ドラえもんのひみつ道具 (ふ)

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ドラえもんの道具 (ふ)では、藤子・F・不二雄漫画及びアニメドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「ふ」で始まるものを列挙する。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ファイタースーツ

ハツメイカーを参照。

ファンクラブ結成バッジとファンクラブ本部

ファンクラブ結成バッジとファンクラブ本部(- けっせい - ほんぶ)は、『フィーバー!! ジャイアンF・C』(てんとう虫コミックス33巻収録)に登場する。

誰かのファンクラブを作るために使用する。「ファンクラブ結成バッジ」を付けた者は、「ファンクラブ本部」という機械から放つ指令電波に操られ、強制的にファンクラブに入会させられてしまう。一度バッジを付けてしまうと、決して外すことはできない。

嫌な人のファンクラブに入ってしまった場合は、ファンの反応も嫌々クラブに入っている風ではあるが、ファンクラブ本部の指令電波を調節することでファンの熱狂度も操ることができる。劇中ではジャイアンのファンクラブを作ったところ、やはり皆の反応は今ひとつだったが、指令電波を最強にすると、皆がコンサートで良い席をとろうと、会場の空き地に前日から列を成すほどにまでなってしまった。

ファンタグラス

ファンタグラスは、『タンポポ空を行く』(てんとう虫コミックス18巻収録)などに登場する。

眼鏡にイヤホンがついたような道具。これを装着して動物や植物を見ると、童話やファンタジーのように擬人化された姿に見え、声も聞こえるようになる。

ドラえもんの解説では、本当に動植物が喋っているわけではなく、ファンタグラスの使用者の潜在意識が言葉となって聞こえているだけとのことだが、劇中ではのび太の知らないはずのことを動植物が喋るシーンもあり、この解説には疑問が感じられる。

また、「うつしっぱなしミラー」にも「ファンタフィルター」として同様の機能が内蔵されている。

てんとう虫コミックス25巻『羽アリのゆくえ』では、「ファンタメガネ」と呼ばれている。

ファンタ爺や

ファンタ爺やは、『ファンタ爺や』(アニメオリジナル作品。1993年5月14日放送)に登場する。

何かがあるとゲーム感覚になるが、負けるとスタート地点に戻されてしまう。

風雲ドラえもん城

風雲ドラえもん城(ふううん - じょう)は、映画『のび太と竜の騎士』に登場する。

竜人族たちと対立する羽目になったドラえもんが建てた城。その名が示す通り『風雲!たけし城』のパロディだが、単なるパロディに留まらず、城全体をバリヤーで覆うことによって砲撃程度は防御できる。またこの道具は、ドラえもんがポケットから出す道具の中で最大のものである。

風船いかだ

風船いかだ(ふうせん -)は、『のび太漂流記』(てんとう虫コミックス6巻収録)に登場する。

ゴムボートのように空気で膨らませるいかだで、膨らませないときは手のひら程度の大きさで手軽に持ち運びできる。

いかだと言うだけあって、動力は持たない。

風神うちわ

強力うちわ「風神」を参照。

風蔵庫

台風トラップと風蔵庫を参照。

プール服

プール服(- ふく)は、『ドラえもん大事典』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。

透明ビニール状の服で、中に水が入る構造になっており、プールに浸かっているように涼しく動き回ることができる。

フエールうえ木ばち

フエールうえ木ばち(- き -)は、『フエールうえ木ばち』(ぴっかぴかコミックス1巻に収録)に登場する。

この植木鉢の中に物を埋め、水をたっぷりと与えるとやがて芽が出、どんどん成長して花が咲き、やがてヤシのような10個の実がなる。この実を割ると中が空洞になっており、その中に元の埋めたものとまったく同じ物が入っており、結果的に物を10個に増やすことができる。

