ガンダムビルドダイバーズ
『ガンダムビルドダイバーズ』(英: Gundam Build Divers、略:GBD)は、2018年4月3日よりテレビ東京系列ほかにて放送中の日本のテレビアニメ。「ガンダムシリーズ」に登場する兵器のプラモデル「ガンプラ」を用いた「ガンプラバトル」を題材としており、過去に放送された『ガンダムビルドファイターズ (GBF)』や『ガンダムビルドファイターズトライ (GBF-T)』と合わせて「ガンダムビルドシリーズ」と総称される[1]。
ガンダムビルドダイバーズ | |
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ジャンル | SF、ホビー、ロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 綿田慎也 |
シリーズ構成 | 木村暢 |
キャラクターデザイン | ハラカズヒロ(原案) 戸井田珠里 |
メカニックデザイン | 大河原邦男、海老川兼武 阿久津潤一、石垣純哉 形部一平、寺岡賢司 寺島慎也、柳瀬敬之 鷲尾直広 |
音楽 | 木村秀彬 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | テレビ東京、サンライズ 創通 |
放送局 | テレビ東京系列ほか |
放送期間 | 2018年4月3日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
製作
企画 | サンライズ |
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原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 綿田慎也 |
シリーズ構成 | 木村暢 |
キャラクターデザイン原案 | ハラカズヒロ |
キャラクターデザイン | 戸井田珠里 |
メカニックデザイン | 大河原邦男、海老川兼武 阿久津潤一、石垣純哉 形部一平、寺岡賢司 寺島慎也、柳瀬敬之 鷲尾直広 |
アクション監督 | 大張正己 |
チーフメカアニメーター | 久壽米木信弥、宇田早輝子 |
美術デザイン・美術監督 | 益田健太 |
色彩設計 | 菊地和子 |
撮影監督 | 呉島春陽、杉山大樹 |
編集 | 野尻由紀子 |
音響監督 | 明田川仁 |
音楽 | 木村秀彬 |
音楽プロデューサー | 木村憲一郎、山田智子 |
エグゼクティブプロデューサー | 出原隆史、小形尚弘 |
プロデューサー | 高林庸介、小川正和 |
制作協力 | ADK |
企画協力 | BANDAI SPIRITS ホビー事業部 |
製作 | テレビ東京、創通、サンライズ |
経緯・スタッフィング
本作は、『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』や『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』が一段落ついたことを受けて立ち上げられた作品であり、「登場人物が自分のガンプラを操縦して戦う」という基本要素以外は、前2作とはストーリーが連続しない別作品として制作されている。これには、『GBF』企画時の狙いであった「ガンプラに触れたことのない新規層に作品を見てもらう」ことを再び目的にしていることが背景にある[4]。
また、スタッフ面では、監督や多くのメカニックデザイナーが『GBF-T』より続投する一方で、前2作の主要スタッフだった黒田洋介[注 1]の意見に鑑みて、シリーズ構成に木村暢、メインの作画陣に若いアニメーターを起用するなど入れ替えも図られている[4]。
そのほか、話によっては前2作と同様に原典作品の演出スタッフが参加し、原典作品での描写に沿った演出を盛り込んでいる。
作風・演出
前2作では現実世界で行われる対戦競技だったガンプラバトルが、本作では仮想世界で行われるオンラインゲームとして描かれることが決定的な違いとして挙げられる[5]。この設定は、スマートフォンやソーシャルゲームが浸透した新規ユーザーの目にガンプラを未来的かつ魅力的に映す狙いがあり、漫画『プラモ狂四郎』のプラモシミュレーションのようなシステムの方が、前2作のプラフスキー粒子のようなファンタジー寄りの技術よりも現実的であるという考えにもとづいている[3]。これに伴い、ゲーム内ではガンプラの体感サイズが従来のガンダム作品と同じサイズで表現されるほか、キャラクターが多種多様なアバターとして登場するなど、演出面でも違いが生まれている[3]。
一方、ネットゲームを舞台とする設定は、視聴者にガンプラの必要性を懐疑させ、ともすれば主要商品の展開に影響を与えかねないため、「作り込みの差がガンプラの性能を決定する」「ガンプラを自分の手で直接ケアしないとデータ上のダメージは修復されない」などの設定を登場させることで、劇中におけるガンプラの存在意義を生み出している[3]。
プロモーション
2018年2月2日に行われた「ガンダムビルドシリーズ 新作発表会」にて制作が発表され、主要スタッフおよびキャストが公開された。これと同時に、インターネット上では本編第1話につながるスペシャルフィルム『「ガンダムビルドダイバーズ」プロローグ』が配信された[1]。
あらすじ
ネットワークゲーム「ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN)」が人気を博す世界。主人公のミカミ・リクは、GBN王者のクジョウ・キョウヤとそのライバル、ロンメルによるガンプラバトルを目の当たりにしたことから、GBNに魅了される。親友のユッキーことヒダカ・ユキオや同級生のヤシロ・モモカとともにGBNのプレイヤー「ダイバー」となったリクは、愛機のガンダムダブルオーダイバーを駆り、GBNでしか会えない謎の少女サラ、打倒キョウヤを目指す鬼人オーガ、徒手格闘を極めんとする人狼の格闘家タイガーウルフ、くノ一姿の少女アヤメ、凄腕ガンプラビルダーの妖狐シャフリヤールなど、さまざまな人物との出会いや冒険を経験する。やがて、リクたちは自分たちのフォース「ビルドダイバーズ」を結成し、仲間たちと共にガンプラを楽しみ、そして強さを極めるために活動を開始する。
一方、GBNの内部では機体能力を違法に引き上げるツール「ブレイクデカール」が蔓延しており、運営側でも対処しきれない事態が発生していた。キョウヤは有志を募ってブレイクデカールの撲滅に乗り出し、ついにその元凶を突き止める。ダブルオーダイバーから発現した超常的な力により元凶のガンプラは倒され、GBNの事態は収拾に向かうが、元凶の正体であるシバ・ツカサはリクを名指しで呼び出し、仮想世界ではなく現実世界でガンプラを動かして戦う「GPデュエル」での勝負を申し入れる。ガンプラの大破も起こり得るGPデュエルこそがガンプラバトルの真の姿と信じるツカサは、GBNを欺瞞に満ちた世界だと嫌悪し、それゆえにブレイクデカールによる崩壊を目論んでいたのだった。リクはツカサの思いを受け止めつつ、GBNもガンプラを愛する者が集う場所だと強く訴え、ダブルオーダイバーの大破と引き換えに辛勝する。仲間たちはリクを心配するが、すべてを前向きに捉えてガンプラやGBNへの想いをさらに強くしたリクは、ダブルオーダイバーの魂を引き継ぐガンダムダブルオースカイを生み出し、キョウヤやロンメルでさえクリアできなかった難関ミッション「ロータスチャレンジ」で初披露し、ミッションを完遂する。このことをきっかけにビルドダイバーズはGBN内で大きな注目を集め、上位ランカーたちもその成長に大きな関心を示す。
それと時期を同じくして、GBN内ではブレイクデカールとは違う新たなバグが発生し始め、放置しておけばGBN全体を崩壊させるほどの危険なものであることが明らかになった。運営側の調査の結果、発生源はサラであることと、彼女は人間ではなくGBNの余剰データが集まって形成された人格データ(電子生命体)であることが判明する。運営側の統括責任者であるゲームマスターは、サラを消滅させてバグを消去する修正パッチの作成にとりかかると同時に、サラを危険な存在として全プレイヤーに通知した。ビルドダイバーズの面々はサラを救うために奔走し、メンバーの一人であるコーイチの発案により、サラの意識をGPデュエル用の実機にサルベージするという作戦を実行する運びとなった。だが、その成功率は多く見積もっても12%に過ぎず、失敗すればGBNを崩壊させかねないため、キョウヤたち有志連合やゲームマスターは難色を示す。リクたちは僅かな可能性にかけてサラを救うため、彼女を軟禁している有志連合に対し、「自分たちがサラ奪還に成功したあかつきには、サルベージ計画を実行させる」という条件で、彼我戦力差1対1万以上という圧倒的不利を承知で決戦を挑む。
作中設定・用語
- ガンプラバトル・ネクサスオンライン (GBN)
- システム音声 - 高橋未奈美
- 電脳仮想空間「ディメンション」内でガンプラバトルを中心としたミッションを楽しむ、世界規模の最新ネットワークゲーム[5]。ダイバーギアさえあればガンプラなしでもログインできることから利用目的はさまざまで、ガンプラを用いたバトルやミッションだけでなく、チャットや情報収集に利用するプレイヤーも多く存在し[6]、GBNから所有権を認められているフィールドを集めるフィールドコレクターも存在する。ミッションクリア報酬で得られたガンプラのパーツデータは、専用の射出成型機で実際に金型を製造できる。仮想通貨の単位は「ビルドコイン」。
- ログインは基本的に大型の専門店にある専用筐体から行うことが多いが、専用の端末さえ確保しておけば自宅からでもログインが可能である。歴代ガンダム作品に登場する世界や地形を忠実に再現しており、地上のみならず宇宙エリアも存在する。また、本作オリジナルのエリアも存在する。
- エスタニア・エリア
- アジアン・サーバーに存在する中華風エリア。リクたちがログインした総合受付からは距離があるため、専用のゲートを通ってアジアン・サーバーまで移動する必要がある。フォース「虎武龍」の拠点が存在する[7]。
- ペリシア・エリア
- ガンプラビルダーの聖地とされる中立エリア。砂漠に存在しており、ランクによってガンプラの乗り入れが制限されている。エリア内は常に砂が飛び交っているため、ガンプラを使用するには可動部分への防塵処理が必須となる[8]。
- エリア11
- 通常の設定では上位ランカーが入れない初心者用サーバーに存在するエリア。エリア内のラグランジュ4の資源衛星群にて、シバがブレイクデカールの密売を行っている。
- ダイバー
- GBNにユーザー登録したプレイヤーたちの通称。ゲーム内では自身の分身となるアバターの姿で活動する。オンラインゲームゆえに性別や服装は自由で、容姿をガンダムシリーズの登場人物に似せたり、動物など人間以外の姿に設定することもできる[9]。仮登録時はガンダムシリーズのマスコットロボット「ハロ」の姿で活動することになるが、その状態でもアクセサリーパーツによるアレンジは可能[10]。ダイブ中は現実世界のように触覚や痛覚を感じるものの肉体的な負傷や疲労はなく、自身の精神を操作することによって生身でMSと戦えるほどの身体能力を発揮することも可能である[7]が、アバターを射殺されるなどの介入に遭った場合は強制ログアウトとなることがある。
