工藤万砂美
工藤 万砂美(くどう ますみ、1925年2月22日[1] - 1996年8月26日[1])は、日本の実業家。政治家。自民党参議院議員(1期)。
来歴・人物
北海道歌志内市出身[1]。1943年早稲田実業学校卒[1]。翌年陸軍に召集される[1]。中央大学法学部に入るも中退[1][注 1]。戦後、空知建設工業(株)を創立し、代表取締役になり[2]、空知物産(株)、丸美大道通商(株)の各代表取締役に就任し[2]、歌志内商工会議所会頭を務めた[2]。1971年から北海道議を3期務め[1][2]、1983年の第13回参議院議員通常選挙で北海道選挙区から自民党公認で立候補し当選[2]。1986年の第3次中曽根内閣で法務政務次官[2]、1988年の竹下改造内閣で北海道開発政務次官に就任[2]。翌1989年の宇野内閣でも留任した[2]。同年の第15回参議院議員通常選挙で落選した[1]。1991年の北海道議選に出馬して当選。道議に復帰した[1]。1995年に落選[1]。同年4月、勲二等瑞宝章を受章[1]。翌1996年に死去した。
脚注
注釈
- ^ 『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』 297頁には「修了」と記載。
出典
参考文献
- 日外アソシエーツ編『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』紀伊国屋書店、2005年。
- 『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。