芽を育てるには充分に水を与える必要があり、これを怠るとしなびた実がなり、中には入っている物は小さくしなびた状態になってしまう。

フエール銀行

フエール銀行(- ぎんこう)は、『フエール銀行』(てんとう虫コミックス30巻収録)に登場する。

銀行の形をした道具で、これに現金を預けると、1時間1割で利子がつく。ちなみに計算上では10円を1週間預けると約9千万円にまでふくれ上がる。定期預金だとさらに利子が高く、1ヶ月定期は利息1時間2割、1年だと5割。

銀行強盗を防ぐため、フエール銀行を壊そうとした物を電撃で撃退する機能も内蔵している。

預けるだけでなく金を借りることもできるが、利子は1時間2割と高めで、返済しないと利子として身の回りのものがどんどん消えてしまう。

フェザーゴーグル

フェザープレーンを参照。

フェザープレーン

フェザープレーンは、『フェザープレーン』(てんとう虫コミックス32巻収録)に登場する。

室内用軽量飛行機「フェザープレーン」の未来版。人が乗れるほどの大きさだが、現代のものと同じく非常に軽量で、指1本で持ち上げることができる。機首に備えられているゴム仕掛けのプロペラを巻くことで、空を飛ばすことができる。

人間の体重を支えるほどのパワーはないが、専用のフェザーゴーグルを頭に付けると体が軽くなり、このフェザープレーンに乗ることができる。但しスピードは人間が歩くより遅い。

フエルミラー

フエルミラーは、『かがみの中ののび太』(てんとう虫コミックス5巻収録)に登場。

この道具を使うと、ある物を2つに増やす事ができる。使い方はまずスイッチを入れ、増やしたい物をこの鏡に映し、鏡の中に手を入れて増やしたい物を取り出す。

また鏡なので左右逆向きに物が出てくる。そのため硬貨や紙幣は増やしても使いものにならない。

バリエーションとして、『サンタメール』(てんとう虫コミックス21巻)、『のび太の創世日記』では手鏡状の「フエルミラー コンパクトタイプ」が登場する(普段使われているのは鏡台型)。

作品中では鏡の中ののび太が鏡から勝手に出てきてしまった事もある。そのとき、本物ののび太は鏡の中に追いやられてしまった。なお、鏡の中の世界は真っ暗だった。

プカリクリーム

プカリクリームは、『ペタリ甲板』(カラーコミックス5巻、藤子不二雄ランド34巻収録)に登場する。

これを体に塗ると、体が水をはじくようになり、水上を自在に歩き回ることができる。

同様の道具に「あめんぼう」がある。

ふきかえ糸電話

ふきかえ糸電話(- いとでんわ)は、『ふきかえ糸電話』(てんとう虫コミックス37巻収録)に登場する。

形は糸電話に似ているが、普通の糸電話は糸の両端に受話器(紙コップ)がついているところが、このふきかえ糸電話は糸の片方にしかついていない。受話器がない方の糸の先端を誰かにつなげ、受話器から声を送ると、糸を繋いだ相手にその言葉を喋らせることができる。糸を繋いだ相手は動物でも、また眠っている人間でも良い。

武器よさらば灯

武器よさらば灯(ぶきよさらばとう)は、映画作品アララ♥少年山賊団!』に登場する。

ドラミの持つ道具。武器を持っている人にこの道具の光を浴びせると、武器が野菜に変化し、攻撃力を失わせることができる。

復元光線

復元光線(ふくげんこうせん)は、『(秘)スパイ大作戦』(てんとう虫コミックス1巻収録)などに登場する。

現代の懐中電灯のような形状。壊れた物体に復元光線から発する光線を浴びせると、壊れる前の状態に戻してくれる。タイムふろしきでも同様な使い方をすることが可能。

表記は初出では「復元光線」だったが、現在の単行本では「復原光線」とされている。

復元フード

復元フード(ふくげん -)は、『そっくりペットフード』(「小学四年生」1990年10月号に掲載)に登場する。

そっくりペットフード」の効力を打ち消す道具。丸薬状で、瓶に入っている。ドラえもんが本来持っていたものではなく、のび太が「そっくりペットフード」を勝手に買ったことを知り、ドラえもんが慌てて購入したもの。

