テレビ神奈川
株式会社テレビ神奈川( - かながわ、Television KANAGAWA, Inc.)は、神奈川県を放送対象地域とする放送局である。現在の放送局名はtvk。アナログ放送のコールサインはJOKM-TV。デジタル放送のコールサインはJOKM-DTV。神奈川新聞と、密接な関係を持つ。
| テレビ神奈川 | |
|---|---|
| 英名 | Television KANAGAWA, Inc. |
| 放送対象地域 | 神奈川県 |
| ニュース系列 | - |
| 番組供給系列 | 全国独立UHF放送協議会 |
| 略称 | tvk |
| 愛称 | tvk |
| 呼出符号 | JOKM-(D)TV-DTV |
| 呼出名称 |
デジタル:テレビかながわ (デジタル)テレビジョン |
| 開局日 | 1972年4月1日 |
| 本社 |
〒231-8001 神奈川県横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンター内 |
| 演奏所 | 本社と同じ |
| リモコンキーID | 3 |
| デジタル親局 | 横浜 18ch |
| アナログ親局 | 横浜 42ch |
| ガイドチャンネル | 42ch |
| 主なデジタル中継局 |
|
| 主なアナログ中継局 |
小田原 46ch ほか |
| 公式サイト | http://www.tvk-yokohama.com/index.html |



放送局概要
1972年4月1日開局。独立UHF放送局である。視聴エリアはアナログ放送では、神奈川県全域、山梨県の約半数、東京都(23区、多摩)の2/3位、千葉・埼玉・静岡各県の一部である(エリア表)。デジタル放送では、神奈川県内と県境付近、2006年7月からケーブルテレビを通じて山梨県中西部などの一部地域も加わる(エリア表)。
スポーツ中継に特に力を入れており、プロ野球・横浜ベイスターズの主催試合の大半(巨人戦は除く)や関東大学ラグビー、社会人ラグビー(トップリーグ)、プロサッカー・横浜F・マリノス主催試合、日本ハンドボールリーグを積極的に放送している。以前(1980年代後半)はバレーボール日本リーグ(現在のVリーグ)のダイエーオレンジアタッカーズの中継をサンテレビの番組購入により昼の試合の模様をその日録画で(日曜の夜)放送していた。また地域に根付いたやまゆり杯小田急旗争奪神奈川県家庭婦人バレーボール(ママさんバレー)大会中継もある。その実況を三崎幸恵アナウンサー(女性)が行うのも独特であり「稲葉さんが拾って松田さんがトス、そして大山さんが打った」という感じで選手に敬称をつけて実況するのも風変わりである。横浜F・マリノスを中心としたJリーグ中継の実況も行うことがあり、日本のアナウンサーの中でも注目される存在である(何度かテレビ誌の取材を受けている)。
また音楽番組にも力をいれ、「ミュージックトマトJAPAN」はタレント・俳優のマイケル富岡の出世番組となった。また、基本的にテレビ出演をしないミュージシャンの山下達郎が、音楽グループシュガーベイブの一員として音楽番組「ヤング・インパルス」にゲスト出演したこともある。
ほかには長年、土曜22時からの日本広報センター協力の政府広報番組枠を製作しており、現在は「ニッポン早わかり」が放送されている。過去には「コンパスU」、「アクセスNOW」やクイズを織り交ぜた「クイズハッピーチャンス」「クイズバトンタッチ」などがこの枠で流れた。この枠は全ての独立UHF局とCS放送の朝日ニュースターにネットされている。
2006年現在では、「saku saku」が人気。前身の「saku saku morning call」時代にはユースケ・サンタマリアやPUFFYが司会をしていたことでも知られる。現在はパペット人形である白井ヴィンセントとタレントの中村優(2006年3月までは木村カエラ)の2人をメインパーソナリティーに、番組スタッフ一同との掛け合いトーク中心という独自スタイルを確立。この形が受け、各地でネット放送も開始。番組グッズも各地で販売されている。メジャーな歌手・声優もゲストとして登場し、tvkの看板番組に成長した。しかしこの番組ではキャラクター「増田ジゴロウ」を巡る肖像権や著作権など金銭や権利が絡んだ問題が発生し、番組から増田ジゴロウ他のキャラクターが引き上げられる(2005年7月)事態が発生した。
出演者とのトラブルでは、同局の看板番組であった「新車情報」のキャスター、三本和彦が、新社屋のある横浜メディアビジネスセンター1F(当時はオープンカフェが同所にあり、カフェの営業中に番組収録を行った)での収録に変更された事に立腹し、『30年は続けても良かった』という新車情報を降板(2005年3月)、番組も終了する事となる(新車情報終了にあたっての三本コラム)[1]。同局では、こういった配慮がなされない形で出演者を失う事例が散見される。
1997年にパフィーがTVKの年越しライブ中継の真裏のNHKの紅白歌合戦の出演依頼に、大方の人がNHKの紅白出演を選択すると思わせたが、意外にも既得権のあったTVKの出演を選択し、「TVKが天下のNHKに勝った」と報道された(これは売れる前からTVKの常連でパフィーをプロデュースしていた奥田民生がライブに出演していたという面も大きい)。
また、近年ではアニメ番組(UHFアニメ)にも力を入れており、関東圏におけるUHFアニメの雄として西のサンテレビと並び称されるほどである。加えて、WOWOWやCS放送のアニメ専門チャンネルで放映された作品の再放送も積極的に引き受けたり、声優の山本麻里安を司会に迎えたアニメ情報番組「Anime TV」を放送するなどしてアニメ番組の充実を図っている(新作のUHFアニメは、ほぼtvkで放送されている)。
2004年4月、横浜市中区太田町に横浜メディア・ビジネスセンター(神奈川新聞社と同居)が完成。5月10日、開局以来三十数年使われてきた中区山下町社屋から移転した。社屋移転を契機として、局の愛称が長年使われた「TVKテレビ」から「tvk」に変更され、またコーポレート・スローガンとして「ヨコハマ開放区」が導入された(関連会社の一部では継続して旧ロゴ「TVK」を使用している)。
2004年12月1日12:01に地上デジタル放送(18ch・リモコンキーID3)を開始した。デジタル放送開始時の放送エリア(10W)は横浜市、川崎市の大部分(両市の北部を除く)および横須賀市、東京都の一部となっていた。2005年12月1日には平塚送信所(100W)が開局し、鶴見送信所の出力もフルパワー(1kWvとなったため神奈川県東部の全域と湘南地区の大部分(三浦半島の一部を除く)でも視聴できるようになった。なお、2007年3月には小田原デジタル中継局の本放送開始が予定されている。また、データ放送は2005年4月より自治体情報を中心に開始、ワンセグも2006年6月1日に開始している。
一時はCS放送(ディレクTV)で「横浜ベイサイドテレビ」として同時放送されていたこともあった(1998年の横浜ベイスターズ優勝時は、このCS放送でベイスターズナイターを観ていた県外のベイスターズファンも多かった)が、2000年のディレクTVのサービス終了と同時にそれも終了している。
また、テレビ朝日系列の名古屋テレビ放送(メ~テレ・NBN)、静岡朝日テレビ(SATV)と社業全般にわたり交流を図り協力をする「相互協力に関する友好協力関係協定」を結んでいるが、具体的な協力関係は実現されていない。 放送エリアは神奈川県全域はもちろん、東京MXテレビが開局するまで長らくUHF局がなかったため東京都23区でも受信している世帯が多い。またUHF局の中でも魅力的な番組編成からか埼玉県、千葉県でも受信している世帯がある。条件によっては群馬県、栃木県、茨城県、静岡県、山梨県でもアナログ受信は可能。また、神奈川県境に近い地域ではデジタル受信も可能である。なおアナログ波区域外再送信しているケーブルテレビ局も多い(山梨県ではデジタル波の再送信も行われている)。
1989年の昭和天皇崩御の際、崩御当日および翌日に限り、テレビ神奈川を含む関東地区の独立UHF局は、オブザーバー加盟しているNNS(日本テレビ系列)の放送に切替えた。
横浜ベイスターズ戦の中継は大洋(後に横浜大洋)時代は「YOKOHAMAベイサイドナイター」、1993年の横浜ベイスターズになってからは「ベイスターズナイター」として巨人戦を除く横浜戦を中継しているが、以前は18時のニュースの後18時15分からの中継開始であったが近年は18時45分から(19時の場合も)となっている。また以前は横浜のロードのゲーム(阪神、ヤクルト戦。たまに三重テレビナイター中継時に中日戦も)もU局ネットで(ヤクルト戦はTVK)中継していたが近年はあまり見られない。
1980年代の後半から90年代前半にかけて、ウィークデーの23時台に、全編英語放送の30分間の国内ニュース「the world today」が放映され、国際都市横浜や米軍関連が多い神奈川を象徴するかの様な番組があった。この番組はJCTVとの共同制作で、JCTVでは19時からの38分間の番組であった(ちなみに提供の高島屋や五洋建設のCMも英語放送。スポンサーによっては日本語や日本語バージョン)。
