかけをつかむ。またデビュー決定に伴い、ターキーが加入する。
- 2000年
- 2001年 - 前年にリリースしたシングル『こいのうた』がロングヒットを記録する。
- 2002年 - シングル『浮舟』がスマッシュヒット、和製ロックとして多数のメディアで取り上げられる。
- 2003年 - アルバム『鬣』が初のオリコントップ10入り、自己最高の売上を記録し、ファンの確固たる人気を得る。この年から翌年まで各個人のソロ活動を中心に活動。
- 2004年 - 初の日本武道館ライブを敢行。
- 2006年 - 初のベストアルバム『ベスト オブ ゴー!ゴー!』をリリース。
- 2007年 - 初のワールドツアーをアメリカで敢行。3月にBMG JAPANに移籍。
- 2009年 - ヘンテナツアー中、ベースのアッコが裂孔原性網膜剥離により緊急入院、一部の公演が延期となった。
- 2010年 - 6月にビクターエンタテインメント内のレーベルFlyingStar Recordsに移籍。
- 2012年 - 2月10日ギターボーカルのユウが脱退を申し出たことで解散[2]。
メンバー
- ユウ(1979年12月1日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身、身長156cm、血液型A型)
- アッコ(ノマアキコ、1980年2月13日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身、身長161cm、血液型A型)
- 本名: 野間 亜紀子(のま あきこ)、旧姓: 浜田 亜紀子(はまだ あきこ)
- ベース・ボーカル・作詞担当。
- MCは主に彼女が行う。
- 浜田亜紀子名義のソロアルバムを2枚(2003年にインディーズ・レーベルから1stアルバム『キラリ』、2005年にメジャー・レーベルから2ndソロアルバム『あるようでないようで、あるもの』)リリースしている。
- 2006年10月1日に結婚を発表。それを機にバンドネーム及びクレジットをノマアキコに変更するが、しばらくして再び“アッコ”へ戻した。2011年には第一子を出産。
- 2014年PIGGYBANKSを結成。
- 2015年、約11年前に結成されたインストロックバンド、トーキョーキラーがCDデビュー。
- ターキー(1973年7月10日生まれ、香川県三豊市(旧: 山本町)出身、血液型A型)
- 本名: 細川 央行(ほそかわ たかゆき)
- ドラム担当(初期はドラム・掛け声担当と表記されていた)。
- 2001年初頭まではGO!GO!7188のメンバーとしてインタビューなどのメディアの取材に登場することは一切なく、すべてユウとアッコの2人でこなしていた。そのため、「GO!GO!7188の正式メンバーはユウとアッコの2人だけで、ターキーはサポートメンバーである」という誤った解釈や紹介がなされることもしばしばあった。
- 2004年頃よりスタジオミュージシャンとしても積極的に活動を始め、大塚愛、ユンナ、いきものがかり、KAT-TUNなどの作品や、RYOJI&LAST CHORDSなどのライブバンドに参加している。
- 2007年よりTRICO ROLL BEAUTY.というブランドを立ち上げ、Tシャツやシルバーの作成を行っている。
- 解散後、2012年からバンド「la la larks」に加入。それ以外にも、レコーディングやライブのサポート、ドラムレッスンなどの活動をしている。
作品
インディーズ
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2000年 | パパパンツ/こいのうた | カセットテープ | 100円。完売。 |
シングル
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2000年6月28日 | 太陽 | CD | TOCT-22083 | オリコン59位) | 廃盤。 | |
2nd | 2000年8月30日 | ジェットにんぢん | CD | TOCT-22102 | オリコン48位 | ||
3rd | 2000年10月25日 | こいのうた | CD | TOCT-22117 | 詳細
「ひょっこりひょうたん島」はひょっこりひょうたん島オープニング曲のカバー。「こいのうた」はオムニバスアルバム『アイのうた』、オムニバスアルバム『First Kiss-15 Special Love Songs』、オムニバスアルバム『夢みるバラード〜Dream』に収録。 |
オリコン45位 | |
4th | 2000年11月16日 | むし'98 | CD | TOCT-4258 | オリコン74位 | 表題曲がアルバム未収録となっている唯一のシングル。 | |
5th | 2001年4月11日 | ドタン場でキャンセル | CD | TOCT-22142 | 詳細
「地中海」はターキーが作詞作曲を手がけた数少ない楽曲の1つ。「ドタン場でキャンセル」が日本テレビ系『TVおじゃマンボウ』『三宅裕司のドシロウト』エンディングテーマとなった。 |
オリコン30位 | |
6th | 2001年7月11日 | あぁ青春 | CD | TOCT-22158 | 詳細