ふくびんコンビ

ふくびんコンビは、『ふくびんコンビ』(てんとう虫コミックス20巻収録)に登場する。

福の神と貧乏神を模した小型ロボットのコンビ。それぞれ後頭部にボタンがついており、誰かを見せながらボタンを押すと、その相手をそれぞれのロボットが付いて歩くようになる。以降、貧乏神がついた方に幸運が訪れると、その得が福の神のついた方に訪れる(貧乏神側が道に落ちている紙幣を拾おうとすると、風で紙幣が福の神側に飛ばされる、など)。逆に福の神側が災難に逢うと、その災いが貧乏神側に訪れる(物が飛んできて福の神側に当たりそうになると、電柱に当たって貧乏神側へ跳ね返る、など)。どちらかの後頭部のボタンを再度押すと、効果は切れる。

フクロマンスーツ

フクロマンスーツは、『フクロマンスーツ』(てんとう虫コミックス34巻収録)に登場する。

このスーツを着ると「フクロマン」という架空のヒーローになることができる。飛行・怪力などの能力が身に付くものの、玩具なので性能は今ひとつで、空を飛ぶには空中を泳がなければならず、パンチでコンクリートブロック程度を叩き壊せるものの、それ相応の痛みを伴う。物語の中でのTV番組「コンドルマン」にあやかって、デザインはフクロウの姿をモチーフにしており、外観も今ひとつ。

ふくわらい石けん

ふくわらい石けん(- せっ -)は、『ふくわらい石けん』(藤子不二雄ランド19巻収録)に登場する。

この石鹸で顔を洗うと、顔から目、鼻、口がはずれ、それらを自分の顔に取り付けることで実物の福笑いとして遊ぶことができる。

腹話ロボット

腹話ロボット(ふくわ - )は、『腹話ロボット』(てんとう虫コミックス32巻収録)に登場する。

小さな人形型ロボット。肩に乗せると、そのロボットが肩に乗った人の口を動かして、腹話術のようにその人の声で嘘を本当のように話す。その話を聞いてる人は、どんなにいい加減な理屈でも信じてしまう。ロボットを止めると嘘がばれる。

ふしぎなめがね

ふしぎなめがねは、『ふしぎなめがね』(「小学一年生」1973年11月号掲載)に登場する。

この眼鏡をかけ、人を見ながら自分の目を上下左右に動かすと、あたかも念力のように、手を触れなくても相手をその通りに動かすことができる。

プッシュドア

プッシュドアは、『プッシュドア』(てんとう虫コミックス20巻収録)に登場する。

適当なドアに取り付け、キー裏に場所名を書き込み赤いボタンと一緒にプッシュするとどこでもドアの様にドアを通じて書いた場所につなげる事が出来る。行き先はキーの数(12ヶ所)まで指定可能。白いボタンを押せば普通のドアに戻り、これを忘れると取り付けたドアから知らない人がいきなり入ることがある。

物体瞬間移動機

物体瞬間移動機(ぶったいしゅんかんいどうき)は、『物体瞬間移動機』(藤子不二雄ランド4巻収録)に登場する。

離れた場所にある物を瞬間移動によって手元に取り寄せる道具。方位と距離を指定することで、その物のある場所を機械に備えられたスクリーン上に映し出し、機械を作動させることで、その物が一瞬にして手元へ転送される。

これを使えばどこにある物でも何でも取り寄せられるため、「ドロボー機」という物騒な別名が付いている。

物体電送アダプター

物体電送アダプター(ぶったいでんそう -)は、『真夜中の電話魔』(てんとう虫コミックス30巻収録)に登場する。

皿状の道具で、電話機の送話口に取り付けて電話をかけ、送話口に手を突っ込むと、先方の受話器からその手が飛び出す。これによって品物を先方へ送ったり、逆に電話先から品物をこちらへ取り出すことができる。

