スーパー戦隊シリーズ/history20160321

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スーパー戦隊シリーズ(スーパーせんたいシリーズ)は、1975年にスタートしたテレビドラマシリーズである。仮面ライダーシリーズウルトラシリーズと並ぶ、日本で最も人気のある特撮ヒーロー番組のシリーズのひとつであり、2006年で30作品目を迎えた大長寿シリーズである。

概要

複数のヒーローがチームを組んで戦うという作品は、アニメなど他分野においては別に大して珍しいものではないが、しかし特撮番組においては、変身ヒーローは一人で戦うべきものであるという常識が根強くあり、集団ヒーローものが製作されることは希であった。ウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズにおいて、たまに「ウルトラ兄弟」や「先輩ライダー」がかけつけ共闘する話が作られることがあり、そしてそのような回はおしなべて子供たちに人気が高かったにもかかわらず、そういった事実もあまり顧みられることはなかった。

そのような状況の下、NET系列とTBS系列のネット局腸捻転解消に伴って企画され、1975年4月に放映が始まった5人チームのヒーロー番組『秘密戦隊ゴレンジャー』は旧来の常識を打ち破り、視聴率が常時20%を超える大人気番組となった。その後も同一コンセプトに基づいた集団ヒーロー番組が次々に作られ、高い視聴率を誇る人気作品を続々と生み出し、やがてそれらは「スーパー戦隊シリーズ」と呼ばれるようになる。1979年以降は現在まで休止期間を一切おかずに作品が作られ続け、これほど成功したテレビドラマのシリーズは他に例がないと言える。

この成功を受け、本シリーズ以外にも集団で戦う変身ヒーロー番組が作られるようになった。しかし本シリーズほどの成功をおさめる作品も現れず、その意味において「スーパー戦隊シリーズ」は集団ヒーロー物の代名詞的存在となっている。

なお、シリーズに含まれる作品の範囲については異説があり、ここでは『秘密戦隊ゴレンジャー』を第一作とする呼び方に従う。

略史

  • 1975年 『秘密戦隊ゴレンジャー』放映開始。大ヒット作となり2年間(84話)放送される。
  • 1977年 後番組として『ジャッカー電撃隊』が放映。低視聴率のため打ち切り。
  • 1979年 新ジャンル作品として『バトルフィーバーJ』放映。以後常に1年1作のペースで新作が放映される。
  • 1981年 この頃「スーパー戦隊シリーズ」という名称が使われ始める。
  • 1988年 『超獣戦隊ライブマン』が、「『バトルフィーバーJ』より始まるスーパー戦隊シリーズ」の第10作記念作として放映される。
  • 1993年 『五星戦隊ダイレンジャー』がスーパー戦隊シリーズ第15作記念作として放映が開始されるが、途中で『ゴレンジャー』『ジャッカー』をシリーズに含めて「超世紀全戦隊」に変更すると発表される。
  • 1995年 『超力戦隊オーレンジャー』が超世紀全戦隊シリーズの第20周年記念作として放映。
  • 2000年 『未来戦隊タイムレンジャー』放映。『ゴレンジャー』からのシリーズを「スーパー戦隊シリーズ」という名称に再変更。
  • 2001年 『百獣戦隊ガオレンジャー』がスーパー戦隊シリーズ第25作記念作として放映。
  • 2006年 『轟轟戦隊ボウケンジャー』がスーパー戦隊シリーズ第30作記念作として放映。

作風

戦隊シリーズに属する作品の間には、『電子戦隊デンジマン』(1980年)と『太陽戦隊サンバルカン』(1981年)の関係を唯一の例外として世界観のつながりはない。作品間に共通するものは、同一のコンセプトに基づいて作られているということだけであり、そのコンセプトとは次の2点である。

  • 複数のヒーローが力を合わせて敵と戦う
  • 各戦士は色で区別されている

ヒーローは1人だけでは敵の繰り出す怪人に勝てず、メンバー全員が力を合わせてやっと勝てるというふうに強さの設定がなされることが通例であり、たとえば怪人を倒すときに用いる必殺技にも「メンバー全員のうち1人でも欠ければ繰り出すことができない」という設定が好んで用いられる。異なる性格やスキルを持つ者たちが協調し、力を合わせて困難を克服するドラマを描くのに最適な設定といえ、戦隊シリーズの大きなアピールポイントとなっている。一人のミスないしは突出した行動によってチームワークに乱れが生じた結果、任務に失敗するばかりか大ダメージを負ってしまうという話もしばしば見られる。

このようなメソッドは、旧来の「たった1人で悪に立ち向かう」というヒーロー像から大きく逸脱するものであり、それゆえ「5人がかりで戦うなど卑怯」「まるでいじめだ」という非難を浴びせられることがある。(その場合、敵の怪人もまた大勢の戦闘員を引き連れていることは無視される。)

また、各戦士のマスク・スーツは「デザインはよく似て、色だけ違う」というパターンが例外なく踏襲されている。(「追加メンバー」については、色だけが違うものもいれば、全く姿形が違うもの、更に人間とは違う存在である作品も存在するなど多種多様である。)

