ブラックパンサー (映画)
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『ブラックパンサー』(原題: Black Panther)は、2018年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。監督はライアン・クーグラー、出演はチャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴなど。
ブラックパンサー | |
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Black Panther | |
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監督 | ライアン・クーグラー |
脚本 |
ライアン・クーグラー ジョー・ロバート・コール |
原作 |
スタン・リー ジャック・カービー |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
出演者 |
チャドウィック・ボーズマン マイケル・B・ジョーダン ルピタ・ニョンゴ ダナイ・グリラ マーティン・フリーマン ダニエル・カルーヤ レティーシャ・ライト ウィンストン・デューク スターリング・K・ブラウン アンジェラ・バセット フォレスト・ウィテカー アンディ・サーキス |
音楽 | ルドウィグ・ゴランソン |
撮影 | レイチェル・モリソン |
編集 |
クラウディア・カスティージョ マイケル・P・シャウバー |
製作会社 | マーベル・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 |
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上映時間 | 134分 |
製作国 |
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言語 |
英語 コサ語 イボ語 |
製作費 | $200,000,000 |
興行収入 |
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前作 | マイティ・ソー バトルロイヤル(マーベル・シネマティック・ユニバース前作) |
次作 |
ブラックパンサー2(シリーズ次作) アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(マーベル・シネマティック・ユニバース次作) |
「マーベル・コミック」のアメリカン・コミック『ブラックパンサー』の実写映画化作品で、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては、第18作品目の映画となる。2019年(第91回)アカデミー賞において、スーパーヒーロー映画として初めてとなる作品賞にノミネートされた。
概要
この映画は黒人の監督による黒人を主人公にした映画として注目された。キャストや制作スタッフも大半が黒人であり、ヨーロッパやアフリカをはじめ世界中からアフリカ系のプロフェッショナルが集結していた[3]。
2018年3月24日に『アベンジャーズ』を超え、北米で史上最高の興行成績を獲得したスーパーヒーロー映画になった[4]。
また、サウジアラビアで2018年4月に映画館が約35年ぶりにオープンした際の初上映作品になった[5]。
前述の通り、第91回アカデミー賞において、史上初のアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネートされた。この回では作品賞を含めた7部門にノミネートされ、作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞の3部門を受賞した。
ストーリー
遥か昔、地球にヴィブラニウムと呼ばれる鉱石で出来た隕石が落ちてきた。やがてその地アフリカで5つの部族が戦争を始める。一人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブを摂取し、超人的な力を持つ「ブラックパンサー」となった。彼の下に4つの部族が集まり、ワカンダ国となった。だがジャバリ族だけは参加せず、姿を隠した。
それから何世紀もたち、ワカンダは世界から隔絶された、高度な科学技術を持つ超文明となった。1992年、当時のティ・チャカ国王は、カリフォルニア州オークランドに潜入していた弟のウンジョブを訪ねる。 ティ・チャカは、密偵ズリを通じ弟がワカンダから得た武器を武器商人ユリシーズ・クロウに渡していたことを知り、彼を問い詰め、そして亡き者にした。