「あぁ青春」が日本テレビ系『秘密の爆笑大問題』エンディングテーマとなった。 |
オリコン24位 | |
7th | 2001年10月24日 | C7 | CD | TOCT-4331 | 詳細
「C7」が日本テレビ系『モグモグGOMBO』エンディングテーマとなった。「C7」とはギターのコードのことである。 |
オリコン38位 | |
8th | 2002年10月9日 | 浮舟 | CCCD | TOCT-4425 | 詳細
「浮舟」は「うきふね」と読むが「うきぶね」と誤読されやすく、また「浮船」と誤記されることも多い。「浮舟」が日本テレビ系『AX MUSIC-TV』AX POWER PLAY #021(オープニングテーマ)となった。「浮舟」がコナミのアーケードゲーム「GuitarFreaks」「Drummania」に収録。「パパパンツ」はインディーズカセットに収録されたものとは別バージョン。 |
オリコン12位 | |
9th | 2003年4月25日 | 種 | CD | TOCT-4478 | 詳細
「種」は3rdアルバム『鬣』からのシングルカット。「種」が日本テレビ系『AX MUSIC-TV』AX POWER PLAY #030(エンディングテーマ)となった。 |
オリコン87位 | |
10th | 2003年8月6日 | 瑠璃色 | CD | TOCT-4540 | 詳細
「赤いソファー」の仮タイトルは“ストーカー”だった。 |
初回限定盤。ボックスケース仕様「瑠璃色」オリジナル手ぬぐい付。 | |
TOCT-4541 | 通常盤。 | ||||||
11th | 2004年8月25日 | 青い亀裂 | CD | TOCT-4770 | 詳細
|
オリコン24位 | |
11th | 2006年9月13日 | 近距離恋愛 | CD | TOCT-40031 | オリコン22位 | ||
12th | 2007年6月28日 | 真夏のダンスホール/アイムラッキーガール/できもの | CD+DVD | BVCR-19088 | オリコン23位 | 初回生産限定盤。 | |
CD | BVCR-19087 | 通常盤。 | |||||
13th | 2008年5月28日 | 片思いファイター | CD | BVCR-19735 | オリコン25位 | 初回生産限定盤。アニメ「イタズラなKiss」オリジナル・イラスト・ジャケット仕様。 | |
BVCR-19734 | 通常盤。 | ||||||
14th | 2009年1月14日 | ふたしかたしか | CD | BVCR-19136 | オリコン36位 |
オリジナルアルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2000年12月6日 | 蛇足歩行(だそくほこう)[注 2] | CD | TOCT-24505 | オリコン25位 | |
2012年5月16日 | TOCT-11331 | 『EMI ROCKS "the first"』シリ-ズで再発売。 | ||||
2nd | 2001年11月21日 | 魚磔(ぎょたく)[注 3] | CD | TOCT-24688 | オリコン17位 | 「C7」はアルバムバージョンとなっているが、取り直しを行ったこと以外の違いはほとんど無い。 |
3rd | 2003年2月26日 | 鬣(タテガミ) | CD | TOCT-24980~24981 | オリコン5位 | |
2003年3月19日 | LP盤 | TOJT-24981(初回限定生産) | ||||
4th | 2004年10月27日 | 竜舌蘭 | CD | TOCT-25489 | オリコン5位 | |
5th | 2006年10月18日 | パレード | CD+DVD | TOCT-26080(初回生産限定盤) | オリコン4位 | |
CD | TOCT-25489(通常盤) | |||||
6th | 2007年10月24日 | 569(ごーろっく)[注 4] | CD+DVD | BVCR-18104(初回生産限定盤) | オリコン15位 | |
CD | BVCR-11109(通常盤) | |||||
7th | 2009年2月4日 | アンテナ | CD+DVD | BVCR-18164(初回生産限定盤) | オリコン10位 | |
CD | BVCR-11128(通常盤) | |||||
8th | 2010年6月2日 | Go!!GO!GO!Go!! | CD | VICB-60057 | オリコン9位 |
ベストアルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年3月15日 | ベスト オブ ゴー!ゴー! | CD+8cmCD | TOCT-25913(初回生産限定盤) | オリコン12位 | 代表シングル曲、ライブでの定番曲、ファンから根強い人気のある曲、更に新曲「神様のヒマ潰し」など、メンバー自らの選曲による17曲を収録。初回プレス盤にはインディーズカセット復刻盤CDが付属。発売時、「『こいのうた』を片想い中の人の着信音にすると恋が叶うという噂がある。」と雑誌などで紹介された。 |
CD | TOCT-25223(通常盤) | |||||