以上述べたようなコンセプトさえ守っていれば、あとは何をやってもよく、その自由度こそが30作もの長きにわたりシリーズを続けてくることのできた秘訣とされている。シリーズに属する作品は対象年齢の低いのもあれば高いのもあり、ハードSFを指向したのもあればファンタジーもあり、完成された戦士を描いた作品もあれば戦士の成長を描いた作品もあり……などというふうに非常にバラエティに富んでいる。(ちなみに、ファンの中には特定の一作品を名指しして「この作品こそ戦隊シリーズの最高傑作である」などと言う者もいるが、タイプの全く異なる作品を比べて優劣を論じることの無意味さについては言うまでもない。)

ただ、全体を見回した場合には、明るい作品のほうが主流であるとは言える。深刻な人間ドラマを描いた作品もあるが、基本的に勧善懲悪の図式から逸脱することはなく、視聴者の心にやりきれなさだけが残るような展開は極力避けられている。それは第一作である『秘密戦隊ゴレンジャー』が明るさいっぱいの作風で成功したという伝統を受け継いでいるということでもあるし、同じ東映によって同時期に放映された仮面ライダーシリーズメタルヒーローシリーズとの兼ね合いに起因するものでもある。

その他の特徴

キャラクターの色と役割

異なったタイプの個性的なメンバーによる団結がどのように描かれるかは、戦隊シリーズの大きな醍醐味の一つになっている。『秘密戦隊ゴレンジャー』を例にとると、各メンバーはそれぞれ以下の役割を分担すると設定されている。(ちなみにこの五類型を使って成功した先例がタツノコプロアニメ作品『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)である。)

  • 赤 リーダー
  • 青 ライバル
  • 黄 道化
  • 桃 女
  • 緑 若僧

『ゴレンジャー』がこのパターンであまりにも大きな成功をおさめたため、後続の作品にも受け継がれることになった。「ライバル」とはいっても協調性のあるサブリーダーであったり、女が二人の場合は「道化」→「陽気な方の女」、「女」→「可憐な方の女」と読み替えたりと、若干のバリエーションを交えながら、長らく戦隊メンバーにおけるこの五類型は有効であった。作品数が増えパターン破りの試みがなされることが多くなるに従って、当てはめるのが難しい作品も増えてきてはいる。しかしそれでも戦隊を構成する各メンバーが、それぞれ自分に与えられた役割分担をこなすことによってチームワークが維持されるという構図自体は、変わらず続いている。

どの色がどの役目と結びつくかは、『ゴレンジャー』のパターンを踏襲することが多いが、他の役目と結びつくこともある。『大戦隊ゴーグルファイブ』以降「黒」が戦士の色として台頭してきた際には「ライバル」と結びつくことが多く、その際「青」は「若僧」にスライドさせられる。以降「黒」は「ライバル」のイメージが強まった。「若僧」は無邪気で明るく、長官やリーダーに対しやや粗相を見せるキャラクターとして描写される。

特別な地位を占めているのは「赤」である。この色だけは、すべての戦隊で常に中心メンバーの役割を負っている。「リーダー」でないレッドも存在しているが、しかしそれは、リーダーシップを発揮して他のメンバーを束ねて引っ張っていく代わりに、1人で勝手に突き進んでそれに他のメンバーがついていき結果的に他のメンバーを引っ張ることになるというふうに、結局はメンバー全員の中で最も中心的役割を果たすことになる。(劇中で正式に「リーダーではない」と明言されたレッドが登場するのは『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年)であるが、リーダーシップに欠ける切り込み隊長型レッドは80年代後半あたりからすでに散見される。)

なお、「黄」といえばゴレンジャーにおけるキレンジャーを典型とする「デブ」「大食らい」というイメージを持っている人は多いが、そのようなイエローは歴代戦隊のなかでもたった3人(「ゴレンジャー」を除いては「ゴーグルファイブ」と「ジェットマン」のみ2006年時点)しかおらず、ヒロインに当てられること(「バイオマン」「フラッシュマン」など)も多かったりするなど、多彩なキャラクターを内包しているというのは戦隊シリーズに関する「意外な豆知識」の筆頭と言えるであろう。

戦隊ヒロイン

スーパー戦隊シリーズを画期的な存在たらしめた大きな特徴の一つに、女性メンバー(いわゆる戦隊ヒロイン)の存在を挙げることができる。

それ以前は特撮ヒーロー番組が「小さな男の子が見るもの」という枠を破ることがなかったのに対し、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)に登場したモモレンジャーは女児から、『大戦隊ゴーグルファイブ』(1982年)のゴーグルピンクは中高生からそれぞれ熱烈な支持を受けた。いずれも当時は視聴対象として全く想定されていなかった層である。これは、その後戦隊シリーズが(ひいてはヒーロー番組全体が)作風の幅を広げて視聴者層を拡大していく、その先がけをなすものであったと言うことができる。