1980年頃~1990年まで毎週金曜22時から山谷親平と細川隆一郎、飯島清らによる政治討論番組「直言苦言」が放送されていた。
主な番組
この項目は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音・視聴・聴取などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。詳細はWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 放送番組#番組警告テンプレートの廃止提案をご覧ください。 |
放送中のテレビ番組
情報・地域・エンターテイメント
- 1230@(アッと!!)ハマランチョ(月~金(祝日除く)12:30~14:00、13:00まではテレ玉、チバテレビに同時ネット)
- tvkNEWSハーバー(月~金(祝日除く)17:30~18:10
- tvkニュース930(月~金(祝日除く)21:30~22:00・番組内でブルームバーグテレビジョンの「マネートゥデイ」を一時放映)
- 深海魚(月~金24:35~24:45)
- もっとぶらり!風気分(月20:45~21:00、土7:45~8:00に再放送)
- 佐藤しのぶ出逢いのハーモニー(月21:00~21:30)
- みんなが出るテレビ~ヨコハマ開放区~(木22:00~22:55、火19:00~19:55に再放送、電通枠)
- 湘南WaveHunter(金24:00~24:05)
- かわさきすまいる(土10:00~10:10)
- Hi!横濱編集局(土18:00~18:30)[HV]
- あっぱれ!KANAGAWA大行進(土20:55~21:50)[HV]
- ニッポン早わかり(土22:00~22:30)[HV]
- 緑への歩み(日9:00~9:30、月11:00~11:30に再放送)
- TRY!神奈川(日9:30~10:00)[HV]
- パペットマペットのサイエンスでしょ!?(日11:00~11:30)
- 新車ファイル クルマのツボ(日22:00~22:45、土11:00~11:45に再放送)[HV]
- しゃこいれ娘。(日22:45~22:50)
- おんナビ(水21:00~21:30)(KBS京都・テレ玉・チバテレビ・三重テレビ・日本ビーエス放送と共同制作)[HV]
- 北原コレクション(随時)
音楽
- 音楽缶(月16:30~ 火9:00~ 水8:30~ 木・金9:00~ 土12:05~、火~金は同日16:30から再放送)
- saku saku(月~金7:31~7:59、同日24:06~24:34に再放送)
- 洋楽天国Monday(月24:45~25:15)
- 洋楽天国Tuesday(火24:45~25:15)
- 洋楽天国EXXTRA(日11:30~11:55)
- 伊藤政則のROCKCITY(水23:30~24:00)
- Mutomaα(水24:45~25:15)
- MutomaLIVE(木24:45~25:15)
- オンガクのDNA(月19:30~20:30)[HV]
- Channel a(木23:00~23:55 日曜24:00~24:55に再放送)
- YOKOHAMA MUSIC EXPLORER(土23:45~24:00)
- ビルボード全米TOP40(水22:00~)
- RHYTHMIC(放送不定)
スポーツ
- KICK OFF F・Marinos(金22:00~22:30 なお2005年2月より横浜F・マリノスの出資企業となった)
- ファイト!川崎フロンターレ(金22:30~22:55)
- 中央競馬ワイド中継・中央競馬ハイライト(東京開催分のみ製作、他場はチバテレビ・テレ玉よりネット受け)
- めざせ!競輪キング(土22:30~23:00)
教育
- のびる子きょうしつ(水金10:00~10:15)
- 神奈川県教育委員会制作の学校放送番組。
- わくわくチャレンジ(土8:15~8:30)
- クーパカポカポ(火~金8:15~8:30、月~金18:30~18:45に再放送(再放送の曜日は変則))
アニメ
- Anime TV(土24:00~24:30)
- アニてん(土26:00~26:30)
- まんとら~マンガ虎の穴~(金25:15~25:45))
- Funny Pets(土6:45~6:53)(KBS京都と共同制作)[HV]
- Funny Pets Plus(月23:45~24:00)(KBS京都と共同制作)[HV]
- フラカッパー(2006年4月~)(三重テレビ、チバテレビ、KBS京都と共同制作、tvkは幹事社)
また、深夜枠の一部においてUHFアニメ番組が放送されている。
その他
単発・季節番組
スポーツ
- YOKOHAMAベイスターズナイター
- ベイスターズくらぶ
- 全国高等学校野球選手権神奈川大会中継(毎年7月)
- 高校野球ニュース(7月の高校野球神奈川大会開催期間中 平日21:40~22:00,土日23:30~23:50)
- 大学ラグビー中継
- 社会人ラグビー中継
- ラグビーダイジェスト
- 日本ハンドボールリーグ中継
- 小田急旗争奪神奈川県家庭婦人バレーボール大会(以前は平日18:15~19:00に放送。現在は「ハマランチョ」内と決勝中継のみ)
- 神奈川県高校バスケットボール大会中継(男子・女子)
- 神奈川大学野球中継(学校法人の神奈川大学は参加はするが主催しているわけではない)
- 競輪中継
- 競艇中継
その他
- 横浜みなとまつり国際仮装行列中継(毎年5月3日に生中継、後日再放送)
- 神奈川県公立高等学校入試解答速報
他局制作番組
(◇は製作局では放送終了)
日本テレビ系制作
- 札幌テレビ
- 1×8いこうよ!(日曜18:30~19:00)
- ミヤギテレビ
- かっぺいのいったりきたり(火曜8:00~8:30)
- 山形放送
- やまがた発!旅の見聞録[HV](土曜8:00~8:30)
- 日テレ
- プロレスリング・ノア中継(月曜19:00~19:30)
- 読売テレビ
- 極上の散歩道(土曜17:30~17:50)
- 無敵看板娘(木曜26:15~26:45)※UHFアニメ扱い
- 日本海テレビ
- プリン・ス(月曜17:00~17:30)
- BS日テレ
- ぐるり日本鉄道の旅[HV](火曜20:00~20:55)
TBS系制作
- CBC
- パチンコNOWTV2(土曜23:30~24:00)
フジテレビ系制作
- 福井テレビ
- 俵太の達者でござる◇(木曜21:00~21:30)
- 東海テレビ
- おもしろサイエンス それってホント!?◇(月曜8:00~8:30)
- 関西テレビ
- BSフジ
- 東京の散歩道[HV](金曜20:00~20:55)
テレビ朝日系制作
- 北海道テレビ
- どうでしょうリターンズ(金曜23:00~23:30)
- ABC
- 探偵!ナイトスクープ(火曜23:00~23:55)
独立UHF局制作
- チバテレビ
- 朝まるJUST(6:30~7:00 同時ネット)
- 浅草お茶の間寄席(月曜15:00~15:55)
- 白黒アンジャッシュ(水曜23:00~23:30)
- 牧野裕のレディースゴルフ(火曜10:00~10:30)
- テレ玉
- ひるたま(12:00~12:30 同時ネット)
- ダンスは一番(水曜15:00~15:55)
- 今井澂の美女とヤジ馬(土曜9:00~9:30)
- HOT WAVE(土曜27:30~28:25)
- とちぎテレビ
- とちぎ発!旅大好き(木曜10:00~10:30)
- サンテレビ
- 手づくり花づくり(木曜11:00~11:30)
※その他に阪神対横浜戦の野球中継をネットする事もある。
その他
- ブルームバーグニュース(月~金6:59:30~7:18)
- Railway Story(WOWOW)(金曜19:00~19:55)
- いい伊豆みつけた(伊豆急ケーブルネットワーク)(金曜11:00~11:30)
- イグザンプラーテレビ(The Color Television Network)(金曜23:30~24:00)
過去に放送した番組
情報・地域・教育・エンターテイメント
- 暮らしのワイドリビング・ポート→リビング・ポート90分
- スタジオ・きょう
- きょうの話題
- ポート5:30(千葉テレビと共同制作)
- プロムナード神奈川
- 番組空ミレド
- 情報複眼TV極楽トンボ
- ぶっきらぼうな60分(ただPC-VANの書き込みの映像を流すのみ)
- Oh!プラシーボ(放送終了時間未定のトーク番組。スポンサーは当時の日産プリンス神奈川)
- スイングポテトO3
- ふるさと探訪
- ふるさと再発見(「もっとぶらり!風気分」の前身)
- カフェシティヨコハマ
- TVグラフィックおしゃべりトマト
- TVグラフィック42番街
- YOKOHAMAベイサイドスタジオ→ヒューマンTV・ベイサイドスタジオ
- モーニングブレイク
- 朝からいいじゃん!
