村本大輔 (お笑い芸人)
村本 大輔(むらもと だいすけ、1980年11月25日-) は、日本のお笑い芸人、政治活動家。お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの主にボケ担当。また、ドラマや映画などで俳優としても活動。
来歴
コンビ結成
NSC卒業後は、10回ものコンビ結成・解散を繰り返し[1]一時的に「村本大輔ーズ」名義でピン芸人としても活動していた[2]。また、枚方つーしんの編集長となる本田一馬と組んだ「村本・本田」というコンビで『M-1グランプリ』準決勝進出をしたことがある[3]。2008年に中川パラダイスとウーマンラッシュアワーを結成する。
THE MANZAI優勝
2013年12月に開催されたTHE MANZAI 2013にて、ウーマンラッシュアワーとして優勝する[4]。
アメリカ進出へ
2020年中の渡米を目指して相方や吉本興業と話し合いを進めている。アメリカではスタンダップコメディに挑戦し、 「どうも日本のお笑いは多種多様じゃない感じがする。いろんなお笑いがあっていいはずなんですよ。それを探しにいきたい」と語っている。[5]が、現在は新型コロナウィルス感染症が拡大したため日本に残っている。
人物
身長174cm、体重60kg、血液型O型。 福井県大飯郡おおい町 出身[6]。福井県立小浜水産高等学校中退[7]。趣味はジブリのアニメをみること、映画鑑賞、カフェ巡り[8]。
NSC22期生[9]同期はキングコング、山里亮太(南海キャンディーズ)、スーパーマラドーナ、ピース、平成ノブシコブシ、NON STYLEなど。
AbemaPrimeに出演してニュースに触れ、興味を持ち始めたことをきっかけに政治問題、社会問題などを取り入れたネタをつくるようになった。全国各地で積極的に独演会をひらいている。また、プライベートでも被災地などに訪れ、実際に当事者たちと話している[10]。海外にも訪れ、現地の声を聞いている[11]。
新型コロナウイルスの影響で、劇場での独演会をすることができなくなり、zoomを利用したオンライン独演会もたびたび開催している[12]。
政治的な話題について、Twitterなどでも積極的に発言している。その攻撃的な発言から炎上を繰り返している。村本自身がスタンダップコメディにトライするにあたって「(大切にしているのは)世間一般の先入観にとらわれずに自分の感覚でものを考え、発言すること」「言いにくいことをスルーしてしまうのは、卑怯に思えて嫌」といい[13]、自身の発言が炎上することについて聞かれたインタビューでも「炎上したら広がる。広がったら考える人が増える」「考えることを成熟させること」と、炎上行為自体に意味があることだと語る[14]。
2020年12月16日に自身が体験した“痛み”をつづったエッセイ、「おれは無関心なあなたを傷つけたい」がダイヤモンド社より発売された[15]。
村本大輔ドキュメント
村本がアメリカでスタンダップコメディアンになるまでの日々を追うドキュメント動画がYouTubeチャンネル上で公開されている。毎週金曜日夕方に配信予定。 また、東京ドキュメンタリー映画祭2020で「vol.10 赤ちゃんになりたい」「vol.11嫌われることは無駄じゃない」の二本が上映された[16]。
アメリカに行くまでや、全国での独演会や各地に村本が訪れる様子、ウーマンラッシュアワーとしての話などが公開されている。
単独での出演
ドラマ
- 恋愛あるある。「シングルマザー恋愛あるある」(フジテレビ、2015年6月24日)
- ブスと野獣(フジテレビ、2015年8月2日 - 9月19日)ナレーション
- 義母と娘のブルース(2018年7月 - 8月、TBS) -前原大輔 役
準レギュラー番組
- 有田チルドレン(TBS、2015年4月21日 - 9月15日)不定期出演
- 町山智浩のアメリカの“いま”を知るTV (BS朝日、2017年9月11日~10月7日)
ラジオ
- ウーマンラッシュアワー村本大輔のオールナイトニッポン(ニッポン放送、2015年7月6日 - 2016年3月21日)
インターネット番組
- AbemaPrime(AbemaTV、2016年4月 - 2017年12月、2018年3月12日 - )月曜レギュラー
- ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT(AbemaTV、2016年7月16日 - 2017年12月24日)
- 恋のポイント村本くん(AbemaTV、2016年8月23日、9月30日、2016年10月20日 - 2017年9月21日) - 2016年10月20日放送分からレギュラー化
映画
作品
書籍
コラム
- 炎上芸人 ニュースを斬る(日刊ゲンダイ)
- 炎上エンジョイ(月刊ウララ)
脚注
- ^ “ウーマンラッシュアワー:コンビ解散は10回以上! “問題児”村本「相方の忍耐に感謝」”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2020年11月25日閲覧。
- ^ numbers2007. “ウーマン村本、恥ずかし過ぎるピン芸人時代「村本大輔ーズという名でオムツ一丁で活動」”. sekasuu.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2003”. www.m-1gp.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「THE MANZAI」優勝はウーマンラッシュアワー”. お笑いナタリー. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “ウーマン村本大輔、アメリカ進出を宣言 日本のお笑いに「限界」を感じた理由”. ハフポスト (2020年2月12日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “ウーマンラッシュアワー プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “よしもとニュースセンター : 水産高校出身のウーマンラッシュアワー・村本が熱烈エール!「高等学校缶詰・瓶詰選手権大会」3月20日開幕”. よしもとニュースセンター. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “ウーマンラッシュアワー プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “ウーマンラッシュアワー プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “「千羽鶴はいらない」ウーマン村本大輔が現地で聞いた被災者の声”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “現場の声を聞くために韓国へ ウーマンラッシュアワー村本大輔が行動を起こし続ける理由”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (2019年3月1日). 2020年12月28日閲覧。
- ^ “脳科学者・茂木氏「zoom独演会の可能性を感じた村本ライブ」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “ウーマン村本大輔さん独演会の原点 アメリカ留学で衝撃 | ふーぽ”. 福井新聞ONLINE. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “「炎上」語ったウーマン村本に小林よしのり「単なる無責任」 羽鳥アナ「違うと思う」発言を称賛”. J-CAST ニュース (2019年2月24日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “なぜ、ウーマン村本大輔は「THE MANZAI」でメッセージを発信し続けるのか?”. ダイヤモンド・オンライン. 2020年12月24日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “東京ドキュメンタリー映画祭のラインナップ解禁、香港民主化運動の最前線捉えた作品も”. 映画ナタリー. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “岡田准一×原田眞人監督「燃えよ剣」新型コロナ感染拡大の影響で公開延期に : 映画ニュース”. 映画.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “尾上右近、岡田准一主演『燃えよ剣』でスクリーンデビュー 新キャスト12名発表 - シネマトゥデイ:映画の情報を毎日更新”. シネマトゥデイ. 2020年11月25日閲覧。
外部リンク
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)(@WAHMURAMOTO)-Twitter
村本大輔(@Muramoto Daisuke1125)-Instagram
村本大輔ドキュメント-ドキュメントのYouTubeチャンネル
daisuke muramoto -本人のYouTubeチャンネル