それ以前のヒーロー番組においては、戦うのは男の仕事であり女の役目はそれをサポートすることであるという性役割が牢固として存在していた。たまに女戦士のキャラクターが出るとすれば、それは男性主人公の格下パートナーという形でしかありえず、そのさい番組名はたいてい男性主人公の名前と一致する。体格・腕力に性差というものが存在する以上、それは自然なことだったのではあるが、しかしいくら魅力的な女性キャラクターを出したところで、いざ戦闘が開始されれば男の強い力に頼らなければ何も出来ない無力な存在にならざるをえない、そのことに対する不満が存在していたことを明るみに出したのが、戦隊シリーズにおいて初めて登場した「男と対等に戦う女戦士」の存在であったといえる。戦隊ヒロインたちは「5人の中では最も戦闘能力が低い」と設定されることがしばしばではあったが、しかし5人全員がそろわなくては必殺技を繰り出すことができない(つまり男4人だけで敵を倒すことはできない)以上、それはあくまで男と対等・同格なのである。(#作風も参照のこと。)

元来「男の世界」たるヒーロー番組において、なぜ戦隊シリーズだけがこのような存在を許容しえたのかと言えば、それは戦隊内において「女」というのは「役割」の名前でもあったからである。(#キャラクターの色と役割も参照。)リーダーがリーダーの役割を果たし、道化が道化の役割を果たす、それと同じ意味で、女は女の役割、つまり他のメンバーをいたわったり、場に華やいだ雰囲気をもたらすという役割を担わされたのであり、そのような「やさしさ・かわいらしさ」による貢献を果たすことによって初めて、女は男と対等の立場にいることを許されたと言えるかもしれない。

すなわちそれは「女らしくなさ」と「女らしさ」という、2つの相矛盾した点を同時に併せ持つことによって誕生したものであり、その矛盾こそが戦隊ヒロインという存在に独特の魅力を与えもし、また場合によっては足枷となることもあったのである。

戦隊ヒロインは「おおぜいの男の中の女1人」であるという条件の下に誕生しえたものであり、その意味で『超電子バイオマン』(1984年)で初めて導入された「女性二人」は、単に人数が増えたというにとどまらぬ、戦隊ヒロインの枠組みそのものを揺るがす画期的な企てであったと言うことができよう。結果はといえば、これでより一層幅の広いヒロイン像を打ち出すことができるはずと作り手が意気込んだ割には視聴者の反応は賛否に分かれ、紅二点制は4年続いたのちまた1人に戻り、その後は1人になったり2人になったりを繰り返しながら現在に至っている。

巨大ロボ戦

バトルフィーバーJ』以降、巨大ロボ戦が登場するようになる。

「等身大戦で敵怪人に致命傷を与える→怪人が何らかの手段(幹部の支援によるものが比較的多い)で巨大化→(多くの場合複数のメカが合体して完成する)巨大ロボを操縦して怪人に最終的なとどめを刺す」というのが基本フォーマットであるが、他にもいろいろバリエーションが存在する。

巨大ロボット(作品によってはロボットではなく、巨大な生命体として設定される場合もある)は毎年の玩具展開上の中心的位置に存在している。

世間一般への浸透

メインターゲットは子供(特に男児)であるが、『バトルフィーバーJ』以降は一度の休止期間も無く続いている長期シリーズであるためそれ以外の層への浸透もみられる。

大戦隊ゴーグルファイブ』放映以来ヒロインに高年齢層の男性ファンが多くつき、『未来戦隊タイムレンジャー』放映以後数年は甘いマスクの新人俳優を多く起用したことで「イケメンブーム」とメディアに称される現象が見られた。イケメンブームはほぼ同時期に放映された平成仮面ライダーシリーズの影響もあって、それまで熱心な特撮ファンというわけでは無かった若い女性や子供の母親のような新たな視聴者層も開拓することになった。(過去の作品においても、ヒーローやライバル悪役に高年齢層女性ファンの人気が集中する現象はたびたびあったが、あくまでも同人誌等を中心とした盛り上がりであり、漫画やアニメにおけるファン活動の延長線上のものであった。)

最近ではこのように番組出演が多くの人々の注目を集めること、更に1年間1つの役を演じることが出来る(他にはNHKの大河ドラマくらいである)ことから若手役者や駆け出しのタレントにとっては出世への踏み台とも認知され、大手プロダクションなどからも注目されているせいかオーディションの競争率も高い。

海外展開

日本以外でも放映されている。

1992年からはアメリカに輸出、『パワーレンジャー』 (Power Rangers) シリーズとして放映された。これは特撮や殺陣のパートのみ日本で撮影されたものを流用し、ドラマ部分を現地の俳優・スタッフで再撮影したものである(それに伴い設定やストーリーも改変されている)。玩具展開も併せて行ったところ(アメリカの児童層には従来のヒーロー像をくつがえすものとして)好評となり現在もシリーズは継続中である。

『ゴレンジャー』『ジャッカー』はシリーズに含まれるのか

秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』はスーパー戦隊シリーズに含まれるのか含まれないのかが、ファンの間で議論になることがある。これは『バトルフィーバーJ』(1979年)が誕生した過程に起因している。

スパイダーマン』(1978年)から「等身大ヒーローが巨大ロボの操縦もする」という要素を、『ゴレンジャー』『ジャッカー』から「集団ヒーロー」という要素をそれぞれ継承しドッキングさせた新ジャンル作品、そういう位置づけで製作されたのが『バトルフィーバーJ』である。またこの作品は、『スパイダーマン』に続くマーベル・コミック・グループとの提携作品として企画されたということもあり、そのためヒーローデザインのコンセプトも石森章太郎(石ノ森章太郎)原作である『ゴレンジャー』『ジャッカー』との違いが目立っている。しかし翌年の『電子戦隊デンジマン』(1980年)は、番組名に“戦隊”が入り各戦士が色で区別されるなど『ゴレンジャー』の流れをくむ作品であるという面が色濃く打ち出され、その方針が後続の作品に継承されることになった。

