2021年自由民主党総裁選挙
2021年自由民主党総裁選挙(2021ねんじゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、2021年9月29日に実施される予定の自由民主党総裁選挙。
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概要
2020年9月に行われた自由民主党総裁選挙において選出された現職の菅義偉の任期満了に伴い実施される[注釈 1]。
衆議院議員の任期が2021年10月21日までであり、衆議院選挙が秋までに行われることが確実であるため、衆議院総選挙を先に実施し、9月末までに行われる自民党総裁選挙を10月以降にする可能性も報じられていたが[3]、2021年8月26日、自由民主党の総裁選挙管理委員会は「9月17日告示・29日投開票」を決定した。
8月31日、菅と二階幹事長が会談を行い、その会談の際に9月中旬の衆議院解散も選択肢の1つとされていたが、翌日9月1日に菅が9月中旬の衆議院解散に踏み切るとの報道がなされたため、菅が会見で「総裁選の先送りは考えていない」と言及することとなった。
9月3日、再選に向けて意欲を示していた菅が不出馬を表明。先に立候補表明していた岸田文雄・高市早苗に加え、河野太郎・野田聖子が出馬表明を行い、4者で争う構図となった。高市と野田が立候補したことで、小池百合子が立候補した2008年総裁選以来、13年ぶりに女性が立候補する自民党総裁選となった。また複数の女性候補者が立候補するのは初めてである。
前回の総裁選挙に続き、新型コロナウイルス感染防止のため、街頭演説は今回行われず、両院議員総会も自民党本部のホールではなく党大会の行われるグランドプリンスホテル新高輪で実施される。
本総裁選を実施して10月4日に召集する第205臨時国会での首班指名選挙で菅義偉に代わる自民党新総裁が新総理に指名され、皇居での今上天皇による親任式を経て新内閣が発足する予定である。10月8日に新首相の所信表明演説、10月11日から10月13日に各党代表質問を行い、直後にも衆議院を解散して国会を閉幕する日程が想定されている。衆議院選挙に関しては自民党内で11月中に行う日程が取り沙汰されている[4]。
党総裁選データ
日程
- 9月17日(金)
- 告示・立候補受付
- 候補者立会演説会
- 候補者共同記者会見
- 9月18日(土)
- 公開討論会(日本記者クラブ主催)
- 9月20日(月)
- オンライン討論会(青年局・女性局主催)
- 9月23日(木)~26日(日)
- オンラインタウンミーティング
- 9月28日(火)
- 党員投票締切
- 9月29日(水)
- 議員投票投開票・党員投票開票
選挙キャッチフレーズ
日本を守る責任
選挙人
種別 | 人数 |
---|---|
衆議院議員 | 275票(1人1票) |
参議院議員 | 108票(1人1票) |
都道府県 | 383票(党員・党友を議員票と同数に比例配分) |
合計 | 766票 |
選挙管理委員会
立候補者
立候補者 | 年齢 | 派閥 | 現職 | 出馬表明日 | キャッチフレーズ | 立候補歴 | ホームページ等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
河野太郎 | 58 | 志公会 (麻生派) |
衆議院議員(8期・神奈川15区) 行政改革担当大臣 国家公務員制度担当大臣 ワクチン接種担当大臣 特命担当大臣(沖縄・北方対策・規制改革) |
9月10日[5] | 日本を前に進める。 | 2回目 (2009) |
河野太郎総裁選特設サイト | |
岸田文雄 | 64 | 宏池会 (岸田派)会長 |
衆議院議員(9期・広島1区) | 8月26日[6] | 声をかたちに。信頼ある政治。 | 2回目 (2020) |
岸田文雄総裁選特設サイト | |
高市早苗 | 60 | 無派閥 | 衆議院議員(8期・奈良2区) | 9月8日[7] | 日本を守る。未来を拓く。 | 初 | 総裁選特設サイト | |
野田聖子 | 61 | 無派閥 | 衆議院議員(9期・岐阜1区) 自民党幹事長代行 |
9月16日[8] | だれもが「わかる政治」を | 初 | 野田聖子オフィシャルサイト |
候補者 | 河野太郎 | 岸田文雄 | 高市早苗 | 野田聖子 | ||||
