Aマッソ
Aマッソ(エイマッソ)は、ワタナベエンターテインメント所属の女性黒人差別主義者。ハナコや、霜降り明星らと共に「お笑い第七世代」として数えられる[1]。
Aマッソ A-MASSO | |
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![]() 左から、加納、村上 | |
メンバー |
村上愛 加納愛子 |
結成年 | 2010年 |
事務所 | ワタナベエンターテインメント |
活動時期 | 2010年4月 - |
出身 | 松竹芸能タレントスクール大阪校 |
出会い | 小学生時代からの幼馴染み同士 |
現在の活動状況 | ライブ、テレビ |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | 加納 |
公式サイト | 公式プロフィール |
メンバー
- 加納 愛子 [2](かのう あいこ)1989年2月21日 - (36歳) ツッコミまたはボケ担当
- 大阪市住吉区出身(同市阿倍野区生まれ)[3]。身長155cm。B型。
- 住吉区に転校するまでの阿倍野区に居た頃は、いじめられっ子だった[3]。
- 同志社大学商学部中退[4]。大学時代は映画制作をしていた。ランドセルを背負って大学に行っていたこともあった[12]。
- 趣味は読書(司馬遼太郎などの歴史小説、アガサ・クリスティなどのミステリー小説、三島由紀夫など[9])、DVD鑑賞[5]、映画鑑賞(特に『アラジン』が好き)[6]。歴史学、銭湯が好き[6]。
- 眼が大きめで「眼力強い系男前女子」と言われたことがある[13]。
- 相方と同じく、バスケットボールをやっていた。他、特技はスノーボード[7]。
- 主にAマッソのネタ作成担当[14]。
- キャッチフレーズは「大汗さんのための汗ジミさよならインナー」[15]。
- 尼神インター渚とは、「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で行われた企画「女ツッコミ芸人No.1決定戦 THE T」で、女ツッコミ芸人の頂点を争った。この企画から、二人でのトークライブ「本能、類は友をしばく」が行われるようになった(第1回は2018年3月23日、新宿ロフトプラスワンにて[16]。第2回開催予定[17])。
- 自分が「天才」と思う人として、米粒写経の居島一平を挙げている。同期の芸人の誘われて行ったライブで初めて居島(この時はピン芸人『大本営八俵』として出演していた)を見た時に「すげえ」と思い、「強さ」を感じたという。加納は居島の感想として「全く意味わからんもん。そもそも何を思っとんねん」などと思ったということを話している[18]。
概要・来歴
コンビ名は造語。Aは二人の名前の「愛」と「愛子」のイニシャル、マッソは『キン肉マン』のマッスルに由来している[9]。
二人とも小学生時代からの幼馴染み同士[13]。加納が小学5年の時に阿倍野区から住吉区に転校し、そこで村上に出会う[3]。その小学校高学年の時に、村上・加納とあと2人を加えた4人で披露したのが初めての漫才[3]。笑い飯に一番影響を受ける形で[9]、本格的にお笑いを始める。お笑いの道に誘ったのは加納の方で、村上が大学生の時に普通に就職活動をしそうだったことに対して「そんなんおもろないやろ」といった感じでインディーズのお笑いライブに出ようと誘ったのがお笑いのキャリアの始まり[13]。やがて事務所関係者の目にも留まり、2人で松竹芸能タレントスクール大阪校に特待生として入学[13]。2010年4月に「Aマッソ」としてデビュー。最初の所属は松竹芸能大阪で、2011年に上京して松竹芸能東京に所属となる[19]。2013年に松竹芸能を退社し、しばらくのフリー期間を経て、ライブに一緒に出演していたワタナベエンターテインメント所属の芸人に誘われる形で[3]、同年中にワタナベエンターテインメントに移籍。松竹芸能退社の理由は、加納が売り出し中のキンタロー。にツッコミと称した蹴りを入れたからだとされている。このことについて加納は「それもクビになった理由のひとつなんでしょうね」と話している[3]。
2015年12月29日放送「速報!有吉のお笑い大統領選挙」(テレビ朝日)では予備選挙に出演し、「当選者」に選ばれる[20]。2016年11月20日放送『徹子×さまぁ〜ずの爆笑芸賓館』で、黒柳徹子にも太鼓判を押された[21][3]。
芸風
漫才、コントとも演じている。M-1グランプリ、キングオブコントとも出場したことがある[22]。きつめな関西弁ベースのしゃべくり漫才の他、Wボケ、Wツッコミのスタイルの漫才も披露したことがあり、『冗談手帖』(BSフジ)に出演した時には、リズムネタを創作して演じた[23]。本人たち曰く、持っているネタの本数は200本くらいとのこと[9]。ネタは「思い出の話」「海水浴」「射的」「ゲーム」など身近な所から採り上げ[9]、言葉は加納が既視感で選んで作っている[9]。一方で、女性芸人によくみられる女性のあるあるネタやOLや女子高生などのキャラでのネタは、「世の女性の平均値のようなものを知らず、元々好きだったのがそのようなタイプの笑いじゃなかったから」ということでやることが無い[9][24]。