つまり、『バトルフィーバーJ』からシリーズが始まったのか、『ゴレンジャー』から始まったシリーズが途中で巨大ロボ戦という新要素を加えて継続したのか、どちらの解釈に分があるとも言えず、ファンの間でも意識は分かれ、出版物やビデオといった商品においても扱いはまちまちであった。東映としてはどちらの解釈を採るかを正式に表明したことも何度かあったが(#略史参照)、その東映自身がそれに従わず、二種類のグッズを出し続けるという有様であった。

現在では公式見解に基づき『ゴレンジャー』を第一作と考えるファンが大勢を占めているが、「第一作は断固として『バトルフィーバーJ』である」という見解を墨守しているファンも存在している。

変身メンバーを2度演じた役者

その他

「スーパー戦隊シリーズ」は「戦隊シリーズ」「戦隊もの」という略称で呼ばれることもあるが、用法に若干の揺れがある。本シリーズが集団ヒーロー物としてあまりにも成功してしまったため、集団ヒーロー物でありさえすれば何でもかんでも本シリーズに属する作品だと勘違いされ、「戦隊もの」と呼ばれてしまう傾向が存在している。もっとも「戦隊」という言葉自体は普通名詞なので、日本語として間違っているというわけでもない。

ちなみに「戦隊」という語は1988年バンダイにより商標として登録されている。

テレビシリーズ

放送日と放送話数

戦隊名 放送日/放送話数 通算話数
1 秘密戦隊ゴレンジャー 1975年4月5日 - 1977年3月26日/全84話 84話
2 ジャッカー電撃隊 1977年4月2日 - 12月24日/全35話 119話
3 バトルフィーバーJ 1979年2月3日 - 1980年1月26日/全52話 171話
4 電子戦隊デンジマン 1980年2月2日 - 1981年1月31日/全51話 222話
5 太陽戦隊サンバルカン 1981年2月7日 - 1982年1月30日/全50話 272話
6 大戦隊ゴーグルファイブ 1982年2月2日 - 1983年1月29日/全50話 322話
7 科学戦隊ダイナマン 1983年2月5日 - 1984年1月28日/全51話 372話
8 超電子バイオマン 1984年2月4日 - 1985年1月26日/全51話 423話
9 電撃戦隊チェンジマン 1985年2月2日 - 1986年2月22日/全55話 478話
10 超新星フラッシュマン 1986年3月1日 - 1987年2月21日/全50話 528話
11 光戦隊マスクマン 1987年2月28日 - 1988年2月20日/全51話 579話
12 超獣戦隊ライブマン 1988年2月27日 - 1989年2月18日/全49話 628話
13 高速戦隊ターボレンジャー 1989年2月25日 - 1990年2月23日/全51話 679話
14 地球戦隊ファイブマン 1990年3月2日 - 1991年2月8日/全48話 727話
15 鳥人戦隊ジェットマン 1991年2月15日 - 1992年2月14日/全51話 778話
16 恐竜戦隊ジュウレンジャー 1992年2月21日 - 1993年2月12日/全50話 828話
17 五星戦隊ダイレンジャー 1993年2月19日 - 1994年2月11日/全50話 878話
18 忍者戦隊カクレンジャー 1994年2月18日 - 1995年2月24日/全53話 931話
19 超力戦隊オーレンジャー 1995年3月3日 - 1996年2月23日/全48話 979話
20 激走戦隊カーレンジャー 1996年3月1日 - 1997年2月7日/全48話 1027話
21 電磁戦隊メガレンジャー 1997年2月14日 - 1998年2月15日/全51話 1078話
22 星獣戦隊ギンガマン 1998年2月22日 - 1999年2月14日/全50話 1128話
23 救急戦隊ゴーゴーファイブ 1999年2月21日 - 2000年2月6日/全50話 1178話
24 未来戦隊タイムレンジャー 2000年2月13日 - 2001年2月11日/全51話 1229話
25 百獣戦隊ガオレンジャー 2001年2月18日 - 2002年2月10日/全51話 1280話
26 忍風戦隊ハリケンジャー 2002年2月17日 - 2003年2月9日/全51話 1331話
27 爆竜戦隊アバレンジャー 2003年2月16日 - 2004年2月8日/全50話 1381話
28 特捜戦隊デカレンジャー 2004年2月15日 - 2005年2月6日/全50話 1431話
29 魔法戦隊マジレンジャー 2005年2月13日 - 2006年2月12日/全49話 1480話
30 轟轟戦隊ボウケンジャー 2006年2月19日 - -

2006年夏には通算放送回数が1500回目を達成した(轟轟戦隊ボウケンジャーのTask.20/第20話が放送された2006年7月16日が通算1500話となっている)。

補足

原則として作品は、2月中旬に始まり、翌年2月上旬に終わる。(これは玩具の商品展開を考慮してのことと思われる)