- ベイサイドナウ
- たてながHAMA大国
- たてながHAMA大国ナイト
- HAMA大国
- HAMA大国ナイト
- 北原照久のTin Toy BOX
- 新車情報
- YWTV(角川書店の横浜ウォーカーとの連携番組、みんテレの前身、電通枠)
- 横濱TV
- JoHo!横濱亭
- 横浜情報パラダイス
- 横浜シティマガジン
- 横浜市だより
- 横浜情報スクエア
- YOKOHAMAちけってぃ
- 最強漬
- about30/50
- お天気テレビーニョ
- 水曜特集'XXかながわ
- 霞ヶ関レポート
- コンパスU
- ○知ストリート情報交差点
- ZONE
- アクセスNOW
- 情報ステーション
- 日本大通り情報
- ウイークエンド情報かながわ
- 700万人のひろば
- かながわTODAY
- かながわ交遊録
- 岸恵子の時代気分
- THE 鈴木タイムラー
- キャナガワ[HV]
- ザ・ワールド・トゥデイ(英語ニュース)
- BBC World News
- 直言苦言
- Yo!キッズ
- 野鳥百科
- 川崎市だより
- 情報宝島かわさき
- かわさきビジュアル辞典
- かわさきほっとナビ
- 相模原るっく
- 横須賀市特別番組(月1回)
- 湘南(再編集の上、再放送中)
- 源泉探検隊が見つけた5ツ星源泉の宿(再放送中)
音楽
tvkは開局当初からオリジナル音楽番組にも力を入れており、NHKをはじめ他のテレビ局で放送される音楽番組にも番組素材を貸し出すことがある。また、過去のライブ番組の素材を再編集した「ライブ帝国」というDVDが発売されている(「ライブ帝国」は2002年にTVK開局30周年記念番組として2クール放送された他、それ以前にも元日特番として赤坂泰彦と平山雄一MCで数度放送されている)。
- SONY MUSIC TV
- SONY Music Disc
- SONY Music Access
- ファイティング80's
- ミュージックトマト
- ファンキートマト電リクワイド90分!→ファンキートマト(金→月に移動)
- ファントマ2
- Music Clique
- Music Chat
- 音楽自由港
- 夕焼けトマト
- ミュートマWORLD
- ヤング・インパルス(民放連最優秀娯楽番組賞受賞)
- 海賊船P
- スポップス
- Live Tomato
- クラブCHR
- メガPOPキッス
- 17ersTV
- ガールポップ
- One→学生OneOne
- Ryujiの夜カラTV
- シャッフル55(17ersTV火曜日)
- ミュージックテラス
- Quarter Pop
- ミューコム5、ミューコム15
- Rock Page ~FM Mix~(FM大阪と共同制作、FM大阪経由で「Rock Page'9x」というタイトルでJFN系全国ネット)
- S・プレッソ
- サラダボウル
- トマト・パーティー
- Urban Contenporary
- Siesta
- LIVE Y
- Mutoma JAPAN
- CYBER MEME
- 優香のMusic Premium
- ハマトラ深夜族
- LOVE CHR
- かわさき音楽人
- U局には珍しく基本的に演歌は扱わないが、カラオケ系であれば以下のような番組も存在はした。だが局のカラーに合わないためたいがいはすぐに打ち切りになってしまうことが多い。
- スーパーカラオケ2200
- かっぱちゃんのカラオケコンパ歌謡スタジオ101(完パケもの)
スポーツ
- ウィークリー・ベイスターズ・ニュース
- もっと!ベイスターズ
- スポーツもりもり丼
- スポーツニュースウィークリー「ヨッシャ!」
- ASフリューゲルスアワー
- 大日大戦(30分短縮版)大日本プロレスの試合を放送。
- かながわ・ゆめ国体夏季・秋季大会開会式中継・ハイライト
- 東京シティ競馬(大井競馬)(東京MXテレビ開局まで放送していた)
- 東京六大学野球中継(1986年まで)
- 東都六大学野球中継(1983年まで)
- トップナイター・リレーナイター(※日本テレビ放送網製作で供給を受けていた)
- WORLD HANDBALL REVIEW
クイズ
アニメ(再放送枠)
現在、首都圏トライアングルで唯一17時台~18時台に国内アニメの再放送を行っていない独立U局である。2004年10月頃まで月曜~木曜夕方18:30~19:00はtvkアニメ再放送枠だった。
- みつばちマーヤの冒険(2002年~2003年頃 月曜18:30~19:00)
- ふしぎな島のフローネ(2003年~2005年 月曜18:30~19:00→火曜19:00~19:30)
- じゃりん子チエ(2001年頃~2004年頃 火曜18:30~19:00)
- 名犬ジョリィ(2004年頃~2005年頃 水曜18:30~19:00→木曜19:00~19:30)
- キャッツ♥アイ(2003年頃~2004年頃 木曜18:30~19:00)
- アニメ(ゴールデンタイム枠作品)
- 愛してるぜベイベ(2004年頃~2005年 火曜20:00~20:30)
- おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(2005年 火曜20:00~20:30)
- ザ・シンプソンズ(不定期放送 平日17:00~17:30 火曜20:00~20:30 木曜21:00~21:30)
- アニメ(午前中再放送枠)
- ※尚、2006年6月現在木曜日の夕方5:00~30分間、海外アニメではあるが「トムとジェリー」が放送されている。また、日曜夕方6時15分~5分間、日本アニメーション制作の「ぽかぽか森のラスカル」(ハイビジョン)も、放送中。
他局制作
tvkの場合、キー局を除けば日本一の自社制作率を誇っていただけあって、他県の独立U局とは対照的に他局制作番組が少なかった。制作局で放送期間中であっても、短期間で終了するケースが多々あった。
(◆のものは番組自体は現在も放送中)
日本テレビ系
TBS系
フジテレビ系
- フジテレビ
- ベイサイドナイタースペシャル(1993)
CXのナイターが19:30スタートになったことに伴うトップナイター(18:15~19:30)。映像のみ供給を受け、TVKの実況+解説陣とスペシャルゲストを迎えて放送したが、諸処の問題で1年で打ち切り。
- 関西テレビ
- どっきりQ(1980年代後期)
- 夢の乱入者(1990年代前期)
- 爆笑BOOING(1993~1995)
- 快傑えみちゃんねる◆(1998年10月~1999年9月)
- トミーズのはらぺこ亭◆(1999~2000ごろ。TVK放送当時は60分番組)
- 週刊V WEST→J3KANSAI(関西テレビ・BSフジ、2001~2003。「ほんじゃに!」の前番組)
- 太っ腹!紳助ファンど(2002~2003)
- 真夜中市場~ハイヒールの眠れない夜~◆(2004年10月~2006年3月)
- 東海テレビ
- 鶴瓶の音楽に乾杯!(1987~1990ごろ)
- スペンサーの喫茶店(1992~1994ごろ)
- 川津祐介のおもしろサイエンス(1990年代中期)
