滋賀交通

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滋賀交通株式会社(しがこうつう)は、滋賀県大津市梅林1丁目3番10号に本社を置く交通事業者である。

滋賀交通株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
520-0051
滋賀県大津市梅林1丁目3番10号
北緯35度0分13.8秒 東経135度51分55.6秒 / 北緯35.003833度 東経135.865444度 / 35.003833; 135.865444座標: 北緯35度0分13.8秒 東経135度51分55.6秒 / 北緯35.003833度 東経135.865444度 / 35.003833; 135.865444
本店所在地 520-3301
滋賀県甲賀市甲南町寺庄395番地の2
北緯34度55分1.7秒 東経136度11分6.0秒 / 北緯34.917139度 東経136.185000度 / 34.917139; 136.185000
設立 1949年7月29日
業種 陸運業
法人番号 4160001005433
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業 他
代表者 代表取締役社長 田畑 太郎
資本金 9,000万円
従業員数 2,200名(滋賀交通グループ)
外部リンク http://www.ii7.jp/
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滋賀交通が所有する路線バス(三菱ふそう・エアロミディMK
滋賀バスが所有する中型ハイデッカー車
かつて使用されていた路線バス(三菱MAR470)1998年

概要

バス事業、タクシー事業の他に自動車ディーラーや不動産業なども営む。京都、大阪、名古屋、東京、金沢、福井と60社の関連会社を持ち、グループ全体で従業員数約2200名を有する。

沿革

  • 1926年大正15年) 大原バスを創業。田畑太郎右衛門が大原村(現甲賀市甲賀町)と水口町(現甲賀市水口町)を結ぶ乗合バスを開始[1]
  • 1949年昭和24年) 田畑太三郎が滋賀県甲賀市に甲賀交通株式会社を設立[1]
  • 1950年(昭和25年) 滋賀交通株式会社に改称[1]
  • 1987年(昭和62年) 滋賀観光バス株式会社を設立[1]
  • 1989年平成元年) 滋賀観光バス等を分社化する
  • 2009年(平成21年) 滋賀交通本体が最後まで運行していた路線(野洲湖南線)が滋賀バスに移管される

車両

車両の塗装は関連会社も含め貸切車、一般路線車とも白地に赤と青のライン(コミュニティバスは除く)。ほとんどが三菱ふそう製である。かつては、一般路線を運行するバスに新車が入らなかったため、経年車が多数在籍していたが、今では姿を消している。ふそう車がほとんどであるのは、株式を持ち合いをしていたためで、初代日野ポンチョがののいちバスに導入された例や、甲賀市の福祉バスの払下げ車両(日野レインボー7M)が、コミュニティバスの甲賀市甲賀町路線に投入されることもある。

運行中の路線バス

現在は下記の2路線とも、「滋賀バス」(※「滋賀交通」の子会社)が運営しているが、1月1日は全便運休となる。

草津伊勢落線

  • 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - (済生会病院) - 手原駅口 - (大橋六丁目 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 国道伊勢落 - 伊勢落(旧東海道) - 石部駅
  • 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - (済生会病院) - 手原駅口 - (大橋六丁目 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 国道伊勢落 - 伊勢落(旧東海道)

注記(草津伊勢落線)

  1. 「草津駅 - 伊勢落(旧東海道) - 石部駅」は1日2往復のみ運行。なお、「伊勢落(旧東海道) - 石部駅」はノンストップ運行となる。(※運行開始までに経由地の停留所が全て廃止となっていたため)
  2. 「済生会病院」は、同病院の診療時間帯のみ経由。(曜日は問わない)
  3. 「手原駅口」から手原駅は徒歩6分。(※この路線は「手原駅」への乗入れを行っていない)
  4. 「大橋六丁目」(旧:「石山鉛鉄前」)は、草津駅方面を始発とする便のみ停車。

湖南野洲線

  • 野洲駅 - 野洲市役所 - 野洲病院前 - 行畑 - 野洲高校 - 三上 - 御上神社前 - 山出前 - 三上小学校 - 北桜口 - 南桜(土深) - 藤堂製作所 - 土深町 - 北山台団地口 - 北山台センター
  • 北桜 → 北桜口 → 三上小学校 → 山出前 → 御上神社前 → 三上 → 野洲高校 → 行畑 → 野洲病院前 → 野洲市役所 → 野洲駅

注記(湖南野洲線)

  1. 「藤堂製作所」経由は朝と夕方以降のみ運行。なお朝は「野洲駅発」、夕方以降は「北山台センター発」がこの停留所を経由する。
  2. 「北桜 → 野洲駅」は平日ダイヤの夕方に1便のみ運行するが、「藤堂製作所」は経由しない。

廃止路線

「滋賀交通」が運営していた頃に設定されていた主な路線のみ記載。なお、路線名と詳細記述はすべて省略するが、一部の路線は主な経由地を記載した。[2]

