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日本近海に位置する離島・夜見島は独自の因習を守る閉鎖的な島だったが、時代の趨勢に伴い建造物、移住者の増加など、急速な発展を遂げていった。 1976年8月3日午前0時。原因不明の海底ケーブル切断による大停電、全島民失踪事件が発生する。それによって島は一夜にして無人島となった。

事件から29年後、2005年8月2日。夜見島に伝わる因習を調べに来たオカルト雑誌編集者・一樹守は夜見島行きの漁船を運良く確保でき、偶然乗り合わせた盲目の人気作家・三上脩、恋人が謎の変死を遂げて殺人の容疑で警察に追われる阿部倉司と彼に強引に連れて来られた占い師・喜代田章子、漁船の乗船員・木船郁子とともに海に出るが、突如として海が荒れ始め、ついに船が転覆してしまう。時を同じくして、付近の海域で輸送ヘリコプターによる物資輸送訓練を行っていた陸上自衛官の永井頼人と上官・三沢岳明はヘリの計器異常により島に不時着する。

島に流れ着いた人々は散り散りになりながら島内を彷徨うが、午前0時の訪れとともに島中に大音響のサイレンが鳴り響き、赤い大津波が彼らを飲み込んだ。意識を取り戻した人々は死んだ人間が徘徊する光景を目の当たりにし、さらには29年前に失踪したはずの人々と邂逅を果たす。逃避行の最中、執拗に助力を求める謎の少女・岸田百合と遭遇した一樹は彼女に言われるがままに島の封印を解き、冥府の門を開いてしまう。封印を解いたことによって現れた怪異の元凶・母胎は地上を奪還すべく、

時は遡って1976年8月2日。出身である島に私用で乗り込んだ警察官・藤田茂、夜見島近海を航行中のフェリーに乗っていた女子中学生・矢倉市子、島の子供である三上脩とその姉・加奈江


8月3日午前0時、突如不気味なサイレンが島に響き渡った。消えた人々が未知の存在・屍人、そして闇人へとすり替わる。過去と今が交錯し、残された人々の生き残りを賭けた絶望的な戦いが始まる。

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1976年夏、日本の山間部に位置する羽生蛇村が土石流災害によって消滅した。

2007年、数十年前に消えた羽生蛇で行われていたという秘祭を取材にアメリカのオカルト番組制作クルー、メリッサ・ゲイル、ソル・ジャクソン、サム・モンローとその娘ベラ・モンローが羽生蛇村の跡地を訪れた。時を同じくして自分宛に届いた謎のEメールに導かれるように村へやってきた在日アメリカ人学生ハワード・ライトは、山中で行われていた怪しげな儀式から生贄の少女を逃がし、その逃避行の最中に警官に銃撃され意識を失ってしまった。


見出し文

第172話以降、多数のZQNが集合・合体して一つの巨大な肉塊へと変貌していく描写が見られる。この肉塊は不定形で徐々に形状を変化させていくが、基本的に複数の眼球と取り込まれた感染者の手足で構成された触手状の足が何本か形成されている。ZQNを吸収しながら移動するタイプと、高層ビルなど高い建造物に張り付いて植物のように根を張って成長するタイプの二種類が存在する。イタリアピサスペインバルセロナなど世界各地の市街地に根を張って成長する複数の肉塊が登場しており、登場人物らの推測では地球外生命体が地球に新たな文明を築くための「巣」であると目されている。この「巣」に取り込まれたZQNは外面的には肉塊の一部となり一つの個体として行動するが、内部では「2ちゃんねる」のスレッドを模した精神世界が構築されており、


第217話にて、ZQNには三種類いると語られている。一つ目はパンデミック後に大量発生した人間型ZQNで、人類に感染を拡大させるための役割を担っていたとされる。感染が拡大し、人間が姿を消すと個体あるいは複数のZQNが変異して不可思議な形状をとるものが出現した。これが二つ目のZQNであり、複数の個体と組織的に路上に転がっている死体を清掃したり、徘徊する人間型ZQNを排除する治安維持を担ったりしている。三つ目は存在理由が不明なZQNとされ、非感染者の人間だけでなく人間型ZQNをも容赦なく殺戮する敵対的なものである。これらの種の相関関係は登場人物による推測によるものであって、事実かどうかは明示されていない。