- 各ダイバーはバトルやミッションの成績に応じたダイバーポイントの獲得を基本目的とし、勝利したダイバーは対戦相手のポイントを徴収できる。一定ポイントに応じたランクアップをすることで、さまざまな特典を受けられるようになる。
- GBNが世界規模の人気ゆえにダイバーの数は非常に多く、運営側の目が行き届かないところで犯罪や不正行為に手を染める悪質なダイバーもいる[6]。
- マスダイバー
- おもに連戦ミッションや初心者用の簡易ミッションにおいてプレイヤーキラーまがいの妨害行為を行うダイバー[1]。ランクの低い初心者や下位ランカーを中心に広がっており、彼らが使用するブレイクデカールの影響でディメンション内に深刻なバグが頻発しているため、運営は対策に迫られている[10]。しかし、ブレイクデカールの秘匿性の高さやGBNの広大さもあり、対応が後手に回っている。
- 有志連合による大規模討伐戦後はマスダイバーによる被害報告が激減する。
- EL(エル)ダイバー
- 存在するだけでGBN全体にバグを蔓延させる危険な存在として、運営側がサラに付けた呼称。修正パッチの適用により消滅させることが可能とされるが、それはサラの人格の消滅=死を意味している。
- ブレイクデカール
- マスダイバーたちが使用するナノICチップを練り込んだ非公式ツール。ガンプラ製作の際にこれを張り付けてGBNにログインすることで、スキャニング時にシステムにブレイクデカールの不正コードを強制的に割り込ませる。GBN内で不正コードを使用したガンプラは紫色のオーラのようなエフェクトをまとい、システムに定められた数値以上に機体性能が大幅に向上する。ダイバーの任意でオンオフは可能だが、ガンプラの完成度が低いと行動不能におちいるほどの負荷がかかり、バグの影響でバトル中のリタイアが不可能になるなど、使用者自身へのリスクも増大する[6][10]。劇中では回を重ねるごとに性能が進化しており、中盤に登場した強化型は通常では不可能な変形や、DG細胞のように再生機能を有している。
- 「簡単に強くなれる」という側面からブレイクデカールの使用はほとんどのダイバーからそれほど
悪辣 ()な行為とは見られておらず、使用に対しての多少の躊躇 ()しかないなど心理的敷居が低く、運営側の対処が追いついていないこともあって急速に広まりつつあり、使用者の大半が「楽して強くなりたい」「仲間の足を引っ張りたくない」という思いの者たちが多い。一般ダイバーが遭遇したマスダイバーを直接排除するしか有効策がなく[11]、キョウヤやロンメルなど一部の上位ランカーから問題視されている。 - 徹底した秘匿性の高さから、使用するまではマスダイバーとの判別が困難であり、ダイバーのログデータにもプログラム異常や数値改竄の痕跡がまったく残らず、使用後はガンプラにも異常が検知されないことから、運営側も証拠不十分として対処できないのが実情であり、ロンメルは何者かがGBNの根幹であるメインプログラムに直接介入しているのではないかと推測している。
- 有志連合によるマスダイバー討伐戦以降は、ダブルオーダイバーがブレイクデカールを無効化させる際に発現した「光の翼」のデータを参考に運営側もブレイクデカール無効化パッチの開発に着手したことで、根絶されつつある。
- ビルドデカール
- ELダイバーとして捕らわれたサラを救うべく、コーイチがシバの協力を受けて開発したツール。ブレイクデカールのICチップを転用してディメンション内にあるサラの人格データをサルベージし、ガンプラサイズの義体に移植することで現実世界にサラを存在させることができる。ただし、計画当初の成功予想率は5パーセント、開発の進行後も12パーセントという低確率で、失敗すればサラのデータが破壊されてディメンション中に散らばり、GBNの崩壊が加速するリスクがある[12]。
- ダイバーギア
- GBNにログインするための小型端末。角を切り落とした三角形のプレート状で、所有するダイバーの情報が記録されているほか、中央部はガンプラのスキャニング装置を兼ねた台座となっている[13]。
- フォース
- 共通の目的をもつダイバーたちで結成される部隊システム[1]。フォースごとの人数制限はなく、たとえメンバーがひとりだけでもフォースを名乗れる[9]。フォース専用のミッションに参加したり、それに応じたフォースポイントの獲得が可能となるが、結成にはメンバー全員の個人ランクがD以上という条件がある[14]。個人活動のダイバーと同様にフォースの活動目的はさまざまであるが、マスダイバーたちで構成される非合法活動のフォースも存在する。
- フォースネスト
- 1フォースにつき1つ与えられる専用の部屋。メンバー同士での集合や作戦会議の場として用いられる。フォースランクが低いと簡単な設備しかないが、得点で得られる家具などでカスタマイズすることが可能で、上位フォースは広大な屋敷や宮殿をフォースネストとしている。
- アライアンス
- フォース同士によるフレンド関係。アライアンスを結ぶことでバトルイベントの有無に関係なくフレンドリーマッチが行え、シーズンラストイベントのレイドバトルでも共闘が可能となる。
- ガンプラフォースバトルトーナメント
- 毎年開催される最強フォースの決定戦[1]。作中では第14回まで開催されている[注 2]。10人編成のフォース2組による対戦で勝敗を争い、各フォースごとに1機設定されたフラッグ機を撃墜したフォースが勝利となる。フラッグ機はリーダー機以外でも自由に設定可能であるうえ、対戦するフォースは互いのフラッグ機がどれなのかは知らされず、いかにして敵のフラッグ機を捜し出すか、そして味方のフラッグ機を隠し守るかが重要な戦略となる[15]。
- トランザムシステム
- 『機動戦士ガンダム00』に登場する、短時間のみ機体性能を飛躍的に高めるシステム。GBN内でも同様のシステムが再現可能であるが、使用できるかはガンプラの完成度に左右され、完成度の低いガンプラでは負荷に耐えられず、深刻な損傷を受ける[6]。
- 必殺技
- Cランク以上のダイバーが使用できる高威力の固有技。どのような技となるかは、各ダイバーの経験やガンプラの特性に委ねられる[7]。
- GPデュエル (GPD)
- システム音声 - 中里望
- ガンプラを実際に動かしてバトルをおこなうシミュレーションマシン。基本操作はGBNと変わりないが、プレイ中に受けた損傷はそのままガンプラに反映され、撃墜されれば修復不可能なほどの破損をこうむる。本編開始時点の約4年前まで流行していたが、次第にGBNに取って代わられ、ほとんど利用者はいなくなっている[14]。
- ガンプラを実際に動かす点は『GBF』『GBF-T』と共通だが、バトル開始時に「プラネットコーティング」がガンプラに施される以外はどのような原理で動いているかは不明。また、ガンプラのダメージレベル設定が存在せず、ダメージを負えば必ず破損するなど、『GBF』に近い設定となっている。
- 射出成形機
- ガンダムベースのファクトリーゾーンにある小型射出成形機。クリア報酬で入手したデータをもとに、パーツを成型する。
- なお、実在の『THE GUNDAM BASE TOKYO』ファクトリーゾーンにも射出成形機が展示されている[16]。
- フォースフェス
- GBNで行われているフォース限定のイベント。ガンプラを用いたレース、スポーツ、ダンス、カラオケ大会などさまざまなジャンルがあり、参加すると特別なアイテムや会場エリアだけで使えるコスチュームを入手できる。
- バトランダムミッション
- 月に一度開催されるフォースの対抗戦イベント。対戦の組み合わせやバトルフィールドなどは、エントリー当初は明かされず、運営側が各フォースのレベルを考慮したうえでバトル直前にランダムで決定する[17]。
- 有志連合
- キョウヤがマスダイバーに対抗するため、信頼のおけるダイバーやフォースを集めて組織した連合軍。事件解決後に一度解散するが、サラの事態を知ったことによりプレイヤーたちの混乱の収拾とエルダイバー救出を見つける時間稼ぎの妥協案として再結成される。
- ロータスチャレンジ
- フォース・ロータスが主催するミッションで、ラビアンローズをフォースネストとして改修した、ヤドカリ型のロータス要塞(別名:ラビアンクラブ)を15分以内に攻略することを最終目標としている。挑戦者は地上から出撃し、高度400キロメートルの熱圏に存在する要塞を目指すことになるが、宇宙まで上がるのには最短でも10分近くかかり、そこからさらに機雷源・対ビーム発生機・対空装備に囲まれ、ロータスのメンバーが防衛する要塞のコアユニットを破壊する必要がある。賞金は3000万ビルドコインと、運営以外が主催するミッションとしては破格であるが、AVALONやロンメル隊ですら5回以上挑戦して一度もクリアできておらず、これまでクリアしたフォースはいないほどの難易度を有する。
- アヤメの一言で参加することになったリクたちにより、制限時間寸前で初めてクリアされる。
- ミラーミッション
- 月に1回開催され、四つのミッションを経て最終ミッションに挑戦する限定ミッション。エントリー人数に制限はないが、複数人が同時にエントリーした場合は一緒に行動しなければならない仕様となっている。ミッション内容はNPDモンスターとの戦闘以外は千本ノック、知恵の輪、アスレチックなど、一見するとガンプラバトルに関係のない内容ばかりだが、最終ミッションはこれまでのミッションでの戦闘データを解析した自分自身のガンプラの色違い機との戦闘となる。事実上自分自身との戦闘となるため、キョウヤたち上位ランカーによる挑戦も多い。
- G5アタック(ジーファイブアタック)
- 自機1機で、歴代のガンダム作品の主役機5機と一度に戦い、クリアタイムを競う難関ミッション。
- ナデシコアスロン
- 海外の有名ブランド「サザメス」との提携のもとで開催される、女性ダイバー限定のトライアスロン大会。ダイバー自身が参加しておこなわれるスポーツレースイベントで、レース中は自分のガンプラやマシンの使用が禁止され、種目間に設置されたチェックポイントで出される課題をクリアしなければ、次の種目に進めないルールとなっている。出される課題は、キットの早組み競走から、ガンプラを用いたSNS用写真の評価対決、同じくガンプラを用いたトントン相撲など、いずれもガンプラに関連するものとなっている。さらに、コースの各所にレアアイテムを入手可能な仕掛けも設置されている。優勝者には提携企業から贈られる賞品と、GBNのイメージガールになる権利が与えられる[18]。
- 作中の大会でバグの影響を回避するために参加者が自分のガンプラを使用した際には本来は失格となるはずだが、通信障害など運営の不手際もあり、例外的に不問となる。
登場人物
ビルドダイバーズ
主人公のリクをリーダーとする新興フォース。リクを含めた3名はGBN初心者だが、コーイチとアヤメら上級者2名が加入したことで急成長を遂げ、ランキング上位のダイバーたちから注目されるフォースとなる。
- リク(ミカミ・リク)
- 声 - 小林裕介