特急系統
急行系統
  • (※過去の車両にこの種別幕が存在する車両はあったが、運行設定の有無は不明)
各停系統
  • 京都駅八条口 - 四条堀川 - 平安神宮 - 国道山科 - 緑ヶ丘 - 国道大津 - 本宮町 - 国道市民病院前 - 国道膳所 - 国道滋賀病院前 - 石山駅口 - 久保江 - 大江 - 瀬田駅口 - 国道南笠 - 南田山 - 野路 - 野路北口 - 矢倉口 - 伯母川新橋 - 草津中学校前 - 草津一丁目 - 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - 手原駅口 - (石山鉛鉄前 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 伊勢落(国道) - 石部駅口 - 石部口 - 美松 - 夏見新田 - ボウル滋賀前 - 三雲駅口 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 水口町役場前
  • 浜大津 - 大津駅 - 県庁前 - 本宮町 - 国道市民病院前 - 国道膳所 - 国道滋賀病院前- 石山駅口- 久保江 - 大江 - 瀬田駅口 - 月の輪 - 国道南笠 - 南田山 - 野路 - 野路北口 - 矢倉口 - 伯母川新橋 - 草津中学校前 - 草津一丁目 - 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - 手原駅口 - (石山鉛鉄前 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 伊勢落(国道) - 石部駅口 - 石部口 - 美松 - 夏見新田 - ボウル滋賀前 - 三雲駅口 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 水口町役場前
  • 浜大津 - 大津駅 - 県庁前 - 本宮町 - 国道市民病院前 - 国道膳所 - 国道滋賀病院前 - 石山駅口 - 久保江 - 大江 - 瀬田駅口 - 文化ゾーン - 大学病院前 - 血液センター前 - バイパス野路 - 伯母川新橋 - 草津中学校前 - 草津一丁目 - 草津駅
  • 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - 手原駅口 - (石山鉛鉄前 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 伊勢落(国道) - 石部駅口 - 石部口 - 美松 - 夏見新田 - ボウル滋賀前 - 三雲駅口 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 水口町役場前
  • 草津駅 - 国道草津 - 小柿 - 治田 - 上鈎(国道) - 手原駅口 - (石山鉛鉄前 → ) 葉山(国道) - 高野(国道) - 八洲工業前 - 伊勢落(国道) - 石部駅口 - 石部口 - 美松 - 甲西駅
  • 栗東駅 → 工場団地 → 下鈎口 → 手原駅口 → 石山鉛鉄前 → 葉山(国道) → 高野(国道) → 八洲工業前 → 伊勢落(国道) - 石部駅口 → 石部口 → 美松 → 夏見新田 → ボウル滋賀前 → 三雲駅口 → 東陶前 → 伴谷口 → 里北脇 → 名坂日電前 → 水口町役場前
  • 野洲駅 - 野洲町役場前 - 野洲病院前 - 行畑 - 野洲高校前 - 三上 - 御上神社前 - 山出前 - 三上小学校 - 北桜口 - 北山台センター前 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 水口町役場前
  • 三雲駅 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 水口町役場前
  • 三雲駅 - 東陶前 - 伴谷口 - 里北脇 - 名坂日電前 - 綾野 - 水口新町 - 新水口 - 本水口 - 高塚 - 水口支所前 - 甲賀病院前 - 平町 - 水口営業所前 - 水口新町 - (同じ経路のため省略) - 三雲駅
  • 水口町役場前 - 川田神社前 - 東内貴 - 貴生川駅 - 三本柳 - 杣中口 - 深川口 - 野田 - 甲南ゴルフ場 - 高野(甲賀) - 大原市場 - 甲賀駅
  • 水口町役場前 - 川田神社前 - 東内貴 - 貴生川駅
  • 貴生川駅 - 三本柳 - 杣中口 - 深川口 - 野田 - 甲南ゴルフ場 - 高野(甲賀) - 大原市場 - 甲賀駅
  • 甲賀駅 - 田堵野 - 油日駅 - 山崎 - 五反田口 - 余野 - 倉部口 - 倉部 - 柘植町 - 天神山 - 小林 - 柘植駅
  • 甲賀駅 - 甲賀中学校前 - 相模 - 鳥居野 - 櫟野 - 鳥居野 - 相模 - 甲賀中学校前 - 甲賀駅
運行種別不明


「水口町役場前」行きは「水口」という幕で運行。(※なお、「西水口」と「水口車庫」(※後の「水口営業所前」)はそれぞれの幕が実在した)

上記のほか、「信楽駅」・「田村神社」・「近江台」・「甲西グランド」・「ハ田」・「唐戸川」などを発着する路線、「手原駅」・「葉山(県道)」を経由する路線、「坊袋」・「上鈎(栗東)」を経由する路線なども過去に存在していたが、後に湖南市甲賀市となった路線は一部を除き、両市のコミュニティバスに移管された。

コミュニティバス

主な関連会社

グループ脱退

  • 大阪滋賀交通(貸切バス、大阪府豊中市名神口)…廃業
  • 道央観光バス(北海道札幌市、グループ入り前は北海道赤平市)…1992年グループ入りしたが、2002年3月廃業
  • 八千代タクシー(タクシー、名古屋市南区丹後通)…2012年5月で第一交通産業(福岡県北九州市)に株式譲渡
  • ホンダカーズ京都南(京都府京都市)…出資撤退
  • フォード滋賀(滋賀県大津市)…撤退
  • オートザム草津(滋賀県草津市)…撤退
  • ボウル滋賀(レジャー施設運営、湖南市夏見)2018年3月廃業
  • ボウル信楽(レジャー施設運営、甲賀市信楽町長野)廃業時期不明

脚注

  1. ^ a b c d 株式会社しがぎん経済文化センター (2016). “対談 滋賀交通株式会社 代表取締役社長 田畑太郎氏”. かけはし 2016年4月号: 6. 
  2. ^ 滋賀交通の路線図が出てきた。1989年8月頃。”. Twitter(@yukai3chome). 2022年2月1日閲覧。

外部リンク