それから26年後の2018年、ヘルムート・ジモが起こした爆破テロによってチャカの死とそれに伴うアベンジャーズの内乱の後、チャカの息子ティ・チャラが新国王に即位する運びとなった。その戴冠の儀式で、彼はジャバリ族の挑戦者エムバクを打ち負かし、晴れてワカンダは新たな国王を迎える。
それからしばらくして、エリック・スティーブンズという男がクロウと結託してロンドンの博物館を襲撃した。ティ・チャラは友人ウカビに彼と因縁のあるクロウの逮捕を約束し、親衛隊長オコエ、幼なじみの恋人ナキアを連れ、裏取引が行われている韓国・釜山へと向かう。同じく潜入していたCIAのエヴェレット・ロス捜査官と手を組んでクロウを捕らえるが、取り調べ中にエリックの襲撃を受け奪還されてしまう。ナキアをかばい重傷を負ったロスを救うため、ティ・チャラはロスを連れてワカンダへの帰国を余儀なくされる。
シュリがロスの治療に当たっている間に、ウカビのもとにエリックが現れる。彼は手土産としてクロウの亡骸を引き渡し、国王との謁見を求める。エリックの本名はウンジャダカといい、亡きウンジョブの息子にして王位継承権を持っていた。ティ・チャラの問いにズリはかつて起きた事を話す。エリックは父を失った後、「キルモンガー」とあだ名される兵士に育ち、祖国ワカンダの技術と武器をもって世界中のアフリカ系民族を迫害から救うために帰還し、王位を求めて現れたのである。再び儀式が行われ、エリック・キルモンガーは仲裁に入ったズリを殺害すると、ティ・チャラを谷底に突き落とし、ついに王位を得る。そしてハート型のハーブを摂取してブラックパンサーの力とスーツを得ると、残るハーブを全て焼き払い、ワカンダの武器を全世界の同胞へ輸送するよう命じる。
ナキア、シュリ、ラモンダ、そして一命をとりとめたロスは密かに得ていたハーブを一つ持って脱出し、ジャバリ族に援助を求める。ティ・チャラはエムバクによって仮死状態で保護されており、最後のハーブによって息を吹き返す。そしてキルモンガーを倒すべく、再びスーツを着用する。
シュリとナキア、キルモンガーに反旗を翻したドーラ・ミラージュはウカビと彼の軍隊に挑み、ロスはシュリのサポートを受けてジェットを遠隔操縦して兵器を搭載した輸送機を撃墜していく。エムバク率いるジャバリ族がティ・チャラの援護に加わり、ヴィブラニウム採掘場ではティ・チャラとキルモンガー、二人のブラックパンサーが中断された王位継承の儀式を再開させる。ティ・チャラの一撃がキルモンガーを貫き、ついに戦いに終止符が打たれる。キルモンガーは治療を拒み、投獄よりも自由ある死を選択する。ティ・チャラの計らいで祖国ワカンダの美しい景色を眺めながら、ついにエリック・キルモンガーはこの世を去る。
全てが終わり、ティ・チャラは再びオークランドを訪れ、ウンジョブとエリックが住んでいたアパートを買い取り、支援センターを作ることをシュリに語る。ミッド・クレジット・シーンでは、ティ・チャラがついにワカンダの全てを明らかにすることを国連で演説する。そしてポスト・クレジット・シーンでは、治療を終えたホワイトウルフことバッキー・バーンズにシュリが語り掛ける。
登場人物・キャスト
- ティ・チャラ / ブラックパンサー
- 演 - チャドウィック・ボーズマン、日本語吹替 - 田村真[6][7]
- 本作の主人公である、“一国の主”と“ブラックパンサー”という2つの使命を持つワカンダの若き国王[注釈 1]。
- “神秘のハーブ”を摂取したことでブラックパンサーとしての超人的な身体能力を得ており、水面下で母国をはじめ、難民を中心とした世界の人々を守っている。
- アベンジャーズの内乱でヘルムート・ジモが引き起こした爆破テロによって、父である先代国王ティ・チャカが死亡したため、儀式を経てワカンダの新国王となるものの、ワカンダの宿敵であるクロウやキルモンガーとの対峙により父が隠していた真実を目の当たりにし、キルモンガーと王位を巡る決闘に臨むことになる。
- 幼年期のティ・チャラ
- 演 - アシュトン・タイラー
- →詳細は「ブラックパンサー (マーベル・コミック) § MCU版」を参照
- エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス / ウンジャダカ
- 演 - マイケル・B・ジョーダン、日本語吹替 - 津田健次郎[6][7]
- 元アメリカの秘密工作員にして、アフリカ系アメリカ人の傭兵である本作のメインヴィラン。
- その正体はティ・チャカの弟のウンジョブがアメリカ人女性との間に儲けた一人息子の“ウンジャダカ”で、父を殺害し、自分をオークランドに置き去りにした伯父一家への復讐と、父の悲願である黒人の社会的立場向上のため、ワカンダの王位を狙って、同国のテクノロジーによる世界征服を企む。
- →詳細は「エリック・キルモンガー § MCU版」を参照
- ナキア
- 演 - ルピタ・ニョンゴ、日本語吹替 - 皆川純子[6][7]