  • 放送期間の例外:『ゴレンジャー』は2年間、『ジャッカー』は9ヶ月間の放送期間であった。
  • 放送開始・終了時期の例外
『バトルフィーバー』から『バイオマン』までは2月開始、翌年1月終了。
『フラッシュマン』、『ファイブマン』、『オーレンジャー』、『カーレンジャー』は3月開始、翌年2月終了。

放映時間

かつては毎週土曜19:30 - 20:00(ネットチェンジでTBS系に移動した仮面ライダーシリーズの後枠として)、毎週土曜18:00 - 18:30(のち18:25、大阪だけ『部長刑事』放送に伴った変則編成で金曜17:30 - 18:00(のち - 17:55)に遅れ放送)、毎週金曜17:30 - 17:55に放映されていたが、1997年の『電磁戦隊メガレンジャー』第8話以降は、キー局の夕方ニュース枠の拡大や夏の高校野球のため、毎週日曜7:30 - 8:00に放送時間を変更して放送されている。

特番等による放送休止

1997年『メガレンジャー』の第8話より、それまでの金曜夕方5時30分開始という放送時間が現在の日曜朝7時半開始に変更されたが、それ以降、毎年6月第3週はアメリカのゴルフ男子4大メジャーの第2戦目の「US OPEN中継」を、毎年6月第4週(2006年は7月第1週)は世界のゴルフ女子4大メジャーの第3戦目の「US.W.OPEN中継」を其々中継する関係で放送を休止する。年によって、年末年始は特番の為、休止する事もある。

1989年1月7日には昭和天皇崩御に伴う報道特番を放送した為、その日の放送予定だった「ライブマン」を休止し、放送出来なかった分は翌週に放送された。

1997年の11月には「27時間チャレンジテレビ」を放送した関係で「メガレンジャー」を休止した。

本シリーズを放映しているネット局

放送時間・放送局の異動

  • 福島放送…早朝に『サンバルカン』以外のシリーズ再放送が、ネット局で唯一行われていた(現在は行われていない)。
  • 新潟県…『ゴレンジャー』から『サンバルカン』途中までは新潟放送で放送。『サンバルカン』途中から新潟総合テレビにネット移行。『ダイナマン』途中から新潟テレビ21へ移行し同時ネット。
  • 石川県…当初から北陸放送にて放送され、『チェンジマン』途中の1985年9月に石川テレビに移行するも、途中でシリーズ自体の放映が打ち切られ、以後数年間シリーズ自体の放映を途絶えてしまったが、『ジェットマン』途中の1991年10月に北陸朝日放送が開局し放送が復活した(通年放送は『ジュウレンジャー』から)。
  • 長野県…『ゴレンジャー』から『デンジマン』途中までは長野放送で放送。『デンジマン』途中からテレビ信州にネット移行し同時ネット。『ジェットマン』途中から長野朝日放送へ移行。
  • メ~テレ…『ゴレンジャー』から『ジャッカー』第22話までキー局から4日遅れの水曜19:00~19:30に放送(1975年4月9日~1977年9月14日まで)、第2話の再放送を挟んで1977年10月1日から同時ネットとなった。この間同局では本来の放送時間である土曜19:30~20:00はローカル枠扱いで(1973年3月までの中京テレビとのダブルクロスネットの名残と考えられる)、外国テレビ映画『走れスキッピー』(1976年3月27日まで)→『霊感ヤマカン第六感』(1976年4月3日~9月17日。9月28日からABCと同時ネット)を放送していた。このため当時NETテレビ系列で水曜19:00~19:30に放送していた『宇宙の騎士テッカマン』は遅れネットで放送されたが、日曜11:00~11:30→金曜16:00~16:30→土曜17:15~17:45と放送時間を転々としていた。
  • 朝日放送…スタート当時から金曜日夕方5時30分 - 6時まで(25分間編成に変更後は5時55分まで)の時間帯において、遅れネットをしていた(本来のネットの枠が、ローカルドラマ『部長刑事』などに差し替えられていた為の措置だった【前後の番組も遅れ若しくは先行ネット】。)。1989年10月の改編で、『ターボレンジャー』途中から金曜日夕方に編成したまま同時ネットになった。
  • 鳥取県・島根県…『ゴレンジャー』と『ジャッカー』は山陰中央テレビで、『BFJ』から日本海テレビで放送。『ターボレンジャー』途中の1989年10月、山陰中央テレビ日本海テレビがそれぞれ本来のネットワークの正式マストバイ化により、再度山陰中央テレビにネット移行し、今日に至っている。
  • テレビ高知…1998年3月に、遅れネットだった『メガレンジャー』途中で放映打ち切り。視聴者からの反響が大きかったためか、1クールの休止を経て、同年7月に『ギンガマン』の初回(他のネット局と異なり15~20週ほど遅れ)を放送して再開。再度47都道府県全てで戦隊シリーズの視聴が可能になった。一時期は『ゴーゴーファイブ』と『タイムレンジャー』を並行編成で放映していたこともあった。
  • 熊本県…『ゴレンジャー』と『ジャッカー』は熊本放送(TBS系列)で放送。『BFJ』からテレビ熊本(フジテレビ系列)に移行。『ターボレンジャー』途中から熊本朝日放送へ移行し同時ネット。
  • 沖縄県…『ゴレンジャー』と『ジャッカー』は沖縄テレビで放送。『BFJ』から琉球放送に移行。『オーレンジャー』途中から琉球朝日放送へ移行し同時ネット。