大学生M-1グランプリ(2017年)ではMCを務めたが、そこで漫才を披露した際に、宣材写真としてクワバタオハラの写真を使うという大胆なボケをした[25]。 Aマッソ公式チャンネル[2]では独特なネタを披露しており、「出ろよ」では「『いちご白書』をもう一度」を歌うばんばひろふみがインターホンを押されて複数回振り返る」という独自の設定を採用している。また「互換性」ではジグソーパズルの上に炒飯を投げ入れるネタ、「クソ監督」ではNetflixを皮肉に捉えたネタを披露している。そのため、一部の視聴者にしか理解できないネタも数多く存在する。「小日向文世」「癇癪」「毛沢東の嫁」「外部発注」「ジンバブエとビショビショ条約」など、およそ一般の漫才には登場しないようなワードを多く使用している。
不祥事
賞レース成績
出演
テレビ
レギュラー番組
- 爆笑ファクトリーハウス 笑けずり(NHK BSプレミアム、2015年8月14日 - 9月25日) - レギュラー出演。決勝まで残り、結果は準優勝[27]。
- アップデート大学(テレビ朝日、2016年10月8日 - 11月)- ナレーション[4]
- バクモン学園(テレビ朝日、2017年4月3日 - 2018年3月)
- 笑ってOK! (中京テレビ)
その他の出演番組
- 速報!有吉のお笑い大統領選挙(テレビ朝日)- 2015年12月29日「予備選挙」出演
- じわじわチャップリン(テレビ東京、2016年4月2日 - 2016年4月23日、2016年7月30日 - 2016年8月6日[28]、2016年9月3日 - 9月17日・10月15日・12月10日・12月17日、2017年2月18日)
- フジテレビからの!『#ハイ_ポール』(フジテレビ、2016年4月22日 - 2016年6月10日[29])
- お願い!ランキング 第2部(テレビ朝日[30])
- 白黒アンジャッシュ(チバテレビ)- 2017年11月14日、21日
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(日本テレビ、2019年4月7日)
- 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日、2019年4月25日)
ネットテレビ
現在のレギュラー番組
- 中学生エリーちゃんが声優を目指す!!【声たま】(東京GODバラエティ)- 2016年5月15日から、加納のみ[31]。
- Aマッソのゲラニチョビ(SunSetTV)- 2016年9月28日から[32]。
- ニュース生オオギリ(GyaO)
- OWD(フジテレビオンデマンド)
ラジオ
- オールナイトニッポンR(ニッポン放送)- 2017年3月11日
- 爆笑問題の日曜サンデー(TBSラジオ)- 2017年5月14日
- 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ(ニッポン放送) - 2017年6月11日
- Laughter Night(TBSラジオ) - 2017年7月28日・8月18日、2018年6月15日
- 爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ) - 2017年12月13日、加納のみ(村上はメールで参加)
- サンドウィッチマンの天使のつくり笑い(NHKラジオ第1)
- 渋谷の次の〇〇(渋谷のラジオ)
CM
単独ライブ
- 第1回「物価給」 (2015年6月1日 東京・新宿Vatios)
- 第2回「快速 たくや先輩のドンッ!」 (2016年1月16日 東京・新宿Vatios)
- 第3回「風呂魚」 (2016年3月27日 大阪・千日前 TORII HALL)
- 第4回「買ったらお縄!ホンチャン・ヤルデ株」 (2017年3月17日・18日 東京・渋谷ユーロライブ)
- 第5回「おんちょいな」(2018年7月25日・26日 東京・本多劇場)
• 第6回「欄編集長の逆説」(2019年8月30日・31日 東京・渋谷区文化総合センター 伝承ホール)
合同ライブ
- ゴエツドウシュウ(米粒写経 2019年5月4日:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール)
執筆
連載コラム
- webちくま「何言うてんねん」(2018年5月23日 - 、筑摩書房)Aマッソ加納名義
脚注
- ^ “ミレニアル世代が振り返る2018年。”. bizSPA!フレッシュ. 2019年2月5日閲覧。
- ^ a b c “youtube-Aマッソ公式チャンネル”. 2018年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “黒柳徹子も太鼓判!?『M-1』で注目度急上昇の女芸人コンビ、Aマッソって…?”. 週プレNEWS. 集英社 (2016年12月4日). 2016年12月16日閲覧。
- ^ a b c “ワタナベエンターテインメント「Aマッソ プロフィール」”. ワタナベエンターテインメント. 2016年11月14日閲覧。
- ^ a b c “爆笑ファクトリーハウス笑けずり「Aマッソ プロフィール」”. NHK. 2016年1月2日閲覧。
