三遊亭小遊三
三遊亭 小遊三(さんゆうてい こゆうざ、本名:天野 幸夫(あまの ゆきお)、1947年3月2日 - 、A型)は山梨県大月市出身(神奈川県横浜市生まれ)の落語家。明治大学経営学部卒。現在は練馬区在住。出囃子は『ボタンとリボン』。
1983年から日本テレビの演芸番組『笑点』の大喜利に出演する。笑点では水色の着物を着ている、自称伊達男であるが、メンバーからは、貧乏あるいは泥棒呼ばわりされる。勿論犯罪歴はない。ジゴロネタをいう時の、愛人の名前は大概「イボンヌ」もしくは「キャサリン」という設定。(実際は飼い犬の名前である事が後に判明)高校時代、卓球部に所属しキャプテンを務めていた経験もあり顧問から東京オリンピックの聖火ランナーに抜擢される。しかし、母校の近くの区間を走らなかったので誰も見に来なかった。2005年12月、山梨県より「富士の国やまなし観光大使」委嘱。 また弟子に変わった名前を付けることでも知られており「あんた(正確にはあん太。現・三遊亭春馬)」、「おたく(現・三遊亭遊史郎)」などがいる。 また、アニメ『落語天女おゆい』で本人役として登場。劇中で落語を披露するシーンがある。
芸歴
笑点でのキャラ
「逮捕」「少年院」など犯罪の方に向かっている。また「キムタクやヨン様、市川雷蔵に似ている。」「兄貴が僕の美しい顔に嫉妬してやがんです」イケメン、甘いマスク、二枚目、水も滴るいい男等と言う(いわゆる自惚れネタ)。熱燗好き(小遊三「冷たいものをガブガブ飲むんじゃないよって言ったんで、今熱燗ちびちびやってますよ」)。「女たらし」とも言われる(過去に小遊三のネタに出てきた女性タレント:奈美恵、紀香、菜々子等)。しばしば外国人女性の名前を出すこともある(その場合は大抵イボンヌかキャサリン)。また、プロ野球に関するネタもやることがある(「巨人の監督は原辰徳。ファンはハラハラ」など)。昔はこのネタで「石橋貴明に顔も言動も似てる」と言われたことも。(冒頭の挨拶で「かくいう私は落語会の石橋貴明、三遊亭小遊三でございます」と言った事がある) 最近では、「副会長」と呼ばれると、必ずといっていいほど「便所でお尻を拭く(副)会長」と返す。
ごくたまに本名で呼ばれる(確認済みのもので楽太郎で苗字、歌丸で名前、どちらも「さん」付け)。また、歌丸は、泥棒と呼んだことがある。
落語芸術協会の会長は現在の笑点の司会者である桂歌丸が勤めている。
- 楽太郎「僕は青山学院を出たけど、小遊三はどこの学校出たんだっけ?少年院だよ」(2005.4.24 Q1)
- 楽太郎「小遊三の鞄をスケルトンにしました。みんなの財布が入ってました」
- 楽太郎「今日女性の敵下着泥棒を捕まえた。本名天野幸夫、芸名三遊亭小遊・・これ以上いえません」
- たい平「40年前の小遊三師匠です。(学生時代)学習院には入れなかったけど、少年院には何とか入れました」
- 好楽「これは40年前の小遊三さん(学生時代)ですよ。いやぁ、かわいかったもんですよ。確か前科3犯だったからな、まだ」
- 好楽「最近薄くなったのは、楽屋に置いてある私の財布。(厚くなったのは?)小遊三の財布」
- 木久蔵「このダンボールは持ち込めませんよ。二つの穴から小遊三が覗いているじゃありませんか」
- 楽太郎「来賓で出席予定の田代様、萩原様が来なかったことをお詫び申し上げます。小遊三も諸事情により来られませんでした」
- 楽太郎「小遊三捕マル。容疑固マル」
- 楽太郎「親分、笑点の楽屋に難なく忍びました。でも、小遊三が荒らした後でした」
- 楽太郎「大変だ。大変だ。小遊三が大変だ。間違えた小遊三は変態だ」
- 歌丸「小遊三のやろう、卵盗みに来やがったな」
- 歌丸「小遊三さんだけは刑務所の看守からしばらくって言われてました」
- 歌丸「今日、笑点メンバーの皆さんが刑務所を慰問なさいました。小遊三さんだけは、服役囚からしばらくって言われてました」
- 歌丸「小遊三さん アリバイ崩れて 逮捕され」
- 歌丸「賽銭箱に手突っ込んで抜けなくなった時」
- 歌丸「犯人わかってます、左から2番目の水色の着物の奴です」
- 歌丸「ほらあの本もこの本もあっちにある本も。小遊三がみんな万引きしたやつ」
- 歌丸「こんな奴見かけませんでした?街中のダンボール盗って歩ってますよ」
続きとして、小遊三「こっちにあっちにもあそこの交番にも。みんな俺の写真が貼ってある」
- 好楽「月給ドロかと思ったらねえ、本当の泥棒なんですよ」
- 好楽「ライスが少し臭かったことをお詫びします。ええ、こいつはその前に臭い飯を食っていたんでございます」
小遊三「警察犬どういうわけだい、犯人追っかけないで俺追っかけてやがる」
- 小遊三「君は本当に制服に誇りを持っていたね。その制服とちょうちんブルマ、俺に売ってくれないかな」