2nd | 2012年5月16日 | カップリング ベスト オブ ゴー!ゴー! | CD | TOCT-28099 | EMI時代、BMG時代を通じて、シングルのカップリングにしか収録されなかったアルバム未収録曲をすべて収録したカップリングベストアルバム。 | |
3rd | 2012年10月10日 | ベリー ベスト オブ ゴー!ゴー! with 大映像祭 完全版 | CD+DVD | TOCT-29076(初回限定版) | EMIとBMG両社からリリースした全シングル15曲をコンプリートした「シングル・コレクション」ベスト・アルバム(デジタル・リマスタリング)。初回限定盤には、その後移籍したVictor社を加えた3社から発表した全てのPVをコンパイルしたDVDが付属(20曲中、12曲が初DVD化)。 | |
ベリー ベスト オブ ゴー!ゴー! | CD | TOCT-29077(通常盤) |
カバーアルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2002年7月10日 | 虎の穴 | CD | TOCT-24824 | オリコン15位 | オメンバー選曲によるカバーミニアルバム。「唄いたい曲」をキーワードに歌謡曲からアニメ・ソングまでをGS風アレンジでカヴァー。 |
LP盤 | TOJT-24824(限定アナログ盤) | |||||
2nd | 2008年5月28日 | 虎の穴2 | CD | BVCR-18129 | オリコン23位 | カヴァー・アルバム『虎の穴』の第2弾。中森明菜「飾りじゃないのよ涙は」はKISSの「デトロイト・ロック・シティ」、スピッツ「スパイダー」はThe La's「There She Goes」をマッシュアップ[注 5]。 |
ライブアルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2003年12月10日 | 九・二一事件 | CD+DVD | TOCT-25222(初回生産限定盤) | オリコン29位 | 2003年9月21日、日比谷野外音楽堂でのライブを収録。 |
CD | TOCT-25223(通常盤) | |||||
2nd | 2005年3月16日 | ごんぶとツアー 日本武道館(完全版) | CD | TOCT-25650 | オリコン61位 | 2004年12月21日に行われた初の日本武道館公演の模様を完全収録した2枚組アルバム。 |
3rd | 2008年10月29日 | GO!GO!7188 2マンTour 徹子のHair+Open Night Family〜夜明けの家族〜 | CD+DVD | BVCR-18154 | オリコン59位 | 2008年5月13日~6月22日に開催された対バン・ツアー「2マンTour 徹子のHair」(フラワーカンパニーズ/THE BACK HORN/MONGOL800/ミドリ/凛として時雨)から、各会場のライブ音源からセレクトされた全9曲を収録。メンバーが撮影したオフ・ショット映像を収録したDVD付き。 |
4th | 2010年9月22日 | アコースティック大作戦!! アコースティック・ライブ・ベスト | CD | VICB-60062 | オリコン71位 | デビュー10周年を記念して、2010年5月5日九段会館で行われたアコースティック・ライブ「デビュー10周年GO!GO!の日スペシャルアコースティック大作戦!! ~九段下はきっと雨~」の中からセレクトした楽曲を収録。 |
5th | 2012年3月28日 | ラストライブ オブ ゴー!ゴー! 〜“Go!!GO!GO!Go!!Tour”Live 8.7.2010 Tokyo〜 | CD | VICB-60086 | 事実上のラストライブとなった2010年の“Go!!GO!GO!Go!!Tour”ファイナル@渋谷AXの音源から選抜したベスト的内容のトラックに加え、ボーナストラックとして完全未発表楽曲「数え唄」と「ジェットにんぢん 2010」のスタジオ音源を収録。 |
トリビュートアルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高位 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2005年4月20日 | WHO PLAYS A GO-GO? 〜GO!GO!7188 Amateur Tribute Album〜 | CD | 中村中らアマチュアミュージシャンによる、所属事務所公式トリビュート盤。データリーフによるオンライン通販限定販売。販売終了。廃盤。 | ||
2nd | 2011年3月16日 | GO!GO!7188 Tribute - GO!GO! A GO!GO! | CD | VICB-60069 | 参加メンバーはbloodthirsty butchers、detroit7、フラワーカンパニーズ、MONGOL800、opening、POLYSICS、中村中、THE NEATBEATS、少年ナイフ、所ジョージ。 |
配信限定
- ジェットにんぢん 2010(2010年12月15日)
- 配信限定。
- 未発表、スタジオVer.
