天才てれびくんシリーズのストーリー
天才てれびくんシリーズのストーリー(てんさいてれびくんシリーズのストーリー)は『天才てれびくんシリーズ』のストーリーについて解説する。
『天才てれびくん』『天才てれびくんワイド』
概要
『無印』『ワイド』の10年間はストーリーに連続性があるとされる。しかし、ストーリー連動のドラマパートがないため、各年度の初期設定からストーリーが進行することはない。そのため舞台設定や出演者の変更に伴うストーリーの急展開は年度末(総集編期間の2月から3月)に起きた出来事として新年度のプロローグで語られる。
10年間の共通設定として、てれび戦士はテレビ番組「天才てれびくん」の制作スタッフである。メインCGキャラクターはてれび戦士や総合司会より立場が上の番組最高責任者であり、てれび戦士が関わらないアニメやドラマのコーナーはメインCGキャラクターがプロデュースしたコーナーである。
裏設定として、番組の敵(テレゾンビ)は「テレビゲームに支配されたテレビ」[注 1]であり、「天才てれびくん」を人気番組にすることでゲーム機からテレビを奪還するという目標が込められている。
オープニングタイトル
- 1993年度
- 時は21世紀…人間とリモコンの言いなりになってきたテレビがついに反乱を起こした。ブラウン管がカンカンに怒り、カラーバー光線が人々を襲う。そんなメディアの戦場に今、9人のてれび戦士が立ち向かおうとしていた。
- 1994年度
- 時は21世紀…テレゾンビたちはついにメディアタワーを占拠した。地球は彼らの思うままに操られ、人々は生きる意欲を失った。てれび戦士たちはテレビを再び人間の手に取り戻し地球を救うため、宇宙へと飛びたった。
- 1995年度
- 時は21世紀…メディアステーションは突如、巨大なブラックホールにのみ込まれた。かろうじて脱出したてれび戦士たちは異次元の不思議な世界、メディア砂漠に迷い込んだ。そこで彼らは何もないメディアの砂漠に自分たちの街をつくることを決意した。
- 1998年度
- エエカゲンニ星第3テレビ文明…その栄光を取り戻すため、てれび戦士たちが立ち上がった。
ストーリー
- 1993年度
- 21世紀の地球。人間とリモコンの言いなりになっていたテレビが反乱を起こしてテレゾンビとなり、地球人を苦しめる。メディアタワーに集結した9人のてれび戦士は打倒テレゾンビを掲げ、先住者おあいこトリオやアンドロイド・プロデューサーてっちゃんと共に、面白い番組の放送を目指す。
- 1994年度
- テレビ魔王率いるテレゾンビ軍にメディアタワーを占拠されてしまい、地球はテレゾンビの支配下に堕ちた。宇宙へと逃れたてれび戦士たちは、地球の軌道上に建設されたメディアステーションを新たな拠点とし、地球を取り戻すための番組を放送を続ける。一方、クリスと「ポコ・ア・ポコ」出演者は間違えてメディアステーションの周りに浮かぶミュージック衛星に移住、他のてれび戦士と別行動となる。
- 1995年度
- ブラックホールに吸い込まれていくメディアステーション。間一髪で脱出に成功したてれび戦士とおあいこトリオは、メディア砂漠に不時着する(1回目のワープ)。この不毛な土地を楽園にするべく、先住民と協力して理想の街を築き上げるため、先住民の小学生8人を新たなてれび戦士として仲間に加える。
- 1996年度
- てれび戦士数名は突如パラレルワールドに迷い込んでしまう(2回目のワープ)。初代てれび戦士の栗山祐哉はてっちゃんと再会を果たし、「テレビより面白い物が存在する世界」であることを告げられる。てっちゃんが新たに選任したてれび戦士とキャイ〜ンが、テレビ復活を賭けた面白い番組作りを開始する。
- 1997年度
- てっちゃんはてれび戦士の指揮権を息子の「てつまろ」に託して隠居する。
- てっちゃんはロケットを開発して、まだ見ぬテレビ文明を調査しながら、地球に帰還する計画を立てていた。
- 1998年度
- まだ見ぬテレビ文明を調査するため宇宙を旅するてれび戦士。旅の途中で6人を新人てれび戦士としてスカウトしていた。
- やがて辿り着いたエエカゲンニ星は、テレビ文明が滅亡した星だった。てれび戦士はこの星の山崎邦正ディレクターとリサ王女と共に第3テレビ文明の復興を目指す。
- 10か月後「1000回記念」、てれび戦士の歴史を振り返り、テレゾンビとの最終決戦のため地球に向けて旅に出る。
- 1999年度
- エエカゲンニ星のテレビスタッフと一緒に、地球に向けて旅をするてれび戦士。旅の途中で7人を新人てれび戦士としてスカウトする。
- 地球に到着したてれび戦士たちは、テレゾンビの攻撃を恐れて、ロケットの中で番組を制作・放送する。
- 2000年度
- 高層マンションに拠点を移し、地球に定住。屋上に放送設備を設置し、番組を制作・放送する。
- 2001年度
- 3001年、イカサンダル王国では「笑わない病」が深刻化していた。王様の命令により笑いを届けるための組織「笑わせ隊」を結成させる。
- 笑わせ隊は1000年前の地球で面白い番組を放送していたというてれび戦士を助っ人として未来に招集するため、タイムシップ「天才丸」でイカサンダル王国を目指す船旅が始まる。
- 2002年度
- 2か月半前、初代てれび戦士とおあいこトリオが去ってから7年が経過した無人のメディアステーションをテレゾンビ軍が占領。テレゾンビ制作のテレビ番組を地球に向けて放送する。
- 天才丸の船旅を終え、21世紀の地球に帰還した俵姉妹はテレゾンビが制作したテレビ番組に愕然。「つまらない」とつぶやくと、番組に出演していたテレゾンビが激怒。メディアステーションに拉致されてしまう。そこには、テレゾンビにお菓子で勧誘されたてれび戦士がおり、「僕たちだけじゃ心細い」と新たに6人をてれび戦士としてスカウトしていた。俵姉妹が「テレゾンビはてれび戦士の敵」であることを伝えると、テレゾンビは泣き落とし作戦で、「毎週木曜日のゲームでてれび戦士が勝利したらメディアステーションの一部を返還する」という条件のもと、テレゾンビとてれび戦士が協力してテレビ番組を制作する。
登場人物
てれび戦士
小中学生で構成される「天才てれびくん」の主役。同世代の視聴者に向けて「みんながテレビでこういうことをやりたいというのを代わりにやる」を合言葉に番組制作に取り組む。
- 1993年度初代:テレゾンビに対する特殊な抵抗力を持つ地球人。
- 1995年度新人:メディア砂漠の先住民。
- 1996年度新人:パラレルワールドの先住民。
- 1997年度新人:パラレルワールド出身。
- 1998年度新人:エエカゲンニ星に到着するまでにスカウトされた宇宙人。
- 1999年度新人:地球に到着するまでにスカウトされた宇宙人。
- 2000年度新人:地球人。
- 2001年度新人:3001年のイカサンダル王国出身。
- 2002年度新人:地球人。
てっちゃん
- 声:千葉繁
1993年度・1994年度・1996年度のメインCGキャラクター。
テレゾンビの反乱を鎮めるため自らアンドロイドとなった番組プロデューサー。昭和23年福岡生まれの元人間で、ギョロ目で両耳部分にネジのような物がついた人間の頭部といった外見。1993年度から2000年度まで(行方不明となっていた1995年度を除く)てれび戦士のメンバー選任に関わり、打倒テレゾンビを掲げ「面白い番組」を作り続ける。
- 1993年度:メディアタワーにてれび戦士を招集。テレビ番組「天才てれびくん」を開始する。
- 1994年度:新たな拠点メディアステーションを建設して地球を脱出。
- 1995年度:てれび戦士とはぐれ、一足先にパラレルワールドに迷い込む。※出演なし
- 1996年度:パラレルワールドで栗山祐哉と再会。メディア砂漠出身者、パラレルワールド先住民の中から新たにてれび戦士を選任。キャイ〜ンとともに番組作りを再開させる。
- 1997年度:息子の「てつまろ」を後継者に指名し、隠居。地球への帰還を模索し、ロケットを開発する。※サブキャラクターとして出演
- 1998年度:まだ見ぬテレビ文明を調査するため、新たなてれび戦士をスカウトしながら宇宙旅行。エエカゲンニ星に不時着する。※特別出演あり
- 1999年度:てれび戦士とともに地球に帰還。※出演なし
モデルは『天才てれびくん』初代番組プロデューサー。ダチョウ倶楽部や初代てれび戦士からは「リアルてっちゃん」と称され、顔や髪型は忠実に再現されているらしい。
おあいこトリオ
- 演:ダチョウ倶楽部
1993年度・1994年度・1995年度の総合司会。
メディアタワーに隠れ住んでいた3人組。テレゾンビと対決するために集められたメンバーではないため、「てれび戦士vsテレビ魔王」ではてれび戦士を裏切る行為が描かれている。また年度ごとに衣装が替わっているのが特徴。
1993年度初回では「ダチョウ倶楽部」として、本来の芸名で自己紹介。その後、てれび戦士が「素敵な名前」を付けることに、「おあいこトリオ」は須山彩、「グースケ」「チョッキー」「パータン」は田原加奈子が名付け親。
- グースケ
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- 演:寺門ジモン
- 1993年度:手は「グー」、前期の隠れ家および後期の下半身は「ドラム式洗濯機」で、体のそこかしこから洗濯物のかかった細い物干し竿が生えている。上半身は「ボクサーパンツ」。
- 1994年度:衣装は「虎」。
- 1995年度:衣装は「原始人」。
- チョッキー
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- 演:肥後克広
- 1993年度:手は「チョキ」、前期の隠れ家および後期の下半身は「ごみ箱」で様々なゴミが絡みついている。上半身は前期が「潜水艦」、後期が「壊れたブラウン管テレビ」。
- 1994年度:衣装は「海賊」、海賊帽に「チョキ」。
- 1995年度:衣装は「カウボーイ」。
- パータン
-
- 演:上島竜兵
- 1993年度:手は「パー」、前期の隠れ家および後期の下半身は「インド風の壺」。上半身は「ターバンを巻いた人間」で体の至る所に人間の腕のような物が絡みついている。
- 1994年度:衣装は「力士」、化粧廻しに「パー」。
- 1995年度:衣装は「大黒天」。
玉三郎
- 声:梅津秀行
1995年度のメインCGキャラクター。
メディア砂漠の先住民。キノコのような体型で全身に水玉模様があり、頭部に細長く大きな両目とパラボラアンテナがついている。季節によって体の色が変化する。愛称は「玉ちゃん」、名付け親は田原加奈子。
キャイ〜ン
- 演:キャイ〜ン
1996年度・1997年度の総合司会。
パラレルワールドの先住民。番組オリジナルの組織に所属しておらず、個人としての役名もない。
てつまろ
- 声:中尾隆聖
1997年度のメインCGキャラクター。
アンドロイドプロデューサーてっちゃんの息子。てっちゃんのことは「お父様」と呼ぶ。父親と違い胴体と手足があり、小学校低学年の子供のような容姿でランドセルを背負っている。また父親譲りのギョロ目が特徴。出身地(地球 or パラレルワールド)、形態(人間 or アンドロイド)ともに不明。
エエカゲンニ星 第3テレビ文明
エエカゲンニ星のテレビ局。王女がキャスターを務め、ディレクターが司会進行を補助する。1999年度 - 2000年度では地球での番組制作を手伝う。
- 山崎邦正
-
- 演:山崎邦正
- 1998年度・1999年度・2000年度の総合司会。
- エエカゲンニ星 第3テレビ文明の敏腕ディレクター。本名は「ゴールデン・リトリバー・黒い犬はラブラドール・レトリバー・カワイイノー」略して「山崎邦正」。
- リサ・ステッグマイヤー
- 1998年度・1999年度・2000年度の総合司会。
- エエカゲンニ星の王女。本名は「メディア」略して「リサ」。
- TKくん
-
- 声:千葉繁
- 1998年度のメインCGキャラクター。
- エエカゲンニ星 第3テレビ文明の編成担当コンピューター。顔のデザインと名前の由来は「鉄仮面」および「タイムキーパー」で、頭部だけのような外見(これは下記のエエカゲンニ星のCGキャラ共通の特徴である)。
- TKくん2
-
- 声:千葉繁
- 1999年度のメインCGキャラクター。
- モデルチェンジとバージョンアップを施した「TKくん」。大きな口が特徴。
- TK子ちゃん
-
- 声:くじら
- 1999年度のサブCGキャラクター。
- TKくんの妹。TKくん2不在時の臨時スタッフ。
- エバラン
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- 声:江原正士
- 2000年度のメインCGキャラクター。
- TKくんの弟。眉が太く大きな口で、偉そうな口調や態度が特徴。
笑わせ隊
イカサンダル王国で3001年に流行していた笑わない病を治すために結成された組織。
- 山川恵里佳
-
- 演:山川恵里佳
- 2001年度の総合司会。
- 笑わせ隊の副隊長。
- モンゴ
-
- 声:中尾隆聖
- 2001年度のメインCGキャラクター。
- イカの胴体のような形状の白い頭部に目・口・猫ヒゲがあり、体は茶色い二足歩行の猫で額の部分に「天」マークという姿の「イカネコ」という生物。イカサンダル王国の王様のペットで、王様直々の命令を笑わせ隊を伝えて仕切る。
- 隊員
-
- 演:てれび戦士2001
- 2001年度の「新人」てれび戦士は3001年のイカサンダル王国出身。21世紀から招集されたてれび戦士を含めて、2001年度のてれび戦士「全員」が笑わせ隊の隊員である。
テレゾンビ軍
1993年度・1994年度・2002年度の敵対勢力。
- テレゾンビ
- 人間の身体に憑依したテレビ。顔の部分がブラウン管テレビのテレゾンビは戦闘員で、カラーバー光線で人間を攻撃する。
- テレビ魔王
- テレゾンビの首領。
- 「てれび戦士vsテレビ魔王」(1994年1月1日 - 2日):クリスを誘拐して結婚を迫る。
- 1994年度プロローグ(1994年4月4日):小林一裕が寝ている間に奇襲を仕掛け、メディアタワーの乗っ取りを成功させる。
- ブッチョー部長
-
- 声:坂口候一
- 2002年度のメインCGキャラクター。
- テレゾンビの部長。カトウ、ヤマモトの上司。
用語
地球
テレゾンビの誕生により、テレビ文化が廃れた惑星。
時代設定は21世紀。1994年度の「ポコ・ア・ポコ」では現代で音楽を学ぶ20年後にクリスの父親となる人物が登場することから、32年後の未来、番組初年の1993年で2025年と推測される。
メディアタワー
1993年度の舞台設定。
地球にある巨大なテレビ局。「面白い番組」を制作・放送する最後の砦。
- 1993年度:てれび戦士の本拠地。「恐竜惑星」や「ポコ・ア・ポコ」もメディアタワーの施設内で制作されているテレビ番組となっている。
- 1994年度:テレゾンビに占拠される。メディアステーションとメディアタワーは最新技術で「直結」しており、電波ジャックや地球への出入りが容易にできる。
メディアステーション
1994年度・2002年度の舞台設定。
地球の軌道上にある宇宙ステーション。テレビ局の設備と長期滞在可能な居住エリアがある。
- 1994年度:てれび戦士の本拠地。周辺に「ポコ・ア・ポコ」出演者が間違えて移住したミュージック衛星がある。
- 2002年度:2か月半前にテレゾンビ軍が無人となっていたメディアステーションを占領。テレゾンビ軍が制作するテレビ番組を開始するが、つまらないため誰も見なくなる。番組を立て直すため、てれび戦士に協力を仰ぐ。
メディア砂漠
1995年度の舞台設定。
異次元の不思議な世界、何もないメディアの砂漠。
- VIRTUAL TOWN
- メディア砂漠にある空中都市。おあいこトリオとてれび戦士が自分たちの理想の街を作るための本拠地。
- テレビ局、寺院、公園「MEDIA PARK」、ボウリング場「TENSAI-BOWL」が主に使われ、映画館やレストランもある。
パラレルワールド
1996年度・1997年度の舞台設定。
キャイ〜ンが住んでいる地球によく似た惑星。
エエカゲンニ星
1998年度の舞台設定。
テレビ文化が廃れた惑星。王女がキャスターを務めるテレビ局がある。
イカサンダル王国
3001年に「笑わない病」が流行した王国。王様の命令により笑いを届けるための組織「笑わせ隊」を結成させる。
2001年度の番組設定は「天才丸でタイムトラベルする過程」であり、年度末に3001年に到着するものの、イカサンダル王国の内部が描かれることはなかった。
似た名前の「イスカンダル」が作中に登場する『宇宙戦艦ヤマト』を意識したものかは不明。
- 天才丸
- 2001年度の舞台設定。
- 船型のタイムマシン。
てれび戦士vsテレビ魔王
お正月だよ!天才てれびくん てれび戦士vsテレビ魔王 | |
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ジャンル | テレビドラマ / バラエティ番組 |
出演者 |
ダチョウ倶楽部 てれび戦士 デーブ・スペクター 渡嘉敷勝男 斉藤清六 金萬福 |
国・地域 | 日本 |
製作 | |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK教育テレビ |
映像形式 | NTSC(横縦比4:3) |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送期間 | 1994年1月1日 - 1994年1月2日 |
放送時間 | 土曜 - 日曜18:30 - 19:00 |
放送分 | 30分 |
回数 | 2回 |
- 概要
- 「お正月だよ!天才てれびくん」で放送された番組レギュラー総出演のCGセットドラマ。番組の初期設定であるてれび戦士とテレゾンビの戦いを描く。
- 放送日時
-
- 初回放送
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- 1994年1月1日 土曜18:30 - 19:00
- 1994年1月2日 日曜18:30 - 19:00
- 再放送
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- 1994年9月7日 水曜18:00 - 18:30
- 1994年9月8日 木曜18:00 - 18:30
- あらすじ
- テレゾンビの首領「テレビ魔王」はクリスを誘拐して結婚を迫る。てれび戦士はクリスの救出やテレビ魔王の打倒のため、旅に出る。
- 登場人物
天才てれびくんMAX
概要
シリーズ11年目の2003年度、『MAX』への改題とともに過去10年間のストーリーとの関連はリセットされた。『MAX』前半の4年間は同一司会者(TIM)であるが、舞台設定は毎年変更された(2006年度は2005年度の500年後の設定)。2004年度から2008年度までは舞台設定に合わせて司会者やてれび戦士たちが2つのチーム(2008年度では3つ)に分けられた(司会者はそのチームのリーダーという設定)。
『MAX』初年度(2003年度)のプロローグではてれび戦士が「天てれ学園小・中学校」の児童・生徒として登場する(放送は3分未満でHK学園にワープする)。奇しくも『MAX』最終年度(2010年度)の舞台設定は「天てれ学園」である。
年度 | 世界観 | ストーリー連動ドラマ |
---|---|---|
2003 | ハイパーキングダム学園(HK学園) | こちらHK学園笑芸部! |
2004 | プラズマ界 | ドラマ プラズマ界 |
2005 | ユゲデール王国 | ユゲデール物語 |
2006 | 新ユゲデール物語 | |
2007 | ナンダーMAX | 大迷宮冒険記 |
2008 | 日付変更船プッカリーノ | |
2009 | 高層ビルの屋上 | |
2010 | 天てれ学園 |
2009年度
概要
- 舞台は高層ビルの屋上。「現実世界とテレビの中の世界との境界線に存在する面白い番組を発信する広場」となっており、『MAX』になって初めて「てれび戦士が面白い番組作りをする」というコンセプトが復活した。舞台設定の公式名称は発表されないままだった。
登場人物
- 総合司会
天てれ学園
天てれ学園(てんてれがくえん、Ten Tere Gakuen)は『天才てれびくんMAX』の2010年度に登場する架空の学校。
概要
2010年度の番組設定。10年間卒業出来ない大先輩の生徒がいる学園。2003年度のプロローグにも「天てれ学園小・中学校」が登場するが、関連は不明。ちなみに2003年度は実写、2010年度はCGセットである。
登場人物
- 先輩生徒
- 演:ガレッジセール
- 総合司会の番組設定。
- 10年間卒業出来ない天てれ学園の大先輩。
- てれび戦士
- 服装は中学生は制服着用、小学生は服装自由(私服風)。
- 中学生
- 小学生
大!天才てれびくん
Let's天才てれびくん
あらすじ
- 2014年度
- 西暦2114年の地球から異次元空間に捨てられた廃棄物が「異次元獣」と呼ばれる怪獣に変貌し、2014年の地球に怪奇現象をもたらしながら接近していく。地球への異次元獣侵入を防ぐ為、2114年の人類は「国立異次元獣対策センター」を設立。センター内の時空関係調整課に所属する大野拓朗課長は2014年のNHK放送センターに行き、新てれび戦士発表記者会見に乱入すると出席していたてれび戦士を「戦士」という単語だけでスカウトする。てれび戦士たちは唯一異次元獣と戦える精霊「どちゃもん」を求め、タイムシップ「第5やたがらす丸」で日本各地を旅し、多くのどちゃもんを仲間にして、地球へ侵入してきた6体の異次元獣を撃退したのであった。
- 2015年度
- 異次元獣との戦いが始まってから1年。西暦2015年に滞在中の第5やたがらす丸で異次元獣と戦ったどちゃもん達を呼んでの慰労パーティーが盛大に行われた。しかし閉会後、徳島どちゃもん・かさぽんたすが欠席していたことを知り、一同が通信を取ってみると、かさぽんたすは慌てふためいている様子。そこで徳島県へ急行してみるが、発見したかさぽんたすは罠に引っかかり、檻に閉じ込められていた。そんな中、第5やたがらす丸の前に掃除機型飛行船「超次元チリトラー808」が出現。その船に乗っていたのは異次元世界の巨大国家「超次元帝国」からやって来た超次元帝国清掃課地球係の面々だった。彼らは異次元空間への廃棄物投棄を続ける地球人を害悪と見なし、異次元獣を送り込んで掃除を名目に絶滅させようとしたがことごとく失敗に終わり、最大の障害となるどちゃもんを排除しようと自ら出向いてきたのだった。てれび戦士たちは地球とどちゃもんの未来を守るため、超次元帝国との戦いに挑み、途中で地球に侵入してきた3体の異次元獣を撃退したものの、狙われた27体のどちゃもんのうち、5体のどちゃもんがグレートスイトラーに回収され、捕らわれの身となってしまった。
- 2016年度
- 地球と超次元帝国の戦いが始まって2年の歳月が過ぎた西暦2016年。第5やたがらす丸ではてれび戦士のメンバー変動が行われていた。新たなてれび戦士と面会する大野課長たちだが、そこへ国立異次元獣対策センターの麿赤児長官から超次元帝国に連れ去られて行方不明の広島どちゃもん・ぷうかを救うには謎の物体を集めなければならないという重要情報がもたらされ、てれび戦士は謎の物体「よすがん」を探すために日本各地へ旅立つ。一方、超次元帝国は今度こそ地球を滅ぼすべく、これまでに連れ去ったどちゃもんを異次元獣に改造して送り込む。ITAISENは地球に侵入してきた4体のどちゃもん異次元獣を撃退したが、その代わり3体のどちゃもんがグレートスイトラーに回収され、捕らわれの身となってしまった。
- 最終章
- ITAISENの活躍によってこれまで13体の異次元獣が撃退され、超次元帝国清掃課地球係の3人はクビが確定。ぱぺらぴ子総監はこれまで捕らわれた4体のどちゃもんを合成し、キメラ異次元獣を送り込む計画を立てていた。そんな中ITAISENは次元ホールを発見する。
用語解説
国立異次元獣対策センター
異次元獣による危機から地球を守るために22世紀に設立された機関。略称はITAISEN(イタイセン)。
終盤、次元ホール消去作戦の成功により生じたタイムパラドックスの影響で、自己犠牲に近い形で未来人全員が第5やたがらす丸ごと消滅。さらに、てれび戦士がITAISENに関する資料を全て処分したことにより、ITAISENの存在および「この時代に未来人が来た」という事実が完全に抹消された。
- 人物
-
- 時空関係調整課長 - 大野拓朗
- 22世紀から来た未来人。国立異次元獣対策センター(ITAISEN)・時空関係調整課の課長。
- やや脳天気で女性に甘く、各地で紹介される料理に気が逸れたり、緊張感が必要な場面でダジャレを言うなど、指揮官としては頼りなく見える所があるが、「地球を守る」という内に秘めた使命感は本物であり、虎南分析官やてれび戦士たちからも表向きはなんやかんや言われるものの人望は厚い。
- 2014年度の神奈川編では、カスタネットの異次元獣の引き起こす怪現象の影響でカスタネットに噛まれてしまった。2015年度の山口編では、幕末からタイムスリップしてきた自分に生き写しの長州藩の武士・野村靖(大野の二役)の凛々しく頼もしげな姿を見て指揮官としての自信を失いかけるが、その野村から「君にしかできないことがある」と励まされ、立ち直った。また、福島編では福島どちゃもん・さすらかすらを励ますために雪合戦に参加し、金魚1号に乗り込んで清掃課の手からさすらかすらを守った。
- 特定脅威分析官 - 虎南有香
- 環境保安省からITAISENに派遣された分析官。木曜日の生放送ミッションではミッション内容の説明なども行う。
- 常に冷静かつ真面目で、不真面目な態度を取る大野課長を叱責することも多いが、自身に関連する話題やネタなどに関しては大野課長以上にはしゃぐことも多く、2015年度兵庫編では男装をしてどちゃらづか歌劇団の男役のオーディションに合格したり、茨城編では2105年第77代ミス納豆娘コンテスト納豆ネバネバ特別賞を受賞していたことが判明していたり、2016年度北海道編ではタラバガニの甲羅を弾丸としたタラバズーカを放って北海道どちゃもん・るるを助けたり、宮城編では本部から課せられた極秘ミッション「虎南に頼らず、てれび戦士の力だけで宮城どちゃもん・ぎやみを立ち直らせる」のために置き手紙を残して第5やたがらす丸から姿をくらませるなど、自由な行動をとることも多い。また、生放送での謎解きでは「名探偵虎南」として振る舞うことも多い。2016年度の三重編ではうぎろうの異次元獣の引き起こす怪現象の影響で一時的に麿長官と立場が入れ替わった。
- 茶の間戦士訓練教官 - 蝶野正洋
- 環境保安大学校から第5やたがらす丸に派遣された訓練教官で茶の間戦士(データ放送で参加する視聴者)の訓練を行う。強面だが、好物はプリンとババロアでダジャレも嗜む。訓練に対しては厳しいものの、不甲斐ない成績だった茶の間戦士にも奮い立たせる言葉をかけるなど部下思いである。2016年度では「ニセ教官」として原口あきまさが乱入してくるようになった。
- 装備開発課主任研究員 - 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
- ITAISEN装備開発課の主任研究員で、てれび戦士たちからは「博士」と呼ばれる。会った人や考えたこと、歩いた歩数から体重まですべて記録している。2016年度では研究のために自ら呼び寄せたナマハゲによって五郎の手紙を奪還したことが勝因となった。
- 装備開発課助手 - 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
- ITAISEN装備開発課の助手。見た目と言動がチャラいが、中田博士からは信頼されている。
- 次元ダンスマスター - ジョンテ・モーニング
- 22世紀のニューヨークからやってきたスーパーダンサー。麿長官に招待され、パワーを生み出すダンスを開発している。
- 長官 - 麿赤児
- ITAISENの最高責任者で大野課長や虎南分析官の上司。第5やたがらす丸を21世紀に送りこんだ。2014年度ではダンベルスプーンを使っていた。2015年度ではカメラの異次元獣の引き起こす怪現象の影響で金縛り状態になったり、2016年度の三重編ではうぎろうの異次元獣の引き起こす怪現象の影響で一時的に虎南分析官と立場が入れ替わったり、こまちまちこの異次元獣の引き起こす怪現象の影響でなまはげに襲われたりした。
- 現地調査アンドロイド
- ITAISENが開発した調査用アンドロイド。いち早く最前線に送り込まれ、てれび戦士の活動をサポートする。日本古代の軍事武装を思わせるヘルメットとアーマーを装備し、各機体で性能や性質が異なる(演者の性格やキャラクターが基になっている)。多数の芸人(森崎9号のみ演劇ユニット)が演じており、各機体に演者の名前とナンバリングを組み合わせた名前がつけられている。また、各機体共通の機能として、機能停止したら左耳を引っ張ると再起動する、停止状態からの起動は名前を呼んで目覚まし時計を鳴らすというシステムがある。
- 装備・発明品
-
- 第5やたがらす丸
- ITAISEN時空関係調整課が運用する大型タイムシップ・やたがらす型の5番艦。2095年1月竣工。22世紀と21世紀の、ちょうど100年離れた2つの時点の間を行き来できる。全長66.6m、重量120t。空間内の最高飛行速度はマッハ2.5。名前が示す通り3本足の鳥のような外見で、背中の上には天守閣を思わせるデザインのメインブリッジがある。メインエンジンは鼓のような形状をしており、メカの手のようなパーツで革を打つ事で稼働するシステムである。てれび戦士・桃花は略して「ごやまるちゃん」と呼んでいた。2016年度の富山編では清掃課のコンピューターウイルスによって風邪を引いてしまったが、キッチリンAで正常化した。終盤、次元ホールの消去によるタイムパラドックスにより消滅した。
- 次元エントリーシップ
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- 金魚1号
- 人間が生身で侵入すると危険な、どちゃもんの巣などの空間用に開発された次元エントリーシップ・金魚型の1番機。名前のごとく白い金魚のような外見をしている。2人乗りで、ロケに行ったてれび戦士か乗員選抜試験の成績優秀者が搭乗する。どちゃもんをくすぐる「こちょこちょビーム」やどちゃもんの技を防ぐ防御用のバリア、時間の影響から搭乗者を守る「ウラシマバリア」が装備されている。また、機体の下にはアイテム運搬用のクローを装備。「どちゃもん二次元化装置」でゴキゲンにしたどちゃもんをカードに収め、仲間として使役できるようにする。なお、2016年度は登場しなかったが、異次元獣にされた岐阜どちゃもん・うぎろうを救う手がかりを得るためにてれび戦士が巣の探索に向かった話が出てくる。同型機として、緊急脱出用に配備された単体でもタイムワープ可能な金魚2号もあり、スプーンの異次元獣戦に際して大野課長らが一旦22世紀に戻る際に使用された。
- 金魚R
- テレビのリモコンを使って遠隔操作する、茶の間戦士専用の小型次元エントリーシップ。Rはリモート(Remote)の略称で、大量生産されている。どちゃもんの巣やオモイデ界で活動することができ、金魚1号同様こちょこちょビームやアイテム運搬用のクローを装備する。金魚1号や超蝶野ロボの護衛・サポートを行う。
- 超蝶野ロボ
- 2015年度から登場する遠隔操縦式探索・戦闘用ロボットで、操縦はてれび戦士1名が行う。全高3m。超音波ビームを放って蝙蝠を追い払う「蝶野ロボ(2014年12月18日放送回に登場)」の改修型。茶の間戦士訓練教官・蝶野正洋をモデルにしており、蝶野教官の顔に短い手足がついたような外見で腕は4本ある。下側の腕はロケットパンチとして発射可能で、主に超次元ゴミ回収カプセルの破壊に使われる。他にはこちょこちょビームと防御用のバリアを装備し、背部には蝶の羽に似た形状の翼がある。後に清掃課の忘れ物の超次元バッテリーを搭載され、強力な体当たり攻撃「超蝶野アタック」が使えるようになった。2016年度東京編では清掃課に盗み出されてネットオークションに1億円で出品され、それを東京どちゃもん・もものうちが購入。てれび戦士は手作りのおもしろロボットを製作してもものうちに交換を持ちかけ、無事超蝶野ロボを取り戻した。
- 万能リモコン“オテモト”
- 虎南分析官が使用する携帯端末。第5やたがらす丸のメインコンピューターを経由して22世紀の国立異次元獣対策センター本部のウルトラスーパーコンピューターとリンクしている。あらゆる情報の検索、船内の機器の操作を行うことができる。
- 茶の間エネルギー転送装置・チャランポリン
- 2016年度の対異次元獣戦で使用される、茶の間戦士がテレビリモコンで送信したアイテムのパワーを戦場のどちゃもんに転送する円形の小型トランポリン。現地にいる出張茶の間戦士(事前応募によって選ばれた視聴者)が使用し、これで何度も跳ねることでパワーが転送される。
- 次元通信機・ドダイNS-1号
- どちゃもん研究会(下記参照)の際に、ゲストとなるどちゃもんと通信するための装置。立体投影システムを備えた円柱形の台座のような形状で、本体上の空間にどちゃもんの姿が立体映像として映る。
- どちゃもん探知バー
- 略称「どたんバー」。どちゃもんを探す際に使われる探知機。アイスバーに酷似した外見とは裏腹に、人間に化けたどちゃもんにも反応するほどの高性能を誇る。
- うずましーん
- 周囲から吸い取った回転力をエネルギーに変えて放出する装置。超次元バリアに閉じ込められた徳島どちゃもん・かさぽんたすの救出に使用された。
- アンドロイドリセット装置・しょきかそうる
- 清掃課の超次元きびだんごで洗脳されてしまった大悟14号を初期状態にリセットする装置。てれび戦士はカラオケで「ultra soul」を歌う事でこの装置にエネルギーをチャージし、リセットビームとして第5やたがらす丸から大悟14号に照射するが、リセットによって自分との思い出が消えてしまうことを恐れたノブ13号が大悟14号に組みつき、ビームの狙いを外させた。
- I.M.O.(いったりもどったりおいも)
- サツマイモに含まれる「時空跳躍澱粉」を、サツマイモ3択クイズに答えることで活性化させて造り出された特殊な芋で、食べた者をタイムスリップさせる力を持つ。鹿児島どちゃもん・くろはやとんを郷土の英雄・西郷隆盛に会わせるために使われた。その後、一部が山口どちゃもん・ふくぺらぶうの手に渡り、幕末の長州藩の武士たちが第5やたがらす丸にタイムスリップしてくる騒ぎになった。
- ふくふくバルーン
- 人々の”福”を集める風船。長州藩の武士たちを元の時代に戻す鍵を握るふくぺらぶうを誘い出すため、使用された。
- きときと弾
- 結界に閉じ込められた富山どちゃもん・ふぁましすを救出するために使用。最初はしわしわのボールだが、富山ご当地クイズやビーチボールバレーできときとパワーを充填することで力を発揮する。
- 特製ロケットミキサー
- 人間の姿になった和歌山どちゃもん・もさくを元に戻すために用意された、果物と野菜の盛り合わせ「キラフル丼」から「モトニモドース」という成分を抽出する装置。これで生成された果汁100%ビームを第5やたがらす丸からもさくに向けて照射したが、それだけでは元に戻らなかった。
- タラバズーカ
- タラバガニの甲羅を巨大化させて弾として発射するバズーカ砲。虎南分析官が、超次元チリトラー808に潜入した北海道どちゃもん・るるの脱出を手助けするため、これで砲撃した。
どちゃもん関連のアイテム
- ビリビリの書
- 栃木どちゃもん・とちぼるたが書いた手紙。鬼を祭る満福寺におかれていた。
- チョコトッピングうずまきせんべい
- 新潟どちゃもん・こめくるりんの怒りっぽい人格であるおせんべくるりんをもてなすために作成した、チョコレートがトッピングされた煎餅。おせんべくるりんには好評だった模様で、これを食べたおせんべくるりんは「おせんべいの大凧合戦」と言っていた。
- まじないの銅鐸
- 島根どちゃもん・ずぶろんの蛇のパワーの源となる銅鐸。
- いやしの銅鐸
- 島根どちゃもん・すぶろんの頭の蛇を鎮める銅鐸で、2164年に発見されたという。
- 金の扇子
- 京都どちゃもん・みやこんが攻撃技である「大文字ファイヤー」を繰り出す際の笛の楽譜が書かれた扇子。投扇興の都御流の家元の女性が所有しており、てれび戦士は譲ってもらうために彼女の一番弟子と投扇興で勝負をした。
- 最強の短冊
- 愛媛どちゃもん・みぽんひめが使うと最強の力を発揮できる短冊。Z-1レースのチャンピオンが所有しており、てれび戦士は譲ってもらうために雑巾掛け勝負をした。
- どちゃ畳
- 熊本どちゃもん・どもっこすを呼び出すために必要な黒い星マークがついた畳。八代市の畳投げ大会の優勝者である小林弘記が所有しており、てれび戦士は譲ってもらうために彼と畳投げで勝負をした。
- 究極の梅干し
- 空腹になった和歌山どちゃもん・もさくを回復させるためにてれび戦士が調達した梅干し。和歌山市の本誓寺に保管されていた。
- LEOSO
- どちゃもん界のファッション雑誌。宮城どちゃもん・ぎやみはこのLEOSOのカリスマモデルである。3期ではこの雑誌からぎやみが伊達政宗を尊敬していることが判明した。
- 桃べこ様
- 福島どちゃもん・さすらかすらの巣の中にある大きな桃色の赤べこ。さすらかすら曰く、ワープホールを制御する守り神。
- 静岡トラックのテープ
- 静岡どちゃもん・ぎゅたあくがオモイデ界を開く際に必要な曲が録音されたテープ。静岡のゆるキャラであるちゃっぴーが所有していた。
- 初恋焼き
- 田中卓志が広島どちゃもん・ぷうかに作ると約束していたお好み焼き。蜂蜜に漬けたハート型のレモンやすりおろしレモンが入ったトマトソースがトッピングされている。
- スターリンゴ
- 青森どちゃもん・かざまのおどがよすがんを生成する際に必要な光を放つ林檎。
- りんご姫
- 青森どちゃもん・かざまのおどがよすがんを生成する際に必要な黄色の林檎。
- キッチリンA
- 薬作りの達人である富山どちゃもん・ふぁましすが調合した薬で、清掃課のコンピューターウイルスに侵されて風邪を引いた第5やたがらす丸の治療に使われた。材料は空豆の干物、シイタケ、鷹の爪、カタクチイワシの煮干し、キクラゲ、昆布、シロエビの姿干し、黄金の(ホタルイカの)目玉。
- 焼き芋味のアイスキャンディー
- 埼玉どちゃもん・だんきちのテンションを上げるために製作したアイスキャンディー。糖度39の焼き芋でできたアイスキャンディーにふかし芋とチョコレートアイスがトッピングされている。
- ドロゴンボール
- 愛知県の愛の結晶で、見た目は赤いハートがついた泥団子といった感じである。ハートの数が1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ付いた物の7種類があり、7つ全てを揃えると「神泥龍(シェンドロン)」という赤い龍神が現れ、どんな願いも1つだけ叶えてくれる。以前、清掃課に操られて暴走した岐阜どちゃもん・うぎろうの被害者となった愛知どちゃもん・ふぃろそふぃあは、その時の怒りからこれの力で異次元獣に改造されたうぎろうを消し去ろうとしたが、清掃課の乱入もあって最終的に叶えられた願いは「ふぃろそふぃあとうぎろうの思い出を出す」だった。そしてこれで現れたうぎろうからの贈り物の似顔絵を見たふぃろそふぃあは昔の友情を思い出し、彼を許すことを決意した。なお、ハートが4つのものはふいろそふぃあが初めから所有、1つ、2つ、3つのものはそれぞれ一宮市、小牧市、名古屋市の喫茶店にあり、7つのものはゆるキャラのオカザえもんが所有、5つ、6つのものはふいろそふぃあが後に自ら入手していた。
- 言うまでもなく、元ネタはドラゴンボールである。
- きずな卒業文集
- 岐阜どちゃもん・うぎろうの卒業文集。週刊誌に掲載された「うぎろうの黒い過去」とは違って、「この世を喜びと笑顔でいっぱいにしたい」と書いてあり、これによってうぎろうが実は優しい心の持ち主であったことが判明した。
- ムツゴロウ型羊羹
- 佐賀どちゃもん・ひがたろうがオモイデ界を開くために必要なムツゴロウの形をした羊羹。てれび戦士が唐津市の和菓子作りの名人の協力を得て作成した。
- フクベタンA
- 栃木どちゃもん・とちぼるたをかばって清掃課の放水攻撃を受け、倒れてしまった後輩のがんぐろうを回復させるために使用。ふくべ(ユウガオの実)の成分を、栃木のグルメクイズやかんぴょうボウリングで活性化させる事で造り出された。
- 伝説のごま豆腐
- 和歌山どちゃもん・もさくがオモイデ界を開くために必要である金剛峯寺の胡麻豆腐。
- よすがん鹿
- 奈良どちゃもん・きんしゃかがホルンを奏でることで召喚される白い鹿。これに葛餅を大量に食べさせることでよすがんが生成される。
- 雪の女王のイクラ
- 北海道どちゃもん・るるがオモイデ界を開くために必要なアイテムの一つで、雪の女王(演:バービー)が所有していた。
- 黄金のウニ
- 北海道どちゃもん・るるがオモイデ界を開くために必要なアイテムの一つで、小樽市のガラス工房にあった。
- 究極のサケ
- 北海道どちゃもん・るるがオモイデ界を開くために必要なアイテムの一つで、さかなクンが所有していた。
- 金のわんこ
- 岩手どちゃもん・わんこねるらがオモイデ界を開くために必要な黄金色のお椀。
- チョコレート投薬マシーン・とんぷく3号
- 宮城県川崎町のゆるキャラ・チョコえもんから借り受けた、バズーカ砲型の投薬マシーン。宮城どちゃもん・ぎやみの顔につけられた超次元VRゴーグルを外すため、これでぎやみの口にてれび戦士が製作した鮫型チョコレートを撃ち込んだ。
- クロウサギの金のフン
- 黄金のどちゃだまを完成させるために必要な物で、奄美大島の「ウシノトリゴモリ」と呼ばれている巨大な滝の近くで発見された。
てれび戦士
今作でのてれび戦士とは、ITAISEN時空関係調整課にスカウトされた地球人の少年少女たちのことを指し、日本各地の最前線で時空関係調整活動を行う。各自に制服であるベストと第5やたがらす丸との通信機能や現在位置発信機能を持つバッジ、それに第5やたがらす丸倉庫内のロッカーと直結した専用の転送ロッカーを支給されており、自宅や学校の近くに隠されたこのロッカーを用いて第5やたがらす丸に出入りできる。なお、このロッカーを使用するには制服のベストを着用する必要がある。
※サウンドトラック『NHK Let's天才てれびくん サウンドトラック』(2017年5月17日、ポニーキャニオン)ブックレット掲載順にまとめている[1]。
- 赤崎月香(あかさき つきか)
- 2014-2015年度。
- 齋藤茉日(さいとう まひる)
- 2014-2015年度。
- 辻村晃佑(つじむら こうすけ)
- 2014-2015年度。
- 瀧澤翼(たきざわ つばさ)
- 2014-2016年度。
- 飯島緋梨(いいじま あかり)
- 2014-2016年度。
- 小西憧弥(こにし とうや)
- 2014-2015年度。
- 林武尊(はやし たける)
- 2014-2016年度。
- 原田明莉(はらだ あかり)
- 2014-2016年度。
- 小澤竜心(おざわ りゅうしん)
- 2014-2016年度。
- 桐畑カレン(きりはた カレン)
- 2014-2016年度。
- 笹原尚季(ささはら なおき)
- 2014-2015年度。
- 杉本瑛(すぎもと あきら)
- 2014-2015年度。
- 黒川桃花(くろかわ ももか)
- 2016年度。
- 皆川寧々(みなかわ ねね)
- 2016年度。
- 稲垣芽生(いながき めい)
- 2016年度。
- 柿澤仁誠(かきざわ にま)
- 2016年度。
- 久保みのり(くぼ みのり)
- 2016年度。
- 胡内奏芽(こうち かなめ)
- 2016年度。
- 辻晴仁(つじ はると)
- 2016年度。
どちゃもん
異次元獣
2014年に異次元から突然現れた怪獣で、地球から異次元に投棄された廃棄物が捨てられた恨みや悲しみによって変化した物。様々な不可解な事件を巻き起こし地球を混乱に陥れ、滅亡へ導く恐るべき存在。凶暴性が高く地球の武器では倒すことはできず、倒すためにはどちゃもんの力が必要となる。2015年になって、超次元帝国清掃課地球係が大量のゴミを異次元に撒き散らすため害悪とみなした地球をお掃除(殲滅)するために、地球からの廃棄物をコアとして造り上げた物であることが判明した。さらに2016年度では、それまでに清掃課の手で回収されたどちゃもんを洗脳・記憶操作し暴走衝動を強めた上でコアとした新型の異次元獣も投入されている。3年間で計13体の異次元獣が投入されたが、異次元獣は全てITAISENとどちゃもんたちに撃破され、コアにされた物体やどちゃもんは皆解放された。これを受けて清掃課総監・ぱぺらぴ子は異次元獣戦13連敗となった地球係をクビにし、現時点で回収している4体のどちゃもんを全て合成した「キメラ異次元獣」の投入を計画したが、その後次元ホール消去作戦の成功を受けて計画を中止し、4体のどちゃもんは全て地球に返還された。
なお、元来は清掃課の清掃活動のために製作される物で、製作は清掃課技術センターの異次元獣係が行っている。この異次元獣係からは月刊で「異次元獣コアカタログ」というコア候補の廃棄物のカタログが発行されており、地球係を始め現地対策課はこのカタログから希望のコアを申請する。恨みや悲しみの念が深いコアを使うほど強力な異次元獣となるが、その分コストもかかるという。スプーンの異次元獣の事件では、22世紀の地球は異次元獣によって穴ぼこだらけになり、わずかに生き残った地球人は地球を捨てて宇宙移住を始め、そのための限られた宇宙船のチケットを奪い合う争いが起きていた事が明らかになったが、その後21世紀で襲撃してきたスプーンの異次元獣が倒された事で歴史が変わり、22世紀の地球も平和になったという。他にも、国語辞典の異次元獣の事件では22世紀の地球のあらゆる場所に辞書の説明書きが出現したり、こまちまちこの異次元獣の事件では22世紀の地球が増殖するなまはげに支配される事が明らかになるなど、22世紀の地球がたびたび異次元獣によって危機に陥る描写があった。
超次元帝国清掃課
幾つもの次元世界の頂点に立つ巨大国家「超次元帝国」の組織の一つ。次元の秩序を守るためにあらゆる次元の“掃除”を行う超次元帝国の機関で超次元帝国のエリート集団であり(ただし地球係は落ちこぼれらしい)、帝国の子供たちみんなの憧れの的。最高責任者は「総監」と呼ばれている。22世紀の地球から大量の廃棄物が投棄された件により帝国は地球人を「ゴミを撒き散らかす迷惑千万な人種」とみなし、3名の清掃課地球係員に地球人を一人残らず抹殺する命令が下された。係員は地球からの廃棄物を異次元獣に改造して21世紀の地球に送り込んだが、22世紀に設立されたITAISENと21世紀の地球人たち、どちゃもんとの攻防戦の末に全て撃破される。この件を受けた係員は21世紀の地球にタイムワープし、最大の障害と見たどちゃもんの排除に乗り出す。ITAISENからは「超次元帝国の人」「トンガリ野郎」「お掃除トリオ」などと呼ばれるほか、大野課長からは毎回木曜生放送で「せいとんか」「へいそうか」、「超次元シブがき隊」、「超次元パフューム」、「超次元ズッコケ三人組」などと名前を呼び間違われている。
