池新田町

日本の静岡県小笠郡にあった町

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池新田町(いけしんでんちょう)は、かつて静岡県小笠郡にあった町である。現在は御前崎市の中心街になっている。

いけしんでんちょう
池新田町
廃止日 1955年3月31日
廃止理由 新設合併
池新田町朝比奈村佐倉村比木村新野村浜岡町
現在の自治体 御前崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
小笠郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 7,787
国勢調査1950年
隣接自治体 佐倉村、朝比奈村、新野村、小笠町千浜村
池新田町役場
所在地 静岡県小笠郡新池田町大字池新田
座標 北緯34度38分17秒 東経138度07分41秒 / 北緯34.63797度 東経138.12811度 / 34.63797; 138.12811座標: 北緯34度38分17秒 東経138度07分41秒 / 北緯34.63797度 東経138.12811度 / 34.63797; 138.12811

小笠地域の町村制施行時の町村。35が池新田村。(36.朝比奈村 37.比木村 38.佐倉村 39.新野村)
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地名の起源

江戸初期に、新野(にいの)村(御前崎市新野)のさきにある新野池を埋め立てて新田にしたため、「新野池新田」と呼ばれていたが、新野村から独立するときに、「池新田」に改められた。地元では、3人のこじきが村を開いたという言い伝えがあるが、本当かどうかはわからない。池新田財産区の沿革史によれば、1605年(慶長10年)に下水神社を勧進し横須賀藩に立村の申請をする。2年後、慶長12年幕府から「定 池新田置目事(さだめ いけしんでんおきめごと)」1607年を賜り、立村した。下水神社の東に位置する「曹洞宗東泉寺」が天正九年(1581年)に開創した。その時の信徒が13戸と記載されている。

明治以降の移り変わり

1889年10月1日の町村制施行で、池新田・門屋(かどや)・合戸(ごうど)・塩原新田の4村が合併して池新田村となる。当初は城東郡に属していたが、郡の統合によって小笠郡に属した。1940年11月11日に町制施行して池新田町になったが、1955年3月31日,朝比奈村佐倉村比木村(ひき)・新野村の4村と合併して浜岡町となった。現在池新田の地名は、大字名のほか、幼稚園、高等学校などの名前として残っている。

現在の池新田

御前崎市の中心街で、市の人口の4割近くが集まり、市役所・公会堂のほか、イオンタウン浜岡などの大型商業施設が集まり、市内はもとより牧之原市・菊川市・掛川市南部などからの買い物客も多い。

交通

鉄道路線

駿遠線は1948年開業のため、上記2路線は同時に存在していない。

出身者

関連項目