紀和鏡
日本の小説家、著作家 (1945-)
紀和 鏡(きわ きょう、女性、1945年10月23日 - )は、日本の小説家、推理作家。本名は中上かすみ(旧姓、山口)。作家、中上健次の妻[1]。
紀和 鏡 (きわ きょう) | |
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誕生 |
1945年10月23日(79歳)![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 |
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デビュー作 | 『Aの霊異記』 |
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東京都生まれ[2]。二階堂高等学校卒業。同人雑誌『文藝首都』に属し、中上健次と知り合い、柄谷行人・冥王まさ子夫妻の媒酌で結婚した[3]。1985年、『Aの霊異記』で小説家デビューを果たす[4]。伝奇小説を数多く執筆する。1992年の中上の死後は本名・中上かすみとしても登場することがある。
作品リスト
- Aの霊異記 (講談社、1985年)
- 邪星記 異神の宴 (徳間書店(トクマノベルズ)、1985年)
- 鬼神伝説 伝奇ロマン (講談社ノベルス、1985年)
- 幻花伝双神の門 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1986年)
- 邪星記 曼陀羅の砦 (徳間書店(トクマノベルズ)、1986年)
- 諏訪龍神伝説 (講談社ノベルス、1987年)
- 聖鬼伝 1 摩族たちの祝祭 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1987年)
- 黒潮殺人海流 (集英社文庫、1987年)
- 薪能殺人舞台 (祥伝社(ノン・ポシェット)、1987年)
- 聖鬼伝 2 殺戮者たちの夜 (実業之日本社(ジョイ・ノベルス)、1987年)
- 邪星記 弥勒の船 (徳間書店(トクマノベルズ)、1987年)
- 狙われたオリンピック (集英社文庫、1987年)
- 万葉殺人紀行 (祥伝社(ノン・ポシェット)、1987年)
- 星乃国邪神伝説 (講談社ノベルス、1987年)
- 時の蛇 - 新雨月物語 (実業之日本社、1988年)
- 白の霊異記 (講談社、1988年)
- エメルダの天使 (集英社文庫、1988年)
- 黄金迷宮 (徳間書店(トクマノベルズ)、1988年)
- エンジェルの館 (集英社文庫、1989年)
- 呪文の惑星 上下 (大陸書房 (大陸ノベルス)、1989年)
- 秩父夜祭り殺人囃子 (中央公論社(C・NOVELS)、1989年)
- 夢のアマルー (徳間書店(トクマノベルズ)、1989年)
- あのこをさがす旅 (理論社、1990年)
- 鳥人記 1 翁の神歌 (大陸書房 (大陸ノベルス)、1990年)
- 鳥人記 2 風の絵文字 (大陸書房 (大陸ノベルス)、1990年)
- 国境のない地図 (徳間書店、1991年)
- 鳥人記 3 時の迷宮 (大陸書房 (大陸ノベルス)、1991年)
- イラストで読む雨月物語 (学研、1992年)
- 首塚巡礼花魁道中 (現代書館、1998年)
- 夢熊野 (集英社、2002年)