- ワカンダのスパイ“ウォー・ドッグ”の一員として世界各国で活動している、ワカンダの“リバー族”の女性で、ティ・チャラの幼馴染み。かつてはドーラ・ミラージュに属し、ティ・チャラと恋人同士だったが、世界で虐げられる弱者を見過ごせず、彼らを救うため国外でスパイ活動に励むようになり、母国には戻らなくなった。そのためティ・チャラとは別れたものの、彼からは今もなお恋心を寄せられ、自身もティ・チャラへの未練を断ち切れないでいる。
- 明朗快活な性格で、ティ・チャラにはワカンダの文明を世界に広めるべきだと勧めても受け入れられずに不満を募らせることもあるが、父を亡くした喪失感や国王としての責務に苦悩する彼を支えようと向き合う優しさを見せる。スパイとしての使命感も強く、母国語だけでなく韓国語を披露したり、自ら溶接で仕上げた愛用の武器であるチャクラムでの戦闘は勿論、銃器の取り扱いや自動車の運転まで、非常に優れた実力や、エムバクにハーブを託して、倒されたティ・チャラの代わりにキルモンガーと戦って貰おうと提案する奇抜な発想力を持つ。
- アフリカの奴隷商人らの動向を探り、誘拐・拉致されて移送中の黒人女性たちを解放するための内偵中に、ティ・チャカの葬儀と王位継承の儀式への参加を希望するティ・チャラの願いを了承し、内偵を完了させてワカンダに戻る。その後はティ・チャラたちと行動を共にしていき、韓国でのクロウを追う任務から、ワカンダを掌握したキルモンガーとの戦いまで奔走し、後者ではドーラ・ミラージュ時代の赤い防護服に身を包んで参戦する。
- 事後はティ・チャラと再び恋仲となり、出向いたウィーンの国連事務所でも彼と2人で手を繋ぎながらスピーチの場へ向かう。
- オコエ
- 演 - ダナイ・グリラ、日本語吹替 - 斎賀みつき[6][7]
- ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長を務める、ティ・チャラのボディガード。彼女もティ・チャラやナキアの幼馴染みでもあり、皆からの信頼は厚く、自らもワカンダ王族に絶対の忠実を誓い、自ら戦線に赴いてブラックパンサーとしてのティ・チャラをサポートしつつ、彼の成長を見守っている。
- 凛々しく威厳ある振る舞いを崩さない生粋の女性戦士で、男顔負けの戦闘能力を持ち、ハイテク武器やツールの操作まで数多くの技能をマスターしている。だが、海外の人間や他の現代文明の武器に対して毒づいたり、潜入先で怪しまれたら先制攻撃を仕掛けるなど、若干横暴な性質も持ち、ティ・チャラから注意されることも稀にある。
- サンビサ森林や韓国では、ティ・チャラやナキアと共闘して活躍するが、キルモンガーが王位を乗っ取った際には、王族に忠実な立場ゆえに従わざるを得なくなってしまった。しかし、ティ・チャラが復活して現れると、部下たちと共にキルモンガーへ反旗を翻して戦いを挑み、後に恋人であるウカビたちボーダー族を降参させる[注釈 2]。
- エヴェレット・K・ロス[8]
- 演 - マーティン・フリーマン、日本語吹替 - 森川智之[6][7]
- かつて対テロ共同対策本部の副司令官を務めていたCIA捜査官。本作ではジモの逮捕に際して、ティ・チャラの介入を秘匿して彼に貸しを作っていたことや、元アメリカ空軍パイロットであったことも明かされ、釜山でティ・チャラと再会したことからワカンダと世界の命運をかけた戦いに身を投じ、パイロット時代に培った航空機操縦の腕も振るう。
- →詳細は「エヴェレット・ロス § MCU版」を参照
- ウカビ
- 演 - ダニエル・カルーヤ、日本語吹替 - 中井和哉[6][7]
- ワカンダの“ボーダー族”のリーダーにしてティ・チャラの親友であり、オコエの恋人。国を脅かし、両親を殺したクロウに憎悪同然の激しい怒りを抱いて自らの手で処刑することを願ったり、ティ・チャカが一貫し続けてきたワカンダの世界に対する閉鎖的な姿勢を懐疑的に捉えるなど、強硬派的な立場の男である。
- 儀式では親友としてティ・チャラを応援して彼が勝利すると喜び、後にティ・チャラからクロウの連行を約束されたが、取り逃してしまったと知らされると失望し、ティ・チャラに従うことに抵抗を覚え始める。そして、国境に現れたキルモンガーの手土産を見て、ワカンダの変革を目的に彼と結託し、王位を奪われたティ・チャラに見切りを付けてしまった。
- クライマックスでは、キルモンガーの命令で先陣を切り、ボーダー族を率いてティ・チャラやドーラ・ミラージュと大乱戦を繰り広げるが、エムバクらジャバリ族の加勢によって追い詰められてしまい、最後の足掻きとしてエムバクを葬ろうとしたものの、立ちはだかったオコエとは戦えずに降伏する。
- シュリ
- 演 - レティーシャ・ライト、日本語吹替 - 百田夏菜子[9][7]
- ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。16歳にしてヴィブラニウム工学の天才科学者・発明家でもある。
- 自らもティ・チャラと同様に父を失って間もない身でありながら、ワカンダの新たな国王に就任した兄を、ナキアやオコエたちと同様にその前向きな心で支えていく。