その他

  • 『ダイナマン』以降、最終回前後では変身前を演じている役者達が自らスーツに入って演技すること、スーツアクターの面々が普通に俳優として登場することが恒例になっている。
  • 『ジェットマン』以降、毎年恒例のクリスマスエピソードを導入。
  • 『メガレンジャー』以降、年末に総集編を行うのが恒例になっている。(一部の番組は放映しない場合もある。)   
  • 『ハリケンジャー』以降、京都ロケを行うことが恒例となっている。
  • 『デカレンジャー』以降、旧戦隊のエンディング後と新戦隊予告の間のスポンサーテロップの場面で、旧戦隊と新戦隊のレッド同士が、握手または、通信機等で連絡するなどをして、バトンタッチする場面が放映されている。


劇場版

  • 秘密戦隊ゴレンジャー(1975年7月26日公開)テレビシリーズ第6話再編集版
  • 秘密戦隊ゴレンジャー 青い大要塞(1975年12月20日公開)テレビシリーズ第15話再編集版
  • 秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!(1976年3月20日公開)テレビシリーズ第36話再編集版
  • 秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン!(1976年7月18日公開)
  • 秘密戦隊ゴレンジャー 火の山最後の大噴火(1976年12月18日公開)テレビシリーズ第54話再編集版
  • ジャッカー電撃隊(1977年7月17日公開)テレビシリーズ第7話再編集版
  • ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー(1978年3月18日公開)
  • バトルフィーバーJ(1979年7月21日公開)テレビシリーズ第5話再編集版
  • 電子戦隊デンジマン(1980年7月12日公開)
  • 太陽戦隊サンバルカン(1981年7月18日公開)
  • 大戦隊ゴーグルファイブ(1982年3月13日公開)
  • 科学戦隊ダイナマン(1983年3月13日公開)公開後、短縮版をテレビシリーズ第32話として放送
  • 超電子バイオマン(1984年7月14日公開)
  • 電撃戦隊チェンジマン(1985年3月16日公開)
  • 電撃戦隊チェンジマン シャトルベース! 危機一髪! (1985年7月13日公開)
  • 超新星フラッシュマン(1986年3月15日公開)
  • 超新星フラッシュマン 大逆転! タイタンボーイ(1987年3月14日)テレビシリーズ第15話 - 第18話再編集版
  • 光戦隊マスクマン(1987年7月18日公開)
  • 高速戦隊ターボレンジャー(1989年3月18日公開)
  • 五星戦隊ダイレンジャー(1993年4月17日公開)
  • 忍者戦隊カクレンジャー(1994年4月16日公開)
  • 超力戦隊オーレンジャー(1995年4月15日公開)
  • 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える(2001年9月22日公開)
  • 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIE(2002年8月17日公開)
  • 爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中! (2003年8月16日公開)
  • 特捜戦隊デカレンジャーTHE MOVIE フルブラスト・アクション(2004年9月11日公開)
  • 魔法戦隊マジレンジャーTHE MOVIE インフェルシアの花嫁(2005年9月3日公開)
  • 轟轟戦隊ボウケンジャーTHE MOVIE 最強のプレシャス(2006年8月5日公開予定)

オリジナルビデオ

1995年以降、その年度のスーパー戦隊が前年の戦隊と共演をするオリジナルビデオが毎年発売されている。 詳細はスーパー戦隊Vシネマを参照のこと。

野劇

スーパー戦隊シリーズと後楽園ゆうえんちとの関係

スーパー戦隊シリーズと後楽園ゆうえんちとの関係は、1975年の仮面ライダーストロンガーショーの終盤公演から秘密戦隊ゴレンジャーが登場したのが最初。その翌年からゴレンジャーを最初とするスーパー戦隊シリーズのヒーローショーがスタートした。

但し1978年は、シリーズが中断扱いだったため後楽園ゆうえんちのオリジナルヒーローで後に特撮番組化されたレッドタイガーがメインとなっている。

1979年のバトルフィーバーJショーが開始された頃に、後楽園ゆうえんちがスーパー戦隊シリーズのTVスポンサーになり、番組内でヒーローショーのCMが放送されるようになった。以後、1984年の超電子バイオマンショーから人気声優の神谷明がCMのナレーションを担当するようになり、1992年の恐竜戦隊ジュウレンジャーショーからフィルムから現在のビデオ撮りのCMとなった。「後楽園ゆうえんちで、僕と握手!」のキャッチコピーは有名である。

但し、後楽園ゆうえんちのCMは東京以外の地区では放映しておらず、その代わりに北海道、静岡、東海、関西地区では後楽園ホテルのCMを放映している(なお、関西すなわち朝日放送では2000年頃(?)までは大阪後楽園ホテル(2001年にハートンホテルに譲渡され閉鎖)のCMが放映されていたが、同ホテル閉鎖に伴い東京ドームホテルのCMに移行した。往年の大阪後楽園ホテルでも年3回程スーパー戦隊が登場するディナーショーが行われていた)。ちなみに、岡山以西の系列局では大分県にある城島後楽園遊園地のCMになる。