- 岩手めんこいテレビ
- テレビ西日本
- 沖縄テレビ
- BOOM BOOM(1998年10月~1999年3月)
テレビ朝日系
- ABC
- 部長刑事(1980年ごろ)
- ファンキーモンキー!寛平先生(1992年ごろ)
- メ~テレ
- HTB
- NO MATTER BOARD
- ドラバラ鈴井の巣(2005年~2006年の年末年始のみ「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」編を放送)
独立UHF局
- チバテレビ
- テレ玉
- おしゃべりレタス(~1990ごろ。西武流通グループ、キユーピー提供)
- FIGHTERS ROCKS&BASEBALL(1992~1994。日本ハム球団協力)
- 東京MXテレビ
- 白沢みきのモーニングTOKYO(2003)
- TOKYOモーニングサプリ(2003~2006)
- KBS京都
- サンテレビ
- おとこのララバイ→おとこのララバイ2(1987~1988)
- おとなのえほん→新・おとなのえほん(1988~1990)
その他
他都府県のUHF局に比べ、TVKは「二重マル健康テレビ」の放送本数が最も多かった(一週間に8~9本も放送されることもあった。プロ野球シーズン中でもベイスターズナイターの中継のない日の夕方6時のTVKニュースと天気予報のあと続けて放送されたこともある)。
独立U局共同制作番組
- 情報・地域・エンターテイメント
かつて「ネット・フォー」という関東U局の番組相互供給組織があった(「首都圏ネット4」とは別物。加盟社は上記4局)
- ドラマ
アナウンサー
男性
女性
過去のアナウンサー
- 大野義和(現・FMヨコハマ取締役)
- 藤村義美(元・エフエム東京)
- 青山頼子
- 辻豊人(元・朝日放送)
- 豊川浩(元・テレビ岩手、現在は重役)
- 岡村光芳(元・石川テレビ)
- 原良枝(プロパー、後年、嘱託で一度復帰)
- 鎗田圭子(プロパー)
- 有田真子
- 田中大士(プロパー、現在はWOWOWのアナウンサー、有田真子は夫人)
- 阿部実(プロパー)
- 上田陽子(プロパー、1989年~1993年、結婚退社、現姓・阪田)
- 秋山雅子
- 長瀬佳美(元・テレビユー福島)
- 鈴木美佳
- 平松由美
- 武田川彩子(元・静岡朝日テレビ)
- 松本麻美(元・K-MIX)
- 内田朱美(1998年~2000年)
- 清水美穂(元・長野朝日放送、2000年~2001年)
- 森麻緒(元・中部日本放送、2000年~2001年)
- 野澤はづき(プロパー、1997年~1999年、結婚退社)
- 松本京子(元・南日本放送、2002年~2003年)
- 野中美里(元・新潟テレビ21、1999年~2005年、晩年は正社員)
- 久保弘毅(プロパー、1995年~2005年)
- 相賀真理子(元・北海道放送、2003年~2005年、結婚退社)
- 大原裕美(元・静岡放送、2004年~2006年、結婚退社)
- 女子アナでは原良枝アナ、鎗田圭子アナがtvkの歴史上欠かせない存在。看板生番組「おしゃべりトマト」「TVグラフィック42番街」の司会を勤めるなど人気アナであった。原アナは美人で在京メディアが取材に来るほどであった。逆に鎗田アナはテレビ局よりラジオ局のアナを任せた方がよいのではないかというほどのマシンガントークぶりで「ヤリケイ」のあだ名で親しまれた。時に暴言失言をした(大晦日の生番組で三浦半島の方言をみのもんたとバカにしたり等)りしたが、許せる存在であった。退社後、原は「かながわTODAY」の司会を近年まで務めていたが、鎗田は「かながわ・ゆめ国体」関連の番組が最後になっている。なお「おしゃべりトマト」最終回時には歴代出演者が総登場したが、原は都合がつかず、また鎗田は妊娠中のためVTR出演した。
- 豊川浩アナはサッカーに非常に詳しく、Jリーグ草創期に活躍した。
- 岡村光芳アナはアナウンス部長まで上り詰めた人物だが、退社して自由党から総選挙で立候補、落選し公選法違反で逮捕された。TVKニュースはそれをトップで大々的に報じた。最近まで身内だった人間にそこまでしたのは男性アナウンサーを何人か退社させたり等、人心掌握に長けてなかったのが理由らしい。今はVTRを流す機会があると映像にモザイクがかかる。
- 退社ないし契約満了のアナウンサーが高校野球期間中の「tvkスポットニュース」や「試合速報本部」のナレーションに臨時登板することがある。
輩出したアナウンサー
歴代の昼ワイド(「おしゃべりトマト」~「HAMA大国」)のアシスタントはアナウンサー志望大学生の登龍門となっていた。そのエッセンスが「みんなが出るテレビ」に受け継がれている。
キャッチフレーズ
- TVKism (ismはInformation Sports Musicの意味がかかっている)
- ジャンプ2乗 TVKテレビ
- サクッと見せるTVK
- ホネつきテレビ
- おかずテレビ
- テレビ~ニョ
- Good-bye TVKテレビ(2004年4月~2004年5月9日)
- ヨコハマ開放区 (2004年5月10日~)
音楽番組のキャッチ
- 以前はTVK(ミューコム制作)の音楽番組の冒頭の5秒~10秒間に必ずキャッチが流れていた。
- 「Music Telepathy」(1984~?)
- 「Jungle」(1992~1993)
- 「Music Communication」(1993~1995)
オープニング・クロージング
- 開局~? 不明
- ?~1984年 OP:横浜港と行き交う船群(音楽はビートルズ) ナレーション:? ED:横浜港の夜景と船(音楽はサディスティックスの「眠れぬ海の男達」とピアノ曲の掛け合わせ) ナレーション:青山頼子
- 1984年~1989年 OP:横浜港と三ツ池送信所(音楽はカシオペアの「SunnySide Feelin'」) ED:氷川丸と夜の横浜市内、TVK42の看板(同)ナレーション:鎗田圭子
- この間に大船局、仙石原局開局があるが、テロップの変化以外なし
- 1989年~1993年 OP:神奈川県内の映像<各名所の説明テロップ付き>(同)ED:氷川丸と夜の横浜市内、TVK42の看板(同) ナレーション:鎗田圭子
- 1993年~2003年3月 OP:神奈川県内の風景<横浜みなと局開局にともないそごうのお天気カメラからのみなとみらいの映像が入る。各地の説明テロップがなくなり、中継局テロップがワイプになる>(同) ED:氷川丸とランドマークタワー(同) ナレーション:鎗田圭子
- 2003年4月~2004年5月9日 OP:横浜市内の風景(同、途中にアナアナ変換によるチャンネル表示変更あり) ED:横浜ランドマークタワーや横浜ベイブリッジ、コスモクロック、山下公園周辺などの夜景(同、途中にアナアナ変換によりチャンネル変更あり) ナレーション:鎗田圭子
- 2004年5月10日~現在 OP:横浜の朝・日中の風景をデザイン化したもの ED:横浜ランドマークタワーと横浜ベイブリッジなど、横浜の代表的な夜景をデザイン化した映像 また、デジタル放送は静止画による横浜市の観光スポットの朝、夜を放映。ナレーション:?