- 本作の主人公。臨海都市に住む14歳の中学生。使用ガンプラはガンダムダブルオーダイバー→ガンダムダブルオーダイバーエース→ガンダムダブルオースカイ。親友のユッキーからは「リッくん」の愛称で呼ばれる[19]。何事もそつなくこなせる器用さゆえに心の底から熱中できるものがなかったが、キョウヤのバトルを観戦したことがきっかけでGBNの楽しさに目覚め[20]、14歳になったことで両親の承諾を得て本格的にGBNを始める[注 3]。
- その人柄とセンスは早くから上位のダイバーたちに注目され、彼らが主宰するフォースに勧誘されるが、それを断ってビルドダイバーズを結成する[14]。
- 幾多の経験経て上位ダイバーとも互角以上に渡り合あう実力を得ている。
- ユッキー(ヒダカ・ユキオ)
- 声 - 藤原夏海
- リクの同級生で、ともにGBNを始める眼鏡の少年。使用ガンプラはジムIIIビームマスター→ジェガンブラストマスター。大人を凌駕するほど豊富なガンダムシリーズへの愛情と知識に加え、ビルダーとしても高い技術力をもつ[20]。
- モモ(ヤシロ・モモカ)
- 声 - 稗田寧々
- リクの同級生で女子サッカー部員。使用ガンプラはカプル(レンタル品)→モモカプル。積極的な性格だが、「可愛いものこそ正義」という女の子らしい感性もあわせもつ[20]。当初はリクの運動能力に着目してサッカー部に勧誘しようとするが、その過程でGBNの存在を知り、やがてキョウヤのバトルに魅了されたことでサッカーを続けつつ本格的にプレイを始める[10]。ガンダム作品やガンプラに関する知識は疎いものの、運動神経のよさから操縦技術は高い。
- サラ
- 声 - 照井春佳
- 初めてGBNをプレイしていたリクとユキオが出会う少女。ビルダーしか知りえないはずのガンプラへの想いを読み取る、厳重に秘匿されているシバの拠点を感じ取るなど、不思議な感性をもつ[20]。ガンプラは所有しておらず、リクたちとミッションに参加しても傍観することがほとんどだが、個人ランクはフォース結成に必要なDランクに達している[10]。
- 正体はGBN内の余剰データから生まれた電子生命体通称「ELダイバー」。リクたちとの交流によって成長するにつれて無自覚のうちにシステムを圧迫していき、ブレイクデカール事件時の「光の翼」で因子がGBN内に拡散されたことによってシステムへの障害が進み、新たなバグ発生の原因となる。そして、事態を把握した運営側に知られたことにより、GBN全域に素性を公開される。
- コーイチ[注 4](ナナセ・コウイチ)
- 声 - 田丸篤志
- 物語開始の4年前に全日本ガンプラ選手権3位、世界大会総合8位の実績をもつ実力派ビルダー「ケイワン」として活動していた青年。使用ガンプラはガルバルディリベイク。耳の長いエルフのようなアバターを使用する。同じビルダー気質であるシャフリからも製作技術を高く評価されている。かつては仲間たちとGPDに興じていたが、仲間たちの興味がGBNに移ってからは取り残され、失意のうちにガンプラバトルを引退した。現在は落ち込む姿を見かねた妹・ナナミの計らいで、「THE GUNDAM BASE」の展示用模型の製作を請け負っている[14]。
- ガンプラへの未練を引きずりつつも、過去の経緯からリクたちからのフォース加入の依頼を拒否し続けるが、食い下がるリクたちの熱意に秘めていた情熱を揺り動かされ、「自分のガンプラは自分で作る」ことを条件として加入を受諾する。当初はGBNのプレイ経験がほとんどなく、自分だけフォース結成に必要な個人ランクに達していなかったが、短期間でDランクに達して「ビルドダイバーズ」に加入する[14]。同時に「THE GUNDAM BASE」の正式な店員となり、製作面でもリクたちを支援する。
- 元チームメイトのシバが自分と異なり新しい環境に馴染めずにいた結果、ブレイクデカールの拡散に手を染めていたことを知った際には彼を説得しようとしたが跳ね除けられる。しかし、サラを助ける起死回生の案を思いつき再度シバと接触する。
- アヤメ(フジサワ・アヤ)
- 声 - 沼倉愛美
- くノ一姿の女性ダイバー。使用ガンプラはRX-零丸。他人との接触を好まないクールな性格だが、ガンプラへの情熱は熱く[8]、可愛いもの好きな一面もある[21]。現実世界ではリクよりも年上の学生で、GBN内とは違っておとなしい印象。ビルダーとしての技術力は高く、SDガンダムにリアル体型への変形機構を組み込んだり、リクのダブルオースカイの製作にも貢献する。
- 新人ダイバー時代は、SDガンダム愛好者による有力フォース・「le chat noir」で活動していたが、やがて連敗がかさんでメンバー間に不和が生まれ、さらにフォースの象徴であるオリジナルガンプラ「絆ガンダム」が傭兵メンバーであったシバに奪われ、それを返還する条件としてシバの手先となる。
- リクたちを監視するために素性を隠してビルドダイバーズに加入するが、リクたちの人柄に触れて次第に心境が変化していく。有志連合によるマスダイバー包囲作戦中に、リクたちに素性を明かして対峙するが、リクとサラに説得されて妨害をあきらめる。作戦終了後は罪悪感からリクたちとの接触を絶っていたが、密かにブレイクデカールの購入ルートや販売リストをリークして協力する。リクがシバから絆ガンダムを取り戻したことでかつての仲間との不和も解消され、その恩義に報いるべく現実世界でリクたちと対面。そこで改めて正式な「ビルドダイバーズ」のメンバーとして迎えられる。
- ナミ(ナナセ・ナナミ)
- 声 - 伊藤かな恵
- コーイチの妹で、模型店「THE GUNDAM BASE」の女性店員。旧知であるリクたちに面倒見よく接するが、ガンプラの知識には疎い[20]。コスプレ趣味があり、初対面のモモカにさまざまなガンダムキャラクターの衣装を着せようとする[10]。「THE GUNDAM BASE」屋上の個人菜園でトマトを栽培している。
- ナデシコアスロンの優勝特典を目当てに初めてGBNアカウントを取得し、地球連邦軍の女性軍服をモチーフとしたアバターで活動する[18]。レース後はガンプラの楽しさに目覚め、正式に「ビルドダイバーズ」に加入する。
AVALON(アヴァロン)
ランキング1位のフォース。第14回ガンプラフォースバトルトーナメント優勝。おもに紫系統に塗装されたガンプラが多い[15]。
- クジョウ・キョウヤ
- 声 - 笠間淳
- フォースリーダーで、昨年のワールドチャンピオンシップトーナメント個人戦を制した最強のチャンピオン[15]。使用ガンプラはガンダムAGEIIマグナム。普段は温和かつ紳士的だが、内に秘めたガンプラバトルへの情熱は誰よりも熱い[20]。
- マスダイバーの活動でGBN内にバグが頻発している現状を憂いており、仮面を着けた素性不明のダイバー「キョウヤ」として独自にバグの調査もおこなっている。バグによって暴走した敵ガンプラを協力して倒したことがきっかけで、リクたちと友人となる[10]。
- ロンメルと共にGBNで猛威を振るうマスダイバーやブレイクデカールの対応に追われており、後にその対策として結成した有志連合の発起人となる。
- 有志連合を発起した際においても、ブレイクデカールを使っている者であってもGBNを好きであると信じている部分があり、若干戸惑ってはいたものの、シバが雇った傭兵がGBNに対して情熱がないことを知ると怒りを露わにしている。
- その後起きたサラの指名手配に対して逃げていたところを保護して匿っていたが、ゲームマスターとロンメルに見つかってしまい引き渡しを要求されて悩むところを見せたが、を受け取った後、あえずロンメルの妥協案としてサラを預かる立場を取りとりあえず時間稼ぎには成功する優しさも見せた。そして陸たちに連絡を受けった時、サラを助ける起死回生の手段のメールを受け取った後、リクに「万に一つの可能性に君が賭けたいというのならそれを押し通せる力があると示して見せなければならない。それが果たせれば君には切り開ける未来が生まれるだろう」といわれてリクとの変則フラッグ戦という挑戦を受け取り普段着ていた黒系コートを脱いで白いコートを見せGBN全力で受け止める最後にして最大の相手役になることを決める。
- エミリア
- 声 - 森なな子
- 副隊長。使用ガンプラはクランシェ→インパルスガンダムアルク。眼鏡をかけた理知的な女性で、有志連合結成の際にはリクたちのことを実力不足と判断し、招集すべきでないと思っていたが、キョウヤやオーガの推薦もあり、彼らの参加を認める。また、アクセサリーのイヤリング選別などにこだわる一面ももっており、「ナデシコアスロン」に参加した際には百鬼のローズと張り合う、早組みでついハロのパーツを手でもいでいたナナミを見かねて一から指導する、といった一面を見せる。
- カルナ
- 声 - 中島ヨシキ
- 副隊長。使用ガンプラはエミリアと色違いのクランシェ→インパルスガンダムランシェ。陽気で調子のいい青年。
第七機甲師団(だいななきこうしだん)
ランキング2位の古参フォース。リーダーのダイバー名から「ロンメル隊」と通称される。第14回ガンプラバトルフォーストーナメント準優勝。量産機をベースに、ミリタリー色の強い改造を施したガンプラが多い[15]。新人育成を目的とした下部フォース「第七士官学校」も存在する[22]。
- ロンメル
- 声 - 速水奨
- フォースリーダーで、白いフェレットのような姿のダイバー[2]。キョウヤや部下からは「ロンメル大佐」と呼ばれる。使用ガンプラはグリモアレッドベレー。容姿に似合わないハードな戦略家で、「智将」と称され。キョウヤとは互いを認め合ったライバル兼友人であり、操縦技術やガンプラへの情熱も負けていない[15]。普段は悠然と構えているが、余裕を失うと駄々をこねる幼い面もある[22]。
- GBNに対する想いはキョウヤに負けないほどに強く、それ故対ブレイクデカールの有志連合にも名を連ねており、またサラがGBNに対して脅威だと判明すると運営側につきサラを匿っていたキョウヤに引き渡しを求めると同時に譲歩案を提案している。そして起死回生の案を思いついた後、キョウヤと並ぶ最大の相手役になる憎まれ役を務めることになった。
- クルト、ジャック
- 声 - 山本兼平(クルト)、田所陽向(ジャック)
- フォースメンバー。使用ガンプラはクルトがギラ・ドーガ、ジャックがザクI・スナイパータイプ[23]。
百鬼(ひゃっき)
オーガが率いる新鋭フォース。オーガの方針で、バトルで勝利したフォースから腕利きのダイバーを次々と引き抜いている。「ビルドダイバーズ」とのバトランダムミッションでメンバーからマスダイバーを出したことで、ミッション後は一時活動を自粛する。
- オーガ
- 声 - 羽多野渉
- フォースリーダーで、「
獄炎のオーガ ()」と称される強豪。鬼の角が生えた筋骨隆々の男性ダイバーで、使用ガンプラはオーガ刃-X→ガンダムGP-羅刹。打倒キョウヤを目標に掲げており、自身の強さを高めるべく貪欲に強者との戦いを求めている[20]。荒々しいながらも正々堂々としたバトルを信条とし、卑怯者には怒りをあらわにする。その強さは対戦したリクに初めての挫折を与える一方、心から強くなりたいと決意させる原動力となる[6]。 - バトランダムミッションでリクたちと再戦した際、ブレイクデカールによって暴走したドージの煌・ギラーガを協力して鎮圧したことから、そのけじめとしてバトランダムミッションを一旦棄権し、リクの実力を認める[17]。その後、身内からマスダイバーを出した責任を取ってフォース活動を謹慎し、有志連合への参加要請も辞退してビルドダイバーズを推薦する。