- レア コレクション オブ ゴー!ゴー!(2012年5月16日)
- 配信限定アルバム。
映像作品
- GO!GO!7188とのさまツアー2001 於: 日比谷野外音楽堂(2001年10月24日)
- ライブDVD・VHS。
- 2001年5月19日、日比谷野外音楽堂でのライブを収録。
- DVDのみアコースティックバージョンの「かみなりが鳴ってたくさん雨が降る夜」を収録。
- GO!GO!大映像祭!(2003年3月19日、オリコン55位)
- PV集DVD。
- いくつかの隠し映像あり。
- GO!GO!7188 ごんぶとツアー 日本武道館(2005年3月16日、オリコン59位)
- ライブDVD。
- 2004年12月21日に行われた初の日本武道館ライブを収録。
- 別アングルからの映像としてメンバーそれぞれにフォーカスした映像が入っている。
- GO!GO!大映像祭! (おまけ付)(2006年3月15日、オリコン191位)
- PV集DVD。
- 再リリース廉価盤。
- トールサイズパッケージ仕様、楽曲CMスポット集収録。
- 六・二一事件(2008年10月29日、オリコン21位)
- ライブDVD。
- 初回盤のみスリーブケース仕様。
- 2008年6月21日、日比谷野外音楽堂でのライブを収録。
- GO!GO!の日スペシャル アコースティック大作戦!! 〜九段下はきっと雨〜(2010年11月3日、オリコン80位)
- ライブDVD。
- "Go!!GO!GO!Go!! Tour" Live 8.7.2010 Tokyo(2011年1月19日、オリコン81位)
- ライブDVD。
ラジオ
- GO!GO!7188のallnightnippon-r(ニッポン放送、2000年〜2001年: 毎週金曜日27:00〜28:30)(放送終了)
- ヌルいトークとネタのコーナーで構成された番組。特にハガキは当時のallnightnippon SUPER!や@llnightnippon.comのハガキ職人が集結しており、レベルが高かった。
- GO!GO!7188のベイベイキン!(bayfm、2004年〜2005年: 毎週金曜日23:00〜24:00)(放送終了)
- GO!GO!7188のベイベイスイ1/2!(bayfm、2005年〜2006年: 毎週水曜日24:00〜24:30)(放送終了)
ライブ
結成当初からライブハウスを中心として多くのライブ活動を行い、ワンマンライブでは数千人規模のライブハウスを満員にする。スリーピースから紡ぎだされる迫力ある演奏と、それと正反対のユルいMCはGO!GO!独特の雰囲気を作り出している。
立ち位置は上手にユウ、下手にアッコ、中央奥にターキーとなっており、MCはアッコが中心となってしゃべる。レコ発ツアーではそのCDの曲を全て演奏することが多く、ツアーやイベントごとにTシャツやタオルなどを中心に様々なグッズが作成される。ツアー名はひらがな4文字が慣例となっており、また、ツアーではユウ直筆のアンケートが配布される。
ライブでのアンコールの掛け声は「ブッサイク!ブッサイク!」である。アッコのMCによると、「自分たちを『不細工』と言っていたことに対するお客さんの答え」だそうで、ブサイクと書いた垂れ幕でライブをやっていたところ、アッコ曰く「気の利いたお客さん」がアンコールに「ブッサイク!」と言ったのが始まりである。
主なライブを以下に示す。
- まるのみ2000(2000年12月)
- 『蛇足歩行』レコ発ツアー。
- さぶいぼ2001(2001年1月)
- 東京・大阪の2か所。
- 『蛇足歩行』レコ発ツアー。
- とのさまツアー(2001年5月)
- 全国9か所。
- 『ドタン場でキャンセル』レコ発ツアー。
- 秋の学園祭めがーねツアー(2001年10月 - 2001年11月)
- 全国10か所。
- エレキ大作戦! 蟻地獄の巻(2001年12月14日)
- 初の主催イベント。
- メンバーそれぞれのソロプロジェクトを行う。
- あらじおツアー2002(2002年1月 - 2002年3月)
- 全国14か所。
- 『魚磔』レコ発ツアー。
- もりじおNIGHT(2002年3月3日)
- 「あらじおツアー2002」の大打ち上げイベント。
- ラジオ視聴者限定ライブ。