物体変換クロス

物体変換クロス(ぶったいへんかん -)は、『マジックの使い道』(てんとう虫コミックス41巻収録)に登場する。

2つの物の位置を入れ替えることのできる布。片方にこの布をかぶせ、もう一つの物の名前を呼ぶと、2つの物が入れ替る。

同様の道具に「とりかえっこふろしき」がある。

物体変換銃

物体変換銃(ぶったいへんかんじゅう)は、『物体変換銃』(てんとう虫コミックス38巻収録)に登場する。

物体に銃口を向け、元素組成を操作して別の物体に作り変えることのできる銃。何の物体に変えるかは銃についている指令マイクで言葉合わせで指定し、たとえば大根に対して「ダイコン マイナス ダイ、プラス ラジ」と言うと、大根がラジコンに変わる。15分経つと元の姿に戻る。

フトメレンズ

フトメレンズは、『ふんわりズッシリメーター』(てんとう虫コミックス41巻収録)に登場する。

ドラミの道具。眼鏡に付けるレンズか、もしくは眼鏡そのものと思われる。このレンズを通して見ると、周囲の人が太めに見える。

部分進化ガン

部分進化ガン(ぶぶんしんか -)は、『うら山のウサギ怪獣』(てんとう虫コミックス29巻収録)に登場する。

外観はライフル銃のようで、動物の体の一部を別の動物の姿へと進化させることができる。サル、鳥、ライオン、ゾウなどの弾丸が用意されており、これを銃に装填して動物の体を撃つと、その部分がその弾丸の種類に応じた形となる。10分経つともとの姿に戻る。

たとえばゾウだまを犬の顔に撃つと、犬の鼻がゾウのように伸びてものを怪力でつかみ上げたり、トリだまをウサギの前脚に撃てば、ウサギに翼が生えて空を飛んだりする。

ふみきりセット

ふみきりセットは、『ふみきりセット』(てんとう虫コミックス15巻収録)に登場する。

線路にある踏切の形をした道具。電車の形をした警笛を鳴らすと作動し、あらゆる追跡者を足止めしてしまう。

乗り越えようとすると上に上がって超えられなくし、下をくぐろうと屈みこむと下に降りてきて通せんぼするなど性能は抜群。また石などを投げつけるとバットのようにはじき返してしまう。警笛を解除するまで効果は続く。

ブラックベルト

ブラックベルトは、『黒おびのび太』(てんとう虫コミックス5巻収録)に登場する。

身につけると柔道の達人になれるが、触られると自動的に投げてしまうという欠点がある。

名前の由来は柔道の有段者に授けられる『黒帯』から。

似た道具に相撲のまわしの形をした『横綱ベルト』という道具がある。

ブラックホール分解液

ミニ・ブラックホールを参照。

ブラックホールペンとホワイトホールペン

ブラックホールペンとホワイトホールペンは、『ブラック・ホワイトホールペン』(てんとう虫コミックス44巻収録)に登場する。

それぞれボールペンのような道具。ブラックホールペンで壁や紙などに描いた円に物を投げ込むと、物が吸い込まれて消え去る。後で別の場所にホワイトホールペンで同じように円を描くと、その円からその物が飛び出す。

うかつにブラックホールの円に人が近づくと、誤って円に吸い込まれてしまう恐れもある。

この道具は、1986年に「コロコロコミック」誌上で行われた「ドラえもんひみつ道具アイディアコンテスト」において入選した、読者のアイディアで生まれた道具である。

プラモ化カメラ

プラモ化カメラ(- か -)は、『百丈島の原寸大プラモ』(てんとう虫コミックス28巻収録)に登場する。

物体を撮影してプラモデルを作り出すカメラ。撮影対象は人、乗物、自然物など何でも良い。縮尺も自在に調節できる。また撮影対象は実物ではなく、その対象が映った写真や絵でも良い。絵を撮影した場合は、どんなに下手な絵でも実物そっくりにプラモ化する。劇中では船の写真で船のプラモを、ドラえもんが島を描いた絵で島のプラモを作り出した。