- ロータスミッションを達成したリクに奮起させられたのか新しいガンプラ「ガンダムGP-羅刹」を製作するが、サラが行方不明となり個人戦トーナメントを棄権したリクの前に現れリクの本当の実力を試そうとする。
- ドージ
- 声 - 松岡禎丞
- オーガの弟で、リクとユッキーの初の対戦相手。使用ガンプラはゼダス→煌・ギラーガ。オーガに憧れてGBNを始めたが、弱い初心者をだましてはバトルに引き込み、ダイバーポイントを奪うという悪行を重ねている[20][19]。そのことをオーガには内緒にしており、発覚して怒られるのを非常に恐れている[6]。
- GBNを始めたばかりのリクとユッキーを標的に定めた際、追い詰められて奮起したリクに返り討ちにされる[19]。その後、急成長を続けるリクたちに対する焦りとオーガに認めてもらいたい一心からシバに接触してブレイクデカールを入手し、バトランダムミッションでリクに再戦を挑むが、ブレイクデカールによって暴走した乗機に振り回され、リクとオーガに鎮圧される。バトル後は自身の所業を反省し、改めてフォースのメンバーから仲間と認められる[17]。その後は強くなるためにミラーミッションに参加し、同じく参加していたユッキーと共闘することになる。ミッション中に互いに本音を打ち明け、ミッション後はリクたちに自分の所業を改めて謝罪する。その後、ユッキーとは友情が生まれたらしくサラが消息を絶った時、ニュースで見た事を通信で心配して伝えてくれた。
- ローズ
- 声 - 東内マリ子
- 長髪の女性ダイバー。使用ガンプラはヤクト・ドーガ・ソーン(フェダーイン・ライフルで強化している)。強気だが公正な性格[17]。
- GBNイメージガールに憧れてナデシコアスロンに参加した際には、エミリアと互いにライバル心をむき出しにする。ガンプラの早組みではパーツが最少のハロ(またはプチッガイ)を選ぶ者が多い中、ついテンションが上がって唯一パーツが最多のMGサザビー Ver.Kaを選んだうえ、その後のトントン相撲でも唯一自立できないノイエ・ジールで挑戦したため、ほかの自立できるガンプラを選んだ参加者たちから集中して狙われるといったコミカルな面も見せている[18]」[注 5]ほか、ガンプラをランナーから切り出した後、そのままバラバラで放置しているサラを見て厳しく指導する、落雷トラブルの際にはナナミのバイクユニット制作を手伝うといった、面倒見のいい一面を見せている。
- オボロ
- 声 - 熊谷健太郎
- 和服姿のダイバー。使用ガンプラはリグ・シャッコー・マガツ。寡黙ながらも高い実力をもつ[17]。
- ナッツ
- 声 - 山本祥太
- 顔の傷跡と坊主頭が特徴のダイバー。使用ガンプラはマグナアック・シナバー。強面な外見に似合わず、戦術や仲間との連携に長じたバトル巧者[17]。
le chat noir(ル・シャノアール)
物語の2年前に活動していたSDガンダム愛好者たちのフォース[注 6]。アヤメがかつて所属していたフォースで、シバも傭兵として籍を置いていた。メンバーのガンプラパーツを集めたオリジナルSDガンダム「絆ガンダム」の完成以降は連勝を重ねてメンバーも増えてランキング30位台の強豪フォースとなるも、SDガンダム対策が徹底されたことにより連敗を重ねてランキングも下落し、メンバー同士のいさかいも絶えなくなり、コージーが絆ガンダムと引き換えにリアルタイプのガンプラを導入するも連敗は覆せず、メンバーが次々と脱退して解散した。その後、初期メンバーの1人であるヒロが新たに「シャノアール・ネオ」を結成し、絆ガンダムが返還されたことからほかの初期メンバーも新入りというかたちで「シャノアール・ネオ」に所属している。
- コージー
- 声 - 野瀬育二
- フォースリーダー。眼鏡を掛けた聖職者風のダイバー。使用ガンプラは法術師ニュー→絆ガンダム。メンバーからは慕われていたが、フォースが連敗を重ねるようになると勝利を望む新規メンバーと自分のポリシーとの板挟みになり、シバに唆されて独断でリアルタイプ導入を決めて絆ガンダムをシバに引き渡した。結果連敗は覆せず、フォース解散間際には、かつて自分が下した決断を悔いていた。リクが絆ガンダムを取り戻してからはアヤメとの関係も修復され、改めてフォースを再結成することを伝える。ただし、一度GBNから離れていたため、シャノワール・ネオでは新入りの立場でいる。
- スー
- 声 - 武田羅梨沙多胡
- バンダナを巻いた女性ダイバー。使用ガンプラは嵐の騎士トールギス。アヤメ、コージーとともに最後まで「le chat noir」に残っていたが、最後は自身の行動を後悔するコージーとともにフォースを去った。GBNのアカウントは残しており、マスダイバー事件後にアヤメと再会する。その後はヒロと合流し、シャノワール・ネオに新入りとして所属している。
- テラ
- 声 - 芹澤優
- アラビア風の女性ダイバー。使用ガンプラは賈詡アシュタロン。フォースのムードメーカーであり、連敗を重ねて衝突を繰り返すメンバーを励ますなどしていた。フォースの崩壊に責任を感じており、ホークとヒロが去ってから間もなくフォースを脱退した。絆ガンダム返還後は現実世界での活動が忙しいらしく、落ち着いたらGBNに復帰するとのこと。
- ホーク
- 声 - 山本格
- ウェスタン風のダイバー。使用ガンプラはヘビメタガンダムの改造機。フォース内の関係悪化を受け、ヒロとともにフォースを離脱した。絆ガンダム返還後は現実世界のほうが忙しいらしく、落ち着いたらGBNに復帰するとのこと。
- ヒロ
- 声 - 藤井ゆきよ
- バイキングヘルメットを被った小柄な女性ダイバー。使用ガンプラは自衛丸→ショックガンダム。フォース内の関係悪化を受け、ホークとともにフォースを離脱したが、内心では後悔しており、再会したアヤメに謝罪する。
- 離脱後は新たなダイバーたちとともに「シャノワール・ネオ」に所属している。
シャノアール・ネオ
「le chat noir」を脱退したヒロが新たに結成したSDガンダム使いのフォース。比較的若年者で構成されており、「le chat noir」の元メンバーも新入りとして合流する。メンバーのガンプラは極限まで装甲を軽量化してSDガンダム特有の機動性を上げており、「le chat noir」自壊の原因となったSDガンダムの欠点を改善している。フォースネストとなる島を巡ったバトルを経て、「ビルドダイバーズ」とアライアンスを結ぶ。 そしてサラ奪還を賭けた大規模フォースバトルでは自分達の実力では足手まといになるとしてシャトルの操縦役及び囮役を引き受ける。
- リップ
- 声 - 鈴代紗弓
- 購入した狼の毛皮を被った少女ダイバー。使用ガンプラはSGサザビー。しっかり者でほかのメンバーをまとめている。
- シュウ
- 声 - 大地葉
- 剣闘士風の兜を被った自称「かっこいいほう」の少年ダイバー。使用ガンプラはSGガンダム。
- ロン
- 声 - 小市眞琴
- 剣闘士風の兜を被った自称「イケメンなほう」の少年ダイバー。シュウの双子の弟。使用ガンプラはSGνガンダム。兄と同様いたずら好きだが、相手の機体特性を考慮してトラップを仕掛けるなど、ダイバーとしての技量は高い。
- ミユ
- 声 - 岡咲美保
- 先住民族風の仮面を被った少女ダイバー。使用ガンプラはSGシャア専用ザク。恥ずかしがり屋で常に仮面を被っている。有志連合での「ビルドダイバーズ」の活躍を見てファンになる。
アークエンジェルス
リクたちがベアッガイフェスで知り合った女性ダイバーのみのフォース。その名のとおり『機動戦士ガンダムSEED』の要素が前面に押し出されている。
- カナリ
- 声 - 津田美波
- カガリ・ユラ・アスハの衣装を着ている女性ダイバー。使用ガンプラはムラサメ。明るく社交的な性格。フェス内のイベントでステアがマスダイバー化したことを知るが、リクとともに説得し、改心したステアを優しく受け入れる。その後、ステアとともにナデシコアスロンにも参加する。
- ステア
- 声 - 上田麗奈
- ステラ・ルーシェの衣装を着ている女性ダイバー。使用ガンプラはガイアガンダム。やや思い込みが激しい性格。自分がフォースの足を引っ張っていると思い込み、フェス内で行われたイベントにてブレイクデカールを使用するが、リクとカナリの説得により会心。その後、カナリとともにナデシコアスロンにも参加する。
上位ランクダイバー
- シャフリヤール
- 声 - 逢坂良太
- ランキング3位のフォース・「SIMURGH(シームルグ)」のリーダーで、GBN内で1、2を争う製作技術をもつ人孤姿のダイバー。愛称は「シャフリ」。使用ガンプラはセラヴィーガンダムシェヘラザード。バトルよりもガンプラの造形美を重視する芸術家肌だが、バトル用の改造や操縦技術にも長けている。他人には容赦のない毒舌家ながらも、すべては「愛」であると断言するほどにガンプラへの情熱は深い[20]。普段はほとんど表舞台に出ておらず、ダイバー姿を知る者は少ない。自身と対称的な武闘派のタイガーウルフとは折り合いが悪いが[8]、いがみ合う姿を見たマギーからはけんか友だちのようだと評される。
- 自身の偽者を追ってペリシア・エリアを訪れた際にリクたちと親しくなり、ザムドラーグの改造機を駆る偽者と対峙したリクたちに、シェヘラザードの支援メカ・プトレマイオスアームズを貸与して共闘する[8]。また、これを機にダイバー姿を公開するようになる[注 7]。マスダイバー事件解決後は新機体を製作するリクに、ダブルオーダイバーの「光の翼」に対応した改造案と問題点をまとめたリストを渡す。
- 龍虎祭でのリクとタイガーウルフの戦いを見て己の中にあるファイターとしての気持ちが燃え上がり、本気のタイガーウルフと戦うためサラ奪還を賭けた大規模フォースバトルではあえて有志連合側に回った。
- タイガーウルフ
- 声 - 諏訪部順一
- ランキング5位の近接格闘フォース・「虎武龍(とらぶりゅう)」のリーダーで、「トライファング」の異名をもつ人狼姿のダイバー。使用ガンプラはガンダムジーエンアルトロン。道場破りに訪れた上位ランカーたちを退け続けている実力者。フォースの仲間たちとともに日々鍛錬に励んでいるが、そのせいで女性に対する免疫がほとんどなく、女性に接近されると気弱になる。旧友のマギーに依頼されてリクたちを指導した縁から[7]、彼らを自分の弟子と称しており[14][22]、フォース戦デビューまでのポイント稼ぎや実戦練習にも付き合っている。シャフリヤールとは方向性の違いから犬猿の仲ではあるが、リクたちのためなら互いに協力することも辞さない。サラ奪還戦ではフォースを脱退しフリーとなり、「ビルドダイバーズ」に協力する。
- マギー
- 声 - 村田太志