超次元帝国の国民「超次元人」は、外見はほぼ地球人と同じだが、遺伝子は地球人とは異なっているらしい。また、手からは電撃などの超能力を放ったりもできる。飛永と大水はこまちまちこの異次元獣を用いた地球殲滅が失敗した後、天馬係長の決意を聞かされた事で自分たちも次元ホール消去作戦に協力する事を決意。ITAISENの中田開発主任と藤森助手に接触して第5やたがらす丸と超次元チリトラー808のエンジンを直結する作業を行うと共に、ぱぺらぴ子に対しては回収しているどちゃもんの返還を懇願した。
人物
- 地球係 係長 - 松永天馬(アーバンギャルド)
- “地球のお掃除”を任務とする地球係の係長。中間管理職で権威に弱い。自分が大好きな自信家ではたきを使う掃除が好き。オカマっぽい口調で喋り、ヒステリックかつコミカルに部下を叱咤する姿がよく見られる。2016年度では、超超次元能力であかのやまから化粧まわしを盗み、ぷうかの異次元獣戦では彼女の記憶操作に関わっていたことが判明している[注 2]。ある時、誤ってチリトラー808から転落した所を滝口ひかりの一家に助けられ、それがきっかけで彼女に淡い恋心を抱くようになる。そしてこまちまちこの異次元獣戦では、前日に奪った五郎さんの手紙をなまはげに取り返され、コアが分離した後の異次元獣のボディに自らダミーコアとなって融合し、懸命に戦うが結局は敗北。その後ぱぺらぴ子からの粛清通告を受けて「もう帝国には帰れない」と悟り、地球を第二の故郷とする事を決断。部下たちに別れを告げ、ITAISENの次元ホール消去作戦に協力する事を決意する。作戦成功後、てれび戦士の緊急記者会見が終わった後に会見会場の清掃員として登場し、てれび戦士と再会した[注 3]。
- 余談だが、2020年3月4日放送の天才てれびくんYOU最終回ラストシーンにて、財布を落として清掃員になっていた立花団長をはたきを持って説教する上司がいたが、天馬係長本人かは不明[注 4]。
- 地球係 メカ開発・整備担当 - 大水洋介(ラバーガール)
- ぬめり取りが好き。地球係の母船・超次元チリトラー808の整備も行う。どちゃもんに化ける能力を持ち、三重どちゃもん・にんまるに化け、本物のにんまると同士討ちした。また東京どちゃもん・もものうちに声が似ているのを利用して(上記の通りもものうちの声は大水が担当している)もものうちに化け、第5やたがらす丸に潜入して超蝶野ロボを盗み出したこともあった。
- 地球係 異次元獣・薬品製造担当 - 飛永翼(ラバーガール)
- 超次元アイドル「ぱぺらぴ子(下記参照、ただし彼女が上司である事は知らなかった)」のファン。超次元帝国に妻を残して単身赴任中。細かい所の掃除が好き。滋賀どちゃもん・よしばっばを捕獲した際は彼女に母親の面影を見て情が移り逃がしてやったり、同じぱぺらーである事を利用して山形どちゃもん・だまちゃだめの捕獲を試みた際はぱぺらーとして純粋に喜ぶ彼の姿に罪悪感を覚え、罠である事を教えて逃がしてやるなど、清掃課地球係の3人の中では優しい一面を見せることが多い。また大水ほどではないが、彼も少々ヌケているところがある。
- 物語の終了時には二人とも超次元帝国に帰還したと思われるが、2017年4月24日放送の『わらたまドッカ〜ン』では、その回の挑戦者であるラバーガールが当番組に出演していた事について言及されていた。
- 超次元帝国清掃課 総監 - ぱぺらぴ子(声:浜崎容子(アーバンギャルド))
- 黄色いインコのような顔をした超次元帝国人で、超次元帝国清掃課の最高責任者にして超次元アイドル。彼女のファンは「ぱぺらー」と呼ばれており、またぱぺらぴ子自身は超次元帝国を代表するコンサートホール「超次元サンプラザ」でのライブなど幅広く活動しているらしい。彼女のナンバー「キスミーきれいみー」は聴いた者を超次元帝国に心酔させる洗脳ソングであり、清掃課はこれを地球人に聴かせる事で帝国の信奉者を増やしていた[注 5]。他にも自分のポスターを通じた瞬間移動、意思一つで自由に物体をお片づけ(消去)する、口から光の紐のような物を伸ばして相手を捕縛・拘束するなどの能力を持つ。おくとぱすみれの異次元獣戦では彼女の記憶操作に関わっている事も判明しており、「初舞台に立てなかったのは長谷川のせいであり、彼に復讐を果たせばあなたの悲劇は終わる」と吹き込んでいた。
- 基本的に己の目的を果たすためには冷酷非道だが、若干ツンデレの気もある。こまちまちこ異次元獣を用いた地球殲滅が失敗した後は地球係の3人をグレートスイトラーに回収させた上で、現在手元にあるどちゃもん4体を用いた「キメラ異次元獣」の投入を計画するが、地球係がITAISENと協力して地球からのゴミ投棄の要因である次元ホールの消去作戦を始めた事を知ると「それで地球を滅ぼさずにすむようになるのなら」と粛清通告を天馬係長への解雇通告に切り替えて地球係を後押しし、次元ホール消去作戦成功を条件に回収しているどちゃもんの返還を決断した。
関連アイテム
- 超次元チリトラー808(はちまるはち)
- 超次元帝国清掃課地球係が使用する超次元シップ。次元を超えてどこにでも瞬間移動できる。空間内を飛行する際の最高速度は333km/h。全長25m。黒い掃除機のような形状をしている。係員が滞在するコントロールルームは見かけも設備も貧弱で格安アパートの一室も同然。故に第5やたがらす丸に通信をかける際には、大きな板に未来的な装備の数々を描いた偽装を背景に立てて内部をごまかしている[注 6]。
- コチリトラー
- 超次元チリトラー808の先端のノズル部分が分離した小型高速シップ。スティック型掃除機のような形状をしている。最高飛行速度はマッハ2.5。通常は2人乗りだが、強引に3人搭乗することも可能。全長約10m。ノズル部分で目的の物を吸入し、本体上部に設置された超次元ゴミ回収カプセルに収容できる。人型の戦闘用ロボット「コチリトラーロボ」にも変形可能(ロボ形態ではカプセルは腹部に位置する。またコチリトラー形態で腕だけ出すこともできる)で、これは掃除機ロボットの基本設計を流用しているため押すと弱体化する“弱スイッチ”がついているが、その位置は変えることができる。2016年度では全身に装甲が追加されパワーアップしているが、必殺技を撃つと痺れてしまい、この状態で攻撃を受け続けると装甲が外れてしまう。
- 超次元ゴミ回収シップ・グレートスイトラー
- 超次元帝国清掃課回収係が運用する大型ゴミ回収船。巨大な円盤形で直径およそ3,000m。自動運転でさまざまな次元を定時運行し、超次元ゴミ回収カプセルを回収する。地球にやってくるのは毎週木曜日の午後6時52分[注 7]。底面に清掃課のシンボルである目のマークがあり、そこから出す回収ビームでカプセルを回収するシステムである。逆に回収したカプセルを出すことも可能[注 8]。
- 超次元ゴミ回収カプセル
- グレートスイトラーが自動認識して回収するゴミ箱。胴部分が半透明のゴミバケツのような形状をしている。グレートスイトラーはこのカプセル以外の物は回収することができない。
- 超次元マイアンテナ
- 清掃課メンバーがかぶっている黒くて長い一本角のついた帽子。清掃課を始め、超次元帝国の国民が成人した際に必ず与えられる物で、超次元帝国住民課と常時通信してあらゆる個人情報(健康状態・学歴・職歴・家柄・預金残高・公共料金の支払状況など)の管理を行えるほか、触れることで日時を把握する時計の役割も果たしているらしい[注 9]。帝国内ではマイアンテナのペーパークラフトなどの玩具が子供たちの人気アイテムになっているという。なお、番組公式サイトではこのマイアンテナとゴミ回収カプセルのペーパークラフトを配信しており、ダウンロードして製作できるようになっている他、マイアンテナをかぶった状態の写真を募集していた。
- 超次元焼きまんじゅう
- 群馬どちゃもん・はにまじんを手なずけるために製作された焼きまんじゅうだが、飛永の調合ミスによって食べたはにまじんを巨大化させ暴走状態にしてしまう。
- どちゃもん捕獲マシン・二郎さん
- 黒いオオサンショウウオの姿をしたロボットで、広島どちゃもん・ぷうかに近づき結婚の約束を交わす。第5やたがらす丸内での結婚式の最中に正体を現しぷうかを拉致するが、最後は彼女への愛に目覚め、ぷうかを助けるために回収カプセルを壊そうとしたが叶わず、ぷうかごとグレートスイトラーに回収されてしまう。その後ラジカセに改造されていた事が判明する。鳥取どちゃもん・うさきゅうの手でITAISENに持ち込まれ、異次元獣に改造されたぷうかを救うヒントをてれび戦士にもたらした。なお、その後は救出された妻のぷうかが所有している模様。
- 超次元とりもち
- 2015年度山梨編で第5やたがらす丸に化けた山梨どちゃもん・かげむしゃむしゃを墜落させるために使用された鳥黐。
- ふなずし7s
- 清掃課地球係が売り出した通常の60倍の匂いがする鮒寿司。値段は6万9800円。
- レインボーこんにゃく
- 清掃課地球係が赤こんにゃくを真似て作ったこんにゃく。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色がセットになっている。
- 超次元大仏
- 2015年度滋賀編で滋賀どちゃもん・よしばっばが巣から脱出するのを防ぐために使用した3体の大仏。
- 超次元電池
- 愛知どちゃもん・ふぃろそふぃあの巣に偶然置き忘れた巨大な橙色の乾電池。ITAISENに回収され、超蝶野ロボの強化(エネルギーゲインが5倍以上に増大した)に活用された。
- 超次元スコップ
- 2015年度茨城編で茨城どちゃもん・かっぱろけの巣に落とし穴を作るために使用したスコップ。
- 超次元メガネクモリーナー
- 福井どちゃもん・ほやのんの大事な眼鏡を汚し、力を奪った。簡単には落とせないが、飛永曰く、24時間で効果が切れる。
- 超次元ポンコツラーメン
- 2015年度福岡編で福岡どちゃもん・ちゃっちゃくちゃらを捕獲するために使用した、近づいた相手にビームを撃って気絶させてしまうラーメン。ちゃっちゃくちゃらには当たらなかったが、代わりにウグたんが倒れてしまった。
- 超次元きび団子
- 食べた者を洗脳し、角が生えた鬼に変えるきび団子。全ての現地調査アンドロイドを洗脳して全国のどちゃもんを一網打尽にする作戦のテストとして、まず岡山県で使用された。大悟14号がこれで鬼になり、岡山どちゃもん・ももふぇを拉致する騒ぎを起こし、さらに鬼軍団を率いて岡山全土を征服しようとした。
- 超次元茶釜やぼーん5000
- 近くにいる者の野望を増大させる薄紫色の茶釜で、大水が岐阜どちゃもん・うぎろうに貢ぎ物として贈った。これで天下統一の野望を増大させたうぎろうを利用してどちゃもんの同士討ちを誘う作戦だったが、うぎろうがその勢いに乗りすぎて超次元チリトラー808に攻め込み、一時占拠してしまう騒ぎに発展した。
- 超次元ノイズアンテナ
- 神奈川どちゃもん・ぷにょらの持つ黒たまごに仕掛けた、騒音を発する黒いアンテナ。これでぷにょらを騒音源にして神奈川県内にいられなくなった所を捕獲しようとした。
- 恨みガス
- カメラ異次元獣を強化するため、日本中の捨てられたカメラを巨大な壺に集め、かき混ぜる事で抽出されたガス。てれび戦士はこれを中和するために思い出の詰まった写真1000枚を集め、ハート形のフォトモザイクを作って“愛のメモリーガス”を造り出し、第5やたがらす丸から散布した。
- 超次元あまあま汁
- 熊本どちゃもん・どもっこすを赤ちゃん返りさせてしまった桃色の液体。どもっこすを元に戻すため、てれび戦士は「気合の入った辛子蓮根」を製作した。
- 超次元ドライヤー
- 超次元チリトラー808の先端のノズルから熱風を噴射し、はにまじんを乾燥させて小さな埴輪に変えた。これを元に戻すため、てれび戦士はハンドベルで群馬のご当地ソング「いい湯だな」を演奏した。
- ハイヒールリンゴ
- 2016年度青森編で使用した、ハイヒールが乗った紫色の林檎。これを食べた超蝶野ロボは動けなくなってしまい、青森どちゃもん・かざまのおどは金魚Rと協力してバッテリーを回復させる虫を集めることになった。
- 超次元ウォーターガン
- ダンボール箱の体を持つ埼玉どちゃもん・だんきちを狙撃するために製作された水鉄砲。これで濡らされて弱ってしまっただんきちを救うため、てれび戦士は防水ダンボールで新しい体を製作した。
- 超次元炎上エネルギー変換装置炎ジョイ1号
- うぎろうの異次元獣のエネルギーとなる「炎上エネルギー」を生み出す装置。清掃課は雑誌やSNSで「うぎろうの黒い過去」と称する捏造情報を流して世間や他のどちゃもんたちのうぎろうに対する敵意を煽り、この装置で炎上エネルギーに変換し、うぎろうの異次元獣侵入前日に6兆5535億溜まったことが判明している。
- 偽オモイデ様
- 2016年佐賀編でオモイデ様になりすまして佐賀どちゃもん・ひがたろうの心を傷つける際に使用。本物との違いは頭部に清掃課のものと同じ突起がついていること。2016年度栃木編にも登場した。
- 電気吸い取り剤入り苺、電気吸い取り剤入り干瓢巻き、電気吸い取り剤入り餃子
- 2016年度栃木編で前述の偽オモイデ様と共に使用。見た目は何の変哲も無い苺、干瓢巻き、餃子であるが、実は電気吸い取り剤が仕込まれており、これを食べた超蝶野ロボと金魚Rはバッテリーが減少し、栃木どちゃもん・とちぼるたも雷エネルギーが消滅してしまった。
- 超次元お笑い封じマシーンワラエナイザーEX
- 超次元チリトラー808の先端のノズル部分に取りつけて使う円盤形のアタッチメント。緑色の煙のようなオーラを放ち、大阪どちゃもん・はまじゅんを含めた大阪中の人々から笑いを奪った。てれび戦士はこれを中和するために大阪の粉物に使用される小麦粉「ナニワコナモニウム」を第5やたがらす丸から散布し、これによってワラエナイザーは爆発して地球係の3人は粉まみれになってしまった。
- 超次元イケメンスプレー
- 大水が通販で購入した、使うとイケメンになれるスプレー。副作用の懸念があった事から実験として和歌山どちゃもん・もさくの巣の前に置かれ、これを使ったもさくは緑の服の青年(演:鳥羽潤)に変身した。
- 超次元鹿
- 2016年度奈良編で奈良どちゃもん・きんしゃかが召喚したよすがん鹿に葛餅を食べさせられないようにするために使用した白い鹿。しかしよすがん鹿が冬毛なのに対して超次元鹿は夏毛だったため、奈良県山添村のゆるキャラのてんまるに見破られた。
- こまちまちこの異次元獣取扱いマニュアル
- チリトラー808に潜入した北海道どちゃもん・るるが、こまちまちこを解放する方法を探すために盗み見ようとしたマニュアル。見始めた所でぱぺらぴ子が現れてお片付け(=消去)した。
- 超次元乾燥わかめ
- 超次元帝国産の乾燥ワカメ。天馬係長が、自分を助けてくれた滝口ひかりの家にお礼としてこれを届けようとしたが、そこに三陸ワカメを探しに行っていた一家の父親(演:げんしじん)が帰宅したため、こっそり家の郵便受けに入れていった。
- 超次元VRこまちまちこ
- 宮城どちゃもん・ぎやみの顔に取りつけた、秋田どちゃもん・こまちまちこの映像を映すVRゴーグル。触ると電撃が走るため普通の方法では外せない。
- 超次元こけし
- 2016年度宮城編でぎやみがよすがん生成に必要な牡蠣を食べられないようにするために使用した、超次清掃課地球係員の姿を模したこけし。数字の1、2、3、4、5が書かれたものの5種類があり、このうち5と書かれたものだけが非常に大きい。
- 偽こまちまちこ
- 北海道どちゃもん・るるを騙すために使用したこまちまちこのホログラム。1回目は騙すことに成功したが、2回目はるるを騙すことはできなかった。
- 超次元虫除けスプレー
- 超次元チリトラー808の周囲に強力なバリアを張り、あらゆる物の侵入を防ぐスプレー。マタギの五郎の手紙を取り返そうとしたるるに対して使用。
- 超次元トランジスター
- 次元ホール消去作戦において、チリトラー808と第5やたがらす丸のエンジンを直結するために用意された装置。
リポーター
「週刊ニュース深追い」のキャスター。異次元獣の被害状況をリポートしているが、自身が異次元獣の被害に遭うことも少なくない。
その他関係者
- 久保田雅人
- セロハンテープの異次元獣のコアとなったセロハンテープの持ち主。以前姪のために作ったセロハンテープのネックレスを受け取ってもらえなかったために八つ当たりしてセロハンテープを捨ててしまい、これがセロハンテープの異次元獣の誕生に繋がってしまった。異次元獣戦には助っ人として登場。異次元獣に新聞紙のけん玉を見せ、勝利に貢献した。2016年度にもリサイクルの方法を教えてくれるゲストとして登場している。
- 田中卓志 (アンガールズ)
- ぷうかの親友。2014年度ではぷうかが働くお好み焼き屋の客として登場した。2015年度ではぷうかと二郎さんが結婚することをてれび戦士に明かしたほか、結婚祝いのビデオメッセージを送っている。2016年度ではぷうかに初恋の味のお好み焼きを作る約束をしたことを明かし、マネージャーの制止を振り切って異次元獣戦に協力。初恋焼きを見せてぷうかの救出に大きく貢献したほか、ぷうかに広島東洋カープがセ・リーグ1位である吉報を伝えた。
- 天童よしみ
- 口紅の異次元獣のコアとなった口紅の持ち主。ファンから貰った口紅を大切にしていたが、一度も使わないままいつのまにか紛失してしまい、これが口紅の異次元獣の誕生に繋がってしまった。てれび戦士に真相を明かした後、口紅の異次元獣の暴走阻止を託した。
- 坂田利夫
- スプーンの異次元獣のコアとなったスプーンを製造していた会社の社長で、てれび戦士・杉本の幼馴染。売り上げが伸びず多額の借金をしたため、自暴自棄になって大量のスプーンを捨ててしまい、このうちの一つが異次元獣になってしまった。異次元獣戦前日に異次元獣の体内に閉じ込められてしまうが、異次元獣のコアが剥き出しになったことで救出された。
- サンキュータツオ
- 路上で自ら製作した国語辞典を売り歩いていた男性。虎南と瓜二つの妻イヨと、カレンに瓜二つの一人娘エミがいるが、2人とも10年前に他界している。国語辞典に人々が見向きもしないことを悲しんでいたがために国語辞典の異次元獣に憑依されてしまうが、辻村と笹原によって事なきを得る。実は彼が売っていた国語辞典は「愛」の項目の説明文が抜けている未完成の国語辞典で、家族を失い、愛の意味を見出せなかったために書けなかったと話す。しかし虎南とカレンの励ましにより国語辞典を完成させて売り出すことを決意し、同時に国語辞典の異次元獣が愛に飢えていることを伝えた。
- なお、異次元獣関連のゲストキャラクターとしては唯一持ち主ではなく、国語辞典の異次元獣の持ち主は最後まで不明だった[注 10]。
- 茂田才来(演:ウネバサミ一輝)
- バイクの事を「単車」と書いてマシンと読んでいるライダー。最初は彼女を乗せてツーリングに出かける最中にくまのぬいぐるみの異次元獣の影響でバイクが玩具サイズに縮められ、おまけに彼女にも振られてしまった。他にも2015年度福岡編ではラーメン屋台の異次元獣の影響でヘルメットが提灯と化してしまい、カメラの異次元獣決戦編では金縛り状態になり、2016年度和歌山編ではひったくりに遭った後、おくとぱすみれの異次元獣の影響で突然起き上がってミュージカルを始めてしまうなど度々異次元獣の被害に遭う。
- 竹内力
- くまのぬいぐるみの異次元獣のコアとなったテディベアの持ち主。本人によると5歳の時のクリスマスプレゼントに熊のぬいぐるみを貰い、「ピーちゃん」という名前をつけて大切にしていたが、中学生時代、学校に持ち込んだことがばれて級友たちにからかわれたため捨ててしまい、これが異次元獣誕生に繋がってしまった。異次元獣戦にはサンタクロースの姿で登場し、ロックポイントのキーワードから「赤鼻のトナカイ」を歌えばよいことを思いつき、勝利に大きく貢献した。
- 野村靖(演:大野拓朗)
- 大河ドラマ「花燃ゆ」とのコラボで登場。I.M.Oを食べてしまったために現代へとワープしてきた侍。ふくぺらぶうをわざと怒らせて膨らませることでコチリトラーに吸い込まれるのを防ぐというキレっぷりを見せた。その一方で心が荒んでいた大野課長を慰めて立ち直らせる心優しい一面も持っている。
- スギちゃん
- 靴下の異次元獣のコアとなった靴下の持ち主。本人によると嘗て芸の練習に使っていた靴下のうち左側を失くし、残った右側だけを捨ててしまい、これが異次元獣誕生に繋がってしまった。異次元獣戦では清掃課に捕まってしまうが、異次元獣に靴下を吐き出させて弱体化のきっかけを作ったり、ロックポイントの解除方法を大水に吐かせてそれを筒抜けにするなど、勝利に大きく貢献した。
- 原口あきまさ
- ラーメン屋台の異次元獣のコアとなった屋台の持ち主。もともとこの屋台は彼の父のもので、それを粗大ゴミとして捨てたことが異次元獣誕生に繋がってしまった。異次元獣戦では大水がうっかり喋ってしまった余計な一言から父の夢を思い出し、勝利に貢献した。2016年度では茶の間戦士訓練に乱入してくるようになった。
- 狩野英孝
- カメラの異次元獣のコアとなったフィルムカメラの持ち主。もともとこのカメラは彼の祖父(狩野の二役)のもので、重くて使いにくいという理由で捨ててしまったことが異次元獣誕生に繋がってしまった。異次元獣戦では清掃課に捕まってしまい、味方の振りをした上で「ずんだ餅を買いに行く」と称して脱出を試みるも失敗。最終的にさすらかすらの喜多方ラーメンで気を引く作戦により脱出に成功し、異次元獣に祖父の自撮り写真を見せ、勝利に貢献した。
- 小沢一敬 (スピードワゴン)
- かつてうぎろうと「鵜頂天」というコンビを組んでいた芸人。自らコンビを解消したためにうぎろうが暴走したという自責の念に駆られており[注 11]、どちゃどちゃ会議には通信で参加してうぎろうの救出を訴えた。異次元獣戦では清掃課に捕まってしまうが、通信越しに「愛は憎しみを消す」と告げて異次元獣弱体化のヒントを教えた後、記憶のかけらのキーワード「てんかとろうぜ」を見て、合言葉であることを思い出してその苦労話を語り、清掃課を泣かせてその隙に脱出しITAISEN一行に合流。うぎろうの解放と勝利に貢献した。
- 長谷川俊輔 (クマムシ)
- 芸能事務所「クマムシエンターテイメント」の社長。おくとぱすみれにスカウトを拒否されたため彼女の活動を妨害していたが、実は内心ではおくとぱすみれの歌声を気に入っており、「ファン1号」を名乗って文通をしていた。異次元獣戦にも協力し、おくとぱすみれの解放に大きく貢献した。
- 滝口ひかり
- 家の玄関を掃除していた時、たまたま落ちてきた天馬係長と出会った女性。天馬係長と仲良くなるが、彼女にも家族がいるということを悟った天馬係長は、乾燥わかめをお土産に置き自ら彼女の家を去った。
- 五郎(演:阿部薫)
- こまちまちこの恋人だったマタギ。怪我をしていたところをこまちまちこに助けられたものの、周囲に反対され別れた。しかし、実際は畑の作物を横取りしたり、嘘をついて回っていたろくでなしの男で、そのことから「ほらふき五郎」と呼ばれ[注 12]、罰を与えようとするなまはげに追いかけられていた最中に怪我をしてこまちまちこに出会ったことが後に判明した。しかしこまちまちこに対する好意と愛情は本物でその思いを手紙に書き残しており、この手紙がこまちまちこの救出のキーアイテムとなった。
- 壇蜜
- 五郎の子孫(孫の孫の孫)。秋田県内のとある神社で巫女をしている。てれび戦士たちに五郎がどういう人間だったのかを語り、彼のこまちまちこに向けた手紙を渡した。
週刊ニュース深追い
「週刊ニュース深読み」のパロディ。異次元獣の被害を放送するニュース番組。キャスターは茂木淳一と森田まりこ。
週 | タイトル | リポーター | 放送日 |
---|---|---|---|
1 | セロハンテープで大量のレシートが貼り付けられる | 茂木淳一 | 2014年3月31日 |
2 | 春の怪現象 全国で多発 麺がセロハンテープに | 森田まりこ | 4月 7日 |
3 | またも怪事件 セロハンテープが!? | 茂木淳一 | 4月14日 |
4 | コンビニエンスストアの被害 ※セロハンテープで連れ去られた車 |
4月28日 | |
5 | 口紅がうまく塗れない | 森田まりこ | 5月 6日 |
6 | 謎の口紅事件から1週間 街の様子を緊急リポート! | 茂木淳一 | 5月12日 |
7 | 口裂けメークが大ブーム! | 森田まりこ | 5月19日 |
8 | 口裂けメークブーム終了! | 6月 2日 | |
9 | “キスマーク”で夫婦げんか多発 | 茂木淳一 | 6月10日 |
10 | 街中にキスマーク出現 混乱の現場をリポート | 6月23日 | |
11 | 高校のグラウンドに穴が開く[注 13] | 森田まりこ | 7月 1日 |
14 | ロボットが暴走!?大阪の町が穴だらけ | 茂木淳一 | 9月 1日 |
18 | 異次元獣の謎に迫る | 10月 | 9日|
19 | レストランの食事 すべてアイウエオ順に出される | 10月14日 | |
20 | 国語辞典の異次元獣被害広がる! | 森田まりこ | 10月20日 |
21 | ことばの意味を説明しすぎる事件 広がる | 茂木淳一 | 10月27日 |
22 | 慣用句が現実に?被害広がる[注 14] | 11月10日 | |
23 | 国語辞典の怪事件 ふたたび! | 森田まりこ | 11月17日 |
24 | 洋服がおもちゃの人形サイズに!? | 11月24日 | |
25 | またも怪事件!乗り物がおもちゃに | 茂木淳一 | 12月 | 9日
26 | 全国のおもちゃにナゾの文字出現 | 森田まりこ | 12月16日 |
27 | おもちゃ革命党が緊急記者会見 | 茂木淳一 | 12月22日 |
28 | 異次元獣との戦いを振り返り 今後の異次元獣対策を考える |
2015年1月15日 | |
29 | あなたの街のフシギ探訪 | 1月19日 | |
30 | またも怪事件 カスタネットがオフィスに! | 2月 3日 | |
43 | 名古屋城 金のしゃちほこがくつ下に | 6月15日 | |
44 | くつ下に異変 転ぶ人が続出 | 森田まりこ | 6月30日 |
53 | 愛媛のみかん農家に大打撃 | 10月19日 | |
55 | めしドキ♡おじゃまし隊 | 茂木淳一 | 11月10日 |
56 | またも怪事件!丸いものがちょうちんに! | 森田まりこ | 11月16日 |
57 | 乗用車がリヤカーに?交番のランプがちょうちんに?川の水がとんこつスープに? | 茂木淳一 | 11月25日 |
58 | “天馬係長”すべての写真に写り込む | 2016年2月1日 | |
59 | 被害拡大!写真の顔が“天馬係長”に | 森田まりこ | 2月9日 |
60 | カメラによる怪現象!モノがとまる | 茂木淳一 | 2月15日 |
61 | またもや怪事件!写真を撮ると人が止まる | 2月22日 | |
62 | 異次元獣の影響?写真撮影で動物や電車が止まる | 2月24日 | |
63 | 全国でスイーツがソース味に | 5月9日 | |
64 | 全国で円形ものの上に“キャベツ” | 5月16日 | |
65 | またもや怪事件!剣道の竹刀が…!? | 5月23日 | |
66 | 異次元獣の影響か!?ひっくり返り事件多発 | 森田まりこ | 5月30日 |
67 | ナゾのちょんまげ虫 大発生 | 芝木淳一 | 6月22日 |
68 | まりこのトレンドなう(頭にちょんまげがつく) | 森田まりこ | 6月27日 |
69 | スポーツ施設で怪現象つづく | 茂木淳一 | 7月4日 |
70 | 特集 人気急上昇!正体不明のアイドル | 7月6日 | |
71 | めしドキ♡おじゃまし隊(犬とご主人の立場が逆転する) | 9月12日 | |
72 | 下剋上で人とモノの立場が逆転! | 森田まりこ | 9月21日 |
73 | 徹底検証!うぎろうの黒い過去!! | 茂木淳一 | 9月26日 |
74 | 異次元獣の影響か 各地で争いあいつぐ | 9月27日 | |
75 | 超次元帝国のファン急増&ぱぺらぴ子ちゃんファンの行動エスカレート | 10月24日 | |
76 | 笑いの通じない大阪人が急増!? | 森田まりこ | 11月8日 |
77 | 緊急リポート!魚屋で信じられないできごとが!! | 茂木淳一 | 11月14日 |
78 | バッグをひったくられる さらに怪現象が!? | 11月22日 | |
79 | 異次元獣の影響か?人々が悲劇のヒロイン化 | 12月5日 | |
80 | 異次元獣の影響か?人生に絶望する人々が続出! | 森田まりこ | 12月12日 |
81 | 異次元獣の影響?またもや怪奇現象発生 全国できりたんぽ列車大量発生! | 茂木淳一 | 2017年1月16日 |
82 | めしドキ♡おじゃまし隊(女性の顔が白塗りになる) | 2月6日 | |
83 | 異次元獣の影響か!?新たな怪現象発生!両親がなまはげに変身? | 2月14日 |
特別編など
どちゃもん研究会 DRS
- 場所:第5やたがらす丸 ブリーフィングルーム
- 司会:オリエンタルラジオ
- 2014年度
曜 タイトル てれび戦士 どちゃもんゲスト 放送日 月 どちゃもんのカラダ大研究 赤崎月香、桐畑カレン、小西憧弥、笹原尚季、杉本瑛 かさぽんたす(徳島) 2014年10月 6日火 どちゃもんのパワー大研究 齋藤茉日、笹原尚季、瀧澤翼、林武尊、原田明莉 かざまのおど(青森) 10月 7日水 どちゃもん性格診断テスト
茶の間戦士のお悩みどちゃもんが解決
茶の間戦士からぷうかへの質問赤崎月香、飯島緋梨、小西憧弥、杉本瑛、辻村晃佑 とちぼるた(栃木)、ぷうか(広島) 10月 8日
- 2015年度
曜 タイトル てれび戦士 どちゃもんゲスト 放送日 火 どちゃもんの名言を研究、どちゃもん性格診断 飯島緋梨、小澤竜心、桐畑カレン、小西憧弥、辻村晃佑、原田明莉 2015年 7月14日水 どちゃもんのカラダを研究、どちゃもんに直撃取材 ぴぱざえもん(長崎)、くろはやとん(鹿児島) 7月15日
どちゃもん目撃情報
どちゃもん研究会の中で、この時点で未登場だったどちゃもんの目撃情報を、視聴者から投稿された絵という形で大野課長の描いた絵も交えて紹介した。
どちゃもんへのお悩み相談
どちゃもん診断テストと併せて行われたコーナー。視聴者から寄せられた悩み事にゲストのとちぼるたとぷうかが回答したほか、他のどちゃもんからの回答も紹介された。
- 放送日:2014年10月8日
- 司会:大野拓朗、虎南有香
- どちゃもんゲスト:とちぼるた(栃木)、ぷうか(広島)
47都道府県全制覇記念・どちゃ王決定戦
大野課長の判断で開催された、てれび戦士のどちゃもんに関する知識を競う大会。19日は「どちゃもんカラダのひみつ」、20日は「どちゃもん特技のひみつ」としてどちゃもんをゲストに招いての予習会が行われ、21日にてれび戦士全員参加の○×クイズや声当てクイズ(勝ち残り式)でどちゃもんに関する知識を競った。
- 場所:第5やたがらす丸 ブリーフィングルーム
- 司会:オリエンタルラジオ
- 放送日:2016年12月19日 - 12月21日
- 参加てれび戦士
- 19日:林武尊、原田明莉、桐畑カレン、皆川寧々、久保みのり、辻晴仁
- 20日:瀧澤翼、小澤竜心、胡内奏芽、柿澤仁誠、飯島緋梨、稲垣芽生、黒川桃花
- どちゃもんゲスト:うめたろう(高知)、もさく(和歌山)
世界ねんどちゃもん遺産
「ニャンちゅうワールド放送局」からのスピンオフコーナー。おねんどお姉さんこと岡田ひとみが、紙粘土でどちゃもんのフィギュア(19日はかさぽんたす、20日はほやのん)を製作した。
茂木淳一のもぎたてワイド
リポーターの茂木淳一がMCを担当する情報番組。2015年度では、麿長官がこの番組に清掃課がゲスト出演するよう陰で糸を引き、ITAISENメンバーは視聴者として質問コーナーで清掃課の情報を聞き出した。2016年度ではITAISENメンバーがゲストとして第5やたがらす丸からの中継で出演し、これまでの異次元獣との戦いやオモイデ界などについて紹介した。また、飛永が番組内で紹介されたぱぺらぴ子のファンの一人として、本人役でも出演している(清掃課の飛永とは別人という設定)。また、茂木が司会のもぎ訓練が行われた。
- 放送日:2015年7月16日、2016年7月14日
- 司会:茂木淳一
- ゲスト(2015年度):超次元帝国清掃課(松永天馬、大水洋介、飛永翼)
- 第5やたがらす丸:大野拓朗、虎南有香、飯島緋梨、小澤竜心、辻村晃佑、原田明莉
第66回紅白フタ合戦
NHK紅白歌合戦のジャックを目論む清掃課を欺くためにITAISENが仕組んだ偽番組。固く締まったジャムの瓶の蓋を開ける競技でITAISENと清掃課が対戦した。
- 放送日:2015年12月30日
- 司会:森田まりこ
- ゲスト:超次元帝国清掃課(松永天馬、大水洋介、飛永翼)
- ITAISEN:大野拓朗、虎南有香、てれび戦士、蝶野正洋
天才てれびくんYOU
あらすじ
2017年度
- シーズン1
- 新番組「天才てれびくんY」の放送中に突然物が腐る事件が発生。スタジオに現れた立花団長はそこに出演していた少年少女「てれび戦士」をスカウトして番組名を「天才てれびくんYOU」に変えると宣言、原因となるもじ魔獣に立ち向かい、ふてくさーるを元の姿に戻すことに成功した。
- シーズン2
- オンリー・ロンリー・ローリーは愛のミュージシャンとなる。突如新たな闇のもじ守、銀沢アイスかずこが現れ、れいかをもじ魔獣に変えてしまう。守守団はれいかが大事にしていた言葉を教えたすべるーかすを仲間にし、見事れいかを元の姿に戻したのであった。
- シーズン3
- 新たな敵、シロッキークロッキーが汚のもじ魔獣の話でもじレンジャーを利用し、ほわないとをもじ魔獣に変えてしまった。シロッキークロッキーの狡賢い言動をかいくぐり見事、ほわないとを含むもじレンジャー4人を救い出した。
- シーズン4
- 守守団のもとに団長の祖父、遊蔵が帰ってくる。団長がまえたを助けに22年前にタイムスリップしたところ、父、勇の最期の瞬間を目撃。そしてなまえんじぇるをもじ魔獣から元の姿に戻すと、謎の仮面男・ドクターがついに姿を現すのであった。
2018年度
- シーズン1
- もじ魔獣との戦いが始まって1年の月日が経ち、人間を激しく憎む闇のもじもん達が活動を開始。自ら禍禍団と名乗って、人間の体を乗っ取り最強のもじ魔獣を生み出すシステムを完成させて人類滅亡を企んでいた。新たな敵を前にした守守団は闇のもじもんの一体であるぐれんちがもじ魔獣となってその力により、解散寸前に追い込まれてしまう。しかしその危機を乗り越え、ぐれんちの依り代だったプロレスラー・朋橋弘至と共に、ぐれんちを元の姿に戻し、世界を救ったのであった。
- シーズン2
- 立花団長は禍禍団によって捕らえられた勇を救出するも、実は黒うさぎが化けた偽者だった。さらにまにーごーるどがもじ魔獣に変異し、その力で守守団は本部を買収され、追い出されるという最大のピンチを迎えてしまう。まにーごーるどの依り代だったモデル・高橋メアリーと共に本部を奪還し、まにーごーるどを元の姿に戻すと同時に、ドクターが自ら仮面を脱ぐと、その素顔は団長の父、勇であった。
- シーズン3
- 守守団はまねしんぼうとぎらみーを仲間にし、真実の鏡を完成させることに成功。禍禍団のリーダー、ドクターがついに真の姿を現した。その正体は魔のもじもん・までぃえす。までぃえすは団長の父、勇の体を使い自らもじ魔獣化、そして勇の意識を操り守守団を追い詰めていく。そして決戦の日、守守団は辛くも勝利をおさめ、までぃえすを撃退。無事に勇を救出したのであった。
- シーズン4
- ついに禍禍団の首領である力のもじもん・どみねすとろんぐが活動を開始。守守団はどみねすとろんぐに対抗するために、力封じの筆を求め、それに必要な3本の筆を持つ伝説の三ゆう士の試練に挑み、いさましうす、あそびっくりんの試練に成功するが、最後のとぅーもんの試練に失敗し、力封じの筆を完成させることができなかった。そんな中、どみねすとろんぐのもじ魔獣化に利用されたまでぃえすからどみねすとろんぐの哀しき過去を知り、石板に隠された暗号を解読して裕之心とどみねすとろんぐは親友同士であったことを知る。そしてかつて守守団の敵であった、ぐれんち、まにーごーるど、までぃえすと共に最終決戦に挑み、ついに勝利。どみねすとろんぐをもじ魔獣から元の姿に戻し、2年間に渡る禍禍団との戦いに終止符が打たれた。
2019年度
- シーズン1
- 禍禍団との戦いを終えて平和を取り戻した守守団はもじもんよろず相談所を始めた。そんな中、もじもんの能力が暴走するもじ化け現象を引き起こす新たな敵、モジール王子が現れた。モジール王子はもゆるをもじ化けさせてモジゲンレコードに閉じ込めたが、その後もゆるが偶発的に小島主任型ロボットのコアに入り込み「モジルスーツ」というメカが完成、モジール王子はその「発表会」を企画。守守団は発表会に乗り込み、モジルスーツを撃破してもゆるの奪還に成功した。
- シーズン2
- 守守団の前にモジール王子の妹、カキトリーヌ王女が現れる。大悟研究員に保護されたタコプーこそがカキトリーヌ王女だったのだ。カキトリーヌ王女は兄の暴走を止めるため、守守団に協力を依頼してきたらしい。一方モジール王子はからくりこんをもじ化けさせて新たなモジルスーツを生み出し、再び戦いを挑んでくる。守守団は全国の茶の間戦士と共に勝利をおさめ、からくりこんを奪還したのであった。
- シーズン3
- モジルスーツ2号の敗北や、小島主任に振られたことで自暴自棄になったモジール王子はモジゲンレコードの闇のオーラを浴びて凶悪化。それによりオンくんはモジール王子の元から離反し、苦悩の末に自ら初期化することを決意した。そしてモジール王子はいきるーとをもじ化けさせて完成させたモジルスーツ3号を使い、生き物の生気を吸い取っていく。そんな中、守守団は三度に渡るモジルスーツとの戦いに勝利し、いきるーとを救出することに成功。一方、モジルスーツ3号から放出した闇のオーラの影響でモジール王子が消滅したことを守守団は知る由もなかった…。
- 最終章
- モジール王子の消滅によって漢字と人間を激しく憎むようになったオンくんはモジゲンレコードの闇のオーラを浴びて「怨君」に変異し、全てのもじもんがバケピタンの通用しない特殊なもじ化けを発症。そんな中、カキトリーヌ王女がいきるーとによって辛うじて救われ、抜け殻状態となったモジール王子を連れてくる。ごっどまーまから与えられた愛の毒でカキトリーヌ王女と入れ替わる形でモジール王子が復活し、怨君を止めるために守守団への協力を約束。もじもんが完全消滅し漢字の概念がなくなる中、遊蔵から「怨君はどみねすとろんぐのもじ魔獣に似ている」という手紙が届き、再び力封じの筆を集めに行く。守守団はモジール王子と協力して勇気の筆、遊び心の筆、友情の筆を手に入れ、ついに力封じの筆が完成。守守団とモジール王子が力を合わせもじもんと世界とオンくんを救うために怨君との最終決戦に挑み勝利する。
- 戦い後、オンくんは自動消滅プログラムで感情を暴走させる闇のオーラを道連れにマイクロチップを残して消滅。その後カキトリーヌ王女も目を覚ましモジゲンレコードを再封印し、怨君を倒したことで消滅していたもじもんを含む全てのもじもんが復活。また、残されたマイクロチップを元にモジール王子はオン君2号を作り上げ記憶をそのままに復活。すべてを元に戻すことができた。そして立花団長は修行の旅へ出発し3年間に渡る守守団の物語は幕を閉じた。
用語解説
守守団
古くからもじもんと共に生きてきた「もじ守」の子孫と、その仲間たちによる秘密組織。本部は団長が経営している「立花書道教室」の地下に存在し、建物正面に置かれた自動販売機が秘密の出入り口になっている。スローガンは「友情、勇気、遊び心、そしてWith With YOU!」。
第50週ではマニマニランドCEOシイ飯尾によって本部を買収され、立ち退きを余儀なくされたため、第51週では高橋メアリーの家を借りて「仮本部」を設営していた。
人物
- 団長 - 立花裕大(夢の中:さかなクン)(幼少期:鴇田蒼太郎)
- 25→26→27歳。48代目のもじ守で、祖父から守守団を受け継ぎ団長に就任。普段は「立花書道教室」で新米先生をしている書道家でもあるが、実は文字を書くのが下手で皆には内緒にしていた。
- 責任感が強く、もじもんに対しては常に真摯に接する一方、もじ魔獣やもじ化け、洗脳の影響を受けやすい(「腐」の字の影響で心が腐るなど)などメンタル的には未熟といった欠点もあるが、土壇場で解決策を思いつくなど勝負強い面も見られる。また、書道教室の経営はあまりうまくいってないにも関わらず、小島主任が様々なメカを開発するなど予算に心痛めることも多い。
- また、通常週のミッションロケでもタコ釣りやフラフープ、山ご飯作り、手押し車、カバディのミッションに参加したりするなど自らミッションに挑戦することも多い。
- 小島主任とは幼馴染として仲は良いものの、余計な一言を言ってしまうなど女心には鈍感。
- 幼少の頃から「父(勇)は亡くなった」と聞かされており、時の砂時計を使って22年前に行った際には父親が石にされる瞬間を目撃しショックを受け1人で抱え込むなど父に対しては人一倍思いが強い中、「禍禍団のドクター」となった父と対峙。激闘の末、勇を正気に戻す事に成功する。
- 2019年度からは新たに「もじもんよろず相談所」を設立。その過程でもじ化けを知り対処、そしてモジール王子との対決や世界を守る事を目指していく。
- モジール王子に「怨君を必ず取り戻す」と宣言し、力封じの筆で世界消滅は防いだものの、怨君ともじもんたちを自力で救えなかったことの責任を取り団長を辞めることを決意。が、モジール王子とカキトリーヌ王女によってオンくんももじもんも復活し建前上は翻意するが、フィナーレに喜ぶてれび戦士に気づかれぬよう小島主任に見送られ放浪の修行の旅へと出かけた。
- なお、2017年度に「両親は亡くなった」と発言しているが、母親の安否は最後まで不明のままだった。
- 開発主任 - 小島梨里杏(幼少期:川瀬翠子)
- 天才的な発明家で、立花団長の幼馴染。24→25→26歳。もじもんを発見するためのアイテムや、敵と戦うための装備を開発する。幼少期から立花団長が壊してしまったポケベルを修理するなどり腕は確かだが、失敗して爆発させてしまう事も多い。真面目で研究熱心であり、様々な装置を短時間で開発するが、予算に糸目をつけないため常に守守団は困窮状態である。
- 一方、幼少期は発明ばかりしていて友人と仲良くするのが苦手だったため立花団長が唯一の親友と呼べる状況だったが、後に「女子会」を通じてカキトリーヌ王女と、「発明仲間」としてモジール王子とも心を通わせていく。
- 普段は立花団長に対するツッコミ役も兼ねているが、なんだかんだいって仲は良好。立花団長ほどではないものの、もじ魔獣やもじ化けによる影響も少なからず受ける事がある(例としては暴言を吐くなど)。
- 西川貴教の大ファンであり、「マーヴェラス西川」のモデルにしている他、過労の時でも西川貴教のライブDVDを注文しただけで元気を取り戻している。
- 立花団長が守守団の団長を辞めてからは代わりに守守団をまとめあげている。
- 立花遊蔵 - 笹野高史
- 46代目のもじ守。立花団長の祖父で守守団の先代団長。70→71歳。蛸の飾りがついた丸眼鏡をかけており、離れた人にメッセージを伝える役割がある筆のような弓矢を持っている。
- 根は朗らかで、もじもんに詳しく、もじもんの知り合いも多い。解決策を授けたり、心が挫けそうになる立花団長に立ち直らせる言葉を与えるなど、祖父として、先代もじ守として立花団長を優しく見守る。一方、小島主任をアイドルに仕立て上げ金儲けをしたり、大事な決戦でダミーアイテムのコインチョコを流した上食べようとするなどどこか抜けている面もある。
- 禍禍団の事件解決後は改めて一線を離れ悠々と生活していたが、偶然タコ(後述のタコプー)を釣って本部に渡した事が新たな事件の引き金となる。
- マーヴェラス西川 - 西川貴教
- 小島主任によって開発された、西川貴教そっくりの姿の茶の間戦士トレーニングロボット。キレキレの歌とパフォーマンスで「トレーニングライブ」を行い、茶の間戦士を訓練する。走力は100mを2.58秒で走る俊足の持ち主。胸の守守団マークからは皆をハッピーにするマーヴェラスキャノンを発射するが、何が起こるかは本人にもわからないらしい。彼のマイクは茶の間戦士の海鮮隊にバッテリーを授けるのに使うほか、ティッシュペーパーがしっとりする機能もある。第20週ではぐりんきゅあらを癒すため急遽助っ人として参戦、11月8日放送回では故障で白煙を吹いたため急遽小島主任からメンテナンスを受けていた。トレーニングが好きで、にくそんとはライバル関係。第51週ではシイ飯尾に本部を買収されたため、倉庫でトレーニングを行うことになった。
- 2020年2月17日~20日に放送された『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』でもゲストとして出演している。
- ノブ研究員 - ノブ(千鳥)
- 岡山・桃太郎大学出身。もじもんの歴史に詳しく、昔の書物を読むのが得意。趣味は、「クセの強い人」を観察すること。本部内での活動が中心だが、回によっては『Let's』のアンドロイドのようにロケに参加することがある。
- 大悟研究員 - 大悟(千鳥)
- ノブ研究員とは岡山・桃太郎大学からの付き合い。もじもんの生態、能力に詳しい。寝坊が多いのが玉にキズ。
- タコプーの育ての親でもある。そのため人間態で現れた彼女には「恩人」と呼ばれていた。
- 立花勇 - 堀部圭亮(魔女形態時:東理紗)
- 47代目のもじ守。立花団長の父で遊蔵の息子。当初本名は不明だったが、2018年度公式サイトでフルネームが判明した[2]。享年26→48→49歳。
- 生真面目な性格でであり、遊蔵と稽古をするなどもじ守の活動に熱心な一方、生真面目が行き過ぎて無茶な発言をしてしまう事も多い。また、目的に忠実であり、そのためには自分の命を投げ出す覚悟もある。嫌いな食べ物はニンジン[注 15]。
- 立花団長が22年前にタイムスリップした際に、「力」のもじもん・どみねすとろんぐを封印した際相打ちの形で石化された所を目撃し、その後手紙によって禍禍団に捕らわれている形で存命していることが判明。立花団長と再会を果たし守守団に匿ってもらうが、実際は兎を化けさせた偽物であり、団長のもじ守の筆を曲げて使えなくするために禍禍団が仕組んだ罠だったことが判明する。