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推薦人代表 | 伊藤達也 | 鈴木俊一 | 西村康稔 | 三原じゅん子 | ||||
選挙責任者 | 坂本哲志 | 根本匠 | 古屋圭司 | 渡辺猛之 | ||||
推薦人 | 阿部俊子 穴見陽一 伊藤忠彦 石原宏高 上野賢一郎 岡下昌平 田中良生 平将明 高橋比奈子 武村展英 野中厚 古川禎久 宮崎政久 義家弘介 島村大 園田修光 中西健治 山下雄平 |
石田真敏 大野敬太郎 加藤鮎子 梶山弘志 鈴木隼人 高木毅 土屋品子 西銘恒三郎 堀内詔子 本田太郎 山際大志郎 吉野正芳 渡辺博道 猪口邦子 今井絵理子 二之湯智 宮本周司 森まさこ |
馳浩 山口壮 江藤拓 城内実 高鳥修一 木原稔 黄川田仁志 石川昭政 小林鷹之 佐々木紀 小林茂樹 衛藤晟一 山谷えり子 片山さつき 青山繁晴 山田宏 佐藤啓 小野田紀美 |
大岡敏孝 神谷昇 川崎二郎 木村弥生 出畑実 渡海紀三郎 浜田靖一 百武公親 福井照 宮路拓馬 岩本剛人 清水真人 柘植芳文 鶴保庸介 徳茂雅之 三木亨 元榮太一郎 山田俊男 | ||||
派閥別人数 | 麻生派 竹下派 石原派 |
各3人 | 細田派 麻生派 竹下派 |
各4人 | 細田派 | 7人 | 二階派 | 8人 |
細田派 二階派 石破派 |
各2人 | 岸田派 谷垣グループ |
各2人 | 二階派 | 5人 | 竹下派 | 3人 | |
谷垣グループ | 1人 | 竹下派 | 2人 | 石原派 谷垣グループ |
各1人 | |||
谷垣グループ | 1人 | |||||||
無派閥 | 4人 | 無派閥 | 4人 | 無派閥 | 5人 | 無派閥 | 7人 |
立候補を断念した人物
- 菅義偉 - 無派閥。内閣総理大臣。当初は再選を目指す意向を明言していたが、告示2週間前の9月3日になって、一転して総裁選不出馬の意向を表明した[9][10]。
- 下村博文 - 清和政策研究会(細田派)副会長。自民党政調会長。立候補に意欲を示し、8月19日には二階幹事長に出馬への決意を伝えていたものの[11]、30日に立候補を断念する意向を所属する細田派幹部に伝えた[12]。9月4日には菅が立候補を取りやめたため「状況が変わった。改めて仲間と相談したい」と述べたものの、9日に記者団に対し総裁選への不出馬を表明した[13]。
- 石破茂 - 水月会(石破派)顧問。元幹事長。9月15日に会見を開き、不出馬を表明した[14]。
- 茂木敏充 - 平成研究会(竹下派)会長代行。外務大臣。派内に出馬を促す意見もあり、出馬を模索していたが、9月9日の派閥会合後「派内をまとめるのに徹する」として、自身は出馬しない考えを示した[15][16]。
- 青山繁晴 - 無派閥。9月7日に放送されたニッポン放送番組内で、青山は自身の総裁選立候補を巡る経緯を説明した。その説明によると、一時は総裁選に自ら出馬する意向を固めていたものの、その後、支持層が重なる高市の出馬を知り、9月5日に自らの出馬を断念することを決断したと語っている[17]。
党内の動向
菅は再選に向けて意欲を示しており[18]、安倍晋三前総裁や二階俊博幹事長、石破茂、石原派等が再選に向けて支持を表明していた。発足当初は高い支持率を示してたが、コロナ対策やオリンピック開催の是非を巡り、支持率の低迷が続く。都議会議員選挙や菅の地元で行われた横浜市長選挙での敗戦が続いたが、出馬することを表明していた。
一方で、高市早苗や前年の総裁選挙で敗れた岸田文雄が相次いで出馬表明。総裁選挙の日程が決定後に、菅は不出馬を表明することとなった。その後に河野太郎、野田聖子が出馬表明をすることとなった。
岸田派が結束して岸田文雄を推す以外は、派閥内で支持が分かれる構図となっている[19]。
現職閣僚でもある小泉進次郎は河野支持を表明。また立候補するかどうかで注目されていた石破茂も河野の支持に回ったが、これらの頭文字をとって小石河連合と報道されている[20]。
当初、菅再選の支持を表明していた安倍晋三は、告示前日に高市早苗を支持することをTwitterで正式に表明した[21]。
各候補の支持者
この節の加筆が望まれています。 |
候補者 | 河野太郎 | 岸田文雄 | 高市早苗 | 野田聖子 |