- ランキング12位のフォース・「アダムの林檎(アダムのりんご)」のリーダーで、個人ランク23位の実力者[19]。使用ガンプラはガンダムラヴファントム。筋肉質の男性型アバターを使いながらオネエ言葉で話し、押しの強さで相手を自分のペースに引き込むのが得意[20]。初心者にもGBNを楽しくプレイしてもらいたいという思いから進んでナビゲーターを務めており、リクとユッキーにも親身に接したり[19]、サラが行方不明になった時はできる限り探してくれるなど、優しい面もある。サラ奪還戦では「うちのフォースは色々と自由」「この子達の保護者だから」とビルドダイバーズに協力する。
- ダニエル
- 声 - 伊丸岡篤
- 少数精鋭の上位フォース・「デスペラード」のメンバーで、片言の日本語を話すカウボーイ姿のダイバー。上位ダイバー達に挑んでポイントを荒稼ぎしている流れの賞金稼ぎ。使用ガンプラはテキーラガンダムの改造機。
- 賞金稼ぎの一環として「虎武龍」の拠点を襲撃し、リクとユッキーを圧倒するも、タイガーウルフに倒された。ガンプラの製作・操縦技術ともに一流で、「虎武龍」主催の「龍虎祭」にも招待される。
- ランディ
- 声 - 手塚ヒロミチ
- 個人ランキング7位のダイバー。使用ガンプラはメビウス・ゼロ。キョウヤ率いる有志連合に参加して突入組に参加するが、不意討ちで撃破される。そして第二次有志連合にも参加しリクの前に立ちはだかるが撃破される。
そのほかのダイバー
- シバ・ツカサ
- 声 - 八代拓
- 赤いフードで顔を隠した謎のダイバー。GBNを「見た目だけ綺麗な嘘偽りだらけの世界」と評して崩壊をもくろんでおり、ダイバーたちにブレイクデカールを配布してマスダイバーを増やしている[8][注 8]が、配下のアヤメやマスダイバーたちのことは完全に道具扱いしている。普段のダイバー姿は仮の姿に過ぎず、ハロの姿でGBN内を暗躍していた。
- かつてはコーイチとともにGPDをプレイしていたが、「GPDのガンプラバトルこそが本物のバトル」という考えが強かったためにGBNにはなじめず、ほかのメンバーと同時期にコーイチのもとを離れた[14]。その後はGBNの崩壊をもくろみ、初心者用サーバー・エリア11内の資源衛星群を拠点とし、傭兵兼ガンプラレンタル業を行いながら各フォースを転々とする。その最中、le chat noirに所属していた当時には、戦績回復を狙うコージーからメンバーのパーツデータを集めて作られた絆ガンダムとリアルタイプガンプラの交換に応じている。フォース解散後にはアヤメから絆ガンダムの返却を求められ、その交換条件として自身の部下となるよう要求する。
- キョウヤら実力者たちに認められたリクたちに興味を抱き、アヤメに監視を命じる[7]。対有志連合戦では再生機能を有した強化型ブレイクデカールの実験を兼ねてマスダイバー部隊を差し向け、自身は資源衛星から傍観していたが、リクがサラの協力で自身のもとへたどり着くとGBNへの考え方の違いから対立し、ブレイクデカールの力で原典より巨大化したビグ・ザムを出撃させたうえ、マスダイバーたちのガンプラを遠隔操作してGBNの破壊を実行するが、ダブルオーダイバーの「光の翼」によって無効化されたうえ、有志連合の総攻撃で機体を破壊される。
- その後は行方をくらましていたが、ゼン[注 9](声 – 宮崎遊)をメッセンジャーとしてリクに接触し、絆ガンダムの返却を条件としてGPDを挑む。当初は技量の差から圧倒するも、最後はリクの全力を尽くしたダブルオーダイバーに敗北し、当初の約束通り絆ガンダムを返還する。
- その後、行方をくらましていたが、サラを助ける起死回生の案を思いつき再びコーイチと接触する。そして、ブレイクデカールの打破に考えたビルドデカールの製作依頼を頼まれ「勝手に滅びられちまうのは面白くねえ。あいつらに借りがあるわけじゃねえが…」と言ってビルドデカールのプログラムを約束した。
- ロータス
- 声 - 乃村健次
- フォース・「ロータス」のリーダーで、超難関ミッション「ロータス・チャレンジ」の主催者。使用ガンプラはマーメイドガンダム。リザードマンのようなアバターを使用し、威風堂々とした芝居がかった口調で話す。サラの奪還戦では「ビルドダイバーズ」とアライアンスを結び、「もう一度奇跡を見せてくれ」とラビアンクラブからシャトルを発進させるかたちで協力する。
- ナスターシャ
- 声 - 桜木可奈子
- GBN運営側のスタッフで、『SDガンダムフォース』に登場するオペレーターの姿をした受付でミラーミッションを担当する。
- ガンダムシリーズキャラクターの姿を使用するダイバーたち
- GBNのダイバーは、現実の自身に似せた外観や獣人の外観のほか、歴代ガンダム作品のキャラクターを外観に用いることが可能となっている(後述のゲームマスターも、これに該当する)。このうち、『機動戦士ガンダム00』のパトリック・コーラサワーは毎話登場しており、第11話では姿こそ見せない[注 10]ものの原典と同じく浜田賢二が声を担当した。
GBN運営陣
- ゲームマスター
- 声 - 竹本英史
- GBNの運営責任者で、ディメンション内では『SDガンダムフォース』に登場するガンダイバーの姿で活動している。
- キョウヤとはGBNのベータテスト時代からの知り合いで、現在でも個人的な親交がある。有志連合によるマスダイバー包囲作戦では、自身の権限を使って支援する。事件後はブレイクデカールの修正パッチを完成させる一方、GBNそのものに影響を与えたダブルオーダイバーの「光の翼」が、ただのダイバーの扱える技の域を凌駕していたことに疑問を抱く。やがて、頻発するバグを検証したことからサラの正体にたどり着き、GBNを守るために彼女を排除しようとする。
- ミス・トーリ(トリさん)
- 声 - 中原麻衣
- GBNのメインプログラムを開発したプログラマー。『SD戦国伝』に登場する結晶鳳凰の姿を用いている。
- 開発者ゆえ、GBN内のシステムは運営側よりも熟知している。システム内の余剰データから生まれたサラを見守るためにSDガンダムに登場する結晶鳳凰の姿で活動していたが、彼女の急激な成長によってGBN内でのバグの発生が加速したことからリクたちに接触し、サラの正体を伝える。
登場ガンプラ
過去のガンプラバトル作品と同様に、現実に市販されているガンプラの改造作品が多く登場し、現実でもそれら改造ガンプラがバンダイから順次商品化される。さらに、『GBF-T』では登場しなかった『機動戦士ガンダムAGE』や『ガンダム Gのレコンギスタ』のガンプラも登場する。さらにモブ機体として「犬ガンダム[注 11]」や「セカンドVガンダム[注 12]」、「ジム・ガードカスタム[注 13]」など、漫画作品や小説版に登場した書籍関連のメカも登場する。各ガンプラのデザインにおいては、過去のガンダム作品を知らなくても格好よさや強さを感じ取れるようにすることが意識されている[24]。
GBN内でのガンプラの性能は、総合的な完成度を評価する「Grade(グレード)」、個性的なコンセプトを評価する「Unique(ユニーク)」、機動性の高さを評価する「Nimble(ニンブル)」、出力や火力の高さを評価する「Power(パワー)」、外見の豪華さや美しさを評価する「Luxury(ラグジュアリー)」、装甲などの防御力の高さを評価する「Armor(アーマー)」の6つのステータスによって決定され、各ステータスの標準値は5、最高値は10となっている[注 14]。また、各ガンプラの諸元表のデータは、過去2作と同様に作中の人物たちが考えた数値となる[25]。
ビルドダイバーズのガンプラ
ガンダムダブルオーダイバー GUNDAM 00 DIVER | |
---|---|
型式番号 | GN-0000DVR[25] |
全高 | 18.3m[25] |
重量 | 55.5t[25] |
武装 | GNソードII×2 GNビームサーベル×2 |
操縦者 | リク(ミカミ・リク) |
ガンダムダブルオーダイバーエース GUNDAM 00 DIVER ACE | |
型式番号 | GN-0000DVR/A[25] |
全高 | 18.3m[25] |
重量 | 68.3t[25] |
武装 | スーパーGNソードII×2 GNビームサーベル×2 GNダイバーソード×2 |
操縦者 | リク(ミカミ・リク) |
ガンダムダブルオースカイ GUNDAM 00 SKY | |
型式番号 | GN-0000DVR/S[26] |
全高 | 18.3m[26] |
重量 | 72.4t[26] |
武装 | バスターソード×1 ロングライフル×1 ビームライフル×1 ビームサーベル×2 スカイブレイサー×2 スカイレガース×2 |
操縦者 | リク(ミカミ・リク) |
- GN-0000DVR ガンダムダブルオーダイバー
- リクが使用する「HG ダブルオーガンダム」の改造機[27]。
- リクの自室にあるほかのガンプラのパーツを思うままに組み込んだミキシング作品で、両肩のコーン型スラスター基部に追加されたバーニアとウイングによって原典機の強化形態であるダブルオーライザーに近い機動性の向上を果たし、攻守ともにバランスの取れた機体となっている。頭部は外見の強さを重視してアンテナが増設されているが、センサー機能の強化といった実用的な改修も行われている。機体色は原典機と同じ青と白で、スポーツ選手のユニフォームを意識した配色となっている[25]。完成当初は機体がトランザムシステムに耐えられる強度ではなく、オーガとの戦いでトランザムを強行して行動不能に陥る[6]。
- 武装は原典機と同じだが、GNソードIIは刀身を回転させずにライフルモードに変形できるよう調整されている[25]。
- GN-0000DVR/A ガンダムダブルオーダイバーエース
- コーイチからのアドバイスをもとに改修した姿[25]。
- 歴代ガンダム作品の翼付きバックパックを参考に[注 15]、フィン型の可変式GNスラスターを組み合わせた高機動型バックパック「ダイバーエースユニット」を新たに装着。機体本体も、新造のニーアーマーを追加するなど各部が強化され、トランザムの使用も可能となっている[25]。
- 追加武装は、斬撃時に内部のGNコンデンサーに蓄えたエネルギーを放出する両肩の大型剣「GNダイバーソード」二振り、GNソードIIの刀身をワイヤーガン機能内蔵の新型に換装した「スーパーGNソードII」二振り[25]。
- GN-0000DVR/S ガンダムダブルオースカイ
- シバ・ツカサとの戦いで大破した00ダイバーエースを大改修した姿[28]。
- リクが過去の戦いで得た経験と、デスティニーガンダムをはじめとした他作品の機体の要素を加味した改修が加えられている。過去の戦いを忘れないためという理由から、胸部上面のクリアパーツ内には改修前のダメージ痕が残されている。ツインドライヴユニットはデスティニーのウイングユニットを組み込んだ「スカイドライヴユニット」へと強化され、GN粒子を巨大な光の翼に変化させて推進力を高めたり、巨大なビームソードやビームシールドとして転用することもできる。近接格闘時は、ユニットを腰の位置に下げることで低重心化と敏捷性を高めた「ラッシュポジション」に変形する。ウイングユニットはトランザム時に粒子加速器としても機能し、一時的に通常のトランザムを凌駕する「トランザムインフィニティ」、粒子の循環速度を限界まで高めた「ハイヤーザンスカイフェイズ」へと進化していく。ただし、性能に比例して機体への負荷も増大するという欠点もある[26][29]。