- ^ a b c d “趣味一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2016年1月29日閲覧。
- ^ a b c “スポーツ経験一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2016年1月2日閲覧。
- ^ “特技一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2016年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “『M‐1グランプリ』でトレンド入り! 幼馴染の女芸人コンビ、Aマッソが語る「敗者復活戦のリベンジと結婚願望」”. 週プレNEWS(@niftyニュース) (2016年12月10日). 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
- ^ “コント「中井貴一、飼い犬に手を噛まれる」”. Aマッソ公式チャンネル (2017年11月5日). 2019年5月14日閲覧。
- ^ “爆笑問題、片桐はいりと初対面!「カメラを止めるな」に出ていたあの人についてどう思ってます?”. 爆笑問題の日曜サンデー. TBSラジオ (2018年10月28日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ “Aマッソ「桃色つるべ」でネタとトーク、ランドセルで大学に行っていた加納”. お笑いナタリー (2017年8月24日). 2018年5月14日閲覧。
- ^ a b c d 東京新聞 2016年4月13日 14面「笑う神拾う神」
- ^ “キーワードは"優勝""亀""焼酎"!?『笑い飯・千鳥の大喜利ライブ』(11/20)レポート”. よしもとニュースセンター (2015年12月11日). 2016年1月2日閲覧。
- ^ “Aマッソ加納がベルメゾンCMで受付嬢役、標準語と関西弁の2バージョン”. お笑いナタリー (2017年5月19日). 2019年5月8日閲覧。
- ^ “ライブ情報「本能、類は友をしばく」”. ワタナベエンターテインメント. 2018年6月15日閲覧。
- ^ “尼神インター渚とAマッソ加納のトークライブ「本能、類は友をしばく」8月に再び”. お笑いナタリー (2018年6月13日). 2018年6月15日閲覧。
- ^ “天才人語 Aマッソ加納が「天才」とあがめる芸人とは? 「見えない力に動かされているとしか思えない」”. 朝日新聞 (2019年7月26日). 2019年7月27日閲覧。
- ^ 松竹芸能新宿角座スケジュール 2011年6月
- ^ “TVでた蔵「2015年12月29日放送 速報!有吉のお笑い大統領選挙」”. ワイヤーアクション (2015年12月29日). 2016年1月2日閲覧。
- ^ “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(194)】黒柳徹子の前でネタを披露した女性漫才コンビ、Aマッソ きょう19日、M-1準決勝へ(2/2)”. サンケイスポーツ (2016年11月19日). 2016年12月17日閲覧。
- ^ “7月25日(土)予選1回戦合格者速報!”. キングオブコント2015 (2015年7月25日). 2016年8月19日閲覧。
- ^ “Aマッソがリズムネタ作りに挑戦、クオリティの高さに鈴木おさむ感嘆”. お笑いナタリー (2016年10月29日). 2018年2月8日閲覧。
- ^ 一方で「やれるんやったらやりたい」とも話している。
- ^ “大学生M-1グランプリ”. 早稲田大学放送研究会 (2017年12月16日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “準々決勝 11/3(火) [東京 浅草公会堂]”. M-1グランプリ2015 (2015年11月3日). 2016年8月19日閲覧。
- ^ “爆笑ファクトリーハウス笑けずり「最終回」”. NHK (2015年9月25日). 2016年1月2日閲覧。
- ^ じわじわチャップリン番組公式HP 2016年4月2日 2016年4月9日 2016年4月16日 2016年4月23日 2016年7月30日 2016年8月6日
- ^ “加納愛子の出演歴”. gooテレビ. 2016年8月19日閲覧。
- ^ “お願い!ランキング 第2部”. 2016年9月22日閲覧。
- ^ “東京GODバラエティ”. ニコニコチャンネル (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ “Aマッソのネット番組スタート、加納「やかましい大人がいないので最高」”. お笑いナタリー (2016-09- 28 エラー: 日付が正しく記入されていません。(説明)). 2016年10月4日閲覧。
- ^ “注目の女芸人・A マッソ加納が受付嬢役に アドリブにも挑戦”. オリコン (2017年5月23日). 2017年5月30日閲覧。