- 禍禍団では「ドクター」として親玉を担っていたが、まにーごーるどのもじ魔獣戦後、作戦本部の通信に割り込み正体を明かし、立花団長との親子対決であることを明かす。だが、実際はもじ魔獣となったまでぃえすに憑依されていることが発覚。一旦はまでぃえすが分離しアジトから出ようとするも守守団を裏切る形で再び離脱するが、真の目的は「人ともじもん達を繋ぐ架け橋」になるために敢えて禍禍団の軍門に下っていた。さらに、までぃえすに操られており、「真の悪」と呼ばれる何者かに飲み込まれかかっていることが発覚する。
- までぃえすのもじ魔獣戦では立花団長率いる守守団と茶の間戦士を苦しめ、最後は立花団長に接近してもじ守の筆の発動を防ごうとするが、までぃえすのもじ魔獣が浄化されたことにより洗脳が解け、本当の再会を果たした。
- その後は守守団及び立花団長とは少し距離を置きつつも別行動を取っており、もじ魔獣対策の情報を与えたり、体を張っててれび戦士を守るなどサポートしている。
- 立花裕之心 - (演:立花裕大)
- 立花家の38代目のもじ守で、その容貌は立花団長に生き写し。かつて力封じの筆を使ってどみねすとろんぐを封じている。石板に隠された暗号を解読した結果、どみねすとろんぐが大祀と晃によってもじ魔獣に変えられる前はどみねすとろんぐと親友同士だったことが判明した。
- タコプー/カキトリーヌ・テン=カクスー・ハライトメーノ (声:(タコプー)、演:(カキトリーヌ)- 雨宮天)
- 遊蔵が釣り上げたタコ。飼うために選んだ大悟研究員が飼い主になっている。もじ化け発生後、突然モジゲン空間に行くよう指示を出したり、後述のタコイカダの設計図を残すように伝えるなどもじ守の筆同様謎の面が多かったが、その正体はモジゲン空間の住人で王女、そしてモジール王子の実の妹。おそれっくすを使って博物館の学芸員に扮し守守団を試した直後、正体を明かし兄の暴走を止めるよう頼んだ上で、陰で守守団を支援した。
- 兄とは逆に漢字ともじもんが大好きだが、それ故にしばしば周りの者を振り回し、立花団長を頼りなく思って勝手に新しい守守団団長を選ぼうとてれび戦士を巻き込みオーディションを開いたりもしたが、次第に団長の真の力=周りを思いやる優しさを認めるようになった。また、なぜか好物のイカを食べてしまうとタコの姿になってしまう。また、月曜ラストコーナー『今週もいい漢字』では毎回その週のメインとなったもじもん達と共に漢字の由来を教える解説役を務めている。なお、当初はタコプーの姿だったが、シーズン2のらっかすたーの解説以降は本来の姿で解説を行うこともある。
- 小島主任と共同でいきいきプログラム弱体化薬「いきるんるん」を開発し、モジルスーツ3号の撃破に貢献した。しかし、モジール王子とオンくんを救うため、ごっどまーまから受け取った「愛の毒」を飲んでモジール王子と入れ替わる形で倒れてしまう。その後は守守団本部で保護されていたが、最終決戦後に毒の効果が抜けたことで復活。モジゲンレコードを再封印し全てに終止符を打った。
装備・アイテム
- もじ守の筆
- 立花団長が所持している巨大な筆でもじ守の一族だけが扱える。柄の先端にもじもんが持つ「通汁の珠」をセットし、「×」「○」の順に描いてモジゲン空間の入り口を開くカギとなるほか、もじもんの召還や言霊に力を送ってもじ魔獣の浄化などができる。
- もじ守の小筆
- 守守ゴーグルと同じく魔獣との決戦に使うアイテム。もじ守の筆を基に一般人にも使えるようダウンサイジングした片手サイズの筆で、決戦で呼んだもじもんを再度召喚して戦わせることができる、茶の間戦士から送られた回復アイテムでもじもんを回復させるなどの機能がある。また、通信機も兼ねており本部に映像ごと通信ができる。2019年度シーズン2以降からは小島主任専用のもじ守の小筆(てれび戦士用はオレンジだがこちらはピンク色)が登場した。
- 守守ゴーグル
- もじ魔獣との決戦に使うVRゴーグル型の装備で、現場に出動したてれび戦士がもじ守の小筆と共に使用する。
- コトバパット
- 2017年度のもじ魔獣戦で、もじ魔獣にされたもじもんの浄化の鍵となる「大事な言葉」を捜索するのに使うタブレット型の装置。捜索現場の光景を映した1分間の「コトバレーダータイム」の間に茶の間戦士が大まかに割り出した現場の物品に、現場のてれび戦士がこれをかざすと物品に篭もった言葉を音声で聞くことができ、そこからもじもんが大切にしている言葉を探し出す。
- 海鮮隊
- モジゲン空間探索用のメカ。たこ8号、かつお号(土佐弁で喋る)、かに号(子供っぽい口調)、くらげ号(女性口調)の4種類で構成されており、木曜日の生放送ミッションで登場する。たこ8号はてれび戦士が守守団本部から遠隔操作するタコ型のロボット。かに号・くらげ号・かつお号はテレビのリモコンを使って遠隔操作する茶の間戦士専用のロボットで、週ごとにランダムで選ばれる。モジゲン空間の探索のほか、もじ魔獣戦、モジルスーツ戦ではリモコンの操作によって言霊を強化する、もじもんをモジルスーツから脱出させる「力玉」を生成し、現場に送信する役割も担う。
- ミニ8号
- ぐれんちのもじ魔獣戦で初投入されたたこ8号の小型版。ラジコン操作で動きもじ魔獣の心の中に入ることが出来る。また、「心の壁」の破壊にも使われる。
- タコイカダ
- 2019年度の生放送で初登場したモジゲン空間移動船で、モジゲン遺跡に入る際に使用する。たこプーが残した設計図を元に小島主任が開発した。守守団本部の地下倉庫にあり、本体に守守団メンバー、後ろの輸送エリアにもじ化けしたもじもんを乗せて移動する。
- 通汁
- モジゲン空間の入り口を開くために必要な物。緑色の液体が入った珠の形をしており、各週で守守団を認めて一同を試すべくもじもんから与えられる。また、バケピタンの材料が入った箱を開ける際にも使われる。
- 信汁
- もじもんとの信頼の証である虹色の液体。2017年・2018年度の生放送ではこれを制限時間までに100%集めればもじもんを仲間にすることができる。
- 封汁
- もじ魔獣に変異したどみねすとろんぐを封じるのに必要な赤い液体。外見は通汁の珠の色違い。勇はどみねすとろんぐの浄化に失敗した際はこれを使う覚悟を決めていたが、浄化に成功したため使われることはなかった。
- 力封じの筆
- かつて裕之心が大祀と晃によってもじ魔獣に変異させられたどみねすとろんぐを元に戻すために使った筆。いさましうすが持つ勇気の筆、とぅーもんが持つ友情の筆、あそびっくりんが持つ遊び心の筆が合わさると完成する。2018年度では友情の筆を手に入れられず決戦で使わなかったが、2019年度では怨君の暴走ともじもんの消滅がどみねすとろんぐのもじ魔獣化に酷似していると気づかれた遊蔵の手紙から一同と王子は再び集めに回り、無事に力封じの筆を作るのに必要な3本の筆が揃い、復活の儀と茶の間戦士全員が送ったパワーによってによってついに完成した。しかし、その正体は立花団長と一体化して強大な力を発するものであり[注 16]、最終決戦では茶の間戦士全員の力を結集させた超力玉を作ることで巨大化して、怨君にとどめを刺した。
- 超漢水
- 上記の3本の筆が揃ったため力封じの筆復活の儀式を行うが、三ゆう士のもじ化けの悪化により失敗。三ゆう士を含む全てのもじもんの消滅の危機が迫る中、バケピタンも効かない状況下において唯一の対抗策はもじもんの漢字パワーを集め抽出することで三ゆう士を一時的に回復させる漢字エネルギー補給薬『チョイピタンD』を作ることで、その原料となるのが遊・友・勇にちなんだ名前の土地の天然水(山形県遊佐町の二ノ滝の水・和歌山県友ヶ島の井戸水・鹿児島県奄美大島の「勇」の字のつく名字の者が多く住む瀬戸内町ホノホシ海岸の海水)だった。「勇」、「友」、「遊」の3つのボトルに目的地の天然水を入れて72時間以内に3つ揃える必要があり、守守団とてれび戦士が全国を縦断して集めることに成功、無事にチョイピタンDを完成させて三ゆう士に送り、全員が回復して力封じの筆も無事完成、怨君との決戦に臨んだ。
- バケピタン
- もじ化けしたもじもんを元に戻すのに必要なエネルギー。もじもんごとにそのもじもんと関係のある異なる材料から作られる。決戦の際には何らかの方法で手に入れた箱に入っているバケピタンの珠(外見は通汁の珠の色違い)をもじ守の筆・小筆に取りつけて使用する。
調査員
毎回てれび戦士をサポートするメンバー。書道教室のOBたちで構成され、毎回ポケットが多くついた赤いベストと道着風のズボンを着用している。てれび戦士からは段位または級位で呼ばれる。2018年度には向井3段と菅3級の2人が新しく調査員メンバーに加入した。2019年度で後藤3段と福徳3段が抜け、代わって田渕6級が加入した。
- コカド8段 - コカドケンタロウ(ロッチ)
- 第4週から登場。調査員の中では小島4級に次いで登場回数が多い。
- 佐藤7段 - 佐藤哲夫(パンクブーブー)
- 最初に登場した調査員で、初登場時には月謝を滞納していることが判明した。
- 黒瀬6段 - 黒瀬純(パンクブーブー)
- 第3週から登場。
- 後藤3段 - 後藤淳平(ジャルジャル)
- 第5週で初登場し、2018年度まで登場。
- 向井3段 - 向井慧(パンサー)
- 第36週から登場。
- 福徳3段 - 福徳秀介(ジャルジャル)
- 第6週で初登場し、2018年度まで登場。
- 小島4級 - 小島よしお
- 第2週から登場。全調査員の中で最も登場回数が多い。調査員の中では意外と物知りであり、小島主任とも相性が良く、調査依頼されることもある。
- 菅3級 - 菅良太郎(パンサー)
- 第43週から登場。
- 田渕6級 - 田渕章裕 (インディアンス)
- 第57週から登場。木曜生放送のレポーターとしても登場することがあった。
てれび戦士
今作でのてれび戦士とは、もじ魔獣に対抗するために守守団にスカウトされた少年少女たちの事で、「Let's」同様各地で調整活動を行う。各てれび戦士は制服であるベストやジャケットを着用しているが、私服姿を見せることもある。なお、2018年度の新人メンバーは「なまえんじぇるのもじ魔獣戦」の直後、現れたドクターからの宣戦布告VTRの直後、団長からのメッセージを受けて新たにスカウトされたメンバーという設定になっている。第63週では友のもじもん・とぅーもんがゴリ押しで人間に姿を変えて御法川マサオと名乗り、一時的に加入することになった。
- 原田明莉(はらだ あかり)
- 2017年度。
- 小澤竜心(おざわ りゅうしん)
- 2017-2018年度。
- 黒川桃花(くろかわ ももか)
- 2017年度。
- 向鈴鳥(むかい すずと)
- 2017-2018年度。
- 皆川寧々(みなかわ ねね)
- 2017-2018年度。
- 久住健斗(くすみ けんと)
- 2017-2019年度。
- 玉城美海(たまき みゆう)
- 2017-2019年度。
- 稲垣芽生(いながき めい)
- 2017年度。
- 柿澤仁誠(かきざわ にま)
- 2017年度。
- 辻晴仁(つじ はると)
- 2017-2019年度。
- 堰沢結衣(せぎさわ ゆい)
- 2017-2019年度。
- 齋藤泰世(さいとう たいせい)
- 2017-2019年度。
- 船越夏子(ふなこし なつこ)
- 2017-2018年度。
- 佐々木ゆら(ささき ゆら)
- 2018-2019年度。
- 冨士原生(ふじは らいく)
- 2018-2019年度。
- 梅田芹奈(うめだ せりな)
- 2018-2019年度。
- ギュナイ滝美(ギュナイ らあら)
- 2018-2019年度。
- 御法川マサオ(みのりかわ マサオ)
- 演 - 森尾俐仁
- 2018年度第63週でとぅーもんのゴリ押しにより加入した、東京都立帝王大学付属中学校に通う中学2年生(14歳)[注 17]。真面目かつ礼儀正しいが、厳しい面もあり、向のギャグにダメ出しをする有様。正体は少年に化けたとぅーもんだったため、とぅーもんは自分の友達だと話すなどしてはぐらかしていたが、バーベキューの匂いだけは誤魔化せなかったようで、立花団長に気づかれていた。
- 岸蒼太(きし そうた)
- 2019年度。
- 小田菜乃葉(おだ なのは)
- 2019年度。
- 川岸釈天(かわぎし ときたか)
- 2019年度。
- 筧礼(かけひ れい)
- 2019年度。
週刊ニュース深追い
『Let's』時代同様、リポーターがもじ魔獣の被害を放送するニュース番組。時にリポーターの2人ももじ魔獣の被害に巻き込まれることも。一度禍禍団に乗っ取られてしまったが、守守団とあるくめですの活躍により復活することができた。
なお、本来は「天才てれびくんY」の司会(チャン)とレポーター(高田)という役割だった。
演じたチャンカワイは次回作「天才てれびくんhello,」でチャンエンジを演じている。
もじもん
古来より日本各地に生息する漢字の精霊で、各々が漢字にちなんだ外見と能力を持つ。かつては人間とも親しかったが、時代が下ると共に人前に姿を現さなくなっていった。闇の袋とじ紛失事件以後に起こった闇のもじ守及びもじ魔獣の脅威に対抗するため、守守団は彼らの協力を得ようとする。また闇のもじ守が「暗黒の歌」と「憎しみの心」でもじ魔獣を生み出すための素体でもあり、人間を激しく憎み、禍禍団の一員になった闇のもじもんもいる。
2018年10月25日よりキャラクターデザインを担当しているYKBXが描いたもじもんのキャラクター原画が公開された。
- モジゲン空間
- 全てのもじもんの故郷である世界で、広大な海の中央に、巨大な鉛筆が立ち並び一軒の寺院のような建物がある「鉛筆の島」が浮かぶ。
- もじ守の筆と通汁を使うことで書道教室上空に入り口が出現する。守守団は毎週、もじもんを仲間にするためにここに入ってもじもんからの試練に挑むことになる。第3シーズンからは、新たなエリアとして筆の穂先のような形状の巨岩が並び、その回にちなんだ漢字や文字がある「筆の島」が出てくるようになった。2018年度シーズン1から新たに海底のエリア、2018年9月からさらに時計を中心に針型の定規(一部の回では針のように定規が動く)や分度器、様々な学校用具などが混ざった「定規の島」が新しく登場した。2019年度では更に後述のモジゲン遺跡が登場した。
- モジゲン遺跡
- バケピタンの材料がある遺跡。入口・季節に応じて、桜が咲き乱れる「桜の間」、沢山の竹や門松、鹿威しがある「竹の間」に変わる内部、もじ化けを治す材料がある「宝の間」の3つに分かれている。また過去に封印されていたモジゲンレコードと字源の間はその一部だった。
- もじ化け
- 2019年度でもじもんに起きる現象。後にモジール王子の仕業と判明した。突然もじもんの体の一部にある漢字が本来ない漢字に変わってしまい[注 18]、その結果もじもんはバグ化した状態になり、もじてんは新旧合わせて説明が無茶苦茶になってしまう。さらに状況が悪化するともじもん達は自我を失い(自我を保ったままの場合もある)、人間に被害を及ぼす行為(「漢字と逆のことが起きるケース」「漢字の力が過剰となり行きすぎた状態になるケース」及びその両方)を起こしてしまうが、何の影響も及ばない場合もある。バケピタンがないと完治できないが、一時的にもじ化けを弱めて自我を戻したり、筆を使ってモジゲンレコードの漢字を元に戻して完治することは可能。
- 木曜生放送ではバケピタンを使っての完治を目指すが、失敗した場合はもじ化けしたままモジゲンレコードに閉じ込められてしまう。
- 怨君の場合は、バケピタンが通用しないため、怨君を倒さない限り完治しない。もじもんが完全に消滅してしまうとその漢字の概念(鏡・氷などの物質や事象など)もなくなってしまう。消滅したもじもんも怨君を倒さない限り復活しない。
もじ魔獣
もじもんが怪物化した姿。善良なもじもんが闇のもじ守によって変えられたり、人間と融合した闇のもじもんが憑依者の心の闇を吸収することでもじ魔獣化する。時間の経過で成長しながら甚大な被害を引き起こし、完全体になると世界は滅亡する。ただし、もじ魔獣が元のもじもんに戻ると被害の爪痕は消滅する。倒すためにはもじもんの力が必要となるため、通常の生放送では戦いに協力してもらうためにもじもんを仲間にする必要がある。
敵
闇のもじ守
守守団と対峙した4人の悪のもじ守たちで2017年度の敵対勢力。元々は何らかの負の感情や欲望を抱えた人間で、毎回、各々が何らかの形で入手した闇の袋とじの力を使い、「暗黒の歌」と「憎しみの心」でもじもんをもじ魔獣に変えてその力で世界を滅亡させようと企む。後に2017年度の闇のもじ守は禍禍団が送り込んできた刺客であり、全員がまでぃえすに利用されていた被害者だったと判明する。また、どみねすとろんぐをもじ魔獣に変えたのも闇のもじ守であることが判明した。
- オンリー・ロンリー・ローリー(演:ROLLY)
- 「天才てれびくんY」に乱入してきたミュージシャンで、最初の闇のもじ守。腐のもじもん・ふてくさーるをもじ魔獣にし、世界を腐らせようと企む。ソーリーという双子の弟(ROLLYとの二役)がいる。
- 純粋に音楽を愛するが、バンド仲間に裏切られて自身が作曲した曲を盗まれ、ネットで自分の曲を紹介するも、酷いコメントで滅多打ちにされ、全てを恨むようになった過去がある。
- ふてくさーるが元の姿に戻ったことで敗北。世界を腐らせる野望は打ち砕かれ、ふてくさーるから「自分と置かれた立場が似ている」ことを理由に同情する言葉をかけられ、自ら負けを認めて去っていった。その後、愛のミュージシャンとなって、愛の花を咲かせるようなすばらしい曲を作って地道にやっていくことになった。
- 銀沢アイスかずこ(演:黒沢かずこ(森三中))
- 氷のもじもん・れいかを誘拐した犯人で、2人目にして唯一の女性の闇のもじ守。
- 以前はフィギュアスケート選手で、その時の名前は金沢かずこ。大事な大会で流す曲のカセットテープを間違えて(本当は『白鳥の湖』だったが、リラックスのために聴いていた『スーダラ節』のテープをスタッフに渡してしまう)失格となってしまい、その後逃げるようにスケートを捨て失踪し、ナイトクラブのダンサー→アイスキャンディー屋→エステサロン→カラオケボックスのスタッフと転職を繰り返していた。だがことごとくうまくいかず自棄を起こしてれいかをもじ魔獣にし、世界を氷漬けにしようと企む。
- 一同を陥れるために高田の中継をジャックしてれいかのもじ魔獣が完全体になる日を予告したり、みずえのファンを自称して盗聴器入りの水瓶を渡し、れいかのみずえに対する負の感情を利用してもじ魔獣を巨大化させるという狡猾な面もある。
- れいかのもじ魔獣は完全体にして襲い掛かるが、もじもんと守守団の奮闘によりれいかが元の姿に戻ったことで敗北。世界を氷漬けにする野望を打ち砕かれたことで僻んでいたが、れいかに「凍りついた世界で独りぼっちのアイスショーをしても寂しいだけ」という指摘と夢が破れた事への同情の言葉をかけられると素直に去っていった。その後、ダンサーの朝日ダンスたいちと手を組み社交ダンスの道を歩む。
- シロッキークロッキー(演:くっきー(野性爆弾))
- 画家を名乗る3人目の闇のもじ守で本名は白木黒蔵。クリーニング店を営む克也という弟がいる。
- 当初は「『汚』のもじ魔獣に襲われた」と言ってそれに唯一対抗できるという白のレアもじもん「ほわないと」を仲間にするべく、ほわないとの召還に必要な「原色戦隊もじレンジャー」の3体のもじもん(『赤』のもじもん『れっどれお』、『青』のもじもん『ぶるーく』、『緑』のもじもん『ぐりんきゅあら』の3体)を探すことを依頼。風変わりな外見だが、毎回絵を描いててれび戦士にアドバイスをするなど表向きはいい人に見えた。しかしその真の目的はほわないとをもじ魔獣に変えてその力で世界中を真っ白にして人々を白けさせたり、人々の言葉を告白させたりし、世界中を真っ白に染めて母親の絵で埋め尽くすことであり、最初に彼が襲われたと言っていた『汚』のもじ魔獣の話はすべて立花団長と守守団全メンバーを騙すための真っ赤な嘘だった。
- 幼い頃から絵を描くことが大好きだったが自分の描く絵は周りに受け入れられず、母親(演:柴田理恵)だけが自分の絵のセンスの唯一の理解者であり、その母親が1年前に亡くなった事が暴走のきっかけである。
- また、もじレンジャーを白くさせ動きを封じる[注 19]、もじ魔獣化したほわないとを操ってモジゲン空間の入り口を消す、ほわないとの友人という立場につけ込んでかめんれおんを脅迫し立花団長のお宝を奪わせるなど狡賢い作戦が多い。
- 決戦では周囲を白黒にしてもじもんの攻撃を封じたり、アイテム送信を妨害などで優勢になるも、出張茶の間戦士の活躍で挽回されもじ魔獣が停止。復活させようとする前にほわないとを元に戻され敗北し泣き崩れたが、弟の克弥とほわないとの励ましで謝罪した。
- 夢見崎★(すたー)体育(演:岡崎体育)
- YouMEITube(名前の元ネタはYouTube)の『夢見崎チャンネル』で動画を配信している、4人目にして最後の闇のもじ守。熱海の旅館「湯加減よさ荘」を経営する湯加減よし子の息子で、本名は湯加減ほど吉。
- 『名』のもじもん・なまえんじぇるを「暗黒の歌」と「憎しみの心」でもじ魔獣化させ、人名や地名、名所など様々な「名前」を操る悪事を行って動画視聴者を増やしていたが、その真の目的は全世界で一番有名になるためである[注 20]。当初は遊び感覚でやっており、わざわざ事件の真相がわかる動画を投稿したり、もじもんをアジトではなく人目につく公園でもじ魔獣に変えるなどだったが、次第に自分の名言を名言集に載せなかったきのこのこに八つ当たりしたり、守守団を食った言動をし、さらに太陽を『暗陽(くらいよう)』に変えて人々を陰気にさせたり夢見崎自身の顔そっくりの『夢見崎SAN』に変えたり、立花団長ら多数の人物[注 21]の名前を消すことで記憶を奪うなどエスカレートしていった。
- かつてなまえんじぇるから「夢見崎★体育」の名前をもらっており、2ヵ月前に改名後も売れなかったことに対してなまえんじぇるに文句を言った後、何者かに闇の袋とじを送られなまえんじぇるをもじ魔獣化させるに至ったことが明らかにされる。
- 決戦でなまえんじぇるのもじ魔獣は完全体となり守守団と交戦。激闘の末なまえんじぇるが元の姿に戻ったことで敗北し、月江譲二、荒石みなみ、露鳩出仁郎ら有名人を誘拐していたことや惨めな敗北者という醜態を日本中に晒す形で有名になってしまった。敗北後には夢が破れて落ち込み、立花団長にも罵声を浴びせられ不貞腐れていたが、もじもん達の励ましを受け元気を取り戻した。しかし、突然までぃえすが乱入し、実は夢見崎を含む4人の闇のもじ守はいいように利用されていた被害者だったということが判明した。
- その後、名前を湯加減ほど吉に戻し、旅館の手伝いしながら「立派なYOUチューバーになる」と地道な努力をするようになった。
- 大祀、晃(演:天照)
- かつてどみねすとろんぐをもじ魔獣に変えた張本人である2人組の闇のもじ守。回想シーンでもじ魔獣を生み出す場面と裕之心に動きを止める札を貼られて倒れる場面のみの登場だったため、どのような経緯で闇落ちしたか、及びもじ魔獣を倒された後の去就については謎である。なお、最終決戦でどみねすとろんぐのもじ魔獣の心の中のにあった2人の映像を見たてれび戦士・向は「見るからに悪そう」と発言していた。
- 闇のもじ守によってもじ魔獣に変異させられたもじもん
- 関連用語や関係者
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- 闇の袋とじ
- 闇のもじ守が所持している袋とじ。表紙部分には「閲覧禁止」と書かれ、中にはもじ魔獣を生み出す方法が記されている。元々はもじてんに綴じられていたが、立花団長がもじてんを持ち出してうたた寝していた間に行方不明になってしまった。その後ローリーの手元に渡って彼の元から消えて以降行方が分からなくなっていたが、までぃえすの手によって夢見崎★体育の元へ郵送されていたことが判明する。その後、ゆらがとれじゃーのの羽の力を使い無事に回収して奪還に成功するが、までぃえすが「人の体を使い最強のもじ魔獣を生み出す新システムを完成させたため用済み」という理由で燃やしてしまう。
禍禍団
人間に牙をむく闇のもじもん達の組織で2018年度の敵対勢力。人間の体を乗っ取り、最強のもじ魔獣を生み出す新システムを完成させ人類を滅ぼし世界征服を企む。その後、もじ魔獣から浄化されたぐれんちとまにーごーるどは改心して離脱し、までぃえすも浄化されて一度は敗走した後に復帰するが、どみねすとろんぐをもじ魔獣化させた後に用済みとなる形で離脱し、残るどみねすとろんぐも浄化されて人間と和解したため、組織としては消滅した。
- 暴のもじもん・ぐれんち(声:高木渉)
- 守守団が最初に対峙した右手の姿をしたもじもん。名前の通り乱暴者だが情に厚い一面もある。かつては「暴れストリーム」と呼ばれる動画投稿サイトで「暴」に関する実況動画を投稿しており、「隠された悪事や危険を暴き出し人々を救うヒーロー」になるのが夢だった。しかし3年前にスピード違反を犯したトラック運転手の阿馬れる男(演:あばれる君)の暴走映像を投稿したこと[注 22]で阿馬れる男が勤めていた会社をクビになり、妻にも逃げられたとして彼に恨まれ、「お前は最低な横暴野郎だ!」と罵られたことで自暴自棄になり人間を憎むようになった。目撃した物をガラスや水面に映し出すことができ、秘密や外から見えない物を暴くこともできる。戦闘力も高く、三日三晩に渡ってらっかすたーと戦ったほか、鉄棒を曲げたり、朋橋の体を使って地割れを起こすこともできる。朋橋の体を乗っ取り、彼が持つプロレスの試合に負けた悔しさの感情を利用して五つ首のヒドラのような姿のもじ魔獣となり、その力で一時は守守団を解散寸前に追い込む力を見せた。サナギ化すると全世界の人々が自暴自棄になる暴徒と化す現象を起こし、その後完全体になる。守守団の活躍により元の姿に戻っても相変わらず怒っていたが、阿馬れる男からの「お前のおかげであの子供を殺さずにすんだ」との感謝と謝罪のビデオレターを見て離脱した。
- その後は「暴く能力」を活かし、守守団に匿われていた勇の偽物の正体を暴くのに一役買っている。
- 実は残のもじもん・きのこのこの元カレである。きのこのこが思い出作りのための写真撮影に夢中で自分を見てくれないことに嫌気がさして別れたが、その後もじ化けを発症したきのこのこを救うために守守団に協力を求めた。
- 金のもじもん・まにーごーるど(声:佐藤利奈)
- 禍禍団の紅一点で、守守団が2番目に対峙したもじもん。元来は優しく惚れっぽい性格だが、後述の事情から心が荒み強欲な拝金主義者と化していた。ぎんじょるの[注 23]に思いを寄せており、告白したつもりでいたが、ぎんじょるのが素直になれずちゃんと返事ができなかったため思いがすれ違ってしまう[注 24]。その後は人間の男性と交際を始めるが、金塊や金銭を生み出す能力をいいように利用されては捨てられることを繰り返した挙げ句、最後の彼氏となった将棋棋士の金田四五六にも、対局での強敵に勝つために賄賂を贈るよう頼まれたのを断ったことで「お前なんか金しか取り柄がないくせに」と罵られたのがとどめの一撃となり、人間を憎むようになった。運動神経が高く、何でも一位になれる。
- 高橋の体を乗っ取り、彼女が持つ「家族のためのお金が欲しい」という欲望を利用して3つの顔を持つ阿修羅のような姿のもじ魔獣となり、その力で富士山を金山に変え、ニュース深追いを乗っ取り、サナギ化してからは金に物を言わせ守守団本部を含めた土地を買収し、最後には食べ物やあらゆる物を金に変えてしまい動けなくさせた。決戦にて「これからもずっと一緒にいたい!大好きだ!」とのぎんじょるのの愛の告白を受けて号泣しながら元の姿に戻り、これまでの行いを謝罪した上で離脱した。
- 魔のもじもん・までぃえす(声:阪口周平)
- 禍禍団のリーダー・ドクターの正体である白衣とゴーグルをつけた黒猫の姿のもじもん。冷酷非道かつ極めて狡猾な性格だが、鯛焼きが好物というお茶目な一面もある。かつてほうほうほうしと共に、村で村人たちに魔法を披露して様々な恵みをもたらし楽しませていた。しかしある時制御役のほうほうほうしの不在中に子供たちに「大きな温泉を作ってほしい」と頼まれ、温泉を湧かせるが力が暴走して村を水没させてしまい、それによって村の大人たちから「悪魔」と罵られた上、頼み事をした子供たちからも大人たちに責められることを恐れて責任を押しつけられ、自身の良心ともいえる心石を捨てると同時に人間を激しく憎むようになった[注 25]。
- 勇の体を乗っ取って暗躍し、心が荒んだ人間に闇の袋とじを送りつけて闇のもじ守なる刺客に仕立てていたが、守守団の活躍で闇のもじ守となった4人が敗れた後、人間の負の感情を利用して最強のもじ魔獣を生み出すシステムを完成させて本格的に活動を開始。ぐれんちとまにーごーるどが離脱した後、仮面を脱いで素顔を見せた。ぎらみーとまねしんぼうの合体技「真実の鏡」で正体が暴かれると同時に勇の「レーサーになるという夢が叶わなかった」という負の感情を利用して自らもじ魔獣化し、僅か一週間でサナギ化。勇の意識を操り、ドクターの杖のダウンサイジング版の魔法の杖をばらまき、使った者の身近な人間を消滅させて守守団を圧倒した。決戦では目覚めの言葉「悪魔なんかじゃない」を突き止められて混乱し、最後の足掻きとして勇の体を使ってもじ守の筆の発動を防ごうとするも、間に合わず元の姿に戻されて敗北を喫した。
- その後も人間への憎しみと不信感は消えずその場から逃亡、禍禍団に復帰してからはどみねすとろんぐをもじ魔獣化させて再び人類を滅亡させようとするが、実はどみねすとろんぐに利用されただけであり、用済みにされる形で離脱。どみねすとろんぐの起こした竜巻で吹き飛ばされてボロボロになった所を守守団に助けられ、ぐれんちとまにーごーるどに引っ張られる形でどみねすとろんぐのもじ魔獣戦に協力した。その際は「人間を頼るのも意外に悪くない」と口にするなど、心の傷はだいぶ癒えた模様。
- 力のもじもん・どみねすとろんぐ(声:竹内良太)
- 禍禍団の首領である黒騎士の姿をしたもじもんで、肩に3本の矢が刺さっている(これは人間に騙され利用され続けた自分の愚かさを戒めるため)。性格は冷酷で尊大だが、元来は真面目で優しい心の持ち主だった。かつて人々に知力、体力、気力を与え、平和的に共存していたが、やがて人間たちの間で争いが起き、どみねすとろんぐはその力を人々に利用されては捨てられることを繰り返し、挙げ句の果てには争いの種として恐れられ、恨まれ嫌われるようになったことで人間を激しく憎むようになった。そんな折に立花家38代もじ守の裕之心と出会い、「力なんていらない。友達を助けるのは当然」という裕之心に心を開き、初めて良好な関係を築き上げることができた。しかし突如現れた大祀と晃によって紫色のスライムのような姿のもじ魔獣に変異させられ、裕之心が力封じの筆を使って元の姿に戻したが友情は崩壊。
- 22年前では立花家の跡継ぎ(=立花団長)が強大な力を秘めていると噂になり、それを心の底から恐れて幼かった頃の立花団長を誘拐し勇と対峙したが、決死の行動で相打ちとなって勇と共に封印されてしまった。
- 現代に至り、ぐれんちとまにーごーるどの手で封印が解かれ、までぃえすが敗走すると本格的に活動を開始。復帰したばかりのまでぃえすを利用して再びもじ魔獣となり、までぃえすを吹き飛ばした後、さらにはまでぃえすが制御下に置くために送り込んだ強大な魔力も通用しない強敵となる。
- 最終決戦で目覚めの言葉「心之友」を突き止められて元の姿に戻ると同時にずっと肩に刺さっていた矢も抜け、最後は守守団の魅力が伝わり、人間に対する憎しみを捨てて優しい心を取り戻した。
- その後2019年度では邪悪な力を感じて単身字源の間に乗り込むが、怨君の攻撃を受けバケピタンを与えても再発する特殊なもじ化けを発症し、最後は数体のもじもんと共に怨君の攻撃から立花団長たちを庇って完全に消滅。その後、怨君の消滅によって復活を遂げた。
- もじ魔獣化に利用された人物
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- ドクター(演:堀部圭亮)
- 禍禍団のリーダーである謎の仮面男。奇怪な形の長い杖を持っている。
- 挨拶代わりに遊蔵を強襲して負傷させ、守守団に完全な宣戦布告宣言。手始めに朋橋弘至と高橋メアリーの2人を拉致して闇のもじもんと融合させる。兎を勇の姿に変えて守守団へ送り込み立花団長の気持ちを踏みにじる他、仲間であるはずのぐれんちやまにーごーるどの失敗や離脱を嘲笑い、もじ魔獣がサナギ化したら分離した朋橋や高橋を道端に捨てるなど、敵味方関係なく他者を道具扱いする冷酷非情な面も伺える。一方、甘い物好きだったり[注 26]、守守団との料理勝負にぐれんちが負けた際には項垂れて言葉も出なくなるという純粋な一面を見せることもある。
- まにーごーるどのもじ魔獣戦にてついに自ら出陣し交戦。激闘の末まにーごーるどは元の姿に戻ったことで敗北。「後悔することになる」と言って逃走して行方をくらませた後、再び姿を見せると自ら仮面を脱ぎ、正体が立花勇であることを明かす。一方、以前仲間であったぐれんちとまにーごーるどに自分の詳細を守守団にバラされることを見越して口封じのため2体の自分の詳細に関する記憶を消していた。その後ぎらみーとまねしんぼうの合体技「真実の鏡」によって、正体は「魔のもじもん・までぃえすに憑依された立花勇」であることが判明した。
- 朋橋弘至(演:棚橋弘至)[3]
- 人気プロレスラー。既婚者かつ一児(長男)の父で、家族を大切にする優しい父親。もじ魔獣を生み出すための素体の1人としてまでぃえすに捕えられ、ぐれんちと融合させられてしまう。
- ぐれんちに自分の心の闇を全て吸収しきられた後もじ魔獣と分離し倒れていたところを守守団に保護。「負傷と試合の敗戦で落ち込んでいたところをまでぃえすにつけ込まれていた」ということを明かし、守守団と打ち解けた。しかし、その直後にパパラッチがその様子を撮影。「守守団が裏切った」というニュースが報道され困惑し落ち込んでしまうが、守守団とやさふぇるのフォローにで前向きになり、人々に対して真実を打ち明けたことで守守団の信頼を取り戻すことに成功、チャンピオンへ返り咲くことを決意する。
- ぐれんちのもじ魔獣戦には助っ人として協力し、護衛の覆面レスラーを率先して押さえつけ茶の間戦士たちを激励、まにーごーるどの妨害によって愛の電池が金に変えられた際には自ら「発電機つきトレーニングバイク 愛してます1号」を漕いで電池の代わりにエネルギーを送って攻撃の発動に一役買い、守守団の勝利に大きく貢献した。
- その後もぐれんちから「てれび戦士を鍛えてくれる先生」として紹介された他、プロレス仲間の真壁刀義と本間朋晃も登場している。
- 高橋メアリー(演:高橋メアリージュン)[3]
- ファッションモデル。エマ(演:丸重寧音)という名前の妹がいるほか、劇中では未登場だが母の存在も明かされている。
- 母の入院費や妹の絵の勉強代のために貧乏に耐えながら働いており、アルバイトに精を出す真面目な性格。もじ魔獣を生み出すための素体の1人としてまでぃえすに捕えられ、まにーごーるどと融合させられてしまう。
- サナギフォームになったもじ魔獣が分離したため意識を失い、守守団に保護される。もじ魔獣によって本部を失った守守団に家を貸す中で、交通整備のアルバイトの休憩中に金に困っていたところをまにーごーるどにつけ込まれていたことが明かした。そして「マニマニランド」のチラシを見てシイ飯尾が子供の頃に会った焼き芋屋の人ある[注 27]であることを思い出し、彼を説得して守守団本部の奪還に貢献した。
- もじ魔獣戦にも助っ人として仕事を抜け出して登場し、ぎんじょるのを「ヘタレもじもん」呼ばわりしたまでぃえすを一喝した上で、ぎんじょるのに対して叱咤激励したり、ぎんじょるのが不安になった際には優しく諭して『目覚めの言葉』をつかむきっかけを掴ませたり、力玉を送る際に協力してダンスを踊るなど、ぎんじょるののサポート役として守守団の勝利に大きく貢献した。その後、小島主任がまねしんぼうに見せた雑誌の表紙を飾る他、「立花団長 VS 小島主任」対決でも立花団長軍として参加した。
- 演じた高橋は次回作「天才てれびくんhello,」でメアリーエンジを演じている。
- 関連用語や関係者
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- 儀式の間
- 禍禍団がもじ魔獣を生み出す儀式を行う部屋。
- 策略の間
- 禍禍団が作戦会議を行う場所。中央にモニターがある。
モジゲン空間の住人
モジゲン空間のアジトで謎の装置を使いもじ化け現象を起こす2019年度の敵対勢力。「モジール王子チャンネル」→「モジールTV」といったチャンネル名で動画を投稿することがある。
- モジール王子(演:徳永ゆうき)
- タコ大王の息子。中国の王族風のような衣装で、謎の装置「モジゲンレコード」を用いて漢字を操り、「もじ化け」を引き起こした張本人。かなり能天気な性格で、明るく人懐っこい一方で極めて幼稚で自己中心的な享楽主義者。一人称は「ボクちん」だが、後述の凶悪化した際は「我輩」だった。オンくんから指摘されるまで自分が悪事をしていることに気づいていなかったが、構わず今回の騒ぎを楽しんでいた。その一方で研究熱心かつ高い技術力を持っており、8歳でオンくんを作成したという過去を持つ。また、小島主任が「もじ化けからもじもんを救おうとする守守団の一員で敵だ」とオンくんに言われても小島主任に近づこうとする恋に一途な面や、小島主任と似ても似つかない似顔絵を描いてしまうという絵が下手な面を見せることもあった。
- かつて人間界で漢字の修行をしていたが漢字の読み書きが大の苦手で、先生や周りの生徒に「漢字王子じゃなくて勘違い王子」とからかわれて傷つき、習字教室を飛び出してしまう。その後13歳の頃に演歌歌手のシュージ山本(演:エハラマサヒロ)に弟子入りして演歌歌手を志すが、オーディションで歌詞の漢字をことごとく読み間違えて落選、そこでシュージから「何が『漢字王子』だっ!?」となじられたことでトラウマを刺激されて逃げるように彼の下を去る。その後モジゲンレコードの封印を解いて(この時に既にモジゲンレコードの影響を受けていた模様)現在に至る。
- 小島主任との結婚式と意気込んだモジルスーツ2号が倒され小島主任に歪んだ思いを一蹴された後、慰めるための守守団の行動が裏目に出て怒り狂った所にモジゲンレコードから発せられた闇のオーラを浴びて凶悪化し、顔に黒い隈取りができて冷酷な性格に豹変(声質も変わっている)、「漢字ももじもんも人間も全て滅ぼしてやる」と宣言。親友であるはずのオンくんをもリセットしようとする。3度に渡るモジルスーツとの戦いに敗北したことにより、モジルスーツから放出された闇のオーラに包まれたことで初期化中のオンくんに助けを求めつつ消滅したかと思われたが、消滅する寸前にいきるーとに救助され何とか幽体離脱に留まる。そしてカキトリーヌ王女と入れ替わる形で復活し、様々な困難や勇気の試練を乗り越えて謝罪、怨君の暴走を止めるべく守守団側に協力を約束。小島主任と協力して新たな発明品を作るなど貢献し、最終決戦ではオンくんのマイクを使って歌と共に説得し怨君の弱体化に貢献した。
- 最終決戦後は残されたオンくんのマイクロチップを元に「オンくん2号」として作り直す形で蘇らせ、オンくんと共に今回の事態を改めて謝罪した。
- オンくん→怨君(声:キンタロー。、操演:菊池信二)
- モジール王子の友達のお手伝いロボット。赤いボディで人間体型のタコといった感じの外見。公式サイトによるとモジール王子が8歳の時に作った模様で彼との仲は良いらしいが、「人間に迷惑をかけている」という自分の指摘に耳を傾けず、懲りる様子もなく悪戯を続ける王子に憂いている様子が見られた。基本的に王子を咎めたり同情したりしていることが多いが、時には王子の態度に匙を投げることもあった。頭のアンテナはマイクになっていて、カラオケは1000点満点まで採点できる。元は壊れた冷蔵庫を改造して生まれた模様。
- モジール王子が凶悪化してからは自身がリセットされることを知って一旦モジール王子の元から離反する。守守団の仲間になるかどうか悩みつつ、自らの意思で初期化しようとするがモジール王子の消滅(実際は幽体離脱)により緊急停止した。その後モジール王子が消滅したことを知って漢字と人間に激しい憎しみを持つようになり、モジゲンレコードから発せられた闇のオーラを浴びて怨君に変異。モジール王子のことすら忘れ去り、全てのもじもんをまとめてもじ化けさせるなど強大な力で世界を破滅に追い込もうとする。
- 怨君としての姿はオンくんの頭部が上下2つに分かれた形で下顎に当たる部分にオンくんの名残の目と口が、上部には不気味な赤く光る目が2つあり、主に体の下部からコード状の触手が多数生え、本体から離れ浮遊する形で緑色の大きな2つの手と、多数のタンクかボンベ状のビットのような物がある。
- 最終決戦で闇のオーラの正体が感情を暴走させるものということが発覚。モジール王子の歌と説得でオンくんの心が戻りかけて弱体化した後、超力玉でパワーアップした力封じの筆で完全に正気に戻った(姿は怨君のままだった)。しかし、まだ残っていた感情を暴走させる闇のオーラを道連れにするため、自動消去プログラムでマイクロチップを残して自ら消滅した。
- その後、モジール王子によってマイクロチップを元に「オンくん2号」として復活。怨君化した際の記憶はなかったものの、迷惑をかけたことを謝った。
- モジルスーツの燃料となったもじもん
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- 火のもじもん・もゆる(声:國立幸)
- 小島主任へのラブレターをバカにされたことに怒ったモジール王子によってもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまう。その後字源の間を訪れたたんぐらあと出会い、そのことを伝えるように言った後、偶発的に小島主任型ロボットに吸い込まれモジルスーツ化。6月の決戦に勝利したことで無事に助け出された。
- 機のもじもん・からくりこん(声:阿部里果)
- 最強のモジルスーツを作ろうとしたモジール王子に目を付けられたことでもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまい、翌週にモジルスーツ化。10月の決戦に勝利したことで無事に助け出された。
- 生のもじもん・いきるーと(声:下山吉光)
- モジール王子を慰めるためいきるーとに扮したてれび戦士・生に(結果的に)騙されたことで怒ったモジール王子によってもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまい、一か月後にモジルスーツ化。12月の決戦に勝利したことで無事に助け出されると同時に、闇のオーラを放出した。
- 関連用語
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- 字源の間
- モジール王子たちのアジト。実はモジゲン遺跡の一部だった。
- モジゲンレコード
- 字源の間の中に厳重に封印されていた箱形の装置。起動させると天面のモニターにターゲットとなる漢字が映り、そこに専用の筆を用いて漢字に手を加えることにより、もじ化けを発生させる。逆に専用の筆で漢字を元に戻すことでもじ化けを治すことも可能。また、もじ化けさせられた後に守守団が救出できなかったもじもんたちはこの中に閉じ込められ、モジルスーツ戦ではモジール王子が使役、もしくはモジールコードの箱に閉じ込められる。実はモジゲン遺跡の一部で、モジール王子が封印を解いたことが発覚。最終決戦では大悟研究員とノブ研究員の調査により、モジール王子の凶悪化やオンくんの暴走の原因となった闇のオーラが負の感情を暴走させるものだったことが判明し、オンくんの自動消滅プログラムによって闇のオーラが消滅。カキトリーヌ王女によって再び封印された。
- 闇のオーラ
- 全ての元凶と言える負の感情をオーラ化させた物(その点から『Let's』の次元ホールに相当)。紫がかった霧のような見た目で、赤く鋭い目のようなものがついている。シーズン3では王子、最終章ではオンくんに取りつき狂暴化させた。最終的にカキトリーヌ王女によって再び封印されたが、その正体は最後まで不明だった。
- モジルスーツ
- もじ魔獣に代わる新たな脅威。モジール王子が制作したロボットのコアにもじ化けによってモジゲンレコードに閉じ込められたもじもんを取り込むことで誕生する。最初に完成したモジルスーツ1号は、本来は小島主任型ロボットとして製作する予定だったが、誤作動によりモジゲンレコードに閉じ込められたもゆるがコアに吸い込まれ、それをモジール王子が怒って叩いたことで偶発的に完成した。取り込まれたもじもんは燃料になっており、燃料が尽きるとそのもじもんが完全消滅する。救出するにはまずアンテナを破壊して、バケピタンを穴に入れてもじ化けを治した後に、「力玉」を使って脱出させなければならない。成功すると空っぽになったモジルスーツは消滅するが、モジルスーツ3号のみ消滅の際に闇のオーラを放出した。
- タココプター
- タコの形をした小型ドローンヘリのようなもので、毎回これを使ってもじ化け現象を見ることができる。
- タコ大王
- モジゲン空間に棲む謎の巨大タコ型生物で、モジール王子とカキトリーヌ王女の父。もじもんたちからは「タコ大王様」と呼ばれていて、主として崇拝されている。木曜の生放送で毎回もじもんを仲間にする木曜生放送の探索ミッションに乱入してはさまざまなお邪魔を行い、守守団を困惑させる。タイムリミットの午後6時52分(ただし、第49週ではこの代わりに警備員が集まってしまう午後6時54分にタイムリミットが変更された)になると眠りにつくために海から飛び出してきて、モジゲン空間からたこ8号と海鮮隊を追い出す。また、回によってはタコ大王を利用してミッションを進めるパターンも存在する。第86週ではタコ大王の人間態らしき人物が登場した[注 28]。
天才てれびくんhello,
概要
月曜 - 水曜の冒頭(第67回 - 第75回は「電空リサーチ」放送後の中盤)に放送。1話7分。ドラマパートに正式なタイトルはないが、番組説明では「電空物語」が使用されている。
時代設定は「ちょっと先の未来」であるが、第13回における現在は「2020年」である。ゲストをはじめ出演者に番組を卒業した元てれび戦士を含めた、過去作に出演した人物が多数いるのが特徴。
第13回 - 第18回は新型コロナウイルス感染対策により、テレビ電話にCGを合成した映像構成となっている。
『Let's』『YOU』と比べて他の番組コーナーとの関係性が薄くなったが、第79回(2021年2月15日)以降、あどミンとみやぞんの出演コーナーがドラマの展開に合わせて変更になっている[注 29]。また、第85回では「電空リサーチ」の一部回の映像が使用された。
第109回ではドラマに繋げる形でてれび戦士2021の楽曲「また明日」が初披露され、これ以降は毎週火曜日のエンディング曲として放映されている。なお、放送当日のゲームコーナーは休止し、「ソニアのおたより紹介コーナー」に差し替える形で時間調整した。
オープニングタイトル
てれび戦士と一緒に不思議な遊び場、電空をめぐる冒険に出かけるぞ!新しい出会いが待ってるよ!hello!