- ぐしけんツアー白麹の巻・黒麹の巻(2002年8月)
- 東名阪の3か所。
- 『虎の穴』レコ発ツアー。
- 各所2daysで行い、1日目カバー曲のみ、2日目オリジナル曲のみで行う。
- エレキ大作戦! 毒蜘蛛の巻(2002年12月14日)
- 主催イベント。
- メンバーそれぞれのソロプロジェクトを行う。
- うまのりツアー2003(2003年3月 - 2003年4月)
- 全国15か所。
- 『鬣』レコ発ライブ。
- 九・二一事件(2003年9月21日)
- 『瑠璃色』レコ発ライブ。
- 日比谷野外音楽堂にて行われた。
- 台風の接近により開催が危ぶまれた。進路を外れたため開催にこぎつけたものの、大雨・全員カッパという珍しいライブとなった。
- エレキ大作戦! 女王蜂の巻(2003年12月20日)
- 主催イベント。
- メンバーそれぞれのソロプロジェクトを行い、ユウとアッコは主にソロアルバムから演奏を行う。
- 公開レコーディングリハーサル(2004年6月2日)
- 前半はレコーディングの様子を再現した形式、後半は通常のライブ形式で行われた。
- SHIBUYA CANNONBALL(2004年8月)
- 初のストリートライブ。
- ごんぶとツアー(2004年11月 - 2005年1月)
- 初の日本武道館公演を含む全国20か所。
- 『竜舌蘭』レコ発ツアー。
- 「東京」の後奏はユウのギターフレーズをターキーが真似する形で、即興で行われた。
- ツアー オブ やまもり(2006年3月 - 2006年4月)
- 全国18か所。
- 『ベスト オブ ゴー!ゴー!』レコ発ツアー。
- ツアー オブ とくもり(2006年5月)
- 東京・大阪の2か所。
- ファンクラブ限定ライブ。
- 1人1枚しかチケットを購入できなかった。
- みちづれツアー(2006年11月 - 2007年1月)
- 全国24か所。
- 『パレード』レコ発ツアー。
- アコースティックゾーンがあり、「かみなりが鳴ってたくさん雨が降る夜」と「大人のひみつ」のアコースティックバージョンが演奏された。
- 「Fatな彼」の歌詞の一部が各地の名産品に置き換えられた。
- アメリカTOUR(2007年3月)
- 「SXSW Japan Nite」を含む全米5都市6回公演。
- 初のアメリカツアー。
- エレキ大作戦! 〜Can You Speak English?〜(2007年4月12日)
- アメリカ凱旋ライブ。
- 日本ではこのライブでのみアメリカツアーのグッズTシャツが販売された。
- まなつのツアー(2007年7月)
- 東名阪の3か所。
- 『真夏のダンスホール』レコ発ツアー。
- アメリカTOUR(2007年8月)
- 新・エレキ大作戦 Vol.1(2007年9月)
- すごろくツアー(2007年11月 - 2008年1月)
- 全国28か所。
- 『569』レコ発ツアー。
- 「enjoy!」がテーマだった。
- 2マンTour徹子のHair(2008年5月 - 2008年6月)
- 全国12か所。
- 『虎の穴2』レコ発ツアー。
- フラワーカンパニーズ、THE BACK HORN、ミドリ、凛として時雨、MONGOL800を迎えての初の2マンツアー。
- 六・二一事件(2008年6月21日)
- 九・二一事件以来となる日比谷野外音楽堂でのワンマンライブ。
- 新・エレキ大作戦 Vol.2(2008年9月 - 2008年10月)
- おまたせツアー(2008年10月 - 2008年12月)
- 全国16か所。
- 「まだ行ったことのない場所や毎回のように行けない場所に行く」がテーマで都市部以外の県を巡るツアー。
- ねんまツアー(2008年12月)
- 東名阪(東京のみ2days)の4か所。
- ヘンテナツアー(2009年3月 - 2009年8月)
- 全国31か所。
- 『アンテナ』レコ発ツアー。
- ツアーが始まる直前、「ヘンテナツアー前哨戦パラボラナイト」と題したライブを行い、このライブは『アンテナ』『片思いファイター』『ふたしかたしか』に収録された曲のみで構成されていた。
- ツアー中、アッコの裂孔原性網膜剥離により、仙台、大阪、名古屋、東京の4公演が延期となった。
- 新・エレキ大作戦 Vol.3(2009年10月)