- 好楽「ホテルの金庫の金が全部盗まれていたことをお詫びいたします。早くあやまんなさいよ」小遊三「すいません・・・俺かよ!!」
- 好楽「モーニング娘。の安倍なつみの仇、覚悟!詩の盗作はどうってことない、小遊三なんて全てのものが盗品だ」
- 好楽「女の先生のよぅ、パンスト盗んだことをお詫びします。こいつ(小遊三)なんかパンスト被って銀行行っちゃったんですから」
- 好楽「小遊三さんのいい所は写真写りがいいところです」(悪いところは?)「指名手配の写真なんです」
- 好楽「おばあさん、三波伸介の司会の時には、まだ小遊三は出てなかったんだね。そういえば彼は刑務所暮らしだったからね」
- 好楽「この時期に小遊三が出てるのおかしいな。確か服役中なんだよ」
- 木久蔵「笑点公録は無料のはずなのにこの写真おかしいな。入口で小遊三さんが入場料盗ってやんの」
- たい平「僕に『ローマの休日』の主役やらせてください。一組の小遊三くんだって牢屋(ローマ)の休日の主役やってました」
また、バイアグラネタも多数。
- 「バイアグラ発明したの私なんです。師匠一つ回しましょうか?」
- 「ややこしや、ややこしや。睡眠薬と間違えてバイアグラ飲んじゃった」
- 「また負けたのか!筋肉増強剤と間違えてバイアグラ飲んじゃったの」
- 「先生の話ガム噛みながら聞いてたのはどうもすんません。あ、これガムじゃねぇ、バイアグラだ」
- 「子供がいつまでも夜遅くまで起きてるんじゃありません!そんなに寝られないんだったら、一杯やるか?」
- 「(ティッシュペーパーを使うという題で、鼻にティッシュを詰めて)バイアグラ飲みすぎちゃったんです」
元来、下ネタを得意としている。(下記においてはは女たらしネタも含む)
- 「屁のついでに出ました」圓楽「何ですか?」「み」第1611回(1998年4月12日第1問)
- 「モミモミしてぇ人、秩(乳)父連山」
- 「彼女が死ぬ間際に、俺は彼女の胸を揉んだ。『ああん・・・気持ちいい・・・』それが最後の言葉だった」圓楽「下品だよー。2枚持っていきなさい」
- 「永田町では、すったもんだがありました。でも…。俺はオッパイをすったもんだする方がいい」圓楽「出だしは良かったんだけどそれから先が低次元だなぁ」
- 「僕に走れメロスの主役やらせてください。大丈夫だよ、俺エロスだから」
- 「雪洞を倒して、火事になったことをお詫び申し上げます。お内裏様がロウソクをたらしてもらいたいと仰ったので」
- 「イエローキャブの社長室に、ボインセチア」
- 「俺に北京で金(メダル)を取れなんて無理だよ。確か金取るのはモロッコじゃなかった?」
- 「何?キャンキャン(CanCam)?俺の彼女なんか『あ~んあ~ん』って言ってるよ」
- 「鞭は 持ったが ロウソクは まだかいな」
- 「イエローキャブが球団を買ったので、巨人軍が巨乳軍になりました」
- 「あはは、あーもう我慢できねぇ」「下着泥棒の押収品調べてたら、なんだかムラムラしちゃって」
- 「女性専用だって?あたし無チン(賃)乗車です」
- 「さあ、坊やワクチンですよ。これ打つとね、チンチンがワクワクしますよ」
- 芸協副会長だけに「便所でお尻を拭くカイチョー」(歌丸に「はい、副会長」と言うとこれを言う、これが初めて出たのは、木久蔵が司会の時にはい・・副会長と言ったのがきっかけ。以降毎週1回はこれを喋る(2005年11月20日第1問)
- 「昔はちょっと会えなかっただけでイライラしてたのに、今はちょっと一緒にいるだけでムカムカするのよね」
- 「♪げんこつ山のタヌキさん、おっぱい揉んでねんねして、だっこしておんぶしてまた明日」
- 「目と目が合う。手と手が触れる。足と足が絡む。そんなことしてるうちにできちゃったんだよね」
- 「今朝うちの近くに篠原涼子が来た。でも。同姓同名の町内のおばさんだった。」圓楽「なんだよそれー」小遊三「広末の方がよかったかな?」
- 「女のいねえ国があったら行きてえなあ。紀香よー、朝までー、ありがーとう。」
- 「今年水泳の岩崎恭子が金メダルを取った。でも。同じきょうこなら俺は小泉今日子がよかった」圓楽「あんたがキョンキョン好きなのよくわかるよ」
- 「松嶋菜々子が妊娠した。でも。相手は俺じゃねえ」(2003年12月28日第3問)座布団+1枚
- 「さようなら~。さようなら~。さようなら~好きになった~人~。」
- 「切れ痔です 硬いうんこを そっと出し」
- 「♪イボンヌおっぱい大きいな~。(歌でなく)師匠知ってたんですか!」
延々と歌って周囲を脱力させることもある。例えば2006年7月30日放送の2問目では、原因が耳鳴りであることがわかるまで、延々と「津軽海峡冬景色」を歌い続けて座布団を没収されている。