- →詳細は「シュリ (マーベル・コミック) § MCU版」を参照
- エムバク
- 演 - ウィンストン・デューク、日本語吹替 - 木村昴[7]
- ワカンダの山奥に棲み、長い間ワカンダ王家とは距離を置いてきたジャバリ族のリーダーで、古来より他部族から不当に扱われたことから王家を嫌悪している。
- 一見頑迷な硬骨漢だが、決闘で自分の負けを認める潔さと借りはきちんとした形で返す義理堅さも併せ持つ。また他者の話の傍らで退屈そうに欠伸をしながら待つやや呑気な顔も見せ、菜食主義者で子供もいるらしい。木製の杖を武器として愛用し、ハーブの力を失った状態のティ・チャラを苦しめるほどの戦闘能力も持つ。
- ティ・チャラの王位継承に反対の意向を示して、即位の儀式での決闘で彼と打ち合って善戦するが敗北し、ティ・チャラの温情で命は失わずに済んだ。
- その後、キルモンガーとの決闘で意識不明となったティ・チャラを、決闘で命を奪わなかった借りから介抱し、回復した彼らから援護を求められるも一度は拒否した。しかし、クライマックスでは部族総出で戦場に現れてナキアやシュリたちの窮地を救い加勢する。
- 事後は、ワカンダの評議会にジャバリ族のリーダーとして参加し、ワカンダの国王に復位したティ・チャラを迎える。
- ウンジョブ
- 演 - スターリング・K・ブラウン、日本語吹替 - 遠藤大智[7]
- ティ・チャカの弟で、ウンジャダカの父親[注釈 3][注釈 4]。
- 本編開始から30年前、アメリカでウォー・ドッグとしてスパイ活動にあたり、現地の特殊部隊に加入するが、そこで同じアフリカを故郷に持ち移民や浮浪者となった黒人たちが白人社会から不当に虐げられていることに憤って過激派組織に与し、支配者や有力者への反逆のためにクロウと結託してヴィブラニウムを母国から盗み出していた。
- そして1992年に、滞在先のオークランドに駆けつけた兄にその行いを咎められ、母国への連行を言い渡されるが、ズリに銃口を向けたことで彼を庇ったティ・チャカの行動により、事故的な形で死亡した。
- アヨ
- 演 - フローレンス・カサンバ、日本語吹替 - 織部ゆかり[7]
- ドーラ・ミラージュの隊員の一人。かつてティ・チャラがアベンジャーズの内乱にスカウトされた時に彼と共に先行登場していた。
- 本作のクライマックスでは、オコエの指示を受けてティ・チャラの援護へ多数の隊員と向かう。
- ティ・チャカ
- 演 - ジョン・カニ、日本語吹替 - 佐々木敏[7]
- ティ・チャラとシュリの父親。ワカンダ王国の先代王にして先代ブラックパンサー。思慮深く、国民や家族から愛され、ティ・チャラにとって憧れの存在でもあったが、1992年のオークランド訪問で起こしてしまったウンジョブとの一件を、ワカンダのために隠蔽していた過去があった。そして、ウィーンでのソコヴィア協定署名式で、ジモが引き起こした爆破テロで命を落とした。
- 本作では回想シーンと、ティ・チャラがハーブを飲用して不可思議な空間に送られたシーンに登場し、後者では黒豹の姿から変化しながらティ・チャラの前に現れ、1度目は国王としての責務を全うできるかどうか不安になっている息子に激励の言葉を贈り、2度目は自身の過ちの真相を告げる。
- コリスワ
- 演 - サイデル・ノエル
- ドーラ・ミラージュの隊員の一人。クライマックスでは、オコエたちと共にキルモンガーに白兵戦を仕掛ける。
- リムバニ
- 演 - デヴィッド・S・リー、日本語吹替 - 堀総士郎[7]
- クロウやキルモンガーの仲間のテロリストの男性。グレートブリテン博物館ではクロウと共に救急隊員に変装し、韓国のCIAの施設ではクロウを救出するが、結局、キルモンガーに射殺される。
- リンダ
- 演 - ナビャー・ビー
- リムバニと同様、クロウやキルモンガーの仲間のテロリストの女性で、キルモンガーとは懇意の関係であり、彼のためなら命を投げ出せる覚悟を持つ。博物館ではパン屋に変装して館内の監視カメラの映像を差し替え、クロウらのヴィブラニウム奪取を補助し、韓国のCIAの施設でもクロウを救出するが、キルモンガーがリムバニを射殺した直後に、クロウに盾代わりにされてしまった。しかしキルモンガーに自らを撃たせて死亡する。
- ギャンブラー
- 演 - スタン・リー、日本語吹替 - 高桑満[7]
- 韓国の釜山にあるカジノで遊んでいた老人。ティ・チャラとの再会を済ませたエヴェレットに話しかける。
- トーマス
- 演 - フランシスカ・ファリダニー
- グレートブリテン博物館の支配人の女性で、工芸品の専門家でもある。客に扮して博物館に来訪したキルモンガーに展示物の解説をしながらも彼の態度に困り果てるが、飲み物に入っていた毒で体調を崩して倒れ、現れたクロウに射殺されてしまう。
- ソフィア
- 演 - アレクシス・リー、日本語吹替 - 木村涼香[7]