- GO!GO!主催イベント。
- 3日間連続で2マンライブを行い、チャットモンチー、BLACK BOTTOM BRASS BAND、BEAT CRUSADERSと対バン。
- GO!GO!7188 たこやきツアー 〜たこやきの中にたこを探して〜(2009年10月 - 2009年11月)
- 全国5か所。
- 学園祭ツアー。
- ねんまツアー09(2009年12月)
- 東京、名古屋、大阪、仙台の4か所。
- Go!!GO!GO!Go!! Tour(2010年6月 - 2010年8月)
- 全国23か所。
楽曲
- 未発表曲に「バラード」「おわらないなつやすみ」「月の光」「月の光2」がある。
- 「バラード」はまるのみ2000の後、約3年ぶりに九・二一事件で演奏され、それから約5年ぶりに六・二一事件にて演奏された。
- Viewsic(現: MUSIC ON! TV)にて、まるのみ2000(渋谷公会堂)のライブ中継が行われたが、DVD・CD化はされていない。
- 九・二一事件のDVDにも収録されていない。
- 「恋の毒薬」の歌詞にユウが思いきりバラードな曲を付け、アッコがこの歌詞はバラードじゃないと言って改めて歌詞を付けたものが「バラード」となった。
- 「おわらないなつやすみ」は「エレキ大作戦! 蟻地獄の巻」にてYOU≒ゆう(わいおーゆーほぼゆう)名義で演奏されて以来、演奏されていない。
- 「おわらないなつやすみ」はGO!GO!7188のオールナイトニッポンR放送時、休暇でハワイに行っていたユウが9・11テロの余波で帰りの飛行機が無くなり、その体験を元に作成したもの。
- 「月の光」「月の光2」はごく初期(2001年以前)に演奏されて以来、演奏されていない。
- 「バラード」はまるのみ2000の後、約3年ぶりに九・二一事件で演奏され、それから約5年ぶりに六・二一事件にて演奏された。
- 2007年11月に初の他アーティストへの楽曲プロデュースとして、歌手のmisonoへ「十人十色」を楽曲提供する。
交遊関係
- ヴォーカルのアッコはSHAKALABBITSのUKIと生年月日が1日違いであるため仲が良い。同バンドのライヴにたまに遊びにくるという。
挿話
- ジェットにんぢん
- アッコのバイト先の店長が『ジッタリンジン』を『ジェットにんぢん』と聞き間違えたことが歌詞の元ネタ。歌詞の最後に「昔流行った歌手の名前はジッタリンジン」でジッタリン・ジンの名前を出したが、それを本人に事前に歌詞を示して許諾を拒まれたのにそのまま出してしまった経緯がある。ジッタリン・ジンのボーカル春川玲子の掲示板の過去ログ(2000年8月26日付の記述)で書き込み を参照できる。そのためしばらくライブでは演奏されていなかったが、のちに共通のスタッフを通じて対面し和解した事から対バンライブを敢行。一部歌詞を変更することで了解を得た形でライヴ披露され、ジッタリンジンとも対バンライブも敢行された。ライヴアルバム「ラスト・ライヴ・ア・ゴーゴー」のボーナスディスクに「ジェットにんぢん2010」としてスタジオ収録音源が収録され歌詞は「10年越しの夢の対バン ジッタリンジン」に修正された。
脚注
注釈
出典
- ^ 「CD HITS!」2000年11月号
- ^ a b “ファンの皆様並びに関係者の皆様へ大切なお知らせ”. GO!GO!7188 OFFICIAL WEB SITE (2012年2月10日). 2013年8月7日閲覧。
- ^ GO!GO!7188、ユウ脱退に伴いバンド解散 ナタリー、2012年2月10日
外部リンク
- GO!GO!7188公式ウェブサイト「ラーフル」
- GO!GO!7188|BabeStar.net ベイブスターレーベル - FlyingStar Recordsによるアーティストページ
- Sony Music Online Japan : GO!GO!7188 - ソニー・ミュージックエンタテインメントによるアーティストページ
- GO!GO!7188 - EMIミュージック・ジャパンによるアーティストページ
- GO!GO!7188 - ビクターエンタテインメントによるアーティストページ
- GO!GO!7188 - Myspace
各メンバーのページ
- ユウ
- アッコ
- ターキー