時刻出し
- 5:30 - 10:00まで(平日6:58 - 7:28の経済ニュース放送時は表示オフ、ただし7:00 - 7:27の経済ニュース内では経済ニュース特別の時刻出しがある)(土曜・日曜は9:30まで)。
- 平日 11:30 - 13:58まで、17:00 - 18:58(但し、ベイスターズナイター放送時等は変更あり)まで。
- かつては、オープニングのフィラーとNHKのように定時に10秒間表示。表示場所は左上。じき、フィラーとトマトパーティ内(CM中を除く)で右下に表示。1984~1989年に段階的にマスター改修が行われたが、本格的な時刻表示は1999年春から。表示時間帯は以後、一貫して変わらない(経済ニュースやけいりんレーダー放送中を除く)。
- ベイブリッジの天カメのフィラーや「saku saku morning call」が生放送の頃の一時期、時刻が巨大&グラデーション表示されていた。
時報
- かつては独特の音色の3点時報も鳴っていたが、1986年のマスター改修で姿を消した。
お天気カメラ
- 横浜そごう屋上(1985.9 - 1998.3)
- 横浜ベイブリッジ・スカイウォーク(1989.9 - )
ベイブリッジカメラがメンテナンス時や故障時などは、鶴見川の河川事務所の監視カメラを利用することもある。かつて横浜そごうの休業日にはカメラが使えず、花の静止画のスライドやマスター室やサブの映像を使用していた。
エピソード
- 最長寿番組は「JAグループ神奈川」提供の「緑への歩み」。開局翌日の1972年4月2日スタートである。当初は今のような紀行チックな番組ではなく、淡々と農業の実情を伝えるだけのNHKの「明るい農村」を彷彿とさせる番組だった。なお、三浦市農業協同組合が、JAよこすか葉山との合併反対のためJAを名乗っておらず「農協」ブランドを貫いているうえ、県下の農協では非常に力を持った存在のため、他のU局のように「JAグループ○○」「○○県下JA」のクレジットが出来ず、今もJAグループ神奈川の提供番組のクレジットは「提供 農協」である(JAマークだけは表示)。
- もともとは神奈川県を筆頭に、横浜市、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、中日新聞(5紙が同じ持株数を堅持)、ラジオ関東などが主要株主で、TVK自体が報道というものを半ば放棄していた時期もあり(1983年~2002年)、神奈川新聞の陰は薄かった。神奈川県が経営権を握っていた頃は、平日9:35~11:00、金曜夕方に神奈川県教育委員会制作の教育放送(学校放送)が組まれていた(「のびる子きょうしつ」はその生き残り)。経営は80年代前半まで実に苦しいものだったが、まだBSアナログ放送がなく番組表がキー局の横に大きく載るなどしていたので、倒産寸前までいった千葉テレビ、またテレビ埼玉よりまだ恵まれていた。
- 経営不振で80年初頭にリストラなどで壊滅状態になっていた制作体制だが、90年代初頭の自社制作率は約70%にまでなり、東のTVK、西のKBS京都であった。むろんキー局を除けばダントツの数字である(キー局系列局では朝日放送の約45%が最高であった)。
- かつてはキー局よろしくチャンネル数を模した■に○を配したものの中に42(42はただの太ゴシック)と書かれたマークが各所で重用されたが、80年代初頭に姿を消した。しかし、やはり隣県(というより東京)を意識してか、県央・県西や三浦半島では中継局受信となるのに「42」への数字の拘りは強かった。これは90年代前半の「♪Channel 42 Yokohama~」というジングルの穴埋めスポットや、ミューコムの武内和之プロデューサーが制作に関わった木村カエラ(木村のデビューのきっかけは木村本人が渋谷に武内プロデューサーを呼びつけアプローチしたことから始まる)のデビュー曲が「Level 42」というタイトルであったことからも伺える。
- 80年代のフィラーは横浜そごうにお天気カメラが設置されるまでカラーバーであり、下部に42TVKテレビという表示に時刻が表示されていた。音声多重放送開始後は前述の42のマークが消え、上部にTVKテレビの表示、下部に時刻表示とCD(Compact disc Digital AUDIO)のマークが表示されていた。当時はまだCDが本格的に普及していなかったので、音声多重(ステレオ)放送とともに高音質をアピールするためと思われる。
- 1980年代に入った頃はキー局が音声多重放送開始と共にとっくに辞めていたフィルム主体の送出を未だ行っていたため、往時は特にCMやテロップが非常に古めかしいものであった(1971年開局の千葉テレビでもここまで酷くはなかった)。その後、音楽番組が多いことから、経営が好転しだした1984年に関東独立U局初の音声多重放送の試験免許を取得(翌年本免許)、以後、段階的にマスターを改修し、CMバンク導入、マスター送出のシャドウのないテロップ(2スタは改修されていたため、シャドウ、ワイプやロールなどが使用できた)などを解消、1989年にマスター更新を完全に終了し、カラーのアニメテロップや電子テロップ(興和製)なども使用できるようになった。電子テロップはその後ソニー製?(1995年)→ラムダシステムズ製(2002年)と変わった。現在はラムダ社の書体の他、ソニー製?テロッパで使用していたJTCウイン系の書体も併用している。
- 80年代半ばにプロ野球中継、東京・東都六大学・神奈川大学野球中継、高校野球中継で写研ナール体を使ったスコア表示(選手表示などは従前通りギザギザの電子テロップ)を実用化しており、これだけはキー局より見栄えがよかった。
- 「ファンキートマト」「おしゃべりトマト」「ミュージックトマト」などいわゆる「トマトもの」ではMCのことをDJ(ディスクジョッキー)ならぬVJ(ビデオジョッキー)と称していた時期がある。これは当時の地上波では異例のPVを大量に流す構成からであった。なお「トマト」とはニューヨークの比喩である「ビッグアップル」の「アップル」にあやかって付けられたという説がある。
- 今は各局で見られる天気予報の録音によるマスター自動送出システムを日本で初めて運用したのはTVKである。1986年春から実用化され、あわせて映像もキー局のようにCGによる天気予報となった(それまではただの字幕で、ニュース・情報番組以外での天気予報はなかった)。当時は音声は録音されたものをそのまま流すだけであったが、1999年から音声の組み合わせによるリアルタイム放送を可能にした。
- TVK絶頂期の開局20周年(1992年)の際は、耳と「20」の文字を模した記念ロゴと共にユニコーンの奥田民生や爆風スランプのサンプラザ中野らが「TVKどうもありがとう!」「ごめんねTVK!」などとライブで(むろんアドリブ)叫んでいるシーンをつないだスポットが大量に流された。また記念番組として収録ものでは桑田佳祐のアンソロジー「逃げろ!桑田佳祐」、生放送ものでは田代まさし、うじきつよし、篠原涼子司会の電リク特番があった。TVKにゆかりあるゲストも多数出演したが、TVK(もしくはミューコム)が版権を持つPVやライブ映像は邦楽・洋楽とあまりにストックが多すぎるが故、ごった煮な内容になり、アン・ルイスが「(私は)レアな洋楽を流して欲しかった」とあからさまに不満を漏らした。しかし出演者が一致していたことは「ありがとう住友のオヤジ!」(住友利行・現ミューコム代表取締役社長のこと)であった。それから10年、2002年の開局30周年の際はCMはユースケ・サンタマリアのビデオレターやあかぎあいと増田ジゴロウの「saku saku」コンビ、記念番組は「あっぱれ!KANAGAWA大行進」だったのだから、その差が分かろうと言うものだ。