- 釜山にあるチャガルチ市場で露店を営む、現地の中年女性。ナキアと顔馴染みであり、ティ・チャラとオコエを伴ってやって来た彼女を拒絶するような言動をとりつつも、カジノの玄関を開ける。また、その後に現れたクロウの一味は快くカジノに入場させている。
- グリオ
- 声の出演 - トレバー・ノア
- グリオの項を参照。
- ラモンダ
- 演 - アンジェラ・バセット、日本語吹替 - 幸田直子[7]
- ティ・チャラとシュリの母親でワカンダ王国の女王。先代国王で夫のティ・チャカを亡くした悲しみにくれながらも、持ち前の慈悲深さでティ・チャラやシュリを優しく支え、リーダーシップと穏やかさで評議会の人々もまとめると同時に、危機的状況から避難するよう促されても、逃げる訳にはいかないと拒否して自身も最後まで立ち向かおうとする確固たる意志を持つ女性である。
- 儀式ではシュリと共に、前座で軽快に踊ったり、エムバクに苦戦するティ・チャラを激励しながら応援した。また、キルモンガーにティ・チャラが一度敗れた際には、ナキアやシュリ、エヴェレットと共にジャバリ族の下へ赴いてエムバクに協力を頼み、彼らに救われたティ・チャラを復活させ、息子の決戦への出発を見送る。
- 事後は、ワカンダの評議会の面々と共にワカンダの国王に復位した息子を迎える。
- ズリ
- 演 - フォレスト・ウィテカー、日本語吹替 - 玄田哲章[7]
- ワカンダの王位継承の儀式を取り仕切る高僧で、ティ・チャカの側近でもあった長老的存在。ティ・チャラの良き教育係にして相談相手でもあり、豊富な人生経験からくる知恵を以ってして、彼に王の心得など数多くのことを教えてきた人格者である。父親の名は“バドゥ”。共同墓地で神秘のハーブの管理も担当している。若い頃はウォー・ドッグの一人で、ティ・チャカの命令で“ジェームズ”と名乗り、ウンジョブの動向を報告していた。そのため、ティ・チャカのウンジョブに対する秘密を共有し、現在に至る。
- 儀式の際にはティ・チャラにハーブの力の抹消と授与も行い、彼の王位継承を祝福した。しかし後にティ・チャラに彼の父の秘密を打ち明け、ワカンダに現れたキルモンガーが申し込んできた儀式の決闘も取り仕切るものの、ティ・チャラが殺されそうになると規則違反を覚悟で「殺すなら私を殺せ」と止めに入り、怒ったキルモンガーの一撃を受けて絶命する。
- 青年期のズリ
- 演 - デンゼル・ウィテカー、日本語吹替 - 後藤光祐[7]
- ユリシーズ・クロウ
- 演 - アンディ・サーキス、日本語吹替 - 広田みのる[7]
- ヴィブラニウムの密輸を企て、南アフリカのブラックマーケットを仕切っている武器商人。南アフリカでウルトロンに切断された左腕には、強力な衝撃波を放つアームキャノンが内蔵された義手を装着している。
- 左腕を失ってからも、話し相手をおちょくって大袈裟に嘲笑ったりする太々しい気質は以前と変わらず、金儲けだけでなく活動時に犯行現場を細工しながら人を撃ち殺すなど、殺戮までを愉しみ、世界中で悪名を轟かせてきた根っからの悪漢。キルモンガーとは協力関係にある。
- 本作の30年前にワカンダに侵入し、囚われの身となりつつも、ヴィブラニウムが保存されたボトルを250本も強奪した上でワカンダの国境を爆破して逃走。この一件で、ウカビの両親を含めた多数のワカンダ人が死傷し、ワカンダの評議会から大罪人として認知される。以降はヴィブラニウムの密売に執着するようになり、入手したヴィブラニウムはウルトロンによって全て買収・奪取され、ヴィジョンのボディやソコヴィアを浮上させる装置の開発に利用されてしまった。
- 物語前半において、救急隊員に扮してグレートブリテン博物館に侵入し、居合わせた博物館の職員や警備員を射殺して、ヴィブラニウム製の利器を盗んで撤退すると、後日に釜山のカジノへ多数の手下を率いて、囮取引相手であるエヴェレットと接触するものの、ティ・チャラたちの潜入に勘付いて逃走しながら彼らに応戦。熾烈なカーチェイスの末に、ティ・チャラに取り抑えられ、CIAの施設に身柄を拘束された。
- エヴェレットからの尋問でワカンダの秘密を暴露するが、奇襲を仕掛けてきたキルモンガーに救われてその場から脱走。廃飛行機置場に逃げ延びたのも束の間、キルモンガーの裏切りに遭い、彼がワカンダ人と知って射殺される。
- ノンクレジット・カメオ出演
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- ジェームズ・ブキャナン・“バッキー”・バーンズ / ウィンター・ソルジャー / ホワイトウルフ
- 演 - セバスチャン・スタン、日本語吹替 - 白石充[7]
- 第二次世界大戦中に谷底に転落して左腕を失う重傷を負いながら行方不明になり、ヒドラによって同組織の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”へと仕立て上げられた、“スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ”の幼馴染みにして親友。アベンジャーズの内乱の末に、ティ・チャラの手引きでワカンダへと亡命し、ヒドラの洗脳を解く術が見つかるまで冷凍睡眠装置に入って眠りにつき、ティ・チャラから“ホワイトウルフ”の称号を授かっていた。
