成増駅
東京都板橋区成増にある東武鉄道の駅
成増駅(なりますえき)は、東京都板橋区成増2丁目13番1号にある東武鉄道東上本線の駅である。
駅構造
島式2面4線を持つ橋上駅である。ただし、南口からは一見すると地下駅のように見える。
のりば
- ■ 志木・川越市・小川町・寄居方面(基本的には当駅止まり)
- ■ 志木・川越市・小川町・寄居方面
- ■ 池袋方面(主に当駅始発普通電車)
- ■ 池袋方面
利用状況
- 1日平均乗降人員 64,086人(2004年度)
バス
北口発着
南口発着
- 東武バスウエスト
- [増32]成増駅南口~南大和
- [和06]成増駅南口~和光市駅南口
- 西武バス
- 国際興業
- [石02]成増駅南口~比丘尼橋~石神井公園駅……西武バスと共管
- [石03]練馬北町車庫~成増駅南口~比丘尼橋~石神井公園駅
- [増16]成増駅南口~比丘尼橋
- [増16-2]成増駅南口→三軒寺
成増町・成増駅入口発着
駅周辺
- 駅南側に東武東上線と平行して国道254号(川越街道)が走り、その地下部に東京地下鉄有楽町線の地下鉄成増駅がある。西側に白子川があり、東埼橋がかかる。この付近にかつて川越街道白子宿が存在した。しかし成増駅が開業してからは急速に寂れ、面影は残っていない。
- 板橋区内最大の乗降客数を誇る街にふさわしく北口再開発が行われ、駅前ロータリーの整備・複合施設「ACT」・それと駅とを渡すデッキなどが完成(第一次)。さらにその後、複合施設「アリエス」も誕生(第二次)。北口の景観は大きく様変わりする。
- 「ACT」の核は西友とアクトホールで、「アリエス」内には板橋区立成増図書館、成増が丘郵便局、ハローワーク池袋・成増ワークプラザ等がある。
- 関東ローム層台地と荒川低地との境に当たり、駅の周辺は起伏に富み、坂が多い。再開発ビルACTやアリエスなどをはじめ、高低差を克服する設計が見られる。
- 石成村の名主田中家の17代・田中左京成益が開拓したとされる(青蓮寺にある田中家の系図による)。田中家子孫の大邸宅が成増一帯に点在する。
- バスの発着も多く、南口からはとしまえん、光が丘団地、練馬駅、練馬高野台駅、石神井公園駅、大泉学園駅、吉祥寺駅方面へ、北口からは高島平団地、志村三丁目駅、赤羽駅、埼玉県戸田市方面へ通じている。
- 駅の南、およそ1.2kmのところに東京都立光が丘公園があり、光が丘団地へも比較的近い場所にある。
- 駅の北東、およそ1.5kmのところに赤塚城祉、板橋区立美術館、板橋区立郷土資料館、板橋区立赤塚溜池公園、東京大仏、板橋区立赤塚植物園等が集まる地域があり、穏やかな休日には散策する人も多い。
- 駅南口にあるモスバーガー成増店は第一号店として有名。(1972年3月12日)
- スナック菓子の湖池屋本社がある。(ちなみにヤマヨシの本社は板橋区常盤台にある。)
- 並木不動産はかつて成増界隈の大地主で多数の物件を保有する。ライバル社であり同じく成増地場系の長太郎不動産とともに関東ローカルCMを流していた。
- 東京印書館は、終戦後に中国の「新民印書館」を引き継ぐ。
- パチンコ店が多い。成増会館は歴史が古く地元密着で常に満席。本店増築の跡が歴史を物語る。
- 一時ダイエーが本社を置く。ダイエー成増店の入居する「成増名店街ビル」は過去何度かテナントが入れ替わりながら街の商業の中核として機能してきた。
- とんねるずの石橋貴明の出身地。
- 涼風 (漫画)の舞台となっている。
- 東京23区内であるが家賃が安く交通の便に優れ、東上線沿線には立教大学・大東文化大学・東京電機大学・東洋大学・埼玉医科大学・尚美学園大学・東京国際大学・跡見学園女子大学などの大学も多いため学生が多い。近年、マンションが続々と建つなど若年層の流入が目立ち、北口の再開発とあいまってかつてのような下町イメージは薄れつつある。
- 成増阿波踊り大会は、板橋3大阿波踊りの一つ。