このほかにも、人間の姿から大きくかけ離れた形態をしながらも人間並みの知能と思考を持つ個体も存在しており、作中では頭部と二本の足だけの姿で街を歩きながらひたすら思索にふけるZQNが登場している。

峠鬼

峠鬼
漫画
作者 鶴淵けんじ
出版社 KADOKAWA
掲載誌 ハルタ
レーベル ハルタコミックス
発表号 volume11 -
巻数 既刊3巻(2020年8月12日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

『峠鬼』(とうげおに)は鶴淵けんじによる日本の漫画作品。飛鳥時代の倭を舞台に

あらすじ

此岸にまだ神々が存在した時代、倭の国々を旅する道士の一行・役小角らは

登場人物

主要人物
役小角(えんのおづの)
倭国を旅する道士。役行者(えんのぎょうじゃ)や役優婆塞(えんのうばそく)とも称される。弟子である善と妙を従え、卓越した験力により各地で大神たちと渡り合う。
妙(みよ)
小角の弟子の一人の少女。元は切風孫命神の里の氏子であり、自宅に白羽の矢が立ったことで生贄とされていたが、小角によって救われ彼に同行するようになる。
直情的に大胆な行動しがちで、人が触れることを許されない神器を使ってしまい大神の怒りに触れるなど波乱を招くことが多いが、神器の呪いから小角を救うために単身大神に直訴したり、彼岸と此岸とを行き来するなど道士としての高い素質を持つ。田舎の出であるため都に対して憧れを持っており、
善(ぜん)/前鬼(ぜんき)
小角の弟子である鬼の少年。時代にそぐわない現代的な髪形に金髪という出で立ちで首にはマフラーを巻いている。普段は人間の姿であるが、首に刺さった封印の杭を引き抜くことで山羊のような角が生えて鬼の姿となる。当初は人間である妙を見下し、冷たい態度をとっていたが行動を共にするにつれて彼女を認め始めている。粗野な言動が目立つ一方で漢籍を嗜むなど対照的に教養を持つ。
かつては人間であったが、飢饉によりやむを得ず人肉を口にしたことで鬼となった。修行中の小角と出会い、ある夢を叶えるために彼に付き従う。
後鬼(ごき)
小角と同行していた女性。仮面で素顔を隠し、高貴な出自を想起させる装飾品を身に着けている。病に苦しむ人々に薬を施したり、慈しみに溢れた態度で接する。
妙からは役小角の弟子と思われていたが、実際には小角が妟尹石から神器を切風孫命神へ渡すよう依頼された際に目的地が同じであったことから一行に合流したため小角の弟子ではなく、彼らも後鬼の素性を知らなかった。
その正体は未来の妙本人である。切風孫命神の下まで送り届けられると、去り際に正体をほのめかして神器・環蛇の鏡により未来の役小角の下へと戻っていった。
東宮(あずまのみや)
岡本宮にある御所に居を構える高僧。道昭の弟子であり役小角とは古くからの知り合い。僧侶でありながら多くの妻を娶るという女たらしで、耽美な振る舞いで妙をも狙う。
役白専(えんのしらと)
役小角の母親。その昔、一言主とは知らずに軽口を聞いたことで不老の身となり、年齢は60を超えているにも関わらず18歳の頃の外見を保っている。しかし不老は外見のみで内臓を始め体内は年齢相応に衰えており、容姿との乖離が進行している。
商売根性たくましく、かつて一言主の氏子を騙って葛城山の麓で宿を開き、訪れる嘆願者たちへ杖や酒を売りつけていたが、素顔を隠して現れた一言主に諭され現在は宿のみを営んでいる。
大神
一言主(ひとことぬし)/葛城の神
葛城山に住まう大神。その名の通り、発した言葉がすべて現実のものとなる強大な神通力を有しており、その力をあやかろうとして各地から参拝する者が絶えない。病により普段は巨大な龍の姿をしているが、これを自ら醜いと厭い人間の前に現れる際には専ら若い女性の姿をとることが多い。
妟尹石(あんいんせき)/アンイグンスク
相模国丹沢に坐するエビシの神。一言主とは親しい仲であり、彼女の知己とされる。巨大な蜘蛛のような姿であるが、小角らに対してはフランクに接し、陽気な口調で人々と相まみえる。
切風孫命神(きつぷうそんのみことのかみ)/キップソン
妙が住んでいた里の氏神。巨大な大蛇のような姿を持ち、雉を神使として使役する。里を庇護する代償として毎年12歳の娘を生贄として召している。
早天羅比売神(さでらのひめのかみ)
日吉尾比古(ひえのおびこ)
アイノコ
穂生惧主(ほのきぐぬし)
能美火神(のみのほのかみ)