テレビ、クーラー、ステレオ等の家電製品をプラモ化すると、本物同様に使用できる。動物やロボットをプラモ化した場合は、「オートアクションユニット」を組み込むことで本物そっくりに動く。

フリーサイズぬいぐるみカメラ

フリーサイズぬいぐるみカメラは、『フリーサイズぬいぐるみカメラ』(てんとう虫コミックス40巻)という回に登場する。

このカメラを使って撮影すると、撮影した人のぬいぐるみが作れる。しかも撮影したすぐ直後にぬいぐるみが作成される。このカメラで生成されたぬいぐるみは体の大小や、体格に関わらず誰でも着れる。しかも生成されるぬいぐるみは非常によく出来ており、他人から見てもそっくりなほどである。

ふりだしにもどる

ふりだしにもどるは、『ふしぎなさいころフリダシニモドル』(小学三年生1973年1月号掲載、単行本未収録)、『はるかぜうちわ』(小学一年生1978年3月号掲載、単行本未収録)、『ハッピーバースデイ・ジャイアン』(てんとう虫コミックス23巻収録)、『ぐ~たら正月セット』(てんとう虫コミックス35巻収録)の4話に登場。

一種のタイムマシンである。サイコロ型で振ることによってものごとをふりだしに戻す。

初登場時のみ効果は「サイコロの目一つにつき1分の時間が戻る」であったが、その後の作品では、そのような描写は無い。

ブルートレインセット

ブルートレインセットは、『ブルートレインはぼくの家』(てんとう虫コミックス25巻収録)に登場する。

自分の家をまるごとブルートレインにして夜間の鉄道旅行を楽しむ道具。東京・長崎間寝台列車である「さくら」のマークを家のドアに貼り、室内で列車の運転席らしき道具を出して操作すると、家がそのまま列車のように動き出す。家全体が四次元空間に入るため、周囲の他の家などの障害物は突き抜けてしまう。実際の線路を走ることも可能で、スピードは本物の電車以上。

ブルートレインというだけあって、夜しか動かすことができない。

なお道具の名称は書籍「ひみつ道具大事典」によるもので、劇中では道具の名称は呼ばれない。

ブロージェット

ブロージェットは、『エネルギーせつやく熱気球』(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』4巻収録)に登場する。

エネルギー節約熱気球の操縦に使用するメガホンのような道具。これで軽く息を吹き込むと、その反動で気球を推進させることができる。

ふろしきタクシー

ふろしきタクシーは、『ふろしきタクシー』(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』1巻収録)に登場する。

この風呂敷を広げた上に人が乗ると、ひとりでに風呂敷が包まれる。そしてその風呂敷包みを見た人は、否応無しに「運転手」にされてしまい、ひとりでに風呂敷包みを持ち上げ、中の人の言うがままに目的地まで歩かされてしまう。

通常のタクシー同様、目的地の所在を風呂敷の中の人か運転手が知っている必要がある。のび太は目的地の正確な所在を知らない人を、誤ってふろしきタクシーで運ぶ羽目になり、自分もその場所を知らないために夜まで右往左往する羽目になった。

