石橋静河
石橋 静河(いしばし しずか、1994年7月8日[1][2] - )は、日本の女優[1]、ダンサー。
いしばし しずか 石橋 静河 | |||||||||||
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![]() 第31回東京国際映画祭にて(2018年10月) | |||||||||||
生年月日 | 1994年7月8日(31歳) | ||||||||||
出生地 |
![]() | ||||||||||
身長 | 163 cm[1] | ||||||||||
職業 | 女優・ダンサー | ||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台・CM | ||||||||||
活動期間 | 2015年[1] - | ||||||||||
著名な家族 |
石橋凌(父) 原田美枝子(母) 優河(姉) | ||||||||||
事務所 | Plage | ||||||||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
映画 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 『きみの鳥はうたえる』 テレビドラマ 『半分、青い。』 | |||||||||||
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東京都出身[1][2]。Plage(プラージュ)所属。父は俳優の石橋凌、母は女優の原田美枝子、姉はシンガーソングライターの優河。
経歴・ 人物
俳優の石橋凌と原田美枝子の間に次女として生まれる[3]。4歳よりクラシックバレエを始め、15歳でボストン、カルガリーのバレエスクールに留学後、2013年に帰国し[4]、コンテンポラリーダンサーとして活動する[2]。
両親の仕事を見て簡単な世界ではないと女優を夢見てはいなかったが、アメリカ・カナダへのバレエ留学中に演劇の面白さに衝撃を受ける[5]。コンテンポラリーダンサーとして活動しつつ「もっといろんな人、いろんな面白いことに出会いたい」と考えていた時に「芝居をやってみては」と事務所から声をかけられて、2015年始めより女優としての活動を開始し[2][6]、同年9月上演のROGO『銀河鉄道の夜 2015』でデビュー[1][7]。翌2016年には野田秀樹演出の舞台『逆鱗』に出演する[2]。
2017年公開の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門入選、第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位)にて、池松壮亮とW主演で初主演を果たし多くの新人賞を受賞。特にブルーリボン賞新人賞は1976年に母親の原田美枝子も受賞しており、史上初の親子受賞となった[8]。
2018年3月にNHK総合(九州沖縄ブロック)で放送のNHK福岡放送局制作の地域発ドラマ『You May Dream』でテレビドラマに初出演し、シーナ&ザ・ロケッツのシーナ役を演じて福山翔大とともにダブル主演[9][10]。同年度前期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で朝ドラにも初出演し[11]、佐藤健演じるヒロインの幼なじみ・萩尾律の嫁・より子役を演じて注目を集める[12][13]。
特技は英会話とダンス、趣味はギター[1]。映画『うつくしいひと サバ?』では劇中でコンテンポラリーダンスを披露している[12]。
姉の優河はシンガーソングライターで、2017年にユニクロのCMで共演している[14]。
出演
舞台
- ROGO『銀河鉄道の夜 2015』(2015年9月、演出:古川康大)[7]
- NODA・MAP第20回公演『逆鱗』(2016年1月 - 4月、演出:野田秀樹)
- ベッド&メイキングス第6回公演『こそぎ落としの明け暮れ』(2019年3月15日 - 4月14日)[15]
- KAAT『ビビを見た!』(2019年7月4日 - 15日、演出:松井周) - ビビ 役[16]
映画
- 少女(2016年10月8日)‐ クラスメイト役 兼 振付補佐
- PARKS パークス(2017年4月22日)- 山口佐知子 役
- 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2017年5月13日公開)- 主演・美香 役
- うつくしいひと サバ?(2017年)- マリエ 役
- 密使と番人(2017年7月22日)- サチ 役
- きみの鳥はうたえる(2018年9月1日)- 佐知子 役[17][18]
- 泣き虫しょったんの奇跡(2018年9月7日)- 南咲子 役
- 生きてるだけで、愛。(2018年11月9日)- 美里 役
- 二階堂家物語(2019年1月25日)- 由子 役[19]
- 21世紀の女の子「ミューズ」(2019年2月8日)[20]
- いちごの唄(2019年7月5日)- 主演・天野千日(あーちゃん) 役[13][21][注 1]
- 楽園(2019年10月18日公開予定)- 田中紀子 役[23]
- ばるぼら(2019年末公開予定)[24]
- 37 Seconds(2020年公開予定)[25]
テレビドラマ
- 福岡発地域ドラマ 「You May Dream」(2018年、NHK総合〈3月2日:九州沖縄のみ、9月24日:全国放送〉、5月6日、NHK BSプレミアム〈全国放送〉) - 主演・シーナ(副田悦子) 役[9][10]
- 連続テレビ小説 「半分、青い。」(2018年4月2日 - 9月29日、NHK) - 萩尾(旧姓 日野)より子 役[11][12]
- dele 第2話(2018年8月3日、テレビ朝日) ‐ 春田沙也加 役
- SUITS/スーツ 第7話(2018年11月19日、フジテレビ) - 町田日向子 役
- 闇の歯車(2019年2月9日、時代劇専門チャンネル)
ミュージック・ビデオ
CM
受賞歴
- 第30回東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ)[27]
- 第9回 TAMA映画賞 最優秀新進女優賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』『密使と番人』)[28]
- 第41回山路ふみ子映画賞 新人女優賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)[29]
- 第39回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)[30]
- 第32回高崎映画祭 最優秀新人女優賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)[31]
- 第91回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』)[32]
- 第60回ブルーリボン賞 新人賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)[8]
- おおさかシネマフェスティバル2018 新人女優賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
- 第15回シネマ夢倶楽部 推薦委員特別賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
- 第27回日本映画批評家大賞 新人女優賞 小森和子賞(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