書籍情報

脚注


概要

スプリングフィールドの位置は作中でも度々描写されることがあるが、意図的に特定できないよう演出がなされており、劇場版ではフランダースがバートに対してスプリングフィールドの属する州がオハイオ州ネバダ州メイン州ケンタッキー州と接していることを言及しているが、これらの州はオハイオ州とケンタッキー州を除いて全く異なる位置に存在しているため[1]、州を特定させないジョークである。

「スプリングフィールド(Springfield)」という名を冠する都市は米国各地に多数存在し、地名としてはありふれた名前である。

隣町にシェルビービルという町が存在するが、歴史的な経緯も相まって住民同士は現在でも敵対しておりスプリングフィールドのライバル都市となっている。

歴史

1796年メリーランド州から移住してきたジェバダイア・スプリングフィールドとその一団によって開拓され町が築かれたとされる。なお、この際にジェバダイアが率いていた集団の内、半分がいとこ婚の自由化を要求するも、敬虔なキリスト教徒であったジェバダイアが拒否したために離反し、近隣にシェルビービルマンハッタン、後のシェルビービルを築いた。以来、スプリングフィールドとシェルビービルはライバル関係にある。

20世紀中ごろに水陸両用車の一大生産拠点となり、町の通りが純金で舗装されるほど経済が発展するが、その後に生産した車両に重大な欠陥が見つかったことで一転して経済破綻し、「アメリカ最悪の都市」と評されるほど凋落した。

地理

スプリングフィールドの地理はエピソードに応じて都合よく立地や地形が異なるが、概ね市域の東側に市街地が広がっており、西側は自然豊かな森林地帯や山岳が存在する。町の南側は海と接している。北部にはスプリングフィールド湖を始め、スプリングフィールド国立公園が存在し、山岳地帯には活火山であるスプリングフィールド山やムーダーホルン山、スプリングフィールド氷河がある。山岳地帯のさらに西はスプリングフィールドバッドランズやテキサス州の3倍の広さとされる西スプリングフィールド砂漠といった広大な砂漠地帯へと続いている。