- →詳細は「バッキー (マーベル・コミック) § MCU版」を参照
設定・用語
※ 一部のアイテムやテクノロジーの詳細はこちらを参照のこと。
ヴィブラニウム
遥か太古の昔に、宇宙からの隕石によって地球にもたらされ、ワカンダの鉱床で採掘される頑強で不可思議な性質を秘める鉱石。
テクノロジー
本作に登場する装備やビークルなどの多くは、シュリたち“ワカンダ・デザイン・グループ”によって改良・研究開発されたものであり、加工されたヴィブラニウムが取り込まれている。
ヒーロー・ヴィランの装備
- ブラックパンサーのツール
- 黒豹モチーフの“ブラックパンサー・スーツ”の旧スーツと新スーツ(銀の首飾り)、“ロイヤル・リング”、“EMPビーズ”を装備・操縦する。
- →詳細は「ブラックパンサー (マーベル・コミック) § MCU版」を参照
- キルモンガーの装備・アイテム
- “ロイヤル・リング”[10]、“ドゴン族の仮面”[11]、スプリングフィールド・アーモリー 1911 ローデッド MCオペレーター、ダニエルディフェンス DDM4 MK18 アサルトライフル[12]、“古代の剣と槍”[11]、“ブラックパンサー・スーツ”の新スーツ(金の首飾り)を装備・駆使する。
- →詳細は「エリック・キルモンガー § MCU版」を参照
- ソニック・アーム・キャノン
- ユリシーズ・クロウのプラスチック製左義手に内蔵されている銃砲。
その他のアイテム・武器
- ハーブ
- 紫色に光るハート形をした神秘のハーブで、太古の昔にアフリカ大陸に落着したヴィブラニウム隕石のエネルギーを受けて変異した特殊な植物。
- キモヨ・ビーズ
- ワカンダの国民がブレスレットとして片腕にはめているヴィブラニウム製の数珠玉。通話から、負傷者の応急手当てにまで使用できる。
- リモート・アクセス・キモヨ・ビーズ
- 派生改良型のディスク型キモヨ・ビーズ。これを貼り付けられることで乗り物を遠隔操作できる。
- リング・ブレード
- ナキアが使用する、近接攻撃と投擲に使用される一対の大型チャクラム。
- ヴィブラニウム・スピア
- オコエたちドーラ・ミラージュの隊員の主武装である長槍。
- ヴィブラニウム・ガントレット
- シュリが両手に装備する、豹の頭部を模した一対のガントレット。
- →詳細は「シュリ (マーベル・コミック) § MCU版」を参照
- ソニック・スピア
- クライマックスで登場する長槍。
- シールド・バリア
- ボーダー族が使用する防壁のバリア。羽織ったマントを前面に張ることで、バリアを張る。
- バシェンガの槍
- ワカンダの歴史の中で最初の王にしてブラックパンサーとなった男“バシェンガ”が振るっていた長槍。現代ではズリが王位継承の儀式の際に携える。
- スニーカー
- ティ・チャカが観賞していた古いアメリカ映画をヒントにシュリが作った特殊な靴。
- 通信装置
- シュリが新開発した小さな通信用チップ。
その他のテクノロジー・ビークル
- サンドテーブル
- シュリのラボや、ロイヤル・タロン・ファイターに置かれている特殊なテーブル型装置。
- ソニック・スタビライザー
- ヴィブラニウムの鉱床“グランド・マウンド”に構えられるハイパーループ内に多数備わった光るパネル。
- グリオ
- シュリによって造られ、彼女のラボで起動する人工知能。
- レクサス・LC500&レクサス・GS F
- 韓国での活動のために、ティ・チャラの指示で現地に配備されたクーペとセダン。
- マグレヴ・トレイン
- ワカンダ製の磁気浮上式電車。
- ロイヤル・タロン・ファイター
- ワカンダの王家専属航空機。“タロン”は“爪”を意味し、上下から見る外観はアフリカの民族仮面がモチーフである。国王たちの移動や戦闘といった活動に運用される。
- ドラゴン・フライヤー
- ワカンダに複数配備されている、トンボのような外観をした戦闘機。
- 輸送機
- クライマックスでキルモンガーが、ソニック・スピアの輸送に世界中の主要都市に派遣しようとした小型輸送機。
ワカンダ国外の銃器・ビークル
銃器
- ハンドガン
- グロック17 - セリエント・アームズタイプと純正品の2種類が登場。
- SIG-Sauer P226R - クロウと彼の手下たちや、エヴェレットがカジノで使用し、ナキアもクロウの手下のものを奪って発砲する。
- ライフル
- マシンガン
ビークル
- ランドローバー・レンジローバースポーツ L494 - 釜山でエヴェレットが運転し、レクサス・GS Fを破壊されたナキアとオコエも同乗する。
- アフリカの奴隷商人の一味
-
- (初代N60系)
- (3代目N180系)
- (5代目N280系)
国家・地域・施設
- ワカンダ