- 武装は、デスティニーを参考にした背部右側の大型剣「バスターソード」と左側の高出力砲「ロングライフル」、機能を射撃のみに限定した専用ビームライフル、従来よりも切断能力を高めたフロントアーマー内のビームサーベル2基、ビームシールドモードと先端のフィンガーパーツを利用した多彩なマルチクローモードに変形する左右の手甲ユニット「スカイブレイサー」、エネルギー弾を蹴り出す「ダイバーシュート」などの多彩な蹴り技を可能とする左右のすね当て「スカイレガース」[26][29][注 16]。
ジムIIIビームマスター GM III BEAM MASTER | |
---|---|
型式番号 | RGM-86RBM[11] |
全高 | 18.0m[11] |
重量 | 43.4t[11] |
武装 | チェンジリングライフル×1 ビームライフル×1 ミサイルポッド×2 大型ミサイルランチャー×2 バスターバインダー×2 ビームサーベル×2 |
操縦者 | ユッキー(ヒダカ・ユキオ) |
- RGM-86RBM ジムIIIビームマスター(ジムスリービームマスター)
- ユッキーが使用する「HGUC ジムIII」の改造機[27]。
- ユッキーのコンテスト初入賞作品をベースに、後方支援に特化した改修が加えられている。「ビームマスター」とは、複数のビーム兵器が追加されたことに由来する。一方で原典機の実弾武装も残されており、センサーの強化や装備位置の変更が加えられている。頭部はメインカメラ周辺のセンサー性能を高めた独自の形状となり、脚部は精密射撃に適した構造および推力の強化がなされている[11]。
- 武装は、遠距離用ライフルビームと近距離用バルカンビームの2門の銃口をもつ大型火器「チェンジリングライフル」、原典機純正のビームライフル、同じく原典機純正の肩部4連装中型ミサイルポッド2基、原典機の腰部から両脛に移設された大型ミサイルランチャー2基、弱威力のフラッシュビームを散弾状に発射する両腰のバスターバインダー2基、原典機のバックパックから両膝の新造ユニットに移設されたビームサーベル2基。チェンジリングライフルの銃尻にバスターバインダーを接続することで、最大威力のフュージョンビームを放つことができる[11]。
ジェガンブラストマスター JEGAN BLAST MASTER | |
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型式番号 | RGM-89BM |
全高 | 19.8m |
重量 | 38.4t |
武装 | ツインサテライトキャノン×1 ビームソード / ビームピストル×2 ハイメガキャノン×1 対艦ビーム砲×2 カリドゥス複相ビーム砲×1 シグマシスキャノン×2 ビームライフル×2 GNキャノン×2 |
操縦者 | ユッキー(ヒダカ・ユキオ) |
- RGM-89BM ジェガンブラストマスター
- ユッキ―がジムIIIビームマスターに次いで使用する「HGUC ジェガン」の改造機[27]。
- 宇宙世紀作品の設定を考慮していたビームマスターから一転して、「あらゆる作品に登場する高火力装備を単機に集約させ、全戦闘射程で最大威力の攻撃をおこなう」というコンセプトで製作されている。「ブラスト(爆風)」の名称には「自分もリクと肩をならべて戦う」というユッキーの決意が込められており、ビームマスターの後方支援機としての機能を継承しつつも、前衛にも転じられる全領域機としての能力を得ている。一方で、火力に比例してエネルギーの消耗も激しく、バトル中は繊細なエネルギー管理を必要とする上級者用MSとなっている[30]。
- 武装は、「HGAWガンダムX」2機分のパーツを組み合わせた背部のツインサテライトキャノン、キャノン後部に接続されたビームソード兼用のビームピストル2挺、額中央に内蔵されたZZガンダム由来のハイメガキャノン、両肩に内蔵された可動式対艦ビーム砲2門、腹部中央に内蔵されたストライクフリーダムガンダム由来のカリドゥス複相ビーム砲、左右のフロントアーマーに内蔵されたガンダムAGE-3フォートレス由来のシグマシスキャノン2門、左右のサイドアーマーに内蔵されたG-セルフ(アサルトパック)由来のビームライフル2門、両脚裏に内蔵されたセラヴィーガンダム由来のGNキャノン2門。ツインサテライトキャノンは、サテライトシステムで月からのマイクロウェーブを受け砲撃可能ではあるが、チャージ時間も長大になるものの外部電源を介することなく機体単独での発射が可能。全砲門を解放した一斉射撃形態「フルブラストモード」は、ユッキーの発想と努力によってGBN本来のシステムでは不可能に近い高エネルギー射撃を可能としている[27][30]。
モモカプル MOMOKAPOOL | |
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型式番号 | PEN-01M[31] |
全高 | 12.8m[31] |
重量 | 31.8t[31] |
武装 | 手のツメ(手のビーム×5)×2 お腹のビーム×2 |
操縦者 | モモカ(ヤシロ・モモカ) |
- PEN-01M モモカプル
- モモカが使用する「カプル」の改造機。
- モモカがテレビで観たアデリーペンギンの姿を参考に、「可愛らしさ」の一点のみに絞った改修が施されている[22]。両手のアイアンネイルを丸く削るなど、可愛くない部分を削除したことで攻撃力は低下しているが、機動性と機体強度の向上という副次的効果も得ている[27]。原典機の巡航モードは「丸まりモード」という外見どおりの名称に改められ、移動だけでなく体当たりなどの攻撃手段にも用いられる。胴体内部には、脱出ポッドや奇襲攻撃などに使用される小型MS「プチカプル」が入れ子のように収納されている[31]。
- 武装は、爪先を丸めた代わりに手自体の打撃力を高めた「手のツメ」、両手の10本のツメ先すべてに内蔵された小型ビーム砲「手のビーム」、原典機のソニックブラストを名称変更した腹部の高出力ビーム砲「お腹のビーム」[31][注 17]。
ガルバルディリベイク GALBALDY REBAKE | |
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型式番号 | RMS-117G11[32] |
全高 | 20.2m[32] |
重量 | 58.1t[32] |
武装 | ハンマープライヤー×1 大口径榴弾砲×1 ナックルガード×1 シールド(滑腔砲×1)×1 |
操縦者 | コーイチ(ナナセ・コウイチ) |
- RMS-117G11 ガルバルディリベイク
- コーイチが使用する「HGUC ガルバルディβ」の改造機[32]。
- 重装甲と高出力を重視した改修を施しつつ、原典機の高機動性も両立させた剛柔一体の機体に仕上がっている。頭部には一本角状の強化センサーが追加され、新造された各種武装と連動することで射程を問わない柔軟性を獲得している[32]。
- 武装は、打撃用のハンマーや拘束・圧壊用のプライヤー、防御用のシールドとしても使用できる巨大質量兵器「ハンマープライヤー」、各種弾頭を計11発装填可能なバックパック左側の大口径榴弾砲、右拳に装着して敵を殴打するナックルガード、先端部に滑腔砲を内蔵した中型シールド[32]。
RX-零丸 | |
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型式番号 | RX-零[33] |
全高 | 14.4m(シノビ形態)[33] |
重量 | 25.6t(シノビ形態)[33] |
武装 | 忍者刀×1 シールド手裏剣×1 苦無×1 種子島雷威銃×1 馬具那式タネガシマ×1 手甲鉤×2 |
操縦者 | アヤメ(フジサワ・アヤ) |
- RX-零 RX-零丸(アールエックスぜろまる)
- アヤメが使用する「SDガンダム BB戦士 ユニコーンガンダム」の改造機[28]。
- 忍者をモチーフとした外見と戦闘スタイルが特徴で、原典機のデストロイモードに相当する高機動形態「シノビ形態」と、ユニコーンモードに相当する光学迷彩搭載の隠密形態「カクレ形態」を使い分ける。さらに、原典機のアームドアーマーのコンセプトを踏襲した鳥型の支援メカ「
武装装甲八鳥 ()」と合体することでリアル体型に変形し、原典機の「サイコミュジャック」や「サイコフィールド」が使用可能となる特殊システム「忍闘-道 (NINTO-DO)」(通称:NT-D)が発動する。アヤメの「ビルドダイバーズ」正式加入後には、表面処理を一からやり直したうえで黒い装甲の一部が白く塗り替えられ、各関節に最新のKPS(強化ポリスチレン)、ノズル系に金属パーツを使用するなどの強化が施される[33]。 - 武装はビームを展開可能な忍者刀、攻防を兼ねた2枚刃のシールド手裏剣、原典機のビームトンファーとしても使える苦無、武者ガンダムから流用された「
種子島雷威銃 ()」、八鳥の胴体を兼ねた大火力銃「馬具那式タネガシマ ()」、忍闘-道時に使用可能となる両手の手甲鉤。馬具那式タネガシマに忍者刀を接続することで、高出力ビームの大剣「ビーム斬馬刀」となる[33]。 - 必殺技は分身して敵を両断する「変位抜刀 アヤメ斬り」[22]。改修後には、SDガンダムを召喚して槍や銃などの武器に変形させる「カプセル忍法」や、シールド手裏剣に炎状のビームを纏わせる「火炎風魔手裏剣」も駆使する。
GBNダイバーのガンプラ
ガンダムAGEIIマグナム GUNDAM AGEII MAGNUM | |
---|---|
型式番号 | AGE-IIMG[5] |
全高 | 18.5m[5] |
重量 | 29.2t[5] |
武装 | ハイパードッズライフルマグナム×1 Fファンネル×4 ビームサーベル×2 シグルシールド×1 |
操縦者 | クジョウ・キョウヤ |
- AGE-IIMG ガンダムAGEIIマグナム(ガンダムエイジツーマグナム)
- クジョウ・キョウヤが使用する「HG ガンダムAGE-2」の改造機[27]。
- キョウヤの高度なバトルスタイルに合わせ、あらゆる状況からでも即座に攻撃できる超攻撃機として製作されている。原典機の飛行形態であるストライダーモードは「フェニックスモード」へと昇華され、GBN王者の機体にふさわしい完成度を示す[27]。
- 武装は、原典機のライフルよりもエネルギー充填量を高めた機首兼用の「ハイパードッズライフルマグナム」、両肩のウイングにガンダムAGE-FXのCファンネルの機能を付与した刀剣型遠隔操作兵器「Fファンネル」4基、原典機純正のビームサーベル2基、大型剣を組み合わせた攻防一体の盾「シグルシールド」[5]。必殺技は、シグルシールドにすべてのFファンネルを装着して形成する巨大な光剣「EXカリバー」[10]。
- AGE-2DH ガンダムAGE-2偽装ダークハウンド
- マスダイバーの調査活動時に、偽装用のアウターパーツを装着した姿[10]。
- 機体色やシルエットは原典機のダークハウンドに似せてあるが、頭部のヘルメット部分はマスターグレードのパーツを使用していることから一回り大きく、眼帯型バイザーも原典とは左右逆になっているなど、異なる部分もいくつかある[34]。
- AGE-IIMG ガンダムAGE-IIマグナム(SV ver.)
