荒野拓馬
荒野 拓馬(あらの たくま、1993年4月20日 - )は、北海道札幌市白石区出身のサッカー選手。ポジションはMF。
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名前 | ||||||
本名 | 荒野拓馬 | |||||
カタカナ | アラノ タクマ | |||||
ラテン文字 | ARANO Takuma | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
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生年月日 | 1993年4月20日(32歳) | |||||
出身地 | 北海道札幌市 | |||||
身長 | 180cm | |||||
体重 | 72kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム |
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ポジション | MF | |||||
背番号 | 27 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010- | 北海道コンサドーレ札幌 | 221 | (17) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2020年12月20日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
2010シーズン、高校2年生でリーグ戦にデビューし、コンサドーレ札幌での最年少出場記録(17歳187日)を持つ。同じく同チームののアカデミー出身で2歳年上の古田寛幸は東川下サッカースポーツ少年団時代からの先輩である。
U-18時代は3年生時に背番号10を背負い、2011年より新設されたプレミアリーグイーストではチームを優勝に導く。同年11月13日、小山内貴哉、榊翔太、奈良竜樹、前貴之と共に2012年以降のトップチームへの昇格が発表された[1]。
2012年、同じくプロ1年目の同期では榊が少ない出場時間の中で多くのゴールを挙げ、奈良、前が多くの出場機会を得たのとは対照的に、自身はシーズンを通して短い出場時間に終わった。同年オフにサッカー留学をクラブへ直訴し快諾された事で横野純貴と共にブラジルへ短期留学を経験した。
2013年7月7日J2第23節アビスパ福岡戦で、プロ初ゴールを含む2ゴールを挙げ、3-0の勝利に貢献した。
2014年、アジア競技大会 2014のU-21日本代表に選出された。
2017年7月28日、ルヴァンカップのプレーオフステージ第2節セレッソ大阪戦にて、セレッソにPKが与えられた際、ペナルティースポット付近で意図的に芝を削る行為が確認されたとして、クラブから厳重注意を与えられた[2]。
2020年7月18日、J1第5節ベガルタ仙台戦にて、相手の関口訓充と競り合った際、倒れている関口の脚を蹴りつけて一発レッドカードを提示された。この反則についてJリーグからも『乱暴な行為』に該当すると声明が発表された[3]。2020年はチーム得点王の鈴木武蔵が移籍すると、「ゼロトップ」の役割で最前線に入って豊富な運動量で前線から中盤までの広い範囲で守備に貢献した。第28節の清水エスパルス戦で左腓骨骨折及び左足首靱帯損傷の大怪我を負ってシーズンを終了したが[4]、活躍が認められ札幌ドームMVP賞を受賞した[5]。
所属クラブ
- ユース経歴
- プロ経歴
- 2012年 - コンサドーレ札幌
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2010 | 札幌 | 33 | J2 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 2 | 0 | |
2011 | 27 | 2 | 0 | - | 1 | 0 | 3 | 0 | |||
2012 | J1 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | ||
2013 | 24 | J2 | 30 | 4 | - | 0 | 0 | 30 | 4 | ||
2014 | 24 | 3 | - | 1 | 0 | 25 | 3 | ||||
2015 | 27 | 31 | 2 | - | 1 | 0 | 32 | 2 | |||
2016 | 18 | 2 | - | 0 | 0 | 18 | 2 | ||||
2017 | J1 | 27 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 33 | 0 | ||
2018 | 26 | 0 | 6 | 0 | 2 | 0 | 34 | 0 | |||
2019 | 30 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | 37 | 1 | |||
2020 | 28 | 5 | 2 | 0 | - | 30 | 5 | ||||
通算 | 日本 | J1 | 114 | 6 | 25 | 0 | 2 | 0 | 141 | 5 | |
日本 | J2 | 107 | 11 | - | 3 | 0 | 110 | 11 | |||
総通算 | 221 | 17 | 25 | 0 | 5 | 0 | 251 | 17 |
タイトル
クラブ
- コンサドーレ札幌U-18
- 高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグ EAST(2011年)
- 北海道コンサドーレ札幌
- J2リーグ(2016年)
個人
- 札幌ドームMVP賞2020(2020年)
代表歴
- U-18日本代表(2011年)
- U-21日本代表
- アジア競技大会(2014年)
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権 (予選)(2015年)
脚注
- ^ コンサドーレ札幌U-18 荒野拓馬・小山内貴哉・榊翔太・奈良竜樹・前貴之選手 2012シーズン トップチーム昇格のお知らせ
- ^ 札幌の23歳MF荒野が意図的に芝を削る反スポーツ的行為 クラブが謝罪、厳重注意処分 FOOTBALL ZONE 2017年7月28日
- ^ 「乱暴な行為」一発退場となった札幌・荒野拓馬の“憤激キック”にJリーグが声明。次節、FC東京戦は出場停止に… サッカーダイジェスト 2020年7月21日
- ^ 荒野拓馬選手 負傷のお知らせ 北海道コンサドーレ札幌HP 2020年11月25日
- ^ 荒野 拓馬選手 札幌ドームMVP賞2020 受賞のお知らせ 北海道コンサドーレ札幌HP 2020年12月24日
関連項目
外部リンク
- 荒野 拓馬 - 北海道コンサドーレ札幌オフィシャルサイト
- Jリーグ選手名鑑
- 荒野拓馬 - J. League Data Siteによる選手データ