- 西村雅彦主演のオムニバスドラマ「塩カルビ」(KBS京都と共同制作、TVKが幹事社)の記者会見で、店員役でレギュラーの豊岡真澄に「今度は普通のテレビ局のドラマがいい」と言われてしまった。在京のタレントでも見ている人と見ていない人の差が非常に激しいテレビ局である。
- かつて横浜そごう(現・そごう横浜店)とTVKの関係は緊密で、「キャプテンロコスタジオ」(2F)「みなとみらい21スタジオ」(地下1階)という2つのサテライトスタジオを設け、「カフェシティ」やかねてからあった夕方のミューコム制作の生番組に威力を発揮した。しかし、バブル崩壊後にそごうが経営不振に陥ると、それらの番組は打ち切りとなり、ついにはスタジオ閉鎖、横浜そごうのTVK持株売却、これにあわせ神奈川県の財政危機と東京MXテレビの開局がTVKにはカウンターパンチとなり、売上が20億円以上も減少(売上最高期の1/4近く)、自社制作番組はどんどん減り(70%→40%)、2002年に売上でMXTVに、2003年にはとうとう自社制作率でもテレ玉に抜かれる事態となった。理由として、公安出身者を社長に派遣するという報道機関にはやらずもがななことが県の意向で行われ、組合は猛反発したが、なしのつぶてであった。また「ワンソフト・マルチユース」の言葉をはき違えた編成の再放送路線(ほとんどの番組をリピートして枠を埋める)により、どんどん社内の士気も失われていったことがあげられる。
- まさに存亡の危機的状況のなか、TVKの凋落を見て「県が県域メディアを経営する時代は終わった」という岡崎洋県知事(当時)の意向により2001年に株式売却により経営権が神奈川県から神奈川新聞社に移ることとなった。当初は新聞屋とテレビ屋の違いもあって両社の連携はしっくりいかなかったが(今でもいろいろ問題があるのは「saku saku」や「新車情報」の件などに記載の通り)、その後、第三者割当増資(県内市区町村、共栄社などが応じる)、新社屋(横浜メディア・ビジネスセンター、このビルをもってtvkはテナントビルに入居したと評した人物がいるが、土地は神奈川新聞社所有で、建設はかなしんとtvk、横浜産業振興公社との共同事業体なので誤り)建設・移転、「ヨコハマ開放区」のVI導入(電通との本格タッグ開始)、県域独立U局初の地上デジタル(2004年12月1日、東京MXテレビはキー局と同時、サンテレビはtvkと同時スタートだったが、tvk以外はどちらも簡易マスターでの完全アップコンバート放送でのスタートであり、両局の自社制作のハイビジョン番組の供給は2006年になってからであるので、tvkが初の本格スタートといえる)、独立U局には珍しいインデックス社との提携による携帯公式サイトオープン(全キャリア対応)など、積極的な戦略に出ることになる。これにより、2005年度は3期連続増収、新社屋移転後初の黒字決算を達成した。
- デジアナ統合マスターは東芝製である。
- データ放送に力を入れており、神奈川の県市町村単位の情報に特化、独立U局の意義や有り様を考えれば秀逸の出来である。また大日本印刷と共同開発したQRコードでの携帯端末への地図取り込み機能も備えている。ワンセグ放送では「ハマランチョ」や音楽番組、高校野球等で番組連動型データ放送も行っている。データ放送は地デジ開始より4ヶ月、ワンセグはチバテレビやテレ玉より2ヶ月遅れたが、その分、中味は充実している。(参考)。
- 携帯サイトは「saku saku」の出演者やキャラ、「みんテレ」のレポーターや、アナウンサーの着うた、着ボイス、着ムービーなど充実しており、キー局を除く地方局ではトップ3の加入者数を誇る。最近ではtvkがレコメンドするアーティストのCDのオンライン販売も開始した。
- せっかくの新社屋設備であるが、機器の減価償却の関係で、現状HD率は高くない。フジテレビのさい(フジは当初HD率が非常に低かったが、もともとデジタル対応のインフラだったため、猛スピードで改修を進め、今は逆に非常に高い)と同様、機器を改修すればすぐHD化できる状態なので、予算が許す限り、徐々に進めると思われる。
- tvkの新社屋移転とVI導入・新編成告知広告(コピーは「TVK、変わる。」)は、神奈川県内のJR東日本各線、東急、小田急、京急、相鉄、横浜市営地下鉄、みなとみらい線の他、東京メトロ全線にも掲示された。これは乗り入れ路線によっては埼玉・千葉のtvk受信不能エリアにも広告が行き届き、「TVKって何?」「あのTVKが?」といった様々な反響も呼んで、効果は絶大であった。
- 前橋のフジテレビ地上波デジタル(42ch)が主に西埼玉でtvkアナログ親局とデジアナ混信を引き起こしており、埼玉県内のケーブルテレビは対応に追われた。テレビ熊谷は熊谷でのデジタル直接受信が難しいことから親会社のビック東海からの配信も検討したものの減衰の問題から再送信を停止した。しかしテプコケーブルテレビと川越ケーブルテレビはデジタルコースでの再送信で対応した。この面でもtvkは県外でも一定の支持をされていることが分かる。なお、その他のケーブルテレビは総務省通達[2]や設備[3]の問題もあり、デジアナ混信のまま再送信を続け、態度を保留している。
- 2006年7月10日から「たてながHAMA大国」(夕方パート)以来の大型夕方ベルト番組「tvkNEWSハーバー」がスタート。これは社屋のある横浜メディア・ビジネスセンター1階を「ヨコハマNEWSハーバー」という情報拠点に改装し、本格的スタジオも設けて放送開始するもので、「ハマランチョ」も7月31日よりここからのOAとなった。トータルデザインは横浜市のピクトデザインや神奈川新聞のリニューアルを手がけた中川憲造氏。
tvkでよく流れるCM
- 神奈川新聞(tvkニュースの前後に必ず流れる)
- 東京新聞
- tvkハウジング
- ハウス食品
- 明星食品
- コーワ
- ライオン
- 資生堂(ごく稀にCMを流す、「どうでしょうリターンズ」「saku saku」のPT等)
- 日本航空(ごく稀にCMを流す、「みんテレトライアスロン」の時のスポンサーの他、スポット等)
- 明治製菓
- ロッテ
- ヤクルト
- 江崎グリコ
- グリコ乳業
- 大塚ベバレジ
- 宝酒造
- サントリー
- アサヒビール(神奈川工場完成後より。現在、複数の番組提供を持つ)
- 日清食品
- 山本山
- 日産自動車
- ソフト99
- イエローハット
- ファブリカコミュニケーションズ
- 京急グループ
- 松下電器(「ナショナル・パナソニックフェア」のときのみ)
- ソニー
- 東芝
- 東芝テック
- 富士ゼロックス
- 積水ハウス
- リクルート(ごく稀にCMを流す)
- あつまるくんの求人案内
- ソニー損保
- そんぽ24
- アメリカンホームダイレクト
- アクサダイレクト
- はぴねすくらぶ(メディア・プライス)
- ヴァーナル
- セゾンカード
- タカミヤ(釣り具のポイント)
- 白樺湖池の平ホテルグループ
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- デオデオ
- 日本中央競馬会
- 宝くじ