- 中央アフリカの小国。これまでのMCU作品の中で何度かその存在を示唆されてきたが、本作において主な舞台となり、遂にそのベールが明かされる。
- →詳細は「ワカンダ § 他のメディア」を参照
- サンビサ森林
- ナイジェリア北東部のボルノ州に位置する広大な森林地帯。物語の前半で、ティ・チャラとオコエが任務中のナキアを連れ出すために、彼女が潜入していたテロリスト集団と交戦・撃退し、捕らわれていた奴隷たちを解放する。
- グレートブリテン博物館
- イギリスのロンドンに構えられた博物館。西アフリカ展示室に盗品であるヴィブラニウム製の利器を展示していたが[注釈 5]、観客になりすましたキルモンガーや救急隊員に変装したクロウらによって首尾良く強奪されてしまう。
- カジノ
- 韓国の釜山にあるチャガルチ市場に構えられた地下式の遊興施設。玄関はソフィアが営む商店の一角に隠されており、金属探知機を通過してドアから入店する。
- ここでクロウは、14人もの部下を引き連れて博物館から奪ったヴィブラニウムをアメリカ人の買い手と取引しようとするが、そのことを嗅ぎつけて潜入したティ・チャラたちやエヴェレットと交戦となり、店内は騒然となる。
- 国際連合ウィーン事務局
- オーストリアのウィーンにある国連の事務所。かつてここは、ソコヴィア協定の署名式が開催されたと同時に、ジモによる爆破テロも発生し、ティ・チャカが犠牲者の一人として亡くなった場でもある。
- エンドクレジット後に、ティ・チャラたちが来訪し、エヴェレットも傍聴席から見守る中で、ワカンダの開国を演説する。
他のMCU作品とのタイ・イン
- 本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の出来事の1週間後としてストーリーが展開され、先行登場したキャラクターも登場する。
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも本作のキャラクターが登場し、ワカンダ国が重要なシーンで登場する。
トリビア
本作では、日本の高級車ブランド「レクサス」が販売する「LC500」が登場し、ブラックパンサー専用の車両となっている[13]。車体は「ヴィブラニウム鉱石」で作られており、銃弾を寄せ付けないといった機能を持っている[13]。ナキア、オコエが乗る車両としてLC500と同じく「ヴィブラニウム鉱石」で作られているレクサスの「GS F」が登場する。ユリシーズ・クロウが釜山で使用する車両としては5代目トヨタ・フォーランナーのカスタムモデルが登場する。
また本作においてはシュリが胸元に紋様の入ったシャツを着用して登場するシーンが存在するが、この紋様について本作の衣裳デザイナーであるルース・カーターは、「このアディンクラ・シンボルは〈目的〉を意味し」、「シュリは確かにワカンダ王国においてある目的を持っています」と説明している[14]。アディンクラ・シンボルとはガーナのアカン人が伝統的に喪服用の布(アディンクラ)に用いてきた紋様のことで様々な種類が存在するが、実際にはその中のワワ・アバ(wawa aba; 文字通りには「オベチェの種」の意)という〈頑丈さ〉や〈忍耐〉を含意するものであると見られている[14]。
日本での公開
日本では「国王とヒーロー…2つの顔をもつ男。」「国王として守るか? ヒーローとして戦うか?」というキャッチコピーで2018年3月1日に公開された。同年2月18日には吹き替え版完成披露試写会が開催され、シュリ役の百田夏菜子、サプライズゲストとして藤岡弘、が登壇して舞台挨拶が行われた[15]。
2月27日には東京都内で公開直前イベントが行われ、Zeebra、SKY-HI、KEN THE 390、MIRI(RHYMEBERRY)、藤森慎吾が参加した[16][17]。SKY-HIはAAAのメンバーとしても活動しており、2つの顔を持つことがティ・チャラと共通していることからCMにも起用され、CM映像でオリジナルのラップを披露している[18]。
地上波テレビ放送
回 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送局 | 放送枠 | 視聴率 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2020年3月20日 |
金曜21:00 - 22:54 | 日本テレビ | 金曜ロードSHOW! | 6.0%[19] | 地上波初放送。この日は『プロ野球開幕戦 巨人VS横浜DeNA×じわじわくる映像アワード2020 合体!5時間SP』(17:50 - 22:54)のため『金曜ロードSHOW』は休止の予定だったが、プロ野球開幕戦の延期に伴い急遽編成された。 | [20] |
脚注
注釈
参考
- ^ a b “Black Panther”. 2018年10月19日閲覧。
- ^ 2018年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟 2019年2月11日閲覧。