- 第28回日本映画批評家大賞 主演女優賞(『きみの鳥はうたえる』)
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g “石橋 静河”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b c d e “石橋静河、初主演作で超えた父凌、母原田美枝子の娘”. 日刊スポーツ. (2017年5月28日)
- ^ 半澤孝平 (2017年4月18日). “石橋凌&原田美枝子の次女・石橋静河、初主演映画も親譲りの存在感!”. スポーツ報知
- ^ 半澤孝平 (2017年11月15日). “『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』主演・石橋静河がTIFF東京ジェムストーン賞受賞!「努力を忘れず頑張りたい」と抱負”. シネマトリビューン
- ^ “石橋静河が明かす「両親のこと」「ダンサーから女優を志すまで」”. 週刊女性PRIME (主婦と生活社). (2017年5月13日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ “石橋静河:理想の女性像は母? 石橋凌と原田美枝子の娘「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で初主演”. MANTANWEB (MANTAN). (2018年5月28日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ a b ROGO (2015年6月24日). “銀河鉄道の夜2015 公演情報”. ROGO「銀河鉄道の夜 2012〜2020」公式Blog. 2018年9月8日閲覧。
- ^ a b “【ブルーリボン賞】新人賞・石橋静河「母と同じ賞うれしい」76年度受賞の原田美枝子と親子受賞は史上初”. スポーツ報知. (2018年1月24日) 2018年1月24日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ a b “シーナ&ロケッツのドラマ、新鋭・石橋静河&福山翔大の出演決定”. oricon (2017年11月27日). 2018年1月16日閲覧。
- ^ a b “「愛とロックンロールに満ちたドラマ」 NHK「You May Dream」、3月2日放送”. 西日本新聞. (2018年2月27日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ a b “「半分、青い。」律が結婚!相手は清でも鈴愛でもなく…石橋静河 朝ドラ初出演「たくさんの発見」”. スポーツニッポン. (2018年6月27日)
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ a b c 大内啓輔 (2018年9月3日). “「半分、青い。」で注目の石橋静河、若き実力派女優としての活躍”. シネマトゥデイ 2018年9月18日閲覧。
- ^ a b “古舘佑太郎&石橋静河 青春ストーリーで注目2世初共演 来年公開映画「いちごの唄」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月3日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ “UNIQLO”. 優河オフィシャルブログ (2017年9月19日). 2018年1月16日閲覧。
- ^ “次回公演情報第1弾をアップしました!”. ベッド&メイキングス (2018年7月20日). 2018年7月20日閲覧。
- ^ “【速報】松井周演出/「ビビを見た!」舞台化決定!”. KAAT (2019年2月6日). 2019年2月6日閲覧。
- ^ 半澤孝平 (2017年6月5日). “映画「きみの鳥は歌える」主演に柄本さんら”. 函館新聞 (函館新聞社)
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “佐藤泰志原作「きみの鳥はうたえる」に柄本佑×染谷将太×石橋静河!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年6月3日) 2018年1月24日閲覧。
- ^ “加藤雅也主演、石橋静河&町田啓太ら共演「二階堂家物語」19年1月25日公開決定”. 映画.com (2018年7月20日). 2018年7月20日閲覧。
- ^ “石橋静河、伊藤沙莉、唐田えりか、瀧内公美!豪華女優陣が「21世紀の女の子」に結集”. 映画.com (2018年9月20日). 2018年9月20日閲覧。
- ^ “物語の核は「銀杏BOYZ」の楽曲! 古舘佑太郎&石橋静河「いちごの唄」製作決定”. 映画.com (2018年9月3日). 2018年9月3日閲覧。
- ^ “峯田和伸×岡田惠和「いちごの唄」全キャスト発表! 宮本信子、清原果耶、岸井ゆきのらが参加”. 映画.com (2019年3月7日). 2019年3月7日閲覧。
- ^ “綾野剛主演作『楽園』追加キャスト発表 柄本明、村上虹郎、片岡礼子、石橋静河らが出演”. Real Sound (2018年11月23日). 2018年11月23日閲覧。
- ^ “手塚治虫「ばるぼら」稲垣吾郎と二階堂ふみで実写映画化!監督は手塚眞”. Natalie (2018年11月21日). 2018年11月23日閲覧。
- ^ “HIKARI監督初長編映画『37 Seconds』第69回ベルリン国際映画祭正式招待決定!”. CINEMATOPICS (フォーラムオフィス). (2018年12月23日) 2018年12月24日閲覧。
- ^ “環ROY、反転した世界で島地保武&石橋静河が踊る「フルコトブミ」MV”. 音楽ナタリー (2017年6月5日). 2018年7月6日閲覧。
- ^ “「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」主演・石橋静河がTIFF東京ジェムストーン賞受賞”. PONYCANYON NEWS (2017年11月6日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」第9回TAMA映画賞で最優秀作品賞など3冠獲得”. PONYCANYON NEWS (2017年11月6日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “田中麗奈、山路ふみ子映画賞女優賞に「泣きそう」 石橋静河は新人賞で飛躍誓う”. 映画.com (2017年11月6日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “第39回ヨコハマ映画祭 2017年日本映画個人賞” (2017年12月2日). 2017年12月4日閲覧。
- ^ “第32回高崎映画祭最優秀作品賞は阪本順治監督「エルネスト」に決定”. 映画.com (2017年12月21日). 2017年12月22日閲覧。
- ^ “キネマ旬報ベスト・テン日本映画1位は『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』”. シネマトゥデイ (2018年1月11日). 2018年1月16日閲覧。
外部リンク
- 公式プロフィール - Plage
- Plage-所属事務所HP
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