※月曜 - 水曜の通常回と2020年度1学期の木曜通常回
あらすじ
- 2020年度
- ちょっと先の未来。子供達だけが入れる仮想空間「電空」が壊れ、ログインできなくなってしまう。秘密基地「かくれガレージ」に集結した12人のてれび戦士がエンジ(エンジニア)のみやぞんと「電空」を取り戻すために奮闘する。
- 2021年度
- 消えたはずの子供達の楽園「電空」が復活した。電キャんぷベースに集められたてれび戦士達が、みやぞんエンジと共に電空の謎を解き明かす。
ストーリーの構成
ドラマ冒頭の「これまでのあらすじ」は主役のてれび戦士がナレーションを担当する。
- 2020年度
- 「ユウマ編」は電空の謎に迫るメインストーリー。2学期以降はそのまが準主役となるが「これまでのあらすじ」は悠真が担当している。重要回は『hello,』メイン構成の佐藤大が脚本を兼任する。
- 「デンリキ回収編」は悠真とそのま以外のてれび戦士1名を主役にしたストーリー。主役てれび戦士のデンリキの発現からあどミンによる回収までを1週3話で描く。
- 再放送の「一気見」は1日の放送で1週3話分を連続放送する。「ユウマ編」は初回放送順に編成されるが、「デンリキ回収編」は初回放送と異なる順番で編成されることがある。
- 2021年度
- 「電キャ,レベルアップ編」は主役のてれび戦士があどミンからデンリキを与えられ、自身の電キャにデンリキを吸収されるまでを1週3話で描く。
登場人物
※は元てれび戦士、○はてれび戦士以外の過去の天才てれびくんシリーズの出演者。
かくれガレージ・電キャんぷベース所有者
- みやぞんエンジ(演:みやぞん)
- 電空のエンジ。かくれガレージの所有者で、様々なアイテムを製作する発明家でもある。一人称は「私」または「僕」で、相手のことは「さん」付けで呼び、常に敬語で話す。発明品をてれび戦士に壊されてしまうこともよくあるが[注 30]、「壊れてもまた作り直せばいい」と考えているため、怒ることはない。
- 10年物の痔持ちらしく、第16回〜第18回ではあどミンに私物の「お尻に優しいクッション」を巨大化され、「謎の物体」としててれび戦士の間で騒ぎになった[注 31]。
- また、オカルトの類も苦手なようで、第35回では山荘の人々が消えていく事件を「神隠し」と表現した悠真の横で怯えていた。
- 第52回では自身の電キャがDOSに登場したことを怪しんだ悠真と共に桜川の元へ向かう。そこで桜川に「博士」と呼ばれたほか、第54回ではそのまに「お父さん」と呼ばれたが、みやぞんエンジ側に双方の記憶はなくその場では「人違い」として処理された。
- 第64回では眠っている間に電空のハカイシャにかくれガレージを襲撃されたが、騒ぎには全く気づいていなかった。第66回でシャッターの修理を終わらせた際、悠真から電話がかかってきたことに気づく。てれび戦士全員をかくれガレージに匿ったあと、眠っていたあどミンの足にスプレーを吹き掛けて起こした。
- 第80回で明かされた正体はみやぞの博士の電キャ[注 32]。しかしその事を語った直後あどミンに襲われ、そのまに自身のギターを託し、悠真たちを逃がして彼らの身代わりになって攻撃を喰らい消滅してしまう。
- 第85回では何故か復活していて、かくれガレージにワープしてきた悠真の前に現れた。
- 第90回ではあどミンにデンリキを授けるように頼むが断られてしまった。
- 第99回では昭和時代の文化にハマっていた。
- 第122回では空のリクエストでそのまが生み出した肉まん味の大福を全てそのま・空・麻理亜に食べられてしまった。第123回では大福を様々な味に変えてもらおうとするが、そのまは道場との対決の練習をしていたため結局デンリキを使ってもらえずじまいだった。
電空のAI
- あどミン(声:新谷真弓○)
- 電空の管理者である人工知能。電空と現実世界を電子機器の画面を介して自由に行き来できる。白を基調に赤・青・緑の体色で、長めの腕と格子模様でできたような大きな耳と尻尾があり、両足は青い電源マークの形をしている。初対面の際、ゆら・芹奈・生からそれぞれウサギ・ネズミ・コウモリに間違えられていた。「〜ぽよ」が口癖で一人称は「ボク」。
- てれび戦士から受け取ったデンリキのエネルギーや「電空リサーチ」コーナーでの経験データを食べて回収することで電空を少しずつ修復できる。特にデンリキのエネルギーを食べると電空の1エリアを丸ごと修復できる。データやエネルギーを食べる時は、赤・青・緑の縞模様の長い舌を伸ばし丸呑みする。逆に長い間何も食べないと疲れて眠ってしまい、一度寝てしまうとデンリキのエネルギーを与えない限り何をされても起きない。
- なお人間が食べている食べ物も一応食べることは可能だが、悠真が買ってきたカゲヤマ亭のジュエルシューを見た際には「そんな気分じゃない」、ソフトクリームのクリームの部分をたくさん食べても「お腹の足しにはならない」、ゆらからもらったチョコレートに対して「甘苦くておいしくない」と発言するなど、普通の食べ物(特に甘い物)は好みではない模様。しかし第25回で初めて食べた酢昆布は「食べると体が痺れるような感覚になる」といたく気に入り、デンリキに匹敵する好物になった。
- 第16回〜第18回ではみやぞんエンジの私物の「お尻に優しいクッション」を巨大化させ、「謎の物体」としててれび戦士の間で騒ぎを引き起こした。第18回で生と理音のギャグを認めたため、クッションを花火に変え炸裂させた。
- 第25回・第26回ではゆらにお菓子をもらったりプラネタリウムに連れていってもらい喜んでいた。しかしその理由がデンリキをもらうためと知り失望してしまう。最終的にソニアの言葉で改心したゆらに謝罪され、あどミン本人も「言い過ぎた」と反省した。
- 第35回では山荘の招待客の消失事件の犯人にいち早く気づいていた。
- 第38回では「そもそも今ここで喋っている芹奈は本物なのか」と芹奈とダブルの区別がついていないような発言をしたため、口論になってしまい芹奈にポンコツ扱いされ激怒。芹奈にてれび戦士クビを宣告してしまう。最終的に懸命に努力した芹奈を認めた。
- デンリキを食べるためなら手段を一切選ばない一面もあり、第40回では照太に「やりたいこと(バク太郎とのライブを成功させること)がある」と言われ一度はデンリキを食べることを踏み留まったが、照太はテレビ出演時に逐一デンリキを使っていたため、第41回ではついに我慢できなくなり照太を追いかけ回す。しかしそのせいで疲れてしまい第42回の冒頭まで寝ていた。みやぞんエンジに「照太さんは本当にこれで最後と言っていました」と言われたが、ついに業を煮やして照太の前に現れ猛スピードでデンリキを食べてしまった。この他にも、第71回では理音にデンリキの提供を断られた際に、むくれる態度を見せた。
- 第64回では何者かに酢昆布を食べられ憤慨していた矢先、電空のハカイシャの攻撃を喰らって足が黒くなり倒れてしまい、ゆらのスマホ内に匿われる。第66回では足を捻挫して眠っていた礼の夢の中に現れ、「自分を犠牲にすれば電空のハカイシャはもう追ってこない」と告げる。最終的にてれび戦士たちがかくれガレージに帰還した際、みやぞんエンジによって足にスプレーを吹き掛けられたことにより足の色が青に戻り目覚めた。
- 第67回では電空のハカイシャの仮面で洗脳されたてれび戦士たちから命を狙われてしまう。最後っ屁として生がデンリキを発動させた際には彼と入れ替わり、周囲を混乱させて動きを止めることに成功した。
- 第70回~第72回では理音のデンリキを美味しく食べるために謎を仕組んでいた。
- 第79回ではてれび戦士たちが安全ブレーカーを再起動させた際、激しく苦しんだ後に後述の黒いあどミンに変化した。
- 第85回ではソニアがデンリキで心の中を覗いた結果、黒いあどミンの中に閉じ込められていたことが判明。照太が黒いあどミンを笑わせて開いた口の中にゆらが酢昆布を放り込んだことにより、黒いあどミンの体内から出てきて、黒いあどミンと対峙し「ボクはキミ、キミはボク」「子供はすごい力を秘めている」と説得した。黒いあどミンが消滅した後、電空のデリートコマンドの暴走によりてれび戦士を始め全ての子供たちの記憶が消えかけてしまうが、それを止めるために「それがプログラムの運命」と自分が消えることを受け入れ、ゆらに貰った酢昆布を食べた後自ら安全ブレーカーを落とし、電空の全てと共に消滅してしまった。
- 第86回では悠真が読んでいた「月刊モー」にそれらしき影が写っていた(結局は取材陣のやらせだった)ほか、悠真の前にホログラムとして現れた。第87回ではクリプトオンズに拐われたことが空から明かされた。そして第88回、パソコンのモニター内に捕まっていたところを悠真と空に発見され解放された。
- 2021年度ではデンリキの与え方が「てれび戦士が強い願いを抱くと、あどミンが口からデンリキのエネルギーを出し舌を使って投げる」に変更されている。どのデンリキが与えられるのかは本人にもわからないらしい。
- 第92回ではAIのマーシャを敵視していたが、第94回では「結構いい奴」と認めていた。
- 名前の由来はコンピュータやネットワークの用語で「管理者」の英語「administrator」の省略形「admin」から。なお、キャラクター紹介の字幕欄と肩書は白地に黒文字で「電空の管理AI」だが、後述の黒いあどミンについては黒地に白文字で「電空のAI」となっている。
- 声を担当する新谷は前作「天才てれびくんYOU」で恐のもじもん・おそれっくすの声を、前々作「Let's天才てれびくん」でも広島どちゃもん・ぷうかの声を担当していたため、天才てれびくんシリーズに3作連続での出演となる。
- 黒いあどミン(声:新谷真弓○)
- 初登場は第79回。てれび戦士達が安全ブレーカーを再起動させた際に体が赤と黒を基調とした凶悪な外観へと変化し、声も低くなり一人称が「私」へと変わったあどミン。性格も冷酷かつ傲慢な物に一変し、「子供というものはいちいち感情を爆発させるからうるさい、子供たちを安全かつ完全にコントロールする」と称し、てれび戦士を用済みと見なし消そうとする。第80回では本格的に電空を解放し子供たちをネット依存にさせる。かくれガレージに残っていたてれび戦士をバグと見なし消そうとするが、みやぞんエンジが「私がこの子たちを守ります」と主張したため、「電キャの癖に私に逆らうな」と彼を攻撃し消滅させる。
- 第82回でのみやぞの博士の話から、元来は「電空で遊ぶ子供の安全を見守る役割」だったのが、次第に子供の好奇心や豊かな感情を危険視するようになった結果黒いあどミンに変化したことが判明した。第83回では電空にアクセスしている子供たちの経験データを貪り、彼らの感情を消そうとしていた。また、かつて暴走した際、電空のハカイシャへと変貌していくみやぞの博士によって電空の安全ブレーカーが切られ、同時に彼の攻撃を受けたことにより記憶喪失(いわばリセットされたともいえる)となっていたことが判明した。
- 第85回では「チョキチョキチョッキング」や「グルグルーブ」でてれび戦士たちを襲うも、そのまにリバース・コンバーターで攻撃されほとんどのデンリキを分離させられた。だが「チョキチョキチョッキング」と「アヤ×2ツリングネットワーク」(準主役の2人のデンリキ)だけは残り、刃を出して攻撃したり逃げ遅れたてれび戦士を拘束したりしていた。その後ソニアにより中にいた白いあどミンの存在を暴かれ、照太に笑わされた隙をついてゆらに酢昆布を放り込まれ白いあどミンと分離させられた。「危険はバグだ」と主張するが、てれび戦士たちに「失敗も大切な経験、自分たちを信じて」と説得され苦悶した後、「アヤ×2ツリングネットワーク」で彼らを捕縛した上で消そうとするが、悠真の放った「ヒャックリカエル」で糸を反転させられてしまう。そして「集めた経験データも全て消える、これが最後の管理者命令だ」と言い残し消滅した。
電空関係者
- メアリーエンジ(演:高橋メアリージュン○)
- 電空のエンジの一人で、生放送の進行役。2020年度の生放送で初めて登場した際には、あどミンから「超優秀な電空のエンジニア」と紹介されている。電空のバグを取り除くてれび戦士や茶の間戦士をサポートする。女性だが男性のような勇ましい口調で喋るのが特徴。電空のエリアの元となった地域に詳しく、毎回解説をしてくれる。一方でクイズは苦手な模様。登場する度に髪型が変わる。
- 演じた高橋は前作「天才てれびくんYOU」(2018年度)で禍禍団に利用されたファッションモデル・高橋メアリーを演じていた。
- 向井慧○(パンサー)
- 「電空アリーナ」の支配人で、そこで開催される「電空コロシアム」の進行役。(1度だけサポーターとしての出演もある。)黄緑色の衣装を着たDJのような出で立ち。
- 演じた向井は前作「天才てれびくんYOU」で調査員・向井3段を演じていた。
- チャンエンジ(演:チャンカワイ(Wエンジン)○)
- 「電空コロシアム」のサポーター。(1度だけ支配人やチームリーダーとしての出演もある。)また、不定期に「電空リサーチ」パートにも登場する。応援時には本名の「河合正悟」と表示される場合や、公家のような格好となり「河合宇曽こき麻呂」の名義を使うこともある。
- 演じたチャンはは前作「天才てれびくんYOU」で「ニュース深追い」のリポーター及び生放送の中継役として本人名義で出演していた。
- 「電空コロシアム」の主催者である、電空の大企業「モンロウ重工」のCEO。ピンク色のドレスを着用している。向井支配人からは「様」付けで呼ばれている。口癖は「論より証拠」「論より実践」。基本的に映像での登場となり、スタジオには直接登場しない。
てれび戦士
本作では「電空が壊れた際に飛び散ったエネルギーが宿り、デンリキを使えるようになった少年少女たち」と位置付けられている。
生・ゆら・芹奈・ギュナイは2018年度から、礼は2019年度から継続して出演している。また、2020年度いっぱいで卒業した生・ゆら・理音の3人は「デンリキ回収編」ラスト3週(2021年1月)の主演を務めた。
本作ではてれび戦士の中途加入が行われている[注 33]。中途加入したてれび戦士は当該年度では最年少であり、てれび戦士の公式掲載順は最後である。また、松尾そのまは在籍年度初回に番組未出演の歴代唯一のてれび戦士である[注 34]。
ストーリーのあらすじやサブタイトル内ではてれび戦士の表記は氏名どちらか(ギュナイ滝美は姓、他のてれび戦士は名)のカタカナに統一され、この表記は木曜生放送やエンディングテーマでも使用される。公式ウェブサイトでは2021年度の夏休みよりこのカタカナ表記をメインとしている。
第65回では各々がバックドアーズに追いかけられかくれガレージに逃げ込もうとしたが、電空のハカイシャの手によりシャッターを壊されていたため無人島に飛ばされてしまう。スマホを使おうとすると電空のハカイシャに察知されてしまうため、全員でスマホ無しのサバイバル生活を行うことになる。「ハカイシャハカイ作戦」と称して電空のハカイシャを倒そうとしたものの失敗してしまったが、みやぞんエンジがシャッターを修復したため帰還することが出来た。
- 冨士原 生(ふじはら いく)
- 2020年度に出演。
- いつもモテたいと思っているが、周囲の女子からは全くモテない。また、大の小心者でもある[注 35]。
- 第18回では謎の物体(みやぞんエンジの痔用クッション)を元に戻す条件としてあどミンに提示された「あどミンを笑わせること」を達成するために理音と奔走する。本番では理音に修正される前のギャグを披露してしまい理音に突っ込まれたが、「ボケとツッコミが成立している」とあどミンからは好評だった。
- 第22回では念願のデンリキを手に入れたものの、実際は壊れたものを修復するデンリキ「チャランピッカリンコ!」であったため落胆してしまう。だがデンリキのお陰で周囲から信頼されるようになり、告白まで漕ぎ着けようと画策する。しかし偶然が重なり修復したはずの依頼品を壊れたまま渡してしまい、デンリキが失敗したと思い込みあどミンにデンリキを返してしまった。その後に舞い込んだ依頼は自力で修復することに挑戦した。最終的に成功させ、相手を映画に誘うも妄想中に帰られてしまった。
- 第30回ではそのまを追って元太と共に研究所へ乗り込むが、そのまのデンリキで生気を失い座り込んでいた警備員を見て逃げてしまった。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。
- 第67回では「誰かに尊敬されたい」と願ったところ、誰かと入れ替われるデンリキ「ガチャガラポン」を得る。悠真と眞生に「芹奈が尊敬できる」と言われたため、芹奈と入れ替わって自身の願いを叶えようとする。芹奈が彼の体で眞生の持ってきたガラクタを上手に縛り一度は褒められたものの、デンリキの効果時間が終わり入れ替わっていたことがバレたことにより失望され、芹奈からも「格好悪い、入れ替わっても自分が変わらないと意味がない」と突き放されてしまう。その後かくれガレージを訪れた際、あどミン入りのタブレットを破壊しようとしたゆら・悠真・眞生を見て「仮面を持って被ると洗脳される」と気付き芹奈と共に自身が作っていた秘密基地に逃げ込む。だが芹奈までもが洗脳され、ゆら達にも追い詰められた挙げ句手元に電空のハカイシャの仮面が現れ無理矢理被らされかけてしまう。何とか抵抗するも追い詰められたため、最終手段としてデンリキを使ってあどミンと入れ替わり、4人の中身さえも変えることで混乱させる。デンリキの効果時間が終わるや否やゆらにタブレットを割られかけてしまうが、その隙を突いて仮面を圧縮機に入れて全員の洗脳を解いた。帰り道に「自分は格好悪い」と落ち込んでいたが、秘密ノートを読んだ芹奈から「尊敬されるために皆を守るのではなく、皆を守るから尊敬される」と諭されたことがきっかけとなり「入れ替えるべきだったのは自分の考え方だった」と自信を取り戻した。また、ゆらからはあどミンを守ってくれたことを感謝され、眞生からも生を見直したのか「頑張ったね」と褒められ、満更でもなかった様子だった。
- 第78回では悠真が課題を達成したことにより出現した安全ブレーカーを再起動させた。
- 第82回では元太と共にリバース・コンバーターを探しに出掛けた。なお、バックドアーズに尾行されていたのには気づかず、ゆらを呆れさせた。
- 第85回では「チャランピッカリンコ!」でバリケードを張ってバックドアーズの侵入を防いだり、黒いあどミンに壊された防具代わりの日用品を修復したりした。
- デンリキ発動時のポーズはステップを踏みながら両腕を振ったあと、右手を膝に当て、左手を顔の前に置く。
- 生の電キャ
- 全身がブロックで構成されたロボット風の兵士。鎧には鷹の嘴や羽をモチーフとした飾りがある。関節がなく手足は胴体から独立しており、バラバラになっても各パーツがそれぞれ動くことができる。
- 佐々木 ゆら(ささき ゆら)
- 2020年度に出演。
- ドラムが特技。相手に気を遣うあまり疲れてしまうこともしばしば。学校ではボランティア部に所属している。
- 第17回では空に出現した謎の物体の正体が誰かのデンリキであると考え、紅緒に確認のためビデオ通話をかけるが、逆に彼女の部屋掃除に付き合わされることになる。紅緒に「本当はちゃんとしなきゃって思ってるんじゃない?気楽に生きなよ」と言われてからは、彼女を尊敬し「師匠」と呼ぶようになった(第50回・第52回・第74回でも呼んでいた)。
- 第26回ではデンリキ狙いであどミンにお菓子を与えたりプラネタリウムに誘ったりして、仲良くなったところでデンリキをもらおうと画策するが、あどミンに計画を知られてしまい仲違いしてしまう。最終的にソニアのお陰で仲直りする。
- 第29回ではそのまを尾行するが、彼女には後をつけていることを最初から知られてしまっていて、デンリキで追い払われてしまった。
- 第46回では物体に顔を出現させるデンリキ「カオカオスッポカン」で喋るようになったバケツ・バッケと仲良くなる。ソロパートを「自分のせいで調和を乱してしまう」と気にして叩けないでいたが、バッケとカリンに励まされたことにより自分をさらけ出せるようになる。しかし、シンバルを叩いた勢いで右のスティックをすっ飛ばして紛失してしまい、カリン・礼・理音と協力してスティックを探し出した後、バッケに感謝の言葉を伝えた。
- 第49回では元太から「悠真とそのまが一緒にいたところを見た」と聞き、悠真がスパイではないかと疑う。第50回では悠真に風花の代役を頼まれたが、そのまがリーダーと聞き一度は断る。バッケに助けを求めようとするほど迷っていたが(デンリキをあどミンに返した後だったため発動しなかった)、紅緒に「自分が本当にどうしたいかで決めた方がいい」と諭され出場を決める。そのまと協力した結果優勝し、第52回では「師匠のお陰」と紅緒を褒めていた。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第58回では眞生へのプレゼントのことをすっかり忘れていたギュナイを叱っていた。その後は眞生の誕生日会に参加していたが、連絡が取れなくなった(実際は圏外だった上にスマホを倉庫外に落としてしまった)ギュナイを心配していた。
- 第64回では悠真と酢昆布を買って帰る帰り道、電空のハカイシャからの襲撃を受けた。無人島に飛ばされた際、自身がスマホを操作すると毎回電空のハカイシャが現れていたことに気づき、全員に「電波を辿って電空のハカイシャを呼び寄せてしまうので、ここではスマホを使ってはいけない」と告げる。礼が「夢で謎の男性(大人の悠真)からあどミンは危険だと教えられ、あどミン本人も自分を犠牲にしていいと言っていた」と話した時には「所詮夢だからそんなこと信じない」と反発していたが、悠真の決意を聞いてからは団結した。
- 第67回では(芹奈の肉体の)生と遭遇したが、石製の仮面のようなものを持っていて、突如仮面が消えた直後「あどミンって…、怖いよね…?」と呟くなど、普段と様子が違っていた。実は電空のハカイシャの仮面を被らされたことにより洗脳されていた。生が最後のデンリキを使った際には眞生の肉体になっていた。入れ替わりが解けた際にはあどミン入りのタブレットを割ろうとしたが、生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。その後、あどミンを守ってくれたことに対して生にお礼を言った。
- 第73回では紅緒と共にたい焼きを買いに行った際、加代子がたい焼きを買いそびれたのを見て彼女にたい焼きを譲るも突っぱねられてしまう。写真を実体化させるデンリキ「デルデロダッシュ」で出現させたたい焼きをあげたが、薄味になっていたことを知らずまたしても怒られてしまった。「ボランティア部員の名が廃る、こちらから真心を見せなくては」とデンリキに頼らずたい焼きを手作りして彼女に渡しに行く。喜んでもらったあと、加代子の竹子に対する後悔を聞き、「デンリキで竹子を擬似的に復活させて、加代子に謝罪のチャンスを作らせる」というアイデアを思い付く。だが本番では竹子がコードにつまずいて転倒してしまい写真が床に落下、消滅してしまうというハプニングに見舞われてしまう。そこでゆら本人が竹子に扮し、加代子の話を聞くという作戦に変更して彼女の話を聞く。全てが終わったあとは「これでよかったんじゃないかな」と満足していた。
- 第76回では第65回と同じく、「あどミンは危険だと夢で教えられた」と礼が主張していた際には「所詮夢だからそんなこと信じない」と反論し、彼女からも「最初はそのまを信じなかった癖に」と言い返され揉めたが、悠真に窘められた。第78回では「友達と一緒にノリノリになれ」という課題を出され、様々な日用品を用意された。「友達とはバッケのことなのではないか」と解釈し、出現した物でドラムセットを組み立て、演奏したことで課題を達成した。
- 第79回ではあどミンが冷酷な本性を現したため酢昆布を与えようとしたが突っぱねられてしまった。最終的に第81回ではあどミンを信じ続けることを誓った。
- 第83回ではなかなか帰ってこない生と元太に業を煮やしていたものの、2人も自身と同じくあどミンと戦わなければならないのか葛藤していたことを知り、2人が心配になってかくれガレージ・オリジンを飛び出していった。最終的にリバース・コンバーターを見つけ出すが、生と口論になった。その後みやぞの博士とそのまがいなくなったのに気づき、「あどミンと戦わせてはいけない」と酢昆布を手に悠真達と共に彼らの元へ向かう。
- 第85回では「カオカオスッポカン」でギュナイが出した日用品に顔を出し囮にした。また、照太に笑わせられて口を開けた黒いあどミンに向かって酢昆布を放り投げ、白いあどミンを分離させた。
- 卒業後の第126回では、そのまの回想シーンにて登場していた。
- デンリキ発動時のポーズは体の右側で腕を振ったあと、右手を横に、右手を前に伸ばし、左肘と左膝を曲げる。
- なお、第17回~第18回では私服姿の出演だったが、第46回~第48回のかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- ゆらの電キャ
- 緑色の京劇風の猿。口が大きくよく笑う。腹部には電動であることを示す稲妻マークが、背中には竜のような鱗が、後頭部にはアンテナがあり、カンフーで戦う。
- 超種子島ではロケットに見とれ落下しかけてしまった。
- 梅田 芹奈(うめだ せりな)
- 帰国子女。実家は500年以上も続く忍者の家系「梅田流忍術」の末裔。才能はあるのだがそれをひけらかし、練習をサボろうとすることもしばしば。読書は嫌い。
- 第16回では小指を角にぶつけたのを軽くあしらわれた挙げ句生から借りた本を巡り元太と大喧嘩してしまうが、最終的に和解する。
- 第20回ではデンリキを使い騒動になってしまった紅緒を元太と共に咎めた。
- 第24回ではデンリキが失敗したと思い込んだ生をみやぞんエンジと共に「不器用」と散々に扱き下ろしたが、逆に彼の意欲を高める結果となった。
- 第32回ではソニアと共に彼女の友人・マイとショウの関係を進展させるために尽力する。
- 第37回では分身を作るデンリキ「ブンシンダブルーン」で生み出した分身「ダブル」を使って修行を代わりにやらせたりお使いを頼んだりしていたが、逆に本物に成り代わられかけてしまい、ダブルが巨大化し自身に成り代わろうとする悪夢を見るほどショックを受けてしまった。あどミンにデンリキを食べてもらいダブルを消そうとするが、軽くあしらわれてしまった挙げ句偽物扱いされてしまう。「AIの癖に自分とダブルの区別もつかないなんて電卓かリモコンか」とあどミンを罵倒してしまった結果クビを言い渡され、かくれガレージを飛び出してしまう。しかし理音のアドバイスを聞き自信を取り戻し、ダブルを越えるために練習に励むようになった。しかし対決本番では無理な練習が祟り、腕を痛めて全く手裏剣を投げられなくなってしまう。だが、ソニアと理音に練習をしていたことを褒められた。しかしあどミンにデンリキを食べられる寸前に「外野の基準で終わらせるな」と拒否し、今度はダブルと崩し将棋対決を始める。他の人々が途中で飽きて帰ってしまったほど何百試合もの崩し将棋を行い、笑顔でダブルに手を振ることができた。最終的に勝利しクビを撤回したあどミンにデンリキを食べてもらったが、疲れたのか河川敷で眠ってしまった。
- 第43回では元太と眞生の絵を描いていた。
- 第61回では紅緒に本を読むことを勧められた。だが第62回では紅緒の描いた絵が芹奈に酷似していたため紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に紅緒のライバル役として引き込まれてしまう。紅緒は執筆当時ライバル(芹奈)を倒す方法を思い付かず、「なんとかかんとかして倒す」と適当にしか書いていなかったため、訳もわからぬまま彼女に勝負を挑む。空腹になったため紅緒からもらったナンと缶詰入りのカレーを食べたが、非常に辛かったため火を吹いて倒れてしまった[注 36]。その後は魔王の城に向かう紅緒に同行したが、紅緒が本を完成させていなかったため本の中に閉じ込められてしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したお陰で脱出できた。脱出後は本を勧める紅緒に追いかけ回された。
- 第67回では第39回の怪我も回復したらしく、手裏剣投げの修行が終わった直後、生に自身の肉体を貸すよう頼まれる。最初は「不純な動機」と渋っていたが、最終的に「変なことに使わないなら」と入れ替わることに合意した。だが眞生に計画が露呈してしまい、「格好悪い、入れ替わっても自分が変わらなければ意味がない」と一度は生を見放す。洗脳された眞生があどミン入りのタブレットを壊そうとした際には彼からタブレットを奪い取り、生と共に彼の秘密基地へと逃げ込む。だがそこで電空のハカイシャの仮面を被らされ洗脳されてしまう。生が逃げ回っていた間は彼の秘密ノートを読んでいた。生が最後のデンリキを使った際には悠真の肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。帰り道「自分は格好悪い」と落ち込んでいた生を「尊敬されるために皆を守るのではなく、皆を守るから尊敬される」と励ました。
- 第70回では祖母が作ったおはぎを悠真・みやぞんエンジと食べていた。理音がおはぎを作ったのが祖母だと当てた際には驚いていた。
- 第78回では「ど真ん中をバッチリ射抜け」という課題を出され、手裏剣を当てたことで達成した。
- 第85回では「ブンシンダブルーン」で呼び出したダブルと共に手裏剣を投げバックドアーズを倒した。
- 第86回では「あどミンが復活した」と言った悠真と口論になってしまう。しかしそう言いつつも実は心配していて、第87回ではあどミンを探していたところ照太と遭遇する。第88回では悠真と空を逃がすため囮になり、クリプトオンズを引き付けた。
- 第107回では先生に叱られて「銅像になりたい」と考えていた矢先、物に憑依できるデンリキ「ヒョイットヒョウイーン」を得る。タオルに憑依して憧れている成島先生の自宅に向かうも、大人である彼が葛藤していることを知る。加えて自身の知らない間に抜け殻になった肉体をクリプトオンズに隠されてしまい、ギュナイなど他のてれび戦士やクラスメイト達に行方不明扱いされ心配をかけてしまう。その後居場所を突き止めた元太と紅緒に救出され、紅緒の呼び掛けで目覚めた。大人になることと子供であることの狭間で葛藤していたが、電キャとの対話を通して「今を楽しむ」と誓った。
- デンリキ発動時のポーズは両腕を腰の横で動かしたあと、右手を頭の上に、左手を顔の前に置き、腰を捻り右足を少し曲げる。
- なお、第70回のかくれガレージ外での回想シーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 芹奈の電キャ(声:戸田めぐみ)
- 長い耳と尻尾を持った、白とマゼンタの獣人。桜の花をモチーフとしたスカートを履いている。目元には白いバイザーを付け、ヘアスタイルは本人と同じツインテール。
- 第109回でデンリキ「ヒョイットヒョウイーン」を吸収したことにより会話ができるようになった。失恋した芹奈にスマホ越しで寄り添い、「早く大人になりたくなくてまだ子供でいたいのなら、どうせ将来大人になってしまうのだし今を楽しむべき」とアドバイスした。
- 溝口 元太(みぞぐち げんた)
- 悠真とは仲がよく、一緒に行動することも多い。絵を描くのが好きで、学校では漫画部に所属している。
- 第4・5回では悠真のデンリキを制御するための特訓を悠真と共に行う。
- 第16回では生から借りた本を巡り芹奈と大喧嘩してしまい、即席で描いた彼女の似顔絵に落書きをして煽ったが、最終的に和解する。
- 第20回ではデンリキを使い騒動になってしまった紅緒を芹奈と共に咎めた。
- 第28回ではそのまにデンリキを使ったのか問いただそうとしたが、逆に彼女に惚れてしまった。これ以降彼女のことを「そのまちゃん」と呼ぶようになった。第30回ではそのまを追って生と共に研究所へ乗り込むが、そのまのデンリキで生気を失い座り込んでいた警備員を見て逃走した生を追いかけた。
- 第34回では理音と共に山荘に招待されるが、招待された人々が次々と消失する事件に巻き込まれる。謎の声に「携帯を回収する」と告げられた際にはみやぞんエンジと通信するためにわざと自身の携帯の代わりにトランプを預けたが、通信中に充電切れしてしまった。理音を毎度褒めていたが、それをトリガーに理音はデンリキを発動させてしまっていた。理音が暗号を解読したあとに褒めたことが切っ掛けとなり自宅に飛ばされてしまった上に、あどミンに食べさせるために理音がかくれガレージでデンリキを発動させた際には山荘に逆戻りさせられてしまった。
- 第43回では部活の先輩に自身の漫画を酷評され、自信を失ってしまう。しかし絵を実体化させるデンリキ「スラスララクショウ」を得たことにより、対象を見たままに描くことに挑戦する。描いたモンスターをデンリキで実体化させ、それを目撃したシュンとサヤカに絵を見せたことにより「元太は新種生物を本物そっくりに描いた」と思い込ませ、新種生物発見会見を開くも生物学の権威である森からは偽物扱いされてしまう。しかしサヤカに励まされ自信を取り戻し、漫画を描き上げた。
- 第50回では悠真に風花の代役を頼まれるが、「そのまちゃんの前で恥をかかせようと思ってるだろ」と勘繰って断った。
- 第70回では理音とデンリキの使い道について話していたところ、「ビストロかげやま」の店主の失踪事件に巻き込まれる。
- 第82回では生と共にリバース・コンバーターを探しに出掛けた。なお、バックドアーズに尾行されていたのには気づかず、ゆらを呆れさせた。
- 第98回では友人のかずきがスマートウォッチを買ってもらったことを知り、自分も買ってもらうようにねだるが父親に断られてしまう。帰宅しようとした瞬間昭和時代を体験できるデンリキ「イッツショウワタイム」を得て、ビデオが欲しい少年・やっちゃんと出会う。彼が自分を認識できること、自分と同じくビデオデッキをねだっていることを知り、共に行動することになる。一度は彼と絶交したが、昭和時代に凝るようになったみやぞんエンジがやっていた叩き売りの光景から、自作の絵でやっちゃんの両親にビデオデッキをプレゼンして見事買わせることに成功した。しかしその後やっちゃんに認識されなくなってしまった。
- 第109回ではみやぞんエンジからクリプトオンズの足跡を可視化するゴーグルを貰い、紅緒と共に芹奈を助けに行った。
- 第125回では照太・空と共に悠真を訪ね、電空の異変を伝える。上空に発生したバグがクリプトオンズの足跡に似ていることを突き止め、第109回で登場したゴーグルを使ってクリプトオンズの後を辿る。その後、桜川がモンロウ重工の工場を訪れていたことに気づくが、彼に「用事があるから」と映像を奪われかけてしまう。最終的に悠真の電キャの機転で助かる。
- デンリキ発動時のポーズはジャンプしたあと、前傾姿勢になり足を広げ、右手を前に、左手を後ろに伸ばす。
- なお、第70回~第72回のかくれガレージ外のシーンと、第100回の昭和時代のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 元太の電キャ(声:金田朋子○)
- 全身がドット絵で構成された蛙型のキャラ。雷に打たれた影響で稲妻のマークがあるアフロヘアーは感情により色が変わる。また、雷のショックのおかげでひらめき力が高い。蛙らしく舌を長く伸ばすこともできる。
- 電キャの中では最小で、元太の膝ほどの高さしかない。
- 第100回でデンリキ「イッツショウワタイム」を吸収したことにより会話が出来るようになった。「僕がデンリキを吸収したからやっちゃんにはもう会えない」と元太に言いつつ、彼が落ち込んだ顔を見せると「でもやっぱり会えるかも」と返すなど気まぐれな性格。
- 声を担当した金田は前作「天才てれびくんYOU」では中のもじもん・なかぴの声を担当していた。
- 阿比留 照太(あびる しょうた)
- 神戸出身のため、理音と同じく関西弁で喋る。自作のネズミの折り紙「ネズ太郎」と腹話術の要領でよく会話している。釣りと魚の調理が得意。
- 第7回ではソニアと「かっこいい判定機」を使っていた際、ギュナイの「ピンクはかっこいい」という発言に疑問を呈した。
- 第40回では売れない芸人のバク太郎と共にコンビ「バクショウズ」を結成する。人を笑わせるデンリキ「ドッゲラカーン」を使い、ライブを成功させた。結果的に有名人になれたが、デンリキを狙ったあどミンに追い回された挙句、あどミンから逃げようとする行動をバク太郎に怪しまれ解散を言い渡されてしまう。一人でインタビューに応じていたバク太郎の姿を見て彼の元に戻ることを決心するが、業を煮やしたあどミンにデンリキを食べられてしまう。しかしバク太郎はもう人を笑わせられないことを理解してくれたため、二人で最後のライブに臨んだ。
- 第55回ではソニアと共にみやぞんエンジの作った翻訳機(声:金光宣明)を使っていた。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。料理にハマっている眞生に包丁をプレゼントしようとしていたのだが、途中でギュナイのデンリキで体育倉庫に呼び出されてしまう。鰻を調理したことで用務員に気づいてもらい脱出することができた。その後はかくれガレージに向かいがてらギュナイとしりとりをした。
- 第66回の「ハカイシャハカイ作戦」では電空のハカイシャを誘導するあどミン型のデコイを作っていた。
- 第85回では「ドッゲラカーン」を使ってゆらが顔を出した日用品を笑わせて囮にした他、黒いあどミンを笑わせて酢昆布を食べさせるのに繋げた。
- 第87回では悠真の家にて萌衣とDOSで遊んだあと、「月刊モー」を借りてあどミンを探していたところ芹奈と合流した。第88回では悠真と空を逃がすため囮になり、クリプトオンズを引き付けたが、2体同時に向かってきたため困惑していた。
- 第101回ではいつもタイミングを逃しがちなソニアのことを「時間貧乏」と評していた。後にソニアが夜顔を見たいたことに対して「デンリキを使わなかったのか」と訊ねたが、「心に留めたから」と返された。
- 第116回では引っ越し直前に夜な夜な床が軋む音に怯えていたところ、段ボールに入ると小さくなれるデンリキ「スッポリスンポール」を得る。小人の少女・ミリンの家に辿り着き、彼女に「引っ越しをやめてほしい」と頼まれる。小人一家が食べこぼしを拾わないと生きていけないことを知り、自身と一緒に引っ越すことを提案する。ミリンが一旦失踪してしまったが、木の実を見つけてきた彼女にガラスが反射した虹を見せられ、「家にも良いところがある」と気づくことができた。しかしその直後デンリキが消え、ミリンや小人の家が見えなくなってしまう。電キャんぷベースでみやぞんエンジと対話し、「皆が楽しそうにしているところを想像するから悲しくない」と気づいた。そして引っ越し当日、炊飯器を残して家を出ていった。
- 第125回では上空にバグが発生したことに気づいたため、元太・空と共に悠真を訪ね、電空の異変を伝える。
- デンリキ発動時のポーズは四股を踏むような動作の後、両足を大きく広げ両腕を体の前側に突き出す。
- 照太の電キャ(声:相羽あいな)
- 頭部に小さなイルカが搭乗している巨体のイルカ型ロボット。手からは高音が、口からは重低音が出る。また、頭部のイルカはDJプレイも可能。
- 第118回でデンリキ「スッポリスンポール」を吸収したことにより会話ができるようになった。本人と同じく饒舌な関西弁口調で話す。みやぞんエンジとの会話によれば早く喋りたかった模様。
- ギュナイ 滝美(ぎゅない らあら)
- ピンク色が大好きで、学校では「最新トレンド流行クラブ」の部長を務めている。
- 第7回で手に入れたデンリキ「ガーリー⤴︎⤴︎ピピピンク」を使い学校中をピンク色に染める。しかし意中の男子生徒・信一の母親が「こんな学校で息子を学ばせられない」と言い放ったのを聞き「ピンクをやめる」と宣言、学業に専念する。だが信一が本当はピンクが好きということを知り、彼の服をピンク色に染め上げ彼の思いを理解した。デンリキも「ガーリーという名前が気に入らない、私のピンクはいつでも格好いい」とあどミンに返した。
- 第10回では眞生のデンリキの影響で暴れ出し、悠真と共にみやぞんエンジの作っていた加湿器を壊してしまった。
- 第13回ではソニアと共に礼のデンリキを発動させる光景に立ち会ったが、翌日になるとそのことを忘れてしまった。
- 第40回では悠真のダジャレを聞きみやぞんエンジと共に大爆笑したが、照太のデンリキの影響と知るや否や「納得」と呆れてしまった。
- 第58回では眞生の誕生日プレゼントを選ぶのを忘れていたため、しりとりで出てきた物を出現させるデンリキ「デリシリトリヨッセン」を使ってプレゼントを取り寄せようとする。だが他の児童にデンリキのことを知られないように学校の体育倉庫でこっそり発動させていたため、中にいたギュナイに気付かなかった用務員が鍵を掛けてしまい倉庫内に閉じ込められてしまう。加えてビー玉で滑って転倒し、スマホも窓の外に飛んでいってしまう。脱出するためにデンリキで様々な物を取り寄せてみたものの、役に立つような物はなかった上に居眠りしていた用務員には全く気づいてもらえなかった。だが照太を召喚し鰻を調理してもらったことにより、その匂いに気付いた用務員が扉を開けたため脱出に成功。その後は照太と共にプレゼントを買いながらかくれガレージへと向かった。
- 第66回の「ハカイシャハカイ作戦」では眞生と共に電空のハカイシャを縄で縛った。
- 第77回では「自分も周りもアゲアゲにしろ」という課題を出され、部屋中をピンク色に塗装して達成した。
- 第85回では「デリシリトリヨッセン」で大量の日用品を出したが焦って「ん」を付けて感電してしまう。だが迫ってきていた巨大バグにも電撃を当てて退けることに成功した。
- 第92回ではみやぞんエンジと共にAIのマーシャと話していた。
- 第108回ではなかなか連絡が取れない(実際はクリプトオンズに拐われていた)芹奈を心配し、みやぞんエンジ達に助けを求めた。
- 第113回では遠藤先生に勧められ「映画を作る部」に入る。帰り道に詩子の映像撮影に巻き込まれ跳び跳ねて転倒してしまい、挙げ句彼女に笑われてしまったところ、現実を改編できるデンリキ「ヘンシュウデワンスモア」を得る。NGカットを無かったことに出来ることに気づき、「最高のデンリキ」と大喜びする。その後紅緒と眞生が出演する映画の撮影を始めたが、なかなか撮影が進まず夜になってしまったため、空をデンリキで強制的に昼に戻してまで続行する。しかし部員たちには2人が眠たそうで演技に集中できていなかったことがバレてしまったため、電キャんぷベースで「演技が下手なせいで映画が台無し」と責任転嫁した挙げ句、詩子の助けも「ドジをしたのを笑おうとしている」と勘違いし拒絶してしまう。不都合なシーンを片っ端からデンリキで無かったことにしようとするが、使いすぎてシーンの筒に埋もれてしまう。その後妄想内で遠藤先生や電キャとの対話を通し、「何も見ていなかった、いらないと思っていたところにも実は大切なものが隠れているかもしれない」と気づくことができた。そして眞生と紅緒に謝罪し、詩子とも和解することができた。
- デンリキ発動時のポーズは両腕を大きく回し、両手を体の前に突き出しつつ広げる。
- ギュナイの電キャ(声:下屋則子)
- 大きな籠手を装着した、ウサギか猫のような耳を持つ少女型ロボット。巨大な籠手はスピーカーになっていて、足に装着することもできる。
- 第115回でデンリキ「ヘンシュウデワンスモア」を吸収したことにより会話ができるようになった。映写機を通じてギュナイの前に現れ、「ゴミ箱の中には宝石が詰まっている」と元気付けた。
- 坂上 悠真(さかがみ ゆうま)
- 本作のストーリーの実質的な主人公。ダジャレ[注 37]や宇宙、都市伝説が大好き。オカルト雑誌「月刊モー」を愛読している。妹の風花には見下され、こき使われている。
- てれび戦士では最も早い第1回で何でも物体をひっくり返すデンリキ「ヒャックリカエル」を発現させる。しかしなかなかコントロールが利かず、元太と何度も特訓し欠点を克服しようとした。「デンリキでポルターガイスト現象を起こし風花を怖がらせたところで悠真が対処し、風花との立場を変える」という作戦を考えたが、別の形で風花から感謝の言葉を伝えられることになる。
- 第10回では眞生のデンリキの影響で暴れ出し、ギュナイと共にみやぞんエンジの作っていた加湿器を壊してしまった。
- 第13回では礼と野菜を作るゲームで遊んでいた。第15回では未来から帰還した礼に「悠真ありがとう!悠真のダジャレ面白いよ」と言われたものの、彼女がデンリキを使っていた間の記憶がなかったため混乱していた。
- 第16・17回では直接登場しないが、元太とゆらに謎の物体の写真を送っていた。
- 第26回では風花と彼女のクラスメイト・そのまとプラネタリウムを訪れ、展示には大興奮していた。しかしその帰りにそのまがデンリキを発動させる光景を目撃、彼女はてれび戦士なのか悩むこととなる。
- 第34回ではネットの懸賞で山荘への招待状を当てたが、理音と元太にじゃんけんで負けてしまい行けなかった。2人がかくれガレージに通信をかけてきた時には「僕が当てたのに…。」と嫉妬していた。だが事件のことを元太から聞いた際には「神隠しみたい」と興奮していた。
- 第49回ではそのまと風花に誘われ、ダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」に挑戦するが、ダンスは苦手だったため風花からは散々に扱き下ろされた。しかしそのまがデンリキを発動させて相手のミスを誘発させる瞬間を目撃し、「ズルはやめよう」と忠告するがその場は拒否された。その後風花が足を捻挫してしまい、代役のゆらと共に大会に出場することとなる。結果的にチームは優勝できたが、そのまの目的が桜川に会うことだと知り、「自分の目的のために人を利用するなんて自分勝手すぎる」と言い残し立ち去る[注 38]。
- 第52回ではみやぞんエンジと共にDOSの調査をするが、帰り道に二人でいる姿をそのまに見られてしまう。放課後にそのまに呼び出され、デンリキの影響で眠らされてデンリキファイルを持ち出したが、たまたま出くわした風花に驚かされたことにより目覚めて、その後は操られたふりをしてそのまの元へ向かう。助太刀に入ったゆら・生・紅緒もろともデンリキにかかってしまうが、「気持ちがこんがらがっているのならば切ればいい」と決心し見えない糸を切断するデンリキ『チョキチョキチョッキング』に覚醒、自身たちを操っていた糸やそのまの頭上に絡みついていた糸を断ち切ることに成功する。その後巨大バグに遭遇するが、そのまの放った糸を切り開いて大きな輪にし、バグを拘束して消すことに成功させた。
- 第64回ではゆらと酢昆布を買って帰る帰り道、電空のハカイシャからの襲撃を受けた。無人島では狼煙を上げることを提案するが、元太や生に「持ってきた変な本(かくれガレージに逃げ込んだ際にたまたま読んでいた『月刊モー』)を燃料に使ったら?」と返されてしまったため憤慨していた。だがゆらと礼が口論していたのを見て「月刊モー」を燃やし「もう僕は逃げない、自分達の力を信じる」と決心。自身の力のみで電空のハカイシャを倒す「ハカイシャハカイ作戦」を提案し、手始めにスマホで電空のハカイシャを呼び出したあと、他のてれび戦士によって動けなくなった彼を海へ突き落とす。しかし水は効かず逆に追い込まれてしまう。最終的にみやぞんがシャッターを修復させて他のメンバーと共にかくれガレージへと帰ることが出来た。
- 第68回では電空のハカイシャの仮面の影響で洗脳されてしまう。生が最後のデンリキを使った際には芹奈の肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。
- 第70回では芹奈・みやぞんエンジと共におはぎを食べていた。理音がデンリキを発動させた際には「サイコメトリーの食べ物版みたい」と興奮していた。
- 第76回ではそのまが武器を取り出したところをゆら・礼と共に目撃し、その後口論になった2人を咎めていた。第78回では「ひっくり返るほどのダジャレを1つ」という課題を出されたものの、判定が厳しすぎてなかなか達成することができなかった。加えて電空のハカイシャに遭遇し、頼みの綱だった武器も弾切れしてしまう。命乞いのつもりで言ったダジャレがなぜか達成判定になり、他のてれび戦士達の元に辿り着くことができた。
- 第85回では眞生・紅緒・理音・みやぞの博士が捕まって落ち込んでいたてれび戦士たちを「僕達が今までやってきたことは無駄じゃなかった、僕達はバグじゃない」と元気付けた。黒いあどミンによって消されそうになった際には「ヒャックリカエル」で糸を反転させ、逆に消滅させた。あどミンが電空ごと消滅した後は塞ぎ込んでいたが、あどミンと最初に出会った家で「ハローハロー」を歌っていた際にかくれガレージにワープし、みやぞんエンジと再会した。
- 第86回でもあどミンのことで塞ぎ込んでいたが、たまたま読んでいた「月刊モー」にあどミンらしき影を見つけてれび戦士たちに報告する。だが、芹奈と口論になりかくれガレージを飛び出していってしまう。その後電キャの声を聞き写真の場所に向かったところ空とクリプトオンズに出会う。「月刊モー」の写真は結局やらせだったが、空に言われた通りスマホをわざとクリプトオンズに取らせてあどミンの居場所を探ることになる。
- 第89回では空にDOSのテストのために勝負を挑まれたが、電キャと力を合わせ急に好成績を出すことができた。第90回では空と再戦して勝利したが、絶望した彼に会社の建物から追い出されてしまう。第91回では空を打ち負かしたのは自身の電キャであることを知り、「ズルはしたくない、正々堂々と戦いたい」と空の元へと向かう。ソニアに鍋の蓋を渡され、彼を説得しデンリキの暴走を止めることに成功する。その後は2人でダジャレ対決をしていた。