BFV

Provence(プロバンス)
1944年のドラグーン作戦によりフランス南部から内陸部へと進攻したアメリカ軍はプロバンスを確保するためこの地を守るドイツ軍と衝突する。
「Arras」や「Panzerstorm」に似た平野上マップであり、北側にプロバンスの村がありその南側は広大な農地が広がっている。
2019年8月にリリースされた時点では、1943年の占領下フランスを舞台にイギリス空軍コマンドーと、その支援を受けたレジスタンスとドイツ軍の戦いを描いたものとされていたが[2]、2020年の夏アップデートでのマップ刷新時にドイツとアメリカの戦いに変更された[3]
Operation Underground(地下鉄作戦)
大戦末期1945年の春、ドイツ都市部の地下鉄構内で侵入してきたイギリス軍部隊とドイツ軍が激しく衝突する。
シリーズでも人気のマップ「Operation Metro」にインスパイアされたマップであり、非常に入り組んだ地下鉄駅と地上の建物で屋内戦闘が展開される。「Operation Metro」は横に一直線に伸びた構造であることでマップの中間に位置する拠点で両陣営が正面衝突する展開が多く見られたが、本マップは地下鉄コンコースのほかに資材倉庫や掘削中のトンネルなど東西南北に通路が張り巡らされているため、抜け道から側面攻撃することができ、より入り乱れた戦闘が繰り広げられる。
過去作のリビルドマップであるため歴史的な出来事には基づいておらず、ロケーションもドイツの架空の都市となっている。
Iwo Jima(硫黄島)
1945年2月19日日本軍絶対国防圏として強固に守る硫黄島に対し、アメリカ軍による大規模上陸作戦が実行される。
硫黄島の南西部が舞台となっており、南側に米軍が上陸した海岸、西に摺鉢山、東に千鳥飛行場が存在し、それぞれの拠点間には砲座や塹壕が構築されている。摺鉢山の内部は坑道が築かれており、ブレークスルーの後半では坑道内での接近戦が展開される。
太平洋戦争末期の硫黄島がモデルであり、硫黄島の地形も一部圧縮されているものの概ね再現が成されている。
Pacific Storm(太平洋の嵐)
1944年、アメリカ軍は中部太平洋を席巻する日本軍を各個撃破すべくマーシャル諸島の日本軍の拠点に対し攻撃を行う。
東西に細々と散らばる島嶼部が戦闘の舞台となる。アメリカ側陣営は南東の海上の揚陸艦であり、日本軍の本拠地はマップ西端の飛行場となっている。
BF4』に登場したマップ「Paracel Storm」のリメイクマップであり、レボリューション要素として時間経過でマップ内に激しい嵐が発生する。
Wake Island(ウェーク島)
北太平洋に位置する日本占領下のウェーク島を奪還すべく、アメリカ軍が攻勢を仕掛ける。
バトルフィールドシリーズの黎明期より幾度もリメイクされてきた人気マップであり、V字状の細く湾曲した地形が特徴的。
史実におけるウェーク島は1941年の太平洋戦争開戦直後にウェーク島により日本が掌握し、終戦まで日本占領下にあったため、本作では史実に基づかない米軍による島の攻略作戦が描かれている。
Solomon Islands(ソロモン諸島)
ソロモン諸島のうっそうと茂るジャングルを舞台に進攻してきたアメリカ軍と待ち受ける日本軍とが島を巡る戦闘を繰り広げる。
複数の島と入り江によって構成されたマップで、マップの西半分は建設途中の兵舎や村などがある一方、東半分はほとんどジャングルに覆われており、視界が制限されているため突発的な戦闘が起きやすい。
具体的な時期は明示されていないがソロモン諸島をモチーフに構成されており、DLCのチャプター6「ジャングルの中へ」で追加された。
Al Marj Encampment(アル・マルジュ野営地)
ドイツ軍支配下のリビア北東部マルジュを舞台にこの街を奪還せんとアメリカ軍が野営地を襲撃する。
2020年夏アップデートで追加された歩兵戦主体のマップ。乾燥した峡谷や町、オアシスが存在する。マップ東側の町では街路が狭いため近接戦闘が繰り広げられる。


市街地はグリッド上に区画が整備されており、作中では257丁目まで存在が確認できる。

概要

VC』と『VCS』に登場するバイスシティは主に4つの島で構成され『バイスシティビーチ(東島)』、『バイスシティ本島(西島)』、『スターフィッシュ島』、『プローン島』と分けられる。

バイスシティの「バイス」はその名の通り「悪徳(vice)」を意味する。バイスシティは大きく分けて西島のエリア(主島)と東島のエリア(ビーチ)からなっており、それらの島をその間にあるプローン島、スターフィッシュ島などを経由して橋が繋いでいる。リバティーシティサンアンドレアスとは異なり鉄道輸送機関や高速道路がなくGTAシリーズで最も交通網が乏しいエリアである(バスは運行されている)。東西の各島には病院と警察署が2つずつあり、西島北部には消防署、西島南部に陸軍基地とエスコバル国際空港が位置する。

東島(バイスシティビーチ) "Eastern Island: Vice City Beach"

バイスシティ東側の地域。美しく長い海岸を有し、また、多くのリゾートホテルやショッピングモールもあり、観光地として開発が進んでいる。モデルはマイアミビーチ

オーシャンビーチ "Ocean Beach"

東の島最南端に位置する地区。『VC』の主人公、トミーが最初から持つ隠れ家「オーシャンビューホテル」もここにある。この地からワシントンビーチを経てバイスポイントまでの砂浜付近の一帯には高級ホテルなどが林立し、東の島の観光地のひとつ。昼間はビーチ付近を水着で往来する人や観光客で賑わい、夜もホテルやバーのネオンが綺麗な場所である。また、ストリップクラブである「ポールポジションクラブ」や衣服の調達に立ち寄る高級洋服店「ラファエル」がある。南西にあるマリーナには多数のヨットが停泊しており、コルテス大佐が船上パーティーを開いている。病院、塗装屋、武器屋、『VCS』の主人公の弟のランスの家、さらにバイスシティで確認されている唯一のガソリンスタンドもここにある。 ワシントンビーチと同様に、サメが出没することがあり、犠牲者が出ると言う事件が年々増加している。 モデルはマイアミビーチ南部のアート・デコ地区。