- ソニー・ミュージックエンタテインメント
- 東北新社映像テクノアカデミア
- 第一高等学院
- 辻調理師専門学校
- 横浜医療専門学院
- ペットコミュニティ専門学院
- 日本工学院(技術スタッフに同校出身者が多数いる)
- 崎陽軒
- 横浜・八景島シーパラダイス
- ポルタ
- イセザキモール
- 横浜元町商店街(チャーミングセールの時のみ)
- 横浜駅西口振興協議会
- クィーンズスクエア
- 神奈川県民共済
- 神奈川県国民年金基金
- 神奈川県行政書士会
- 横浜銀行
- 川崎信用金庫
- 日本フォト企画
- 日本ソフト店舗
- 東海メガネ・コンタクト
- 共立美容外科
- ラムタラ秋葉原店(深夜帯)[4]
- 栄進建設サービス
- 山久建設不動産
- 湘南ハウジング
- 一休商事
- 富士住宅
- 三洋住宅販売
- 湘南住宅
- フィールデンホームス
- グレイス(旧グレイス住販)
- 日本ソフトプロパティ
- 横浜ウイークリーマンション
- あお樹
- マルナカ
- ウスイホーム
- アイティーオー(EGジョイントシアター)
- サテライト横浜(場外車券場)
- 三裕(キムカツ)
- 有明製菓(ありあけのハーバー)
- 武松商事
- 天狗屋養蜂
- 薬寿堂
- ココロ化粧品
- 函館湯の川プリンスホテル渚亭
- 下呂温泉水明館
- 横浜みなとみらい万葉倶楽部
- ジャガー湘南・ジャガー横浜
- カードッグ
- イーグルスター
- カジュアルメガネHatch(saku saku、みんテレ)
- Opt LABEL
- 247
- ヤマクみそ
- F1ドリーム平塚
- フリートパーキング
- 芽室自動車学校厚木教習センター
- 日の丸自動車グループ
- サンタクシー
- 特別警備保障
- カギの110番
- サンエス
- 横浜レンタル
- いき魚亭
- うお時
- ノリタケスクエア
- アクアクララ
- 久津間製粉
- 大富農園
- ステーキハウス池田
- 道の駅伊東マリンタウン
- さかなや
- らんの里堂ヶ島
- 堂ヶ島温泉ホテル
- 西伊豆堂ヶ島小松ビューホテル
- 西伊豆戸田温泉御宿きむらやつわぶき亭
- 雲見温泉
- 魚磯
- 魚河岸丸天
- 伊東温泉けいりん
- 伊東温泉遊心楼
- 河口湖宝刀屋敷みさか路
- 河口湖猿回し劇場
- 石和温泉
- 真木温泉
- ヨコカン
- ワイケー
- マモール
- パイプおじさん
- 総商
- アサヒ給湯岐阜
- 伊豆修善寺サイクルスポーツセンター
- 武富士
- 本田ちよ
- アラビアンナイト
- ハリウッドビデオ
- 清水康益社サバスホール
- 六浦霊園
- ニチリョク
- アサヒ給湯岐阜
- 東京でも受信世帯が多いためか東京キー局でも流れる企業のスポットCMが多く、また山梨、静岡でもCATVの再送信されていることから、山梨、静岡のCMも流れる。
- 「saku saku」効果で、同番組放映前後には大手企業のスポットがつくことが多い。
- 新社屋移転後は電通と組んで営業体制を強化しており(従来どおり東急エージェンシーもついている)、東京・大阪地区の他、名古屋支局を置いてスポンサー開拓に努めている。また県内の企業のスポットが大幅に増えた。
- 「tvkハウジング」の歴史は古く開局当初に遡るが、実態はtvkがサンフジ企画という住宅展示場運営企業に名前を貸して業務委託[5]をしている。しかるに番組提供が「tvkハウジングプラザ横浜」でも何もおかしくはない。よくtvkハウジングをtvk直営かグループ企業と言う人がいるが、全くの誤解である。ただし太陽光発電住宅を販売する「TVKエコライフシステム」はtvkのグループ企業であるのでややこしい。なお、日本テレビやTBSのように子会社が経営している放送局冠の住宅展示場もあるので留意願いたい。
過去によく流れていたCM
- 日本電気(NEC)
- 富士フイルム
- 花王石鹸(現・花王)
- 丸井
- エースコック
- 日本ハム
- 大洋漁業→マルハ
- キリンビール(今でも「YOKOHAMAベイスターズナイター」ではお目にかかれる)
- 小田急グループ(やまゆり杯小田急旗争奪神奈川県家庭婦人バレーボール(ママさんバレー)大会中継は大会スポンサーである)
- 東京ガス(今でも「Hi!横濱編集局」ではお目にかかれる)
- 東京電力(今でも「tvkニュース」ではお目にかかれるが回数が激減)
- 森永乳業(「saku saku」木村カエラ降板から見かけない)
- ロート製薬(「saku saku」木村カエラ降板から見かけない)
- ミスタードーナツ
- 横山製薬(イボコロリ)
- メガネの愛眼
- オービック
- 日本鋼管(現:JFEホールディングス)
- イトーキ
- 五洋建設
- ナショナル住宅(現・パナホーム)
- アイダ設計
- 東建コーポレーション
- 富士コカ・コーラ(現・コカ・コーラセントラルジャパン)
- トヨタディーラー神奈川八社(今は各社個別にCMを打っている)
- 神奈川スバル
- 神奈川建設八社→神奈川建設十社(今でも高校野球中継や「YOKOHAMAベイスターズナイター」ではお目にかかれる)
- かもめ文庫(かなしん出版、穴埋めCMとして公共広告機構やTVKハウジングより流れていた)
- 横浜そごう(現・そごう横浜店)
- 横浜駅西口ダイヤモンド地下街(現・ザ・ダイヤモンド)
- 横浜高島屋(現・高島屋横浜店)
- シァル
- 相鉄ジョイナス(親会社の相模鉄道は現在「Hi!横濱編集局」のスポンサー)
- ミハマ
- 有隣堂
- ノジマ
- シナノ
- ダイクマ
- ALIC日進
- どっきりカメラの岸フォート
- ラオックス
- テレナ
- 糸でんわ
- 原地所
- 横浜銀行協会
- アゼリア
- サンテック
- 濱田酒造
- スエヒロ
- 横浜瀬里奈
- ハングリータイガー
- 華正楼
- 翠華楼
- 明揚(閉店)
- 順海閣
- 横浜文明堂(今でも「YOKOHAMAベイスターズナイター」ではお目にかかれる)
- 三本コーヒー(MMCコーヒー)
- 小川食品(小川の長崎ちゃーめん)
- 平和交通
- 小田原露木木工所
- オーシャンスパおおぎじま
- 箱根ホテル花月園
- ハトヤホテル
- 岩崎一彰宇宙美術館
- 中鉢ホーム
- トーエル
- ほのぼのレイク
- リッチ(現・クォークローン)
- 神奈川創価学会
- 新興産業(倒産)
- L商会(倒産)
- ホテル王城(倒産)
ちなみにTVKの公共広告機構加盟は1990年代に入ってからで、それまでACのCMは流れなかった。
社屋・放送施設
- 本社・演奏所
- 横浜市中区太田町二丁目23番地(横浜メディア・ビジネスセンター内) 〒231-8001
- 旧本社・演奏所(放送センター)
- 横浜市中区山下町69番1号 〒231-8542(現在はマンションになっている)
- 旧業務センター
- 横浜市中区山下町123番1号 クリードビル内 〒231-0023
- 送信所
- 横浜市鶴見区三ッ池公園
- 中継局
- ◆横浜みなと(横浜ランドマークタワー) 48ch
- 鶴ヶ峰 34ch
- 根岸岡村 47ch
- ●大船 38ch
- ●逗子 47ch
- 横須賀逸見 47ch
- 衣笠 44ch
- 大矢部 38ch
- 横須賀鴨居 53ch
- ●横須賀武 47ch
- ◆(南方向は●)久里浜 47ch
- ◆●平塚 31ch
- ◆●秦野 61ch
- ◆湯ノ沢 32ch
- ◆南足柄 45ch