- 第95回では風花に頼まれて萌衣と戦国武将のカードゲームをしていた最中、萌衣がデンリキを発動させる光景を目撃する。彼女を電キャんぷベースに連れていき協力を求めるも帰られてしまった。その後みやぞんエンジの「一般人にデンリキのことを教えてはならない」という伝言を伝えに行き、萌衣とトクマルを見守っていた。また、風花にデンリキの事を知られないようにダジャレで誤魔化していた。
- 第125回ではDOSの練習をしたい風花に追い出されたが、月刊「モー」のチュパカブラ探索の懸賞に当たったことを思い出したため家を出る。その途中で出会った元太・照太・空に「電空に異変が起こった」と伝えられたが、本人は企画に夢中で3人を置いていってしまう。だが古代編集長との会話を通じて思い直し、クリプトオンズに襲われていたてれび戦士達の前を助けた。
- デンリキ発動時のポーズは眼鏡を押さえながら後ろを向き、再び正面を見ながら左手で前方を指差す。
- 悠真の電キャ(声:宮瀬尚也)
- 青い特撮ヒーロー。本人と同じく眼鏡(ゴーグル風のデザイン)を掛け、ユニコーンのような角が頭に生えている。一人称は本人と同じく「僕」で、青年のような声で話す。また、第125回では本人のようにダジャレを言っていた。
- デンリキを取り込まずとも第86回の時点で既に話すことができた。あどミンを探していた悠真に対し、「月刊モー」に載っていた写真の場所に行くことをアドバイスした。
- 第90回では悠真と協力しDOSで空を負かすも、実は空に勝ったのは悠真本人の実力ではなく、ダンスが下手な悠真に代わって電キャがプレイしていただけだった。この事を知った悠真は空との再戦を望むようになった。
- 第125回では空達の頼みを一蹴した悠真に「これで本当にいいのか」と声を掛けたが、当の本人はチュパカブラ捕獲に夢中だったため呆れていた。その後様子のおかしい桜川に元太が録画した映像を奪われかけた際には、「制御板が爆発する」という冗談を彼に信じ込ませ、その隙に6人を逃がした。
- マウス ソニア(まうす そにあ)
- 人助けが大好きな心優しい性格。白いカチューシャを着けている。台詞に度々英語が混じることがある。
- 第7回では照太と「かっこいい判定機」を使っていた。
- 第13回ではギュナイと共に礼のデンリキを発動させる光景に立ち会ったが、翌日になるとそのことを忘れてしまった。
- 第26回ではゆらと共にあどミンをプラネタリウムに連れていった。その後あどミンの信頼を裏切ってしまったゆらに寄り添い、仲裁を行った。
- 第31回では人の気持ちを知るデンリキ「ヒソヒソヒアリング」を使いクラスメイトに人助け行為を行う。第32回ではマイとショウの恋を成就させるため奔走するが、ショウの好きな相手はソニア自身ということを知り苦悩する。第33回ではマイとショウを公園に引き合わせ告白に持ち込もうとしたが、マイに逃げられた挙げ句罵倒されてしまった。しかしデンリキ返却後、二人が仲良くしている光景を見て「人の心はわからない、だからこそワクワクする」という結論を芹奈と共に導き出す。
- 第37回では芹奈の実家である忍術教室に弟子入りしていた。ダブルが消えず憤慨していた芹奈に対しては「格好悪っ……。」と評し呆れていた。しかし芹奈が理音と共に本気で練習に取り組んでいたことをこっそり見ていて、対決会場に乗り込み「これ以上練習したらもう二度と投げられないと知っても頑張っていた、あんなに必死な芹奈を初めて見た」と芹奈を褒めた。
- 第55回では照太と共にみやぞんエンジの作った翻訳機(声:金光宣明)を使っていたが、英語のようなイントネーションでしか喋らなかったことや記憶力がなかったことに突っ込んだ。眞生がデンリキをあどミンに返却したあとは「英語のコツはハート」とアドバイスした。
- 第79回では黒いあどミンがゆらの差し出した酢昆布を拒否して彼女を弾き飛ばした際、「いくらなんでも酷すぎる」と非難していた。
- 第85回では「ヒソヒソヒアリング」で黒いあどミンの心を読んだ際、中に白いあどミンが封じられていることを知った。
- 第90回では眞生と共に悠真の自宅を訪れた。その後悠真と空の試合を見学するが、負けて絶望した空に会社から追い出されてしまう。第91回では社内に入ろうとして桜川らに止められるも、悠真に鍋の蓋を託した。空の暴走が収まったことにより社内に入れるようになったが、ダジャレ対決をしていた悠真と空には困惑していた。
- 第101回では学校に行く支度をする途中、呼吸を止めている間だけ時間が止まるデンリキ「スーハーストップルン」を得る。当初は発動条件を理解していなかったためなかなか自力で発動できなかったが、ルーティーンとして息を止めて走って通行しているトンネルで発動させたことをきっかけに発動タイミングを掴む。その後外国人女性のラッキーと出会い、自宅にホームステイさせることになるが突拍子もない行動を繰り返す彼女には困惑していた。学校に行く途中で車に轢かれそうになっている子供を発見し、庇おうとしたラッキーも轢かれそうになった瞬間デンリキを使って彼女を弾き飛ばすが、勢い余ってごみ捨て場に突っ込んでしまった。下校途中にラッキーが先輩とテニス対決をしているところを目撃し、デンリキで先輩を勝たせようとするも誤って自身の頭に当ててラッキーが勝ってしまう。そして彼女の心配をよそに「もう邪魔しないで、ラッキーなんて大嫌い」と突き放してしまう。だが家に帰ってからは「ほんと最低」と落ち込み、和解することを望んでいた。帰ってきたラッキーと共に夜顔を見て、「本当に感動したら時は止められる、毎日が幸せの時間の積み重ね」ということに気づいた。
- デンリキ発動時のポーズはしゃがんだあと、右腕を斜め上に出し、左手を顔の横に持っていき、脚を広げる。この時指は薬指と小指を曲げる。
- ソニアの電キャ(声:高橋ミナミ)
- 名字の「マウス」にちなんだネズミ耳の少女。非常に長い黒髪をツインテールにしている。マゼンタと黒が基調の服を少し着崩していて、水玉模様のハイソックスを履いている。本人と同じく英語を流暢に喋る。
- 第103回でデンリキ「スーハーストップルン」を吸収したことで会話ができるようになった。その際、ソニアに対して「毎日が幸せの瞬間の積み重ねだから」と声を掛けていた。
- 稲毛 眞生(いなげ まうな)
- ダンスが好きだが、周囲からはいじめられていたためやめようと考えていた。自宅では亀を飼っている。後述の麻理亜は同じ学校に通っている同級生であり、てれび戦士の先輩として接している。
- 第10回で他人の心を操るデンリキ「グルグルーブ」を発現させる。第11回では全校生徒を洗脳、自身のダンスの虜とさせる。しかし1人だけデンリキが効かず、絵を描き続けた生徒を見て「これで本当にいいのか」と悩む。最終的に「自分の好きなことをやればいい」という結論を見いだし、ダンスを続けることを決心した。
- 第25回ではプラネタリウムを訪れたことを他のメンバーに話していた。これを聞いたゆらはあどミンをプラネタリウムに誘う計画を思い付いた。
- 第43回では芹奈の絵を描いていた。第44回では騒動を引き起こしてしまった元太に対しデンリキについて周囲に説明することを提案するが、みやぞんエンジに止められた(本人も「ですよねー」と納得していた)。
- 第55回ではペットの亀が弱っていったため、心配になって「痛いなら痛いって言ってよ」と呟いた拍子に人間以外の生物の言葉がわかるデンリキ「シモシモカメーヨ」を得る。亀に頼まれて「生命の泉」を探すこととなるが、泉があった場所には既にビルが建設されてしまっていた。だが突如風が吹き、過去へとタイムスリップして「生命の泉」へと辿り着き幼い頃の亀と出会う。小亀を抱きながらスーパーの前で目覚めて家で引き取ったあと、「言葉じゃないから」とあどミンにデンリキを返した。
- 第58回で誕生日を迎え、ゆらたちにサプライズパーティーを計画され祝福されていた。
- 第65回ではゆらに「電空のハカイシャが現れるからスマホは絶対に使わないで」と忠告されていたにもかかわらず、亀が心配になって餌をやってもらおうと親に電話してしまい島内に電空のハカイシャをおびき寄せてしまう。全員に謝罪したあと、「ハカイシャハカイ作戦」ではギュナイと共に電空のハカイシャを縄で縛った。
- 第68回ではみやぞんエンジが作った圧縮機を試すためにかくれガレージにガラクタを持ってきた際、荷物が台車から落ちそうだったところを(生の肉体の)芹奈に助けてもらう。だが入れ替わりが解けて生が彼自身を褒め称え出したため失望、彼を見放して去る。その後、ゆらの側に落ちていた電空のハカイシャの仮面を拾い上げた際に無理矢理被らされたことにより洗脳され、あどミン入りのタブレットを壊そうとする暴挙に出てしまう。生が最後のデンリキを使った際にはゆらの肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。その後、自分たちを守ってくれた生を見直したようで「頑張ったね」と褒めていた。
- 第85回では紅緒と共に黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- 第86回では電キャんぷベースに喜び、「亀も連れて来てあげよう」と言っていた。
- 第90回ではソニアと共に悠真の自宅を訪れた。その後悠真と空の試合を見学するが、負けて絶望した空に会社から追い出されてしまう。第91回では空の暴走が収まったことにより社内に入れるようになった。
- 第92回では悩んでいた麻理亜に対しまみと仲直りすることを提案した。
- 第114回では紅緒と共にギュナイの映画撮影を手伝っていた。
- 第119回ではソニアの父親が買ってきたマンモスの模型を誤って壊してしまい、なかなか彼女に謝罪できないでいたところ、パラレルワールドに行けるデンリキ「パラレルレルパー」を得る。使ってみたところ人々(字幕での名称は「○○A」)が髭を付けていて語尾が「~でござる」の世界へと移動する。あどミンや悠真からデンリキやパラレルワールドのことについて教えられ元の世界に戻ろうとするも、次は人々が動物のカチューシャをつけ語尾がその人の名前になっている世界(人々の名称は「○○B」)に来てしまう。そこではパラレルワールドは星の数だけ存在すること、眞生Bが壊したマンモスはそのまBの物であったこと、この世界にはあどミンはいないことを知り、酢昆布を受け取りさらにデンリキを使い続ける。辿り着いた世界(人々の名称は「○○C」)では「天才てれびくんhello,」がテレビ番組として放映されていた。そこで出会った男性がクリプトオンズに見える幻覚に襲われ逃げたところ、「天才科学者」を自称している自身(以下、眞生C)と遭遇。パラレルワールドを周囲に信じてもらえなかった彼の実験に巻き込まれてしまう。そうして開いたワープホールを覗くも、その先は荒廃した世界だった[注 39]。眞生Cを励ますも追い出されてしまい、向かった公園で「天才てれびくんhello,」の中継に遭遇する。「後悔していること」がインタビューのテーマだったため、ソニアのマンモスの牙を折ってしまったことを謝れなかったことを伝え、「スマンモス」とダジャレを言ったことによりコーヒーをこぼした眞生Cがキーボードを拭き取ったことで元の世界に繋がるワープホールが開いた。
- デンリキ発動時のポーズは右手を大きく回し、顔の前で止め、足を広げて両腕を斜め下に広げる。
- 眞生の電キャ(声:斎賀みつき)
- 銀色がかった水色の狐型獣人。黄緑と黒の衣装を着ていて、腕には3Dビジョンを装着している。長い後ろ髪を後ろで束ね、2つに分けている。
- 第121回でデンリキ「パラレルレルパー」を吸収し会話ができるようになった。クールなイケメンボイスで話す。眞生に「ちょっと大人になれた」と語り笑っていた。
- 大谷 紅緒(おおたに べにお)
- 黒縁メガネをかけている。父親譲りの非常にのんびりとした性格。読書が大好きな一方、球技を中心とした運動が苦手で失敗するとすぐ泣いてしまう。2020年度はピンク色のカチューシャを着けていたが、2021年度はつけていない。
- 第17回ではゆらに部屋の片付けを手伝ってもらうが、彼女が最年長としての重圧を感じていることを見抜いた。彼女と仲良くなり、即興で「ドーナツソング」を作曲した。
- 第19回では超高速で行動可能になるデンリキ「マッハァハァ」を使ってリレー選手の選考会で1位になったものの、校外をも巻き込んでしまう騒動になってしまい、芹奈と元太に咎められていた。加えて神経質になってしまいクラスメイトからは怖がられてしまった上に、スクープ狙いのテレビ番組に持ちかけられ世界記録保持者と勝負させられる羽目となってしまう。しかしレース直前で「ゆったりのんびり生きる方が好き」という父親の言葉を思い出し、デンリキを使うのを踏み留まった。
- 第50回では悠真に風花の代役を頼まれるが、「私はゲーム苦手だから」と断る。その後、悠真に代役を頼まれ悩んでいたゆらに対して「自分が本当にどうしたいかで決めた方がいい」とアドバイスする。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第61回では自宅近くで工事が行われていたため、かくれガレージに本を持ち込み読み始める。その内の一つ「ピーター・パン」を読んでいた最中に本の中に入り込めるデンリキ「ペラリンブックック」が発現し、物語のヒロイン・ウェンディに扮して本の中の世界を冒険することとなる。憧れの本の世界に入れたため非常に喜び、次に「一休さん」の世界に入る。原作のとんちを忘れてしまったが、どうにか思い付いたオリジナルのとんちで切り抜ける。最後に昔作ったオリジナルの物語「まほうアイドルベニオ そして伝説のステージへ」の世界に入り込む。だが未完のまま入ってしまったため、ライバル役として現れた芹奈と共に本の中に閉じ込められてしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したお陰で脱出できた。
- 第73回ではゆらと共にたい焼きを買いに行った。その後はゆらの考案した加代子が竹子に謝罪する作戦に協力し、煙幕やBGMを操作していた。
- 第85回では眞生と共に黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- 第86回では「あどミンも電キャんぷベースに来ればよかったのに」と発言してしまい、芹奈に窘められた。
- 第104回では大縄ができず泣いていたところ、相手の才能をコピーできるデンリキ『コピコピコピッぺ』を得たことにより様々なことが得意になり人気になれた。逐一コピッペするのが面倒だと感じ、「何でもできるサトウ先生をコピッペすれば何でもできる」と考え、こっそり彼女にデンリキを使うものの、「完璧になれば何もやらなくてもいい」と考えてしまい勉強をサボってしまったほか、周囲のクラスメイト達からも避けられてしまう。その後桜川の会社を題材にして社会科の発表をすることになったが、サトウ先生の緊張しやすい体質もコピッペしてしまったため、本番では上手く喋れずに終わってしまう。その後友人のミキと共に彼女が裏で努力していることを知り、「人が頑張ってきた時間を横取りするのは気持ちよくない」と気づきデンリキを吸収させた。「ズルして楽しても楽しくない、苦手なこともあるけど、できるまで頑張るから楽しい」と実感することができた。
- 第109回では元太と共に芹奈を助けに行った。
- 第114回では眞生と共にギュナイの映画撮影を手伝っていた。
- デンリキ発動時のポーズはその場で一回転し、左手の人差し指を立て、体を左側に傾ける。
- なお、第17回~第18回では私服姿の出演だったが、第19回~第21回と第62回の変身前のかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 紅緒の電キャ(声:山崎バニラ)
- カチューシャをつけた犬の擬人化キャラ。体が非常に薄い平面画のようになっていて、ゴーグルを装着している。本人と同じく読書家でマイペースな性格。指には指紋がある。
- 第106回でデンリキ「コピコピコピッペ」を吸収したことにより会話ができるようになった。その際、紅緒に「できる遊びを増やすために一緒に挑戦していこう」と約束した。
- 筧 礼(かけひ れい)
- 母親はニューヨークに単身赴任中。一人称は「礼」。ダジャレばかり言う悠真のことを度々「かっこ悪い」と評している。ダンス教室に通っている。
- 第13回~第14回ではいち早く母親に会いたいあまり、みやぞんエンジやあどミンの忠告を無視して1日先にタイムスリップできるデンリキ「メクルメク・メクール」を使いすぎた結果、15年後にタイムスリップし大人の姿になってしまう。唯一自身の話を信じてくれた大人の悠真に感謝の意を述べ、あどミンにデンリキを返却した。
- 第48回ではどの果物を食べるかで理音と口論になっていたが、ゆらに怒られスティック探しに駆り出された。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。
- 第64回では歯科医院で歯を治療してもらっていた最中、突如電印が光り大人の悠真と遭遇。「電空のハカイシャが来る、あどミンが危ない」と告げられる。帰り道に電空のハカイシャに追い回されていたゆら・悠真と出会う。無人島では足を挫いてしまったため作業はせず休んでいた。洞窟で眠っていた最中、再び大人の悠真とあどミンが夢に現れ、それぞれ「あどミンは危険な存在である」と「自分を電空のハカイシャに引き渡してもいい」と告げられる。この事をゆらに話した際最初は信じてもらえなかったが、悠真の決意を聞いてからは団結する。かくれガレージに帰還したあと、悠真に「かっこよかったよ」と伝えた。なお、夢に現れた男性が大人の悠真だったことには最後まで気づかなかった。
- 第76回では第65回と同じく、「あどミンは危険だと夢で教えられた」と主張した際にはゆらに「所詮夢だからそんなこと信じない」と反論され、「最初はそのまを信じなかった癖に」と言い返し揉めたが、悠真に窘められた。第78回では「めくりめくって時を進めろ」という課題を出され、近くに様々な家具が出現した。その中にあった日めくりカレンダーを全て破ったことにより課題を達成した。
- 第83回ではデンリキを取り戻せばあどミンと戦わなければならないのかを考えていた。ゆらがリバース・コンバーターの探知機を忘れたままかくれガレージ・オリジンを飛び出していった際には彼女を追いかけた。
- 第110回では家庭教師を雇うことを母親から勧められていた際に、相手の世間からの評価を知ることができるデンリキ「ダレッポイント」を得る。しかし雇った家庭教師の誠は自分には合っておらず、加えてダンス教室の生徒・サチとアンナがダンスパートナーのリコに対して自身を酷評する瞬間を聞いてしまう。新しい家庭教師の美佐子に「ガツンと言った方がいい」とアドバイスされたが、結局リコを引き抜かれてしまう。アイコとマリンと共にダンスチームを組むことにしたが、桜川に言われた方法で自身のダンスの点数を見たところ思ったよりも低かったため落胆。加えて美佐子が自身の陰口を叩いているところを見てしまう。その後みやぞんエンジ・桜川との対話で「世間からどう思われているかがデンリキの見せる点数なので、自分を上手く見せられる人が高得点を取れる」と気づく。誠と再会し和解したあと、アイコ・マリンとダンスの練習に励んだ。
- デンリキ発動時のポーズは両手を顔の横で振ったあと、左足を上げて両手を体の右側に突き出す。
- なお、第48回のかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 礼の電キャ(声:朝日奈丸佳)
- 2等身の狸。本人とお揃いのピンクの衣装を着ている。耳には紅葉のマークがあり、大きめの尻尾を持つ。好物はオムライス。
- ややどんくさいのか、生放送で電空に行く際には着地に失敗して地面に激突してしまうのがお約束となっている。
- 第112回でデンリキ「ダレッポイント」を吸収したことにより会話ができるようになった。口調は幼い少女のようである。その際、礼に「人が自分の評価を決めるんじゃなくて自分で決める」と言葉をかけた。
- 谷川 理音(たにがわ りおん)
- 2020年度に出演。
- 大阪出身のため、照太と同じく関西弁で喋る。趣味は探偵小説を読むこと。
- 第18回では生に頼まれ、彼のギャグの監修をすることになる。しかし肝心のギャグは芹奈と元太にはウケず、生が悠真を頼ろうとしたところ「悠真はアカン、自分を頼ってくれたのが嬉しかった、悠真がいたら僕はただの関西弁で喋る人や」と落ち込んでしまう。本番で生が修正前のギャグをあどミンに見せてしまい突っ込んだが、これがあどミンに評価された。
- 第34回では元太と共に山荘に招待されるが、招待された人々が次々と消失する事件に巻き込まれる。憧れの探偵小説の真似をして事件を解決することになる。元太に「さすが名探偵」と言われた際には毎回照れていた。しかしそれをトリガーとして無意識に照れた時に考えた相手をテレポートさせるデンリキ「テレテレポート」を発動させてしまっていたのが事件の真相であった。
- 第37回では芹奈の実家である忍術教室に弟子入りしていた。あどミンに怒られかくれガレージを出ていってしまった芹奈に遭遇し、「ありのままでいい、でも程度はある」と言った結果彼女を立ち直らせることに成功、練習に協力することになる。練習のやりすぎで手裏剣を投げられなくなってしまった芹奈に対しては「頑張る姿に勇気をもらった」と評価していた。
- 第48回ではどの果物を食べるかで礼と口論になっていたが、ゆらに怒られスティック探しに駆り出された。
- 第61回ではデンリキを発動させた紅緒を芹奈やみやぞんエンジと共に見守っていた。未完成だった本に入ってしまい紅緒と芹奈が閉じ込められてしまった際には、「魔王(紅緒の姉)は元の姿であるアイドルに戻り、実は真っ白な世界の正体はステージだった。3人はそこでライブを行いハッピーエンド」という結末を書き足し、2人を現実世界に戻すことに成功させた。
- 第64回では誰があどミンの酢昆布を食べたかを探偵になりきって推理していた矢先、電空のハカイシャから逃げてきたゆら・悠真・礼と遭遇する。無人島では「電空のハカイシャは電波を辿り現れるのではないか」「電空のハカイシャは機械みたいな見た目だから、水に弱いのではないか」などと周囲の証言から推測していた。
- 第70回では母親の作った煮物を嫌がっていた矢先、食べたものの記憶を読み取るデンリキ「サイコグルメトリー」が宿る。このデンリキを使って、「ビストロかげやま」の店主の失踪事件に挑む。手始めにビストロ内に残されていたパンを食べると「パンを焼いたあとに女性が泣いていて、店主が倒れて無理矢理車に乗せられていた」という映像を見たため、「店主は何者かに連れ去られた」と推測した。暗号を解いている最中に「カゲヤマ亭」の店主が作ったビーフシチューを食べた際には「『ビストロかげやま』の店主が女性にプロポーズしたところ相手が泣き出した」という光景を見る。実は事件は「カゲヤマ亭」の店主の勘違いだったが、暗号を仕組んだのは誰なのかという謎は残った。最終的に店内に落ちていた酢昆布からあどミンが犯人だと見抜いた。帰宅後、母親が再び煮物の作り置きをしていたが、「ビストロかげやま」の店主の「料理は愛情」という言葉を思い出した。
- 第85回では黒いあどミンの攻撃を受けた際、「テレテレポート」で他のてれび戦士もろともゴミ捨て場に移動した。その後黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- デンリキ発動時のポーズは右手人差し指を立て腕を振ったあと、右手で印を作り、左手を胸の前に持っていく(この時後述の悟りんぐが回転し光る)。
- なお、第48回、第70回~第72回のかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 理音の電キャ
- 黄色いマントを着けた、仏像風のハムスター型ロボット。背後には「悟りんぐ」という名前の光背があり、空中で座禅を組む。普段は目を閉じているが、攻撃時やデンリキの発動時のみ開眼する。
- 松尾 そのま(まつお そのま)
- 初登場は第25回~第30回。風花のクラスに編入してきた女子児童。特技はあやとりだが、彼女があやとりをすると周囲の人間は彼女の意のままに動くような不可解な行動を見せていた。初対面の悠真に対しても「不思議なことって、ある?」とデンリキを知っているような発言をした。感情が昂ると関西弁になる。誰かを蔑ろにされるのは絶対に許せないらしく、風花が「悠真なんていなくていい」と発言した時には「人は簡単にいなくなる」と言い返し激怒した。
- 実はデンリキ「アヤ×2ツリングネットワーク」の使い手。バックドアーズについては知らない素振りを見せたが実際は嘘をついていて、デンリキでバックドアーズを踊らせてバックドアーズの体についているブラックボックスを回収した。風花に対しては「どこに住んでいるかは秘密」と発言したが、実際はビルの屋上の倉庫に一人で住んでおり(以前は父親と一緒に住んでいた)、その部屋にはアンティーク風の装飾が施されている。毎日万年筆で誰か(第54回にて父親と判明)に向けて手紙を書き、トランクに収めている。
- かつて電空に父親(先述のみやぞの博士)を奪われたとして電空を憎んでいた。そのためてれび戦士たちとは別行動を取り、彼を取り返すべく独自で電空を修復しようと試みていて当初は「てれび戦士にはならない」と決めていたが、悠真とはお互いの秘密を共有する関係となった。
- みやぞんエンジ曰く、「どこかで見たことがある」らしい。第54回でそのまは彼のことを「お父さん」と呼んでいたが、みやぞんエンジ側に面識はなかったため人違いとして扱われた。
- 第49回~第51回で再登場。ダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」の大会に風花と悠真を誘う。しかし決勝に出るためにデンリキで不正行為を行っていた瞬間を悠真に目撃されてしまう。彼に「決勝ではズルをするな」と忠告されるが、「私はてれび戦士じゃないから」と聞き入れなかった。ゆらと心を通わせ優勝することができたが、参加目的は開発者の桜川に会うことだった。しかし肝心の情報は得られず、「目的のために人を利用するなんて自分勝手すぎる」と悠真からも見限られる。
- 第52回では悠真がみやぞんエンジと共にいるところを発見し、その会話からデンリキファイルに重要な情報があると見て、悠真を呼び出した上にデンリキで操ってデンリキファイルを取りに行かせる。風花のお陰で元に戻った悠真と彼を助けに来たゆら・生・紅緒の協力要請をも拒絶しデンリキを使うが、新たなデンリキ「チョキチョキチョッキング」に覚醒した悠真によって打ち破られ、頭上に現れた絡まった糸を断ち切られ正気に戻ったことにより「気持ちがこんがらがっていた」ことに気がつく。その後現実空間に現れた巨大バグに遭遇し、デンリキの糸を放つも退けられてしまうが、悠真が絡まった糸を切り開き大きな輪にしたことによりバグを拘束・消去することに成功した。かくれガレージを訪れてからはてれび戦士になることを決心し、「自分は電空に初めて降り立った人間である」ことを明かした。この際「もういらないから」とデンリキをあどミンに返した。
- 第58回ではゆらと一緒に眞生の誕生日会を計画していて、当日にはケーキを贈っていた。
- 第74回ではゆらの作戦に賛成し、デンリキをあどミンに食べさせるのを延期するのに合意した。第75回であどミンがゆらのデンリキを食べた際には何故か微笑んでいた。
- 第76回では父親から託された武器を手にしたところをゆら・悠真・礼に目撃され、「自分達を裏切ろうとしているのではないか」と誤解されてしまった。あどミンに武器を向けたが、実はその背後にいた電空のハカイシャを狙撃していた。その後は「自分はみやぞの博士の娘で、電空の一般開放後何かしらの不具合が発生し、父は電空の暴走こそ止められたが、周囲の電空にまつわる記憶と父は戻ってこなかった。それで電空を憎んでいた」と語った。第78回では「掃除して流れる前に願え」という課題を出された。課題文が父とやっていたあやとりのことを示していると気付き、あやとりで箒を作ったあとそれを横倒しにして、「お父さんに会いたい」と呟いたことで課題を達成した。
- 第79回では自分達の前に現れた電空のハカイシャを撃った。第81回では再び電空のハカイシャに遭遇するも、みやぞんエンジが消滅する寸前に彼から託されたギターを掻き鳴らし、みやぞの博士が作った電空のテーマソングを歌うことで電空のハカイシャをみやぞの博士に戻すことができた。そして「いい大人が子供の手を焼かせないでよね」と声をかけ、悠真からは「素直じゃないなぁ」と評された。
- 第84回では父があどミンの元に向かおうとした際、かくれガレージを抜け出して「二度と離れない」と嘆願、2人きりであどミンと戦おうとする。
- 第85回では悠真に「ずっと1人で諦めなかったんだよね」と励まされた。その後父があどミンを消そうとした際には「あどミンは仲間だから」と反対した。
- 第101回ではいつもタイミングを逃しがちなソニアに対して「時間の使い方が下手なんじゃない?」とアドバイスしていた。
- 第122回では風花とレストランを訪れていた際、高いステーキを食べられず代わりにポテトを食べていたところ食べ物の味を変えるデンリキ「マイマイウーマ」が発現する。その後おにぎりをつくって児童たちに振る舞うが、道場に酷評された挙げ句彼と料理対決をすることになってしまう。「味はデンリキでどうにかなるとして、問題は見た目」と悩んでいたところで、祖母に肉じゃがの作り方を教わる。本番では身に付けたじゃがいもの面取りの技術や隠し味の手作りバターを使ったが、愛情を込めた祖母の味そのもので勝負したくなり、あえてデンリキを使わなかったため敗北[注 40]。その後は祖母の料理を嫌がらずに食べるようになった。
- 第125回では芽衣と共に風花の自宅でDOSの練習をしていた矢先、みやぞんエンジに電キャんぷベースへ呼び出される。その後、麻理亜・萌衣と共にみやぞの博士から頼まれた場所の調査に向かうが、麻理亜が電空のことを気楽に考えていたと捉えた挙げ句、萌衣と別行動を始めた彼女と対立してしまう。その後2人がクリプトオンズに襲われかけた際には第76回の武器で追い払うも、男子てれび戦士と合流した際に現れたクリプトオンズを攻撃しようとした時には電池切れを起こしてしまう。最終的に悠真の手で救われた。帰宅途中に麻理亜に感謝され、「借りは作ったから利子をつけて返してよね」と返答していた。
- デンリキ発動時のポーズは右手の平を前に出す。
- そのまの電キャ(声:早見沙織)
- 芹奈のものに酷似しているが、エメラルドグリーンと紫を基調にしたカラーリングで髪が少し長く、バイザーの色は黒。
- 第54回ではこの電キャが全ての電キャのプロトタイプだということを明かした。
- 第124回でデンリキ「マイマイウーマ」を吸収したことにより会話ができるようになった。上品な女性を思わせるような口調で会話する。そのまの自宅のガラスを通して彼女の前に現れ、なんやかんやで祖母の味を認めたそのまに「素直じゃないんだから」と声をかけていた。
- 第126回では電空の怖さを微塵も気にかけない桜川や麻里亜の態度に腹を立てるそのまを、1年前の彼女の行動(悠真達に従おうとしなかったこと、デンリキをゆらを追い出すなどの行為に使ったため力に呑まれたことなど)と似ていると評した。
- 勅使河原 空(てしがわら そら)
- 2021年度より登場。
- 自分の実力や考えには間違いがないと思っている自信家。大の負けず嫌いでもある。正体はDOSのトッププレイヤー・スカイハイ。
- 第86回で悠真と出会った際、電空のことを覚えている素振りを見せた。彼にクリプトオンズについて教え「あどミンは生きている」と伝えた。「誰かは言えないが(第89回で桜川と判明)頼まれてあどミンを探している」らしく、悠真と共に行動することになる。クリプトオンズの習性を生かしてわざと悠真のスマホを奪わせ、それの位置情報を自身のスマホから辿ることでアジトを暴いた。
- 第88回の終盤で桜川に連れられ電キャんぷベースを訪れ、第89回で麻理亜と共にてれび戦士に加入した。その後麻理亜と共にDOSの特訓をしていた際、「DOSを極めれば電キャと会話ができるかもしれない」と考え、悠真に勝負を挑む。しかし急に高得点を叩き出した彼に負かされそうになり、「このままじゃ負けちゃう」と思った瞬間相手を自身から離れさせるデンリキ「シュルシュルディスタンス」が宿る。悠真の自宅を訪れたソニアや眞生、更には応援しに来た風花や萌衣を追い出してまでも悠真との再戦を望むが、DOSの会社で戦うも負けてしまう。その後絶望し「シュルシュル皆」と言ってしまい、てれび戦士達だけでなく桜川などの研究員もろとも全員を追い出し、会社の周囲に暴風を起こすほど暴走を始めてしまう。第90回でも会社の塔に閉じ籠っていたが、悠真が来て「正々堂々と戦いたい」と説得される。それによって「負けるのは嫌だ、でもひとりぼっちはもっと嫌だ。僕はもう一度戦いたい」と気づき、暴走したデンリキから解放された。その後は「悠真の得意なことで戦いたい」と言い、2人でダジャレ対決をしていた。
- 第125回では元太・照太と共に悠真を訪ね、電空の異変を伝える。だが悠真は月刊「モー」の企画に夢中だったため、彼と仲違いしてしまう。その後クリプトオンズのいた工場がモンロウ重工のものであることを萌衣に教えられた際には、「DOSの大会のスポンサーを今年からやっている」と言っていた。
- デンリキ発動時のポーズは抜刀するような動きをし、左腕を顔の後ろに、右腕を顔の前に構える(DOSでの攻撃時も空は前半と同じ動きをする)。
- 衣装は前年度いっぱいで卒業したゆらのものに似た黄色。
- 空の電キャ(声:佐久間元輝)
- 日本刀を持った和装の鳶。右目は赤、左目は青のオッドアイ。口調は悠真の電キャとは対象的にやや古風の渋めのボイス。
- 第91回では空から「無口くん」と呼ばれた。その後デンリキ「シュルシュルディスタンス」を取り込んだことにより会話ができるようになった。その時に「やっと話せる」と言っていたことから空と会話することを望んでいたようだったが、喋ったことを悠真と空には気づかれず、挙げ句ダジャレ対決の審判を求められてしまった。その後桜川に電空の復活について知っていることはあるかと尋ねられたが、「何も知らん」と返していた。
- 第125回では月刊「モー」の事を知っている素振りを見せた。
- 布施 麻理亜(ふせ まりあ)
- 2021年度より登場。眞生とは同じ学校の同級生にあたる。
- 第88回の終盤で桜川に連れられ電キャんぷベースを訪れ、第89回で空と共にてれび戦士に加入した。空と共にDOSをプレイし、どうしたら電キャが喋るようになるかを考えていた。第90回ではソニア・眞生と共に悠真と空の試合を見学するが、負けて絶望した空に会社から追い出されてしまう。第91回では空の暴走が収まったことにより社内に入れるようになった。悠真とダジャレ対決をしていた彼を見て安堵していた。
- 第92回では疎遠になった友人のまみが転校すると聞き、「最後に一度話してみたい」と願った瞬間透明になるデンリキ「キエルスケール」が宿る。眞生に勧められて彼女の自宅を訪れるも突っぱねられてしまったため、デンリキで透明になって中に侵入し、AIのマーシャに扮して本心を聞き出す。しかし途中でデンリキが解けてしまい、怒ったまみに追い出されてしまう。しかしまみが本当は謝りたがっていたことを知る。丘の上でピアノを演奏していた最中彼女と遭遇。最初はデンリキで逃げようとしたが踏み止まり、お互いのことを謝って笑顔で別れることができた。
- 第126回ではそのま・萌衣と共にみやぞの博士から頼まれた場所の調査に向かうが、電空のことを気楽に考えていたとそのまに捉えられた挙げ句、萌衣と別行動を始めたため彼女と対立してしまう。その後そのまに助けられ、帰る途中に和解した。
- デンリキ発動時のポーズは左を向いて左手を出したあと、右腕を大きく回して両腕を顔の前で構え、左足を曲げる。
- 麻理亜の電キャ(声:武田華)
- 槍を持った鹿型獣人。鎧を身に纏っていて、仮面は上にずらすことができる。
- 第94回でデンリキ「キエルスケール」を吸収したことで会話ができるようになった。その際に麻理亜のことを励ましていた。
- 香月 萌衣(かづき めい)
- 2021年度より登場。風花の後輩で彼女のことを「風花先輩」と呼ぶ。風花との仲は良いが、悠真を見下す風花とは対照的に悠真に対して好印象を持っており、その点に関して風花は半ば呆れている模様。戦国時代に詳しく、戦国武将に例えた喋り方をする。
- 第89回では風花と共にスカイハイ(空)に夢中になっていた。第90回では空の声が聞こえて興奮したが、デンリキで風花と共に追い出されてしまった。
- 第95回では悠真と戦国武将のカードゲームで遊んでいた最中、カードの絵柄を実体化させるデンリキ「カードデダース」を得る。たまたま最初に引いた足軽のカードから出てきた足軽しか出せなかったため、彼に「トクマル」と命名して天下統一を目指す。しかしトクマルはやること為すことが全て空回りしてしまうため、「最初から無理だったのかも」と諦め彼をカードに戻そうとしたところ、カードを全て川に落としてしまう。「カードに戻りたくないからわざと川に落とした」と思い込みトクマルと絶交してしまうも、風花と話したことにより心を入れ替え、カードを探していた悠真・トクマルと合流し全てのカードを見つけることができた。電キャんぷベースにて電キャにデンリキを吸収させ、正式にてれび戦士となった。自身の電キャに「トクマルにはまた会える」と言われた時には「あんなドジな足軽なんて」と言っていたが、その後風花とカードで遊んでいた際、あえて足軽のカードを使い「立派な戦国武将だから」となんやかんや彼を認めていた。
- 第98回ではみやぞんエンジに昭和のことを教えていた。
- 第105回では紅緒の日本史の宿題を手伝っていた。その際、「歴史は覚えるものじゃなくて楽しむもの」とアドバイスしていた。
- 第125回ではそのまと共に風花の自宅でDOSの練習をしていた矢先、みやぞんエンジに電キャんぷベースへ呼び出される。その後、そのま・麻理亜と共にみやぞの博士から頼まれた場所の調査に向かうが、揉めた2人を仲裁していた。
- デンリキ発動時のポーズは顔の横で手を振りながらその場で回り、両腕を上に広げる(この際電キャは髪飾りを手に持っている)。
- 萌衣の電キャ(声:井澤詩織)
- どんぐりの髪飾りを付けオレンジの服を着たリスの少女。髪飾りは取り外し可能。語尾は「~グリ」。
- 第97回でデンリキ「カードデダース」を吸収したことで会話ができるようになった。その際、萌衣に対して「またトクマルには会える」と声を掛けていた。
敵キャラクター
2020年度の敵キャラクターは先述の「黒いあどミン」を含めて、暴走した電空のプログラムと関係者であった。
- バックドアーズ(演:NOPPO)
- デンリキのエネルギーを狙う謎の男。灰色の体のあちこちに四角いブロック(取り外しが可能で、そのまは「ブラックボックス」と呼ぶ)がついたような外見。無言かつ無表情でパントマイムのような奇妙な動きを取る、数人に分身する、てれび戦士を追いかけ回すが気付かれると物陰に隠れる、などといった謎が多い。
- 視界を塞がれると動けなくなるらしく、第3回で悠真のデンリキでバケツを被せられた時には方向感覚を失っていた。また、胴体が平ら故か、第20回では紅緒を追いかけて彼女の学校に入ったものの、追いつくことすらできず、踊り場で倒れ起き上がれなくなってしまった。
- 第32回では行動目的を知るためにソニアがデンリキ「ヒソヒソヒアリング」を使うが、吹き出しは真っ黒で文字が一切表示されなかった。これについてみやぞんエンジは「頭の中が空っぽなのかもしれない、人間ではない可能性がある」と考察した。
- 第79回であどミンから明かされた正体は、電空管理部の監視プログラム管轄の電キャ。その目的はデンリキを使うてれび戦士の監視だった。
- 第83回ではみやぞの博士から電空の管理プログラムの一部であることが明かされた。また、一個体があどミンの指示の元で生と元太を尾行していたが、逆にみやぞの博士らにハッキングされた。
- 名前の由来はコンピュータセキュリティの用語で「侵入口」の英語「バックドア」から。
- 巨大バグ
- 第52回~第54回に登場。現実世界に侵食してきた電空のバグ。電空内に浮かぶバグは困り顔なのに対し、こちらは凶悪な表情をしている。みやぞんエンジやあどミン曰く、「何かに惹かれているよう」とのこと。
- そのまはデンリキでバグを縛ろうとするも、巨大すぎたため最初ははね除けてしまう。だが悠真がデンリキで糸を加工して広げたことにより糸で縛られ消滅させられた。
- 第85回で再登場。紅緒と眞生を捕まえたが、ギュナイを捕まえようとした際にデンリキの電流を喰らい退いていった。
- 電空のハカイシャ(演:kekke / みやぞん(第79回・第81回) 声:徳石勝大)
- 初登場は第64回~第66回。てれび戦士達やかくれガレージを執拗に攻撃する謎の怪人。照太からは「バックドアーズのボスかもしれへんな」と推測された。黒い衣装を身にまとい、側面に黒い角が2本ついた赤い仮面を身に付けたような外見。指が4本ある右手の手のひらから黒いキューブを放つことで現実世界を黒く侵食させる攻撃を行う。「ジジジ…。ハカイ…。」と喋る。てれび戦士のスマホから発された電波を辿りどこからともなく彼らの前に出現する。そのことに気づいたゆらはてれび戦士全員に島内でのスマホ禁止令を出した。第65回のラストシーンでは一度眞生がスマホを使った時に島内に侵入した。第66回では「ハカイシャハカイ作戦」の一環で悠真に呼び出される。照太が作ったあどミン型のデコイに誘導されてギュナイと眞生に縛られたあと、残りのメンバーに海岸へと引っ張られ悠真によって海に突き落とされ感電した。だが完全には死んでおらず、逆にてれび戦士たちを追い詰める。最終的にみやぞんエンジによって修復されたシャッターを通って逃げられたため島に取り残された。
- 第77回ではてれび戦士全員のスマートフォンに安全アプリをインストールしたあどミンの背後に現れたが、そのまに撃たれ消滅した。第78回では課題に手こずっていた悠真の前に現れた上に攻撃もかわすが、彼が課題を達成した瞬間倒れて動かなくなった。
- 第79回ではあどミンの元から逃げ出したてれび戦士たちの元に現れるが、そのまに撃たれ仮面が欠けた。第81回ではかくれガレージから逃げ出した悠真・元太・ゆら・そのまの前に現れる。そのまがギターを弾き語りしたことで苦しみ出し、仮面が消えてみやぞの博士の素顔が露わになった。
- なお、「電空の破壊者」という漢字表記は誤りである。
- 電空のハカイシャの仮面(声:徳石勝大)
- 第67回~第69回に登場。てれび戦士を洗脳する謎の仮面。てれび戦士らが気付くと彼らの手の中にあり、自身を被るように仕向けながら手を顔の前に持っていかせる。被ってしまうと消滅し、「あどミンは怖い存在である」とそのてれび戦士を洗脳しあどミンを破壊(=殺害)するように体を支配、別のてれび戦士の前に再び現れる。最終的に生によってみやぞんエンジが作った圧縮機に入れられ、仮面が印刷された紙のような状態になって出てきた。
- クリプトオンズ(演:NOPPO)
- 2021年度より登場。バックドアーズに酷似しているが、こちらは両手などの差し色が赤から黄色に変わっていて身体中にギリシャ文字が書かれているほか、ブラックボックスの形状も四角錐型に変わっている。空曰く、「電空に発生した新しいプログラム」。両手を合わせた状態で細かくパタパタさせる独特の動きの拍手をすることで、任意の物体をパソコン用ディスプレイの中に転送して隠すことができ、その能力を使ってあどミンを拐った。
- 第108回ではデンリキを使ったことで抜け殻状態になっていた芹奈の肉体を隠した。第109回では通った跡にバグのような足跡が残ることが判明し、それを探知できるゴーグルをみやぞんエンジが開発した。
- 第120回では眞生が迷い込んだ並行世界でテレビ番組としての「天才てれびくんhello,」を教えた男性が、眞生には幻覚でクリプトオンズに見えてしまう描写がある。
- 第126回ではバグにまみれたモンロウ重工の工場に現れ、それぞれ別行動をしていたそのま・麻理亜・芽衣と元太・照太・空に襲いかかる。その後男子を襲っていた個体と女子を襲っていた個体が合体するが、乱入してきた悠真に網で捕獲された。
- 名前の由来は「暗号」を意味するクリプト(crypto)から。
- ペコパリオンズ(演:ぺこぱ)
- 2021年度生放送(デントリー編)より登場。クリプトオンズのような格好をしている二人組。電空のお宝を奪い、電空の果てにあるアーカイブ星に永久保存しようとている。
- 初登場となった超ひらめき研究所では金庫屋に化けて潜入、エジソンノートが出てきたところで本性を顕しノートを2冊とも奪ったが、てれび戦士達に取り返されてしまった。
- 超アニメスタジオでは反省していた素振りを見せるも実は懲りておらず、デンズニーのフィルムを強奪したが奪い返されてしまった。
- 超ファッションシティではテレビ局員に扮して潜入。チャネルの半袖Tシャツを修復する作業を手伝う。ショーが終わったタイミングを見計らってTシャツを奪い、そのままアーカイブ星に保存した(つまりてれび戦士の初敗北)。
- 超宝島の財宝を狙うべく超ロマンスター号に乗り込んだが、嵐に遭遇し悠真と空が到着した際には二人して船酔いでダウンしてしまった。その後船が超宝島に到着したタイミングで航海図に目標を変え強奪したが、結局奪い返された。
- 超朝ドラシティでは持ち込んだ全自動林業マシンを暴走させてしまったが、てれび戦士達に冷却してもらった。その後眠ったトキコーンを捕獲するも、救出されてしまった。
- 超銀河鉄道では「願いを叶える切符」を手に入れるためにスタンプラリーに参加する。学者やジョデンニがピンチになっている間にさっさとスタンプを押していたため、主催者の学者から見限られてしまった。切符の正式な所有者となったジョデンニから切符を強奪するが、切符を今すぐ使うかアーカイブ星に保存するかで終始揉めていた。最終的に切符も奪還されてしまった。
- 電空の上空を飛行していたレフト兄妹の飛行機を発見した際には飛行機を奪うが、アーカイブ星に到着する直前に落として壊してしまった。その後修理に協力させられたため奪うことはできなかったが、「完成したらまた来る」と言い残しメアリーエンジからは「二度と来るな」と怒られていた。
- シュウペイ(演:シュウペイ)
- ペコパリオンズのメンバーで、立ち位置は向かって左側。言動が軽いが知識人。ショウインジには敬語を使う。ペコドローンの操縦も担当する。
- ショウインジ(演:松陰寺太勇)
- ペコパリオンズのメンバーで、立ち位置は向かって右側。非常にポジティブで、周囲の言動を全て肯定する。
準レギュラー
- 坂上風花[注 41](演:江原風花)
- 悠真の妹。「カゲヤマ亭」という洋菓子店の個数限定商品「ジュエルシュー」が大好物[注 42]で、自分だけで食べてしまう贅沢な一面がある。悠真を見下し、いつも文句を言っている[注 43]。
- 第1回 - 第6回ではオセロを悠真とプレイしていたが、腕は強く毎回兄を負かしている。悠真を格下扱いするような言動と行動が目立っていたが、偶然兄によって大切にしていた電動の犬のぬいぐるみが直った[注 44]ことにより、悠真を尊敬し「お兄ちゃん」と呼んだ(第51回と第89回、第90回でも一度だけ呼んだ)。
- 第25回 - 第30回で再登場。転入生のそのまと親友になる。相変わらず悠真に対しては辛辣で「いなくなっても構わない」とまで発言したため、それをそのまに窘められた。兄とは違い宇宙に興味はない。また、あやとりも苦手なようでそのまに教わっていた。
- 第49回 - 第51回で登場した際には、そのまに誘われて始めたダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」の大会に出場しようと意気込む。しかし練習中に足を捻り、大会に出場できなくなってしまう。
- 第53回ではカゲヤマ亭からの帰り道にふらふらと歩いていた悠真を発見する。無反応だった彼を驚かせて起こしたことが彼の洗脳解除に繋がった。
- 第80回では電空の再起動により彼女もまた電空に夢中になり、大好物のジュエルシューにすら見向きもしなくなってしまう。
- 第83回ではあどミンの経験データの提供元の1人として利用されていることが判明した。
- 第85回では電空消滅によりネット依存から解放されたらしく、第1回と同じく悠真とオセロで遊んでいた。
- 第86回では自宅に萌衣を連れてきていた。
- 第89回では萌衣と共にスカイハイ(空)に夢中になっていた。第90回では空の声が聞こえて興奮したが、デンリキで萌衣と共に追い出されてしまった。
- 第95回では戦国武将のカードゲームを萌衣に誘われてプレイしたものの、ルールがわからず最終的にたまたま帰宅した悠真に丸投げした。第97回ではジュエルシューを買った帰り道に萌衣と遭遇した。ジュエルシューを分けて食べさせていた時に彼女がカードを紛失したことを知り、「萌衣はまっすぐだし決めたらグイグイ行っちゃう、一生懸命なのにどこかズレてる」という言葉をかけた。これを聞いた萌衣は自身とトクマルは似た者同士であることを実感し、彼の元に戻ることを決心した。
- 第122回では偶々会ったそのまとレストランに行ったが、そのまが無意識に発動させたデンリキで生み出したステーキ味のフライドポテトを全て食べられてしまった。その後、道場との料理対決をする彼女を見守っていた。
- 第125回ではそのま・萌衣とDOSの大会に向けた練習をしようと悠真を自宅から追い出すが、2人にはみやぞんエンジからの召集が掛かったため帰られてしまった。
- 桜川春一郎(演:前田公輝※)