ワシントンビーチ "Washington Beach"

オーシャンビーチとバイスポイントの間に位置する低層のアパートや店舗が密集する街区であり、海水浴に訪れた水着姿の富裕層の人々が多く見られる。 『VC』のストーリー開始地点であるケン・ローゼンバーグの弁護士事務所があるほか、吹き抜け構造のショッピングセンターであるワシントンモールが存在。また、かつてはワシントンビーチフェアグラウンドなる小規模な遊園地も存在していたがあまりの経営難に陥り、『VC』の1986年の時点では、マンションの建設現場になっている(エイブリー・キャリントンとの会合場所でもある)。 東側のビーチではオーシャンビーチと同様にサメによる被害が多発している。

リーフリンクス "Leaf Links"

バイスポイントの西に位置する島で東島と主島とは橋で繋がっている。島の全域がリーフリンクス・ゴルフクラブの敷地となっており、ゴルフ場内にはテニスコートもある。入口にはセキュリティーゲートが配置されており、常時2人の警備員が警備している。武器の持ち込みは禁止されているが、入口から入らないように侵入すれば持ち込むことは可能。なお、ゴルフ場内ではタクシーミッションができない(いくら走り回っても客が現れない)。『VC』に登場するゴルフ客は拳銃を隠し持っている。モデルはマイアミビーチ市内に実在するゴルフ場であるインディアン・クリークカントリークラブやノルマンディー・ショアーズゴルフコース。

バイスポイント "Vice Point"

東島北側の半分以上を占める広大な地域。ホテルや別荘、高級マンションが点在し中・上流階級の住宅街となっている。バイスポイント地区北部には巨大な商業施設ノースポイントモール(旧名バイスポイントモール)がある。また、南端には購入可能な物件かつストーリーにおいて重要な舞台となるナイトクラブ「マリブクラブ」がある。シェイディパーム病院、小規模ながらの警察署、武器屋(ノースポイントモール内)、塗装屋もある。

西島(バイスシティ本島) "Western Island: Vice City Mainland"

バイスシティ西側の地域。バイスシティの中心地とも言える地区であるが、島の中央部にあるリトルハイチやリトルハバナではスラム街が多く、ギャングの抗争が頻発するなど治安が悪いため、観光地としては開発が進んでいない。モデルはマイアミ

ダウンタウン "Downtown"

ダウンタウンには警察署、病院、消防署などバイスシティの中枢機能が集まっており、光り輝くビルや街並などの夜景は美しい。ビル群の周りを飛行船が周回している。また、様々なカーイベントに参加できる「ハイマン記念スタジアム」や高級住居「ハイマン・コンドミニアム」もここにある。『VCS』ではスタジアムの目の前にメンデス兄弟が所有する高層ビルがそびえ立っており、最終ミッションの決戦の場になっている。リトルハイチとの間に一車線から二車線に(または二車線から一車線に)突然変わる謎の道路があり、ここでは衝突事故が多発する。

リトルハイチ "Little Haiti"

ダウンタウンの南、島のほぼ中央に存在する中米の島国ハイチの土着言語であるクレオール語が主流の地域。ハイチ人ギャングが幅を利かせる地域でもある。粗末な建物が多く、リトルハバナに比べて貧困層が多い。また、この地域には大規模な印刷工場「プリントワークス」やタクシー会社「カウフマンキャブ」が見られる。『VC』『VCS』におけるフィル・キャシディの隠れ家がある。

ゴミ処理場 "Junk yard"

リトルハイチの北東に存在するゴミ処理場。厳密には地域ではないが、敷地内に入ると地名として表示される。処理された残骸などがうず高く積まれ、常に一台のゴミ収集車が止められている。基本的に訪れることはないがあるミッションでランスがディアスの手下によってここにさらわれ、トミーが助けに行くことになる。

リトルハバナ "Little Havana"