- ◆山北 46ch
- ◆小田原 46ch
- ◆●湯河原 51ch
- ●仙石原 48ch
- 愛川 33ch
- 串川 44ch
- 青野原 45ch
- ●津久井 48ch
- 相模湖 47ch
- 藤野 59ch
◆…キー局共建 ●…垂直偏波
- 横浜みなと局開局の際は「キー局もTVKもこれ1本」というUHFアンテナ設置キャンペーンが行われた。
- 平塚デジタル(SFN送信)もアナログ同様、垂直偏波である。これを知らない視聴者が、垂直偏波に対応しない簡易アンテナを購入し、受信できないとクレームが多発した。そのため都内を含む家電量販店に「平塚局は垂直偏波です」という垂直偏波の説明の張り紙が貼られるありさまであった(簡易アンテナはキー局でも東京タワーから30km圏内が限界のようである)。
スタジオ
【山下町旧社屋】
- 第1スタジオ(1F)
- メインスタジオ。開局記念特番「はばたけTVK」が最初の番組。その後、さまざまな番組に使用される。
- 第2スタジオ(1F)
- ニュースやミニ番組の収録などを想定して作られた学校の放送室並みの超狭小スタジオ。しかし、1スタからのOAでコストがかかっていた昼ワイドの省力化から「スタジオ・きょう」(60分→のち45分)開始(1980年)時に改装され、カメラは当時珍しいリモコン操作が可能、生の無人運行が可能なスタジオとなった。「日本大通り情報」「おしゃべりトマト」「情報ステーション」「KICK OFF F・Marinos」、そしてユースケ・サンタマリア、IZAM、井手功二&佐々木ゆう子&久保弘毅、あかぎあい、木村カエラ時代の「saku saku(saku saku morning call)」はこのスタジオで収録されるなど、皮肉にも小回りが利くことからフル稼働となった。なお、前述のとおり1980年にサブを改修したため、1980年代中期のマスター、サブ更新まで1スタ収録の番組よりテロップなどの質がよかった。
- ニュースブース?(不明)
- 開局から続いたワイドニュースが1983年になくなり(神奈川新聞系列下になる前の報道半放棄路線)、「おしゃべりトマト」および夕方のニュースは報道部の片隅のバックに新聞紙が積み上がったような粗雑な場所から記者が読んでいた。机に大きなマイクと「TVK報道部」のプレートがあったが、それがなければとても見せられる場所ではなかった。のちに簡易セットが設けられ契約女子アナが読むようになったが、あくまでオフィスの片隅であり、スポットライトもなく薄暗かった。1995年に廃止。
- 1985年頃まで22時台のスポットニュースは項目をブルーバックのテロップで表示、あとはポラロイド写真が出るだけだった。
- SEAスタジオ(3F)
- 1995年、社長室の一部を取り払いオフィス内に開設されたガラス張りのスタジオ。来るべきMXTV開局に備えスタートした「たてながHAMA大国」→「HAMA大国」、PUFFY、Say a Little Prayerの生放送時の「saku saku morning call」、ニュース、スポーツ番組(1998年の横浜ベイスターズ優勝特番も含む)はここから放送。SEAスタジオの名称は一般公募で決まった。「SEA」はオフィスが見える「see」の意味と横浜の海、そして「S」にSports、「E」にEntertainment、「A」にAreaをかけた。その後「SEA戦略」と局のステーションポリシーにも使用。第2スタジオ同様、小回りが利くため重宝された。「HAMA大国」放送中に小学生の社会見学でガラス越しに子供が手を振るのは、恒例だった。
【横浜メディア・ビジネスセンター】
- ヨコハマNEWSハーバー(横浜メディア・ビジネスセンター1F、HD/SD)
- tvkNEWSハーバー、1230@(アッと!!)ハマランチョ、新車ファイル クルマのツボ[HV]
- 第1スタジオ(横浜メディア・ビジネスセンター2F~中3F、HD/SD)
- saku saku、オンガクのDNA[HV]、Hi!横濱編集局[HV]、TRY!神奈川[HV]、ニッポン早わかり[HV]、みんなが出るテレビ、KICK OFF F・Marinosなどさまざまな番組を収録するメインスタジオ。サブ、カメラなどはすべて新規納入。フルHD対応のスタジオであることから、一度、TVKエンタープライズを介して朝日放送の「富豪刑事デラックス」の収録に貸し出されたことがある。
- 第2スタジオ(横浜メディア・ビジネスセンター2F、現状SD)
- パペットマペットのサイエンスでしょ!?、tvkニュース、ニュース930、北原コレクション、深海魚など。新社屋はフルHD対応だが、2スタは今のところ減価償却の問題もあり、山下町のSEAスタジオの設備を改修(カメラにプロンプター設置、など)して再利用している。
- 第4スタジオ(横浜メディア・ビジネスセンター4F、現状SD、報道制作局と編成局のオフィスの境にあり、敷居のような存在。4階にあるので4スタと呼ばれているに過ぎない)
- tvkスポットニュース、深海魚などで使用。
余談だが「LOVE CHR」(2006年3月終了)は、会議室で収録していた。
その他の神奈川県の放送局
- アール・エフ・ラジオ日本(RF)
- 横浜エフエム放送(FMヨコハマ・YFM)
- NHK横浜放送局(GP)
関連項目
外部リンク
ドメイン名は「tvk42.co.jp」または「tvk-yokohama.com」だが、これは「tvk.co.jp」を大阪府のケーブルテレビ局「テレビ岸和田」に先に取られたためである。
備考
- ^ 三本氏に問題がないわけではない。過去、三本氏が日産自動車のカルロス・ゴーン社長に対し「あのフランスの野郎、どうも気に入らねえ」と暴言を吐く舌禍事件をおこしたこともあった。三本氏を尊重してtvkはそのままOAした。おかげでネット局、スポンサーを次々失う羽目にあっている。またプラザ収録の件では三本氏が社長に猛抗議したことから、収録時についてはプラザをすぐ貸切に改めている。それでも三本氏は被害者意識が強かったようで、試乗も辞めてしまった。
- ^ 各放送局は免許区域を遵守し、CATVにも区域外再送信をしないよう通達している。しかしこれはあくまで「原則」論であり、再送信はテレビ局とCATVとで取り決めを交わせば何ら問題ない。実際、千葉・埼玉・神奈川でのMXTVデジタルの再送信や東京(現状イッツコム)のみ・山梨・埼玉のtvkデジタルの件を含めてもはや形骸化しているのが実情である。
- ^ CATVではUHFのデジアナ混在の状況から、帯域不足が深刻化している。CATV再送信や地元U局、近隣U局のデジタル再送信が未だ行われないCATVなどは、まさにこれに該当しよう。
- ^ 余談だが、汐留・品川の再開発の余波で、秋葉原ではtvkが非常に受信しにくい。地元の台東ケーブルテレビは「受信点がない」という理由で周辺U局で唯一再送信を辞めてしまい(丁度「saku saku」が盛り上がりを見せ始めた頃で抗議が殺到したという、受信点は探せばあると思うが)、東京ケーブルネットワークは初めから再送信していない。しかしアニメの市場を考えると、tvkにCMを打つのは効果はあるので難しいところ。
- ^ 開局から長らく「TVKハウジングプラザ○○ ここから直進○km」といった道路看板に「UHFアンテナで豊かな暮らし TVKテレビ42」というような添え書きがあった。要するにUHFアンテナのPRが出来て一石二鳥だったわけである。