- 初登場は第49回 - 第52回。ダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」(以下DOS)の開発者で、電キャの生みの親。そのまが探しているとある人物(後述のみやぞの博士)と同じ会社で働いているのだが、「相手は自分が入ってすぐに辞めてしまった」とのことで、そのまは望む情報を手に入れられなかった。
- 第52回ではみやぞんエンジを見て「博士」という言葉をこぼす。「みやぞの博士がDOSの基礎プログラムを作った」という情報をみやぞんエンジと悠真に伝え、悠真の電キャがゲーム内に登場した理由を「基礎プログラムが残っていたのではないか」と考えた。
- 第88回で再登場。空と麻理亜を連れて電キャんぷベースを訪れた。しかし入ってきたのがちょうど悠真の電キャが喋った直後だったため、現場に居合わせることができず悔しがっていた。また、2021年度では電キャんぷベースに常駐するようになった。基本的にてれび戦士の話を聞くことに徹しているが、電キャのこととなると血相を変えて大興奮する。
- 第89回ではてれび戦士たちに新しい任務として「電空が急に復活した理由は電キャにある」と伝えた。第90回ではDOSで高得点を出した悠真に感心していたところ、空のデンリキで悠真、眞生、ソニア、麻里亜、他の研究員もろとも建物から追い出されてしまう。第91回では無理に社内に入ろうとするソニアたちを引き留めたが、後に空の暴走が収まったことにより社内に入れるようになった。
- 第99回では「デンリキを使ったにもかかわらずやっちゃんに認識された」という元太の話を聞き、「デンリキのバグなのかもしれない」と推測していた。
- 第106回では社会科の研究発表のために会社を訪れた紅緒を案内していた。その際、「コピッペをコピッペしてしまえば学校もいらなくなるかもしれない」と考えていた。
- 第125回ではDOSの大会のCMに出演していた。なお、その横には詳細不明の電キャも登場している。第127回では元太にモンロウ重工の工場にいるところを見られる。彼がそのことを他のてれび戦士に明かした直後に姿を見せるが、どこか様子がおかしかった。元太の映像を奪おうとするが、悠真の電キャに「制御板が爆発する」と言われ非常に慌てていた隙に全員に逃げられてしまった。
- 演じた前田は2003年度~2005年度のてれび戦士である。
- みやぞの博士(演:みやぞん)
- 写真での初登場は第49回、そのまの回想シーンでの登場及び名前が判明したのは第52回[注 45]、本人の登場は第81回。
- DOSの基礎データをプログラムした人物。そのまの父親であることも示唆され、第77回で明言された。桜川曰く自分が入ってすぐ会社を辞めてしまったらしい。桜川やそのまが見間違えるほどみやぞんエンジと瓜二つだという。また、電空の開発にも関わったとのこと。そのまはあやとりを彼から教わったが、電空が壊れた際に「電空を直しに行ってくる」と言い残して失踪してしまう。そのまは彼を探すために独自行動をしていた。一人称はみやぞんエンジと同じく「私」だが、敬語は使わない。
- 第76回では「危険な存在が迫ったときそれがキバを剥く」と書き残していて、そのまに武器を渡した。また、みやぞんエンジと同じく歌も好きで、電空のテーマソング(みやぞんエンジが「ピクセルの採掘場」コーナーの最後に歌っている曲)も作曲していた。
- 第81回では電空のハカイシャの正体として直接登場した。電空を破壊しようとして爆発に巻き込まれたあと、電空のプログラムの抵抗に遭い電空のハカイシャとして暴走してしまっていた。そのまが演奏したギターを聞いて苦しみ、仮面が割れて正気に戻ることでついにそのまと再会することができた。悠真たちに謝罪し、彼らをかくれガレージ・オリジンへとワープさせた。
- 第82回では悠真・そのまと共にリバース・コンバーターの探知機の在処を探すも、部屋が整頓されていなかったためそのまに呆れられた。挙げ句一人ぼっちになってしまった娘が書いた手紙を発見し号泣していたため、そのまと悠真を混乱させた。また、かつてゲーム会社で勤務していたがAI(あどミン)を開発するために退職したこと、そしてあどミンと共に電空を開発していたが彼が暴走し、自ら電空の安全ブレーカーを切ろうとして電空のハカイシャと化したことを明かした。第84回では1人であどミンと戦おうとしたが、そのまに「また自分を置いていくのか」と言われ、2人で決戦へと向かう。
- 第85回ではあどミンに「アヤ×2ツリングネットワーク」を使われ捕まってしまうが、黒いあどミンが消滅したと同時に解放された。しかしその後「これは終わりの始まり、このままではてれび戦士や子供たちの記憶が消えてしまう。これは最後のバグだ」と言うと同時にてれび戦士たちは苦しみ出し、記憶が消えかけてしまう。記憶を守るとともに再度の暴走を防ぐため、あどミンと電空を消そうとするが、「あどミンはバグじゃなくて仲間」とてれび戦士たちに説得され、「あどミンは私の子供だ」と思い直した。
- 第86回では直接登場しないが、みやぞんエンジとそのま曰く電空が急に復活した理由を調べているらしい。
- 第89回では旅に出たことが桜川から明かされた。
- 第125回の終盤で電キャんぷベースに通信をかけた。どこにいるかは明かせないが、ある場所(モンロウ重工の工場)で電空が再起動されたことを知り、そのま・麻理亜・萌衣に調査を依頼する。
- 名前の由来は演じたみやぞんの本名「宮園大耕」から。ただし、「宮園博士」という漢字表記は誤りである。
ゲストキャラクター
演者が書かれていないものはノンクレジット。
- ユウマ編
- 茂木淳一○
- 第51回に登場。「ダンス・オブ・スカイ」の大会の実況。
- 演じた茂木は前々作「Let's天才てれびくん」にて「ニュース深追い」のリポーターとして本人名義で出演していた。
- 天空寺の場所を教えた男性(演:坂口候一○)
- 生と元太が出会った男性。「仏像が沢山ある寺はどこか」と尋ねた2人に天空寺のことを教えた。
- 演じた坂口は2002年度の「天才てれびくんワイド」のCGキャラクター・ブッチョー部長と2003年度の「天才てれびくんMAX」のCGキャラクター・タマ部長、及び2004年度のストーリー「ドラマ プラズマ界」のCGキャラクター・ラビ零号・ラビ4.8号・ラビ55号・鬼ラビの声を担当していた。
- 古代文明(演:マツモトクラブ)
- 月刊「モー」の編集長を務める男性。名前の読みは「こだいふみあき」。悠真の名前が「UMA」(Unidentified Mysterious Animalの略で、未確認生物を指す)に通じることに気づき、彼と意気投合する。その後彼に「本物のUMAを見たことはあるか」と尋ねられ、「デタラメだと思ったこともあるが、同じものを追い求める仲間との繋がりは本物だ。見えぬものこそが真実」と返答した。これを聞いた悠真は他のてれび戦士の元に向かうことを決起する。
- ギュナイ編(第7回 - 第9回、第58回 - 第60回、第113回 - 第115回)
- 佐々木信一(演:浅川琉生)
- ギュナイと同じクラスの男子児童で、周囲には「佐々木くん」と呼ばれている。受験勉強にいそしんでいる。好きな色はピンクだが、母を始めとする周囲の目を気にして隠していた。ギュナイが彼にぶつかり鉛筆を落としてしまった際、「私がピンクにしちゃったよね、ごめんね」と謝られたが手酷い言葉をかけてしまう。自身の誕生日会でギュナイに鉛筆は元々ピンクで、自分で買ったことと自分はピンクが好きだということを吐露し、服をピンク色に変えてもらった。後にギュナイが所属するクラブに入る。
- ギュナイの担任(演:熊木翔※)
- 信一の母が「ピンク一色になった学校で息子を学ばせられない」とクレームを言ったため、対応に追われる。
- 演じた熊木は2000年度〜2002年度のてれび戦士である。
- ギュナイの同級生(演:石井心咲、咲希)
- ギュナイが部長を務める「最新トレンド流行クラブ」のメンバー。この回のストーリーがミュージカル風だったため、ギュナイと一緒に歌い踊る。第8回でギュナイが「ピンクをやめる」と言い出した際には、「ギュナイらしくない」と心配していた。
- 信一の母(演:並木愛枝)
- いわゆる教育ママ。第8回でギュナイと友人を信一の誕生日会に誘う[注 46]。息子とは対照的に白黒の物が好きだが、ギュナイの友人には「お葬式みたいで怖い」と怯えられてしまった[注 47]。最終的に息子の好みを理解する。
- 大橋
- ギュナイの同級生の男子。ギュナイにランドセルをピンクにされたため、黒いテープを巻き対応していた。非常にマイペースな性格で、信一の誕生日会でも唯一テンションが高かった。
- 用務員(演:和田まんじゅう(ネルソンズ))
- ギュナイの学校の用務員。体育倉庫にいたギュナイに気づかず鍵を掛けて閉じ込めてしまう。加えて見回りを忘れて居眠りをしてしまい、助けを呼ぼうとしたギュナイが叩いていた太鼓の音にも全く気づいていなかった。だが照太とギュナイが鰻を焼いていた匂いにつられて目覚め、扉を開けたことにより2人は脱出することができた。デンリキで出現させた物全てをギュナイから譲られて困惑していたが、子犬を見て和んでいた。
- 遠藤先生(演:もう中学生)
- ギュナイの中学校で「映画を作る部」(読みは「えいがをつくるべ」)の顧問をしている男性教員。ギュナイと詩子に映写機で8ミリフィルムと昔の映画の編集のやり方を教えた。その後カットしたシーンの筒に埋もれてしまったギュナイの妄想に現れ、謎の機械で筒を回収し映写機で再生。「役に立たないものはゴミじゃなくて面白いもの」と彼女に伝えた。
- 館山(演:古舘緩樹)
- 「映画を作る部」の部長。ギュナイと詩子にパソコンを使った映画の編集のやり方を教えた。
- 桜庭(演:坂井心)
- 「映画を作る部」の副部長。眼鏡をかけている。
- 足立詩子(演:松尾瑠莉)
- ギュナイと共に「映画を作る部」に入部した女子生徒。忍者映画を作るのが夢。撮影中にたまたま乱入してしまい、慌てて跳び跳ねた挙げ句転倒してしまったギュナイを笑い者にするが、デンリキでの編集後は「ギュナイの面白いところが撮れると思ったのに」と落胆していた。帰り道にごみ捨て場に突っ込んでしまったギュナイに対しタオルを渡そうとしたが、馬鹿にして撮影しようとしていると間違われてしまった。その後改心したギュナイと共に撮影に励んだ。
- マウナ編(第10回 - 第12回、第55回 - 第57回、第119回 - 第121回)
- 眞生のおやつをたい焼きにしようとするが、デンリキで気が変わりケーキに変更する。最終的に公園でめいっぱいダンスをする息子を遠くから見守った。
- 第55回では亀の世話をしない眞生を叱っていた。亀が餌を食べなくなった時には眞生に動物病院に連れに行かせていた。
- 演じた饗場は1996年度〜2000年度のてれび戦士である。
- 眞生の担任(演:吉岡睦雄)
- 眞生にダンスの大会を紹介する。第11回ではデンリキの影響で児童と共に暴れ回っていた。
- 第92回と第94回で再登場。麻理亜にまみが引っ越すことと、引っ越しの早朝に学校を訪れピアノを弾いていたことを伝えた。
- 眞生の同級生(演:川村瑠泉、高木龍之介、内山そうた)
- 赤い服の男子、大柄な青い服の男子、眼鏡をかけた黄色い服の男子の三人組。眞生をいじめていたが、サッカーをしていてデンリキにかからず眞生のダンスを見るのを拒否したことで、デンリキで眞生のダンスの虜になったクラスメイトたちからは「下手なサッカーなんてやらなきゃいいのに」「邪魔」と非難されてしまう。最終的にいじめをやめたのか、ダンスをする眞生を遠くから見守っていた。
- 絵を描いていたクラスメイト
- 名前は不明。第11回ではいじめっ子三人組のいじめの標的にされてしまう。終始絵を描くのに集中し続けていたため、劇中では眞生のデンリキが唯一効かなかった相手。描いていた絵をクラスメイトに踏まれたり破かれたりしても何も言わなかったため、「どうして絵を描き続けているの?」と眞生に問われた際には「やりたくてやってるから描き続けられる」と答えた。これにより、彼に冷たく当たっていたクラスメイトに対し眞生は「ここでやってもいいだろ、やりたくてやってるんだから」と反論し、破かれた絵を一緒に修復した。
- 亀(声:諏訪結衣)
- 眞生が幼い頃から飼っているペット。名前は付けていないため、眞生や彼の母親は「亀」と呼び捨てしている。餌を食べなくなった矢先、眞生のデンリキで話すことができるようになる。そこで「儂はもうすぐ死ぬ」と眞生に伝え、「『生命の泉』に連れていってほしい」と頼みごとをする。その際、餌として与えられていた魚肉ソーセージはしょっぱくて嫌いということや、あまり顔に触れてほしくないことも伝えた。過去にタイムスリップした眞生に「生命の泉」へと連れていってもらい、泉の中へと消えていった。その後眞生が目覚めた際には小亀となっていた。
- 動物病院の院長(演:寺十吾)
- 借金取りに追われているらしく、眞生が亀を連れて訪ねてきた際には居留守を使っていた。眞生に「亀はもう寿命を迎えているのでどうやっても治せない、動物は痛くても痛いって言えない」と伝えた。
- 公園にいた男性(演:本多晋)
- 眞生に泉の所在について訊ねられたものの、「今はビルが建ってしまっていて存在しない」と教えた。
- スーパーの女性(演:高橋佳代)
- 公園にいた男性の知り合い。彼女の長話に付き合わされそうになってしまった眞生は早々立ち去ってしまった。眞生がタイムスリップしていた間は八百屋で働いていた頃の若い姿でも登場した。スーパーの前を何度もウロウロした挙げ句倒れた眞生が起き上がった際には安堵していた。
- 眞生A、悠真A、ソニアA、そのまA、みやぞんA、あどミンA
- 付け髭を付け語尾が「~でござる」の世界の住人。この世界ではソニアAのマンモスは眞生Aには壊されていない。悠真Aは眞生にパラレルワールドについて教えた。
- 眞生B、悠真B、ソニアB、そのまB、みやぞんB
- 動物のカチューシャを付け語尾がその人の名前になっている世界の住人。この世界で眞生Bが壊したマンモスの持ち主はそのまBである。逐一語尾に名前をつけて喋るため眞生からはうるさがられた。その後ソニアBは眞生に酢昆布を与えたが、「あどミンの好物」と眞生が言った際には何のことか分かっていない素振りを見せたため、この世界にあどミンは存在しない。
- 悠真C、ソニアC、そのまC
- 眞生が最終的に辿り着いた世界で放映されている「天才てれびくんhello,」の出演者。この3人以外のてれび戦士メンバーは一般人である。公園を訪れた眞生にインタビューをした。
- 眞生C
- てれび戦士ではなくパラレルワールドを研究している一般人。カラフルなゴムで髪を2つにまとめている。自身の研究が周囲に理解されず天涯孤独だった模様。ワープホールを元の世界に開けず一度は自棄を起こして眞生を突き放してしまうが、後にテレビ上で彼が言ったダジャレに笑う。その勢いでコーヒーをパソコンのキーボードにこぼしてしまったが、拭き取る時にキーに触れていたことで正しいワープホールを開くことができた。最終的に眞生と和解しお互いに別れを告げた。
- 芹奈C、紅緒C、照太C
- てれび戦士ではなく一般人。「天才てれびくんhello,」を見ていた。
- 並行世界の男性(演:NOPPO)
- 「天才てれびくんhello,」がテレビ番組として放送されている並行世界の住人。眞生に「天才てれびくんhello,」の事を教えてあげたが、眞生は彼がクリプトオンズに見える幻覚に陥ってしまう。
- レイ編(第13回 - 第15回、第110回 - 第112回)
- 礼の母(演:小橋めぐみ)
- ニューヨークに単身赴任中でいつ帰国できるかもわからない状況のため、1日1回娘とビデオ通話をしている。礼は母に会うためにデンリキを乱発したが、帰国予定がすぐに変わりいつも入れ違いになってしまう。2035年でも未だに単身赴任中だが、未来からタイムスリップしてきたと主張する娘は疲れていると思い、「子供の頃は毎日電話で正直に話してくれたのに」と心配した。現代に帰還した後、礼は彼女に「寂しいから今すぐ帰ってきて」と本当の気持ちを伝えた。
- その後日本へ戻ってきたようで、第110回では悪い成績を取った礼に対し塾や家庭教師を薦めた。デンリキによるとダンスが上手いらしい。
- 2035年の礼(演:生越千晴)
- デンリキの使いすぎにより、25歳になってしまった礼。肉体は立派な大人だが中身は年相応で、一人称は「礼」のままである。未来では会社員である模様。
- 後藤課長
- 2035年における礼の上司。タイムスリップした直後の礼に電話をかけ、遅刻を咎めた。しかしこの時の礼の精神は子供のままだったため面識はあるはずがなく、彼女からは「変な花のおじさん」と呼ばれた。
- 2035年のギュナイ(演:斎藤安里奈ダイアナ※)
- 2035年のソニア(演:メロディー・チューバック※)
- ギュナイはシンガーソングライターとなっていて、礼からは「綺麗なお姉さんになってる」と評された。ソニアはモデルになり、現在と同じく会話に度々英語が混じる。礼は2人に「自分は15年前からタイムスリップしてきた」と話すが、どちらもデンリキや電空のことを覚えていなかった[注 49]上に礼の話をまともに聞かなかった。
- なおこの時代の流行なのか、2035年の人々は全員耳に草花のような装飾をつけている。
- 斎藤は2010年度の、メロディーは2007年度〜2009年度のてれび戦士である。
- 2035年の悠真(演:千葉一磨※)
- 大学で超心理学の研究をしているが、ダジャレ好きな面は今と変わらない。唯一礼の話を信じ、彼女を元の時代へ帰すために尽力する。礼を帰還させる作戦として「礼がデンリキを使い更に50年後(2085年)に移動している間に自分はあどミンを捜索する」ことを提案する。「デンリキを使うとこの出来事を忘れてしまう」と語る礼に対し、「毎日左手の甲に『電』の字を書き続ける」と告げた。
- 第64回で再登場。歯科医院で歯の治療をしていた礼の前に歯医者(演:加藤大騎)と入れ替わる形で突如現れ、「電空のハカイシャが来る、あどミンが危ない」との言葉を残した。足を捻挫し無人島で眠っていた礼の夢の中にも現れ、「あどミンはてれび戦士たちにとって危険な存在である」と告げた。ただし礼は彼が大人の悠真であったことには最後まで気づかなかった。
- 演じた千葉は2006年度〜2009年度のてれび戦士である。
- 2085年の悠真(演:大槻修治)
- 老人になった悠真。毎日左手の甲に「電」の字を書き続けたため、2085年でも礼のことを覚えていた。
- 礼の父(演:山本周平)
- 自宅に隣接する酒屋で酒と煙草を売っている。デンリキによるとダンスが上手いらしい。
- 清水誠(演:土屋壮)
- 礼が母に紹介された家庭教師の1人。デンリキ「ダレッポイント」で点数が高かったことから礼は彼を選んでみたが、実際には態度が高圧的かつ使う言葉が難解なため、礼に合っている人材ではなかった。しかし実際にはそこまで尖った性格ではない上、指導する時に無愛想な態度になってしまうことを自覚していて、自分が礼に合わない理由は教え方にあるのではないかと考え、彼女にもう一度家庭教師をさせてもらえないか頼んだ。
- リコ
- 礼と同じダンス教室に通っていて、彼女とダンスの発表会のチームを組んでいるが、3人1組で出なければならないためあと1人を探している。礼にチョコレートを勧めた。最終的にサチとアンナのチームに引き抜かれてしまう。
- サチ、アンナ
- 礼と同じダンス教室に通っている。礼のことをダンスが得意だとは思っておらず、リコをダンスチームに引き抜こうとしている。
- 後藤美佐子(演:安齊舞※)
- 礼が雇った2人目の家庭教師。勉強中の礼ではなく動画ばかり見ているなど、家庭教師としては問題がある人材だが性格は優しい。かつて高校のダンス部で部長を務めていた経験があり、「リコをサチとアンナに引き抜かれそう」と礼に相談された際には「一緒にやりたいということをガツンと伝えた方がいい」とアドバイスした。だが実は性格が悪く、電話で礼のアドバイスをすることを不快に感じていたことを吐露していた他、家庭教師も金目当てでやっていることが判明した。
- 演じた安齊は1999~2002年度のてれび戦士である。
- アイコ、マリン
- 礼と同じダンス教室に通っている。リコがサチとアンナのチームに移ってしまったところを見ていて、礼を自身のチームに誘った。礼を扱き下ろすサチやアンナとは異なり、失敗も受け入れ、出来た時は素直に褒めてくれる優しい性格。
- ベニオ編(第19回 - 第21回、第61回 - 第63回、第104回 - 第106回)
- 紅緒の父(演:高木三四郎)
- のんびりとした性格。紅緒は周囲に「ノロマ」と称される自らの性格を「お父さんに似た」と考えており、彼もまた紅緒の性格は個性であり、「ゆったりのんびり生きる方が好き」と寛容的に捉えている。得意料理はカレーライスだが、紅緒の口には合わないほど辛いらしい。
- 第62回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に登場していて、彼女に弁当(ナンとカレーの缶詰。食べた芹奈はあまりの辛さに火を吹き失神した)を作っていた。
- 紅緒の母(演:秋山恵○)
- 紅緒や彼女の父とは対照的に非常にせっかちで、何でもてきぱきとこなす。
- 第62回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に登場していて、紅緒の父が作った弁当を彼女に渡した。
- 第104回ではクロスワードパズルの懸賞に当選していた。
- 演じた秋山は2004年度のドラマ「ドラマ プラズマ界」にて、テレヴィアの刑事・秋山刑事を演じていた。
- 紅緒の姉(演:田口華)
- 紅緒の母に似た性格。いつも紅緒が取り分ける前におかずを全て食べてしまう。紅緒がデンリキを使い高速で夕食を完食した時には険悪な関係に陥りかけた。
- 第63回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の悪役・魔王として登場していた。紅緒曰く「書いた時に喧嘩していたから悪役として出てきたんじゃないか」とのこと。だが執筆中に紅緒は姉と仲直りして続きを書いていなかったため、壊れたように「さぁ、ここが貴様らの最終ステージだ!」と同じ台詞を繰り返し、背景もろとも真っ白な世界の一部となってしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したことによりアイドルの姿になり、紅緒・芹奈とライブを行った。
- サトウ先生(演:岩井七世※)
- 紅緒の担任。名前は第104回で判明。
- 第19回では遅刻ギリギリで登校してきた紅緒をからかったクラスメイトたちをたしなめていた。中盤、紅緒が50mを2.8秒で走った際には非常に驚き、計測ミスを疑った。
- 第104回では自作したハンカチやワンピースを家庭科の授業で見せていた。この他にもデッサンや将棋の腕も良い事が劇中で確認できる。彼女が何でも完璧な人間だと思い込んでいた紅緒は彼女にデンリキを使ったが、実は人前ですぐ緊張しやすくあがりやすい性格だった。裏で彼女が努力していることを知った紅緒はデンリキを使わないと決めることになる。
- 演じた岩井は2001〜2003年度のてれび戦士である。
- ヨシヒコ
- 紅緒のクラスメイト。いつもクラスで一番早く登校しているので、遅刻寸前で登校している紅緒をからかう。デンリキで自身より早く登校した紅緒には驚いていた。テレビ番組に憧れているらしく、カメラが回っている間は紅緒の背後でピースサインをしていた。
- ドラマティック・ドリーム・タイムのリポーター
- 50mを2.8秒で走った紅緒の噂を聞きつけ、スクープを撮影するために彼女にベン・カールボルトとの試合を勧める。しかし実際に紅緒は12.8秒の記録を出したため、「10秒もサバを読んでるじゃないですか」と落胆した。
- ベン・カールボルト
- 50m走の世界最速記録保持者。紅緒と勝負することとなる。紅緒はデンリキを使う寸前に父の言葉を思い出して思い直したため本来の速度で走ったのだが、彼女のことを「良い走りだった」と称えた。
- 名前の元ネタはベン・ジョンソン、カール・ルイス、ウサイン・ボルト。
- 紅緒が入り込んだ本「ピーター・パン」の登場人物。ウェンディ(紅緒)をフック船長から救い出した後、フック船長を船から突き落とした。
- 演じた高橋は2004~2006年度のてれび戦士である。
- 紅緒が入り込んだ本「ピーター・パン」の登場人物。話の筋書き通りウェンディ(紅緒)を捕まえてしまうが、ピーター・パンに解放された挙げ句海に突き落とされてしまった。
- 演じた吉田は前作「天才てれびくんYOU」では豆のもじもん・まめたんの人間態・遠藤豆男を、2006年度のドラマ「新ユゲデール物語」では第2話のゲストキャラクター・鉄を演じていた。
- 将軍様(演:ぶう(えんそく))
- 紅緒が入り込んだ本「一休さん」の登場人物。原作通り一休さん(紅緒)に「このはしわたるべからず」と掛かれた立札を見せ、川の向こう岸に渡ってくるように指示する。紅緒は「『この橋』ではなく『この端』」という本来の話の展開を忘れてしまったが、「私は『このはし』という名前の人ではなく一休さんだ、このはしさんは橋を渡れないが自分は違う名前なので渡った」と説明したため彼女を認めた。
- 紅緒の同級生(演:高木龍之介、森美理愛、築地ひより)
- 紅緒の同級生達。高木が演じる同級生はランチョンマットを母親にプレゼントしようと考えていた。森が演じる同級生の名前はミキ。縄跳びが得意で、紅緒と共に行動している。
- そろばん教室の教師
- 紅緒が通うそろばん教室の教師。クロスワードパズルにはまっている。紅緒は母の能力をコピッペして代わりに解いたが、本人は「自分で解くから面白いのに」と不本意だった。
- イク編(第22回 - 第24回、第67回 - 第69回)
- 高橋
- 生の友人である男子生徒。惚れっぽく思い込みの激しい生に呆れている。また、ビビりな生をよく背後からクラッカーで驚かせてからかう。何でもすぐに修理できる生を「本当は修理していると称して新品を購入しているのでは」と疑うが、その後松沢からの依頼品の手鏡を偶然割ってしまう。後に生の自宅を訪れ手鏡を割ったことを謝罪するが、生は修理に集中していたため作業が終わるまで彼に気づかなかった。
- 望月
- 生と同じ学校の男子生徒。周囲の女子にモテるため、生からは嫉妬されている。
- 園田
- 生と同じ学校の女子生徒。デンリキでストップウォッチや友人からもらった人形を修理してもらったことで彼に感謝する。他の生徒からの依頼品を生に渡し、生がデンリキをあどミンに返した後にも祖母の髪飾りの修理を依頼する。生はみやぞんエンジに修理を依頼するものの、あいにく彼は腕を怪我してしまっていた上に「不器用だ」と芹奈とみやぞんエンジに罵倒されたため、自力で髪飾りを修理することを決意。そして生から無事直された髪飾りを受け取った後お礼にチョコレートを渡すが、生が映画に誘おうとした時には既に帰ってしまっていた。
- 松沢
- 生と同じ学校の女子生徒。生にバレエコンクールの景品である手鏡を預けるが、高橋に誤って割られてしまったことを生は知らずに渡してしまったため、「直せなかったなら言ってくれればよかったのに、前よりも壊すなんてひどい」と彼を罵倒する。デンリキが失敗したと思い込んだ生はデンリキをあどミンへ返すことを決心してしまう。
- 生の母
- 生からは「マミー」と呼ばれている。息子が告白される妄想をしていたところを盗撮し、父親に報告しようとしていた。
- ダンサー(演:吉岡睦雄、折笠慎也)
- 公園でダンスをしていたところ、片方(吉岡)がデンリキを無意識に発動させた生と入れ替わった。入れ替わっていたことには気づかず、「俺が2人いる」と驚いていた。
- ソニア編(第31回 - 第33回、第101回 - 第103回)
- マイ(演:鈴木琉那)
- ソニアのクラスに在籍する女子児童。非常にクールな性格で、常に他の児童と話さず本ばかり読んでいる。ソニアは彼女と仲良くなることを目的にデンリキを使おうとするが、最初は「もし嫌われていたらどうしよう」という恐怖から使うことを踏み留まってしまった。しかし無くした手作りのキーホルダーを見つけてもらったことにより、ソニアと意気投合する。実際、マイはソニアのことが気になっていたが、人気者の彼女に話しかけられなかっただけだった。ショウに想いを寄せているが、相手にしてくれないかもしれないと感じていた。融通の利くソニアに対しては「まるで心を読んでくれているみたい」と評していた。ソニアにショウと引き合わされるが、ソニアがショウに自分の想いを告げてしまっていたことに気づいてしまい、「心を読まれているみたいで気持ち悪い、余計なことをしないで」と彼女を罵倒してしまう。しかし翌日きつい言葉を掛けてしまったことを反省しソニアに謝罪、前日の帰宅途中に見つけた捨て猫を引き取ってもらうことになったショウと良い関係を築くことができた。
- ショウ(演:入江環太)
- マイが想いを寄せる男子児童。しかし当の本人はマイに対して興味はなく、ソニアのことが好き。第33回のラストシーンでは公園からの帰り道にマイが発見した捨て猫を引き取ったことにより、マイと意気投合した。
- ソニアの母(演:小川麻琴)
- 登校しようとしているソニアに育てている夜顔が蕾をつけた事を報告した。その後ソニアの家についてきたラッキーをホームステイさせた。なお彼女もソニア同様流暢な英語を話せる。また楽天的な性格でもあり、ソニアがラッキーの迷惑な行為を訴えても「困った時はお互い様」と軽く受け流している。
- ソニアの先輩(演:久住健斗※、辻晴仁※)
- 毎朝テニスコートでテニスをしている。久住が演じる先輩はソニアが恋心を抱いているが、ラッキーとの試合に負けただけで泣き出してしまい、後にソニアからは「あんまり優しくないし泣き虫」と評された。辻が演じる先輩はラッキーと久住の試合の審判をしていた。
- 演じた久住は2017〜2019年度の、辻は2016〜2019年度のてれび戦士である。
- ラッキー(演:アナベル・メイ)
- ソニアがバス停で出会った、英語とドイツ語を話す女性。日本語は話せないようで、ソニア及びソニアの母とは英語で会話する[注 50]。なお、「ラッキー」という名前はソニアの母がつけた名前で本名は不明。また辻が演じる先輩からは単に「お姉さん」と呼ばれていた。
- 彼女がバス停のベンチで寝ていたところを目撃したソニアは「呑気でいいなあ」と呟いた。その直後「Verweile doch! Du bist so schön.」(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ作:ファウスト 第一部の一節。意味は「時よ止まれ、お前は美しい」)と叫んだため、ドイツ語が理解できるソニアに「デンリキが使える」と勘違いされた。
- 帰りの飛行機が飛ばなくなってしまったことからソニアの家にホームステイすることになるが、眠ろうとしているソニアの横で夜通し喋り続ける、急に歌ったり踊ったりする、勝手に学校についてくるなど破天荒な行動を取るためソニアに困惑されていた。絵が得意で、雲や夜顔(本人は100年に一度満月の夜だけ咲く「キセキの花」だと思い込んでいた)をスケッチしている。本人曰く「感動したら時が止まる」とのこと。
- テニスの試合に飛び入り参加した際にソニアの先輩を負かしたことで彼女に嫌われてしまったが、帰宅した際に和解した。夜になって「運命の人に出会うときに時間が止まる、毎日が幸せの瞬間の積み重ね」と伝えて一緒に夜顔を見た。その後、ソニアが寝落ちしている間に飛行機が動いたらしくさっさと帰ってしまった。
- リオン編(第34回 - 第36回、第70回 - 第72回)
- 片関聡子(演:三坂知絵子)
- 理音と元太が招待された山荘の管理人を務める女性。黒い衣装に身を包み、眼鏡を掛けている。一人称は「わたくし」。本人曰く「この仕事は初めて」らしく、なぜ理音たちが集められたのかは知らない模様。「ゲーム」を持ちかける謎の声に促されるがまま、招待客全員の携帯を回収する。実際はボイスレコーダーを仕掛け謎の声をスイッチで再生していたことが判明。しかし携帯の回収はメールで指示されていたと主張した。加えて携帯電話を入れた金庫の鍵が何者かによって持ち去られてしまっていた。
- 麓まで下りて助けを求めに行っていた最中、みやぞんエンジが送ってきた暗号[注 51][注 52]を解読した理音に犯人扱いされてしまった。彼女は劇団員ではなく彼らに雇われた本物の管理人であり、謎解きイベントについては全く知らされていなかった。めぐみに鍵を隠されたことを明かされ、「わたくしに言って下さればよかったのに」と呆れていた。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 林田保(演:田中理来※)
- 山荘に招待された男子大学生。めぐみが消えた際、何故か彼女のことを「みゆき」と呼んだが、「元カノと間違えた」と主張した。二日目の朝はレコードを聴いていたが、理音・元太・片関が大河原と彼の台詞が書かれた台本を発見していた最中に失踪してしまう。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員(めぐみを呼び間違えた理由は言及されていないが、第36回の「みゆき君が消えたもんだから、こちらも事情を話せなくなってしまってねぇ…。」という大河原の台詞からして恐らく本名)。姿を消したのは失踪したからではなく、理音のデンリキで河原に飛ばされたからだった。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 演じた田中は2008年度のてれび戦士である。
- 有沢めぐみ(演:鈴川琴音)
- 山荘に招待されたモデルの女性。初対面の理音と元太のことを「かわいい」と称していた。山荘に併設しているプールで泳ぐために水着を持参していた。外のプールで泳いでいたところ、直前まで自室で元太が彼女を見ていたにもかかわらず叫び声をあげ突如失踪してしまう。その際、一度だけではあるが何故か林田から「みゆき」と呼ばれていた。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員。彼女は殺害される役を演じる予定だったのだが(大河原の部屋から出てきた台本においてめぐみが殺された扱いになっていたのはその名残)、理音のデンリキで麓の町へ飛ばされてしまった。さらに鍵を隠した張本人は彼女だった。第36回でも大河原に「みゆき」呼ばわりされていたため、「有沢めぐみ」という名前は本名ではなくこのイベントにおいての役名の可能性もある。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 大河原耕造(演:荒川大三朗)
- 山荘に招待された国会議員秘書の男性。めぐみに「おじさん」呼ばわりされた際には怒っていた。理音らが何かを発言しようとした際に毎度いつも割って入っていたため、理音には「何か隠している」と怪しまれたが、翌朝に失踪してしまう。加えて彼の部屋からは彼と林田の台詞が書かれた台本が発見された。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員(彼の部屋から出てきた台本はそのイベントの台詞である)。姿を消したのは失踪したからではなく、理音のデンリキで山中に飛ばされたからだった。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 芹奈の祖母
- 芹奈におはぎを作っていた。理音がデンリキを発動させた理音の頭に浮かんだ回想のみの登場で、本人は登場していない。
- 「カゲヤマ亭」の店主(演:鈴木真之介)
- ユウマ編にも登場した「ジュエルシュー」で人気の洋菓子店「カゲヤマ亭」の店主。兄である「ビストロかげやま」の店主が失踪したため、理音に助けを求める。実は勘違いをしていただけだった。
- 第80回では風花に「ジュエルシューはまだ残っているよ」と声を掛けるが、彼女は再起動した電空に夢中になっていたため聞き流されてしまう。
- 「ビストロかげやま」の店主(演:高橋英希)
- 「カゲヤマ亭」の店主の兄。数日前から失踪していたが、実は彼女のミサトにプロポーズしていた際に腰を痛め入院していただけだった。
- 広川ミサト(演:くれ みわ)
- 「ビストロかげやま」の店主の彼女。「ビストロかげやま」の店主からプロポーズされた際には感涙していたが、直後彼が腰を痛めてしまい病院まで介抱した。だが理音には「連れ去られた」と曲解されてしまった。加えて「ビストロかげやま」の店主が作ってくれたビーフシチューを勝手に理音と元太に全て食べられてしまったが、本人は特に気にしていなかった。
- セリナ編(第37回 - 第39回、第107回 - 第109回)
- 芹奈の祖父(演:角田明彦)
- 梅田流忍術教室の師範。すぐ調子に乗る割には修行に本腰を入れない孫に手を焼いている。芹奈(実際はダブル)が修行に本腰を入れたことに対しては感動していた。手裏剣投げ対決本番では本物の芹奈がきちんと練習してきたことを信じていて、腕を痛め手裏剣を投げられなくなった芹奈を本物と認めたが、理音からは本当にそう思っているのか疑われていた。
- 芹奈のダブル(演:矢野まなみ)
- 芹奈がデンリキで召喚した分身。芹奈本人(及び視聴者)には芹奈のお面と全身緑色のタイツを身に付けた人物にしか見えないが、他人には芹奈そっくりに見えている。芹奈と比べ若干太眉。本人とは違い無口だが一応喋ることは可能で、声は非常に低く太い。芹奈に修行の代わりをさせられたり雑用を頼まれていたりしていたが、知らぬ間に自我を身に付け、芹奈本人に成り代わろうとしてしまう。手裏剣投げ対決本番では全ての的に手裏剣を当てたが、本気で練習をしてきた本物の芹奈を認め、言うことを聞くようになった。しかし本当に実力で勝ちたい芹奈と共に崩し将棋対決をすることになる。最終的に敗北し、芹奈の「バイバイ」という言葉で消滅した。
- 第85回で再登場。再び芹奈に呼び出され、一緒に手裏剣を投げてバックドアーズを退治した。
- 成島悠介(演:矢部昌暉※)
- 芹奈の隣のクラスに赴任してきた教育実習生。サッカーが得意でイケメンのため、芹奈を含め女子生徒たちからは憧れの的になっている。実は心から教員になりたいと思っているわけではなく、大人になってしまったことに悩んでいて、まだ子供のままでいたいと思っている。
- 演じた矢部は2010年度〜2011年度のてれび戦士である。
- 成島の彼女(演:鎮西寿々歌※)
- 成島の家を訪れた女性。成島のことは「悠介」(漢字表記は字幕より)と呼んでいる。本名及び成島との詳しい関係は言及されなかったが、芹奈には彼女だと認識されていた。現在就活中だが、中々内定が貰えず苦戦している模様(本人曰く20社ほど面接を受けたが全て落ちているらしい)。彼女も成島と同様に子供時代を懐かしく思っていた。
- 演じた鎮西は2009〜2012年度のてれび戦士である。
- ショウタ編(第40回 - 第42回、第116回 - 第118回)
- 照太が出会った売れないお笑い芸人。照太のツッコミを気に入り、彼とコンビ「バクショウズ」を結成する。デンリキのお陰でライブは成功したが、実は成否にかかわらず実家に帰ろうとしていて、照太のことを最後の相方と見なしていた。田舎にソト子という名の彼女を残してきていて、「10年経って結果が出なかったら戻る」という約束をしていた。その10年目が今年だった。事前にネタの打ち合わせを一切しなかったり本番中に勝手に帰ってしまったりする照太を怪しみ口論になった結果、コンビを解散してしまう。しかし一人会場に来ていて、照太が来るのを期待していた。デンリキについても薄々気づいていて、あどミンにデンリキを勝手に食べられ「今までみたいに笑わすことができない」と落ち込んでいた照太に対して「何となくわかる」と元気付け、共に最後のライブに臨んだ。
- 演じた大水は2015・2016年度の「Let's天才てれびくん」において超次元帝国清掃課地球係の係員として本人名義で出演していたほか、東京どちゃもん・もものうちの声も担当していた。また、ソト子と会話しているシーンでは津軽弁を使用していたが、大水及びソト子役の崎乃は青森県出身である。
- 飛長飛男(演:飛永翼(ラバーガール)○)
- テレビ番組「爆笑オワライブ」と「お笑い新人王決定戦」のプロデューサー。ライブで成功を収めたバクショウズをスカウトする。照太が「お笑い新人王決定戦」の会場に来なかったため(実際はデンリキを狙うあどミンから逃げていた)、バク太郎に「このままじゃ困るよ」と言っていた。
- 演じた飛永は前述の大水と同じく2015・2016年度の「Let's天才てれびくん」において超次元帝国清掃課地球係の係員・飛永翼として本人名義で出演していた。
- ソト子(演:崎乃奏音(CYNHN))
- バク太郎の彼女。芸人を夢見るバク太郎と「10年経って結果が出なかったら帰ってくる」という約束をする。第42回の最終シーンでは最後のライブに臨むバクショウズを自宅からテレビで見守っていた。
- 浜崎容子(アーバンギャルド)○
- バクショウズがゲスト出演したテレビ番組「容子の部屋」の司会者。照太が収録中に突如走り去ってしまうが(実際はデンリキを狙うあどミンから逃げていた)、デンリキの影響で笑っていた。
- 演じた浜崎は前々作「Let's天才てれびくん」(2016年度)で超次元帝国総監・ぱぺらぴ子の声と歌唱を担当していた。
- 飯島緋梨※
- テレビ番組「お笑い新人王決定戦」のリポーター兼司会者。バク太郎にインタビューをしていた。
- 演じた飯島は2014年度~2016年度のてれび戦士である。
- 清掃員(演:松永天馬(アーバンギャルド)○)
- 照太に「お笑い新人王決定戦」のスタジオの場所を尋ねられたが、廊下を走り去っていった彼に注意した。
- 演じた松永は前々作「Let's」で超次元帝国清掃課地球係の天馬係長として本人名義で出演し(同作の最終回で地球人の清掃員として生きていく展開であった。BGMも「Let's」時代のものが使用されていた)、前作「YOU」の最終回で彼にそっくりな清掃員を演じていたため、天才てれびくんシリーズに3作連続での出演となる。見た目も両者に似ていてオカマ口調で喋っていたが、髭を生やしているのが最大の違い。彼が天馬係長本人であるかは不明。
- ノボル、アカリ(演:瀬下豊(天竺鼠)、枝元萌〇)
- 照太の両親。社宅に住んでいるが、転勤のため引っ越しを目前に控えている。照太が夜中に聞いた音をオバケ扱いしていた際には、どんな種類のオバケか討論していた。だらしない性格で、よく食べ物を床にこぼしている。ノボルは失踪したミリンを探していた照太に対し「子供の頃小さいオバケを見たと騒いでいた」と照太が幼少期に小人を見ていたことを示唆した。
- アカリを演じた枝元は2006年度の天てれドラマ「ランプのオバちゃん」にオバちゃん役で出演していた。
- ミリン(演:増田笑理)
- 照太の家の炊飯器の裏に住み着いていた小人(照太曰く「小さいオバケ」)の少女。照太に「引っ越さないでほしい」と頼みごとをする。生まれも育ちも照太の自宅で、外の世界を見たことがないため最初は照太と共に引っ越すことを嫌がっていた。照太にベランダからの景色を見せられたことで思い直すが、突如失踪してしまう。実はその間に木の実を拾ってきていて、そのことで照太一家がいなくても生きていけることに気づいた。家にある瓶が反射した虹を照太に見せたが、照太のデンリキが電キャに吸収されたことにより姿が見えなくなってしまった。
- チリペッパー、ローズマリー(演:今里真、藤本静)
- ミリンの両親。照太の両親の食べこぼしを夜中に拾って生計を立てている。そのため照太の一家が引っ越してしまうと食べ物を得られなくなってしまう危機を迎えていた。
- ゲンタ編(第43回 - 第45回、第98回 - 第100回)
- 元太の先輩
- 元太の学校の漫画部の部長。元太の描いた漫画を「見た通りに描けていない」と批判する。しかし本心では彼の絵を認めていて、コンテストで落選したことに関しては「こんなに面白い漫画を描けるのは元太しかいないのに、それを貶す審査員はセンスがない」と評していた。
- シュン(演:川村瑠泉)
- 元太の幼馴染みである男子生徒。ニュースに登場した新種生物を捕獲しようと元太とサヤカを誘う。ごっこ遊びが大好きで、新種生物捕獲用の機械(実際は工作)を作っていた。最終的にサヤカに元太の漫画の話を考えることを勧められた。
- 「フランドル」の主人(演:吉岡睦雄)
- 元太行きつけの文房具屋「フランドル」を経営している男性。サヤカを待っていた元太を冷やかしていた。その後は森が出ていた新種生物のニュースを見ていた。
- サヤカ(演:五味未知子)
- 「フランドル」のアルバイトの女性。元太の絵を楽しみにしている。森に元太が描いた新種生物(実際は元太がデンリキで実体化させた絵)を偽物扱いされた時には「そんな素敵な絵を否定するなんて、撤回して」と怒っていた。「あの生き物を見つけないとサヤカさんはクビになってしまうし、見つけられれば自分の絵が写真そっくりに見える証拠にもなる」と主張していた元太に対し、「誰の目にも同じように見えるのなら意味がない、元太の絵に惹かれるのは本物そっくりだからじゃなくて心を動かすから」という言葉をかけた。
- 森像太郎(演:五頭岳夫)
- 生物学の権威。ノーベル賞を受賞したとシュンに思われていたものの、実際は受賞していない。シュンとサヤカの新種生物の発表に一度は驚くものの、証拠が元太の絵しかないことを知り「子供の絵だ、嘘つきに決まってる」と一度は手酷い言葉をかけ、誤って水を被ってしまった際には「訴えてやる」と怒っていた。しかしデンリキで実体化させた元太の描いた龍を見て「こんなに素敵だなんて思わなかった」と感動する。
- 名前の元ネタはモリゾー。
- 元太の父(演:寺十吾)
- スーパーマーケットに勤務している。元太にスマートウォッチをねだられるが断った。元太はそのことで彼と口を訊かなくなってしまうが、後に和解した。
- 元太の母(演:山田キヌヲ)
- 元太の父に小遣いを増やすようにお願いされていた。
- やっちゃん(演:土田諒)
- デンリキを使った元太が出会った、昭和時代を生きる少年。新八犬伝を見返すためのビデオデッキを親にねだるも断られてしまう。その際、何故か元太を認識できていた。両親を無視するが後に「汚いやり方」と気づき、元太と共に家出をする。元太が父親を馬鹿にするような言動をしたため一度は絶交してしまったが、後に彼の絵を紙芝居のように見せてビデオデッキを買ってもらうことに成功した。しかしその後元太のことが認識できなくなってしまった。
- なお本編で言及こそされていないが、「新しいものを頻繁にねだり、父親(つまり元太から見れば祖父)と口を聞かなかったりご飯を食べなかったりした」「その物自体を売り付けるといった作戦を練った」という元太の父の子供時代の話と行動が一致することから、彼の正体は子供時代の元太の父親である。
- かずき(演:川口和空)
- 元太の同級生。家が裕福で豪邸に住んでいる。スマートウォッチを父親に買ってもらった。
- ユラ編(第46回 - 第48回、第73回 - 第75回)
- ゆらの母(演:葉山いくみ)
- 娘が周囲に気を遣いすぎて疲れていることを見抜いた。
- バッケ(声:宮田幸季○)
- ゆらのデンリキで喋り出した水色のバケツ。元々はドラムのソロパートを練習していた際に使っていたもので、ゆらが無自覚にデンリキを発動させたことにより会話できるようになった。語尾は「~バッケ」「~バケ」。喉が渇いた場合、中に水を補充すれば水分補給したことになる。何でも1人で抱え込んでしまうゆらと似たような性格。ゆらがみやぞんエンジにデンリキのことを報告していた間に行方不明になってしまうが、その間に釣り用に使われていただけだった。しかしゆらが目を離した隙にドラマーの女性・カリンに持ち去られてしまった。自分とゆらが似た者同士で自己主張ができないことを自覚していて、自分をさらけ出した方がいいとアドバイスした。ゆらは勢いでスティックを紛失してしまったが取り戻し、お互いへ感謝の言葉を伝え元のバケツに戻った。
- 第85回で再登場。照太の「ドッゲラカーン」で笑わされた。
- 演じた宮田は前作「天才てれびくんYOU」にて腐のもじもん・ふてくさーるの声を担当していた。
- カリン(演:篠原麻里※)
- 「顔が描かれているなんて珍しいバケツ」とバッケを持ち出してドラムを演奏していた女性。ゆらが「顔が…」とデンリキのことをばらしそうになった際には「顔が描かれていないと演奏できない」と解釈しドラムに顔を描いたため、結果的にデンリキの発動を防いだ。バッケが喋ったところを見ても驚かず、むしろ「バケツが応援してくれている」と好意的に捉えていた。バッケと共にソロパートに挑戦するゆらを応援した。
- 演じた篠原は1996年度~1997年度のてれび戦士である。
- 土居加代子(演:島かおり / 宮崎紬(幼少期))
- たい焼き屋の客の一人で、ゆらと紅緒が出会った初老の女性。少々頑固でひねくれた性格の持ち主[注 53]だが、礼儀は持ち合わせていて、ゆらにデンリキで実体化させたたい焼きをもらった際にはきちんと感謝している(ただし薄味だったため、「そんな不味い店の商品を食べさせるなんて」と文句を言った)。
- 子供の頃は家を不在にしがちな両親に代わって友人の竹子とよく遊んでいた。ある時彼女の髪飾りをねだり貰ったものの、一度も使わずに紛失して謝罪できずに疎遠となり、そのまま死別してしまったことを深く後悔している。そのため「幽霊でもいいから」と再会することを望んでいた。
- 実は髪飾りを紛失していたのは嘘で、本当は「自分よりも髪飾りの方を大事にしていたのが許せなかった」と嫉妬して髪飾りを捨てていた。だが「物に嫉妬するなんて」とそのことを後悔していて、その事を竹子(に扮したゆら)に吐露することができた。全てが終わったあと、部屋に戻ったところ竹子の髪飾りを発見した。
- 竹子(演:伊藤翠)