- 対「ビルドダイバーズ」用の決戦仕様。「SV」は「SAVIOR(救世主)」を意味する[28]。
- 機体色が白基調に改められ、AGE-FXの「FXバースト」を由来とする特殊システムを搭載している[28]。
- インパルスガンダムアルク
- エミリアが使用する「HGCE インパルスガンダム」の改造機。
- 射撃能力と加速力を重視した機体で、青紫に塗装されている[28]。
- インパルスガンダムランシェ
- カルナが使用する「HGCE インパルスガンダム」の改造機。
- 格闘能力と最高速度を重視した機体で、赤紫に塗装されている。ベース機が同じアルクとは互換性があり、上半身を構成する「チェストコアフライヤー」と、下半身を構成する「レッグフライヤー」を組み替えることができる[28]。
グリモアレッドベレー GRIMOIRE RED BERET | |
---|---|
型式番号 | GH-001RB[35] |
全高 | 16.5m[35] |
重量 | 46.8t[35] |
武装 | アサルトライフル×1 プラズマナイフ×3 シールド×1 シザークロウ×2 ミニモア×2 ティルトローターパック (キャノン×2) (ミサイルポッド×1) (チェーンソー×2) |
操縦者 | ロンメル |
- GH-001RB グリモアレッドベレー
- ロンメルが使用する「HG グリモア」の改造機[27]。
- 原典機の実戦的な機能拡張をコンセプトとしており、「レッドベレー」の由来となった赤い頭部と左肩が特徴。出力や剛性、武装すべてにおいて安全性を無視した限界領域の改修が加えられており、並みのダイバーではあつかえない上級者用MSとなっている。脚部は特に大きな改修が加えられており、足裏の前後には高速滑走用の車輪「インラインダッシュ」が追加されている[35]。
- 武装は銃身下部にグレネードランチャーを装着したアサルトライフル1挺、原典機と同型のプラズマナイフ3振り、同じく原典機と同型のシールド、左右の脛からつま先にかけて展開する捕獲用の爪「シザークロウ」、バックパック「ミニモアザック」に収納された小型支援メカ「ミニモア」2機。アサルトライフルはストック部分をピストル、レシーバーをサブマシンガンとして分離・使用することが可能。ミニモアはプラズマナイフを装備することで格闘戦にも対応し、本体の頭部が破損したときの代替パーツとしても利用できる。
- 有重力エリアでは、タンデムローター方式の大気圏内飛行用バックパック「ティルトローターパック」を装着する。パックの付属武装として、小型のキャノン2門、左右のサブアームに接続されたチェーンソー2基、右肩に装着される3連装ミサイルポッドを装備する[27]。
セラヴィーガンダムシェヘラザード SERAVEE GUNDAM SCHEHERAZADE | |
---|---|
型式番号 | GN-1001N[36] |
全高 | 18.2m[36] |
重量 | 73.5t[36] |
武装 | GNフィジカルバズーカ×1 GNビームコンテナ / GNクローコンテナ×4 GNトレミーキャノン×1 |
操縦者 | シャフリヤール |
- GN-1001N セラヴィーガンダムシェヘラザード
- シャフリヤールが使用する「HG セラヴィーガンダム」の改造機[27]。
- 原典機の高火力を再現しつつ、『00』に登場する母艦「プトレマイオス」を小型化した多目的支援機「プトレマイオスアームズ」を機体各所に分割・装着することで、巨体に似合わない高機動性を実現している。中・長距離用の基本形態は「ジンモード」、腰部のコンテナを両腕に装着した近・中距離用形態は「イフリートモード」と呼ばれ、状況に応じて形態を使い分ける[36]。
- 武装は、ガンダムヴァーチェ用の装備を改修した実弾火器「GNフィジカルバズーカ」1挺、射撃用のビームキャノンと格闘用の「GNクローコンテナ」を使い分け可能なプトレマイオスアームズの付属ユニット「GNビームコンテナ」4基、胴体前方に接続したプトレマイオスアームズを巨大な砲身とした高出力砲「GNトレミーキャノン」[36]。
ガンダムジーエンアルトロン GUNDAM JIYAN ALTRON | |
---|---|
型式番号 | XXXG-01S2龍虎狼 |
全高 | 16.4m[37] |
重量 | 11.1t[37] |
武装 | ウルフ拳×1 タイガー拳×1 ツインジーエンハング(双龍虎狼炎×2)×2 ジーエンブレイカ―×2 ジーエンシールド×1 |
操縦者 | タイガーウルフ |
- XXXG-01S2龍虎狼 ガンダムジーエンアルトロン
- タイガーウルフが使用するアルトロンガンダムの改造機[28]。
- 原典機の近接格闘能力を発展させた機体で、虎と狼を模した左右の肩アーマーと、背部の大型ウイングが特徴。
- 武装は、肩アーマー付属式として両腕と別体化させた改良型ドラゴンハング「ツインジーエンハング」、両膝から展開するクロー「ジーエンブレイカ―」、バックパック中央に配置された盾「ジーエンシールド」。ツインジーエンハングは、肩アーマーをグローブのように両手に装着することもできるうえに、両頬に設置されたノズルから「双龍虎狼炎」という超高熱の火炎を出せる。また肩のアーマーは取り外し可能であり「ウルフ拳・タイガー拳」として両手に装着し打撃力を高めることもできる[27]。必殺技は、全身を金色に輝かせながら拳から龍のかたちをした衝撃波を放つ「龍虎狼道(りゅうころうど)」[7]と、両肩の「ウルフ拳・タイガー拳」をそれぞれ腕部に接続し超高熱の火炎と雷撃をを放つ「雷神サンダー」、そして終盤で見せた新技で拳を大地に叩きつけそこから炎の龍を召喚し相手を飲み込む奥義「翔喚奥義・陸撃昇龍打」とシャフリとの合体技「双極・シルクロード」。
- ガンダムラヴファントム
- マギーが使用する「HGCE ストライクフリーダムガンダム」の改造機。ピンク系の機体色と、ノワールストライカーを上下逆に配置した専用ストライカーパックが最大の特徴。武装は巨大なビームカマ、パック自体を巨大な鎌に変形させた「ストライカーサイズ」、原典機純正のビームサーベル2基とレールガン2門[38]。
オーガ刃-X OGRE GN-X | |
---|---|
型式番号 | GNX-803OG[39] |
全高 | 19.2m[39] |
重量 | 90.5t[39] |
武装 | GNオーガソード×2 GNビームショルダータックル×2 GNニードルストレート×2 |
操縦者 | オーガ |
- GNX-803OG オーガ刃-X(オーガジンクス)
- オーガが使用する「HG ジンクスIV」の改造機[27]。
- 日本の鬼をモチーフにした重装甲をもつ接近戦特化機で、脚部のホバーユニットをはじめとする推進器系の強化によって、高い破壊力と機動性を両立している。原典機と同様にトランザムシステムを備え、発動中は頭部のセンサー付きバイザーが下降し、敵を集中解析する「一ツ目モード」に変化する[39]。
- 武装は、二振りを連結した「GNオーガツインソード」としても使用可能な幅広の剣「GNオーガソード」、ガンダムAGE-1タイタスを参考にした両肩の格闘用ビームスパイク「GNビームショルダータックル」、前腕ごと有線射出可能な両手首のビームスパイク「GNニードルストレート」[39]。
- ガンダムGP-羅刹(ガンダムジーピーらせつ)
- オーガがオーガ刃-Xに次いで使用する「HGUC ガンダム試作2号機」の改造機[28]。
- オーガ刃-Xと同じ赤鬼をモチーフとした外見と機体特性が特徴で、原典機にはない太陽炉を搭載することで、独自の特殊トランザム「鬼トランザム」の発動が可能となっている[28]。
- 武装はオーガ刃-Xと同じGNオーガソードとGNニードルストレートに加えて、金棒型ビームバズーカ、両肩のFTB(フレキシブルスラスターバインダー)と両脚に内蔵された拡散ビーム砲。
煌・ギラーガ GERRA GHIRARGA | |
---|---|
型式番号 | xvt-mmc[40] |
全高 | 20.3m[40] |
重量 | 66.6t[40] |
武装 | ギラーガギラスピア×1 ギラーガギラテイル×1 ヒートギラブレード×8 ビームバスター×1 ビームバルカン / ビームサーベル×2 ギラーガギラビット×多数 |
操縦者 | ドージ |
- xvt-mmc 煌・ギラーガ(ギラ・ギラーガ)
- ドージが使用する「HG ギラーガ」の改造機[27]。
- 「悪魔と契約したギラーガ」というコンセプトをもとに、ヴェイガン系MSの特徴を先鋭化させた改修が施されている。本体部はバランスを重視した最低限の改造に止められているが、放熱・吸熱機能をもつヒートシンクを各部に増設したことで、出力がさらに向上している。当初は名称すべてを漢字の当て字とした「煌・煌蒼牙」と命名される予定だったが、ドージ本人が書けなかったため現在の名に落ち着いた[40]。
- 武装は、原典機の「ギラーガスピア」を改良した2分割式の双頭槍「ギラーガギラスピア」、原典機の「ギラーガテイル」の3倍の長さをもつ着脱式の鞭尾「ギラーガギラテイル」、原典機の「ギラーガビット」と同等の機能をもつオールレンジ攻撃端末「ギラーガギラビット」、各部のヒートシンクを斬撃に転用した「ヒートギラブレード」、原典機よりも高出力化された胸部中央の射撃兵装「ビームバスター」、ヴェイガン系MSの共通装備である両掌のビームサーベル兼用型ビームバルカン[27]。ブレイクデカール使用後の暴走状態では、テイルとブレードが無数の触手のように延びる現象が起きる[38]。
アストレイノーネイム ASTRY NO-NAME | |
---|---|
型式番号 | MBF-PNN[41] |
全高 | 17.53m[41] |
重量 | 52.1t[41] |
武装 | ノーネイムユニット(ブレイドドラグーン×5)×1 ガントレットセイバー×1 ビームサーベル×1 |
操縦者 | シバ・ツカサ |
- MBF-PNN アストレイノーネイム
- シバ・ツカサが使用する「HG ガンダムアストレイ レッドフレーム」の改造機。
- 500戦以上[42]におよぶGPDバトルを戦い抜いたツカサの相棒的存在であり、損傷と修復を繰り返した末に左右非対称の形状へと変貌している。最大の切り札として、『UC-MSV』に登場するガンダムデルタカイのサイコミュシステム「ナイトロシステム」を搭載。本来のナイトロは操縦者の能力を強制的に引き上げるシステムであるが、本機のシステムはバトルフィールド上の空間解析データを操縦者にフィードバックし、反応時間を疑似的に短縮することで同等の機能を得ている[41]。
- 武装は、『機動戦士ガンダムUC』のアームドアーマーシリーズを参考にした[43]複合装備「ノーネイムユニット」、右前腕に装着された籠手型ビームサーベルユニット「ガントレットセイバー」、背部左側に懸架された折りたたみ式ビームサーベル。ノーネイムユニットには堅牢な装甲と強力なビームコートが施されており、通常時はペリース状の防御形態「Dエクステンション」で右肩を覆っている。中・遠距離射撃時は開放型バレルを展開した「Bスマートガン」となり、ナイトロ発動時は背部に5枚の翼を展開させ、クリアパーツで覆われた後頭部のフェイスと連動することで高精度の空間解析をおこなう「Xコネクトモード」に移行する[41]。Xコネクト時の各翼は、遠隔操作式の斬撃武装「ブレイドドラグーン」としても使用可能[41]。
- スーパーショックガンダム
- 「シャノアール・ネオ」所属のSDガンダム5機が合体した姿。
- 頭部および胴体になるショックガンダム、右腕になるSGガンダム、左腕になるSGシャア専用ザク、右脚になるSGνガンダム、左脚になるSGサザビーで構成される。
- 分離時は軽量で機動性に優れた5機によるチームワークで敵を翻弄し、合体時は通常時の5倍の火力とパワー、防御力で圧倒する。ただし、合体状態で撃破されると再出撃に時間がかかるという欠点があり、被撃墜時にインターバルを経て再出撃可能なバトル形式では不利となる。
- 武装は5機の武器(ショックガンダムの銃剣、SGガンダムとSGνガンダムのバズーカ、SGシャアザクのマシンガン、SGサザビーのビームショットライフル)を合体させた大型銃「スーパーショックガンライフル」で、「ビルドダイバーズ」とのバトルではリクのシールドを打ち消し、ユッキーとコーイチを撤退させるほどの威力を発揮する。そのほかは、ポッキー型のサーベル(ν)、棒付きキャンディ型のジャベリン(ガンダム)、飴玉型のファンネル(サザビー)、板チョコ型のナックル付きシールド(シャアザク)とお菓子を模した武器が多い。
GBN運営陣のガンプラ
リーオーNPD LEO NPD | |
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型式番号 | OZ-06MS[NPD][44] |
全高 | 16.2m[44] |
重量 | 6.9t[44] |
武装 | マシンガン×1 シールド(ビームサーベル×2)×1 |
主題歌
- オープニングテーマ
-
- 「Diver's High」[45](第1話 - 第13話)
- 作詞・作曲・歌 - SKY-HI / 編曲 - 亀田誠治
- 「Infinity」(第14話 - )[46]
- 作詞・作曲 - YUICHI / 編曲 - SWANKY DANK、鈴木Daichi秀行 / 歌 - SWANKY DANK
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | キャラクター作画監督 | メカニック作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
プロローグ[注 18] | 木村暢 | 綿田慎也 | 戸井田珠里 |
|
||
ep01 | Welcome to GBN | |||||
ep02 | 百鬼オーガ | 初見浩一 | 池野昭二 |
| 高瀬健一 | |
ep03 | 守る者 | 西澤晋 | うえだしげる | 千葉道徳 | 有澤寛 | |
ep04 | 霊山の虎狼 | 黒田洋介 | 久藤瞬 | しんぼたくろう | 阿部宗孝 | |