リトルハバナはバイスシティ西島の南西部に位置する、スラム街を多く擁する地域である。この地域ではスペイン語が主流で、コロンビア人、ハイチ人、キューバ難民などが住んでいる。アルベルト・ロビーナの経営するロビーナ・カフェもここにある。この地域を支配するのはキューバ人ギャングであるが、ハイチ人ギャングの拠点であるリトルハイチと隣接するため、両者の衝突がたびたび起こる地域でもある。地域東側には警察署や病院、その付近にはチェリーポッパーアイスクリーム工場がある。なお『VC』でトミー達が強盗を行う銀行もここにあり、ミッションクリア後には中に入れるようになるが、2階に上がると手配レベルが4に上がってしまう。ストーンウォールJの武器屋もここにある(『VCS』のみ)『VCS』での序盤はキューバ系ギャングのチョロがこの地周辺を拠点としている。南側はガス会社のガスタンクが設置されているがメンデス・ブラザーズによってガスタンクが破壊されている。『VCS』でマーティ・J・ウィリアムズの家もここにある。

フォートバクスター基地 "Fort Baxter Base" (空軍基地 "Air Base")

バイスシティに駐屯するアメリカ陸軍の基地(VCでは空軍基地となっており、Air Baseと表記されている)。エスコバル国際空港の北に位置する。軍関係者以外の者は基地内には立ち入り禁止であり、無理やり基地内へ不法侵入したり、ヘリコプターあるいは飛行機で基地上空を飛行していた場合、巡回中の兵士に見つかり次第激しい一斉射撃を受ける。ただし『VC』では警官の制服を着ていると(『VCS』では軍服)、基地に入っても兵士を攻撃しない限り攻撃してこない。基地の内部には兵舎や歩兵の訓練設備、監視塔などの構造物が存在するほか戦闘車両・航空機としては戦車が1両と戦闘ヘリ1機(秘密パッケージを全て集めた後。『VCS』では当基地ではなくエスコバル国際空港に存在)、ハンヴィーがある。『VCS』のスタート地点。『VCS』では戦車や戦闘ヘリコプターが確認できる。

バイスポート "Viceport"

主島の南端に位置する港湾地帯。大きな貨物船が頻繁に出入りし、他地域と比べてトラックなどの運搬車両が多く行き交うほか、労働者も多く活気に満ちている。しかし、時には麻薬取引や武器などの密輸が行われることもある。フィル・キャシディの射撃場と彼の家もここにある。『VCS』の隠れ家の一つがある。

エスコバル国際空港 "Escobar International Airport"

バイスシティで唯一の空港。波打った形状の屋根が特徴的なターミナルは南北2か所を備えている。北側のターミナルは中には入れない。南側のターミナルに滑走路が3本、北側のターミナルには途中から曲がった滑走路が1本ある。また、空港専用の消防署と波止場が西側に設置されている。 滑走路にはヘリや小型飛行機が駐機されている。旅客機も何機か駐機されており、定時に離着陸する機体があるが、着陸後そのまますぐに離陸してしまい、止まることはないが、乗ることはできる。リーフリンクス同様、空港の入口にはセキュリティーゲートが配置されており、武器は持ち込むことが出来ない。しかし内部にいる警察官や警備員から武器を取ることは可能である。モデルはマイアミ国際空港。 名前の由来はパブロ・エスコバル

スターフィッシュ島 "Starfish Island"

バイスシティの西島と東島の間にあり、バイスシティのちょうど中央に位置する。スターフィッシュ島は富豪や権力者達の居住エリアになっている。特に島の南半分の大半の面積を占めるリカルド・ディアス邸(後にベルセッティ邸)は豪華。『VC』『VCS』ともに序盤はそれぞれ最初の島からこの島までは来られる。 モデルはマイアミビーチとマイアミの間に存在するベネチアン諸島やスター島、パーム島など。

プローン島 "Prawn Island"

バイスシティ北部、西島と東島の中央に位置する島。名称の「プローン(Prawn)」 は「エビ」の意。島北部には3つの大邸宅があるが、ストリートギャングであるストリートワナビーズに占拠されている。また、島南部にはレニー・ヴァッスルマイヤーやスティーブ・スコットが映画を製作していたインターグローバル・フィルムズ(撮影スタジオ)が存在する。 『VCS』では北部の邸宅にメンデスファミリーのボスである、メンデス兄弟(アルマルド・メンデスとディエゴ・メンデス)がアジトを構えていた。

  1. ^ ネバダ州は米国西部、メイン州は米国北東端、オハイオ州及びケンタッキー州は米国中東部に存在。
  2. ^ 「Battlefield V」のマップ:ProvenceとLofoten Islands2021年9月3日閲覧。
  3. ^ 「Battlefield V」夏のアップデートを紹介2021年9月3日閲覧。