- ^ “映画『ブラックパンサー』は、「アフロ・フューチャリズム」を人類の希望に転じた:池田純一レヴュー”. WIRED.jp. (2018年3月18日) 2018年4月2日閲覧。
- ^ “【北米興行成績】「ブラックパンサー」が史上最高の興収を獲得したスーパーヒーロー映画に”. IGN Japan. (2018年3月26日) 2018年4月2日閲覧。
- ^ “「映画館が禁止された国」サウジアラビアで35年ぶりに映画館オープン、初上映作品は『ブラックパンサー』 ─ 男女同席も可能に”. THE RIVER (2018年4月7日). 2018年4月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “マーベル「ブラックパンサー」吹替に田村真、津田健次郎、中井和哉、森川智之ら参加”. 映画ナタリー. (2018年1月17日) 2018年1月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “ブラックパンサー”. ふきカエル大作戦!!. (2018年3月1日) 2018年3月1日閲覧。
- ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 149
- ^ “ももクロ百田夏菜子、マーベル新キャラ声優に決定!ブラックパンサーの妹役”. シネマトゥデイ. (2018年1月25日) 2018年1月25日閲覧。
- ^ 超全集 2019, p. 151
- ^ a b ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 153
- ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 152
- ^ a b “マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』にLC500が登場”. レクサス 2018年2月23日閲覧。
- ^ a b Kim Renfro (2018年5月9日). “This simple detail in Shuri's 'Black Panther' costume was a hidden message to the audience”. INSIDER. 2019年4月27日閲覧。
- ^ “ももクロ百田&藤岡弘、「ブラックパンサー」のリーダー像に共鳴”. 映画.com. (2018年2月20日) 2018年4月26日閲覧。
- ^ “Zeebra、SKY-HI、オリラジ藤森がコラボ!「ブラックパンサー」即興ラップを生披露”. 映画.com. (2018年2月28日) 2019年3月11日閲覧。
{{cite news}}
: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “Zeebra、黒人文化も堪能 『ブラックパンサー』の奥深さに感服!”. シネマトゥデイ. (2018年2月27日) 2019年3月12日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “「ブラックパンサー」2つの顔を持つ男・SKY-HIがラップ披露するCM映像解禁”. 映画ナタリー. (2018年2月22日) 2019年3月11日閲覧。
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: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ^ “週間高世帯視聴率番組10”. 株式会社ビデオリサーチ. 2020年3月26日閲覧。
- ^ “3月11日付け変更情報 金曜ロードSHOW! 「ブラックパンサー」”. ザ・テレビジョン. 2020年3月11日閲覧。
参考文献
- 『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6。
- 『アベンジャーズ マーベルヒーロー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版)』小学館、2019年。ISBN 978-4-09-227211-8。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ブラックパンサー - allcinema
- ブラックパンサー - KINENOTE
- Black Panther - IMDb
- Black Panther - Box Office Mojo
- Black Panther - Rotten Tomatoes
- Black Panther - Metacritic
- Black Panther (@blackpanther) - Instagram