ep05 | 聖地・ペリシア | 木村暢 | 内藤明吾 | 孫承希 |
| 松田寛 |
ep06 | 過去と未来 | 寺岡巌 | イムガヒ |
| 大張正己 | |
ep07 | フォース戦 | 錦田慎也 | 池野昭二 |
| 久壽米木信弥 | |
ep08 | フェス! | 黒田洋介 | 内藤明吾 | 児谷直樹 | 小谷杏子 | 高瀬健一 |
ep09 | オーガ再び | 野村祐一 | 西澤晋 | うえだしげる |
|
|
ep10 | 有志連合 | 黒田洋介 | 久藤瞬 | しんぼたくろう | 阿部宗孝 | |
ep11 | アヤメの涙 | 木村暢 | 古橋一浩 | 孫承希 |
| 鈴木勘太 |
ep12 | 光る翼 | 野村祐一 | 寺岡巌 | 池野昭二 |
|
|
ep13 | デュエル‐決闘‐ | 黒田洋介 | 西澤晋 | 児谷直樹 |
|
|
ep14 | 新しい力 | 木村暢 | 内藤明吾 | 久藤瞬 |
| 大張正己 |
ep15 | ロータス・チャレンジ | 黒田洋介 |
| 鳥羽聡 |
| 久壽米木信弥 |
ep16 | 再会、友よ | 木村暢 | 内藤明吾 | うえだしげる | しんぼたくろう | 川原智弘 |
ep17 | 共同戦線 | 野村祐一 | 西澤晋 | 池野昭二 |
| 高瀬健一 |
ep18 | 男の意地 | 黒田洋介 |
| 孫承希 |
|
|
ep19 | ナデシコアスロン | むとうやすゆき | 内藤明吾 | イムガヒ |
|
|
ep20 | 真実 | 木村暢 | 西澤晋 | 久藤瞬 |
| 大張正己 |
ep21 | 君の想い | 黒田洋介 |
| うえだしげる | しんぼたくろう | 鈴木勘太 |
ep22 | 誓う心 | むとうやすゆき | 内藤明吾 | 大久保朋 |
| 久壽米木信弥 |
ep23 | 宿命の二人 | 野村祐一 | 西澤晋 | 鳥羽聡 |
|
|
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [49] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年4月3日 - | 火曜 17:55 - 18:25 | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作局 |
テレビ北海道 | 北海道 | |||
テレビ愛知 | 愛知県 | |||
テレビ大阪 | 大阪府 | |||
テレビせとうち | 岡山県・香川県 | |||
TVQ九州放送 | 福岡県 | |||
2018年4月7日 - | 土曜 19:30 - 20:00 | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『アニメ+』枠 |
2018年4月9日 - | 月曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり[50] |
テレビ東京系列の地上波6局のみ字幕放送を実施。 TXN各局では次回予告に登場キャラクターのボイスオーバーがあるものを放送。 BS11では次回予告ボイスオーバーが無いものを放送。 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年4月3日 - | 火曜 19:00 更新 |
|
2018年4月4日 - | 水曜 12:00 更新 |
|
2018年4月6日 - | 金曜 12:00 更新 |
|
2018年4月7日 - | 土曜 0:00 更新 | |
未定 | 未定 |
日本国外
時間帯は全て現地時間。
BD / DVD
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関連番組
公式外伝
2018年6月より展開される公式スピンオフ作品群。
ガンダムビルドダイバーズ ブレイク
『月刊ガンダムエース』で連載。メカニックデザインは柳瀬敬之、キャラクターデザインはハラカズヒロ、シナリオは関西リョウジ、作画はしいたけ元帥が担当。
アニメ本編の裏側を描いた漫画作品で、ブレイクデカールへの憧れと痛みの狭間で葛藤するマスダイバーの姿を描く[54]。アニメ本編でリクがGBNを始める以前の時期を描いた「Before」と、以後の時期を描いた「After」の二つのストーリーに分けられ、時間の経過にしたがって登場人物の思想やガンプラの外見が変化する[55]。
『GBD-B』の登場人物
- アーク
- 主人公。関西弁を話す攻撃的な雰囲気の少年。使用ガンプラはガンダムシャイニングブレイク。
- 「Before」では、ブレイクデカールの不正を認めながらもその面白さに惹かれ、ほかのマスダイバーを専門に狩る異色のマスダイバーとして活動する。「After」では一転してマスダイバーから足を洗い、キョウヤを中心とする反マスダイバーの有志連合に参加する。アニメ本編第10話でも、有志連合の会議場でその姿が確認できる[55]。
- ゼン
- もうひとりの主人公。使用ガンプラはG-エルス[55]。
- 「Before」では、GBNを始めたころに出会ったアークとブレイクデカールの魅力に惹かれ、コンビフォース「ZA-AZ(ザッズ)」を結成する。「After」ではブレイクデカールへの依存が進行していき、マスダイバーをやめたアークと対立する[55]。アニメ本編第13話では、シバのメッセンジャー「謎ダイバー」(声 - 宮崎遊)としてリクに接触する。
- アインソフ
- マスダイバー狩り専門のフォース「アイン・ソフ・オウル」のリーダー[56]。
『GBD-B』の登場ガンプラ
- GF13-017NJ/B ガンダムシャイニングブレイク
- アークが使用するシャイニングガンダムの改造機。機体デザインは柳瀬敬之[56]。
- 格闘戦用の原典機をオーソドックスな汎用機に回帰させつつ、広い可動範囲を活かした飛行形態「シャイニングベルクート」への変形機構が追加されている。「Before」ではティターンズカラーに似た黒基調、「After」では対照的な白基調の機体色となる[55]。
- YG-III G-エルス
- ゼンが使用する「HG G-セルフ」の改造機。機体デザインは海老川兼武[55]。
- 原典機の可動範囲を活かしつつ、四肢の末端に装着された複合武装「グローアップユニット」で攻撃力を高めている。「Before」では白基調に紫のアクセントカラー、「After」では黒基調の機体色となり、頭部のツインアイが四つ目に変化するなど細部が異なっている[55]。
GundamBuildDivers GIMM&BALL's WorldChallenge
略称は『GBWC』。アニメ本編の公式サイトと、『電撃ホビーウェブ』編集部が刊行する模型誌『ガンダムホビーライフ』で連載。メカニックデザインは石垣純哉とNAOKI、キャラクターデザインはto be announced、シナリオは野村祐一が担当。
模型作例を用いたフォトストーリーで、主人公である二人のイケメンダイバー「ジム」と「ボール」の活躍をコメディタッチで描く。作中に登場するガンプラは、歴代の『ガンプラビルダーズワールドカップ』日本大会の優勝者たちが製作を担当している[54]。
脚注
注釈
- ^ 本作には、脚本家のひとりとして参加している。
- ^ 劇中の描写から、第14回大会は第2話と第3話の間に行われた模様。
- ^ GBNは1日2時間までで学業を疎かにしないという条件付きだが、物語中で一度も咎められている様子がないため、条件は守っている模様。
- ^ 登録表記は「KO-1」。
- ^ 最終的に相手がサイコガンダムを選んだため、土俵が破壊したため運よく回避した。
- ^ 「le chat noir」は「黒猫団」の意。
- ^ 第6話でコーイチが見ていた雑誌の表紙に記載されている。
- ^ ただし、強化型ブレイクデカールの影響でGBNのメインプログラム内のシステムデータを消去してしまうことを知らないなど、性能を把握しきっていない描写がある。
- ^ 後述する公式外伝『GBD-B』の登場人物で、クレジットは「謎ダイバー」。
- ^ 同話の字幕放送では、マスダイバー討伐戦の最中に被弾した乗機のジンクスが撤退する際にコーラサワーが発言し、彼の名もクレジットされている。
- ^ EP15でのモモカのイメージやEP16でモモカとサラが見ていたGBN用のペットの横に書かれている。
- ^ EEP19でナデシコアスロンの種目「ガンスタグラム」でローズが写した写真で登場。
- ^ EEP19でナデシコアスロンの種目「トントン相撲」で自立せずらいローズのノイエ・ジールに対抗すべくモモカが選んだ機体で登場。
- ^ 例として、ガンダムダブルオーダイバーエースの場合は「G:6 U:6 N:8 P:6 L:5 A:4」と表記され、N(ニンブル)が特に高いことが分かる[25]。
- ^ 作成中の第7話では、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの名が挙げられている[22]。
- ^ プラモデルの解説には記載されていないが、第21話の対ガンダムGP-羅刹戦で頭部の左右からバルカン砲を発射する場面がある。
- ^ 第7話では、発射する際にモモカは「お腹ビーム」と呼称している。
- ^ 時系列では第2話と第3話の間にあたる。
- ^ 配給元:バンダイチャンネル。
出典
- ^ a b c d e “ガンダムシリーズTVアニメ最新作「ガンダムビルドダイバーズ」2018年春より放送スタート!”. GUNDAM.INFO (2018年2月2日). 2018年2月9日閲覧。
- ^ a b “TVアニメ最新作『ガンダムビルドダイバーズ』放送決定! ガンプラなどの新商品も発表された「ガンダムビルドシリーズ新作発表会」をレポート”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年2月2日) 2018年2月9日閲覧。
- ^ a b c d GMG2018S 2018, p. 58.
- ^ a b GMG2018S 2018, pp. 58–59.
- ^ a b c d e f プラモデル「ガンダムAGEIIマグナム」解説書, 1/144スケールモデル HGBD, No.001, バンダイ
- ^ a b c d e f g “ストーリー 第2話「百鬼オーガ」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年4月10日閲覧。
- ^ a b c d e f “ストーリー 第4話「霊山の虎狼」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年4月24日閲覧。
- ^ a b c d e “ストーリー 第5話「聖地・ペリシア」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年5月1日閲覧。
- ^ a b “ロンメル隊長のGBN講座”. ガンダムビルドダイバーズ. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “ストーリー 第3話「守る者」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年4月17日閲覧。
- ^ a b c d e f プラモデル「ジムIIIビームマスター」解説書, 1/144スケールモデル HGBD, No.002, バンダイ
- ^ “ストーリー 第22話「誓う心」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年9月4日閲覧。
- ^ プラモデル「ダイバーギア」, 1/144スケールモデル HGBC, No.001, バンダイ
- ^ a b c d e f g “ストーリー 第6話「過去と未来」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年5月9日閲覧。
- ^ a b c d e “ストーリー 「プロローグ」”. ガンダムビルドダイバーズ 公式サイト. 創通・サンライズ・テレビ東京. 2018年4月29日閲覧。
- ^ 新しいガンプラの聖地「THE GUNDAM BASE TOKYO」のワクワク感がスゴい!価格.comマガジン2017年8月17日
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- ^ a b c d e f g GA2018-08 2018.
- ^ a b GA2018-07 2018.
参考文献
- グレートメカニックG(双葉社)
- 『グレートメカニックG』2018 SPRING、双葉社、2018年3月17日、ISBN 978-4-575-46508-2。
- 月刊ガンダムエース(KADOKAWA)
- 『ガンダムエース』2018年7月号、2018年5月26日、8-11頁、ASIN B07CPC38QG。
- 『ガンダムエース』2018年8月号、2018年6月26日、42-84頁、ASIN B07DKSSD3X。
外部リンク
映像外部リンク | |
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『ガンダムビルドダイバーズ』プロローグ - YouTube(BandaiChannelが2018年2月2日にアップロード) |
- ガンダムビルドダイバーズ
- ガンダムビルドダイバーズ テレビ東京アニメ公式
- ガンダムビルドダイバーズ (@gundambd) - X
テレビ東京系列 火曜17:55 - 18:25枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
アイドルタイムプリパラ
(2017年4月4日 - 2018年3月27日) |
ガンダムビルドダイバーズ
(2018年4月3日 - 9月25日(予定)) |
爆釣バーハンター
(2018年10月2日 - (予定)) |