後楽園ゆうえんちによるスーパー戦隊シリーズの関係は、後楽園ゆうえんちが東京ドームシティアトラクションズに変わった今でも続いている。

メディアミックス作品

コミカライズ

幼年向け雑誌における連載漫画の作画者

  • 小学館「小学一年生」
    • 秘密戦隊ゴレンジャー (山田ゴロ、全24話)
    • ジャッカー電撃隊 (石川森彦、全xx話)
    • バトルフィーバーJ (石川森彦、全xx話)
    • 超新星フラッシュマン (石川森彦、全xx話)
  • 小学館「小学二年生」
    • 秘密戦隊ゴレンジャー (細井雄二、全xx話)
    • ジャッカー電撃隊 (細井雄二、全xx話)
  • 小学館「小学三年生」
  • 小学館「小学五年生」
    • 秘密戦隊ゴレンジャー (石森章太郎、全xx話)
  • 小学館「てれびくん
    • ジャッカー電撃隊 (石川森彦、全xx話)
    • バトルフィーバーJ (石川森彦、全xx話)
    • 電子戦隊デンジマン (シュガー佐藤、全xx話)
    • 太陽戦隊サンバルカン (シュガー佐藤、全xx話)
    • 超電子バイオマン (おちよしひこ、全1話)
    • 電撃戦隊チェンジマン (おちよしひこ、全xx話)
    • 超新星フラッシュマン (おちよしひこ、全xx話)
    • 光戦隊マスクマン (おちよしひこ、全xx話)
    • 超獣戦隊ライブマン (おちよしひこ、全xx話)
    • 高速戦隊ターボレンジャー (おちよしひこ、全xx話)
    • 地球戦隊ファイブマン (おちよしひこ、全xx話)
    • 恐竜戦隊ジュウレンジャー (田仲てつお、全xx話)
    • 五星戦隊ダイレンジャー (田仲てつお、全xx話)
    • 忍者戦隊カクレンジャー (上山徹郎、全xx話)
    • 激走戦隊カーレンジャー (上山道郎、全xx話)
    • 電磁戦隊メガレンジャー (上山道郎、全xx話)
  • 講談社テレビマガジン
    • バトルフィーバーJ (津原義明、全xx話)
    • 電子戦隊デンジマン (津原義明、全xx話)
    • 太陽戦隊サンバルカン (津原義明、全xx話)
    • 大戦隊ゴーグルファイブ (津原義明、全xx話)
    • 科学戦隊ダイナマン (津原義明、全xx話)
  • 黒崎出版徳間書店テレビランド
    • 秘密戦隊ゴレンジャー (石川森彦 → やまと虹一、全xx話)
    • ジャッカー電撃隊 (やまと虹一、全xx話)
    • バトルフィーバーJ (細井雄二、全13話)
    • 電子戦隊デンジマン (細井雄二、全13話)
    • 太陽戦隊サンバルカン (細井雄二、全xx話)
    • 大戦隊ゴーグルファイブ (細井雄二、全xx話)
    • 科学戦隊ダイナマン (細井雄二、全xx話)
    • 超電子バイオマン (細井雄二、全xx話)
    • 電撃戦隊チェンジマン (細井雄二、全xx話)
    • 超新星フラッシュマン (細井雄二、全xx話)
    • 光戦隊マスクマン (細井雄二、全xx話)
    • 超獣戦隊ライブマン (細井雄二、全13話)
    • 高速戦隊ターボレンジャー (細井雄二、全13話)
    • 五星戦隊ダイレンジャー(塚田秀一郎、全話XX話)
    • 忍者戦隊カクレンジャー (塚田秀一郎、全xx話)
    • 超力戦隊オーレンジャー (大門アキラ、全xx話)
    • 激走戦隊カーレンジャー (南部鉄鬼、全xx話)

オリジナル漫画

  • ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ (石森章太郎、小学館「週刊少年サンデー」連載)
  • 鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて(ふじいあきこバンダイ「Bクラブ」連載)
  • 百獣戦隊ガオレンジャー VS 秘密戦隊ゴレンジャー (犬木栄治、小学館「てれコロコミック」)
  • アバレンジャー外伝 若草のフリージア 完全版 (漫画:和田龍、脚本:荒川稔久、角川書店「特撮エース」)

小説

  • ジェットマン(井上敏樹、小学館スーパークエスト文庫、全3巻)

その他関連商品

ゲーム

2006年2月からは『秘密戦隊ゴレンジャー』から『轟轟戦隊ボウケンジャー』までの30戦隊が登場するトレーディングカードゲームレンジャーズストライク』が発売されている。