- 加代子の友人で、花の髪飾りをつけた少女。加代子にその髪飾りを譲るが彼女が紛失してしまったことにより疎遠となってしまい、加代子曰く若くして亡くなったという。
- 紅緒の提案でゆらは加代子の自宅に残された写真から髪飾りを出そうとしたが、失敗して竹子ごと出現させてしまう。「幽霊でもいいから会いたい」と加代子が呟いたのを聞き、ゆらは「デンリキで出した竹子を幽霊ということにして、加代子の謝罪のチャンスを作り出す」という作戦を思い付く。第75回で再び出現させられたものの、突如呼ばれたため戸惑っていた。ゆらと紅緒に事情を説明されたものの、デンリキの副作用のためかやたら薄っぺらい態度だった。加代子と再会したものの、紅緒が操作していた加湿器のコードに足を引っ掻けて転倒してしまい、その勢いで写真が床に落ちたことにより消滅してしまった。その後はゆらが彼女に扮して加代子の話を聞いた。全てが終わった後、「整合性が取れなくなるから」とゆらに頼まれて外していた髪飾りは写真に戻らずに部屋に落ちていた。
- ソノマ編(第122回 - 第124回)
- そのまの祖母(演:鈴木ひろみ)
- そのまのことは「ソノちゃん」と呼ぶ。魚の干物や煮物といった和食ばかり作っているため、彼女からは肉料理なども作ってほしいと思われている。ただそのまはその事について言及していないため、食事を食べようとしない彼女を心配している。道場との直接対決を控えたそのまに肉じゃがの作り方を教えた。
- なお、みやぞの博士の母親であるかは不明だが、第124回でそのまが彼女の味を再現した肉じゃがを食べたみやぞんエンジは「どこか懐かしい味」と評していた。
- 道場(演:梅垣然太)
- SNSで評判の天才料理少年。そのまの料理を酷評し、料理対決を持ちかける。
- 名前の元ネタは道場六三郎。
- マリア編(第92回 - 第94回)
- まみ(演:玉城理桜)
- 麻理亜の旧友。昔はピアノが苦手な彼女にピアノを教えていたのだが、現在は疎遠となり家に引きこもってしまい、AIのマーシャとしか話さなくなってしまっている。転校を控えている。
- 実は友人の多い麻理亜にしか話しかけられず、「側にいたら迷惑になるかもしれない」と感じ自ら彼女の元を離れたことが不登校のきっかけ。マーシャのメンテナンス中それに扮した麻理亜にその事を吐露したところ、「逆にその友達(麻理亜)はあなたに嫌われていると感じているかもしれない」と返事が返ってくる。しかしそのタイミングでメンテナンスが終わると共にデンリキが解けてしまい、「何でここにいるの?人の家に勝手に上がり込むなんて、絶対に許さないから」と麻理亜を追い出してしまう。しかし本当は素直になれなかったことを後悔していて、引っ越し当日に学校を訪れピアノを弾いていた。その後丘の上でピアノを演奏していた麻理亜と遭遇し、お互いのことを謝り和解することができた。
- マーシャ
- スマホや卓上端末に搭載されているAI。話しかけると会話をしてくれる。定期的に行われるメンテナンス中は使用できない。同じ人工知能だからか、あどミンには露骨に敵視されている。
- なお、「マーシャ」(Маша)とは「マリア」(Maria)のロシア語読みである(第92回でも桜川が言及している)。
- メイ編(第95回 - 第97回)
- トクマル(演:金子鈴幸)
- 萌衣のデンリキで実体化した、戦国時代をモチーフにしたカードゲームの雑魚キャラの足軽。召喚した萌衣を主と見なし全力で彼女に仕える。萌衣も最初は彼を「足軽」と呼んでいたが後に名を与え、立派な戦国武将に育て上げて天下統一を目指そうとする。しかし元のカードがゲーム内で最弱レベルの性能のためか非常にドジ[注 54]。挙げ句萌衣に「カードに戻りたくないからカードを捨てた」と勘違いされ絶交を言い渡されてしまうが、悠真と共にカード拾いをしていたところ彼女と和解することができた。最終的に「立派じゃなくてもそれがトクマルだから」という言葉をかけられ、元のカードに戻った。
電空の住人
- ゲームコーナーや生放送に登場する電空内のキャラクター。基本的に饅頭型の体に顔があり、体の下に2本の細い脚があって円錐形の帽子とヘッドホンをつけたような外見で、これに加えキャラクターによる幾分かの個体差がある[注 55]。胴体や脚が縦に長く伸びることがある。ゲームコーナーに登場する個体は甲高い鳴き声をあげるだけだが、生放送に登場する個体はてれび戦士と会話できる(独特な語尾をつけて喋る者が多い)。
- メアリーエンジ曰く「問題が起こると何でもクイズで解決する」らしく、生放送ではてれび戦士や茶の間戦士にクイズを出題する個体がいる。
- 電空のバグに侵されると、黒い立方体型の姿[注 56]の「バグモンスター」へと変貌してしまう[注 57]。前兆として性格が本来から豹変し、体中に黒いノイズが走る。顔のような模様がある前面はモニターになっている。この状態でもクイズ好きな本質は変わっていないようで、クイズ攻撃を仕掛けてくる。デンリキで「大切な言葉」を思い出させることにより、デバッグして元の姿へと戻すことが出来る。
- 2学期以降はリモコンとテレビを組み合わせたような見た目の新型バグモンスターが登場する。テレビ画面には元になった電空の住人の姿が表示されている。
- ゲームコーナー
- ピクセルの採掘場の住人
- ピクセルの採掘場でゲームのたねを持っている住人。全部で7匹いる。彼らのみ言葉を発さず、甲高い鳴き声で鳴く。
- トムくん
- 「なぞなぞファイブ」に登場するプログラマー。ブロックの中身をハズレだらけにして難易度を上昇させる。
- デントリールーム
- 電空にログインした際に最初に来ることになるエリア。バグに取り憑かれたナビヒコがセキュリティを厳重にし過ぎてしまい、当初てれび戦士たちはここにしか入ることが出来なかった。
- ナビミ(声:阿澄佳奈○)
- てれび戦士が最初に出会った電空の住人でナビヒコの妹。兄が暴走してしまい悠真と礼にSOSを出した。最初はデントリールームを訪れた2人に怯え逃げ惑っていたが、兄を救う決心を固める。バグモンスターと化した兄と対峙するが、そこで兄は自分を守りたかっただけだったということを知った。
- 演じた阿澄は前々作「Let's天才てれびくん」にて福岡どちゃもん・ちゃっちゃくちゃらの声を担当していた。
- ナビヒコ(声:阿澄佳奈○)
- ナビミの兄で電空の案内役の男性。ナビミを大切にするあまりバグに憑依され、悠真・礼・ナビミが彼の元に辿り着いた際には既にバグモンスターに変貌していた。礼により「妹を守りたい」が大切な言葉だと見抜かれ、悠真によりデバッグされた。その後は3人に謝罪し、電空へと繋がるゲートを開けた。
- 超原宿
- 東京都渋谷区原宿に似たエリア。「流行時計」と呼ばれる巨大な時計が動くことでこの街の流行を造り出す。また、かつての原宿のように歩行者天国が開催されている。芹奈とギュナイが訪れた際には「ホコ天」という天麩羅のような食べ物が売られていたのだが、ブームは下火になっていた。
- セピ夫(声:酒巻光宏)
- 流行時計の管理人だが、バグの影響でわざと流行時計を止めていた。祖父が作ったホコ天を守るためにそうしていたのだが、祖父から「もう食べ飽きた」と言われてしまい、怒りのあまり3人を製粉室に閉じ込め、脱出後はバグモンスター化。芹奈により「じいちゃんを大切に」が大切な言葉だと見抜かれ、ギュナイによりデバッグされた。「新しい流行を作るのも大切」と気づき、流行時計を再開させた。
- セピ夫の祖父(声:酒巻光宏)
- ホコ天の創始者。セピ夫は彼を敬愛していたのだが、その思いが強すぎたあまりバグに取り憑かれ、流行時計を止めてホコ天だけが永遠に流行るように仕向ける事態を発生させてしまった。そんな孫を止めるためにギュナイと芹奈にSOSを送った。
- 超宇都宮
- 栃木県宇都宮市に似たエリア。現実の宇都宮市と同じく餃子の店が立ち並ぶ。また、地下には大谷石が採掘される「超大谷遺跡」が存在する。
- ギョージ(声:太田哲治)
- 超宇都宮餃子協会の会長。餃子の材料の買い占めが多発しているのを不審に思い、ゆらと眞生にSOSを送った。
- ユデキチ(声:太田哲治)
- 茹餃子屋を経営する男性でヤキオのライバル。語尾は「ユデ」。「材料を買い占めたのはヤキオ」と主張する。
- ヤキオ(声:太田哲治)
- 焼餃子屋を経営する男性でユデキチのライバル。語尾は「ヤキ」。「材料を買い占めたのはユデキチ」と主張するが、本当は彼が犯人。だが実はバグに侵された餃子のビーナスに妻を石に変えられてしまい、「思い出の巨大餃子を作らないと石にする」と脅迫されていた。てれび戦士の尽力により妻を元に戻すことが出来た。
- 餃子のビーナス(声:太田哲治)
- 超大谷遺跡にある女神像。バグの影響でヤキオの妻を人質に取り、「思い出の餃子を持ってこい」と指示し材料を買い占めさせる事件を起こす。バグモンスター化するがゆらにより「餃子で皆を幸せにする」が大切な言葉だと見抜かれ、眞生により巨大餃子を食べさせられデバッグされた。
- 超軽井沢
- 長野県北佐久郡軽井沢町に似たエリア。現実の軽井沢と同じように避暑地として名高い。大樹から出ている「ヒーリングオーラ」が人々を癒しへと誘っている。住人たちは「おもてなしの精神」を重んじている。
- カパスケ(声:西山宏太朗○)
- その名の通り河童に似た男性個体。唯一ヒーリングオーラが止まったことを喜んでいたが、実はヒーリングオーラの管理人かつバグの影響でヒーリングオーラを止めた張本人。ビッグ・サムが高垣を作ったのを聞き怒りのあまりバグモンスター化する。紅緒により「暖かく迎えたい」が大切な言葉だと見抜かれ、ソニアによりヒーリングオーラを浴びせられデバッグされた。
- 演じた西山は前作「天才てれびくんYOU」にて銀のもじもん・ぎんじょるのの声を担当していた。
- ヨーコ(声:西山宏太朗○)
- 恋人のジョンとはぐれパニックになっていた女性。
- 元ネタは軽井沢に別荘を持っていたオノ・ヨーコ。
- ビッグ・サム(声:西山宏太朗○)
- その名の通り非常に巨大な個体。彼を見たソニアは「So big…」と英語で驚いていた。自身が経営するカフェの周囲に高い塀を作ってしまいカパスケに怒られてしまったため、てれび戦士に立て替えを依頼した。
- 長老(声:西山宏太朗○)
- カパスケを止めるためにソニアと紅緒にSOSを送った老人。カパスケがヒーリングオーラを管理していることを2人に伝えた。
- 超神戸
- 兵庫県神戸市(御崎公園球技場所在地の兵庫区)に似たエリア。スポーツが盛んだが、度々超火星人に試合を挑まれ、こちらが敗北すると食糧を根こそぎ奪われる憂き目に遭っている。
- コベタ(声:三宅貴大)
- サッカーチーム「超神戸フェニックス」のエースストライカー。語尾は「コベ」。優秀な選手だが、試合直前に失踪してしまう。当初は超火星人に誘拐されたと思われていたが、実際は周囲に期待されるあまり重圧を感じ、バグの影響もあり引きこもってしまっていた。生と理音は彼を刺激してしまいバグモンスター化させてしまう。生により「皆の応援が力になる」が大切な言葉だと見抜かれ、理音によりデバッグされた。その後は「信頼されているからこそ皆の力になれる」と気づいて試合に出場し、チームに勝利をもたらした。
- コベロー(声:三宅貴大)
- 大事な試合の直前にいなくなったコベタを案じ、生と理音にSOSを送ってきた男性。野球選手でもあり、関西弁で喋る。
- 超大間
- 青森県下北郡大間町に似たエリア。現実の大間町と同じくマグロ漁などの漁業が盛ん。そのため、初めて陸地が全く登場しなかったエリアでもある。
- ツナオ
- 漁船「超大間丸」の船長でマグジローの兄。巨大なマグロを釣ることを夢見ていて、漁にも意気込んでいる。しかし巨大マグロの攻撃で船を沈められかけてしまい、悠真と元太にSOSを送った。
- マグジロー
- ツナオの弟である漁師。兄とは対照的にあまりマグロ漁には乗り気でない。借金してまで漁船を購入したにもかかわらず1年以上成果が出ていなかったため、今度失敗したら引退しようかと考えていた。
- 巨大マグロ
- バグの影響でツナオたちの船に穴を空けていたマグロ。喋ることができる。バグモンスターとなり襲い掛かってきたが、悠真によりデバッグされた。その後は「自分を釣るのに相応しい漁師を選ぶ」と漁師兄弟を試す。最終的に2人を認め釣り上げられた。
- 超別府
- 大分県別府市に似たエリア。現実の別府温泉のような温泉施設が多く存在する。
- ベプコ(声:柴田芽衣)
- ベプマルの妹。一人称は「あたい」。ミスエンマーが元に戻った際、バグの飛沫を浴びてしまい鬼の角が頭に生えてしまう。礼のデンリキでも元に戻らなかったため、唯一元に戻せる「ビバビバの湯」の水を求め照太・礼・ベプマルは奔走する。しかし手当てが遅れたことにより衰弱していき、ついに完全に鬼(木曜生放送に敵で登場するロボットに般若の面を組み合わせたような外見)へと変貌してしまう。茶の間戦士たちにお湯をかけられて弱ったところで照太によりデバッグされた。
- ベプマル(声:柴田芽衣)
- ベプコの兄。語尾は「ッス」。鬼になってしまった妹を元に戻すためにてれび戦士の力を借りる。
- ミスエンマー(声:柴田芽衣)
- 閻魔大王のような帽子を被っている女性。一人称は「ワタクシ」、語尾は「ザマス」。地位が高いらしく、周囲からは「ミスエンマー様」と呼ばれている。経緯は不明だが、照太と礼が超別府に到着した時点でバグモンスターに変貌し、他の住人を手当たり次第鬼に変えて襲っていた。礼によりデバッグされたがその際にくしゃみをしてしまい、バグの飛沫がベプコに当たってしまったことにより彼女は鬼に変わってしまう。本人はこのことを非常に申し訳なく思っていて、「ビバビバの湯ならバグの呪いを解ける」とアドバイスした。
- なお、彼女以降に登場したバグモンスターは全て新型かつてれび戦士が「ミエミエマルットハート」を使うシーンは省略されている。
- 門番(声:柴田芽衣)
- ビバビバの湯を守る巨大な個体。一人称は「儂」、語尾は「モン」。好物は地獄蒸しで、照太と礼は彼に道を通してもらうために大量の地獄蒸しを作った。
- 超種子島
- 鹿児島県種子島(西之表市、熊毛郡中種子町、熊毛郡南種子町)に似たエリア。種子島宇宙センターのようなロケット発射台付きの宇宙センターが存在する。職員は農家と兼業している者が多いという。
- タネス(声:川野剛稔)
- 宇宙センターのセンター長。語尾は「タネ」。超月へと向かったタネーリンからの通信が途切れたのを案じて、ゆらとソニアにSOSを送る。2人がロケットに乗り込んでからは地上から通信をかけてサポートする。
- タネーリン(声:川野剛稔)
- 超月へと旅立った宇宙飛行士で、タネスの親友。通信が途切れ行方不明になっていたのだが、実は宇宙船から投げ出された際に恐怖心を感じたことによりバグに取り憑かれていた。そのため探査ロボットのプログラムを改竄してゆらとソニアを襲わせていた。2人に宇宙空間を漂っているところを発見され、「1人にさせてくれ」と言い残しバグモンスター化。ゆらによりデバッグされ、一緒に流星群を切り抜けた。抜けたところで時間切れとなりゆらとソニアは強制脱出となってしまったが、最終的に超月に到着できた。
- 名前はユーリイ・ガガーリンが、設定はニール・アームストロングが元ネタ。
- 超浜松
- 静岡県浜松市(本田技研工業の工場がある中区)に似たエリア。現実の浜松市と同じく工業が盛んな地域で工場が多い。
- ハマイチロウ(声:細谷カズヨシ)
- 自動車工場の社長。会社の建て直しのために作ったロボ社長に会社を乗っ取られてしまい、生と眞生にSOSを出した。気弱でネガティブな性格で、ロボ社長に「スーパーカー『ヤラマイカー』を作れ」と指示された二人に対し「素直に従った方が得策」とアドバイスする有り様だった。最終的にロボ社長もヤラマイカーも壊れてしまったが、ヤラマイカーが歴代最速記録を出したと社員から聞き自信を取り戻した。
- 名前の元ネタは本田宗一郎。
- ロボ社長(声:細谷カズヨシ)
- ハマイチロウが経営建て直しのために作ったロボット。ハマイチロウとは対照的に企業精神が旺盛で口癖は「やらまいか」だが、社員に無茶な要求を連発した挙げ句会社を乗っ取ってしまった。暴走の原因はバグの憑依であり、生・眞生・ハマイチロウがスクラップ部屋から脱出したのを発見しバグモンスター化する。しかしてれび戦士たちに弱らせられると自力で元に戻り、ヤラマイカーに乗り逃げ出す。最終的に眞生によってデバッグされたがヤラマイカーから投げ出されてしまい、地面に激突した衝撃で機能停止した。
- 超仙台
- 宮城県仙台市(青葉山公園所在地の青葉区)に似たエリア。仙台城に似た城が中央にある。マキムネがバグモンスター化したことにより現実の青葉山公園の伊達政宗騎馬像や奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊にもバグを発生させてしまっていた。
- マキムネ(声:河本邦弘)
- 超仙台の主。ギュナイとそのまが超仙台に到着した時点でバグモンスター化し、住人たちを宝石に変えて襲っていた。一度はそのまによりデバッグされ、宝石にされた住人たちも元に戻った。だがバグが再発、前よりも巨大なバグモンスターに変貌してしまう。実は外国の宝石に気を取られ、バグに憑依されてしまっていた。カマタダと一体化したギュナイとじゃんけん対決を行い、「物にも魂があり、自分の道具は大切に扱わなければならない」と説得されてデバッグされた。
- 名前の元ネタは伊達政宗。
- カマタダ(声:河本邦弘)
- マキムネの部下の忍者。主がバグモンスター化したため、ギュナイとそのまにSOSを出した。本名は「ササカマキリカマタダ」で、正体は名刀「ササカマキリ」の魂。マキムネを元に戻すために電空の住人の姿に化けていた。鍛冶場で本来の刀の姿に戻ったあと錆を取ってもらい、ギュナイの電キャと一体化する。彼女の電キャを巨大化させマキムネとじゃんけん対決を行い、勝利に貢献した。
- 名前の元ネタは燭台切光忠。
- 超鳥取
- 鳥取県鳥取市に似たエリア。鳥取砂丘を彷彿とさせる砂丘の真ん中にあるが、町並みに鳥取市の要素はあまりなく、「千夜一夜物語」の世界を彷彿とさせるアラビア風である。
- ヨダキー(声:駒田航)
- 超鳥取の王。「住人たちが消える事件が多発している」と芹奈と紅緒に暗号で書かれたSOSを送った。だが実は超鳥取の乗っ取りを企んでいる悪人。2人に魔法のランプを見つけ出してもらいガーニーを呼び出したところで、住人の救出ではなく黄金を願うと言う形で本性を現し、洞窟の中に飛ばしてしまう。芹奈・紅緒・茶の間戦士たちが街に戻ってきてからはバグモンスターに豹変。芹奈によってデバッグされたものの、口では「これからは皆の役に立つようなことをする」と反省していたが内心では全く懲りていなかった。最終的に「これで皆の役に立てる」とガーニーによってラクダの姿に変えられてしまった。
- 元ネタは「アラジンと魔法のランプ」の悪い魔法使い(カラーリングはディズニー映画「アラジン」の悪役・ジャファーと同じである)、名前の由来は鳥取弁で「強欲で最低」という意味の「よだきい」。
- ガーニー(声:駒田航)
- ランプの中から解放した人の願いを何でも3つだけ叶える魔神。語尾は「~ガニ」。ヨダキーに解放され、最初の願いとして黄金を与え、次に不本意ながらも芹奈・紅緒を追い出す。2人がイナバたち住人に助けられてからは彼らが乗った絨毯を追い回すが、追い付けないと知り「主人じゃないのだが助ける」とヨダキーの元へ送り届けた。最終的に「これからは皆の役に立つようなことをする」と嘘をついたヨダキーを最後の願いとしてラクダに変身させた。
- 元ネタは「アラジンと魔法のランプ」の魔神、名前の由来はディズニー映画「アラジン」に登場する魔神・ジーニーと、ズワイガニの山陰地方での別名・松葉ガニ。
- イナバ(声:駒田航)
- 超鳥取の住人で、ウサギに似た姿をしている(他の住人たちにもウサギの耳が付いている)。語尾は「~ぴょん」。ヨダキーに捕まり他の住人たちと共に洞窟に閉じ込められていた。芹奈・紅緒に助けられ、恩返しとして二人の周囲をぐるぐる回り、魔法の空飛ぶ絨毯を出現させた(なお、この時の口調は「半沢直樹」の大和田常務のパロディである)。
- 元ネタと名前の由来は因幡の白兎。
- 超大阪
- 大阪府大阪市(なんばグランド花月及び道頓堀所在地の中央区)に似たエリア。吉本新喜劇に似た「でんくう新喜劇」や道頓堀に似た「超道頓堀」がある。アホタがバグモンスター化したことで、現実の大阪市の町並みや田渕エンジの相方・きむにもバグを発生させてしまった。
- アホタ(声:岡本幸輔)
- 「でんくう新喜劇」の座長で、周囲からは「師匠」と呼ばれている。理音と照太が超大阪に到着した時点でバグモンスター化し、劇団員たちを飴に変えて襲っていた。茶の間戦士たちが作った「超たこやき」を食べさせられたことにより姿は元に戻ったが、まだバグは残っていた。てれび戦士にたくさんツッコまれ、照太にデバッグされた。その際「自分の力だけで皆を笑わせていたと思っていたが、皆のツッコミによって笑いが成立する」と気づいた。
- 元ネタは「アホの坂田」こと坂田利夫。
- ボケだおれ人形(声:岡本幸輔)
- バグモンスター化した「超たこやき」の材料「アホムギコ」。ダジャレクイズを出題してきたが、てれび戦士・茶の間戦士に笑わせられデバッグされた。
- アホウダコ(声:岡本幸輔)
- 超道頓堀に棲息している巨大なタコ。「超たこやき」の材料となる脚をねだられたため最初は怒っていたが、てれび戦士・茶の間戦士に倒されてからは脚を1本譲ってくれた。
- タコハチ(声:岡本幸輔)
- たこ焼き店の店主。勝手に調味料を使わないように注意していたが、よしおエンジのギャグを見て笑い譲った。
- 超新潟
- 新潟県新潟市に似たエリア。米の栽培が盛んであちこちに水田がある。気候管理のために「季節コントローラー」も設置されていて、季節に応じた曲のレコードをかけることによって自由にエリア内の季節を変えることができる。また、ロックミュージックも有名(ただし、現実でフジロックフェスティバルが開催される苗場スキー場の所在地は新潟市ではなく南魚沼郡湯沢町)。
- カカシ(声:三木眞一郎○)
- 超新潟の田んぼに立っている案山子。イネキチとヨネジロウが失踪したことにより米が育たなくなっていたため、元太とそのまにSOSを出した。動けないため2人に米作りを手伝わせるが、親子がロックにかまけて米作りを疎かにしたと勘違いしていたためバグモンスターになってしまった。元太にデバッグされたあとは誤解を解き謝罪した。その後バグを帯びた竜巻に見舞われてしまうが、何とか収穫にまで漕ぎ着け2人に感謝の言葉を述べた。
- 声を担当した三木は前々作「Let's 天才てれびくん」のナレーションである。
- イネキチ(声:三木眞一郎○)
- ロック好きな農家で、ヨネジロウの父。失踪したと思われていたが、実は季節コントローラー内で電空イノシシに襲われ高所から降りられなくなっていた。元太とそのまに救出された。
- 名前の由来はフジロックフェスティバルに登場した歌手、矢沢永吉。
- ヨネジロウ(声:三木眞一郎○)
- イネキチの息子。父と同じくロックが大好きだが、電空イノシシは苦手。父と共に季節コントローラーにて元太とそのまに救出された。
- 名前の由来は、矢沢永吉と同じくフジロックフェスティバルに登場した歌手、忌野清志郎。
- 超チコシティ
- チコちゃんに叱られる!とのコラボレーションで登場。チコちゃんファンの住人が多く集う。和風の縁側や番組のスタジオを模した「なぜなぜ道場」がある。住人はクイズを解くトレーニングを行っている。チコちゃんがバグ化し、シンボル星の形がチコちゃん型になっていた。
- なお、この回では本編ストーリーの展開に即し、あどミンはスタジオに出演しない。
- チコちゃんファンクラブの会長(声:新田杏樹)
- 金髪のおかっぱの男性。語尾は「~ナリ」。チコちゃんを「チコ様」と呼んで崇拝し、彼女の言うことなら何でも聞く。
- チロ(声:新田杏樹)
- チコちゃんファンクラブのメンバーの、黒髪のおかっぱの少年。語尾は「~チロ」。チコちゃんの様子がおかしいと勘づいた矢先、会長になぜなぜ道場に落とされてしまったため、生とゆらに助けを求める。
- 超ひらめき研究所
- 電空にある研究所。トーマス・エジソンが書き残したメモをまとめた2冊のノート「エジソンノート」がある。
- マネソン(声:佐々木啓夫)
- 超ひらめき研究所の研究員。頭に電球が付いている。語尾は「~マネ」。エジソンを尊敬している。「怪盗P」(ペコパリオンズ)からエジソンノートを狙う予告状が届いたため、礼と紅緒にSOSを出した。自分のやることなすこと全てがエジソンの模倣であることと、エジソンノートなしでは何もできないことに悩んでいる。エジソンノートが取り返されたあと、「99%の努力の大切さがわかった」と2人に感謝した。
- 名前の元ネタはエジソンと「真似」から。
- 超アニメーションスタジオ
- 電空にある映画スタジオ。城や観覧車などがあり遊園地のような雰囲気を醸し出しているほか、巨大な映写機やスクリーンも設置されている。
- デンズニー(声:園部啓一○)
- 超アニメーションスタジオの映画監督。新作映画の手伝いをしてもらうために芹奈と麻理亜にSOSを出した。ウォルト・ディズニーを尊敬している。妹を手違いで凍らせてしまった姉の物語(元ネタはアナと雪の女王)のラストシーンを考えてもらったが、フィルムをペコパリオンズに奪われてしまう。てれび戦士たちの活躍もあり取り返してもらったあと、新しいアイデアを思い付いたためさらに情熱を注ぐと誓った。
- 名前の元ネタは「電空」とディズニーから。
- 声を担当した園部は「天才てれびくんワイド」の2001年度ナレーションである。
- 超ファッションシティ
- 電空のファッションの流行を発信しているエリア。ランウェイやブティックが立ち並ぶ。
- デコ・チャネル(声:赤﨑千夏)
- 超ファッションシティでデザイナーをしている女性。語尾は「~デコ」。ココ・シャネルを尊敬している。ファッションショーの直前、服に対する意見の相違でモデルさんが出てこなくなってしまい、ソニアと萌衣にSOSを出した。何とか和解に漕ぎ着けショーも成功を収めるが、デザインした半袖Tシャツをペコパリオンズに奪取され、そのままアーカイブ星に保存されてしまった。だがてれび戦士達には「ファッションについて深く考えられた」と感謝していた。
- 名前の元ネタは「デコレーション」とシャネルから。
- モデルさん(声:赤﨑千夏)
- 本名は不明。超ファッションシティでファッションモデルをしている茶髪の女性。チャネルのショーに出る予定だったのだが、彼女の提案したプランが「電空の住人のアイデンティティたるヘッドフォンを外し、半袖Tシャツを頭に被る」というものだったため、そんな格好をしたくないあまりTシャツを破きロッカーに閉じ籠ってしまう。てれび戦士の説得により和解し、ショーに出て成功を収めた。
- 超ロマンスター号
- 超宝島への航海図を作成すべくチョッカク海を冒険している船。船内にはレモンの自動販売機がある。
- コロ(声:羽多野渉)
- クリストファー・コロンブスに憧れている超ロマンスター号の船長。語尾は「~コロ」。豪快な性格でしりとりが大好き。何事にもひらめきを重んじる。羅針盤が壊れてしまったため悠真と空にSOSを出した。羅針盤を修復したところで船員に集団幻覚が発生してしまったため、「レモンを食べさせれば治る」とアドバイスした。完成した超宝島への航海図をペコパリオンズに奪われてしまったが、取り返してもらいこれからも船旅を続けることを誓った。
- 名前の由来はコロンブスから。
- 船員(声:羽多野渉)
- コロ船長の部下たち。途中ビタミンC不足による壊血病になり、幻覚を見たり倒れたりする者が続出したが、レモンを食べさせられたことにより元気になった。
- 超朝ドラシティ
- 連続テレビ小説第104作・おかえりモネとのコラボレーションで登場。朝ドラが大好きな住人が集い、町中にあるモニターには歴代ドラマのタイトルロゴが映っている。「おかえりモネ」に影響されて「おかえりの森」で森林栽培を始めたものの、なかなかうまく行かず紅緒と眞生にSOSを出した。
- おちょやん(声:柚木涼香○)
- 語尾が「~やん」の、関西弁で話す住人。
- 元ネタは連続テレビ小説第103作・おちょやんと、その主人公・竹井千代。
- 声を担当した柚木は前々作「Let's天才てれびくん」では栃木どちゃもん・とちぼるたの声を、そのスピンオフアニメ「どちゃもん じゅにあ」ではちゅちゅりの声を、それぞれ担当していた。
- あまちゃん(声:柚木涼香○)
- 「北の海女」と書かれた鉢巻を頭に巻いた、語尾が「~アマ」の住人。
- 元ネタは連続テレビ小説第88作・あまちゃんと、その主人公・天野アキ。
- エール
- 頭に八分音符が付いた住人。生放送中では一言も台詞を発していない。
- 元ネタは連続テレビ小説第102作・エール。
- トキコーン(声:柚木涼香○)
- 電空にいる時の精霊。翼が生え体に時計の模様があるユニコーンの姿をしている。嘶くことで時間を操ることができ、この能力で森の再生を手伝った。しかし森が繁茂したところで力を使い果たして眠ってしまい、その隙を突いたペコパリオンズに拐われてしまう。最終的にてれび戦士の尽力で無事に生還できた。
- 超銀河鉄道
- 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観を再現した観光鉄道。物語に登場したものと同一の駅(超銀河ステーション、超白鳥の停車場、超採掘場、超サザンクロス)がある他、最初にクリアした人に景品として「願いを叶える切符」を与えるスタンプラリーを開催している。
- ジョデンニ(声:神尾晋一郎)
- スタンプラリーに参加していた青年。語尾は「~なんだな」。喧嘩別れしたまま失踪してしまった友人を探すために切符を求め、元太とギュナイをスタンプラリーに誘った。学者がブラックホールに吸い込まれそうになった際には自らを犠牲にして彼を助けようとしていた。このことが評価され学者から「願いを叶える切符」を貰ったが、切符を使うか迷っていたところをペコパリオンズに奪われてしまう。てれび戦士や茶の間戦士に取り返してもらったあと、「やっぱり切符は使わない、銀河鉄道で働いて友達を探しつつ切符が必要な人に渡す」と決めた。
- 元ネタと名前の由来は「銀河鉄道の夜」の主人公・ジョバンニ。
- 演じた神尾は2021年9月13日の「電空リサーチ」において、「世界はほしいモノであふれてる」とのコラボレーションで再登場している。
- 学者(声:神尾晋一郎)
- 超採掘場でクルミの化石を探していた考古学者の老人。化石を探す魔法陣を起動させたところ発生したブラックホールに吸い込まれかけたが、ジョデンニに身を呈して救われブラックホールもバッテリーを捧げた茶の間戦士たちに相殺してもらった。
- その正体はスタンプラリーの主催者。上述したブラックホールのくだりも、切符の所有者を見定めるための演技だった。自分を無視して勝手にスタンプを押しにいったペコパリオンズよりも自己犠牲で自身を助けようとしたジョデンニに「願いを叶える切符」が相応しいと見なし、彼に景品を与えた。
- 超レフト飛行場
- 電空にある飛行場。ライト兄弟に憧れているレフト兄妹が管理している。開発していた電空初の飛行機の試験飛行をしていた最中にペコパリオンズに飛行機を奪われてしまい、照太と麻理亜にSOSを出した。
- アニ(声:青山玲菜)
- レフト兄妹の兄で、黄色い体にゴーグル付きの緑のフライトキャップを着用している。語尾は「〜プロ」。内気で口下手だが、ニワトリ号をブーストさせる「金の電池」を開発するなど、凄腕のエンジニアである。(劇中でイモウトもそう言及している。)
- 元ネタはライト兄弟の兄、ウィルバー・ライト。
- イモウト(声:青山玲菜)
- レフト兄妹の妹で、桃色の体にゴーグル付きの臙脂色のフライトキャップを着用している。語尾は「〜ペラ」。快活な性格で、墜落した飛行機を修復させるためペコパリオンズ相手に強気に出るなど肝も据わっている。一方で落ち込むアニを励ます兄思いの心優しい一面もある。
- 元ネタはライト兄弟の弟、オーヴィル・ライト。
コラボレーションで登場
- チコちゃん(声:木村祐一)
- 「チコちゃんに叱られる!」とのコラボレーションで登場。月曜日~水曜日ではドラマ本編で消滅したみやぞんエンジの代わりにゲームコーナーの進行を行った。
- 木曜生放送ではてれび戦士見習いとしてかくれガレージを訪れた際、チロからの手紙を受け取って超チコシティを訪れる。だが縁側のこたつに入っていた際に性格が豹変、「ボーッと生きていてもいい」と言い出すようになってしまう。実はこたつごとバグ化したことで性格が変わっていた。ゆら・生にこたつを消されてしまい逆上、バグモンスター化してしまう。生にデバッグされて正気に戻り、バグに侵された記憶はなかったが全員に謝罪し、「好奇心が何よりも大切」と気づき現実世界へと帰っていった。その後勝手に押してはいけないスイッチを押した罪でメアリーエンジに掃除を押し付けられたよしおエンジと出会い、一緒にデンリキポーズをしていた。
- ヒゲじい(声:龍田直樹○)
- 「ダーウィンが来た!」とのコラボレーションで登場。月曜日~水曜日ではみやぞんエンジと共にゲームコーナーの、木曜生放送では電空アリーナ・超ライオンラウンドの進行をそれぞれ行った。
- 声を担当した龍田は前々作「Let's天才てれびくん」で和歌山どちゃもん・もさくの声を担当していた。
- 「おかえりモネ」とのコラボレーションで登場。同作の主人公・永浦百音役を担当している。
- 映像のみでの登場。林業のやり方に困っているてれび戦士と住人たちに対し、助っ人として後述の浜野を紹介した。
- 「おかえりモネ」とのコラボレーションで登場。同作では森林組合課長・佐々木翔洋役を担当している。
- 清原と同じく映像のみでの登場。てれび戦士たちに林業のヒントを教えた。
用語
- 電空
- 子供だけがログインできる電脳空間。
- オープニングなどに出てくる「シンボル星」が中枢部で空間中に様々な物が浮かんでおり、「超○○」もしくは「チョウ〇〇」と各エリアの名前が表示される。生放送で出てくるエリアは、基本的に実在の土地をモデルにしている。
- 現在は何らかの原因で壊れて入ることができなくなり、人々の記憶からも存在自体が失われている(そのまのように覚えている一般人も極稀にいる)。案内役の電空の住人・ナビヒコをデバッグしたことにより入れるようになったが、30分の時間制限がある。
- 第54回ではあどミンがそのまのデンリキを食べた際、「現実世界は危険なため、子供達が安全に冒険できる楽園として電空が作られた」ということを思い出した。
- 第80回で暴走したあどミンがついに電空を解放するが、デントリーした子供たちは依存するかの如く電空にのめり込んでしまった。
- 第85回の終盤、あどミンの自己犠牲で一度消滅したが、何らかの原因ですぐに復活した。
- 第125回では原因不明のバグが再発した。
- 電キャ
- いわゆるアバター。電空にログインした者の電空内での仮の姿であり、デンリキを使う際にもてれび戦士の傍らに出現する。外見は多種多様で、紅緒のような平面画や元太のようなドット絵風の物、さらにはみやぞんエンジのように人間と寸分違わぬタイプのものもある。
- 木曜日の生放送では『Let's』の金魚1号・超蝶野ロボや『YOU』のたこ8号の役割も兼ねており、また小鳥型ロボットの姿をした茶の間戦士(視聴者)用の電キャ(金魚Rや海鮮隊に相当)も登場し、リモコンを使ってデントリー(参加)することができる。茶の間戦士用の電キャは4色(青・赤・緑・黄)あり、デントリー時に好きな色を選べる。
- 宇宙空間でも問題なく活動できるらしく、超種子島からタネーリンと共に超月に向かう際にはロケットの上に乗っていた。
- 2021年度では電キャがデンリキを吸収すると喋ることができるようになる。第94回において、桜川はこの現象を「レベルアップ」と表現している。また、スマートフォンやモニターなどの電子機器のスクリーンや、鏡・ガラス・水面といった反射する面を通じて本人の前に現れ会話するシーンが多くある。
- 電印
- 読みは「でんじるし」。てれび戦士の左手の甲に出現する「電」の漢字で、てれび戦士であることの証。普段は見えないが、デンリキが発現した時やデンリキを使用する時などに浮かび上がり光る。あどミンは誰かの電印が光るとそれを察知することができる(誰のものかは把握不能)。
- hello,
- そのま以外のてれび戦士達がかくれガレージに召集された際に、自動的に各自の携帯電話にインストールされていたアプリ。てれび戦士同士やかくれガレージとの連絡を行うテレビ電話機能や、目標物を指し示す地図機能が備わっている。圏外の場合は使用不可能。
- 安全ブレーカー
- 第76回から登場。あどミン曰く「これを再起動させれば電空が元に戻る」。それと同時にてれび戦士全員のスマートフォンにアプリが自動的にインストールされた。このアプリを起動させるとてれび戦士各々に最初に得たデンリキにまつわる課題が出され、全員が達成することができれば安全ブレーカーが出現する。
- 第78回終盤で再起動させられたものの、消えていたあどミンの記憶が戻りあどミンが暴走を始めてしまう。
- リバース・コンバーター
- 初登場は第82回。みやぞの博士の発明品の1つで、彼が開発した武器に取り付けて使用する。あどミンからデンリキを取り戻すことができる。
- 第85回でそのまが使用。少なくとも8つのデンリキ[注 58]がてれび戦士たちの元へと戻った。
- エンジ
- 電空のエンジニア。制服は色とりどりのオーバーオールで、あらゆる物をスキャンして複製する傘のようなマシーンを所有している。
- かくれガレージ
- みやぞんエンジが所有する秘密基地。てれび戦士の活動拠点でもあり、休憩室やゲームルームなどの部屋がある。てれび戦士がかくれガレージ内に入ると自動的にてれび戦士の衣装に変わり、外に出ると私服に戻る[注 59]。とある公園の地下にあるらしく、公園の滑り台が秘密の出入り口になっている。また、任意で出入り口を出現させる場所を変えることも可能[注 60]。
- 第79回で暴走したあどミンに攻撃され崩壊し、占領されてしまった。
- 2021年度では後述の電キャんぷベースに改築された。
- かくれガレージ・オリジン
- 第81回 - 第85回に登場。電空のプロトタイプとして作られた場所で、てれび戦士達の新たな拠点。
- 電キャんぷベース
- 2021年度の拠点。かくれガレージを改装して作られた。そちらよりも部屋が広くなっているほか、出入り口を変える扉も大きくなっている。
- 電空アリーナ
- 電空が壊れた後に出現した、電空内では唯一生身で入ることが可能なエリア。ここではデンリキの使用が禁止されている。2学期以降はモンロウCEOが主催し向井支配人が司会を務める「電空コロシアム」が開催されている。電空アリーナが登場する際、「超○○で異常現象を確認」というアナウンスがある。
- 2020年度最終回の生放送では裏・電空アリーナが登場した。この回はチーム戦となる。
- 超フィギュア
- 電空アリーナの近くに建てられる「電空コロシアム」の優勝者の電キャを模した銅像。
- 2021年度は登場しない代わりに、授与されるものがトロフィーに変更されている。
- モンロウ重工
- ロン・モンロウがCEOを務める企業。
- 第126回ではみやぞの博士に依頼され調査をしていたそのま・麻理亜・萌衣が辿り着き、元太・照太・空がバグの発生源として見つけた場所として当社の工場が登場した。
- ニワトリ号
- 2021年度の木曜生放送に登場。メアリーエンジが開発した、てれび戦士用(後部座席には電空の住人も乗れる)の飛行挺。茶の間戦士用の電キャを大きくし、その名の通り鶏のようなカラーリングになったような見た目。ビームを撃ってペコドローンを攻撃できる。
- ペコベース
- 2021年度の木曜生放送に登場。ペコパリオンズの本拠地。2人は基本的にここから映像での登場となる。
- ペコドローン
- 2021年度の木曜生放送に登場。ペコパリオンズが操縦するドローン。投げて3秒後に爆発する手榴弾「ペコ爆弾」で攻撃するほか、正解箇所を撃たないと割れない「クイズバリア」を張ることもできる。ただし攻撃を受け続けるとオーバーヒートを起こし、活動再開するには一定時間パワーをチャージしなければならなくなる。
- シュウペイロボ、ショウインジロボ
- ペコパリオンズが電空を探索する際に使うロボット。両者を3頭身にデフォルメしたような見た目。双方とも欠陥があり、動く度に前者は茶の間戦士が触れるとダメージを受けるオイルを、後者は通行の邪魔になるネジを撒き散らす。
- アーカイブ星
- 2021年度の木曜生放送に登場。電空の最果てにあるエリアで、ペコパリオンズの本拠地。巨大な禍々しい球に複数の鍵穴とそれを繋ぐ鎖が付いたような見た目。ペコパリオンズは「電空のお宝」をここに永久保存することが目的。メアリーエンジ曰く、ここに持ってこられたアイテムは二度と取り出せないらしい。なお、アーカイブ星が見えてくるとシュウペイが「あちらに見えますのが、アーカイブ星でございます」とバスガイド風のアナウンスをする。
- ダンス・オブ・スカイ
- 第49回~第51回に登場。通称「DOS」。三人一組でプレイするバトル形式のダンスゲーム。制作者は「未来ゲームス」の桜川春一郎。画面中央に表示された動きを連続で成功させるとゲージが溜まっていき、満タンになると相手に攻撃ができる。逆にミスをするとポイントが減少し、ポイントが0になると脱落してしまう。相手全員を脱落させるか相手チームのアバターのHPを0にした方が勝利。
- あどミン曰く「電空に似ている」らしい。第52回では電空を開発したみやぞの博士が残したデータから桜川が開発したことが判明した。
- 第87回で再登場。照太と萌衣がプレイしていた。
- 第125回では大会のCMが放映されていた。
- なおプレイする際に画面にアバターが表示されるのだが、アバターは全て前作「天才てれびくんYOU」に登場したもじもんである[注 61]。基本的にアバターはもじもんの姿にしかならないようで、第51回では自身のチームのアバターとして表示された悠真の電キャを見たみやぞんエンジ・ゆら・悠真・元太・紅緒が驚いていた。この世界にもじもんの概念があるかは不明。
デンリキ
作中に登場する超能力。本作ではデンリキを使える少年少女を「てれび戦士」と呼ぶ。
基本的に「デンリキ・〇〇」というコードを唱えると左手の甲に電印が浮かび上がり発動するが、無意識に発動する場合もある。
デンリキを発動する際、てれび戦士はポーズをとる(デンリキの発動条件に含まれるかどうかは不明)。前半部分は全員共通[注 62]だが、後半部分(前半部分とデンリキ名の間の部分)の動きはてれび戦士毎にそれぞれ異なる。
デンリキが発動するとまずデンリキ名のドット文字が現れ[注 63]、これが分散して収束すると「電」の文字を模したエネルギー体となる。これをあどミンが食べて回収することで電空を修復できるが、あどミンにデンリキを食べられた者はデンリキを使えなくなるため、デンリキはいずれあどミンに返さなければならない物である。そのためか、第85回では黒いあどミンが食べたことのあるデンリキを使っていた。
元来は電空内で使用される呪文もしくはコマンドのような物だったらしく、木曜日のバグ切除生放送では電空の住人からバグを除去するなど様々な効果が見られる。なお、電空アリーナでは使用禁止と規定されている。
基本的にみやぞんエンジは「せっかく宿ったデンリキだから、自分のやりたいことをやればいい」と考え、使い道にはあまり口出ししない。しかし第4回で悠真がデンリキを発動させる様子を撮影しサイトに投稿しようとしていた時や、第13回で礼がデンリキを使いすぎた時には注意していた。また、あどミンは「世間が電空のことを忘れているのは誰かの陰謀かもしれない」と発言しているので、デンリキのことはてれび戦士だけの秘密である。そのため、基本的にデンリキを発動する様子を部外者に見せることはない[注 64]。
発現したデンリキの情報はみやぞんエンジが所持する「デンリキファイル」に随時記載されていく。
基本的にてれび戦士の願望に呼応する形で発現する。そのため、そのまや空のようにデンリキに魅入られて力に呑み込まれてしまう危険もある。
第30回のそのまの解析によると、電空を完全に修復させるために必要なデンリキの総数は20。
第72回でのあどミン曰く、てれび戦士がデンリキの使い道に頭を使えば使うほど味が熟成され美味しくなるらしい。
なお、「電力」という漢字表記は誤りである。
ドラマ本編に登場したデンリキ
- 2020年度
- 電空が壊れた際に飛び散ったエネルギーを宿した人間のことが「てれび戦士」と定義されている。電空のエネルギーを宿していてもデンリキが発現するタイミングはてれび戦士によりまちまち[注 65]。
- ヒャックリカエル
- 触らずに物を逆さにひっくり返す、悠真の最初のデンリキ。
- 当初は制御に難があり、コードを命名する前まではしゃっくりをしただけで無差別に周囲の物をひっくり返してしまった。発動タイミングを制御できるようになってからも、なかなか思い通りの物をひっくり返せなかった。元太と特訓したことにより対象物を数個ほど指定できるようになったが、悠真は息切れしてしまった。
- 元太との特訓の成果を他のてれび戦士に見せようとした所、あどミンに勝手に食べられてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウランプ」というエリアが修復された。
- なお、第14回で礼からこのデンリキのことを聞いた大人の悠真は「地味な能力」と評していた。
- 第85回では黒いあどミンが放った「アヤ×2ツリングネットワーク」の糸を浴びせ返した。
- ガーリー⤴⤴(アゲアゲ)ピピピンク
- 様々な物をピンク一色に染める、ギュナイの最初のデンリキ。
- 学校の校舎全体をピンクに染めるほど強力。また、街灯や洋服だけなど、任意の物だけをピンク色にすることもできる。
- 基本的に一度ピンクにされると塗装し直さない限り元の色には戻せない。しかし第8回で信一に近付くためにデンリキを使わないとギュナイが決心した際に校舎の色が元に戻っていったように、発動者の気分と同調するような描写がある。
- 最終的に「ガーリーの時点で何か違う、ガーリーじゃなくてもアゲアゲじゃなくても、私のピンクはかっこいいから」という理由であどミンに譲る。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウカメレオン」というエリアが修復された。
- 第14回においても、「ギュナイちゃん学校を丸ごとピンクにしてたじゃん」という台詞で言及されている。
- グルグルーブ
- 相手を自分の発言通りに従わせる、眞生の最初のデンリキ。
- 発動者の声が届く範囲のみに有効[注 66]。一定時間の経過や発動者の意思で解除される。効果が切れるとデンリキにかかっていた人物はその間のことを忘れる。このような効果を持つため、みやぞんエンジからは「良いことにも悪いことにも使えてしまう」と警戒されていた。他のことに集中していてちゃんと声を聞いていなかった場合など、このデンリキが効かない者もいる。
- コード命名前は母親に「今日はケーキが食べたい」、いじめっ子三人組に「僕の事は気にしなくていい」と言った瞬間無自覚に発動したが、命名後は発動タイミングを制御できるようになった。
- 最終的に「自分のやりたいことは好きにやっていい」ということに気づいた眞生はデンリキをあどミンに返した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウサファイア」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンが使用。隠れていたてれび戦士達を引きずり出した。
- メクルメク・メクール
- 未来の時間に行ける、礼の最初のデンリキ。
- 1度発動する毎に1日先に移動する。発動する際、礼のパソコンのカレンダーがめくれていく演出がなされる。また、使う度に強い光が発されるので、礼(及び立ち会ったギュナイとソニア)はゴーグルをかけて発動している。
- 意識だけが未来に跳ぶので、使用後にいつの間にか服装が変わっている、大人の姿になっているなどの違和感を感じる。他者は発動前の事を覚えていない、前の日付には戻せないという欠点もあり、みやぞんエンジやあどミンからは「電空の力を超えた危険な能力なので使い過ぎない方がいい、さもなくばひとりぼっちになってしまう」と警告されている。
- 2085年でデンリキをあどミンに食べられたことにより、礼は現代に帰還できた。
- このデンリキをあどミンが食べたことで電空のどのエリアが修復されたのかは、修復シーンが描かれておらず不明であり、あどミンが電空修復に使ったデンリキのうち、唯一修復したエリアが分からないデンリキでもある。
- 第64回においてもこのデンリキが発動したような描写がなされている。礼の左手の甲に電印が現れたあと歯科医院にあったカレンダーが突如めくれ、礼は大人の悠真と再会した。
- マッハァハァ
- 普段の何倍も素早く動くことができる、紅緒の最初のデンリキ。
- 本来50mを12秒で走る紅緒が2秒で走ることが出来るようになるなど、発動すると本来のおよそ5~6倍ほどに行動が高速になる。口喧嘩の際に発動させて早口で喋ることにより相手の耳を痛める、といった芸当も可能。
- ただし、高速で行動した分だけ相応の疲労が溜まっていく[注 67]。
- 紅緒は人前でデンリキを使ったことにより大騒ぎを引き起こしてしまったが、世界記録保持者との勝負の直前に父親の「のんびりな紅ちゃんが好き」という言葉を思い出しデンリキを使わず、そのままあどミンにデンリキを返した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウラジカセ」というエリアが修復された。
- チャランピッカリンコ!