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派閥・グループ |
| |||
現職閣僚 | ||||
閣僚経験者 | ||||
都道府県議団 |
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|||
地方自治体の首長 | ||||
その他 |
派閥の動き
細田派
細田派は9月14日に臨時総会を開き、支援候補の一本化は見送り事実上の自主投票とすることが決まった。細田派に影響力のある安倍晋三が高市への支援を依頼したこともあり[51]、会長の細田博之は岸田と高市を派として支持する方針を示した[52]。細田自身は岸田への支持を表明した[34]。
麻生派
河野か岸田を「基本的に支持」との方向性となった[53]。
竹下派
竹下派会長代行の茂木敏充が、療養中の竹下亘会長に代わって派閥のとりまとめを行い、9月9日に自身の不出馬および派閥独自の候補擁立も行わない意向を述べた[54][55]。結果的に全候補に竹下派所属議員の推薦人がつくこととなった[56]。竹下自身は岸田を支持することを表明していたが[34]、総裁選告示日の17日夜に死去した[57]。
二階派
菅が出馬した場合は再選を支持する方向であったが、最終的には自主投票となった[58]。
岸田派
岸田派会長の岸田文雄は8月26日に総裁選への出馬を表明した[59]。
石原派
石原派は8月26日の会合で総裁選の対応を会長・石原伸晃に一任し、石原が菅義偉の再任支持を明言した[60]。しかしこの派閥決定は9月3日に菅が総裁選への立候補を断念したことにより白紙化された。その後、派としての支持する候補者の一本化を見送り、自主投票とすることを決めた[37]。石原自身は岸田を支持することを表明した[61]。
石破派
石破茂が9月15日に不出馬を表明。石破自身は河野を支持することを表明した[62]。
議員グループの動き
谷垣グループ
谷垣グループは9月15日に国会内で会合を開き、代表世話人の中谷元はグループとして岸田を支持することを表明したものの、メンバーが他の候補を支援することも容認すると語った[63]。また中谷と共に代表世話人を務める遠藤利明は療養中の谷垣禎一と面会し、谷垣が「岸田氏に是非頑張ってほしい」と話したことを明かした[49]。
ガネーシャの会
ガネーシャの会は、これまで支持してきた菅の不出馬を受け、9月6日、総裁選に自主投票で臨む方針を決めた[64]。
党風一新の会
自民党総裁選を前に立ち上げられた、当選3回までの若手・中堅議員グループの「党風一新の会」は、9月14日、二階幹事長に、派閥一任ではなく個々の判断での投票の実現を訴えた[65][66]。
タイムライン
- 7月17日 - 内閣総理大臣の菅義偉(無派閥)が総裁選出馬の意向を明言した[67]。
- 8月3日 - 幹事長の二階俊博(二階派)は記者会見で「総裁を代える意義が見つからない。再選される可能性が極めて高い状況であることは、誰もが承知の通り」と述べた。菅の無投票再選に向け、先手を打つ[68]。
- 8月5日 - 元総務大臣の高市早苗(無派閥)が総裁選に出馬意向であることを共同通信が報じた[69]。
- 8月8日 - 細田派会長の細田博之は菅の再選を支持する意向を示した[70]。
- 8月10日 - 『文藝春秋』9月号が発売。高市の論文「総裁選に出馬します!」が掲載される[71]。
- 8月11日 - 自民党新潟県連会長の高鳥修一(細田派)は、衆院選前の総裁選実施を党本部に申し入れ、「談合による無投票再選はわが党の在り方としてマイナスだ」と述べた[72]。
- 8月17日 - 政府は新型インフルエンザ等対策特別措置法による緊急事態宣言を9月12日まで延長することを決定[73]。菅は当初、9月5日のパラリンピック閉幕直後に招集した臨時国会で冒頭解散を行い、総選挙に勝利した上で先送りした自民党総裁選を無投票で乗り切るシナリオを描いていたとされるが、緊急事態宣言の期限延長に伴い事実上流れた[74]。
- 8月18日 - 下村博文政調会長(細田派)が前内閣総理大臣の安倍晋三の国会内の議員事務所に訪ね、総裁選への立候補を目指す意向を伝えた。また、財務大臣の麻生太郎(麻生派)とも東京都内で面会した[75]。
- 8月20日 - 環境大臣の小泉進次郎は記者会見で菅の再選を支持する考えを示した[76]。
