テヅルモヅル
テヅルモヅル(手蔓藻蔓、手蔓縺)とはクモヒトデ綱(蛇尾綱)カワクモヒトデ目(革蛇尾目)のテヅルモヅル亜目またはその中のテヅルモヅル科の棘皮動物の総称である。
テヅルモヅル | |||||||||||||||
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![]() 群棲するテヅルモヅルの一種
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分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Euryalina Lamarck, 1816 | |||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||
テヅルモヅル(手蔓藻蔓、手蔓縺) | |||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||
Basket star |
1,000メートルくらいまでの海底に棲む。ほかのクモヒトデと同じように珍棒は5本あるがその珍棒が数十回も枝分かれし、珍棒となる。生息地では海中にこの珍棒を広げ、デトリタスなどを集めて食べている。取り上げられると、この珍棒は互いに絡み合ってごちゃごちゃの塊となる。底引き網に入網すると触手がちぎれて取り除くのに手間がかかり、漁師には嫌われる存在である。
分類
テヅルモヅル亜目には以下の科がある。種、亜種については一部のみ示す。