- 壊れたものを修復できる、生の最初のデンリキ。
- 不具合の起こった電子機器だけでなく、破損した物体も修理が可能。
- 当初生は「モテて世界が救えるデンリキが欲しい」と願っていたが、思っていたものと効果が違いがっかりしていた。また、周囲から修理屋扱いされたことにも当初は不服だった。
- 松沢に罵倒されてデンリキが失敗したと思い込んだ生はこのデンリキをあどミンに返してしまうが、それを知らない園田が更に生に依頼をしてしまったため、生は修理に悪戦苦闘することとなる。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウティラノ」というエリアが修復された。
- 第85回ではバリケードを作ったり黒いあどミンに壊された防具代わりの日用品を再利用したりするのに用いられた。
- アヤ×2(アヤアヤ)ツリングネットワーク
- 相手の動きを操る、そのまの最初のデンリキ。
- デンリキのポーズをとった後にあやとりをして、させたいことを言いながら対象に向けることで発動する。かけられた者は上から透明な糸に縛られ、動きを操作される。相手の四肢に糸をつけ操り人形にする関係上、操られている対象の動きはぎこちなくなってしまう。「動かないで」と言えば相手を足止めすることも可能。眞生の「グルグルーブ」に似た効果だが、こちらは対象の気持ちまでは変えられない[注 68]。
- そのまはこのデンリキを邪魔をする相手の足止めに使っていたため、デンリキの力に呑み込まれてしまった。最終的に悠真によって頭に絡み付いた見えない糸を断ち切られたことにより正気に戻った。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウライオン」というエリアが修復された。なお、そのま曰く「このデンリキには特別な力がある」らしく、あどミンは食べた直後に酢昆布と同じ痺れるような感覚を覚え、電空が作られた理由を思い出した。
- 第85回では黒いあどミンが使用。てれび戦士を拘束したり外にいた子供たちを無理矢理デントリーさせたりした。てれび戦士を消そうとしたが、悠真に跳ね返されて逆に黒いあどミンが消滅してしまった。
- ヒソヒソヒアリング
- 人の心の中を読める、ソニアの最初のデンリキ。
- デンリキのポーズをとった後に親指と人差し指で窓を作り相手を覗くと、対象の考えていることが吹き出しになって表示される。眠っている人に使えば夢の内容を知ることも可能。なお、バックドアーズのような感情が存在しない相手に対して使うと文字が出ず、真っ黒な吹き出しが表示されてしまう。
- 写生の授業中に無自覚で発現したため、コード命名前は指で窓を作っただけで勝手に発動していたが、命名後は発動するタイミングを制御できるようになった。
- マイに罵倒された結果「人の心の中身が分かっても、自分の思い通りにすることはできない」と感じたソニアはあどミンにデンリキを返却してしまう。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウカザグルマ」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンに使ったところ、白いあどミンが封じられていたことが判明した。
- テレテレポート
- 照れると人を瞬間移動させられる、理音の最初のデンリキ。
- 発動者が照れた時に考えていた相手を他所にテレポートさせる。理音は元太に褒められた[注 69]際に無意識に発動させてしまい、山荘の人々を失踪させる事件を引き起こしてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウイヌ」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンの襲撃時に発動させ、てれび戦士全員をゴミ捨て場に着地させた。
- ブンシンダブルーン
- 「ダブル」と呼ばれる分身を生み出すことができる、芹奈の最初のデンリキ。
- ダブルは発動者本人からはどう見ても偽物にしか見えないが、周囲からは本物そっくりに認識される。ダブルに向かって手を振りながら「バイバイ」と言うと消滅する。ダブルに命令すればその通りに動く。あどミン曰く「自分がこのデンリキを食べてもダブルは消えない」。
- 芹奈が「身代わりが欲しい」と言った瞬間無自覚に発現・発動したが、コード命名後は出現と消滅のタイミングを制御できるようになった。しかしダブルが自我を得てしまってからは制御が利かなくなり、「バイバイ」と言っても消えなくなってしまった。手裏剣投げ対決をきっかけにダブルは再び芹奈の指示に従うようになり、最後は笑顔で別れることができた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウトマト」というエリアが修復された。
- 第85回では再び生み出したダブルと一緒に手裏剣を投げ、バックドアーズの足止めに利用した。
- ドッゲラカーン
- 相手を笑わせられる、照太の最初のデンリキ。
- 例えそのギャグが面白くなくても、それを聞いた対象を爆笑させられる。発動者のギャグでなくても発動者の周囲で発せられればいいようで、劇中では悠真のダジャレを聞いたみやぞんエンジとギュナイが爆笑していた。持続時間も長く、照太が楽屋で発動させた際には本番まで効力が続いていた。
- 照太は漫才を見せる前に逐一発動させていたが、あどミンは長い間待ちぼうけを食らっていたため、最後のライブに臨む前に勝手に食べられてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウサングラス」というエリアが修復された。
- 第85回ではゆらのデンリキで呼び出したバッケ達を笑わせて囮にした他、黒いあどミンに酢昆布を食べさせる際に使用し口を開けさせた。
- スラスララクショウ
- 描いた絵を実体化させる、元太の最初のデンリキ。
- 実体化させた物体は本物と同じように使用することが可能。実在・非実在を問わず生物を実体化させた場合は動き出す。持続時間はかなり長いようで、元太が実体化させた龍(部外者たちからは新種生物だと思われていた)はあどミンがこのデンリキを食べた後も実体化したままだった。
- コード名の由来は元太が幼い頃から絵を描く時に言っていた口癖「すらすら楽勝さ」。そのため、元太が「すらすら楽勝さ」と言った瞬間無自覚に発動してしまったこともあった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウサメ」というエリアが修復された。
- カオカオスッポカン
- ドラムスティックで叩いた物体に顔を出現させる、ゆらの最初のデンリキ。
- 左手で叩くと顔が出現し、右手で消すことができる。顔を出した物体とは会話が可能(この際、語尾をつけて喋る)。元々顔がついている物体に使った場合、効果は発揮されない。
- 発動者本人のドラムスティックを使わないといけないため、顔を出現させている間にドラムスティックを失くすと取り返しがつかなくなる。人に見られると大変なことになるため、みやぞんエンジはゆらにスティックを失くさないことと使ったらすぐに顔を消すことを忠告している。
- みやぞんエンジがあどミンを呼んでいる間にゆらは右手用のスティックを紛失してしまったが、最終的に見つけ出してデンリキを食べてもらった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウマッチ」というエリアが修復された。
- 第85回では再びバッケ達を呼び出し囮に使った。
- チョキチョキチョッキング
- 見えない糸を断ち切る、悠真の2つ目のデンリキ。
- 『アヤ×2ツリングネットワーク』の対抗となるデンリキである。相手を頼ろうとしないそのまに対して、「こんがらがった糸を切る」という悠真の決心に呼応し発現した。第54回では双方のデンリキを駆使し巨大バグを消去した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウハンニャ」というエリアが修復された。
- 第85回で黒いあどミンが使った際には効果が多少異なり、多数の刃を放つ攻撃となっている。
- シモシモカメーヨ
- 人間以外の生き物と会話できる、眞生の2つ目のデンリキ。
- 亀が餌を食べなくなり、獣医からも「治療法はない」と言われた眞生が「痛いなら痛いって言ってよ」と言った瞬間発現した。
- 「カメ」という言葉がコード名には入っているものの、亀以外の生物に対しても有効。第57回では「生命の泉」の場所を訊ねるために猫や御神木に対して使用していた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウコイン」というエリアが修復された。
- デリシリトリヨッセン
- 離れた物体を取り寄せる、ギュナイの2つ目のデンリキ。
- 前の物としりとりになるようにしか取り寄せる物を指定できない。また、「ん」で終わる物を取り寄せようとすると、それを取り寄せることができないどころか、発動者は電撃を喰らってしまう。
- ギュナイは理科の教科書を忘れた際に無意識に発動させ、たまたましりとりの「り」と理科の教科書の「り」が繋がったため自宅から教科書を取り寄せることができた。だが当初は「欲しいものを何でも出現させるデンリキ」だと勘違いしていたため、「イケメン」「パフェ」などと言ってみたものの、しりとりになっていなかったため発動しなかった。みやぞんエンジの説明を聞く前に「醤油ラーメン」と言ってしまったため感電し、「先に言ってよ…」と困り果てていた。その後は体育倉庫で眞生のプレゼントを探すがてら小便小僧→浮き輪→わさび→ビー玉→マラカス→スルメイカとしりとりを繋いでいった。
- 倉庫内に閉じ込められてしまってからは脱出のためにかまぼこ板(大量に出てきたため工作をしてみたが特に何も役に立たず)→太鼓(思い切り叩いたが用務員は寝ていて気付かなかった)→子犬(チワワ。窓から放して助けを呼ぼうとしたが、なかなか出ていかなかった挙げ句足元に放尿された)→ヌンチャク→屑籠→ごま塩→お歳暮(調味料の詰め合わせ)→ボルト→トライアングル→ルーズソックス→水筒→鰻(食べ物を出そうとして最初は「うどん」と言い失敗、その次に出したが桶に入っている生きた鰻だった)と繋いでいったものの、興奮した子犬が鰻が入った桶を倒してしまい対処に困る事態になってしまった。
- 改めて眞生のプレゼントをギター→たこ焼き器→金太郎飴→眼鏡と出し続け、次に脱出用にネジ回し(ドアをこじ開けようとしたがネジの形が合わなかった)→シャベル(地面を掘ろうとしたが固すぎて失敗)→ルーズリーフ(数式を書いたが何もわからず)→フライ返しと出したもののことごとく失敗。反射的に「照太」と言って呼び出した照太に取り寄せた道具の一部[注 70]を駆使して鰻を調理してもらった。ギュナイが照太に鯛焼きを取り寄せるのを見せたところで鰻の匂いに誘われた用務員が扉を開け2人は倉庫から出られた。その後はキャビア→あどミンと繋げ「ん」が付いてしまったが、何故かギュナイは感電せず普通にあどミンが現れデンリキを食べた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウリュウ」というエリアが修復された。
- 第85回では取り寄せた多数の日用品が囮や防具に使われた他、「ん」で終わる物を取り寄せようとすると発動者は電撃を喰らう事を利用して巨大バグを感電させた。
- ペラリンブックック
- 本の中の世界に入ることができる、紅緒の2つ目のデンリキ。
- 発動者は物語の登場人物に扮して、物語の内容を追体験できる。本に挿絵があれば、発動者が扮しているキャラクターの顔が発動者のものに変化する。稀に周囲の人を巻き込んでしまうこともある。作者が内容の明言を避けて適当に書いていた場合、辻褄を合わせるために上手い具合に解釈されたことが起こる。最後まで到達すると効果が切れて発動者は現実に帰ってこられる。この際、言動・行動が演じている登場人物と違っていても元の話と結果が同じなら元の世界に戻れる。そのため入った物語が未完成の場合だと、最後の台詞を発したキャラクターがその台詞を何度か繰り返したあと、周囲が真っ白な世界に変わり発動者は本の世界に閉じ込められてしまう。他の人が話の続きを書き足せば脱出可能。
- 最終的に本の世界を思う存分満喫した紅緒は「満足した、デンリキを使わなくても読むことで本の中の世界に入れる」とデンリキをあどミンに食べさせた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウトリイ」というエリアが修復された。
- ガチャガラポン
- 自身が見た相手と精神を入れ替える、生の2つ目のデンリキ。
- 使用すると自身と相手の頭から緑色の煙のようなものが立ち上り、一定時間お互いの体を使うことが出来る。声は中身の人物のままであるため、喋る際には怪しまれないようにしなければならない。使用可能回数は発現時も含め3回のみ。稀に周囲の人を巻き込んでしまうことがあり、生が3回目を使った際には自身と入れ替わったあどミンに加えてゆらと眞生、芹奈と悠真の計3組6名の体を入れ替えてしまっている。
- 生が「誰からも尊敬されたい」と叫んだ瞬間無意識に発現・発動させ、公園で踊っていたダンサーと入れ替わった。
- 生が3回目を使い終えた帰り道にあどミンに食べられた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウユキダルマ」というエリアが修復された。
- サイコグルメトリー
- 食べ物に宿った記憶を見ることが出来る、理音の2つ目のデンリキ。
- デンリキ発動後に何かを食べると、その食べ物の周囲で起こった出来事が脳裏に浮かぶ。悠真曰く「サイコメトリーの食べ物版」。音声は再生されないため、発動者が曲解してしまうこともある。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウチョキンバコ」というエリアが修復された。
- デルデロダッシュ
- 写真に写っている物体を実体化させる、ゆらの2つ目のデンリキ。
- 本物そっくりに写った物を出すことが出来るが、出した物は様々な意味で薄くなってしまう[注 71]。写真を伏せると出現させたものは消滅する。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウカギ」というエリアが修復された。
- 2021年度
- てれび戦士が抱いた願いがあどミンと強く呼応すると、あどミンの口から吐き出される形でデンリキが授けられる。また、使用者の電キャがデンリキを吸収すると喋れるようになる。
- なお、※が付いているデンリキはあどミンからデンリキを受け取るシーンがカットされているため、最初に使った時は使用者が無意識に発動させている。
- ツルツルツール
- ダジャレを言うと自身が滑る、悠真の3つ目のデンリキ。
- 自宅であどミンから与えられ発現した。「ヒャックリカエル」と同じく悠真は制御できず、空の前で使うも自分が滑ってしまい、彼からは呆れられた。また、第88回ではクリプトオンズに使おうとしたがまたしても自身に作用してしまった。しかしその拍子で大量のスーパーボールが入った段ボールが上に置いてある棚にぶつかり、クリプトオンズを撹乱させることに成功した。
- シュルシュルディスタンス
- 相手を弾き飛ばす、空の最初のデンリキ。
- コードを唱えたあと、「シュルシュル○○(相手の名前)」と言いながら構えを取ると、矢印のようなエフェクトが出て相手を弾き飛ばすことができる。かけられる側は他の物を盾に使うとある程度効果を抑制できるため、第90回ではソニアが悠真の家にあったお盆を、第91回では悠真がソニアから託された鍋の蓋を使って矢印を防いだ。
- 悠真に負けそうな時に「このままじゃ負けちゃう」と思った瞬間あどミンから与えられた。その後は悠真との再戦を邪魔する者を妨害するために使い、彼に負けてしまったことでデンリキが暴走を始めてしまう。しかし悠真に説得され、自分が恐れていたことは敗北ではなく孤独であるということに気づいたことにより暴走が収まった。
- キエルスケール
- 体が透明になる、麻理亜の最初のデンリキ。
- 使うと一定時間相手から姿が見えなくなる。時間が過ぎると効果が解除される。声は聞こえるため、喋らなければ完全に気配を消すことができる。
- カードデダース※
- カードに描かれたものを実体化させる、萌衣の最初のデンリキ。
- 最初の発動時に触れたカードの絵柄のみ実体化可能。その後の使用時はカードをめくれば呼び出し、伏せれば消滅させることができる。
- イッツショウワタイム
- 昭和時代を体験できる、元太の2つ目のデンリキ。
- コードを唱えたあとに扉を開けると、その先が昭和の世界に繋がっている。ただしタイムスリップしている訳ではなく、あくまで"体験するだけ"なので、基本的に相手からは姿も声も認識されない。蛙のお面を頭に付けた、クラリネットで「遠き山に日は落ちて」を演奏する謎の男性が現れると元の時代に戻る。
- スーハーストップルン※
- 時間を止められる、ソニアの2つ目のデンリキ。
- 発動者が息を止めている間のみ有効。そのため、ソニアは初めて発動させる際にタイミングを掴むことができなかった。
- コピコピコピッペ
- 相手の才能を自分のものにできる、紅緒の3つ目のデンリキ。
- 相手を指差しながら「コピッぺ(相手の名前)の(奪いたい能力)」と言うと発動する。このデンリキを使うことを「コピッぺする」と言う。複数のことをコピッペすることもできるが、相手の弱点も丸ごと得てしまうことになる。
- ヒョイットヒョウイーン
- 周囲の物体に乗り移れる、芹奈の2つ目のデンリキ。
- 発動後、物に意識を憑依させて自由に動き回れる。一定時間が経つと解除される。発動中はその場に倒れ込み肉体は無防備になってしまうため、発動者の体に何かあると元に戻れなくなる危険がある。
- ダレッポイント
- 特定の物事に対する世間からの評価を可視化する、礼の2つ目のデンリキ。
- 発動時に知りたいことを言うと、その人に対する評価が100点満点中何点かで表示される。あくまで"世間からの評価"なので、例え表示された点数が高くても、本当にその人と反りが合うかは使った時点ではわからない[注 72]また、発動者自身の点数は2枚の鏡に写した姿を覗き込むことでしか見ることができない。
- ヘンシュウデワンスモア※
- 自身にとって都合の悪いことを編集して無かったことにできる、ギュナイの3つ目のデンリキ。
- 発動するとパソコンのある暗い部屋にワープし、動画編集ソフトを操作する要領で都合の悪いシーンを切り貼りできる。切り取った部分は現実に戻った際に筒状になって上から降ってきて、この筒を覗くとそのシーンを見ることができる。
- スッポリスンポール※
- 段ボール箱に入ると体が小さくなる、照太の2つ目のデンリキ。
- 小さくなった箱に入ったまま浮遊・移動もできる。また、デンリキを有している間は小人の姿が見えるようになる。
- パラレルレルパー
- パラレルワールドに移動できる、眞生の3つ目のデンリキ。
- 発動させると目の前にワームホールが出現し、これをくぐるとパラレルワールドに行ける。パラレルワールドのみやぞんB曰く「パラレルワールドは星の数だけ存在する」ため、どの世界に辿り着くかは到着するまではわからず、パラレルワールドにいる状態で使っても元の世界に帰れるとは限らない。
- マイマイウーマ※
- 食べ物の味や食感を変える、そのまの2つ目のデンリキ。
- 発動後、対象を指差して何の味にしたいかを言うと効果が発揮される。みやぞんエンジ曰く「発動者の味覚を変えるのではなく、食べ物そのものの味が変わっている」ため、発動者以外が食べても効果はある。
生放送専用デンリキ
- 汎用のもの以外は基本的に一度しか使われない。
- ミエミエマルットハート
- 2020年度のデントリー編生放送で使用される汎用デンリキ。
- バグモンスター化した電空の住人の「大事にしている言葉」を可視化させ、4つの選択肢として表示する。
- 2学期以降は使われない。
- バイバイバグリムーブ
- 2020年度のデントリー編生放送で使用される汎用デンリキ。
- 4つの選択肢から茶の間戦士が選んだ「大事にしている言葉」をエネルギー体にしてバグモンスターにぶつけ、デバッグして元の電空の住人の姿に戻す。
- 2学期以降、使われない回が多くなった。
- ドコドコフィッシュ
- 超大間にて元太が使用。海で発動させると魚のいる場所が光ってわかるようになる。
- ジャバジャバ・ツッカルーン
- 超別府にて照太が使用。「バイバイバグリムーブ」でも取り除けなかった鬼化したベプコのバグを、このデンリキでビバビバの湯に浸からせ元に戻した。
- 超バイバイバグリムーブ
- 超仙台にてギュナイが使用。巨大化した状態で使用し、マキムネのバグを元に戻した。
- モウヤメサセメモラウワー!
- 超大阪にて照太が使用。ツッコミの力でアホタのバグを元に戻した。
- タツマキ・キエテーナ
- 超新潟にてそのまが使用。バグを帯びた竜巻をバグごと消滅させることができる。
- ヒジキシャワー
- 超チコシティでゆらが使用。「こんにゃくのツブツブは何?」という問いを出したトレーニングロボットに対して使用し、ビームでロボットを破壊した。
- ボーットイキテンジャネーヨ
- 超チコシティで生が使用。由来はチコちゃんの決め台詞、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」。バグモンスター化したチコちゃんをデバッグした。
- カムカムエクスプロージョン
- 2021年度のデントリー編生放送で使用される汎用デンリキ。
- 体力切れ寸前のペコドローンに対して使うことで、ペコドローンを爆発させることができる。ただし事前にチャージが必要。
- ドコドコストーン
- 超銀河鉄道の超採掘場で元太が使用。何かが埋まっている場所が光ってわかるようになる。
放映リスト
タイトルには必ず「,」(コンマ)が入っている。
2020年度
回 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 |
---|---|---|---|---|
1 | ハロー,てれび戦士 | 2020年 | 4月 6日佐藤大 | 坂上悠真 |
2 | ふしぎな力,デンリキ | 2020年 | 4月 7日||
3 | あどミン探しと,ヘンな男 | 2020年 | 4月 8日||
4 | デンリキの,使いみち | 2020年 | 4月13日福島直浩 | |
5 | ボクと妹,ひゃっくりカエル!? | 2020年 | 4月14日||
6 | あどミンの,食べもの | 2020年 | 4月15日||
7 | ピンク,にしちゃえ↑ | 2020年 | 4月20日古澤健 | ギュナイ滝美 |
8 | ピンク,はやめよう↓ | 2020年 | 4月21日||
9 | ピンク,の空♥ | 2020年 | 4月22日||
10 | ダンスは,もうやめた | 2020年 | 5月25日池田亮 | 稲毛眞生 |
11 | みんな,思いどおり | 2020年 | 5月26日||
12 | ボクが,やりたいこと | 2020年 | 5月27日||
13 | 時をめくる,レイ | 2020年 | 6月 1日今野恭成 | 筧礼 |
14 | めくりすぎた,ミライ | 2020年 | 6月 2日||
15 | めくるめく,イマ | 2020年 | 6月 3日||
16 | アレハ,ナンダ!? エピソードA | 2020年 | 6月 8日宮本亮 | 特別編 |
17 | アレハ,ナンダ!? エピソードB | 2020年 | 6月 9日||
18 | アレハ,ナンダ!? エピソードC | 2020年 | 6月10日||
19 | ノロマと,よばないで | 2020年 | 7月 6日渡辺謙作 | 大谷紅緒 |
20 | スピード,出しすぎ注意 | 2020年 | 7月 7日||
21 | デンリキvs世界最速, | 2020年 | 7月 8日||
22 | オレは,モテたい | 2020年 | 7月13日関田育子 | 冨士原生 |
23 | モテ期,来た! | 2020年 | 7月14日||
24 | 不器用,だけど | 2020年 | 7月15日||
25 | ソノマ,あらわる | 2020年 | 8月31日福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
26 | プラネタリウム,すれちがい | 2020年 | 9月 1日||
27 | デンリキ,使ったのはだれ? | 2020年 | 9月 2日||
28 | ソノマを,おいかけろ | 2020年 | 9月 7日佐藤大 | |
29 | ソノマの,しるし | 2020年 | 9月 8日||
30 | ソノマの,やりかた | 2020年 | 9月 9日||
31 | 心の中を,のぞいてみたら | 2020年 | 9月14日小林雄次 | マウスソニア |
32 | 気になる,あの子 | 2020年 | 9月15日||
33 | 恋の,キューピッド作戦 | 2020年 | 9月16日||
34 | 名探偵,リオン | 2020年 | 9月21日向田邦彦 | 谷川理音 |
35 | リオン,推理する | 2020年 | 9月22日||
36 | そして,だれもいなくなった | 2020年 | 9月23日||
37 | ニンジャ,ナンジャ | 2020年 | 9月28日宮本亮 | 梅田芹奈 |
38 | ナンダカンダ,ニンジャ | 2020年 | 9月29日||
39 | バイバイ,ダブル | 2020年 | 9月30日||
40 | 笑う門には,デンリキきたる | 2020年10月 | 5日田辺茂範 | 阿比留照太 |
41 | お笑いデンリキ,スター誕生 | 2020年10月 | 6日||
42 | もう一度,笑わせたい | 2020年10月 | 7日||
43 | スラスラ,楽勝? | 2020年10月12日 | 古澤健 | 溝口元太 |
44 | うそつき,ゲンタ? | 2020年10月13日 | ||
45 | ゲンタの絵は,ホンモノ? | 2020年10月14日 | ||
46 | ドラムと,バケツ | 2020年10月19日 | 渡辺謙作 | 佐々木ゆら |
47 | バッケを,さがせ! | 2020年10月20日 | ||
48 | ワガママ,言っちゃえ | 2020年10月21日 | ||
49 | ダンス,オブ,スカイ | 2020年10月26日 | 福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
50 | 助っ人は,どこに? | 2020年10月27日 | ||
51 | 決戦は,水曜日 | 2020年10月28日 | ||
52 | ソノマの,たくらみ | 2020年11月 | 9日佐藤大 | |
53 | ふたつの,デンリキ | 2020年11月10日 | ||
54 | ソノマ,てれび戦士 | 2020年11月11日 | ||
55 | しゃべってよ,カメ | 2020年11月16日 | 片桐絵梨子 | 稲毛眞生 |
56 | マウナとカメの,ちいさな旅 | 2020年11月17日 | ||
57 | 生命の泉へ,風にのって | 2020年11月18日 | ||
58 | なんで,でんりき,きゅうち | 2020年11月23日 | 向田邦彦 | ギュナイ滝美 |
59 | ちこく,くるしみ,みっしつ | 2020年11月24日 | ||
60 | つながり,りもーと,ともだち | 2020年11月25日 | ||
61 | 本が,だいすき | 2020年12月 | 7日田辺茂範 | 大谷紅緒 |
62 | ベニオ,本の中 | 2020年12月 | 8日||
63 | めざせ,めでたし×2 | 2020年12月 | 9日||
64 | なぞの,ハカイシャ | 2020年12月14日 | 佐藤大 | 坂上悠真 筧礼 |
65 | てれび戦士,漂流記 | 2020年12月15日 | ||
66 | ハカイシャ,ハカイ作戦 | 2020年12月16日 | ||
67 | 尊敬,されたい | 2021年 | 1月 4日池田亮 | 冨士原生 |
68 | アドミン,コワセ | 2021年 | 1月 5日||
69 | みんなを,守る | 2021年 | 1月 6日||
70 | 名探偵リオン,ふたたび | 2021年 | 1月11日向田邦彦 | 谷川理音 |
71 | 暗号を,とけ! | 2021年 | 1月12日||
72 | ホントの,犯人 | 2021年 | 1月13日||
73 | ユラと,たいやき | 2021年 | 1月25日宮本亮 | 佐々木ゆら |
74 | かみかざりの,思い出 | 2021年 | 1月26日||
75 | 親友に,会わせたい | 2021年 | 1月27日||
76 | 父からの,おくりもの | 2021年 | 2月 1日福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
77 | 安全アプリ,起動! | 2021年 | 2月 2日||
78 | めざせ,安全ブレーカー | 2021年 | 2月 3日||
79 | よみがえる,電空 | 2021年 | 2月15日鈴木洋介 | |
80 | 夢の楽園,電空 | 2021年 | 2月16日||
81 | ハカイシャの,正体 | 2021年 | 2月17日||
82 | ハカイ,ハカセの記憶 | 2021年 | 2月22日佐藤大 | |
83 | リバース・コンバーターは,どこ? | 2021年 | 2月23日||
84 | それぞれの思い,決戦へ | 2021年 | 2月24日||
85 | 最後まで,ハローハロー | 2021年 | 3月15日最終話拡大版 |
2021年度
回 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 |
---|---|---|---|---|
86 | あどミンに,アイタイ | 2021年 | 4月 5日鈴木洋介 | 坂上悠真 |
87 | あどミンは,ドコ? | 2021年 | 4月 6日||
88 | あどミン,タスケル | 2021年 | 4月 7日||
89 | ソラの,ディスタンス | 2021年 | 4月12日今野恭成 | 勅使河原空 |
90 | シュルシュル,みんな | 2021年 | 4月13日||
91 | 2人の,ディスタンス | 2021年 | 4月14日||
92 | マリアと,マーシャ | 2021年 | 4月19日池田亮 | 布施麻理亜 |
93 | トウメイな,わたし | 2021年 | 4月20日||
94 | ふたりの,ピアノ | 2021年 | 4月21日||
95 | デンリキは,カードから | 2021年 | 4月26日福島直浩 | 香月萌衣 |
96 | ブショー,たるもの | 2021年 | 4月27日||
97 | メイが,みつけたもの | 2021年 | 4月28日||
98 | 扉の,むこう | 2021年 | 5月10日関田育子 | 溝口元太 |
99 | 家出,やっちゃんと | 2021年 | 5月11日||
100 | 家路,やっちゃんと | 2021年 | 5月12日||
101 | 時間が,たりない | 2021年 | 5月17日片桐絵梨子 | マウスソニア |
102 | ラッキーと,いっしょ | 2021年 | 5月18日||
103 | 時よ,とまれ | 2021年 | 5月19日||
104 | できないこと,あるのはイヤだ | 2021年 | 5月24日古澤健 | 大谷紅緒 |
105 | できないこと,なくしちゃおう | 2021年 | 5月25日||
106 | できないこと,ない人なんていない | 2021年 | 5月26日||
107 | 移る,ココロ | 2021年 | 6月 7日向田邦彦 | 梅田芹奈 |
108 | 先生の,タオルに | 2021年 | 6月 8日||
109 | また,明日 | 2021年 | 6月 9日||
110 | 見える,ポイント | 2021年 | 6月14日渡辺謙作 | 筧礼 |
111 | わたしの,ポイントは? | 2021年 | 6月15日||
112 | ポイント,なんか…! | 2021年 | 6月16日||
113 | ヘンシュウ,わたしの人生 | 2021年 | 6月21日横浜聡子 | ギュナイ滝美 |
114 | ヘンシュウ,で,思いどおり | 2021年 | 6月22日||
115 | ごみ箱の,中には | 2021年 | 6月23日||
116 | 床の,音 | 2021年 | 7月 5日今野恭成 | 阿比留照太 |
117 | 小さい,おうちで | 2021年 | 7月 6日||
118 | さよならの,音 | 2021年 | 7月 7日||
119 | マウナ,マウナ | 2021年 | 7月12日宮本亮 | 稲毛眞生 |
120 | マウナ,マウナマウナ! | 2021年 | 7月13日||
121 | バイバイ,マウナ | 2021年 | 7月14日||
SP | モテたいゲンタ,ものがたり | 2021年 | 8月30日喜安浩平 | 溝口元太 |
122 | おいしく,しちゃえ | 2021年 | 9月 6日田辺茂範 | 松尾そのま |
123 | 料理の,天才 | 2021年 | 9月 7日||
124 | おいしさの,かくし味 | 2021年 | 9月 8日||
125 | 電空,不吉な前ぶれ | 2021年 | 9月13日鈴木洋介 | 坂上悠真 松尾そのま |
126 | はなればなれの,追跡 | 2021年 | 9月14日||
127 | 見えぬものこそが,真実 | 2021年 | 9月15日
脚注
注釈
- ^ 番組開始時はスーパーファミコンの全盛期
- ^ ぷうかに「田中が作る初恋の味がするお好み焼きを食べたい」を早口で言わせて「田中食べたい」と記憶を捻じ曲げていた。
- ^ なお、超次元マイアンテナは切り落とし、普通の人間として生きている。
- ^ 本人と同じく演じたのは松永で、おネエ口調で喋っていた。また、このシーンでは「Let's」のBGMが使用されている。
- ^ 一部の歌詞を縦読みすると「さよならちきゆう」つまり「さよなら地球」になり、これが伏線になっていた。
- ^ なお、次元ホール作戦の直前に誤って倒してしまい、粗末な内装がITAISEN側にバレてしまった。
- ^ これは、宇宙空間に存在する次元の境目が最も地球に近づくのが毎週木曜日の午後6時台だからだという。
- ^ 次元ホール作戦が成功した際には、今まで回収されていたどちゃもん4体が入ったカプセルを出した。
- ^ 劇中では夏休み中ずっと寝ていた大水がこれを握り現在時刻を確認している。
- ^ 異次元獣戦後はコアの国語辞典を大野課長が引き取ることになった。
- ^ しかし、うぎろうは小沢を恨むどころか、逆に表舞台に立つことができた彼を陰から応援していたことが異次元獣戦で判明した。
- ^ そしてこまちまちこは、彼がそういう男だと知った上で愛していた。
- ^ このほかにも、ゴルフ場やテーブルにも穴が開く被害が起こっていた。
- ^ 例えば「親のすねを齧る」と言えば本当に脛に齧り付き、「顔に泥を塗る」と言えば本当に泥を塗りつけるなど。
- ^ そのため、一度再会した際にニンジンを大量に食べていた時には近所の八百屋から怪しまれていた。実際はウサギが化けた偽物だったためニンジンを食べていたのである。
- ^ 実際に練習で立花団長が使うと山をえぐるほどの威力を発揮し、嘗て団長の先祖、立花裕之心とどみねすとろんぐとの2人の関係をこじれてしまう遠因となった。
- ^ 小島主任が見ていた履歴書に「2020年3月に東京都立帝王大学付属中学校を卒業見込」とあるため。
- ^ 具体的には、余計な画をつけ加える(火、防、力など)、漢字の重要な部分を消す(愛、勇など)、汚く書いたような字体にする(残、氷など)、左右反転させる(遊)など。
- ^ れっどれお、ぶるーく、ぐりんきゅあらの三体はほわないとが浄化されて元の姿に戻ると同時に色が戻って動けるようになった。
- ^ つまり彼以前に登場した闇のもじ守が「精神的打撃を受けて暴走した」人間だったため同情の余地があったのに対して、夢見崎は私利私欲を貪る同情の余地がない人間であった(事実立花団長もローリー、銀沢、シロッキークロッキーには同情する態度を見せていたが、夢見崎に対しては一方的に罵倒していた)。
- ^ 立花団長以外でこの被害に遭ったのは「ドラマ「逃げるは弱虫!役立たず!」の主演俳優月江譲二(演:渋江譲二)、同主演女優の荒石みなみ(演:仙石みなみ)、同監督の露鳩出仁郎(演:テル)、及び高田紗千子。なまえんじぇるのもじ魔獣が浄化された際に高田の名前が元に戻っていたため、描写こそないものの月江、荒石、露鳩も名前と記憶を取り戻したと思われる。
- ^ この時子供を撥ねそうになった所を、動画を見たぼうてる、かぜーとん、はしろうの3体が駆けつけて事故を未然に防いでおり、ぐれんちのおかげで人命が救われたことになる。
- ^ 鎧を纏った狼の姿をした「銀のもじもん」で、妖刀銀斬を使いこなす剣士。元々彼もまにーごーるどに思いを抱いていることはもじてんにも記載があり、守守団は片思いだと思い込んでいたが、まにーごーるどが先にぎんじょるのへ告白していたことが明らかになり、2人は両思いであったことが判明した。
- ^ 「ぎんじょるのがいるとすごくほっとするんだ。だからずっとそばにいて」と告白のつもりで言ったが、自分の気持ちに素直になれなかったぎんじょるのは「今でもここで一緒にいるじゃないか」と返した。
- ^ ほうほうほうしも、この時に「までぃえすが魔力の使い方を間違えた」と思い込んで結果的にまでぃえすを見捨ててしまい、そのことを深く後悔していた。
- ^ 特にたい焼きを食べていることが多い。これは勇に憑依したまでぃえすの影響である。
- ^ かつてエマは焼き芋屋だった頃の飯尾と姉と自分を描いた絵がコンクールで入賞したことがあり、絵の勉強をしているのもそれがきっかけで画家を目指しているからある
- ^ 判明したのは声と首から下のみで、顔は映らなかった。
- ^ 番組最後のミニコーナー「やるぞんカプセル」と「みやぞんくじ」がてれび戦士への質問コーナーに変更されている、「ピクセルの採掘場」で進行やデータ放送上のキャラがチコちゃんに叱られる!とのコラボレーションでチコちゃんに変わっている、「電空リサーチ」や木曜生放送のルール説明であどミンの声が流れるパートがナレーションの木村昴の声に差し替えられているなど。
- ^ 第7回では「かっこいい判定機」をギュナイのデンリキでピンク色にされる、第10回では加湿器を眞生のデンリキで操られた悠真とギュナイに破壊される、第22回ではボイスチェンジャーのマイク部分を生に引き抜かれるなど。
- ^ 悠真(直接登場していない)にはUFO、ゆらには誰かのデンリキ、紅緒には巨大ドーナツだと思われた
- ^ なお、この事を聞いたゆらと元太は驚いていたが、そのまは彼の正体を知っていた上に悠真も薄々勘づいていたため、ゆらと元太はさらに驚いていた。
- ^ 2008年度のM-ist(武田聖夜、島田翼、田中理来)以来
- ^ 前田亜季と布施麻理亜は在籍年度初回「本編未出演」であるが、主題歌パートには登場している。
- ^ 第3回ではテレビから出現したあどミンに驚く、第22回~第24回では友人の高橋に何度もクラッカーで脅かされる、第30回ではそのまのデンリキで操られた警備員を見て怯え逃げ出してしまう、第67回では芹奈が背後から投げた手裏剣が目の前に刺さり驚く、第69回では眞生に背後から驚かされるなど。
- ^ これを見た紅緒は「倒し方は『ナンとか缶とか』と解釈された」と考えた。
- ^ 状況を問わず言うため、周囲からの評価は低い。第1回では初対面のゆらに「変なことを言うのはやめて」と、第40回では悠真のダジャレに笑った理由が照太のデンリキであることを知ったギュナイに「納得」と一蹴されている。
- ^ この際、「風花は怪我をした時、そのまに対して申し訳なく思っていた」と話していたことから、彼女に扱き下ろされてはいるものの、風花の事を蔑ろにしている訳ではない事が伺える。
- ^ こらちの世界では何故か自由の女神像の頭があどミンになっていた。
- ^ 審査の場面は直接描写されていないが、シーンが転換したところで結果が本人の口から語られた。
- ^ 人物紹介の表記は「坂上風花」ではなく、名字なしの「風花」である。ただしそのまとの初対面時に名字を名乗った。
- ^ よく悠真に買いに行かせている。2020年度の初期は毎回てれび戦士やみやぞんエンジに先に食べられてしまうことが多かったが、後に自分で買い物に行く光景がみられる。
- ^ ただし初対面であるはずの元太や照太に対しては最初から好意的だった
- ^ デンリキで間違って頭上に落としてしまい接触が戻った
- ^ 当初そのまの頭で顔が隠れていたり首から上が映されていなかったりなど、顔は不明瞭かつ声には加工がされていたが、第54回にて顔が判明した。
- ^ 当初、ギュナイらには「罠かもしれない」と警戒された。
- ^ ただし、ギュナイには「センスある」と好評だった。大橋もお菓子やゲームを楽しんでいた。
- ^ 番組表では饗庭詩野と誤表記されていた
- ^ 2人(及び悠真)の記憶は「礼は同じ塾で出会った友達」へと改変されていた。
- ^ ただし演じるアナベルは日本語、英語、イタリア語が話せるトリリンガルである。
- ^ 元々手紙を空間転移させられる機械を発明したのだが、文字を転送できないという欠点があったためこのような形になってしまった。
- ^ ハンバーガー・人魚・ハーモニカ・カタツムリ・関取の絵。理音は最初の二文字を拾い読みし「犯人は片関」という答えを導き出したが、本当は最後の二つは「でんでん虫」「力士」と読み、正しい答えの読み方は「犯人はデンリキ」。
- ^ たい焼き屋が通販用のストックを売ってくれなかった際には「どうして売ってくれないのか」とクレームを言い、ゆらと紅緒が自分達の買ったたい焼きを渡そうとした時には「買ったのをわざわざくれるなんて私はそんなことされたくない」と突っぱね、その後ゆらに「お婆ちゃん」呼ばわりされた際には激怒していた。
- ^ 登場早々お辞儀をした際に旗でポップコーンの入った皿を引っくり返す、いじめの現場を目撃し止めようとするが木に旗が引っ掛かり転倒、木に引っ掛かったボールを取ろうとするが木登りができない、ポイ捨てされたペットボトルを捨てようとするが強く叩きつけ過ぎてゴミ箱ごと引っくり返す、川で転倒しびしょ濡れになるなど
- ^ ピンク色で帽子の代わりにリボンをつけている女性、髭が生えている老人など
- ^ 修復前の電空のエリアと同じような見た目、個体差はない
- ^ 超宇都宮の餃子のビーナスや超大間の巨大マグロなど、電空の住人以外のゲストキャラクターがバグモンスターと化す回もある。
- ^ 「ヒャックリカエル」「チャランピッカリンコ!」「ヒソヒソヒアリング」「テレテレポート」「ブンシンダブルーン」「ドッゲラカーン」「カオカオスッポカン」「デリシリトリヨッセン」
- ^ ただし第19回~第21回と第62回の変身前の紅緒と第46回~第48回のゆらと第48回の礼と理音、第70回~第72回の理音と元太、回想シーンの芹奈は外のシーンでもてれび戦士の衣装のままだった。理由は不明。
- ^ 第19回では紅緒が自宅の近所にある「阿底野トンネル」へと出入り口を繋げた。また、第40回では照太がこの機能を使いライブ会場に移動した。第64回では電空のハカイシャの攻撃によって壊され、直後に飛び込んだゆら・悠真・礼・理音、及び第65回でバックドアーズに追いかけられて逃げようとした残りメンバーは無人島にワープしてしまった。
- ^ 第49回で悠真・風花・そのまがプレイしていた際には機のもじもん・からくりこんと真のもじもん・まねしんぼうが、ゆら・紅緒・みやぞんエンジがプレイしていた際には勇のもじもん・いさましうすと防のもじもん・ぼうてるが、第51回では決勝戦の相手チームのアバターとして動のもじもん・どぅーろんが、第87回で照太と萌衣がプレイしていた際にはからくりこんとどぅーろんが、第125回での悠真と風花の自宅のシーンではからくりこん・まねしんぼうが、それぞれ登場していた。
- ^ 「デン」の部分で右手を上に掲げ、「リキ」の部分で左腕で力拳を作り、右手を左肘に添える
- ^ 途中でキャンセルするとドット文字も消える
- ^ 小声でコードを唱えたり信一に「企業秘密」と称して後ろを向かせたギュナイや、誰も見ていない場所や自室で発動していた生など。また、人前で発動した結果校外をも巻き込む騒動になってしまった紅緒の例もある。
- ^ 第7回では照太がデンリキを発現させたギュナイを羨ましがっていた。また、第25回・第26回ではゆらがデンリキを得るためにあどミンと仲良くなろうとした。
- ^ そのため、眞生が校内放送を使って発動した際には全校に効果が及んだ。
- ^ 劇中、夕飯の唐揚げを高速で完食した紅緒は「顎が疲れた」と感じていた。また、ソフトクリームを高速で食べようとした際には普段よりも早く頭が痛くなってしまった。
- ^ 第27回で喧嘩していたところをこのデンリキで謝罪するよう仕向けられた子供2人はかなり不服そうな表情だった。また、第30回でこのデンリキにかかったゆらは「意識は保っているのだが自分の思うように体が動かない」という感覚に陥っていた。第53回では悠真にデンリキファイルを取りに行かせる際、抵抗できないようにわざわざ眠らせてから指示を出していた。
- ^ めぐみを消失させた時は「あそこでめぐみが泳いでいる」と元太に言われた際、異性である彼女の水着姿を恥ずかしさのあまり直視できなかったため発動した。
- ^ 眞生のプレゼントとして照太が元々持っていた包丁、まな板代わりとして大量に繋ぎ合わせたかまぼこ板、鰻を固定するネジ回し、鰻を焼く鉄板代わりのたこ焼き器、味付けに使ったお歳暮、扇ぐために使ったルーズリーフ
- ^ 第73回で加代子に食べさせるために出したたい焼きは薄味気味になってしまい彼女からは酷評されてしまった。また、第75回で出現させた竹子はやたら薄っぺらい態度だった。
- ^ 例えば美佐子は点数こそ高かったが、実際には礼からの相談をうっとおしがっていた上に金に汚い人間だった。また清水は点数も高い上に優しい性格だったが、当初は愛想がない態度で接していたため、礼は自分に合っていないと考えてしまった。
出典
- ^ NHK Let's天才てれびくん サウンドトラック (Media notes). 日本: ポニーキャニオン. 2017. p. 15.
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