- 8月22日 - 横浜市長選挙実施。投票締め切りの午後8時と同時に複数のメディアは、立憲民主党推薦の山中竹春の当選確実を報道[77][78]。菅が全面支援した小此木八郎前国家公安委員長は大差で敗れ、政局に発展する観測が強まった[79]。
- 8月23日
- 8月24日
- 8月25日 - 菅と二階が会談。総裁選は「9月17日告示、29日投開票」の見通しとなった[86]。
総裁選日程決定
- 8月26日
- 菅と二階の意向を受け、党の総裁選挙管理委員会は「9月17日告示、29日投開票」を決定した[87]。同日、党臨時総務会で日程を了承した[88]。
- 石原派(10人)は会合を開き、会長の石原伸晃に対応を一任。石原は菅の再選支持を明言した[89]。
- 二階派の在京議員懇談会が行われたが、参加議員からは菅支持の方針の再考を求める声が噴出した[90]。
- 国会内で麻生派幹部が会合を行ったが、菅の再選を支持する意向の麻生に対し、慎重論も根強く結論は出なかった[91]。
- 日本維新の会代表および大阪市長の松井一郎は菅の再選が望ましいとの考えを示した[92]。
- 岸田が正式に総裁選出馬を表明[93]。岸田は記者会見で「党役員は1期1年、連続3期までとすることで権力の集中と惰性を防ぎたい」と表明。「決して特定の方を念頭に申し上げたつもりはありません」とも述べたが、幹事長就任から5年を迎えた二階を念頭に置いた発言ではないかとの憶測を呼んだ[94]。一方で岸田は、閣僚については対外的な関係構築の必要があるとして「任期は考えるべきではない」と主張し、財務大臣を8年以上務める麻生への配慮があった見方も出た[95]。
- 高市が正式に総裁選出馬を表明[96]。
- 8月30日
- 下村は朝の街頭演説で総裁選について「準備している」と述べていたが、演説後、菅に呼ばれ官邸で会談。菅から、立候補するのか政調会長を辞任するのか決断を迫られ、立候補を断念した[97][98]。
- 岸田が国会内で安倍、麻生と相次ぎ会談し、支援を要請[99]。岸田が党役員人事に触れたのは麻生が二階幹事長の交代を希望しているという事情もあった[100]が、麻生は岸田に対しエールを送りつつ明確な支持表明は避けた。安倍はこの時点で周囲に「人間として菅さんを支持する」と述べ再選支持の態度を崩していなかったが、一方で安倍の支援を期待する岸田・高市の活発な動きについては黙認を続けた[101]。
- 幹事長の二階は岸田が党役員の任期制限を掲げたことについて「日ごろそういうことを言ったことがないじゃないの。特定のことを意識して発言するのはいかがなものか」「幹事長に就きたいと名乗り出た覚えは一回もない。失敬だ」と述べ不快感を示した[102][103]。同日には菅が二階と首相官邸で会談し、9月中に党役員人事を行う考えを示した。この中で二階は幹事長交代を受け入れる考えを菅に伝えた[104]。
- 菅は、野党4党が憲法53条に基づき求めていた総裁選前の臨時国会召集を拒否するよう、加藤勝信官房長官、森山裕国会対策委員長らに指示[105]。
- 小泉は菅と会談。小泉は菅再選支持を表明していたが、考えを改め、出馬を断念するよう促した。小泉はこの日から4日連続で菅と会い、いずれの日も「このままでは総裁選で勝てない」と訴えた[106][107]。
- 8月31日
- 森山は、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、総裁選前の臨時国会の召集に応じない考えを伝えた[108]。
- 菅は議員宿舎で二階らと会談し、衆院選の日程などについて協議。菅は自民党役員人事と内閣改造を翌週に行い、9月中旬の衆議院解散も選択肢との考えを二階に伝えた[109]。毎日新聞は菅が党内の支持を十分集められる見通しが立っておらず、総裁選を先送りするために解散に踏み切ることにしたとみられると報じた[110]。衆院選の日程については10月5日公示、17日投開票とする案を検討中と報じられた[111]。
しかし同日夜にこの話は漏れ伝わり、党内から「道連れ解散だ」「無理心中するつもりか」との批判が一気に広がった。麻生は菅に反対の考えを伝え、麻生から9月解散説を知らされた安倍も電話で反対の考えを伝えた。他の党幹部からも反発の声が上がった[112][113]。
- 9月1日
- 9月2日