フワフワオビ

フワフワオビは、『しずちゃんのはごろも』(てんとう虫コミックス2巻収録)に登場する。

伝承の天女の羽衣のような美しい帯で、これを体に巻きつけると体が宙に浮き、空を飛ぶことができる。

ふわふわガス

ふんわりガスを参照。

ふわふわぐすり

ふわふわぐすりは、『雲の中の散歩』(てんとう虫コミックス11巻収録)に登場する。

仁丹に似た薬で、これを噛むと体内に空気より軽いガスが発生し、手で羽ばたきすることで空を飛べるようになる。

1粒のみで雲の上まで行くことができるが、ジャイアンは飲み過ぎた為に強烈な勢いで空の上まで吹っ飛んでしまった。なおガスは時間が経つと自然に体から抜ける。

フワフワ銃

フワフワ銃(- じゅう)は、映画作品のび太と銀河超特急』『のび太のねじ巻き都市冒険記』に登場する。

本来は『銀河超特急』の舞台、ハテノハテ星雲のテーマパーク「ドリーマーズランド」の遊戯施設「西部の星」で拳銃代りに使用されている銃。遊戯用だけあって殺傷能力はなく、撃たれた人間はアドバルーンのように体が膨れ上がって宙に浮かび上がり、身動きが取れなくなってしまう。1時間経つと元に戻り、地面に降りられる。ロボットを撃って機能を停止させることもできる(撃たれたロボットは西部の星の悪役のみ。ドラえもんは撃たれる前にネズミで気絶しており、他のロボットにも効くかは不明)。

ドラえもんがドリーマーズランド来訪記念に1丁貰ってポケットに収めておいた為、『ねじ巻き都市冒険記』においては銃の名手であるのび太が武器として使用した。

なお道具の名称が登場するのは『ねじ巻き都市冒険記』のみ。

フワフワリング

創世セットを参照。

ふわりねんど

ふわりねんどは、『ふわりねんど』(「小学一年生」1979年4月号掲載、カラー作品集6巻に収録)に登場する。

大きなチューブに入った粘土で、これで作った粘土細工は風船のように空に浮かべることができる。十分な量を使えば、人が乗っても空に浮くほどの浮力を持つ。

分かいドライバー

分かいドライバー(ぶん -)は、『分かいドライバー』(『てれびくん』1977年6月号掲載)に登場する。

どんな物でも分解するドライバー。物の中央部分にこのドライバーで触れると、たちまちバラバラに分解してしまう。機械類を部品の状態にまで分解することはもちろんのこと、人間や動物に触れれば五体がバラバラになり、好きなようにつけ直すこともできるし、他人の身体を乗っ取る事もできる。また、何故か頭の部分が無くても思考する事が可能と思われる(劇中では、「腰部分と左手だけののび太」がその他の身体とは別に行動している)。 その回の壊れっぷりから、一部のファンにカルト的な人気がある。

分身ハンマー

分身ハンマー(ぶんしん -)は、『分身ハンマー』(てんとう虫コミックス27巻収録)、「四次元くずかご」(てんとう虫コミックス45巻収録)に登場する。

やらなければならないことが同時に2つできたとき、このハンマーで頭を叩くと分身が飛び出して体が2つに分かれ、2つのことができるようになる。やりたくないことを担当する方が分身として本体から飛び出すようで、やる気のなさの分、体の色も薄くなる。さらにやる気のない場合は、分身を出そうとしてもすぐに引っ込んでしまうので、強く叩いて強引に分身を飛び出させる必要がある。やらなければならないことが増えるつど、本体の頭をハンマーで叩けば、分身はいくらでも作ることができる。分身の頭をハンマーで叩くと、分身は本体に戻る。ちなみに古いハンマーでも体の色が薄くなる。また、分身も用便を行う事が確認されている。

分析機

なんでも分析機を参照。

ふんわりガス

ふんわりガスは、『ふんわりガス』(藤子不二雄ランド11巻収録)に登場する。

このガスを吹きつけた物は何でも空気より軽くなり、ふんわりと宙に浮く。

雑誌掲載時の名称は「ふわふわガス」だった。

ふんわりズッシリメーター

ふんわりズッシリメーターは、『ふんわりズッシリメーター』(てんとう虫コミックス41巻収録)に登場する。

機械についたレンズ越しに相手を覗き、メーターを操作すると相手の重さがそれにあわせて増減する(例えば-1だと1kg痩せ、+2だと2kg重くなる)。

ドラミが出した道具である。類似した道具におもかるとうがある。

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関連項目