CD

現在(2006年)ゴレンジャーからのCDが復刻され発売している。

関連項目

参考作品

源流にあたる先行作品

類似コンセプト作品

パロディ作品

作品単体のもの。50音順。

DAICON FILM作品。『DAICON4』プロモーション活動の一環として制作。
北海道のローカル番組『モザイクな夜V3(水曜どうでしょうの前身)』の企画から独立し、『ドラバラ鈴井の巣』作品へ。
スーパー戦隊シリーズを意識した漫画作品。
週間少年マガジンで連載されていたドラゴンボイスに登場するアイドルグループBEATMENが扮する戦隊。西山優里子氏作。
m.o.e.が制作した戦隊ものアニメ。制作過程を描いた『ヒットをねらえ!』『LOVE?LOVE?』と合わせて「変身3部作」と呼ばれる。
スーパー戦隊シリーズを意識した漫画作品。
スーパー戦隊シリーズを意識したメディアミックス作品。百獣戦隊ガオレンジャーとは全く無関係。
スーパー戦隊シリーズを意識したメディアミックス作品。
スーパー戦隊シリーズを意識したメディアミックス作品。
セガサターンでかつて発売されていたゲームソフトのタイトルとその作品に登場する戦隊もの。
セガサターンでかつて発売されていたゲームソフトのタイトルとその作品に登場する戦隊もの:Vはローマ数字の5。

CM

カルビーかっぱえびせんのCMに登場する3人の男の子。
キリンビバレッジ清涼飲料水アミノサプリ』のテレビCMに登場するキャラクター。ゴレンジャーがモデル。

楽曲

声優宮村優子が、スーパー戦隊シリーズ好きが高じて自身のアルバムで発表した楽曲。島本和彦による漫画版も存在する。ちなみに宮村優子は救急戦隊ゴーゴーファイブに出演。
  • スマイル戦士音レンジャー
SMAPが「音松くん」の名義で出したシングル。フジテレビ系列『夢がMORIMORI』イメージソング。
アップフロントハロー!プロジェクトの期間限定ユニット「後浦なつみ」〔後藤真希松浦亜弥安倍なつみのトリオ〕のシングル。04年度の歌番組の出演時にしばしば『デカレンジャー』とのコラボレーションによる殺陣シーンが見られたため、「スーパー戦隊シリーズ公認」を主張。

その他パロディ

作品などの一部として登場するもの。50音順。

いちご新聞の1997年1月号の『いちごLetters』の「いちごイラスト展」に掲載された堀越保作画のいちごメイトのイラスト。
作中に登場する『機動戦隊バトルレンジャー』のさらにパロディ。ちなみに初登場回の脚本は後に魔法戦隊マジレンジャーのメインライターになる前川淳
  • お受験戦隊 嵐(アイドルグループ
  • 学園戦隊セイギマン(『ウイングマン』)
  • 学徒戦隊オーリンジャー(『先輩とぼく』)
  • カジオー戦隊オノレンジャー(ゲーム『スーパーマリオRPG』)
  • 環境戦隊エコレンジャー/侍戦隊ブシレンジャー/超空戦隊スターレンジャー/神聖戦隊ブツレンジャー/海洋戦隊シーレンジャー(『無敵看板娘』)
主要人物の太田がハマっている劇中架空の特撮ドラマで、毎年律儀に交代していく。また「エコレンジャー」ではグリーンがリーダー格で、「シーレンジャー」ではメンバー全員が同じ青で統一されたりと、戦隊ものでは非常に珍しい。
  • 記憶喪失戦隊思い出せんジャー(『ケロロ軍曹』)
  • キケン戦隊カクカクレンジャー、ミカン戦隊オレンジャー(『地獄先生ぬ~べ~』)
  • 機動戦隊バトルレンジャー(『おジャ魔女どれみ』シリーズ)
当初は戦隊を名乗りつつもレッド(バトルレッド)のみの登場だったが、2度目には残りのメンバー+コマンダーホワイトが登場した。後番組は「機動戦隊バトルレンジャーV」。また『ふたりはプリキュア』でも主人公のなぎさが子供の頃にこの番組を観ていたという台詞がある。
上記「恋愛戦隊シツレンジャー」とは無関係
SUPER BELL"Zが扮する鉄道関連イベントに登場する架空のヒーロー。モチーフは西武鉄道の特急レッドアロー号。また、そのテーマ曲を収めたシングル。類似キャラクターにつくばエクスプレスをモチーフにした軌道刑事ツクバンなどもあり。
コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)の音楽ゲーム『ポップンミュージック5』に登場する戦隊もののテーマ曲、およびその担当キャラクター(ただしリーダーの赤城隆之がメインとなっている)。歌唱は石原慎一。ゲームの公式サイトにスーパー戦隊シリーズを意識した詳細な設定も用意されている[1]
  • フィーバー戦士ポップン14(ゲーム『pop'n music』)
コナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム『ポップンミュージック14 FEVER!』に登場するヒーロー。ポップンファイブの後番組という設定で、メンバーが14人もいる。ゲームのイベントのテーマ曲としてオープニングとエンディング、ロボのテーマ曲を収録。
専用ロボが主人公兄弟の弟である。
ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)の音楽ゲーム『太鼓の達人』シリーズ(業務用・プレイステーション2など)に登場する戦隊もの。歌唱は谷本貴義。その他、関連曲として「メカデス。」「合体! ドンレンジャーロボ」などがある。

その他

主人公が複数いることで物語を作りやすく、特撮ヒーロー番組の中でも馴染みやすい存在であることから、近年ではこれらのシリーズを模したオリジナルのキャラクターを、地方自治体やボランティア団体等が制作し「ローカルヒーロー」や「ご当地ヒーロー」として活動するケースがある。

外部リンク