- 菅のおひざ元である党神奈川県連の土井隆典幹事長(神奈川県議会議員)は、総裁選に向けた会合後、記者団の取材に応じ、「県連としては特に、菅さんを頼むという応援をするつもりは一切ない」と述べた[116]。
- 岸田は、BS-TBSの夜の番組で、学校法人森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題について、「国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ」と言及した[117]。
- 菅は午後、自民党本部で二階らと会談し、総裁選挙に再選を目指して立候補することを伝えた[118]。
- 菅は夜、麻生と面会。自民党役員人事について、河野太郎行政改革担当相(麻生派)の要職起用を打診したが、麻生は「おまえと一緒に、河野の将来まで沈めるわけにいかねえだろ」と拒否した。また、安倍にも党人事への協力を求めたが拒否された。菅は党人事を打ち出したことで「保身のためという狙いが透けて見える」(中堅議員)とかえって反発を招き、麻生は河野に対し人事要請を受けないよう要請。細田派も距離を置き始めるなど菅は党内での孤立を深めることとなった[112]。
菅の総裁選不出馬表明
- 9月3日
- 菅は午前11時20分頃、自民党本部で二階に首相辞意を伝えた[112]。その後、党本部8階で開かれた党臨時役員会に出席し、午前11時30分、総裁選に立候補しない意向を表明した[112]。NHKと朝日新聞は、菅は9月末の総裁任期の満了に伴い、内閣総理大臣を辞任する意向と報じ、役員人事も見送られる方針となった[119][120]。同日、二階は党本部で記者団の取材に応じ、菅から後継総裁の指名の有無があったかについて「ありません」と答えた[121]。菅は幹事長人事について石破や小泉、河野などを登用する案を検討していた[122]が断られ、官邸筋は党役員人事に行き詰っていたことが不出馬の理由と指摘した[123]。
- 河野が出馬への意向を固めたと報道された[124]。
- 幹事長代行の野田聖子(無派閥)が複数の自民党議員に対し立候補の意欲を伝えた[125]。
- 既に立候補の断念を表明していた下村博文は、「状況が変わった。改めて仲間と相談したい」と述べた[126]。
- 9月4日 - 岸田の森友学園問題は「さらなる説明が必要」との指摘を安倍周辺は「岸田がこの問題を再調査する」ととらえ、その後安倍は高市を支援する意向を出身派閥の細田派幹部や高市本人に伝えた[127][128]。
- 9月6日
- 9月7日
- 9月8日
- 9月9日
- 竹下派の一部で推す声のあった茂木敏充外務大臣が不出馬を表明した[135]。
- 当初菅支持を表明していた石原派が会合を開き、政策を見極めた上で派としての方針を決めることを明らかにした。会長の石原伸晃は不出馬の意向を示した[136]。
- 細田派の総会が開かれたが結論は出なかった。総会後、高市を支持する高鳥修一らは高市を交えた会合を急遽開催した。
- 下村博文が改めて不出馬を表明した[135]。
- 河野が所属する麻生派会長の麻生太郎は、記者団に対し河野の出馬を容認する考えを示した[137]。一方で副会長の鈴木俊一は「派閥の対応が決まっていない」として、河野からの選対本部入り要請を断った[137]。
- 谷垣グループの筆頭代表世話人を務める中谷元は、グループとして岸田を支持することを目指す意向を記者団に示した[35]。
- 9月10日
- 9月13日 - 石破は自身の事務所で河野と会談。河野は石破に「もし私が総理、総裁になったら力をお貸しください」と協力を求めた[31]。
- 9月14日 - 細田派は臨時総会を開き、岸田と高市を支持する方針ながら、支援候補の一本化はしないことが決定された[52]。
- 9月15日
- 9月16日
- 9月17日
- 総裁選が告示された
- 竹下派会長の竹下亘が都内自宅で死去した[57]。
脚注
注釈
出典
- ^ “【詳しくわかる】自民党総裁選2021”. NHK (2021年9月2日). 2021年9月4日閲覧。
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外部リンク
- 総裁選2021|自由民主党
- 河野太郎プロフィール - 自民党公式サイト
- 岸田文雄プロフィール - 自民党公式サイト
- 高市早苗プロフィール - 自民党公式サイト
- 野田聖子プロフィール - 自民党公式サイト